JPH0579325U - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JPH0579325U
JPH0579325U JP6038491U JP6038491U JPH0579325U JP H0579325 U JPH0579325 U JP H0579325U JP 6038491 U JP6038491 U JP 6038491U JP 6038491 U JP6038491 U JP 6038491U JP H0579325 U JPH0579325 U JP H0579325U
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mixing chamber
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誠也 河部
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キャビネット(20)内に隔壁(1) を介して外部
空気の冷却除湿および再熱を行う除湿室(2) と、除湿空
気および外部空気の混合を行う混合室(3) とを設ける。
除湿室(2) に外部空気の吸込口(5) を形成するととも
に、除湿室(2) 内に吸込んだ外部空気を冷却器(22)およ
び放熱器(23)を通過させた後隔壁(1) に形成した連通口
(4) から混合室(3) に送り出す送風機(6) を備えてお
く。混合室(3)に外部空気の吸込口(7) 、および除湿空
気と外部空気との混合空気の吹出口(8)を形成するとと
もに、混合室(3) 内に吸込んだ外部空気を除湿空気と混
合した後混合空気吹出口(8) から吹出す送風機(9) を備
えておく。 【効果】 冷却器による除湿能力とは無関係に、吹出さ
れた空気の風量が多くなるとともに、風速が速くなるの
で、乾燥効率が向上する。したがって、衣類や、床や、
壁等からの水分の蒸発が促進されて乾燥時間が大幅に短
縮される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、室内の除湿のみならず、衣類等の乾燥にも用いることのできる除 湿機に関する。
【0002】 この明細書において、図1および図3の左側を前、同右側を後というものとす る。また、同図の上下を上下というものとする。
【0003】
【従来の技術】
従来、除湿機としては図3に示すものが用いられていた。
【0004】 図3において、従来の除湿機は、キャビネット(20)内に、圧縮機(21)、冷却器 (22)、放熱器(23)、ドライヤ(図示略)および毛細管(図示略)よりなる圧縮式 冷凍機と、送風機(24)とを備えたものである。
【0005】 キャビネット(20)の前壁の上部に空気吸込口(25)が、上壁の後部に空気吹出口 (26)がそれぞれ形成されている。空気吸込口(25)に空気清浄用フィルタ(27)が設 けられている。キャビネット(20)の空気吸込口(25)の内側に冷却器(22)が配置さ れ、その後方に放熱器(23)が配置されている。そして、放熱器(23)の後方に送風 機(24)が配置されている。冷却器(22)および放熱器(23)の下方に冷却器(22)に結 露した除湿水を受ける受け皿(28)が配置され、受け皿(28)に形成されたドレン排 出口(28a) の下方に除湿水タンク(29)が配置されている。除湿水タンク(29)の後 方に圧縮機(21)が配置されている。
【0006】 図示は省略したが、除湿水タンク(29)に溢水防止装置が設けられている。溢水 防止装置は、いずれも図示は省略したが、除湿水タンク(29)内に回動自在に配置 されたフロートと、フロートの上下動により揺動させられるスイッチレバーと、 フロートが浮き上がったさいにスイッチレバーにより開かれて圧縮機(21)および 送風機(24)の運転を停止し、同じく下降したさいに閉じている溢水防止スイッチ とよりなる。
【0007】 このような構成において、圧縮機(21)および送風機(24)を作動させる。すると 、圧縮機(21)に吸入されて圧縮された冷媒ガスは、放熱器(23)で放熱することに より凝縮して高温高圧の液体になり、ついでドライヤで乾燥された後毛細管で減 圧され、冷却器(22)で気化する。その後、冷却器(22)で気化した冷媒ガスと、冷 媒液との混合冷媒は、配管内で冷媒ガスとなって再度圧縮機(21)に吸入される。
【0008】 一方、送風機(24)により吸込口(25)からキャビネット(20)内に吸込まれた空気 はフィルタ(27)を通過して浄化され、ついで冷却器(22)で冷却される。このとき 、空気中の水分が冷却器(22)に結露することにより除湿される。除湿された空気 は放熱器(23)で再熱され、吹出口(26)から吹出される。冷却器(22)に結露した除 湿水は、水受け皿(28)に受けられ、ドレン排出口(28a) を通って除湿水タンク(2 9)に滴下し、貯留される。除湿水タンク(29)に貯留された水の量が一定の量に達 すると、溢水防止装置により自動的に圧縮機(21)および送風機(24)の運転が停止 する。その結果、除湿水タンク(29)の水が溢れるのが防止される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、衣類等の乾燥を効率良く行なうには、被乾燥物に当たる空気の湿度 が低いこと、風量が多いこと、および風速が速いことが必要条件となる。したが って、除湿機で衣類等の被乾燥物や、除湿機が設置された部屋の床、壁等を効率 良く乾燥させるには、吹出風量を多くするとともに、風速を速くしなければなら ない。
【0010】 しかしながら、従来の除湿機では、その構造上吹出風量が吸込風量と等しいか またはこれよりも少なくなることは避け得ない。そして、従来の除湿機は除湿を 主体とするものであり、かつ冷却器の除湿能力に限界があるため、その機能上吸 込風量を増大させることはできない。また、従来の除湿機で風速を速くするには 吹出口を絞り込まなくてはならず、その結果吸込風量は一層低下する。その結果 、従来の除湿機では、吹出風量を多くすることおよび風速を速くすることは不可 能であり、しかも吹出される空気の到達距離も短くなって、十分な乾燥効率が得 られないという問題があった。
【0011】 この考案の目的は、上記問題を解決した除湿機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この考案による除湿機は、キャビネット内に圧縮機、冷却器および放熱器を備 えており、キャビネット内に吸込まれた空気を冷却器で冷却除湿し、放熱器で再 熱した後キャビネットの外に送り出すようになされている除湿機であって、キャ ビネット内に隔壁を介してキャビネット外空気の冷却除湿および再熱を行う除湿 室と、除湿空気およびキャビネット外空気の混合を行う混合室とが設けられ、隔 壁に除湿室および混合室を連通させる連通口が形成され、除湿室にキャビネット 外空気の吸込口が形成されるとともに、除湿室内に吸込んだキャビネット外空気 を冷却器および放熱器を通過させた後連通口から混合室に送り出す送風機が具備 せしめられ、混合室にキャビネット外空気の吸込口、および除湿空気とキャビネ ット外空気との混合空気の吹出口が形成されるとともに、混合室内に吸込んだキ ャビネット外空気を除湿空気と混合した後混合空気吹出口から吹出す送風機が具 備せしめられているものである。
【0013】
【作用】
衣類等の被乾燥物や、除湿機が設置された部屋の床、壁等を乾燥させる必要が ある場合には、混合室内に吸込んだキャビネット外空気を除湿空気と混合した後 混合空気吹出口から吹出す送風機を作動させると、混合室の吸込口からキャビネ ット外空気が吸込まれ、連通口を経て除湿室から送られてきた除湿空気と混合さ せられ、その後混合空気が混合空気吹出口からキヤビネット外部に吹出される。 したがって、冷却器による除湿能力とは無関係に、吹出された空気の風量が多く なるとともに、風速が速くなって空気の到達距離も長くなる。
【0014】
【実施例】
以下、この考案の1実施例を、図1および図2を参照して説明する。
【0015】 なお、図1および図2において、図3に示すものと同一機能部品には同一符号 を付して説明を省略する。
【0016】 図1および図2において、キャビネット(20)の内部に、その上部に設けられた 隔壁(1) を介してキャビネット(20)外空気の冷却除湿および再熱を行う除湿室(2 ) と、除湿空気およびキャビネット(20)外空気の混合を行う混合室(3) とが設け られている。隔壁(1) の後部に両室(2)(3)を連通させる連通口(4) が形成されて いる。
【0017】 キャビネット(20)の前壁の隔壁(1) よりも下方の部分、すなわち除湿室(2) の 前壁に空気吸込口(5) が形成されている。除湿室(2) 内に、圧縮機(21)、冷却器 (22)、放熱器(23)、ドライヤ(図示略)および毛細管(図示略)よりなる圧縮式 冷凍機と、空気吸込口(5) から除湿室(2) 内に吸込んだキャビネット(20)外の空 気を冷却器(22)および放熱器(23)に通した後連通口(4) から混合室(3) に送り出 す送風機(6) と、除湿水タンク(29)とが配置されている。
【0018】 キャビネット(20)の左右両側壁および後壁における隔壁(1) よりも上方の部分 、すなわち混合室(3) の左右両側壁および後壁にキャビネット(20)外の空気の吸 込口(7) が形成されている。また、キャビネット(20)の上壁のほぼ全体に除湿空 気とキャビネット(20)外空気との混合空気の吹出口(8) が形成されている。混合 室(3) 内に、吸込口(7) からキャビネット(20)外空気を吸込むとともに連通口(4 ) から送り出された除湿空気と混合し、混合空気吹出口(8) から外部に吹出す送 風機(9) が配置されている。
【0019】 また、混合室(3) 内に混合空気を加熱するヒータ(10)が設けられている。ヒー タ(10)は、図示しない乾燥スイッチによって圧縮機(21)および両送風機(6)(9)と は別個に作動させられるようになっている。ヒータ(10)は、図示しない温度調節 器によって、キャビネット(20)内に吸込まれる空気、すなわち除湿機が設置され る部屋内の空気の温度が設定温度以下になった場合のみに作動するようになって いる。
【0020】 このような構成において、部屋内の除湿のみを行うさいには、除湿室(2) 内の 送風機(6) だけを作動させると、従来品と同様にして室内の除湿が行われる。こ のとき、混合室(3) の送風機(9) を作動させてもよい。
【0021】 衣類等の洗濯物を乾燥させたり、室の壁や床等を乾燥させたりするさいには、 両送風機(6)(9)を同時に作動させるとともに、ヒータ(10)を作動させる。すると 、除湿された空気は、連通口(4) を通って混合室(3) 内に入り、吸込口(7) から 吸込まれたキャビネット(20)外の空気と混合させられる。この混合空気は、ヒー タ(10)により加熱された後混合空気吹出口(8) からキヤビネット(20)外部に吹出 される。したがって、冷却器(22)による除湿能力とは無関係に、吹出された空気 の風量が多くなるとともに風速が速くなり、しかも温度が高くなって乾燥効率が 向上し乾燥時間が大幅に短縮される。
【0022】 なお、上記温度調節器の働きにより、ヒータ(10)はキャビネット(20)内に吸込 まれる空気の温度が設定温度以下になった場合のみに作動させられる。したがっ て、室内温度が高く、除湿するだけで十分な乾燥効率が得られる程度に室内の相 対湿度が低下している場合には、ヒータ(10)は作動しない。その結果、省エネル ギ化が可能になる。
【0023】 上記において、2つの送風機(6)(9)は、それぞれ別個の電動機で駆動してもよ いし、あるいは1つの電動機で駆動してもよい。また、上記において、除湿室(2 ) 内で乾燥除湿された空気と、吸込口(7) から吸込まれたキャビネット(20)外の 空気とが別々に吹出されるようになっていてもよい。
【0024】 上記実施例においては、混合室(3) 内にヒータ(10)が設けられているが、これ は必ずしも必要としない。
【0025】
【考案の効果】
この考案の除湿機によれば、上述のように、冷却器による除湿能力とは無関係 に、吹出された空気の風量が多くなるとともに、風速が速くなるので、乾燥効率 が向上する。したがって、衣類や、床や、壁等からの水分の蒸発が促進されて乾 燥時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の除湿機の垂直側断面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】従来の除湿機の垂直側断面図である。
【符号の説明】
1 隔壁 2 除湿室 3 混合室 4 連通口 5 空気吸込口 6 送風機 7 空気吸込口 8 混合空気吹出口 9 送風機 20 キャビネット 21 圧縮機 22 冷却器 23 放熱器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット内に圧縮機、冷却器および
    放熱器を備えており、キャビネット内に吸込まれた空気
    を冷却器で冷却除湿し、放熱器で再熱した後キャビネッ
    トの外に送り出すようになされている除湿機であって、
    キャビネット内に隔壁を介してキャビネット外空気の冷
    却除湿および再熱を行う除湿室と、除湿空気およびキャ
    ビネット外空気の混合を行う混合室とが設けられ、隔壁
    に除湿室と混合室とを連通させる連通口が形成され、除
    湿室にキャビネット外空気の吸込口が形成されるととも
    に、除湿室内に吸込んだキャビネット外空気を冷却器お
    よび放熱器を通過させた後連通口から混合室に送り出す
    送風機が具備せしめられ、混合室にキャビネット外空気
    の吸込口、および除湿空気とキャビネット外空気との混
    合空気の吹出口が形成されるとともに、混合室内に吸込
    んだキャビネット外空気を除湿空気と混合した後混合空
    気吹出口から吹出す送風機が具備せしめられている除湿
    機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023486A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Toshiba Home Technology Corp 除湿機
CN104165418A (zh) * 2013-05-15 2014-11-26 大金工业株式会社 除湿机
JP2015042203A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 パナソニック株式会社 衣類乾燥装置
CN105276780A (zh) * 2015-10-28 2016-01-27 珠海格力电器股份有限公司 水箱和除湿机
JP2016511384A (ja) * 2013-01-29 2016-04-14 コーウェイ カンパニー リミテッドCoway Co., Ltd. 循環構造の空気調和装置

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