JPH01153664A - 新規アミノ酸誘導体及びその製造、使用 - Google Patents

新規アミノ酸誘導体及びその製造、使用

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JPH01153664A
JPH01153664A JP62313877A JP31387787A JPH01153664A JP H01153664 A JPH01153664 A JP H01153664A JP 62313877 A JP62313877 A JP 62313877A JP 31387787 A JP31387787 A JP 31387787A JP H01153664 A JPH01153664 A JP H01153664A
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JP
Japan
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group
hydrogen atom
protecting group
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formula
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Application number
JP62313877A
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English (en)
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Shigeo Nozoe
野副 重男
Tomihisa Ota
富久 太田
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Publication of JPH01153664A publication Critical patent/JPH01153664A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、脳神経系治療薬として期待できる脳神経に作
用するβ−ヒドロキシグルタミン酸、或いは優れた抗菌
力を有するβ−ラクタム系抗生物質等の各種医薬として
開発が進められているカルバペナム又はカルバペネムの
製造中間体として有用な光学的に活性な新規アミノ酸誘
導体及びその製造、使用に関するものである。
従来の技術 カルバペネムは従来バクテリアの増殖によシ生産されて
いる( Kahanら、J、 Antibiotlcm
 、 32+1(1979) )が不安定な物質であp
、蓄積量も低く、従ってその工業上有用な製造法の開発
が望まれている。
合成法においては、本発明者はすでに一般式(4)で示
されるアミノ酸誘導体(ただし、式中Rは還元的に若し
くは酸性条件下で除去し得る有機基を、R2は水素原子
又はカルざキクル保護基を、810は水素原子、アルキ
ル基、ヒドロキシ基、メトキク基又はアセトキシ基を表
わし、2位の立体配位が(S)配位を示す)を原料とす
る方法を開発している(府側ら、第29回天然有機化合
物討論会講演要旨集、 87. (1987))。
従来の合成法は次の様に図示されるがその際カルバペネ
ムの2位に二重結合或いはへテロ原子を導入する際(高
価なフェニルセレニルクロリドを使用する必要がある点
に間、題があった。
問題点を解決するための手段、 本発明者は、前記の問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結
果、安価なl、 −リンゴ酸より得られる一般式(転)
で示されるピロリドン誘導体(ただしR1(M は水素原子又は還元的若しくは酸性条件下除去し得る有
轡基例えばベンジルオキ7カルがニル基、t−プトキ7
カル?ニル基等を、Rは水素原子又はヒドロキフル保護
基例えば、アセチル基、1−ブチルジメチルシリル基、
ベンジル基等を R8は水素原子又はメチル基を、それ
ぞれ表わし、4位の立体配位が(S)配位を、5位の立
体配位が(R)又は(8)配位を示す。)を酸化開裂し
一般式(1)で示されるアミノ酸誘導体(たべし、Rは
前述と同様に水素原子又は還元的若しくは酸性条件下で
除去し得ル有機基を、Rは水嵩原子又はカルゴキフル保
護基例えばメチル基、p−二トロペンジル基等を、Rは
前述と同様に水素原子又はヒドロキフル保護基をそれぞ
れ示し、3位の立体配位が(S)配位を、2位の立体配
位が(R)又は(S)配位を示す)の製造に成功し、さ
らにこのアミノ酸誘導体と種々のカルボン酸エステルの
リチウムエノラートとを反応すせることによりカルバペ
ネム合成の有用な中間体である一般式(Im (ただし式中R1は前記同様に還元的に若しくは酸性条
件下で除去し得る有機基を、R2及びR4はそれぞれ異
っていてもよく、水素原子又はカルゲキシル保護基例え
ばメチル基、p−ニトロベンジル基等を、Rは前記同様
に水素原子又はヒドロキシ保護基を、Rはエチル基、イ
ンフロビル基、又はCH3CR’(OR’)−で示され
る有機基を、R6は水素原子又はメチル基を、Rはヒド
ロキシ保護基例えばベンジル基、ベンジルオキ7カルz
 = /l/ 基、 t−ツテルジメテルシリル基、ト
リクロロエチルオキクカルデニル基等を、それぞれ表わ
し、アミノ基のα位の立体配位は(S)配位である。)
で示される新規アミノ酸誘導体を製造し得ることを見出
しこの発見に基いて本発明を完成するに至った。
本発明のアミノ酸誘導体(1)及び(In)をL−リン
ゴ酸(至)から合成する経路を次に図示する(Rの定義
は前記と同様である。)。
(鴇 (V)         (■a)        (
■b)(Ia)           (Ib)(@) 第1工程はL−リンが酸から一般式側で示されるイミド
を製造する段階である。例えば、Rが水素原子を表わし
かつR5がアセチル基を表わす場合は、L−リンゴ酸に
塩化アセチル、アンモニア、塩化アセチルを順次作用さ
せることによシ、本工程を行うことができる。
第2工程はイミド(至)より本発明のピロリドン誘導体
(■を製造する段階である。本工程は、例えば−15℃
程度の低温でイミド(至)を水素化ホウ素ナトリウムで
還元することによシ□R9が水素原子を表わすピロリド
ン誘導体(■を得ることができる。また、続いて無水酢
酸を作用させることKよシR9がアセチル基を表わすピ
ロリドン誘導体も得ることができる。
第3工程は、ピロリドン誘導体(■よシルイス酸の存在
下フランを作用させフリルピロリドン(転)を得る段階
である。本工程で、□フリルピロリドン(転)の収率を
向上させるためには第2工程で製造したピロリドン誘導
体(■を精製することなくそのままフリル化に使用する
とよい。R9が水素原子又はメチル基を表わす場合よ〕
もアセチル基を表わす場合の方が収率の点では良い結果
を与える。フリル基のα位の立体配置についてはシリカ
グルカラムクロマトグラフィーによりその(8)体0V
a)(R>体(■b)を分離することが可能である。
第4工程は、本発明のピロリドン誘導体(財)から酸化
的開裂による光学活性なアミノ酸誘導体(I&)又は(
1b)を製造する段階である。本工程は、例えばR1が
水素原子を、R2がメチル基を、R3がアセチル基を、
Rが水素原子を、それぞれ表わす場合には、第3工程に
おいてクリカダルカラムクロマトグラフィーにて分離し
た光学活性な誘導体(lVa)又は(■b )を−78
℃程度に冷却した後オゾンを通導し、続いてジアゾメタ
ンで処理することによシ行うことができる。この化合物
(1)はジーを一ブチルシカーがネートにより R1が
t−ブトキクカル&ニル基を表わす化合物とすることも
できる。
第5工程は、光学活性なアミノ酸誘導体(Im)に種々
ありルポン酸エステルのりテウムエノラートを付加、開
環させ、本発明の新規アミノ酸鍔導体(1B)を製造す
る段階である。この新規アミノ酸誘導体からカルバベナ
ム骨格を合成する方法については本発明者らが既に報告
した方法(前記要旨集参照。)を用いることにょシ容易
に達成することができる。しかも、次に図示する如く得
られるカル・4ペナム骨格の2位には酸素官能基を有し
ているため二重結合の導入や硫黄原子の導入が容易であ
る。
O2C さらに、誘導体(Im)又は(lb)は次に示す如く、
加水分解によシ容易に医薬品製造の中間体として有用な
β−ヒドロキシグルタミン酸銹導体とすることができる
実施例 以下実施例によって本発明の詳細な説明する。
実施例1 の合成 L−リンゴ酸(8,00!1 、59.6 mmot)
を塩化アセチル(30WLl)K懸濁させ、1時間半加
熱還流した後、真空下、溶媒を留去する。得られる油状
物をテトラヒドロフラン(THF) (501R1) 
K溶解し、アンモニアガスを30分間通導する。溶媒を
真空留去後、残渣に塩化アセチル(30mJ)を加え、
2時間加熱還流する。反応液を濃縮後、シリカグルクロ
マトグラフィーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(2
: 1 、 v/v )又uエーテルで溶出することに
より、咀)−アセトキシコハク酸イミド(■)(4,6
3,F、47優)を無色グリズム晶として得る。mpH
4〜115℃。
IR!”Brcm−’ :1800+ 1750.17
30゜NMR(CDCl2) :δ2,18(3)1.
s)、2.73(IH,dd、J=18.4,5.2H
り、3.20(IH,dd、J−18,4,8,8Hz
)。
5.47 (I H、d d 、J =8.8 + 5
.2 Hz ) 。
MS 、 m/z :  157 (M”)。
実施例2 (旦)−アセトキシコハク酸イミド(■)(4,71,
F。
30 mmot)の塩化メチvンm液(80mj)を−
15℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(907M9
゜24 mmot)を加えた後、攪拌下、メタノール(
40d)を滴下する。反応混合物を1o分間攪拌した(
]8) 後、酢酸(5,9−、96mmot)を加えてさらK1
0分間攪拌し、溶媒を減圧留去する。残渣に無水酢酸(
80d)及びピリジン−過塩素酸塩(537〜、 3 
mmot)を加え、室温にて4時間攪拌後、無水酢酸を
減圧留去する。残渣を酢酸エチルを用いて希釈後、半艶
和食塩水で1回、次いで飽和食塩水で1回洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去する。残渣
をニトロメタン(70−)に溶解し、臭化亜鉛(671
n9,0.3 mmot)及袋ラン(21,8m、 3
00mmot)を加えた後、これにクロロトリメチルシ
ラン(0,19ml 、 1.5 mmot)を滴下し
、30分間攪拌する。反応混合物を塩化メチレンで希釈
し、順次飽和炭散水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去
する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、ヘ
キサン−酢酸エチル(1:1.マ/V)@山部よりフリ
ル体(IV)(3,6611,58%)をジアステレオ
混合物として得ル。フリル体(IV)はシリカゲルクロ
マトグラフィーにおいて、ヘキサン−酢酸エチル(3:
2゜v/v )で溶出することにより、(28,38)
−ラクタム(F/IL)及び(2R,3B)−ラクタム
(IVb)に分離することができる。
(28,38)−ラクタム(IVa) mp 117−
118℃。
IRvKB’ctrt−’: 3230.1740.1
690.750゜NMR(CDCl2) :δ2.11
(,3H,s)、2.34(IH,dd、J−17,7
,2,8Hz)、2.94(IH,dd、J=17.7
,6.8Hz)。
4.73(IH,d、J=2.8Hz)、5.35(I
H,ddd、J=6.8 、2.8 、2.8T(z 
) 、 6.32(2H,m) 、 6.70 (IH
,br)。
7.42(IH,m)。
Ma y’5: 209(M )− (2R,3S)−ラクタA(F/b)mp 138’−
139℃。
IRj/KBr2−1: 3260 、1730 + 
1690 + 740゜NMR(CDC25) : 1
.84 (3H1s ) −2,70(2’H、d 、
 J−7,1Hz)5.08(IH,d、J=6.6H
z)、、5.58(IH,dd、J−7,1゜6.6H
z)、6.33(2H,m)、6.42(1)f、br
)、7.42(IH,m)。
MS m/z : 209 (M”) 一実施例3 合成 イミド誘導体■(2,355g、15mmot)を無水
塩化メチレン(40d)に溶解し一15℃に冷却する。
水素化ホウ素ナトリウム(567Q 、15mmot)
を加え攪拌しながら無水メタノール(70d)をゆっく
シ滴下する。10分攪拌の後酢酸(3,5m/。
60 mmot)を−気に加えて10分攪拌する。
溶媒を減圧留去して得られる残渣に無水酢酸(30at
j?)を加え、室温で攪拌する。これにピリジン−過塩
素酸塩(368ダ、1.5調ot)を加え室温で4時間
攪拌する。反応終了後、40℃に加温しながら無水酢酸
を真空留去する。残留物を酢酸エチルで希釈して、有機
層を、順次半飽和食塩水で一回、飽和食塩水で1回洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去
して得られる残留物をニトロメタン(20d)に溶解し
、−15℃に冷却する。これに臭化亜鉛(33,71!
9゜0、15 mmot)を加えて10分攪拌する。こ
れにフラン(10,9111Ll、 150 mmot
)を滴下する。続いて、トリメチルクロルシラン(95
μt、0.75mmot)を滴下する。−15℃に冷却
しながら2時間攪拌する。反応終了後、塩化メチレンで
希釈して、有機層を飽和炭酸水素す) IJウム水溶液
で1回、粋和食塩水で1回洗浄する。
有機層は無水硫酸マグネジタムで乾燥後、溶媒留去して
、シリカグルカラムに付す。n−ヘキサン−酢酸エチル
(3: 2 、 v/v )溶出部、よシピロリジン誘
導体■a(,987mg、 31憾)続いてビロリシ゛
ン誘導体!Va&b ノ混合物、(,757119,2
41)n−へキサン・酢酸エチル(1:1マ/V )溶
出部よシピロリジン誘導体IVb(548■、17%)
(フリル体■としては、イミドIより72係)を得た。
実施例4 の合成 (■)(■) (na): (2S、3S)− (I[b):(2R,3S)− イミド(■)(157■、 1 mmot)のジクロル
メタン−メタノール(2:1.マ/v )溶液を一15
℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(19〜。
0、5 mmot)を加えて10分間攪拌した後、酢酸
(0,2d)を加え、減圧下溶媒を留去する。残渣に無
水酢酸(0,8mJ)及びピリジン−過塩素酸塩(25
1%J + 0.1 ynmot)を加え、室温にて3
時間攪拌する。30〜40℃にて溶媒を減圧下留去し、
残渣を酢酸エチル及び飽和食塩水に分配し、酢酸エチル
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、再び溶媒を留
去する。残渣を無水塩化メチレン3―に溶解し、−30
℃に冷却する。1M四塩化チタンの塩化メチレン溶液(
0,1プ* 0.1 mmot)及びフラン(0,5m
)を加え0℃で一夜攪拌する。
反応混合物に無水炭酸す) IJウム(10■)及び飽
和食塩水を加え、約30分間攪拌した後、セライトを用
いて濾過し、無水硫酸す) IJウムで乾燥した後溶媒
を留去する。残液はシリカダルクロマトグラフィーに付
し、n−ヘキサン−酢酸エチル(3:2〜1 : 1 
、 v/v )溶出部よシ(2斗、3斗)−フリル体0
Va)を66111&、(IVIL)及び(iv’b)
 +7)混合物を39ダ、さらK(2旦、3旦)−フリ
ル体(IVb)を13■得た。(■)としての収率#′
i61%である。
■イミド(■)からの収率 ■アセテート(v)からの収率 実施例7 (Vl)           (1)ラクタム(M)
 (349IQ 、 1.7 mmoL )のメタノー
ル溶液(30ml>を−68℃に冷却し攪拌しながらオ
ゾンを30分間通導する。反応終了後溶媒を約半分まで
濃縮する。反応液を氷冷しなからジアゾメタンのエーテ
ル溶液を滴下し10分間攪拌する。反応終了後、溶媒を
減圧留去しシリカダルクロマトグラフィーに付し、n−
ヘキサン−酢酸エチル(1: 1 、 v/v )溶出
部よりメチルエステル体(1) (260〜、76.1
%)を無色プリズム結晶として得る。
mp  130〜131℃ IR(CHCL3)シーaxcm  、3420,17
40.1710’ HNMR(500MHz 、CDC
ts )δ: 2.11(s、3H)、2.36(dd
J=17.95,2.57Hz 、IH)、2.82(
dd、J=17.95゜6.84Hz、IH)、3.8
0(s、3H)、4.26(d、J=0.85Hz、I
H)、5.46(ddd、J=6.84.2.57,0
.85Hz。
IH)、7.33(s、IH) MS m/z :202(M”)’  142(M+−
OA、c)実施例8 フリル体(Ib) (5481N;Z 、 2.6 m
mot)のメタノール溶液(25m)を−78℃に冷却
しオゾンを50分間通導する反応終了後溶媒を約半分に
濃縮後氷冷しながらジアゾメタンのエーテル溶液を滴下
し10分攪拌する。反応終了後、溶媒を減圧留去し、シ
リカグルカラムに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(2
: 3 、 v/v ) l’l出部山部メチルエステ
ル(Ib) (238ダ、56%)を無色針状晶として
得る。
mp85−86℃ (!HCt3−1゜ IRvm、x cm  、3430.t740,172
01HNMR(500MHzCDC23)δ: 2.0
3(s、3H)、2−42(dd。
J=17.57,3.90Hz、IH)、2.75(d
d、J=17.57゜6.84Hz、IH)+3.77
(@t3H)、4.53(d、J=5.85Hz 、 
IH) 、 5.65(ddd 、J=6.84 、5
.85 、3.90Hz 。
IH)、6.87(m 、IH) MS m/z 15K(M+1)”−Ac1.142(
M”−0Ae)実施例9 ラクタム(IV) C’1.621 、7.7 mrn
oL )をメタノール(50d)に溶解し、−78℃に
おいてオゾンを40分間通導する。過剰のオゾンを除去
し、溶媒を減圧留去する。残渣をエタノール(50WL
l)に溶解し、飽和塩化水素−エタノール溶液(34)
を加え、12時間攪拌する。反応液を濃縮後、シリカダ
ルクロマトグラフィーに付し、酢酸エチルにて溶出する
ことによfi (28,38)−エステル(IF) (
414〜、31%)を得、さらに同溶媒にて溶出するこ
とによ、9 (2R,38)−エステル(lb)(21
0m9.15%)を得る。
(28,38)−エステル(工i’) mp  119−120℃ IR、CHCL3.−1 : 3450.3400−3
300.1740,1710゜23O NMFt(CDC13) :δ1.31(3H,t 、
 J=7.1Hz ) 、 2.36(IH。
dd、J=18.2,4.1Hz )、2.37(IH
,dd、J=18.2゜7.1Hz)、4.16(IH
,d、J=4.7Hz)、4.26(2H,q。
J=7.1Hz ) 、 4.62(IH,ddd 、
 J=7.1 、4.7 、4.1Hz)。
6.51(IH,br) MS i:173 (M+) (2R,38)−エステル(Ib) IRycM”’cm−’ :3430,3320,17
30.1700.124ONMR(CDCt、) :δ
 1.31 (3H,t 、 J=7.1Hz ) 、
 2.40(IH。
d、J=18.3Hz)、2.72(IH,dd、J=
18.3.5.7Hz)。
4.31(2H,q、J=7.1’Hz)、4.51(
IH,d、J=4.5Hz)。
4.62(IH,dd、J=5.7,4.5Hz)、7
.70(br、IH)MS〜/z : 173(M”) 実施例10 (Im)        (lc) メチルエステル(1m) (2011N? 、 1. 
OrrvnoL )の塩化メチレン溶液をアルデンがス
で粉入し水冷下攪拌する。1−メチルイミダゾール(8
0,8μ!1、05 mmot)を滴下し、15分間攪
拌する。ジーt−プチルジカルポネー) (233μJ
 、 1.1mmot)を滴下後室源で6.5時間攪拌
する。反応終了後反応液を10%クエン酸液で2回、半
艶和食塩水、飽和食塩水で各1回洗った後有機層を無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒留去してシリカダルカ
ラムに付す。n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1v/v
 )溶出部より(Ic) (271+11&、 90%
)を無色オイルとして得る。
IR3’m、、m  、1795,1750.1720
1HNMR(60MHz、CDCl2)δ:1.53(
s、9H)、2.13(s、3H)。
2.40(dd、J=18.2Hz 、IH)、3.0
7(dd、J=18.6)(z、IH)、3.82(a
、3H)、4.63(s、IH)、5.20(dd、J
=6.2Hz、IH) MS %/Z : 302(M+1 )’ 202(M
”−Boc)実施例11 (IC)                     
 (2)ジーイソーゾロビルアミン(0,11ゴ、0.
79mmot )と15%n−ブチルリチウムヘキサン
溶液(0,50ゴ、 0.79 mmot)よシ調製し
たリチウムジイソゾロピルアミド(LDA )の無水エ
ーテル溶液(2d)にn−酪酸−t−ブチル(108”
? −0、75mmot)の無水エーテル溶液(3d)
をアルがン気流下、−78℃にて加え、1時間攪拌する
。これにラクタム(1(+) 250mg、  0.8
3rrrmot )の無水エーテル溶液(3WLl)を
加え、10分間攪拌し、トリメチルシリルクロライド(
0,16’ + 1.24 mmot)を加える。反応
液をエーテルで希釈し、少量の飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄の後、飽和食塩水で洗浄し、無水Mg80
4で乾燥後、溶媒を留去する。
得られた残液をシリカダルクロマトグラフィーに付し、
n−hsxale Ac0Et (5: 1 、 v/
v )溶出部よジケトエステル((III) 801n
9.22.7係)を無色油状物質として得る。
IRm、Xcm  、3360,1740,1710゜
1HNMR(CDCl2) : aO,72〜1.11
(m、3H)、 1.45(s。
18H) 、 1.69−2.15 (m、 2H) 
、 2.00 (s 、 3H) =2.76〜3.0
6 (m、 2H) 、 3.11〜3.43 (m、
 IH) 、 3.76(s 、 3H) 、 4.5
0〜4.75(m、 IH) 、 5.30〜5.65
(m。
2H) MS m/z : 446(M”+1 ) 。
実施例12 .0Ac エステル(A) (150ml 、 0.75 mmo
t)を6Nの塩#に溶解し12時間加熱還流する。溶媒
を留去後、酢酸−エーテルよシ再結晶を行い、塩酸塩(
B)(1156シ、76係)を無色結晶として得る。
mp−148〜150℃ IR(KBr)m−1: 3400,3100,173
0.1500゜’HNMR(D20. TM8チューブ
使用)62.62(d、J−6,4Hz、2H)、3.
99(d、J−2,9Hz、IH)、4.33(dt。
J=6.4.2.9Hz 、IH)。
MS m/z 164 (M”−Ct)発明の効果 以上から明らかな如く、本発明にょシ安価なL−リンゴ
酸を出発原料として従来に比べて容易に医薬として有用
なβ−ヒドロキシグルタミン酸誘導体及びカルバペネム
化合物の製造が可能になったのみならず反応に汎用性が
あるため、種々の新規な高活性カルバペネム化合物の製
造も可能となシ、故に、本発明は産業上極めて有用であ
る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で示され、その3位の立体配
    位が(S)配位であるアミノ酸誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ただし、式中R^1は水素原子又は、還元的に若しくは
    酸性条件下で除去し得る有機基を、R^2は水素原子又
    はカルボキシル保護基を、R^3は水素原子又はヒドロ
    キシ保護基を、それぞれ表わす。
  2. (2)還元的に若しくは酸性条件下で除去し得る有機基
    がベンジルオキシカルボニル又はt−ブチルオキシカル
    ボニルである特許請求の範囲第1項記載の誘導体。
  3. (3)カルボキシル保護基がペプチド合成において慣用
    されるカルボキシル基用の保護基である特許請求の範囲
    第1項記載の誘導体。
  4. (4)ヒドロキシ保護基がペプチド合成において慣用さ
    れるヒドロキシ基用の保護基である特許請求の範囲第1
    項記載の誘導体。
  5. (5)2位の立体配位が(S)配位である特許請求の範
    囲第1項記載の誘導体。
  6. (6)一般式( I )で示され、その2位の立体配位が
    (S)配位であり、かつ、3位の立体配位が(S)配位
    であるアミノ酸誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼ と一般式(II)で示されるカルボン酸エステルとを反R
    ^5CH_2CO_2R^4(II) 応させることを特徴とする一般式(III)で示され、ア
    ミノ基のα位が(S)配位であり、かつ、アミノ基のβ
    位は(S)配位であるアミノ酸誘導体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ただし、前記式中、R^1は還元的に又は酸性条件下で
    除去し得る有機基を、R^2及びR^4は、互いに異っ
    ていてもよく、それぞれ水素原子又はカルボキシル保護
    基を、R^3は水素原子又はヒドロキシ保護基を、R^
    5はエチル基、i−プロピル基、又はCH_3CR^6
    (OR^7)−で示される有機基を、R^6は水素原子
    又はメチル基を、R^7はヒドロキシ保護基を、それぞ
    れ表わす。
  7. (7)一般式(IV)で示され、その4位が(S)配位で
    あ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) るピロリドン誘導体を酸化開裂することを特徴とする一
    般式( I )で示され、その5位が(S)配位であるア
    ミノ酸誘導体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ただし、式中R^1は水素原子又は還元的に若しくは酸
    性条件下に除去し得る有機基を、R^2は水素原子又は
    カルボキシル保護基を、R^3は水素原子又はヒドロキ
    シル保護基を、R^8は水素原子又はメチル基を、それ
    ぞれ表わす。
  8. (8)一般式(V)で示され、その4位の立体配位が▲
    数式、化学式、表等があります▼(V) (S)配位であるピロリドン誘導体とフラン誘導体とを
    反応させることを特徴とする一般式(IV)で示されるピ
    ロリドン誘導体を製造する方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ただし式中、R^1は水素原子又は還元的若しくは酸性
    条件下で除去し得る有機基を、R^3は水素原子又はヒ
    ドロキシル保護基を、R^9は水素原子、メチル基又は
    アシル基を、それぞれ表わす。
  9. (9)一般式(III)で示され、アミノ基のα位が(S
    )配▲数式、化学式、表等があります▼(III) 位であり、かつ、アミノ基のβ位は(S)配位であるア
    ミノ酸誘導体。 ただし、前記式中、R^1は還元的に又は酸性条件下で
    除去し得る有機基を、R^2及びR^4は、互いに異な
    っていてもよく、それぞれ水素原子又はカルボキシル保
    護基を、R^3は水素原子又はヒドロキシ保護基を、R
    ^5はエチル基、i−プロピル基、又はCH_3CR^
    6(OR^7)−で示される有機基を、R^6は水素原
    子又はメチル基を、R^7はヒドロキシ保護基を、それ
    ぞれ表わす。
  10. (10)一般式(IV)で示され、その4位が(S)配位
    であるピロリドン誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ただし、式中R^1は水素原子又は還元的に若しくは酸
    性条件下に除去し得る有機基を、R^2は水素原子又は
    カルボキシル保護基を、R^3は水素原子又はヒドロキ
    シル保護基を、R^8は水素原子又はメチル基を、それ
    ぞれ表わす。
  11. (11)5位の立体配位が(S)配位である特許請求の
    範囲第10項記載の誘導体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7403841B2 (en) 2003-03-31 2008-07-22 Furuno Electric Company, Limited. Control system and method for controlling a moving body

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