JPH01154746A - 樹脂積層金属板の製造方法 - Google Patents
樹脂積層金属板の製造方法Info
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- JPH01154746A JPH01154746A JP31324487A JP31324487A JPH01154746A JP H01154746 A JPH01154746 A JP H01154746A JP 31324487 A JP31324487 A JP 31324487A JP 31324487 A JP31324487 A JP 31324487A JP H01154746 A JPH01154746 A JP H01154746A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、熱硬化性粉体塗料塗装金属板にポリエチレン
テレフタレートフィルムを積層する場合、フィルムと塗
膜との密着性が高くなり、かつ、表面も平滑になる樹脂
積層金属板の製造方法に関する。
テレフタレートフィルムを積層する場合、フィルムと塗
膜との密着性が高くなり、かつ、表面も平滑になる樹脂
積層金属板の製造方法に関する。
(従来技術)
ポリエチレンテレフタレート(以下PETという)フィ
ルムは、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性に優れているので
、従来上り金属板や塗装金属板に積層して、それらの特
性を付与するのに利用されている。例えば、食缶材料の
分野では、耐薬品性を利用して金属板に透明rETフィ
ルムを積層して、食品により缶が腐食されたり、缶より
有害物質が溶出するのを防止しており、また、内装や器
物に使用する塗装金属板の分野では、耐摩耗性を利用し
て塗装金属板に透明PUTフィルムを積層して、塗膜の
意匠性を生かしながら塗膜に傷が付くのを防止している
。
ルムは、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性に優れているので
、従来上り金属板や塗装金属板に積層して、それらの特
性を付与するのに利用されている。例えば、食缶材料の
分野では、耐薬品性を利用して金属板に透明rETフィ
ルムを積層して、食品により缶が腐食されたり、缶より
有害物質が溶出するのを防止しており、また、内装や器
物に使用する塗装金属板の分野では、耐摩耗性を利用し
て塗装金属板に透明PUTフィルムを積層して、塗膜の
意匠性を生かしながら塗膜に傷が付くのを防止している
。
近年、このPET フィルムには、接着性を高めるため
に種々表面処理を施したものが市販されているが、その
積層は、金属板に直接積層する場合、金属板をPETの
溶融温度以上に加熱して、金属板熱でフィルムを溶着す
る方法で行っていた。一方、塗装金属板に積層する場合
は、塗料により異なり、塗料が熱可塑性塗料の場合、塗
料の溶融温度以上に加熱する方法で、塗料が熱硬化性樹
脂の場合は、塗料の熱硬化温度以上に加熱する方法で行
っていた。
に種々表面処理を施したものが市販されているが、その
積層は、金属板に直接積層する場合、金属板をPETの
溶融温度以上に加熱して、金属板熱でフィルムを溶着す
る方法で行っていた。一方、塗装金属板に積層する場合
は、塗料により異なり、塗料が熱可塑性塗料の場合、塗
料の溶融温度以上に加熱する方法で、塗料が熱硬化性樹
脂の場合は、塗料の熱硬化温度以上に加熱する方法で行
っていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、金属板に直接PET フィルムを積層する方法
の場合、フィルムが金属板により溶融流動してしまうた
め、フィルムに凹凸が生じ、外観が劣ってしまうもので
あった。
の場合、フィルムが金属板により溶融流動してしまうた
め、フィルムに凹凸が生じ、外観が劣ってしまうもので
あった。
一方、塗装金属板にPET フィルムを積層する方法で
は、熱硬化性粉体塗料を硬化温度以上に加熱すると、表
面がゆず風になり、その凹凸がフィルム積層後も表面に
表れてしまい、フィルムのffi着性が劣るという問題
があった。
は、熱硬化性粉体塗料を硬化温度以上に加熱すると、表
面がゆず風になり、その凹凸がフィルム積層後も表面に
表れてしまい、フィルムのffi着性が劣るという問題
があった。
本発明は、金属板に熱硬化性粉体塗料を塗装した後PE
T フィルムを積層する01脂lff屑金属板の製造方
法において、粉体塗料塗膜凹凸をなくし、密着性を高め
ることができる製造方法を提供するものである。
T フィルムを積層する01脂lff屑金属板の製造方
法において、粉体塗料塗膜凹凸をなくし、密着性を高め
ることができる製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、PETフィルム積R4金属板を、熱硬化性粉
体塗料の塗装後、塗料をその融点以上、硬化開始温度以
下で、PETの融点以下の温度に加熱してPET フィ
ルムを積層圧着し、しかる後に粉体塗料の硬化開始温度
以上、f’ETの融点以下の温度に加熱する方法で製造
することにより塗膜の凹凸をなくし、フィルムの密着性
も高めた。
体塗料の塗装後、塗料をその融点以上、硬化開始温度以
下で、PETの融点以下の温度に加熱してPET フィ
ルムを積層圧着し、しかる後に粉体塗料の硬化開始温度
以上、f’ETの融点以下の温度に加熱する方法で製造
することにより塗膜の凹凸をなくし、フィルムの密着性
も高めた。
すなわち、本発明では、粉体塗料の加熱をPETフィル
ム積層時塗料の融点以上、硬化開始温度以下の温度にし
て、PET フィルム積層後に硬化開始温度以上にして
硬化させるのである。塗料をこのように加熱すれば、硬
化時の塗膜は、PETフィルムが積層されているので、
収縮が防止され、凹凸が発生しない。また、I’ET
フィルム積層時塗料は、熱硬化が開始されていないため
、熱硬化反応に携わる極性基が残存し、かつ、塗膜の粘
度も上昇していないため、フィルムとの濡れ性が良好と
なり、フィルムの密着力が高くなる。さらに、塗料は、
PUTフィルムの積層前後とも、PETの融点以下の温
度にしか加熱しないので、フィルムは溶融流動せず、積
層後の表面は平滑に保たれる。
ム積層時塗料の融点以上、硬化開始温度以下の温度にし
て、PET フィルム積層後に硬化開始温度以上にして
硬化させるのである。塗料をこのように加熱すれば、硬
化時の塗膜は、PETフィルムが積層されているので、
収縮が防止され、凹凸が発生しない。また、I’ET
フィルム積層時塗料は、熱硬化が開始されていないため
、熱硬化反応に携わる極性基が残存し、かつ、塗膜の粘
度も上昇していないため、フィルムとの濡れ性が良好と
なり、フィルムの密着力が高くなる。さらに、塗料は、
PUTフィルムの積層前後とも、PETの融点以下の温
度にしか加熱しないので、フィルムは溶融流動せず、積
層後の表面は平滑に保たれる。
(実施例)
実施例
融解温度が90〜100℃で、硬化開始温度が170〜
180℃の熱硬化性粉体塗料[日本ペイント(株)製、
ブレコー) 6001を静電塗装法により亜鉛めっき鋼
板上に15tFJが30〜40μとなるように塗装した
後、近赤外線炉で160℃に加熱して、その上に融点2
65℃のPETフィルム[東しく株)製、ルミラー(5
0μ)1を積層し、積層後250℃で60秒間加熱した
。この積層金属板のフィルム密着性は2.2Kg/cm
で、フィルム表面は平滑であった。
180℃の熱硬化性粉体塗料[日本ペイント(株)製、
ブレコー) 6001を静電塗装法により亜鉛めっき鋼
板上に15tFJが30〜40μとなるように塗装した
後、近赤外線炉で160℃に加熱して、その上に融点2
65℃のPETフィルム[東しく株)製、ルミラー(5
0μ)1を積層し、積層後250℃で60秒間加熱した
。この積層金属板のフィルム密着性は2.2Kg/cm
で、フィルム表面は平滑であった。
なお、フィルムの[T性試験は、積層フィルムの一部を
塗膜より剥離して折り返した後、折り返し方向にフイ、
ルムを引張って、フィルムが剥離し始めるときの強度を
測定する方法で行った。
塗膜より剥離して折り返した後、折り返し方向にフイ、
ルムを引張って、フィルムが剥離し始めるときの強度を
測定する方法で行った。
比較例
実施例での製造方法において、粉体塗料塗装後の加熱を
190℃に上昇させたところ、フィルム密着性は0.8
Kg/cu+と低く、塗膜表面のゆず肌がフィルム表面
にまで表れた。
190℃に上昇させたところ、フィルム密着性は0.8
Kg/cu+と低く、塗膜表面のゆず肌がフィルム表面
にまで表れた。
また、実施例での製造方法において、PET フィルム
積層後の加熱を270℃に上昇させたところ、フィルム
密着性は2.1にg/c+aまで向上したが、フィルム
表面は肌荒れになってしまった。
積層後の加熱を270℃に上昇させたところ、フィルム
密着性は2.1にg/c+aまで向上したが、フィルム
表面は肌荒れになってしまった。
なお、フィルムの密着性は実施例と同様の方法で測定し
た。
た。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、熱硬化性粉体塗料塗膜
の凹凸が表面に表れず、塗膜に対する1’ETフイルム
の積層密着強度を高くすることができる。
の凹凸が表面に表れず、塗膜に対する1’ETフイルム
の積層密着強度を高くすることができる。
Claims (1)
- 金属板上に塗料を塗装した後、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを積層する積層金属板の製造方法において
、前記塗料として熱硬化性粉体塗料を用い、この塗料を
塗装した後、塗料をその融点以上、硬化開始温度以下で
、ポリエチレンテレフタレートの融点以下の温度に加熱
してポリエチレンテレフタレートフィルムを積層圧着し
、しかる後に粉体塗料の硬化開始温度以上、ポリエチレ
ンテレフタレートの融点以下の温度に加熱することを特
徴とする樹脂積層金属板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62313244A JPH082613B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 樹脂積層金属板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62313244A JPH082613B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 樹脂積層金属板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154746A true JPH01154746A (ja) | 1989-06-16 |
JPH082613B2 JPH082613B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=18038852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62313244A Expired - Lifetime JPH082613B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 樹脂積層金属板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082613B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997043118A1 (fr) * | 1996-05-14 | 1997-11-20 | Toyo Kohan Co., Ltd. | Procede et dispositif de fabrication d'une feuille metallique recouverte d'une resine thermoplastique |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839448A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-08 | 東洋鋼鈑株式会社 | 透明な熱可塑性樹脂フイルムを被覆した着色金属板 |
JPS61110545A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-28 | 川崎製鉄株式会社 | 防錆塗装鋼材 |
JPS61149341A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-08 | Toyo Kohan Co Ltd | ポリエステル樹脂フイルム被覆金属板の製造方法 |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP62313244A patent/JPH082613B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839448A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-08 | 東洋鋼鈑株式会社 | 透明な熱可塑性樹脂フイルムを被覆した着色金属板 |
JPS61110545A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-28 | 川崎製鉄株式会社 | 防錆塗装鋼材 |
JPS61149341A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-08 | Toyo Kohan Co Ltd | ポリエステル樹脂フイルム被覆金属板の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997043118A1 (fr) * | 1996-05-14 | 1997-11-20 | Toyo Kohan Co., Ltd. | Procede et dispositif de fabrication d'une feuille metallique recouverte d'une resine thermoplastique |
US6200409B1 (en) | 1996-05-14 | 2001-03-13 | Toyo Kohan., Ltd. | Method and apparatus for manufacturing metallic sheet covered with thermoplastic resin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH082613B2 (ja) | 1996-01-17 |
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