JPH01154951A - 手摺支柱の立設構造 - Google Patents
手摺支柱の立設構造Info
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- JPH01154951A JPH01154951A JP31236987A JP31236987A JPH01154951A JP H01154951 A JPH01154951 A JP H01154951A JP 31236987 A JP31236987 A JP 31236987A JP 31236987 A JP31236987 A JP 31236987A JP H01154951 A JPH01154951 A JP H01154951A
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ベランダの外周縁部等に手摺を設置する際に
用いられる手摺支柱の立設構造に関するものである。
用いられる手摺支柱の立設構造に関するものである。
一般に、ベランダの外周縁部に手摺を設置するには、該
ベランダの外周縁部に形成されたパラペラ)・上に手摺
支柱を立設し、この手摺支柱に手摺体を固定することが
行われており、この手摺支柱の立設構造としては、第1
5図に示したようなものが提案されている。この構造は
、パラペット1上にこのパラベン)・1の傾斜角度を吸
収する支柱支持部材2を跨架し、この支柱支持部材2を
パラペット1の側面に穿設された取り(−it−]穴に
締結ボルト4で固定して、この支柱支持部材2に手摺支
柱3を溶接して立設固定したものや、また、第16図に
示したように、パラペット1の」二面側の一部を除去し
たり、あるいは発泡スチロール等の取り倒は治具を用い
て予め穴明けされて形成した取付部にフルート状の支柱
支持部材2を埋め込み、この支柱支持部材2に手摺支柱
3の下端部を溶接により立設固定したものが用いられて
いた。
ベランダの外周縁部に形成されたパラペラ)・上に手摺
支柱を立設し、この手摺支柱に手摺体を固定することが
行われており、この手摺支柱の立設構造としては、第1
5図に示したようなものが提案されている。この構造は
、パラペット1上にこのパラベン)・1の傾斜角度を吸
収する支柱支持部材2を跨架し、この支柱支持部材2を
パラペット1の側面に穿設された取り(−it−]穴に
締結ボルト4で固定して、この支柱支持部材2に手摺支
柱3を溶接して立設固定したものや、また、第16図に
示したように、パラペット1の」二面側の一部を除去し
たり、あるいは発泡スチロール等の取り倒は治具を用い
て予め穴明けされて形成した取付部にフルート状の支柱
支持部材2を埋め込み、この支柱支持部材2に手摺支柱
3の下端部を溶接により立設固定したものが用いられて
いた。
しかし、第15図に示した従来例の立設構造によれば、
支柱支持部材2とパラペット1とを連結固定するにはパ
ラペラ1川の傾斜角度を吸収し、かつ手摺支柱3が必要
とする設置強度を得るように複数本の締結ボルト4等が
互いに接近した部位において使用される。この結果、外
部にその端部が露出した金属部材がパラペット1に打ち
込まれることとなり、締結ボルト4等の腐食による膨張
が複数箇所から、しかも互いに接近した位置において発
生ずることによりコンクリート地、あるいはモルタルを
破壊する恐れがあるという問題を有し、さらに、パラペ
ット1への締結ボルト4等の打ち込み数が増えると、該
パラペット1内に配設されている配筋に干渉する確率が
高くなり、支柱支持部材2の必要強度か得られにくくな
り、また、パラペラl−1の側面からの穴明(1作業と
なり、その作業性が困難になるという問題を有していた
。 さらに、第16図に示した従来例の立設構造によれば、
支柱支持部材2がパラペット1内°に埋設されるため、
この支柱支持部材2の発錆によりコンクリート地あるい
はモルタルの内部から亀裂を誘発するという問題点があ
り、また、パラペット1のはつりや養生および支柱支持
部材2と手摺支柱3との溶接作業等その作業性がきわめ
て煩雑であるとともに手摺支柱3を再度取り換えること
が不可能という多くの問題を有していた。 本発明は、以上の問題点を解消すべくなされたものであ
って、コンクリート地あるいはモルタル等に埋設される
金属部材の発錆による亀裂を誘発する恐れが少なく、か
つ十分な設置強度が得られるとともにその立設作業を簡
便化した手摺支柱の立設構造を提供することを目的とす
る。
支柱支持部材2とパラペット1とを連結固定するにはパ
ラペラ1川の傾斜角度を吸収し、かつ手摺支柱3が必要
とする設置強度を得るように複数本の締結ボルト4等が
互いに接近した部位において使用される。この結果、外
部にその端部が露出した金属部材がパラペット1に打ち
込まれることとなり、締結ボルト4等の腐食による膨張
が複数箇所から、しかも互いに接近した位置において発
生ずることによりコンクリート地、あるいはモルタルを
破壊する恐れがあるという問題を有し、さらに、パラペ
ット1への締結ボルト4等の打ち込み数が増えると、該
パラペット1内に配設されている配筋に干渉する確率が
高くなり、支柱支持部材2の必要強度か得られにくくな
り、また、パラペラl−1の側面からの穴明(1作業と
なり、その作業性が困難になるという問題を有していた
。 さらに、第16図に示した従来例の立設構造によれば、
支柱支持部材2がパラペット1内°に埋設されるため、
この支柱支持部材2の発錆によりコンクリート地あるい
はモルタルの内部から亀裂を誘発するという問題点があ
り、また、パラペット1のはつりや養生および支柱支持
部材2と手摺支柱3との溶接作業等その作業性がきわめ
て煩雑であるとともに手摺支柱3を再度取り換えること
が不可能という多くの問題を有していた。 本発明は、以上の問題点を解消すべくなされたものであ
って、コンクリート地あるいはモルタル等に埋設される
金属部材の発錆による亀裂を誘発する恐れが少なく、か
つ十分な設置強度が得られるとともにその立設作業を簡
便化した手摺支柱の立設構造を提供することを目的とす
る。
そして、本発明によれば上記目的は、実施例に対応する
第1図に示すように、パラペット■上に垂直に立設され
た一本の埋め込みアンカー5を手摺支柱3内に挿通し、
この埋め込みアンカー5周りに配置される連結部材6に
より手摺支柱3の下端部を固定してなる手摺支柱の立設
構造を提供することにより達成される。
第1図に示すように、パラペット■上に垂直に立設され
た一本の埋め込みアンカー5を手摺支柱3内に挿通し、
この埋め込みアンカー5周りに配置される連結部材6に
より手摺支柱3の下端部を固定してなる手摺支柱の立設
構造を提供することにより達成される。
すなわち、本発明は、パラペラ)・1内に埋め込まれる
金属部材を少なくしてパラペットの耐久性を保持すると
ともに十分な設置強度が得られて上述した問題を解消す
るものである。
金属部材を少なくしてパラペットの耐久性を保持すると
ともに十分な設置強度が得られて上述した問題を解消す
るものである。
以下、本発明の望ましい実施例を添イマ]図面に基づい
て詳細に説明する。 第1図において、本発明の第一実施例に係る手摺支柱の
立設構造が示されており、図中1はベランダ外周縁部等
に形成されるパラペット、7はこのパラペット1上面に
穿設される建て込み穴を示すものである。 この建て込み穴7に下端側を埋設されてパラペット1上
に立設される埋め込みアンカー5は、全長にわたってね
じ5゜を刻設した螺杆であり、その略中央部には、支持
ナツト5Iが螺合されている。 また、この実施例による連結部材6は、第1図および第
2図(a)に示すように、中央部にアンカー挿通孔60
を形成した箱状体で、アンカー挿通孔60に埋め込みア
ンカー5を挿通させた後、上端部を締め付はナツト52
により締めイ」(ツることにより該埋め込みアンカー5
に固定される。 なお、連結部材6としては、第2図(a)に示したちの
以外、第2図(b)に示すように、二部材を連結して構
成されたもの、あるいは第2図(c)に示すように、ア
ンカー挿通孔60にねじ61を刻設し、埋め込みアンカ
ー5のねじ50と、偏心ねじ53とを介して螺合させ、
左右方向の位置を調節可能にしたものであってもよい。 次に、本発明による手摺支柱の立設構造を使用して手摺
をパラペット1上に設置する手順を説明する。 この手摺は、第3図に示すように、手摺支柱3.3の上
端間に架設された手摺笠木30の下方に、土下弦−+、
t31.32間に複数の手摺子33.33・ ・を架設
して形成された手摺子ユニット34を取り付けて構成さ
れており、まず第1図に示すように、パラペット1に建
て込み穴7を穿設し、この建て込み穴7にエボキン系樹
脂54あるいはモルタル等を充填し、埋め込みアンカー
5を垂直に植設する。次いで、埋め込みアンカー5に螺
合されている支持ナツト5Iをパラペット1上面から所
定高さhまで移動させ、埋め込みアンカー5の頂部から
連結部材6を挿入した後、締め付はナツト52を締め(
=t iプることによりこの連結部材6を強固に固定す
る。この後、中空状に形成された手摺支柱3の下端部を
連結部材6に外嵌し、固定用ビス35により連結部材6
と手摺支柱3とを結合すればよい。 なおこの実施例においては、固定用ビス35を用いて、
手摺子ユニット34を構成する下弦材32と、この下弦
材32を手摺支柱3に固定するためのブラケット36と
を共線めしているが、ブラケット36を別個に固定する
」;うにしてもよいことは勿論であり、また、手摺支柱
3と連結部材6との連結部位を適宜調節することにより
、第4図に示すように、パラペットIの高さの変化H,
,H2にも対応することができる。 第5図は、本発明の第二実施例を示すもので、上述した
第一実施例における埋め込みアンカー5の露出部を円筒
状の外被部材8で覆って、埋め込みアンカー5の防錆を
図ったものである。 このように埋め込みアンカー5の露出部を外被部材8で
覆うことにより、この露出部における雨水等による腐食
を効果的に防止することができ、露出部において発生し
た錆がパラペットl内部に埋設されている部位に進行し
て体積を膨張させ、該パラペットIに亀裂を発生させる
という不具合を防止することができる上に、手摺全体の
外観を向上させることもできろ。 なお、第5図および第6図(a)において、10はパラ
ベン1」二面の傾斜を吸収オろとともに良好な外観を得
る目的で設けられるカバー材を示ずものて、カバー材1
0はこの他に、」−面を円弧状に形成したもの(第6図
(b)参照)、あるいは上面を球面にしたもの(第6図
(c)参照)等適宜形状を有ずろちのを使用することが
でき、さらに、第7図に示すように、モルタル等をパラ
ベン)川上に積層してカバー材1]としたり、あるいは
第8図に示すように、外被部材8を上述したカバー材l
Oのように形成してもよく、これらの場合には、建て込
み穴7内への雨水の浸入が防止され、パラペットlの亀
裂発生をより完全に防止することがてきるとともに、紫
外線等による建て込み穴7に充填されているエボギシ系
樹脂54か外部に露呈せずその劣化を防ぐことができる
。 第9図(J、本発明の第三実施例を示し、埋め込みアン
カー5への荷重負担を軽減1.たちのである。 すなわち、−1−述した第一実施例および第二実施例に
おいて(1,l、埋め込みアンカー5に固定された連結
部材6により手摺支柱3の荷重か全て支持されていたの
に対し、この実施例においては、連結部−+n’ 6と
パラベン1N」二面との間に支持部材9を介在させて、
手摺支柱3の荷重の一部をこの支持部材9により受止す
るような構成とされている。 この場合、第9図に示すように、支持部材9を蒲鉾型に
形成するとともに、支持部材9と連結部材6との当接面
を円弧状面90とすることにより、パラペット1の傾斜
角度を吸収することができるようにするのが望ましいが
、第10図に示すように、連結部材6を上部部材62と
下部部材63とを接合することにより形成するとともに
、支持部材9の高さをやや高く形成したり、あるいは第
11図に示すように、支持部4A’ 9および連結部材
6の円弧状面90.90に互いにルーズに噛め合う係止
歯9Iを形成し、係上歯91間の間隙部に接着剤92等
を充填することにより連結部材6を所定の姿勢で起立さ
せるようにしたり、また、第12図に示すように、支持
部材9側の円弧状面9.0を凹面としたりすることがで
き、さらに、第13図に示すように、連結部+A6とパ
ラベン)・1」二面との隙間にモルタル等を充填するこ
とにより形成されるカバー材11を支持部材9として、
施工の簡略化を図ることもてきる。 なお、第8図ないし第12図において、93は支持部+
A9と埋め込みアンカー5とが干渉しないように、断面
略長円形に形成されるアンカー挿通孔を示すものである
。 第14図において、本発明に係る支持装置の第四実施例
が示されている。 この実施例は、連結部+A6をパラベンl−1の上面に
載置する状態で埋め込みアンカー5に固定したもので、
第14図(b)に示すように、連結部材6は、互いに摺
動部64を有して高さ方向に摺動することができる二つ
の部’+4’65. 66. 67から構成され、摺動
部64をピン68により固定することによりパラベント
1上面の傾斜に対応することができるようにされている
。
て詳細に説明する。 第1図において、本発明の第一実施例に係る手摺支柱の
立設構造が示されており、図中1はベランダ外周縁部等
に形成されるパラペット、7はこのパラペット1上面に
穿設される建て込み穴を示すものである。 この建て込み穴7に下端側を埋設されてパラペット1上
に立設される埋め込みアンカー5は、全長にわたってね
じ5゜を刻設した螺杆であり、その略中央部には、支持
ナツト5Iが螺合されている。 また、この実施例による連結部材6は、第1図および第
2図(a)に示すように、中央部にアンカー挿通孔60
を形成した箱状体で、アンカー挿通孔60に埋め込みア
ンカー5を挿通させた後、上端部を締め付はナツト52
により締めイ」(ツることにより該埋め込みアンカー5
に固定される。 なお、連結部材6としては、第2図(a)に示したちの
以外、第2図(b)に示すように、二部材を連結して構
成されたもの、あるいは第2図(c)に示すように、ア
ンカー挿通孔60にねじ61を刻設し、埋め込みアンカ
ー5のねじ50と、偏心ねじ53とを介して螺合させ、
左右方向の位置を調節可能にしたものであってもよい。 次に、本発明による手摺支柱の立設構造を使用して手摺
をパラペット1上に設置する手順を説明する。 この手摺は、第3図に示すように、手摺支柱3.3の上
端間に架設された手摺笠木30の下方に、土下弦−+、
t31.32間に複数の手摺子33.33・ ・を架設
して形成された手摺子ユニット34を取り付けて構成さ
れており、まず第1図に示すように、パラペット1に建
て込み穴7を穿設し、この建て込み穴7にエボキン系樹
脂54あるいはモルタル等を充填し、埋め込みアンカー
5を垂直に植設する。次いで、埋め込みアンカー5に螺
合されている支持ナツト5Iをパラペット1上面から所
定高さhまで移動させ、埋め込みアンカー5の頂部から
連結部材6を挿入した後、締め付はナツト52を締め(
=t iプることによりこの連結部材6を強固に固定す
る。この後、中空状に形成された手摺支柱3の下端部を
連結部材6に外嵌し、固定用ビス35により連結部材6
と手摺支柱3とを結合すればよい。 なおこの実施例においては、固定用ビス35を用いて、
手摺子ユニット34を構成する下弦材32と、この下弦
材32を手摺支柱3に固定するためのブラケット36と
を共線めしているが、ブラケット36を別個に固定する
」;うにしてもよいことは勿論であり、また、手摺支柱
3と連結部材6との連結部位を適宜調節することにより
、第4図に示すように、パラペットIの高さの変化H,
,H2にも対応することができる。 第5図は、本発明の第二実施例を示すもので、上述した
第一実施例における埋め込みアンカー5の露出部を円筒
状の外被部材8で覆って、埋め込みアンカー5の防錆を
図ったものである。 このように埋め込みアンカー5の露出部を外被部材8で
覆うことにより、この露出部における雨水等による腐食
を効果的に防止することができ、露出部において発生し
た錆がパラペットl内部に埋設されている部位に進行し
て体積を膨張させ、該パラペットIに亀裂を発生させる
という不具合を防止することができる上に、手摺全体の
外観を向上させることもできろ。 なお、第5図および第6図(a)において、10はパラ
ベン1」二面の傾斜を吸収オろとともに良好な外観を得
る目的で設けられるカバー材を示ずものて、カバー材1
0はこの他に、」−面を円弧状に形成したもの(第6図
(b)参照)、あるいは上面を球面にしたもの(第6図
(c)参照)等適宜形状を有ずろちのを使用することが
でき、さらに、第7図に示すように、モルタル等をパラ
ベン)川上に積層してカバー材1]としたり、あるいは
第8図に示すように、外被部材8を上述したカバー材l
Oのように形成してもよく、これらの場合には、建て込
み穴7内への雨水の浸入が防止され、パラペットlの亀
裂発生をより完全に防止することがてきるとともに、紫
外線等による建て込み穴7に充填されているエボギシ系
樹脂54か外部に露呈せずその劣化を防ぐことができる
。 第9図(J、本発明の第三実施例を示し、埋め込みアン
カー5への荷重負担を軽減1.たちのである。 すなわち、−1−述した第一実施例および第二実施例に
おいて(1,l、埋め込みアンカー5に固定された連結
部材6により手摺支柱3の荷重か全て支持されていたの
に対し、この実施例においては、連結部−+n’ 6と
パラベン1N」二面との間に支持部材9を介在させて、
手摺支柱3の荷重の一部をこの支持部材9により受止す
るような構成とされている。 この場合、第9図に示すように、支持部材9を蒲鉾型に
形成するとともに、支持部材9と連結部材6との当接面
を円弧状面90とすることにより、パラペット1の傾斜
角度を吸収することができるようにするのが望ましいが
、第10図に示すように、連結部材6を上部部材62と
下部部材63とを接合することにより形成するとともに
、支持部材9の高さをやや高く形成したり、あるいは第
11図に示すように、支持部4A’ 9および連結部材
6の円弧状面90.90に互いにルーズに噛め合う係止
歯9Iを形成し、係上歯91間の間隙部に接着剤92等
を充填することにより連結部材6を所定の姿勢で起立さ
せるようにしたり、また、第12図に示すように、支持
部材9側の円弧状面9.0を凹面としたりすることがで
き、さらに、第13図に示すように、連結部+A6とパ
ラベン)・1」二面との隙間にモルタル等を充填するこ
とにより形成されるカバー材11を支持部材9として、
施工の簡略化を図ることもてきる。 なお、第8図ないし第12図において、93は支持部+
A9と埋め込みアンカー5とが干渉しないように、断面
略長円形に形成されるアンカー挿通孔を示すものである
。 第14図において、本発明に係る支持装置の第四実施例
が示されている。 この実施例は、連結部+A6をパラベンl−1の上面に
載置する状態で埋め込みアンカー5に固定したもので、
第14図(b)に示すように、連結部材6は、互いに摺
動部64を有して高さ方向に摺動することができる二つ
の部’+4’65. 66. 67から構成され、摺動
部64をピン68により固定することによりパラベント
1上面の傾斜に対応することができるようにされている
。
以上の説明から明らかなように、本発明による手摺支柱
の立設構造によれば、パラペット上に垂直に立設された
一本の埋め込みアンカー周りに連結部材を配置し、この
連結部材により手摺支柱の下端部を固定するようにした
ので、従来のようにパラペットに複数本の金属材、すな
わちアンカーを打ち込む必要がなくなる。 従って、パラペット内の配筋等に干渉する確率が低くな
り、作業性を向」ニさせることができ、また、パラペッ
トの耐久性を向上させて埋め込みアンカー廻りを補強す
ることができる。 =8− また、従来のようにコンクリート地すなわちノくラペ・
ソト内にその端部が外部に露出される金属部材を複数本
打ち込んだり、埋め込んだりする必要がないので、互い
に接近した部位にお(Jる金属部材が腐食、膨張するこ
とによるコンクリートの割れ等を防止することができる
。
の立設構造によれば、パラペット上に垂直に立設された
一本の埋め込みアンカー周りに連結部材を配置し、この
連結部材により手摺支柱の下端部を固定するようにした
ので、従来のようにパラペットに複数本の金属材、すな
わちアンカーを打ち込む必要がなくなる。 従って、パラペット内の配筋等に干渉する確率が低くな
り、作業性を向」ニさせることができ、また、パラペッ
トの耐久性を向上させて埋め込みアンカー廻りを補強す
ることができる。 =8− また、従来のようにコンクリート地すなわちノくラペ・
ソト内にその端部が外部に露出される金属部材を複数本
打ち込んだり、埋め込んだりする必要がないので、互い
に接近した部位にお(Jる金属部材が腐食、膨張するこ
とによるコンクリートの割れ等を防止することができる
。
第1図は本発明の第一実施例を示す要部斜視断面図、第
2図は連結部材の断面図、 第3図は本発明が適用された手摺を示す正面図、第4図
は本発明による立設構造により高さ調節をした状態を示
す説明図、 第5図は本発明の第二実施例を示す側面図、第6図は第
二実施例で使用されるカッ\−材を示す斜視図、第7図
および第8図IJ第二実施例の変形例を示す側面図、第
9図は本発明の第三実施例を示す側面図、第10図ない
し第13図は第三実施例の変形例を示す断面図、 第14図(a)は本発明の第四実施例を示す側面図、第
14図(b)は第14図(a)のA−Δ線断面図、第1
5図および第16図は従来例を示す断面図である。 l ・・・パラペット 3・・・・手摺支
柱5 ・埋め込みアンカー 6・・ 連結部材第
13図 第16図
2図は連結部材の断面図、 第3図は本発明が適用された手摺を示す正面図、第4図
は本発明による立設構造により高さ調節をした状態を示
す説明図、 第5図は本発明の第二実施例を示す側面図、第6図は第
二実施例で使用されるカッ\−材を示す斜視図、第7図
および第8図IJ第二実施例の変形例を示す側面図、第
9図は本発明の第三実施例を示す側面図、第10図ない
し第13図は第三実施例の変形例を示す断面図、 第14図(a)は本発明の第四実施例を示す側面図、第
14図(b)は第14図(a)のA−Δ線断面図、第1
5図および第16図は従来例を示す断面図である。 l ・・・パラペット 3・・・・手摺支
柱5 ・埋め込みアンカー 6・・ 連結部材第
13図 第16図
Claims (1)
- パラペット上に垂直に立設された一本の埋め込みアン
カーを手摺支柱内に挿通し、この埋め込みアンカー周り
に配置される連結部材により手摺支柱の下端部を固定し
てなる手摺支柱の立設構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31236987A JPH01154951A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 手摺支柱の立設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31236987A JPH01154951A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 手摺支柱の立設構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154951A true JPH01154951A (ja) | 1989-06-16 |
JPH059583B2 JPH059583B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=18028429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31236987A Granted JPH01154951A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 手摺支柱の立設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01154951A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07259289A (ja) * | 1994-03-25 | 1995-10-09 | Swan Shoji Co Ltd | 手摺支柱立設装置 |
JP2011001806A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Kazuyuki Yahagi | 墜落防止用手摺の後施工アンカー |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156825U (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-19 | 三和シヤツタ−工業株式会社 | 手摺等の支柱固定具 |
JPS6215390U (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-29 |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP31236987A patent/JPH01154951A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156825U (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-19 | 三和シヤツタ−工業株式会社 | 手摺等の支柱固定具 |
JPS6215390U (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-29 |
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JPH07259289A (ja) * | 1994-03-25 | 1995-10-09 | Swan Shoji Co Ltd | 手摺支柱立設装置 |
JP2011001806A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Kazuyuki Yahagi | 墜落防止用手摺の後施工アンカー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059583B2 (ja) | 1993-02-05 |
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