JPH01154954A - 手摺支柱の立設構造 - Google Patents

手摺支柱の立設構造

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JPH01154954A
JPH01154954A JP31237287A JP31237287A JPH01154954A JP H01154954 A JPH01154954 A JP H01154954A JP 31237287 A JP31237287 A JP 31237287A JP 31237287 A JP31237287 A JP 31237287A JP H01154954 A JPH01154954 A JP H01154954A
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handrail
parapet
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JP31237287A
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Chihiro Ichikawa
市川 千尋
Toshio Wakatabe
若田部 俊男
Toshitaka Kawaguchi
寿孝 川口
Yoshio Iwashita
岩下 佳男
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ベランダの外周縁部等に手摺を設置する際に
用いられる手摺支柱の立設構造に関するものである。
【従来の技術】
一般に、ベランダの外周縁部等に手摺を設置するには、
該l\ランダの外周縁部に形成されたパラペット上に手
摺支柱を立設し、この手摺支柱に手摺体を固定すること
が行われており、この手摺支柱の立設構造としては、第
10図に示したようなものが提案されている。この構造
は、パラペン1司」二にこのパラベン)・1の傾斜角度
を吸収する支柱支持部材2を跨架し、この支柱支持部材
2をパラベンl−1の側面に穿設された取り伺(J穴に
締結ボルト20で固定して、この支柱支持部材2に手摺
支柱3を溶接して立設固定したり、また、第1I図に示
したように、パラペット1の」二面側の一部を除去し)
こり、あるいは発泡スチロール等の取りイマ1け治具を
用いて予め穴明(プして形成された取付部にプレート状
の支柱支持部材2を埋め込み、この支柱支持部セ2に手
摺支柱3の下端部を溶接により立設固定したものが用い
られていた。
【発明が解決しようとする問題点] しかし、第10図に示した従来例の立役構造によれば、
支柱支持部材2とパラペット1との連結固定には、−船
釣に、パラペット1の傾斜角度を吸収し、かつ手摺支柱
3が必要とする強度を得るように、複数本の締結ポルト
20等が互いに接近した部位において使用されるため、
外部に締結ポル)・20等の端部が露出した状態でパラ
ペット1に打ち込まれる結果となり、締結ポルト20等
の腐食による膨張が接近(〜た位置において発生ずるこ
とになり、コンクリート地、あるい(」モルタルのを破
壊する恐れがあるという問題を有していた。 また、パラペラ)・1△、の締結ポルト20等の打し込
め数が増えると、該パラペラl−1内に配設されている
配筋に干渉する確率が高くなり、支柱支持部材2の強度
が得られにくくなり、また、パラペット1の側面からの
穴明(J作業どなり、作業も困難になるという多くの問
題を有していた。 さらに、第1I図に示した従来例の立設構造によれば、
支柱支持部材2がパラペット1に埋め込まれるため、こ
の支柱支持部材2の発錆によりコンクリート地あるいは
モルタルの内部から亀裂を誘発するという問題点があり
、また、パラペット1のはつりや養生あるいは支柱支持
部材2と手摺支柱3との溶接作業等その作業性がきわめ
て煩雑であるとともに手摺支柱3を再度取り換えること
が不可能という多くの問題を有していた。 本発明は、以上の問題点を解消すべくなされたものであ
って、コンクリート地あるいはモルタル等の亀裂を誘発
するおそれが少なく、かつ十分な設置強度が得られ、か
つその取り付は作業を簡便化した手摺支柱の立設構造を
提供することを目的とする。 【問題点を解決するための手段】 そして、本発明によれは上記目的は、実施例に対応する
第1図に示すように、パラペット1上に垂直に立設され
た一本の埋め込みアンカー4に、該パラペット1の上面
に配置される補強部材5と、その上方に位置する連結部
材6を挿通し、この連結部材6により手摺支柱3の下端
部を固定してなる手摺支柱の立設構造を提供することに
より達成される。
【作    用】
すなわち、本発明は、パラペット1に埋め込まれろ金属
部材を少なくしてパラペットの耐久性を保持するととも
にその傾斜角度を吸収して、上述した問題を解消するも
のである。
【実  施  例】
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。 第1図は本発明による手摺支柱の立設構造を示す説明図
である。 図中、1はベランダ外周縁部等に形成されるパラペット
、IOはこのパラペットl上面に穿設される建て込み穴
、4はこの建て込み穴10に下端を埋設されてパラペッ
ト1上に立設される埋め込みアンカーを示ずものであり
、この埋め込みアンカー4の上端部側には、ねじ40が
刻設されている。 連結部材6は、第1図および第2図(a)に示すように
、中央部にアンカー挿通孔60を形成した箱状体で、ア
ンカー挿通孔60に埋め込みアンカー4を挿通させた後
、上端部を締め付はナツト42により締め付けることに
より該埋め込みアンカー4に固定される。 なお、連結部材6としては、第2図(a)に示したちの
以外、第2図(b)に示すように、二部材61.62を
連結して構成されたもの、あるいは第2図(c)に示す
ように、アンカー挿通孔60にねじを刻設し、埋め込み
アンカー4のねじ40と、偏心ねじ41を介して螺合さ
せ、左右方向の位置を調節可能にしたものであってもよ
い。 一方補強部材5は、第3図において矢印Pで示すような
方向の力が加えられた時に、埋め込みアンカー4のパラ
ペットIとの界面に発生ずる曲げモーメントPQに対抗
するモーメントXYを発生させて埋め込みアンカー4を
補強するためのもので、第1図に示すように、中央部に
埋め込みアンカー4の径寸法と略等しい径を有するアン
カー挿通孔60を穿設して平面視略I字状に構成されて
いる。 このように、図中a点にて圧縮荷重を受け、かつ埋め込
みアンカー4には引張荷重を受けさせることにより、埋
め込みアンカー4を強度上有効に働かせるようにしてい
る。 また、距離Xを長くとれば荷重Yは小さくなり、手摺支
柱3および埋め込みアンカー4を荷重的に効率良くする
ことができる。 なお、この補強部材5の上面51と底面52とは、第1
図=4− (a)においては平行とされているが、パラペット1上
面が水平面に対して傾斜を有する場合には、第1図(b
)に示すように、この傾斜角度に合致する交差角θを有
する交差面とされる。 次に、本発明による手摺支柱の立役構造を使用して手摺
をパラペットl上に設置する手順を説明する。 この手摺は、第5図に示すように、手摺支柱3の上端間
に架設された手摺笠木70の下方に、上下弦材71.7
2間に複数の手摺子73.73・・・を架設して形成さ
れた手摺子ユニット7を取り付けて構成されており、ま
ず第1図および第4図に示すように、パラペット1に建
て込み穴10を穿設し、この建て込み穴10にエボキン
系樹脂11あるいはモルタル等を充填し、埋め込みアン
カー4を垂直に植設する。次いで、埋め込みアンカー4
の頂部から補強部材5と連結部材6とを挿入した後、締
め付はナツト42を締め付けることによりこれら補強部
材5と連結部材6とを積層した状態で強固に固定する。 この後、中空状に形成された手摺支柱3の下端部を連結
部材6に外嵌し、固定用ビス63により連結部材6と手
摺支柱3とを結合固定すればよい。 なお、この実施例においては、固定用ビス63を用いて
、手摺子ユニy ) 7を構成する下弦材72と、この
下弦材72を手摺支柱3に固定するためのブラケット7
4とを共線めしているが、ブラケット74を別個に固定
するようにしてもよいことは勿論であり、また、手摺支
柱3と連結部材6との連結部位を適宜調節オろことによ
り、第6図に示すように、パラペラ)・1の高さの変化
H,,i(、にも対応することができる。 また、補強部材5としては第1図に示したものに限られ
るものではなく、例えば第7図に示すように、連結部材
6とパラペットlとの間にモルタル11等を埋めること
により形成してもよい。 なお、第1図ないし第7図においては、補強部材5の上
に積層するような状態で連結部拐6を取り付くうた場合
が示されているが、この他に、第8図に示すように、支
持ナラ)・43と締め付はすy l□ ’I 2とによ
り補強部材5の上方に固定するようにしてもよく、さら
に、第9図に示すように、補強部材5を手摺支柱3の下
端部から露出させるような構成とすることもできる。
【発明の効果】 以」−の説明から明らかなように、本発明による手摺支
柱の立設構造によれば、パラペラlJ−に垂直に立設さ
れた一本の埋め込みアンカーに補強部材と連結部材とを
固定し、この連結部材により手摺支柱の下端部を固定す
るようにしたので、従来のようにパラペットに複数本の
金属部材、ずなイつちアンカーを打ち込む必要がなくな
る。 従って、パラペット内の配筋等に干渉する確率が少なく
なり、作業性を向上させることができ、また、パラペッ
トの耐久性を向」ニさせて埋め込みアンカー廻りを補強
することができる。 また、従来のようにコンクリート地すなわちパラペット
内に外部が露出した金属部材を複数本打ち込む必要がな
いので、互いに接近した部位における金属部材が腐食、
膨張することによるコンクリ−)・の割れ等を防止する
ことができる。 さらに、パラペット」二面には補強部材が載置固定され
、この禎r強部材の中央部に埋め込めアンカーを挿通さ
せたので、パラペットの傾斜角度に左右されることなく
手摺支柱が立設され、また、埋め込みアンカーに発生ず
る曲げ応力を小さくすることができ、全体の強度を高く
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)L1本発明を示す斜視説明図、第1図(b
)は補強部材の変形例を示す斜視説明図、第2図は連結
部材の断面図、 第3図は本発明の作用を示す説明図、 第4図は本発明の要部断面図、 第5図は本発明が適用された手摺の正面図、第6図は本
発明による立設構造により高さ調節した状態を示す説明
図、 第7図ないし第9図は本発明の変形例を示す説明図、第
10図および第11図は従来例を示す断面図である。 1 ・・パラペット3・・・手摺支柱 4  埋め込みアンカー    5 ・・補強部材6 
 連結部材 特許出願人 株式会社 ナカ技術研究所をへ1  0 
  闘 木01     第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  パラペット上に垂直に立設される一本の埋め込みアン
    カーに、該パラペットの上面に載置される補強部材と、
    この補強部材の上方に位置する連結部材を挿通し、この
    連結部材により手摺支柱の下端部を固定してなる手摺支
    柱の立設構造。
JP31237287A 1987-12-11 1987-12-11 手摺支柱の立設構造 Granted JPH01154954A (ja)

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JP31237287A JPH01154954A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 手摺支柱の立設構造

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JP31237287A JPH01154954A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 手摺支柱の立設構造

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JPH01154954A true JPH01154954A (ja) 1989-06-16
JPH055979B2 JPH055979B2 (ja) 1993-01-25

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JP (1) JPH01154954A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019176898A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 Toto株式会社 棚一体型手すり

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019176898A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 Toto株式会社 棚一体型手すり

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JPH055979B2 (ja) 1993-01-25

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