JPH10305192A - 除湿機能付き衣類乾燥機 - Google Patents

除湿機能付き衣類乾燥機

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JPH10305192A
JPH10305192A JP9117718A JP11771897A JPH10305192A JP H10305192 A JPH10305192 A JP H10305192A JP 9117718 A JP9117718 A JP 9117718A JP 11771897 A JP11771897 A JP 11771897A JP H10305192 A JPH10305192 A JP H10305192A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
drying chamber
drying
clothes dryer
dehumidifying function
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Application number
JP9117718A
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English (en)
Inventor
Masayuki Arakawa
眞行 荒川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯物間の隙間が小さい場合でも、乾燥室内
全体に空気を循環させて、洗濯物をムラなく乾燥させる
ことができる除湿機能付き衣類乾燥機を提供すること。 【解決手段】 プロペラファン9により乾燥室3内の空
気を吸い込むための吸い込み口33を乾燥室3後方の上
部に、吹き出し口18を乾燥室3前方の下部にそれぞれ
設けている。従って、上部の吸い込み口33から吸い込
まれた空気は、ヒータ14により加熱され、若しくは熱
交換器16により除湿された後、下部の吹き出し口18
より乾燥室3内へ吹き出されるため、空気は乾燥室3内
全体を循環して洗濯物6をムラなく乾燥させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿機能付き衣類
乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乾燥室と、駆動ユニットを別工程
で組み立てる除湿機能付き衣類乾燥機は、重量の重い駆
動ユニットを下にし、その上に、比較的軽い乾燥室を構
成するハウジングを配設する構造になっていた。このた
め、駆動ユニットに内蔵された送風機は乾燥室の下方に
位置し、その吸い込み口と、吹き出し口もまた乾燥室の
下方に位置していた。ところで、乾燥機には所定の乾燥
容量が決められており、上述のような乾燥機において
は、洗濯物間に、ある程度の隙間があり、吹き出し口か
ら吹き出された温風が洗濯物の間を通り、乾燥室の上部
まで達し、洗濯物の水分を蒸発させることにより気化熱
を奪われ冷却され、乾燥室の下方に位置した吸い込み口
から吸い込まれるように乾燥容量を規定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用条
件によっては、所定の乾燥容量を超えて、洗濯物間の隙
間が殆どない状態で使用されることが考えられる。この
ような場合、吹き出し口から吹き出された温風が乾燥室
の上部まで達することなく、洗濯物の下の空間で循環
し、洗濯物の上部が乾かないといった問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、洗濯物の隙間が殆どない状態で
も、吹き出し口から吹き出された温風を、強制的に洗濯
物の間を通して循環させることにより、洗濯物をムラな
く乾燥させることができる除湿機能付き衣類乾燥機を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の除湿機能付き衣類乾燥機
は、洗濯物の出し入れを行うための開閉部を有する乾燥
室の底部に、前記乾燥室内の空気を乾燥させるための乾
燥熱源と、前記乾燥室内の空気を強制的に対流させるた
めの室内側送風機と、前記乾燥室内側の空気と乾燥室外
側の空気とを密閉分離して熱交換させるための熱交換器
とを備え、前記洗濯物より蒸発した水分を含む空気を前
記室内側送風機により前記熱交換器内へ送出し、その空
気を冷却して水分を凝縮・除去するようにしたものを対
象として、特に、前記室内側送風機により前記乾燥室内
の空気を吸い込むための吸い込み口と、前記乾燥熱源に
より加熱され、若しくは前記熱交換器により水分が除去
された空気を前記乾燥室内へ送出するための吹き出し口
とを備え、前記吸い込み口及び前記吹き出し口の内、一
方が前記乾燥室内の内壁面の上部に、他方が前記内壁面
とは離れた前記乾燥室内の下部にそれぞれ配設されてい
る。
【0006】従って、乾燥室内で空気は前記吸い込み口
より吸い込まれて前記乾燥熱源により加熱され、若しく
は前記熱交換器により水分が除去された後、前記吸い込
み口とは離れた吹き出し口より乾燥室内へ吹き出される
ので、空気が乾燥室内の全体を循環して洗濯物をムラな
く乾燥させることができる。
【0007】また、請求項2に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吸い込み口が前記乾燥室内の上部に、前
記吹き出し口が前記乾燥室内の下部にそれぞれ配設さ
れ、前記吸い込み口から吸い込まれた空気を前記室内側
送風機へ送るための吸い込み風路を備えている。従っ
て、乾燥室内の空気は上部に設けた吸い込み口から吸い
込まれて前記室内側送風機に送られ、加熱若しくは除湿
後の空気が下部の吹き出し口より乾燥室内へ吹き出され
るので、空気が乾燥室内の全体を循環して洗濯物をムラ
なく乾燥させることができるとともに、衣類のボタンや
糸屑等の不慮の落下物を吸い込むことを防止することが
できる。
【0008】また、請求項3に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吸い込み風路が、前記開閉部の乾燥室内
側に設けられている。従って、ほぼ板状の形状を有する
開閉部に、同様に板状の形状を有する吸い込み風路を取
り付けるので、組立が容易であり組立効率を向上させる
ことができる。
【0009】また、請求項4に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吹き出し口が前記乾燥室内の上部に、前
記吸い込み口が前記乾燥室内の下部にそれぞれ配設さ
れ、前記乾燥熱源で加熱され、若しくは前記熱交換器に
より水分が除去された空気を前記吹き出し口へ送るため
の吹き出し風路を備えている。従って、乾燥室内の空気
は下部に設けた吸い込み口から吸い込まれて前記室内側
送風機に送られ、加熱若しくは除湿後の空気が上部の吹
き出し口より乾燥室内へ吹き出されるので、空気が乾燥
室内の全体を循環して洗濯物をムラなく乾燥させること
ができる。
【0010】また、請求項5に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吹き出し風路は、前記開閉部の乾燥室内
側に設けられている。従って、ほぼ板状の形状を有する
開閉部に、同様に板状の形状を有する吸い込み風路を取
り付けるので、組立が容易であり組立効率を向上させる
ことができる。
【0011】また、請求項6に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記乾燥室は水平断面が矩形状に形成され、
前記吸い込み口及び前記吹き出し口の内、一方が前記矩
形の一辺の近傍に、他方が対向する辺の近傍にそれぞれ
配設されている。従って、空気は乾燥室内壁面の近傍に
設けた吸い込み口より吸い込まれて前記乾燥熱源により
加熱され、若しくは前記熱交換器により水分が除去され
た後、対向する内壁面近傍に設けた吹き出し口より乾燥
室内へ吹き出されるので、空気が乾燥室内の全体を循環
して洗濯物をムラなく乾燥させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本実施の形態の除湿機能付き衣類
乾燥機の構成を示す断面図であり、図2は、送風機によ
る空気の流れを示す説明図であり、図3は、熱交換器1
6における空気の流れを説明する説明図である。尚、各
図において、向かって左方向が本乾燥機の前方部を、右
方向が後方部をそれぞれ表している。
【0014】本実施の形態の除湿機能付き衣類乾燥機
は、被乾燥物である衣類等を収納し、乾燥させるための
乾燥室3と、その乾燥室3の底部を構成し、且つ後述す
るプロペラファン9等の駆動系部品が取り付けられた枠
体4とから構成されている。
【0015】乾燥室3は、防水、断熱処理された板状の
構造部材により形成されたハウジング1と、被乾燥物で
ある洗濯物等を出し入れするために前方部に設けられた
扉2とから構成されており、水平断面が矩形状をなして
いる。尚、扉2が本発明の開閉部を構成するものであ
る。
【0016】乾燥室3外面の上部には、本衣類乾燥機の
運転を操作するための操作パネル5が設けられている。
【0017】乾燥室3内上部には、物干し棒8が左右に
掛け渡されており、洗濯物6はハンガー7に掛けられた
状態で前記物干し棒8に吊される。
【0018】前記枠体4は、前記乾燥室3とは数カ所に
おいて図示しないネジによりネジ止めされることによ
り、着脱可能に取り付けられている。このため、駆動系
部品を内蔵した枠体4と、容量の大きい乾燥室3とは、
それぞれを別工程において組み立てることができる。
【0019】枠体4の後方部には、シロッコファン等に
比べてケーシングがコンパクトなを構成するプロペラフ
ァン9が、枠体4の室内側風路10に配設されており、
枠体4の室外側風路11に配設された両軸モータ12に
よって駆動され、乾燥室3後方上部に設けられた室内側
吸い込み口33から水分を含んだ空気を吸い込み、板状
部材31と乾燥室3後方部の内壁面との間に形成された
吸い込み風路33aを通って、枠体4の室内側風路10
を構成する乾燥室底面に沿って前方に吹き出すように構
成されている。尚、プロペラファン9が本発明の室内側
送風機を構成するものである。
【0020】前記室内側風路10の前記プロペラファン
9の下流側には、ヒータ14が配設された加熱風路10
aが形成されている。また、その加熱風路10aの下側
には、断熱材15により仕切られ、且つ熱交換器16を
配設した除湿風路10bが形成されている。尚、ヒータ
14が本発明の乾燥熱源を、断熱材15が仕切部材をそ
れぞれ構成するものである。
【0021】乾燥室3内の水分を含んだ空気はプロペラ
ファン9によって吹き出され、その一部は、加熱風路1
0aを通り、ヒータ14によって加熱された後、室内側
吹き出し口18から乾燥室3内へ吹き出される。
【0022】一方、残りの空気は、ヒータケース14a
の後方部分を折り曲げて形成された導入部材14bによ
り、下向きに流れ方向が転換されて除湿風路10bを構
成する熱交換器16内へ流れ込む。そして、室内側風路
17に沿って流れる間に除湿された後、室内側吹き出し
口18から乾燥室3内へ吹き出される。尚、導入部材1
4bは、空気の流れが熱交換器16内の下部付近に到達
するように取付角度が設定されており、また、その導入
部材14bの大きさは除湿効率の良い所定の風量になる
ように設定されている。
【0023】熱交換器16は、図3に示すように、管状
の熱交換部材16aが隙間16bを設けて複数配列され
構成されている。前記各熱交換部材16aの管内部は、
外気が通過するための室外側風路21となっており、一
方、前記各隙間16bは乾燥室3内の水分を含む空気が
室内側風路10より送り込まれて通過する室内側風路1
7となっている。従って、乾燥室3内の空気と外気と
は、前記各熱交換部材16aの管壁により完全に分離さ
れるとともに、熱交換が行われるように構成されてい
る。
【0024】熱交換器16の下方には、室内側風路17
内の空気中の水分が凝縮して前記熱交換部材16aに付
着した水滴を受けるための水受け部23が設けられ、さ
らにその下方には前記水受け部23から落下した水を貯
留するための排水タンク24が乾燥機本体に対して着脱
可能に設けられている。
【0025】プロペラファン9の下方の乾燥室3の外側
にはプロペラファン19が配設されており、そのプロペ
ラファン19が枠体4の室外側風路11に配設された両
軸モータ12によって駆動され回転すると、枠体4前方
の外気取り入れ口20から外気を吸い込み、その外気は
熱交換器16の室外側風路21に沿って通過し、熱交換
器16を冷却した後、更に両軸モータ12の空冷を行
う。その後、外気はプロペラファン19により下方へ吹
き出されるが、排水タンク24と床面との間には空間部
分が形成されているので、乾燥機が家具等の間に設置さ
れた場合でも前記空間部分を通過して確実に外部へ排出
される。また、外気取り入れ口20と、熱交換器16の
室外側風路21と、プロペラファン19の吸い込み口2
2とは、略直線上に配設されているため、風路抵抗が小
さく、効率よく熱交換器16を冷却することができる。
【0026】次に、本実施の形態の除湿機能付き衣類乾
燥機の動作について説明する。
【0027】始めに、操作パネル5上に配置された図示
しない作動スイッチなどの押下により電源が投入される
と、前記各要素が動作を開始する。
【0028】即ち、乾燥室3内の空気は、ヒータ14に
より加熱されるとともに、両軸モータ12の駆動により
プロペラファン9が回転してその一部が加熱風路10a
へ送出され、乾燥室3内を循環しながら次第に温度が上
昇する。すると、洗濯物6の水分は次第に蒸発を始める
一方、乾燥室内の空気は徐々に水分を含むようになる。
【0029】一方、前記プロペラファン9の回転により
送出された空気の残りは、除湿風路10bより熱交換器
の室内側風路17に流入する。このとき、室外側風路2
1は外気によって強制冷却されているため、室内側風路
17では結露が生じる。そして、結露した水滴は徐々に
成長し、下方に配置されている水平面に対して傾斜を有
する水受け23上に落下し、さらにその水受け23より
排水タンク24内へ流れ込む。排水タンク24内に溜ま
った水は、排水タンク24を適宜乾燥機本体より取り外
して捨てることができる。
【0030】このようにして熱交換器16内で除湿され
た後、乾燥した空気は再び乾燥室3内へ戻され循環する
のである。
【0031】従って、乾燥室3内の上部の吸い込み口3
3より空気を吸い込み、且つ加熱若しくは除湿後の空気
を乾燥室内3下部の前記吸い込む口33とは離れた吹き
出し口18から乾燥室3内に吹き出すようにしたので、
空気が乾燥室3内全体を循環して衣類をムラなく乾燥さ
せることができる。また、前記吸い込み口33が乾燥室
3内の上部に設けられているので、衣類のボタンや糸屑
等の不慮の落下物を吸い込む危険性が低く、故障の発生
を防止することができる。
【0032】次に、本発明の他の実施の形態について図
面を参照して説明する。尚、前記実施の形態と同一の部
材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0033】図4は、本実施の形態の除湿機能付き衣類
乾燥機の構成を示す断面図であり、図5は、送風機によ
る空気の流れを示す説明図である。
【0034】本実施の形態では、前記実施の形態とは異
なり、板状部材31は設けられておらず、乾燥室3内の
空気を乾燥室3後方の下部に設けた室内側吸い込み口1
3から吸い込むようになっている。
【0035】一方、扉2には、乾燥室3底部の枠体4か
ら上部に亘って板状部材32が取り付けられて、扉2と
板状部材32と間の空間からなる吹き出し風路38aを
構成し、上端には室内側吹き出し口38が設けられてい
る。
【0036】そして、両軸モータ12の駆動によりプロ
ペラファン9が回転すると、前記吸い込み口13から乾
燥室3内の空気が吸い込まれ、ヒータ15によって加熱
され、若しくは熱交換器16によって除湿された空気
は、前記吹き出し風路38aを通り、上端に設けられた
室内側吹き出し口38より乾燥室3内に吹き出されるの
である。
【0037】従って、乾燥室3内の下部の吸い込み口1
3より空気を吸い込み、且つ加熱若しくは除湿後の空気
を乾燥室内3上部の前記吸い込む口13とは離れた吹き
出し口38から乾燥室3内に吹き出すようにしたので、
空気が乾燥室3内全体を循環して衣類をムラなく乾燥さ
せることができる。また、前記板状部材32は、前記扉
2とほぼ同様の形状であり、取り付けた状態も同様に板
状であるため、扉2の組立工程において同時に取り付け
ることにより組立効率が向上し、場所をとらないので保
管にも便利である。
【0038】尚、本発明は以上詳述した各実施の形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の変更を加えることができる。
【0039】例えば、前記各実施の形態においては、加
熱風路10aと除湿風路10bとを仕切るために断熱材
15を用いたが、風路を仕切ることが可能な板状部材で
あれば他のものでも構わない。
【0040】また、前記各実施の形態では、乾燥室3の
水平断面を矩形状に形成したが、円形若しくは楕円形等
いかなる形状であってもよく、要は、乾燥室内の空気の
吸い込み口と吹き出し口とは、一方が上部に他方が下部
にそれぞれ離れて設けられていれば、前述したような効
果を得ることができるのである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の除湿機能付き衣類乾燥機は、
前記室内側送風機により前記乾燥室内の空気を吸い込む
ための吸い込み口と、前記乾燥熱源により加熱され、若
しくは前記熱交換器により水分が除去された空気を前記
乾燥室内へ送出するための吹き出し口とを備え、前記吸
い込み口及び前記吹き出し口の内、一方が前記乾燥室内
の内壁面の上部に、他方が前記内壁面とは離れた前記乾
燥室内の下部にそれぞれ配設されているので、空気が乾
燥室内の全体を循環して洗濯物をムラなく乾燥させるこ
とができる。
【0042】また、請求項2に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吸い込み口が前記乾燥室内の上部に、前
記吹き出し口が前記乾燥室内の下部にそれぞれ配設さ
れ、前記吸い込み口から吸い込まれた空気を前記室内側
送風機へ送るための吸い込み風路を備えているので、空
気が乾燥室内の全体を循環して洗濯物をムラなく乾燥さ
せることができるとともに、衣類のボタンや糸屑等の不
慮の落下物を吸い込むことを防止することができる。
【0043】また、請求項3に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吸い込み風路が、前記開閉部の乾燥室内
側に設けられているので、組立が容易であり組立効率を
向上させることができる。
【0044】また、請求項4に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吹き出し口が前記乾燥室内の上部に、前
記吸い込み口が前記乾燥室内の下部にそれぞれ配設さ
れ、前記乾燥熱源で加熱され、若しくは前記熱交換器に
より水分が除去された空気を前記吹き出し口へ送るため
の吹き出し風路を備えているので、空気が乾燥室内の全
体を循環して洗濯物をムラなく乾燥させることができ
る。
【0045】また、請求項5に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記吹き出し風路は、前記開閉部の乾燥室内
側に設けられているので、組立が容易であり組立効率を
向上させることができる。
【0046】また、請求項6に記載の除湿機能付き衣類
乾燥機は、前記乾燥室は水平断面が矩形状に形成され、
前記吸い込み口及び前記吹き出し口の内、一方が前記矩
形の一辺の近傍に、他方が対向する辺の近傍にそれぞれ
配設されているので、空気が乾燥室内の全体を循環して
洗濯物をムラなく乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の除湿機能付き衣類乾燥機
の構成を示す断面図である。
【図2】乾燥機の室内側風路及び室外側風路における空
気の流れを示す説明図である。
【図3】熱交換器における空気の流れを説明する説明図
である。
【図4】本発明の他の実施の形態の除湿機能付き衣類乾
燥機の構成を示す断面図である。
【図5】乾燥機の室内側風路及び室外側風路における空
気の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
3 乾燥室 9 プロペラファン 10 室内側風路 10a 加熱風路 10b 除湿風路 13 室内側吸い込み口 14 ヒータ 16 熱交換器 18 室内側吹き出し口 19 プロペラファン 22 吸い込み口 31 板状部材 32 板状部材 33 室内側吸い込み口 33a 吸い込み風路 38 室内側吹き出し口 38a 吹き出し風路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯物の出し入れを行うための開閉部を
    有する乾燥室の底部に、前記乾燥室内の空気を乾燥させ
    るための乾燥熱源と、前記乾燥室内の空気を強制的に対
    流させるための室内側送風機と、前記乾燥室内側の空気
    と乾燥室外側の空気とを密閉分離して熱交換させるため
    の熱交換器とを備え、前記洗濯物より蒸発した水分を含
    む空気を前記室内側送風機により前記熱交換器内へ送出
    し、その空気を冷却して水分を凝縮・除去するようにし
    た除湿機能付き衣類乾燥機において、 前記室内側送風機により前記乾燥室内の空気を吸い込む
    ための吸い込み口と、 前記乾燥熱源により加熱され、若しくは前記熱交換器に
    より水分が除去された空気を前記乾燥室内へ送出するた
    めの吹き出し口とを備え、 前記吸い込み口及び前記吹き出し口の内、一方が前記乾
    燥室内の内壁面の上部に、他方が前記内壁面とは離れた
    前記乾燥室内の下部にそれぞれ配設されたことを特徴と
    する除湿機能付き衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記吸い込み口が前記乾燥室内の上部
    に、前記吹き出し口が前記乾燥室内の下部にそれぞれ配
    設され、 前記吸い込み口から吸い込まれた空気を前記室内側送風
    機へ送るための吸い込み風路を更に備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の除湿機能付き衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記吸い込み風路は、前記開閉部の乾燥
    室内側に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の
    除湿機能付き衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 前記吹き出し口が前記乾燥室内の上部
    に、前記吸い込み口が前記乾燥室内の下部にそれぞれ配
    設され、 前記乾燥熱源で加熱され、若しくは前記熱交換器により
    水分が除去された空気を前記吹き出し口へ送るための吹
    き出し風路を更に備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の除湿機能付き衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 前記吹き出し風路は、前記開閉部の乾燥
    室内側に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の
    除湿機能付き衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 前記乾燥室は水平断面が矩形状に形成さ
    れ、 前記吸い込み口及び前記吹き出し口の内、一方が前記矩
    形の一辺の近傍に、他方が対向する辺の近傍にそれぞれ
    配設されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の除湿機能付き衣類乾燥機。
JP9117718A 1997-05-08 1997-05-08 除湿機能付き衣類乾燥機 Pending JPH10305192A (ja)

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JP (1) JPH10305192A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2441777A (en) * 2006-09-16 2008-03-19 Stefan Hewson Clothes drying cupboard comprising a dehumidification unit
US8973413B2 (en) 2006-07-04 2015-03-10 Lg Electronics Inc. Laundry refresher unit and laundry treating apparatus having the same

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US8973413B2 (en) 2006-07-04 2015-03-10 Lg Electronics Inc. Laundry refresher unit and laundry treating apparatus having the same
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