JP3607844B2 - 除湿機 - Google Patents

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大三 矢嶋
雅也 榊
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気中の水分を除湿する除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.
図8は従来の除湿機を示す垂直断面図である。図において、101はユニット背面に設けられた吸込口102の下流側の風路103に配置された蒸発器である。その下流側には凝縮器104が設けられ、更にその下流側には送風ダクト105、送風ファン106を介して風向可変ベーン107を有する吹出口108がユニット上面に設けられている。また、ドレン口110の下には、タンク111が設置されている。一方蒸発器101と凝縮器104は冷媒配管にて底板112の上に取り付けられた圧縮機113に連結され、冷媒回路を構成している。
【0003】
次に、動作について説明する。圧縮機113が運転を開始すると、高温高圧の冷媒ガスが凝縮器104に流れ込み、凝縮器104は高温に保たれる。また一方、送風ファン106により吸込口102より吸い込まれた空気114により凝縮器104の冷媒ガスは冷却され凝縮し、高温高圧の気液混合状態となり、凝縮器104より流出し、更に毛細管を通ることにより低温低圧の冷媒液となり蒸発器101に流入する。
【0004】
蒸発器101の冷媒液は吸い込まれた空気114で加熱されて蒸発し、低圧の冷媒ガスとなって圧縮機113に吸入される。その時、同時に吸い込み空気114は蒸発器101で冷却され、冷却後の温度における飽和水蒸気より多い水分は結露して、ドレンパンに受けられ、更にドレン口を通ってタンク111内に落ち、貯められる。このように、蒸発器101を通過することで冷却され、絶対湿度の低下した吸い込み空気114は更に凝縮器104を通過して加熱され、常温の乾燥した空気として送風ダクト105を通り、送風ファン106により吹出口108より上方に放出される。
【0005】
従来例2.
除湿機は、本来の目的である空中の水分を除湿すること以外に、湿気を帯びた対象物に直接に乾燥した空気を吹き出して乾燥することが考えられ、こうした目的で2方向に吹出口を設けた除湿機がある。
図9は、例えば特開平5−141705号公報に示された2方向吹き出し除湿機の吹き出し部分の構造を示した図である。図において、125は吸込口、136は蒸発器、138は凝縮器、153は送風ファン、126は第1の吹出口、127は第2の吹出口、162は図9(A)では第1の吹出口126へ、図9(B)では第2の吹出口127へ送風を切り換える風向案内板である。
【0006】
前面の吸込口125からの空気は、蒸発器136と凝縮器138で除湿後に、図示されないモータで同軸駆動される送風ファン153による風を一旦1方向の上方に集め、風向案内板162により、第1の吹出口126または第2の吹出口127へ切り替えて排気する。
【0007】
従来例3.
図10は、例えば特開平8−189664号公報に示された2方向吹き出し除湿機の断面構成図である。図において、133は吸込口、136は蒸発器、138は凝縮器、140はファンモータ、137はファンモータ140で同軸駆動される送風ファン、132は第1の吹出口、134は第2の吹出口、131は吹出ルーバーである。
【0008】
空気は前面吸込口133から取り入れられ、除湿後、送風ファン137で上下の2方向に送られ、それぞれ第1の吹出口132と第2の吹出口134から排気される。しかし、これら従来例2,3では、送風ファン153、送風ファン137はともに遠心ファンであり、従って送風は回転軸に対していったん直角方向にまとめられて、その出口で送風を再び回転軸方向に切り換える構造となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の除湿機は以上のように構成されており、従来例1では、乾燥した空気のための排気口が一定方向であり、洗濯物や湿気を帯びた畳、押し入れや靴箱等に直接風を送って乾かすことができない、という問題点があった。また、吹出口方向が1箇所であるため、空気の吹き出し速度が速くなることから、騒音の面で問題点があった。また、吹出口が水平方向に長い形であるため、鉛直方向に長い隙間の乾燥には効率が良くなかった。
【0010】
従来例2では、吹き出し方向が2方向であり、どちらか1つの吹出口しか選択できないため、用途が限定され、使用勝手の面で問題点があった。
【0011】
従来例3では、吹き出し方向が2方向であり、またどちらの吹出口も水平方向に長い形であるため、用途が2つに限定され、使用勝手の面で問題点があった。
【0012】
従来例2,3では、乾燥した空気をまとめてから出口で送風の向きを切り換えているので、吹出口での圧力損失が増大することから、送風効率や騒音の面で問題点があった。
【0013】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は、用途に適した気流を吹き出す除湿機を得ることである。
また、第2の目的は、様々な用途に使用できる除湿機を得ることである。
また、第3の目的は、1つのターボファンで、風路を切り換えたり、広い方向に吹き出したり、多方向に同時に吹き出したりすることができる除湿機を得ることである。
また、第4の目的は、低騒音かつ高効率な除湿機を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る除湿機は、外郭を形成する本体筐体と、この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、本体筐体に設けられ、縦方向の隙間を乾燥させるのに適した縦長気流をつくる縦長の吹出口および洗濯物乾燥に適した気流をつくる横長の吹出し口と、を備えたものである。
【0016】
また、外郭を形成する本体筐体と、この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、本体筐体に設けられ、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができる環状の吹出口と、を備えたものである。
【0017】
また、外郭を形成する本体筐体と、この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、本体筐体に設けられ、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができるコの字型の吹出口と、を備えたものである。
【0018】
また、外郭を形成する本体筐体と、この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、本体筐体に設けられ、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができる折れ線形状の吹出口と、を備えたものである。
【0019】
また、外郭を形成する本体筐体と、この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、本体筐体に設けられ、縦長の吹出口と横長の吹出口を含む少なくとも3種類以上の気流を吹出すことができる3個以上の吹出口と、を備えたものである。
【0020】
また、外郭を形成する本体筐体と、この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、本体筐体に収納され、空気の送風を行う、スクロールケーシングを用いないターボファンと、本体筐体に設けられ、空気を吹き出す吹出口と、を備えたものである。
【0021】
また、スクロールケーシングを用いないターボファンと、吹出口として、吹き出し空気を上方向に吹き出す第1の吹出口と、下方向に吹き出す第2の吹出口と、左方向に吹き出す第3の吹出口と、右方向に吹き出す第4の吹出口と、を備えたものである。
【0022】
また、吹出口を覆う風向可変ベーンを設けたものである。
【0023】
また、風向可変ベーンは吹出口を分割して覆うものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明の低騒音吹き出しと、高効率かつ低騒音に複数方向への吹き出しの任意切り換え、複数方向への同時吹き出しが可能な除湿機の一例を、図に基づいて説明する。冷凍サイクルの構成は従来技術のものと同様である。
図1から図3は実施の形態1における除湿機を示す図で、図1は除湿機の正面外面図、図2は除湿機の側面断面図、図3は除湿機の正面断面図である。
【0025】
図1〜3において、送風機の一例である、スクロールケーシングを用いないターボファン1を中心として、本体筐体の上方に横長の上方向吹出口2、下方に横長の下方向吹出口3、左方向に縦長の左方向吹出口4、右方向に縦長の右方向吹出口5が設けられている。各吹出口には、風向制御用兼吹出口を閉めるための蓋である風向可変ベーン6、7、8、9が設置されている。10は除湿機本体の背面にあるユニット背面の吸い込みグリル20に設けられた吸込口で、この吸込口10の下流側の風路19に蒸発器11と凝縮器12が設置されている。
【0026】
蒸発器11で結露した水は、ドレンパン18に受けられドレン口13を通ってタンク14内に落ち貯められる。一方蒸発器11と凝縮器12は冷媒配管にて底板15の上に取り付けられた圧縮機16に連結され、冷媒回路を構成している。
【0027】
次に動作について説明する。
スクロールケーシングを用いないターボファン1が稼動して回転すると、このターボファン1への吸い込み流れは、ユニット背面の吸込口10から吸い込まれ、蒸発器11、凝縮器12を順次通過した後、ターボファン1へと至る。そしてターボファン1を通過した流れは羽根車回転方向に対し放射状に吹き出され、長手方向の異なる各吹出口、上方向吹出口2、下方向吹出口3、左方向吹出口4、右方向吹出口5から吹き出し風として流出される。
【0028】
このとき各吹出口に設置してある風向可変ベーン6、7、8、9により、各吹出口からの流出角度が任意に制御される。風向可変ベーン6、7、8、9は、手動により位置を決定できる。もしくは、運転モードに合わせて自動的に風向可変ベーン6、7、8、9が制御される。このとき、風向可変ベーン6、7、8、9のいずれか1箇所以上3箇所以下が閉まっている場合は、吹出口が任意に選択されて風向が制御される。また、風向可変ベーン6、7、8、9の開閉と角度を連動させて制御することにより、同時に任意の方向に吹き出すことができ、空気の吹き出し形態を幅広く設定することが可能となる。
【0029】
左方向吹出口4、右方向吹出口5は縦長であるため、押し入れ、靴箱や家具の隙間など、縦方向の隙間を乾燥するのに適した縦長気流をつくることができる。
【0030】
また、上方向吹出口2は従来の除湿機と同じく横長であるため、同じ除湿機で洗濯物乾燥に適した気流をつくることもでき、縦長気流と横長気流の使い分けが可能となる。
【0031】
また、吹出口が上方向吹出口2、下方向吹出口3、左方向吹出口4、右方向吹出口5、と4箇所設けてあるので、任意の方向を選択して吹き出す場合には、例えば洗濯物乾燥に適した上吹き横長気流、床乾燥に適した横長下吹き気流、押し入れや靴箱乾燥に適した側方吹き縦長気流と、少なくとも3種類以上の気流を吹き出すことができ、用途に応じた使い分けが可能となる。
【0032】
また、多方向に同時に吹き出す場合は、同一風量時において各吹出口での流速が小さくなるため、同一風量時の騒音が従来のものと比較して小さくなり、除湿機としての性能が向上する。
【0033】
また、多方向に同時に吹き出すことで広い角度に吹き出すことが可能となり、同時に多くのものに乾燥空気を当てることが可能となる。
【0034】
また、ある吹出口からの気流に、異なる吹出口からの気流を当てることによって、その気流を制御することが可能となり、例えば気流到達距離を伸ばすことが可能となる。
【0035】
また、スクロールケーシングを用いないターボファン1を使用しているため、全体構造が単純になり、組み立て性、解体性が良くなる。そのため、吹出口が複数になっても全体の構造が複雑にならない。また、従来の除湿機に比べてスクロールケーシングの分だけ寸法に余裕が生じ、ファン径や圧縮機16を大きくすることができ、除湿能力を上げることが可能となる。また、スクロールケーシングの分だけユニット全体の寸法を小さくすることも可能である。
【0036】
また、ターボファン1を用いているために、従来のシロッコファンやクロスフローファンを用いた除湿機よりもモータ効率が上がる。また、ターボファン1を用いているために、従来のシロッコファンやクロスフローファンと比較して、圧力損失が大きい風路でも動作が安定し、騒音の急激な悪化を生じない。よって、熱交換器前面面積の制約が従来の除湿機と同一の場合でも、フィン間の距離の狭い熱交換器や、列数の大きな熱交換器を用いることが可能となり、除湿能力も向上する。
【0037】
また、上下左右に吹出口を設けているために、ターボファン1からの吹き出し空気の角度を急激に変化させなくともユニット外部の様々な方向に吹き出すことが可能となり、送風効率が向上する。
【0038】
上述の実施の形態では、除湿手段として冷凍サイクルを用いるものを示したが、これ以外のもでもよい。
【0039】
また、送風機としてスクロールケーシングを用いないターボファンを用いるものを示したが、他の送風機でもよい。
【0040】
また、長手方向が直交する吹出口を示したが、直交でなくても方向が異なればよい。
【0041】
実施の形態2.
上記実施の形態1において、吹出口に設置されている風向可変ベーンは4個であるが、風向可変ベーンで吹出口を分割して塞ぐ構成とすることができる。
図4は実施の形態2を示す図で、除湿機の正面断面図である。図において、21〜26は、上方向吹出口2、左方向吹出口4、右方向吹出口5の吹出口を分割して塞ぐ風向可変ベーンである。図示されていないが、下方向吹出口3も同様に吹出口を分割して塞ぐ風向可変ベーンが設けられている。吹出口を分割して塞ぐ風向可変ベーンを設けることにより、吹き出し空気の吹き出し幅を制御することが可能となり、狭い空間の除湿に適した気流をつくることができる。
図4では、各吹出口を2分割して塞ぐものを示したが、分割数はもちろんこれに限定されるものではない。
【0042】
実施の形態3.
上記実施の形態1では吹出口は4個所であったが、吹出口が環状である形態として、吹出口をロの字型の構成とすることができる。
図5は実施の形態3を示す図で、除湿機の正面図である。図において、27はロの字型吹出口である。このロの字型吹出口27を設けることにより、従来の横に広く縦に細い気流だけではなく、広がり方向の異なる気流をつくることが可能となり、従来の除湿機よりも用途が広がり使い勝手が向上する。
【0043】
なお、ロの字型吹出口27を分割して塞ぐ風向可変ベーンを設けることにより、吹き出し空気の吹き出し方向や吹き出し幅を制御することが可能となり、様々な気流をつくることができる。これにより実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
【0044】
実施の形態4.
上記実施の形態1では吹出口は4個所であったが、吹出口が円弧形状である形態として、吹出口をコの字型の構成とすることができる。
図6は実施の形態4を示す図で、除湿機の正面図である。図において、28は円弧状吹出口、29は円弧状下吹出口である。円弧状の吹出口を設けることにより、従来の横に広く縦に細い気流だけではなく、広がり方向の異なる気流をつくることが可能となり、従来の除湿機よりも用途が広がり使い勝手が向上する。
【0045】
各吹出口を分割して塞ぐ風向可変ベーンを設けることにより、吹き出し空気の吹き出し方向や吹き出し幅を制御することが可能となり、様々な気流をつくることができる。これにより実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
【0046】
実施の形態5.
上記実施の形態1では吹出口は4個所であったが、吹出口が折れ線形状である形態として、吹出口をコの字型の構成とすることができる。
図7は実施の形態5を示す図で、除湿機の正面図である。図において、30はコの字型吹出口である。コの字型吹出口30を設けることにより、従来の横に広く縦に細い気流だけではなく、広がり方向の異なる気流をつくることが可能となり、従来の除湿機よりも用途が広がり使い勝手が向上する。
【0047】
吹出口を分割して塞ぐ風向可変ベーンを設けることにより、吹き出し空気の吹き出し方向や吹き出し幅を制御することが可能となり、様々な気流をつくることができる。これにより実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】
この発明に係る除湿機は、縦方向の隙間を乾燥させるのに適した縦長気流をつくる縦長の吹出口および洗濯物乾燥に適した気流をつくる横長の吹出口を設けることにより、従来の横に広く縦に細い気流だけではなく、広がり方向の異なる気流をつくることが可能となり、従来の除湿機よりも用途が広がり使い勝手が向上する。
【0050】
また、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができる環状の吹出口を設けることにより、従来の横に広く縦に細い気流だけではなく、広がり方向が異なる気流をつくることが可能となり、従来の除湿機よりも用途が広がり使い勝手が向上する。
【0051】
また、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができるコの字型の吹出口を設けることにより、従来の横に広く縦に細い気流だけではなく、広がり方向が異なる気流をつくることが可能となり、従来の除湿機よりも用途が広がり使い勝手が向上する。
【0052】
また、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができる折れ線形状の吹出口を設けることにより、従来の横に広く縦に細い気流だけではなく、広がり方向が異なる気流をつくることが可能となり、従来の除湿機よりも用途が広がり使い勝手が向上する。
【0053】
また、縦長の吹出口と横長の吹出口を含む少なくとも3種類以上の気流を吹出すことができる吹出口を3個以上設けることにより、全体の送風量を落とさずに空気の吹き出し速度を落とすことができ、吹出口での圧力損失が小さくなる。このため従来の除湿機より低騒音に空気を除湿することが可能となる。また、3種類以上の気流を提供できるので、使い勝手が良くなり除湿機としての性能が向上する。
【0054】
また、スクロールケーシングを用いないターボファンを使用することにより、ユニット寸法が従来の除湿機と同一の場合、スクロールケーシングの分だけファンの寸法を大きくすることが可能となり、送風量が増大する。従って、除湿能力が増大する。
【0055】
さらに、スクロールケーシングを用いないターボファンを使用しているために、スクロールケーシングの分だけユニット全体を小型化することが可能となる。
【0056】
さらに、スクロールケーシングを用いないターボファンを使用しているために、ユニット寸法が従来の除湿機と同一の場合、スクロールケーシングの分だけ圧縮機を大きくすることが可能となり、除湿能力が増大する。
【0057】
さらに、ターボファンを使用しているために、シロッコファンやクロスフローファンを用いた従来の除湿機よりもモータ効率が良くなる。
【0058】
さらに、ターボファンを使用しているために、フィン間の距離が狭く、列数の多い熱交換器といった、圧力損失の大きい熱交換器を用いることが可能となり、除湿能力が増大する。
【0059】
また、吹出口を上下左右の4ヶ所に設けることにより、全体の送風量を落とさずに空気の吹き出し速度を落とすことができ、またファンからの吹き出し空気をほとんど曲げずにユニット外部に吹き出すため、吹出口での圧力損失が小さくなる。このため従来の除湿機より低騒音に空気を除湿することが可能となる。
【0060】
さらに、吹出口を覆う風向可変ベーンを設けることにより、吹出口の選択が可能となり、吹き出し空気の方向が上方向、下方向、右方向、左方向と多方向に切り換えられたり、吹き出し空気の方向を広げられる効果がある。従って、用途に応じた吹き出し空気の選択が可能となり、使用勝手が格段に向上する。
【0061】
また、吹出口を分割して覆う風向可変ベーンを設けることにより、吹き出し空気の幅を制御できる効果がある。従って、用途に応じた吹き出し空気の選択が可能となり、使用勝手が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す図で、除湿機の正面図である。
【図2】実施の形態1を示す図で、除湿機の側面断面図である。
【図3】実施の形態1を示す図で、図2におけるA−A断面図である。
【図4】実施の形態2を示す図で、除湿機の正面図である。
【図5】実施の形態3を示す図で、除湿機の正面図である。
【図6】実施の形態4を示す図で、除湿機の正面図である。
【図7】実施の形態5を示す図で、除湿機の正面図である。
【図8】従来の除湿機の垂直断面図である。
【図9】他の従来の除湿機の垂直断面図である。
【図10】さらに他の従来の除湿機の垂直断面図である。
【符号の説明】
1 ターボファン、2 上方向吹出口、3 下方向吹出口、4 左方向吹出口、5 右方向吹出口、6 風向可変ベーン、7 風向可変ベーン、8 風向可変ベーン、9 風向可変ベーン、10 吸込口、11 蒸発器、12 凝縮器、13 ドレン口、14 タンク、15 底板、16 圧縮機、17 空気、18 ドレンパン、19 風路、20 ユニット背面の吸い込みグリル、21 風向可変ベーン、22 風向可変ベーン、23 風向可変ベーン、24 風向可変ベーン、25 風向可変ベーン、26 風向可変ベーン、27 ロの字型吹出口、28 円弧状吹出口、29 円弧状下吹出口、30 コの字型吹出口。

Claims (9)

  1. 外郭を形成する本体筐体と、
    この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、
    前記本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、
    前記本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、
    前記本体筐体に設けられ、縦方向の隙間を乾燥させるのに適した縦長気流をつくる縦長の吹出口および洗濯物乾燥に適した気流をつくる横長の吹出し口と、
    を備えたことを特徴とする除湿機。
  2. 外郭を形成する本体筐体と、
    この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、
    前記本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、
    前記本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、
    前記本体筐体に設けられ、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができる環状の吹出口と、
    を備えたことを特徴とする除湿機。
  3. 外郭を形成する本体筐体と、
    この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、
    前記本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、
    前記本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、
    前記本体筐体に設けられ、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができるコの字型の吹出口と、
    を備えたことを特徴とする除湿機。
  4. 外郭を形成する本体筐体と、
    この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、
    前記本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、
    前記本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、
    前記本体筐体に設けられ、広がり方向が異なる気流を吹き出すことができる折れ線形状の吹出口と、
    を備えたことを特徴とする除湿機。
  5. 外郭を形成する本体筐体と、
    この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、
    前記本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、
    前記本体筐体に収納され、空気の送風を行う送風機と、
    前記本体筐体に設けられ、縦長の吹出口と横長の吹出口を含む少なくとも3種類以上の気流を吹出すことができる3個以上の吹出口と、
    を備えたことを特徴とする除湿機。
  6. 外郭を形成する本体筐体と、
    この本体筐体に設けられ、空気を吸い込む吸込口と、
    前記本体筐体に収納され、空気の水分の除湿を行う除湿手段と、
    前記本体筐体に収納され、空気の送風を行う、スクロールケーシングを用いないターボファンと、
    前記本体筐体に設けられ、空気を吹き出す吹出口と、
    を備えたことを特徴とする除湿機。
  7. 前記吹出口として、吹き出し空気を上方向に吹き出す第1の吹出口と、下方向に吹き出す第2の吹出口と、左方向に吹き出す第3の吹出口と、右方向に吹き出す第4の吹出口と、を備えたことを特徴とする請求項記載の除湿機。
  8. 前記吹出口を覆う風向可変ベーンを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の除湿機。
  9. 前記風向可変ベーンは前記吹出口を分割して覆うことを特徴とする請求項8記載の除湿機。
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