JPH01155758A - 遠隔故障監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の被監視装置を１つのセンタで監視する
遠隔故障監視装置に関する。

〔従来の技術〕

複数の被監視装置における異常状態をセンタで検知し、
これに対して適切な処置を行なう遠隔故障監視装置は良
く知られている。このような遠隔故障監視装置を図によ
り説明する。

第２図は遠隔故障監視装置のブロック図である。

図で１はビル等の建造物、２はセンタである。３は建造
物１とセンタ２を結ぶ電話の一般加入回線である。建造
物１内には被監視装置ｔｌａおよび電話機１ｂが備えら
れている。被監視装置１ａは建造物ｌ内の定められた事
故を検知し、この検知信号をセンタ２に一般加入回線３
を介して出力する。

センタ２内にはオペレータＭが送受話を行なう電話機２
ａおよび故障診断装置ｉ！Ｊ２ｂが備えられている。故
障診断装置ｔ！２ｂは、被監視袋［１ａの故障に関する
データを有し、被監視袋［１ａに故障が生じたときその
故障の状態に応じて故障原因を診断し、その修復方法を
出力する。

この遠隔故障監視装置において、被監視装置１ａが正常
状態にあるとき、被監視装置１ａは所定の時刻に被監視
装置１ａが正常に動作していること−を示す信号をセン
タ２に一般加入回線３を使用し、データ信号により知ら
せている。

ｉｊＬ監視装置’ｌａに故障が生じたとき、被監視装置
１ａが正常に動作していることを示す信号がセンタ２に
送信されないため、センタ２の指令にしたがって営業所
より被監視装置１ａの故障を調べるため建造物１に作業
具Ｍが派遣される。作業員Ｍは、被監視装置１ａの故障
状態を調べ電話機１ｂによりセンタ２のオペレータＭに
故障状態を連絡する。センタ２のオペレータＭは電話機
２ａにより被監視装置１ａの故障状態の連絡を受け、そ
の故障状態に基づいて故障診断装置２ｂに故障状態を入
力する。故障診断装置１１２ｂは入力された故障状態を
基に故障原因を診断し、その結果、被監視袋［１ａの修
復方法を出力し、センタ２のオペレータＭにこれを知ら
せる。センタ２のオペレータＭは故障診断装置２ｂから
の出力内容を電話機２ａにより、電話機１ｂを通じて建
造物１にいる作業員Ｍに連絡する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで上記従来の遠隔故障監視装置において故障が生
じた被監視装置１ａの故障診断を故障診断装置２ｂで行
なうとき、被監視装置１ａの故障状態を故障診断装置２
ｂに入力し、故障診断装置２ｂからの診断結果を建造物
１内の作業員Ｍに連絡するセンタ２内のオペレータＭが
必要となる。

このため、オペレータＭの費す労力と時間が大きくなる
ばかりでなく、この作業中に発生した他の個所の故障に
迅速、適切に対応できなくなるおそれもある。

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、セン
タ内のオペレータの手数を煩わすことなく被監視装置の
故障を診断し、修復することができる遠隔故障監視装置
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明は遠隔個所に存在す
る複数の被監視装置の故障を管理部で監視する遠隔故障
監視装置において、被監視装置に設置された電話機と前
記管理部に設置され前記電話機、を介して故障信号を入
力する入力手段と、前記電話機から故障状態が返信され
たとき、これに基づいて故障を診断する故障診断手段と
、この故障診断手段の診断結果を前記ｆｆｉ話機に出力
する出力手段とを設けたことを特徴とする。

〔作用〕

ある被監視装置で故障が発生すると、その監視装置に作
業員が派遣される。派遣された作業員は電話機により管
理部に故障を報知し、管理部側では、これに対して故障
状態を問合せる。前記作業員は、この問合せに応じて故
障状態を返信し、管理部側では、この返信に基づいて故
障を診断し。

その診断結果を前記作業員に出力する。上記管理部側で
の応答はすべて自動的になされ、両者間の応答はすべて
電話機を介して行なわれる。

〔実施例〕

以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第１
図は本発明の実施例に係る遠隔故障監視装置のブロック
図である。図で、第２図に示す部分と同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。５は建造物１側にいる作
業具Ｍから電話機■ｂを介して送信される情報を入力す
る外部情報入力部、６は故障を診断するのに必要なデー
タが格納された故障診断記憶部、７は故障診断に必要な
問合せやデータ等を音声信号に変換して出力する音声応
答部、８は外部情報入力部５、故障診断記憶部６および
音声応答部７を制御する制御部である。外部情報入力部
５．故障診断記憶部６．音声応答部７および制御部８が
第２図に示す故障診断装置に相当する。

次に実施例の動作を説明する。被監視装置１ａで故障が
発生すると前述のように、その被監視装置１ａに作業員
Ｍが派遣される。作業員Ｍは電話機１ｂからセンタ２の
特定の番号（故障診断のための番号）をダイヤルする。

これにより電話機１ｂと外部情報入力部５とは一般加入
回線３を介して接続される。制御部８は外部情報入力部
５から入力があったことの信号をとり出し、所定のプロ
グラムにしたがって、まず、被゛監視装［１ａの故４二
の状態を問合せる信号を出゛力する。この信号は故障の
状態を特定し、故障がその特定状態であるか否かを作業
具Ｍに問合せる信号である。音声応答部７では、この信
号を音声化して電話機１ｂに送（コする。作業員Ｍは故
障の状態が問合せてきた特定の状態か否かを判断し、特
定のダイヤルにより可否を返信する。今、この返信が否
であるとすると、否の返信信号は外部情報入力部５に入
力され制御部８は、この返信をとり出し、次の特定状態
の問合せを音声応答部７を介して行なう。このような問
合せが、故障の状態が特定されるまで繰り返される。故
障の状態が問合せに合致していると作業具Ｍは、これを
特定のダイヤルで返信する。この返信は外部情報入力部
５を介して制御部８にとり入れられる。制御部８は特定
された故障状態に基づいて、被監視装置１ａの故障原因
を故障診断記憶部６内の所定のプログラムにしたがって
診断し、この結果、被監視装置１ａの修復方法を信号で
音声応答部７に出力する。音声応答部７では、この信号
を音声化して、−膜薄入回線３を介して電話機１ｂに送
信する。作業具Ｍは電話機上すより受けた被監視装置１
ａの修復方法にしたかって、被監視装置１ａを正常な状
態に復帰する。

このように本実施例では、建造物に派遣された作業員が
電話機により監視センタの外部情報入力部および音声応
答部との間で直接故障の情報の受授を行なうようにした
ので、監視センタ側のオペレータを煩わすことなく故障
の処理を行なうことができ、オペレータの手間と時間を
省くことができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、建造物に派遣された作業員が電話機に
より、管理部に設置されて故障信号を入力する入力手段
および故障診断結果を電話機に出力する出力手段との間
で直接故障の情報の受授を行なうようにしたので、管理
部側のオペレータを煩わすことなく故障の処理を行なう
ことができ、オペレータの手間と時間を省くことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す遠隔故障監視装置のブロ
ック図、第２図は従来の遠隔故障監視装置のブロック図
である。 １ｂ・・・電話機、２・・・管理部、５・・・外部情報
入力部６・・・故障診断記憶部、７・・・音声応答部、
８・・・制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、遠隔個所に存在する複数の被監視装置の故障を管理
   部で監視する遠隔故障監視装置において、被監視装置に
   設置された電話機と前記管理部に設置され前記電話機を
   介して故障信号を入力する入力手段と、前記故障信号が
   入力されたとき前記電話機に故障状態を問合せる問合せ
   手段と前記電話機から故障状態が返信されたとき、これ
   に基づいて故障を診断する故障診断手段と、この故障診
   断手段の診断結果を前記電話機に出力する出力手段とを
   設けたことを特徴とする遠隔故障監視装置。