JP5332712B2 - 除湿機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の送風経路を備えた除湿機に関する。
除湿機の従来技術としては、必要に応じて排気できるように蒸発器と凝縮器と複数の送風経路を設け、この凝縮器については気体で熱交換するため大型のものを用いて除湿能力を確保するようにしていた。(特許文献1)。
特開2008−207108号公報
しかしながら、このように複数の送風経路にした場合、除湿能力を確保する為に除湿機能のみの除湿機に対して凝縮器を大型化しなければならず、本体サイズが大型化する課題があった。
本発明は、上記問題点を解決して、凝縮器の大きさを大型化することなく効率的に熱交換し除湿効果を確保することのできる除湿機を提供することを目的とする。
請求項1の発明の除湿機では、本体に、第1の吸気口及び第2の吸気口と、第1の吹出口及び第2の吹出口と、凝縮器と蒸発器と、蒸発器側送風手段と凝縮器側送風手段と、蒸発器側切換手段と凝縮器側切換手段と、前記本体内部を前記蒸発器側送風手段と前記凝縮器側送風手段とが配置される前面側と前記凝縮器と前記蒸発器とが配置される背面側に仕切る隔壁とを備え、前記蒸発器からの冷風が流通可能な蒸発器側送風経路と、前記凝縮器からの温風が流通可能な凝縮器側送風経路とを設けた除湿機において、前記除湿機の運転モードを、冷風運転モード、温風運転モード、通常除湿運転モードの何れかに選択可能にする操作部を備え、前記蒸発器側送風経路の前記蒸発器の下流側に前記凝縮器側送風経路の前記凝縮器の上流側に合流するバイパス経路を設け、前記本体内部で立設する前記隔壁の前側に、前記第1の吹出口と前記蒸発器側送風経路とに連通接続前記蒸発器側送風手段によって導かれる冷風が流通する蒸発器側開口部と、前記第1の吹出口と前記凝縮器側送風経路とに連通接続し、前記凝縮器側送風手段によって導かれる温風が流通する凝縮器側開口部とを形成し、前記隔壁の上部に、前記第2の吹出口と前記蒸発器側送風経路とに連通接続する蒸発器側貫通部と、前記第2の吹出口と前記凝縮器側送風経路とに連通接続する凝縮器側貫通部とを形成し、前記蒸発器側切換手段は前記蒸発器側開口部及び前記蒸発器側貫通部の開閉を切換可能であり、前記凝縮器側切換手段は前記凝縮器側開口部及び前記凝縮器側貫通部の開閉を切換可能であり、前記除湿機の運転時に、前記蒸発器側送風手段及び前記凝縮器側送風手段を駆動させることにより、前記第2の吸気口から前記蒸発器を通過した空気を冷却除湿して、前記蒸発器側送風経路に冷風を流通させると共に、前記第1の吸気口から前記凝縮器を通過した空気を加温して、前記凝縮器側送風経路に温風を流通させ、前記冷風運転モードの選択時には、前記蒸発器側切換手段によって前記蒸発器側貫通部を閉塞し、前記蒸発器側開口部を開放して、前記凝縮器側切換手段によって前記凝縮器側開口部を閉塞し、前記凝縮器側貫通部を開放することにより、前記蒸発器側送風経路を流通する冷風を前記第1の吹出口から排出させると共に、前記凝縮器側送風経路を流通する温風を前記第2の吹出口から排出させ、前記温風運転モードの選択時には、前記蒸発器側切換手段によって前記蒸発器側開口部を閉塞し、前記蒸発器側貫通部を開放して、前記凝縮器側切換手段によって前記凝縮器側貫通部を閉塞し、前記凝縮器側開口部を開放することにより、前記凝縮器側送風経路を流通する温風を前記第1の吹出口から排出させると共に、前記蒸発器側送風経路を流通する冷風を前記第2の吹出口から排出させ、さらに前記蒸発器側送風経路を流通する冷風を前記バイパス経路を経由して前記凝縮器側送風経路の上流側へ合流させることができるようにし、前記通常除湿運転モードの選択時には、前記蒸発器側切換手段によって前記蒸発器側貫通部又は前記蒸発器側開口部を閉塞し、前記凝縮器側切換手段によって前記凝縮器側貫通部又は凝縮器側開口部を閉塞することにより、前記第1の吹出口から前記蒸発器側送風経路を流通する冷風又は前記凝縮器側送風経路を流通する温風、或いは前記蒸発器側送風経路を流通する冷風と前記凝縮器側送風経路を流通する温風の両方を排出させる構成としたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、蒸発器で熱交換された気体の一部をバイパス経路を介して凝縮器側送風経路の上流側に導入することで、凝縮器のサイズを大型化することなく効果的に熱交換し、除湿能力を確保することができるので、製品の小型化及びコスト削減を図ることができる。
本発明の第1実施例を示す除湿機の正面斜視図である。 同上、除湿機の背面斜視図である。 同上、除湿機の内部構造を示す斜視図である。 同上、図3における要部拡大斜視図である 同上、図3におけるA−A断面方向の送風経路の模式図である。 従来の冷風機能付き除湿機の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明における除湿機の好ましい実施例を説明する。本実施例の除湿機1には、除湿機本体2の上面部2Aから前面部2Bにかけて形成された第1の吹出口3と、背面部2Cの上部に形成された第2の吹出口4とを備えている。
また、第1の吹出口3には、ルーバー5が揺動自在に取り付けられており、使用者によってこのルーバー5を操作することで、第1の吹出口3から外部に吹き出される空気を任意の吹出方向に可変可能に構成されている。
さらに、除湿機本体2の背面部2Cには、第2の吹出口4の下方に上から凝縮器側の吸気口である第1の吸気口6、蒸発器側の吸気口である第2の気口7の順で形成されるとともに、これら第1の吸気口6と第2の気口7にはエアフィルタが介装されている。
ここで、図3を参照しながら、除湿機本体2の内部構造について説明する。本体2内部に圧縮機(図示せず)と凝縮器としてのコンデンサ8と蒸発器としてのエバポレータ9等からなる周知の冷凍サイクルと、蒸発器側送風手段としての第1の送風ファン10と、第1の送風ファン10側に設けられた蒸発器側切換手段としての第1のダンパー11と、凝縮器側送風手段としての第2の送風ファン12と、そして第2の送風ファン12側に設けられた凝縮器側切換手段としての第2のダンパー13を備えている。
また、除湿機本体2の略中央部分には、第1の送風ファン10及び第2の送風ファン12が配置される前面側と、エバポレータ9及びコンデンサ8が配置される背面側とに除湿機本体2内部を仕切る隔壁14を備えている。この隔壁14には、少なくともエバポレータ9側と第1の送風ファン10側との間で空気が流通可能な通気孔(図示せず)と、コンデンサ8側と第2の送風ファン12との間で空気が流通可能な通気孔(図示せず)を備えているものとする。
さらに、隔壁14の前面側には、第1の送風ファン10の外周に渦巻き状に立設され、上部に第1の吹出口3と連通する蒸発器側開口部15を有する蒸発器側スクロール部16と、第2の送風ファン12の外周に渦巻き状に立設され、上部に第1の吹出口3と連通する凝縮器側開口部17を有する凝縮器側スクロール部18とがそれぞれ略垂直に立設されている。
ここで、第1の送風ファン10と蒸発器側スクロール部16との隙間には、エバポレータ9側からの空気が流通可能な蒸発器側送風経路19が形成されており、また第2の送風ファン12と凝縮器側スクロール部18との隙間にも、コンデンサ8側からの空気が流通可能な凝縮器側送風経路20が形成される。
ここで、前記蒸発器側送風経路19とは、第1の送風ファン10によって第2の気口7、エバポレータ9、そして蒸発器側スクロール部16を経由して第1の吹出口3又は第2の吹出口4へと導かれる空気が流通する経路のことであり、前記凝縮器側送風経路20とは、第2の送風ファン12によって第1の吸気口6、コンデンサ8、そして凝縮器側スクロール部18を経由して第1の吹出口3又は第2の吹出口4へと導かれる空気が流通する経路のことである。
さらに、この隔壁14の上部に形成された貫通部21は、各スクロール部16,18の上部の共通部分22を境界として、蒸発器側送風経路19及び凝縮器側送風経路20とそれぞれ連通可能な蒸発器側貫通部23及び凝縮器側貫通部24に仕切られており、水平方向と平行に形成された複数の案内板25によって、各送風経路19,20からの空気を第2の吹出口4へ流通可能に構成されている。
案内板25におけるエバポレータ9側のさらに背面部2C側には、矩形状に切り欠いて形成された切欠部26を備えている。
ここで前記第1のダンパー11は、隔壁14の上端部右側に垂直方向に回動自在に枢設されて、蒸発器側開口部15及び蒸発器側貫通部23とを選択的に開閉可能に設けられたことにより、蒸発器側送風経路19からの空気の吹出口を第1の吹出口3又は第2の吹出口4に切り換え可能にするものである。また、第2のダンパー13は、隔壁14の上端部左側に垂直方向に回動自在に枢設されて、凝縮器側開口部17及び凝縮機側貫通部24とを選択的に開閉可能に設けられたことにより、凝縮器側送風経路20からの空気の吹出口を第1の吹出口3又は第2の吹出口4に切り換え可能にするものである。
第2のダンパー13には、ダンパー本体下部の一部を凝縮器側スクロール部18の壁面形状に合わせて切り欠き、その切り欠き部分にヒンジ部27を介して上下方向に揺動可能に枢設された折畳片28が設けられている。
また、本体2の上面部2Aに設けられた操作部29には、運転モードを切換えるスイッチ(図示せず)が取り付けられており、このスイッチを操作することで、制御手段(図示せず)を介して第1のダンパー11及び第2のダンパー13それぞれの例えばモータ等の駆動手段(図示せず)の制御を行い、第1のダンパー11及び第2のダンパー13の回動動作を制御して、第1の吹出口3から出る吹き出し風を冷風のみ、温風のみ、あるいは冷風と温風の両方というように切換え可能に構成している。
このように本実施例の除湿機1では、操作部29に備えたスイッチ(図示せず)によって、前述の運転モードを冷風運転モード、温風運転モード、通常除湿運転モードに選択可能に設けられている。以下に各運転モードの説明を行う。
まず、冷風運転モードでは、第1のダンパー11によって蒸発器側貫通部23を閉塞して、第2のダンパー13によって凝縮器側開口部17を閉塞することにより、第1の吹出口3から蒸発器側送風経路19からの空気(冷風)を排出し、第2の吹出口4から凝縮器側送風経路20からの空気(温風)を排出するものである。
次に、温風運転モードでは、第1のダンパー11によって蒸発器側開口部15を閉塞して、第2のダンパー13によって凝縮器側貫通部24を閉塞することにより、第1の吹出口3から凝縮器側送風経路20からの空気(温風)を排出し、第2の吹出口4から蒸発器側送風経路19からの空気(冷風)を排出するものである。
ここで温風運転モードでは、第1のダンパー11によって蒸発器側開口部15を閉塞されることにより、蒸発器側送風経路19を流通する空気(冷風)を第1のダンパー11、蒸発器側貫通部23、案内板25、そして切欠部26の順に流通させて、その出口である切欠部26から出たその空気(冷風)を凝縮器側送風経路20の上流側に合流させるバイパス経路30が形成される。
続いて、除湿運転モードでは、第1のダンパー11によって蒸発器側貫通部23又は蒸発器側開口部15を適宜閉塞して、第2のダンパー13によって凝縮器側貫通部24又は凝縮器側開口部17を適宜閉塞することにより、第1の吹出口3から蒸発器側送風経路19からの空気(冷風)又は凝縮器側送風経路20からの空気(温風)、或いは前記冷風と前記温風の両方からなる任意の風を排出するものである。
上記の構成の除湿機1の作用について説明する。操作部29を操作して運転の開始を指示すると、制御手段(図示せず)によって冷凍サイクルの圧縮機(図示せず)、第1の送風ファン10及び第2の送風ファン12が駆動して、除湿機1の運転が開始する。運転時には、駆動した第1の送風ファン10によって、第2の吸気口7から取り込まれた室内空気がエバポレータ9に触れて冷却除湿され、蒸発器側送風経路19を経由して第1の吹出口3又は第2の吹出口4から除湿後の乾燥冷風として排出される。
また駆動した第2の送風ファン12によって、第1の吸気口6から取り込まれた室内空気がコンデンサ8で加温され、凝縮器側送風経路20を経由して第1の吹出口3又は第2の吹出口4から温風として排出される。そして、このエバポレータ9にて除湿された結露水は、除湿機1下部に備えたタンク(図示せず)へ排出される。
続いて、操作部29を操作して除湿機1の運転モードを切換えた場合について説明する。冷風運転モードを選択した場合、第1の吹出口3からエバポレータ9を通過した冷風が排出されて、第2の吹出口4からコンデンサ8を通過した温風が排出される。
この冷風運転モードでは、使用者が第1の吹出口3に近付くことで、第1の吹出口3から吹き出される冷風によって使用者にスポット冷却的に冷涼感を与えることができる。
次に、温風運転モードを選択した場合、第1の吹出口3からコンデンサ8を通過した温風が排出されて、第2の吹出口4からはエバポレータ9を通過した冷風が排出される。
この温風運転モードでは、第1の吹出口3から吹き出される温風によって洗濯物等の乾燥を行うことができる。
さらに、除湿運転モードを選択した場合、第1の吹出口3からはエバポレータ9を通過した冷風、コンデンサ8を通過した温風、前記冷風及び温風が排出される。
この除湿運転モードでは、室内の湿度を適度な湿度にコントロールすることができる。
ここで、温風運転モードでは、エバポレータ9を通過して冷却された空気(冷気)がバイパス経路30を経由して凝縮器側送風経路20の上流側へ合流するため、凝縮器側送風経路20の上流側では、このバイパス経路30を経由して合流してきた空気(冷気)によって第1の吸気口6より取り込まれた室内空気が冷却されることとなる。
このように、温風運転モードでは、凝縮器側送風経路20内で室内温度より低い温度の空気とコンデンサ8とを熱交換を行わせることで、室内温度の空気とコンデンサ8とが熱交換する場合と比べて、凝縮器側送風経路20内での空気とコンデンサ8との温度差を大きくすることで、高い冷却効果によってコンデンサ8を冷却することができる。
そして、温風運転モードにおけるコンデンサ8の冷却効果を高めることにより、除湿機本体2内の冷凍サイクル、第1及び第2の送風ファン10,12からなる除湿部の性能を最大限に発揮することが可能となり、洗濯物等の被乾燥対象物を素早く乾かすために要求される最大除湿能力を発揮することが可能となる。
そのため、上記図6に示すような従来の冷風機能付き除湿機101の構造では、蒸発器102を通過した冷却空気F3は外部に冷風として排出されるため、凝縮器103の冷却に使用できず、蒸発器を通過した冷却空気を凝縮器の冷却に用いる従来の単機能除湿機と比較すると、凝縮器103の冷却用の空気は室内温度の風で冷却されるため、単機能除湿機と比較すると約1.5倍のサイズの凝縮器が必要となっているが、本実施例の除湿機1では、温風運転モード時、エバポレータ9を通過後の冷却された空気(図中、矢印F1)の一部(図中、矢印F2)をバイパス経路30を経由させてコンデンサ8の上流側の凝縮器側送風経路20にバイパスするため、単機能除湿機と同様にエバポレータ9を通過した冷却空気でコンデンサ8を冷却する効果を得ることができ、コンデンサ8のサイズも従来の冷風機能付き除湿機と比較して小型化することが可能となる。
本実施例は請求項1に対応しており、除湿機1の本体2に第1の吹出口3と第2の吹出口4と第1の吸気口6と第2の吸気口7を備え、前記本体2内部に凝縮器としてのコンデンサ8と蒸発器としてのエバポレータ9からなる冷凍サイクルと、蒸発器側送風手段としての第1の送風ファン10と、蒸発器側切換手段としての第1のダンパー11と、凝縮器側送風手段としての第2の送風ファン12と、凝縮器側切換手段としての第2のダンパー13と、本体2内部を前面側と背面側とに仕切る隔壁14を備え、隔壁14の前面側には第1の吹出口3と連通する蒸発器側開口部15を有し、背面側には第2の吹出口4と連通する凝縮器側開口部17を有し、隔壁14の上部には蒸発器側貫通部23と凝縮器側貫通部24とが形成され、エバポレータ9とコンデンサ8の送風経路として蒸発器側送風経路19と凝縮器側送風経路20を設け、第1及び第2の送風ファン10,12により室内の空気で熱交換し、エバポレータ9側で熱交換した空気は冷風、コンデンサ8側で熱交換した空気は温風として第1の吹出口3あるいは第2の吹出口4から本体2外へ排出する除湿機1において、蒸発器側送風経路19のエバポレータ9の下流側に凝縮器送風経路20のコンデンサ8の上流側に合流するバイパス経路30を設けたものである。
この場合、特定の運転モードである、温風運転モードにおいて、エバポレータ9で熱交換によって冷却された空気F1の一部F2をバイパス経路30を介して凝縮器側送風経路20におけるコンデンサ8の上流側に導入することで、コンデンサ8のサイズを大型化することなく効果的に熱交換して冷却し、除湿能力を確保することができるので、製品の小型化及びコスト削減を図ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上記冷凍サイクルの構成についても凝縮器(コンデンサ8)、蒸発器(エバポレータ9)、圧縮機を備えたものであれば特に限定されるものではない。また、バイパス経路30についても、蒸発器側貫通部23から案内板25の切欠部26を経由して凝縮器側送風経路20の上流側へ空気を導入する構成以外にも、蒸発器側貫通部23と凝縮器側送風経路20の上流側とを繋ぐチューブ等の管状体によってエバポレータ9を通過した空気を凝縮器側送風経路20の上流側へ導入する構成としてもよく、この他にも適宜変更可能である。
1 除湿機
2 本体
3 第1の吹出口
4 第2の吹出口
6 第1の吸気口(凝縮器側の吸気口)
7 第2の吸気口(蒸発器側の吸気口)
8 コンデンサ(凝縮器)
9 エバポレータ(蒸発器)
10 第1の送風ファン(蒸発器側送風手段)
11 第1のダンパー(蒸発器側切換手段)
12 第2の送風ファン(凝縮器側送風手段)
13 第2のダンパー(凝縮器側切換手段)
14 隔壁
15 蒸発器側開口部
17 凝縮器側開口部
19 蒸発器側送風経路
20 凝縮器側送風経路
23 蒸発器側貫通部
24 凝縮器側貫通部
29 操作部
30 バイパス経路

Claims (1)

  1. 本体に、第1の吸気口及び第2の吸気口と、第1の吹出口及び第2の吹出口と、凝縮器と蒸発器と、蒸発器側送風手段と凝縮器側送風手段と、蒸発器側切換手段と凝縮器側切換手段と、前記本体内部を前記蒸発器側送風手段と前記凝縮器側送風手段とが配置される前面側と前記凝縮器と前記蒸発器とが配置される背面側に仕切る隔壁とを備え、前記蒸発器からの冷風が流通可能な蒸発器側送風経路と、前記凝縮器からの温風が流通可能な凝縮器側送風経路とを設けた除湿機において、前記除湿機の運転モードを、冷風運転モード、温風運転モード、通常除湿運転モードの何れかに選択可能にする操作部を備え、前記蒸発器側送風経路の前記蒸発器の下流側に前記凝縮器側送風経路の前記凝縮器の上流側に合流するバイパス経路を設け、前記本体内部で立設する前記隔壁の前側に、前記第1の吹出口と前記蒸発器側送風経路とに連通接続前記蒸発器側送風手段によって導かれる冷風が流通する蒸発器側開口部と、前記第1の吹出口と前記凝縮器側送風経路とに連通接続し、前記凝縮器側送風手段によって導かれる温風が流通する凝縮器側開口部とを形成し、前記隔壁の上部に、前記第2の吹出口と前記蒸発器側送風経路とに連通接続する蒸発器側貫通部と、前記第2の吹出口と前記凝縮器側送風経路とに連通接続する凝縮器側貫通部とを形成し、前記蒸発器側切換手段は前記蒸発器側開口部及び前記蒸発器側貫通部の開閉を切換可能であり、前記凝縮器側切換手段は前記凝縮器側開口部及び前記凝縮器側貫通部の開閉を切換可能であり、前記除湿機の運転時に、前記蒸発器側送風手段及び前記凝縮器側送風手段を駆動させることにより、前記第2の吸気口から前記蒸発器を通過した空気を冷却除湿して、前記蒸発器側送風経路に前記冷風を流通させると共に、前記第1の吸気口から前記凝縮器を通過した空気を加温して、前記凝縮器側送風経路に前記温風を流通させ、前記冷風運転モードの選択時には、前記蒸発器側切換手段によって前記蒸発器側貫通部を閉塞し、前記蒸発器側開口部を開放して、前記凝縮器側切換手段によって前記凝縮器側開口部を閉塞し、前記凝縮器側貫通部を開放することにより、前記蒸発器側送風経路を流通する冷風を前記第1の吹出口から排出させると共に、前記凝縮器側送風経路を流通する温風を前記第2の吹出口から排出させ、前記温風運転モードの選択時には、前記蒸発器側切換手段によって前記蒸発器側開口部を閉塞し、前記蒸発器側貫通部を開放して、前記凝縮器側切換手段によって前記凝縮器側貫通部を閉塞し、前記凝縮器側開口部を開放することにより、前記凝縮器側送風経路を流通する温風を前記第1の吹出口から排出させると共に、前記蒸発器側送風経路を流通する冷風を前記第2の吹出口から排出させ、さらに前記蒸発器側送風経路を流通する冷風を前記バイパス経路を経由して前記凝縮器側送風経路の上流側へ合流させることができるようにし、前記通常除湿運転モードの選択時には、前記蒸発器側切換手段によって前記蒸発器側貫通部又は前記蒸発器側開口部を閉塞し、前記凝縮器側切換手段によって前記凝縮器側貫通部又は凝縮器側開口部を閉塞することにより、前記第1の吹出口から前記蒸発器側送風経路を流通する冷風又は前記凝縮器側送風経路を流通する温風、或いは前記蒸発器側送風経路を流通する冷風と前記凝縮器側送風経路を流通する温風の両方を排出させる構成としたことを特徴とする除湿機。
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