JPS62207252A - イソカルバサイクリン類 - Google Patents

イソカルバサイクリン類

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JPS62207252A
JPS62207252A JP61048511A JP4851186A JPS62207252A JP S62207252 A JPS62207252 A JP S62207252A JP 61048511 A JP61048511 A JP 61048511A JP 4851186 A JP4851186 A JP 4851186A JP S62207252 A JPS62207252 A JP S62207252A
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isocarbacyclines
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methyl
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Atsuo Hasato
篤夫 羽里
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精二 黒住
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は新規なイソカルバサイクリン類およびその製造
法に関する。更に詳細にはブースタグランジンI、の6
.9位の’rttx原子がメチレン基(−4C=) テ
IE換さレタ9(0) −メl ノー Δ””’−プロ
スタグランジンI、 (イソカルバサイクリン)の合成
中間体であり、それ自体も新規なインカルバサイクリ/
誘導体である化合物およびその製造法に関する。
〈従来の技術〉 プロスタサイクリンは生体において王として動脈の血管
内壁で産生される局所ホルモンであり、その強力な生理
活性例えは血小板凝集抑制活性、血管拡張活性等により
生体の細胞機能をv4j!I11するiJJ!な因子で
あり、このものを直接医薬品として供する試みが行なわ
れている〔(ビー・ジエー・ルイス・アンド・ジエー・
オー・グラディーCP、J、Lewia &J、0.G
rady )クリニカル・7アーマコpシイ−・オズ・
ブースタサイクリン@(C11nical Pharm
aeology of Prostacyclin ”
ラベン拳プレス(Rav*nPresa)t ニュー 
0B−り(N+Y@) 。
19811゜ しかし天然プロスタサイクリンは分子内に非常に加水分
解されやすいエノールエーテル結合を有するため、中性
ヌはik性条件では容易に失活し、医薬品としてはその
化学的不安定性のため好ましい化合物とはいえない。こ
のため天然プロスタサイクリンと同様の生理活性を有す
る化学的に安定な合成プロスタサイクリ/#s4体が内
外で鋭意検討されている。
中でもプロスタサイクリンの6,9−位の!f!を素原
子をメチレン基で置換した誘導体、すなわち9(0)−
メタノプロスタサイクリン(カルバサイクリン)は化学
的安定性を十分に満足するプロスタサイクリン類とし℃
知られCおり〔ディー・7−ル・モートンズ(D、R,
Mortorus ) ”ブースタサイクリン(Pro
stacyclin ) ”ジエー・7−ル・ベイン・
アンド・ニス・ベルゲストローム(J、R。
Vane and S、Bergatrom ) e 
:x−デイションズ讐うペン・プレス、ニュー・ヨーク
(Eds *Raven Press sN、Y) *
i 979 + pp 31−41参照)医薬品として
期待されている。しかしこの6.9(0)−メタノプロ
スタサイクリンはその生物活性が天然のプロスタサイク
リンよりも弱くしかもその作用選択性は特異的とは言え
ず、必ずしも好ましい化合物とは言えない。
近年、カルバサイクリンの二重結合異性体の一種である
イソカルバサイクリン、すなわち。
9(O)−メタノ−Δ6(9a)−プロスタグランジン
■、類がこの同族体の中でも最も強い血小板凝集抑制作
用を示すことが発見され、医薬品としての応用が期待さ
れるようになった〔池上ら、テトラヘドロン・レターズ
(Tetrahedron Lett 、 ) +24
.3493(1983)*特開昭59−1374451
゜従来かかる9(0)−メタノ−ムロ(9α)−プロス
タグランジンI、 (イソカルバサイクリン)の製造に
関しては以下の方法が知られている。
(1)  池上ら、テトラヘドロン・レターズ(Tet
rahedron Letters ) e 24 t
 ’A 493 (1983)およびケミストリー・レ
ターズ(ChemistryLatters ) + 
1984 + 1069 :kLR (2) 池上ら、テトラヘドロン・レターズ(Tstr
ahedronLettars ) + 24 t 3
497(1983):腿中間体 OH6□ イソカルバサイクリン (3)  池上ら、ジャーナル・オプ・ザ・ケミカル・
ンサイエテイー、ケミカル・コミュニケーションズ(J
、Chem、Soc 、 +C)+emical Co
mmunications) +198411602; 鍵中間体 OH’ OH イソカルバサイクリン (41柴崎ら、テトラヘトジン・レターズ(Tetra
hedron Letters ) ツ」+ 5087
 (1984) :鍵中間体 on   oH イソカルバサイクリン (51柴崎ら、テトラヘトジン・レターズ(Tetra
hedronLetters ) + 25 + 10
67(1984) :ROR 拠中関体 OH’ on イソカルバサイクリン (6)  小島ら、ケミカル−アンド・ファーマシュー
ティカル・プレティン(Chem、Pharm、Bul
l 、 )+32.2866(1984): 鍵中間体 (a)−イソカルバサイクリン (7)  小島ら、特開昭60−28943:鍵中間体
           (a)−イソカッw’stイク
リンの7方法である。
これら711類の方法のうち、方法(1)と方法(51
はPGE、を出発JJA科とし、数工程を経て鍵中間体
に導びき、さらに数工程を経て目的物のイソカルバサイ
クリンを得るもので工業的な製法とはいいがたい。
また、方法(2−と方法(30文、いずれも、対応する
出発原料および鍵中間体を得るために高価なコーリーラ
クトンから多段階の工程な景し1通算収率も高くなく、
必ずしも工業的に有利な方法とはいえないという難点が
ある。なお、7′J法(6)および方法(7)は最終生
戚物が成体でしか得られず医薬品化を意図する製法とし
ては好ましくない方法である。
i&後に、方法+4目工その出発原料が本発明者らの方
法により元字活注は(R) −4−ヒト−キシ−2−シ
クロベンテノンから容易に得られるはかりでなく(特開
昭57−155116)、その出発原料から鍵中間体へ
の酩導も工業的に何ら問題なく製造できる方法である。
しかし、鍵中間体から最終のイソカルバサイクリン類へ
到る工&において、有機水鈑化合智の便用や、位!i物
異性の喪失、さらには分難不E]能の副生成物の混入等
の数々の難点のために全収率が低くなり実用的、工業的
製造法とはなりえないといり大きな難点がある1、 〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明者らは上述した諸点に着目し、9(0)−メタノ
−ムロ(9a)−プロスタグランジンI、類(イソカル
バサイクリン類)の製造法を見出すべく鋭意研究した結
果、アリールスルホニル晶を有するイソカルバサイクリ
ン類を中間体として用いることKより、目的を達成し得
ることを見出し、本発明に到達したものである。
く問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明では下記式CI) で表わされる化合物、その立体異性あるいはそれらの任
意の割合の混合物である新規なイソカルバサイクリン類
が提供される。
上記式CI)において、Aはカルボキシ基、カルボキシ
レート基(C0OR’ ) 、 4−メチル−2,6,
7−ドリオキサビシクa (2,2,2)オクト−1−
イル基、または2.2−ビス(ヒドロキシメチル)フa
 ツー1−イルオキシカルボニル基を表わちR1はC3
〜C4のフルキル基もしくはアルケニル基を表わす。R
1のC2〜C4のフルキル基としてはメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基などが挙げられ、アルケニル
基としては2−ブーペン基、3−ブテン1などが挙けら
れるが、メチル基I2−プρペン基が好ましい。
上記式CI)においてWおよびR3は同一もしくは異な
り、水素原子= ) !J (C+〜C1)炭化水素シ
リル基または水酸基のfR素原子とともに7セタ一ル結
合を形成する晶を表わす。
トリ(C,〜C,)炭化水素シリル基としては。
真えは、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、ト
リイソプロピルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基
のようなトリ(C,〜C4)アルキルシリル基、 t−
ブチルジフェニルシリル基のようなジフェニル(C,−
C4)アルキルシリル基歩ジメチルフェニル基のような
ジ(C,〜c4)フルキルフェニル晟、またはトリベン
ジルシリル基などを好ましいものとして挙げることかで
きる。
トリ(C,〜C2)フルキルシリル、ジフェニル(C,
−C,)フルキルシリル9フエニルジ(C,〜C4)フ
ルキルシリル基が好ましく、なかでもt−ズチルジメチ
ルシリル基、トリメチルシリル基が特に好ましい。
水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成する基と
しては、例えは、メトキシメチル暴挙1−エトキシエチ
ル基、2−メトキシ−2−プロピル基、2−エトキシ−
2−ブービル基。
(2−メトキシエトキシ)メチル基、ベンジルオキシメ
チル島、2−テトラヒドロピラニル晶。
2−テトラヒドロフラニル基、または6.6−シメチル
ー3−オキサ−2−オキソヒシクロ(3,1,0)へキ
ス−4−イル基を挙げることができる。2−テトラヒド
ロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル、l−エトキ
シエチル、2−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキ
シエトキシ)メチル、6,6−シメチルー3−オキサ−
2−オキンピシクG−(3,1,0]へ]キスー4−イ
ルが特に好ましい。なかでも2−テトラヒドロピラニル
基が%に好ましい。
これらのシリル基および7セタ一ル結合を形成する基は
水酸基の保護基であると理解されるべきである。これら
の保護基は最終生成物の段階で弱酸性から中性の条件で
容易に除去されて薬剤として有用な遊離の水#R基とす
ることができる。
上記式CI) においてには水X原子、メチル基、また
はビニル基を表わす。
上記式(I)においてR@は酸素原子を含んでいてもよ
い直鎖もしくは分枝鎖C1〜C,フルキル基。
フルケニル品もしくはフルキニルi;fim換もしくは
非置換のフェニル基;置換もしくは非置換のフェノキシ
晶;置換もしくは非置換のC8〜C2゜シクI:+フル
キル基;またはC1〜C6アルコキシ基。
置換されていてもよいフェニル基、置換されていてもよ
いフェノキシ基もしくは置換されていてもよいC1〜C
1゜シクロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分
枝鎖C1〜C,フルキル基な表わ丁。
酸素を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝鎖C3〜Cs
フルキル基、アルケニル基もしくはフルキニル基として
は、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル基、ブー
ビル基、ブチル基會ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基、2
−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、2−メチル
ヘキシル基、2,2−ジメチルヘキシル基などを挙げる
ことができる。ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基、2−ヘキシル基。
2−メチル−2−ヘキシル基、2−メチルブチル基、2
−メチルペンチル基、4−ヘキシン−1−イル基、4−
ヘキシン−2−イル基、3−ペンチン−1−イル基、4
−ヘプチン−2−イル基、5−へブテン−2,6−シメ
チルー1−イル基、が好ましい。
置換フェニル基、置換フェノキシ基、もしくはCs″′
−C16の置換シクロアルキル基の置換基としては、例
えはハpグン鳳子、保護された水酸基(例えはシリルオ
キシ基、q〜C6アルコキシ基なと)、Q−C4フルキ
ル1などが挙げられる。
C,〜C2゜のジクロフルキル基としては1例えば、シ
クロプルピル基9シクロペンチル晶tシクロヘキシル基
、シクロヘキセニル基、シクロヘプチル11&9シクロ
オクチル基、シクロデシル基などを挙げることができる
。シクロペンチル基。
シクロヘキシル基が好ましい。
CI〜C6アルコキシ基、置換されていてもよいフェニ
ル基!置換されていてもよいフェノキシ基、もしくは置
換されていてもよいC1〜C8゜シクロアルキル基で置
換されている直鎖もしくは分枝鎖C1〜Csアルキル基
において、C1〜C,アルコキシ基としては、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプpビ
ルオキシ基。
ブトキシ基、t−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基などが
挙げられる。置換されていてもよいフェニル晟、置換さ
れていてもよいフェノキシ基。
もしくは置換されていてもよいC3〜C1゜シクロアル
キル基の置換基およびC1〜C1゜シクロフルキル基と
しては前述の例示と同じものを挙げることができる。直
鎖もしくは分枝鎖C3〜C,アルキル基としては1例え
は、メチル基、エチル基、プルピル基、イソプロピル基
、ブチル基、インブチル77B、5et−ブチル基、t
−ブチル基、ペンチル基などを挙げることができる。か
かるR5としてはメチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチ
ル。
2−ヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、2−メチル
ブチル、2−メチルペンチル、シクロペンチル、シya
ヘキシル、フェニル、フェノキシ、シクロペンチルメチ
ル、シクロヘキシルメチル基などを好ましいものとして
皐げることができる。なお、置換基はその任意の位置に
結合していてもよい。
上記式(I) においてnは0または1を表わす。
Arは置換もしくは非置換のフェニル基を表わし、その
置換基の例としては前述したものが挙げられる。フェニ
ル基+p  )!Jル基などを好ましく挙げることがで
きる。
また上記式CI)で表わされる化合物においてビシクロ
(3,3,0)オクタン環自身およびそのビシクロ(3
,3,0)オクタン環上に結合している置換基の結合し
ている炭素;ω鏡上の水酸基が置換した炭素等は不斉な
環境のため(立体異性体が存在するが本発明ではいずれ
の立体異性体をも含むものであり、またこれらの任意の
割合の立体異性混合物でもさしつかえない。また。
式で代表される化合物とはこれらの立体異性体すべて、
およびそれらの異性体の任意の割合の混合物をあられす
が1式であられされた立体構造を有する化合物が最も好
ましいものとしてあげられる。
本発明において提供されろ上記式CI〕で表わされる新
規なイソカルバサイクリン類の好ましい具体例としては
下記に示した化合物を挙げることができる。
ill  (Is、5S、6S、7R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−(4−カルボメトキシブチル)−6
−((E、38 )−3−ヒト−キシ−1−オクテニル
〕−7−ヒドロキシビシクロC3,3,0) −2−オ
クテン +21  (Is、58.6g、71ζ) −2−フェ
ニルスルホニル−3−<4二カルボメトキシブチル−6
−C(E、38 )−3−ヒト−キシ−1−ノネニル〕
−7−ヒトロキシビシクー(3,3,0)−2−オクテ
ン +31  (Is、5S、68,7R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−〔4−カルボメトキシブチル−6−
((E、3S )−3−ヒドロキシ−4−メチル−1−
4クチニル〕−7−ヒドロキシビシクロ(3,3,0]
 −]2−オクテ ン14+ (l5958.68.7R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−(4−カルボメトキシブチル)−6
−((ga3s ) −3−ヒトジキシ−4,4−ジメ
チル−1−オクテニル〕−7−ヒド1キシビシクロ(3
,3,0) −2−オクテン+51  (Is、58,
6SI7R) −2−フェニルスルホニル−3−(4−
カルボメトキシブチル)−6−〔(見、3ジ)−3−ヒ
ドロキシ−5−メチル−1−オクテニル〕−7−ヒドμ
キシビシクロ(3,3,0)  2−オクテン (61(1旦、5旦、6且、7並)−2−フェニルスル
ホニル−3−(4−カルボメトキシブチル)−6−((
E、3S )−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−ノネ
ニル〕−7−ヒドジキシビシクロL 3.3.0 ) 
−2−オクテン(7)(6)の6−((旦、3旦、5斗
)・・・・・・〕体+81 161の6−〔(旦、3旦
、5旦)・・・用〕体(91(1旦、5旦、6旦、7旦
)−2−フェニルスルホニル−3−(4−カルボメトキ
シブチル−6−((E、3S) −3−ヒドロキシ−3
−シクロペンチル−1−プロペニル〕−7−ヒドpキシ
ビシクcx (3,3,0) −2−オクテン<ill
  (ISt5fit6S、7R)−2−7!ニルスル
ホニルブチル−3−(4−カルボメトキシブチル)−6
−((旦、3旦)−3−ヒトルキシー3−シクロヘキシ
ル−1−7’ロベニル〕−7−ヒドpキシビシクロ(3
,3,03−2−オクテンαυ (IS+5S+6S 
+7R)  2 7 エニルX ik ホニルグチル−
3−(4−カルボメトキシブチル)−6−((Et38
 )−3−ヒドロキシ−3−シクロヘキシル−1−ブテ
ニル〕−7−ヒトロキシビシクI:+(3,3,012
−オクテンαの (1s15s16s17R) −2−
フェニルスルホニルブチル−3−(4−カルボメトキシ
ブチル)−6−((E、38 )−3−ヒトルキシー5
−フエ/キシー1−ペンテニル〕−7−ヒトロキシビシ
クty (3,3,0) −2−オクテンα3  (l
5t5S、bst7R) −2−フェニルスルホニル−
3−(4−カルボメトキシブチル)−6−((g13s
)−3−ヒドロキシ−5−エトキシ−1−ペンテニル〕
−7−ヒドpキシビシクロt 3.3.(J ) −2
−オクテンQ4  (ISt5St6S+7R) −2
−7x−ニルスル*ニル−3−(4−カルボメトキシ−
4−ヒト−キシ−4−メチル−1−オクテニル〕−7−
ヒドロキシビシクロ(3,3,0) −2−オクテン (Is  (ISt5St6S+7R) −2−7x−
ニルスルyhニルブチル−3−(4−カルボメトキシブ
チル)−6−((EI4R)−4−ヒトルキシー4−メ
チル−1−オクテニル〕−7−ヒドロキシビシクロ(3
,3,0)−2−オクテン (Ie(I8.5旦、6旦+7R)−2−;7zニルス
ルyltニル−3−(4−カルボメトキシブチル)−6
−[(E)−4−ヒドロキシ−4−ビニル−1−オクデ
ニル〕−7−ヒドロキシビシクロ(3,3,0) −2
−オクテン 収η (IS+5L6S+7K ) −2−7x−ニル
スルyh ニル−3−(4−カルボメトキシブチル)−
6−((g)−3−ヒドロキシ−1−へブテン−7−イ
ン−1−イル〕−7−ヒドpキシビシクロ(3,3,0
) −2−オクテン αI  (Is、5S@6s、7R) −2−7エニル
スルホニルー3−(4−カルボメトキシブチル)−6−
((E)−3−ヒドロキシ−1−オクテン−6−イン−
1−イル〕−7−ヒドロキシビシクロ(3,3,03−
2−オクテン (I (1)〜Qlの2−p−)リルスルホニル体〇g
J(II〜α−のメチルエステルがカルボン酸である化
合物。
(21) (1)〜α[有]のメチルエステルがアリル
エステルである化合物。
(22) (11〜LL9)3  (4(4/ +ル2
,6t7−ドリオキサビシクロ(2,2,2)オクト−
1−イル)ブチル体 〈田) (II〜(22)の化合物のfiR像体。
(24) +11〜(22)の化合物の1位、5位、6
位、7位の不斉炭素及び6位の置換基上の水酸基が置換
した不斉炭素に由来する立体異性体。
などを挙けることができるが、さらKこれらの化合物の
水V基が先に例示した保護基により保護された化合物な
どを挙げることができるが。
これらに限定されるものでは無い。
上記式(13で表わされる新規なイソカルバサイクリン
類は下記式(IV) で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である3 、6.7−三置換ビシク
ロ(3,3,0) −2−オクテン類を塩基存在下アリ
ールチオクジリドと反応せしめ下記式(11−21 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
任意の割合の混合物であるビシクロL 3.3.0 )
オクタン類を得、このものを酸化反応に付すことにより
下記式(II−1)で表わされる化合物、その立体異性
体あるいはそれらの任意の割合の混合物であるビシクロ
(:(,3,0)オクタン類を得、このものを塩基で処
理後下記式(ill) X −、/−、/A’     ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(m)〔式中、XIA’は前記
定義に同じである。〕で表わされるハロゲン化物と反応
セしめ、さらに必要に応じて脱保族反応、加水分解反応
に付すことにより得られる。
本反応の原料であり、上記式(lV)で表わされる3、
6.7−三置換ビシクI:I(3,3,0)  2−オ
クテン類においてR”およびW’は同一もしくは異なり
、  ) リ(C,〜C1)炭化水素シリル基または水
酸基のFIRg原子とともに7セタ一ル結合を形成する
基を表わす。かかる) リ(C,〜C1)炭化水素シリ
ル基または水酸基のi!!索原子とともにアセタール結
合を形a″′3る基としては、前記式CI)のWあるい
はl&で例示したものと同じ基が好ましいものとしてあ
げることができる。
上記式CrV]においてR3は水:A原子、メチルムま
たはビニル晶を表わし、R3は@素原子を含んでいても
よい直鎮もしくは分枝鎖Cs〜C,アルキル基;激換も
しくは非置換のフェニル基;置換もしくは非置換のフェ
ノキシ基;t、換もしくは非置換のC,〜C1゜シクロ
アルキル基:またはC,〜Ceフルーキシ基、置換され
ていてもよいフェニル基、m換されていてもよいフェノ
キシ基、もしくは置換されていてもよいC8〜C5゜ジ
クロフルキル基で置換されているm鎖もしくは分枝鎖C
1〜Csフルキル基を表わし、いずれも前述の式(11
のR1で例示したものと同様のものが好ましくあげられ
る。
式〔1v〕においてnは0または1を表わす。
かかる式(IV)で代表される31617−三置換−ビ
シクロ(3,3,0) −2−オクテン類は1例えば、
柴崎ら、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahed
ron Letters ) * Q + 5087 
(1984)記載の方法と同様にして製造されるがその
製造工程を簡単に紹介すると次の工程図のようKなる。
すなわち。
HO (IV) の製造工程である。
上記式〔!V〕で表わされるアルフールを塩基存在下7
リールチオクロリドと反応させることKより上記式(n
−2)で表わされるスルホキシド体に導(ことができる
。アリールチオクルリドとしてはフェニルチオクロリド
+p−)リルチオクロリドが好ましく用いられる。その
使用量は上記式(IV)で代表される原料アルコール1
モルに対して0.5〜10モル倍、好ヱしくは1〜3モ
ル倍である。この反応は塩基存在下に行うが、用いる塩
基としては種々の含窒素有機塩基が使用可能であり、好
11..<はトリエチルアミンクジイソプロピルエチル
アミン、ピリジン。
ジメチルアミノピリジン、コリジン、DBU 。
DBNなどが用いられる。反応温度は−50℃から20
0℃、好ましくは一30℃〜30℃であり1反応時間は
反応温度により異なるが、0℃においては1時間で充分
である。反応は有機溶媒中で行なわれ、用いられる溶媒
は例えばエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタン等のエーテル系溶媒:クロジホ
ルム、四塩化炭素、ジクp−メタン等のハpゲン系浴媒
;ベンゼン、トルエンなどの芳香族溶媒;その他DMF
、DMSOなどが用いられろう好ましくはエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランが用いられる。
かくして上記式(11−2)で表わされるスルホキシド
体が得られる。次いで酸化反応に付すことにより上記式
(n−1)で表わされるスルホン体に導くことができる
。改化剤としては過マンガン#1塩、クロム酸、四酸化
ルデニウム!過酸化水素、有!!に過酸等を挙げること
ができる。
有機過酸を用いるのが好ましく、特に好ましくはm−り
+=+p過安息香酸である。酸化剤の使用ムは上記式(
−n−2)で代表されるスルホキシド体1モルに対して
0.2〜20モル@、好ましくは1〜3モル倍である、
反応温度は一78℃〜100℃、好ましくは一30℃〜
30℃の範囲であり1反応時間は反応温度により異なる
が。
0℃で1時間程度である。反応は有機溶媒中で行なわれ
1通常の酸化反応に用いる溶媒なら例でも良いが、例え
ばエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタン等のエーテル系溶媒:クロpホルム、
四塩化炭素。
ジクロロメタン等のハロゲン系溶媒;ベンゼン。
トルエンなどの芳香族溶媒などが用いられる。
好ましくはジクロロメタン1クロロホルムなどが用いら
れる。かくして上記式(ff−1)で表わされるスルホ
ン体に導(ことができる。
得られた上記式(II−2)および(If−11は下記
式(11) で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
任意の割合の混合物であるビシクロ(3,3,0)オク
タン類に包括され、それ自体新規な化合物である。R”
 * R” t R’ + It’ t Ar f)具
体例については上記式CI〕または上記式(tV)で例
示したものと同一である。
次いで上記式LIr−1)で表わされるスルホン体を塩
基で処理したのち、上記式〔■〕で表わされるハロゲン
化合物と反応せしめ、必要に応じて脱保護反応、加水分
層反応を行うことにより上記式CI)で表わされる新規
なイソカルバサイクリン類が得られる。
上記式Llll)で表わされるハロゲン化物においてX
はハロゲン原子を表わし1例えば塩素、臭素、ヨウ素な
どを挙げることができる。A′は4−メチル−2,6,
7−)リオキサビシクロ(2,2,2)オクト−1−イ
ル基またはカルボキシレート基(−COOR’ )を表
わすが、RIの具体例としては上記式(I)における人
において例示したものと同一である。
かかるハロゲン化物は上記式(II−1)で表わされる
スルホン体1モルに対して0.5〜30モル倍、好まし
くは1〜lOモル倍用いられる。
この反応に用いる塩基は、有機リチウム化合物が用いら
れ1例えはn−ブチルリチウム、Sa:−プチルリチク
ム!t−ブチルリチウム9フェニルリチウム讐メチルリ
チウム書ナフチルリチウム、トリチルリチウムなどが用
いられる。好ましくはn−ブチルリチウムが用いられる
1、使用量は上記式〔■−1〕で表わされるスルホン体
1モルに対し、0.5〜30モル倍、好ましくは1〜1
0モル倍用いられる。反応温度は、−100℃〜100
℃、好ましくは一78℃〜20℃であり、反応時間は5
分から50時間であり、好ましくは10分〜2時間であ
る。反応は有機溶媒中で行なわれ、用いられる溶媒はエ
ーテルtテトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
!溶媒;n−ヘキサン、ベンゼンなどの災化水索系溶媒
が用いられる。好ましくはエーテル。
テトラヒドロフランを用いる。
かくして得られた反応液の処理は、通常行なわれる方法
に準じて後処理丁ればよい。例えばヘキサン、ペンタン
、石油エーテル、エチルエーテル、酢酸エチルなどの水
に離俗の1機浴媒を加えて得た有機混合物を必要に応じ
て食塩水などで洗浄し、無水硫酸マグネシウム、無水硫
酸力トリウム、無水塩化カルシウムなどの乾燥剤にて乾
燥後、有機媒体を減圧除去して粗生成物が得られる。粗
生成物は、所望により、カラムクpマトグラフイーシ薄
層りpマドグラフィー、液体クロマトグラフィーなどの
精製手段により、精製することが出来る。このような後
処理は前述した上記式(n−2)および(II−13の
場合も同様に行われる。
次いで得られた生成物を必要に応じて脱保験反応、加水
分解反応に付すことにより最終的に上記式CI)で表わ
される新規なイソカルバサイクリン類が得られる。
水酸基の保護基の除去は、保睦基が水酸基の酸素原子と
共に7セタ一ル結合を形成する愚の場合には、例えば酢
[、P−トルエンスルホン酸のピリジニウム塩または陽
イオン交換樹脂等を触媒とし、例えば水、テトラヒドロ
フラン。
エチルエーテル、ジオキサン、7セトン、7セトニトリ
ル等を反応溶媒とすることにより好適に実施される。反
応は通N−78℃〜+30℃の温度範囲で10分〜3日
間程度行なわれる。
保護基が) !J (C,〜C?)炭化水素シリル基の
場合には、例えば酢酸、テトラブチルアンモニウムフル
オライド、セシウムフルオライド、フッ化水累水9ピリ
ジンーフッ化水素の存在下に。
上記したような反応溶媒中で同様の温良で同様の時間実
施される。
なお、Aか4−メチル−2,6,7−)リオキサビシク
a (2,2,2)オクト−1−イル基である式(11
)の化合物の場合、上記の保謙された水酸基の脱保護条
件下(例えは、酢m、p−)ルエンスルホン酸のピリジ
ニウム塩または陽イオン交換樹脂等の触媒下の反応)で
、その人は2.2−ビス(ヒドロキシメチル)プロプ−
1−イルオキシカルボニル基に変換される。
この2.2−ビス(ヒトlff−?ジメチル)プロプ−
1−イルオキシカルボニル基は通常のエステル基の加水
分解条件、すなわち、水または水を含む溶媒中で水酸化
リチウム9.水酸化ナトリウム、水酸化カリウムと一4
0℃〜100℃、好ましくは0℃〜50℃の温度範囲で
10分〜24時間反応させることによりAがカルボキシ
基の化合物へと変換される。
同様に人が−c00kL+で表わされるエステル基であ
る時も上記条件と同様に加水分解反応によりカルボン献
体へと変換される。
上記式CI)で表わされる新規なイソカルバサイクリン
の合成原料である上記式〔11〕で表わされる化合物は
それ自体新規な化合物であり、その具体例としては水酸
基の保護基を除去した化合物として例示すると下記に示
したものが挙げられる。
(25) (IS、5S、68,714 ) −2−フ
ェニルスルホニル−3−メチレン−6−〔(虱、3旦)
−3−ヒト−キシ−1−オクテニル〕−7−ヒトロキシ
ビシクa (3,3,0)オクタン (26) (IS、58,68,7R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−メチレン−6−(i、3S)−3−
ヒF9−+シー1−ノネニル〕−7−ヒドロキシメチル
a L 3.3.0 )オクタン(27) (l5I5
S、6St7R) −2−フェニルスルホニル−3−メ
チレン−6−((E、38)−3−ヒト−キシ−4−メ
チル−1−オクテニル〕−7−ヒドロキシビシクロ (
3,3,0)オクタン(28) CIS、5S、6S1
7R) −2−フェニルスルホニル−3−メチレン−6
−((E138) −3−ヒトルキシー4.4−ジメチ
ル−1−オクテニル〕−7−ヒトロキシピシクq (3
−3,0)オクタン (29) (IS、58,6S、7R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−メチレン−6−((Flc、3S 
’)−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−才クテニル〕
−7−ヒトロキシビシクc−(3,3,0]オクタン(
30) (IS、5S、6S、7R) −2−フェニル
スルホニル−3−メチレン−6−((旦、3旦)−3−
ヒトルキシー5−メチル−1−ノネニル〕−7−ヒドロ
キシビシクロL 3.3.O]オクタン(3m) (3
0)の6−〔(旦、3死、5ジ)・・・・・・・・・〕
体(32) (30)の6−〔(旦、3漣、5色)・・
・・・・・・・〕体(あ) (IS、5S16S、7R
) −2−フェニルスルホニル−3−メチレン−6−〔
(ル3菟)−3−ヒトジキシ−3−シフ−ペンチル−1
−ツロベニル〕−7−ヒドロキシビシクロ(3,3,0
3オクタン (34) (]S+5St6S+7It ) −2−7
エニルスルyh ニル−3−メチレン−6−〔(虱、3
S)−3−ヒトルキシー3−シクーヘキシル−1−プロ
ペニル〕−7−ヒドロキシビシクロ(a、a、O)オク
タン (35) (Is、5S、6S、71ζ)−2−フェニ
ルスルホニル−3−メチレン−6−((乱、3旦)−3
−ヒドロキシ−3−シクロヘキシル−1−ズテニル〕−
7−ヒドロキシビシクロ(3,3,0)オクタン (36) (Is、5S、6S、7R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−メチレン−6−〇(旦、3旦)−3
−ヒドロキシ−5−フェノキシー1−ペンテニル〕−7
−ヒドロキシビシクロ(3,3,0)オクタン (37) (Is、58,6S17R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−メチレン−6−〔(旦、3旦)−3
−ヒト−キシ−5−エトキシ−1−ペンテニル〕−7−
ヒドpキシビシクロ(3,3,0)オクタン (38) (Is、5S、68,7R) −2−フェニ
ルスルホニル−3−メチレン−6−〔(旦、4旦)−4
−ヒドロキシ−4−メチル−1−オクテニル〕−7−ヒ
ドロキシビシクロ(3,3,03オクタン(39) (
Is、58,6S、7R) −2−フェニルスルホニル
ドロキシ−4−メチル−1−オクデニル〕ー7ーヒドp
キシビシクR ( 3.3.0 )オクタン(40) 
( IS.5S.6S,7R ) − 2−フェニルス
ルホニル−3−メチレアー6−((E) −4−ヒト−
キシ−4−ビニル−1−オクテニル〕−7−ヒドロキシ
ビシクロ( 3.3.0 )オクタン(41) (25
)〜(40)の2−p−トリルスルホニル体 (42) (25)〜(40)の2−p−トリルスルフ
ィニル体 (43) (25)〜(40)の2−7エニルスIしフ
ィニル体 以上例示した化合物の水酸基が先に例示した保験基によ
り保護された化合物が上記式(11)で示された化合物
に相当するものである。
かくしてイソカルバサイクリン骨格を有する上記式CI
)で表わされる化合物が製造される。
〈発明の効果〉 本発明で得られる新規イソカルバサイクリンはそれ自体
イソカルバサイクリン様活性,例えば血小板凝!?5抑
制作用,血管拡張作用,降圧作用,抗SRSーA作用,
a]胞保護作用等を有することか期待される。また医薬
品として有望視されているイソカルバサイクリンを合成
する中間体とし℃有用な化合物である。
〈実 施 例〉 以下,本発明を実施例により更に詳細に説明するが,本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 ( IS.5S,68.71 ’) − 3−ヒトルキ
シメチル−6−((Et3S)−3−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−1−オクテニル)−7−t−−y’チ
ルジメチルシリルオキシビシクq ( 3.3.0 〕
−〕2ーオクテン400μjl0.79mmol)のエ
ーテ原溶液(5−)にトリエチルアミン330μ!(2
,4mmol )を加え、0℃に冷却した。ここにチオ
フェニルクルリド(1mmol /317 ) 950
 sl(0,95mmol )を滴下し、0℃で1時間
撹拌した。水を加えて反応を終結させ、エーテル抽出を
行った。無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を留去
した。カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチ
ル=10:1)K供し。
(IS+58+68.7R) −2−フェニルスルホリ
ル−3−メチレン−6−((E、3S)−3−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−1−オクテニル〕−7−t−
ブチルジメチルシリルオキシビシクロ(3,3,0)オ
クタン392119(81%)を得た。
TLC(ヘキサン:酢酸エチル=4 : 1 、Rf 
= 0.35゜0.4) N M R(J 9n −CDCls ) :0.85
(a*18H) s O−7〜2.6(m、18H) 
−3、1〜4.2(m 、3)1) + 4.65〜5
.5(m*411) *7 、4 (m + 5H) In (C1l−”+nellt ) :2950.2
850,1460,1440.1360゜1250 .
1110.1045 実施例2 スルホキシド体13 ON (0,21mmol)の塩
化メチレン溶液(2創)を0℃に冷却し1m−クロ口過
安息香!!54■(0,32前ml)を加え。
40分間攪拌した。重ンーを加えて反応を終結させ、ヘ
キサンにて抽出した。有機層を乾燥後溶媒を留去し、カ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲルへ千サン:酢酸エ
チル=IQ:l)に供し、スルホン体107ダ(80%
)ft得た。。
NMR(J岬、CDα、): o、9(st18H)、 0.7〜3.a(m+18H
)。
3.5〜4.2(m+3H)+ 4.7(br、a+ 
IHL5.1(br、a+I)f)t  5.45(m
、2H)e7.3〜8.0mt5H) IR(cx−1+ neat ) : 2950.2860.1650 + 1510 + 1
460 。
1440.1385,1360.1310.1255実
施例3 OOMe (r成績体)     (αIIt績体)スルホ7体1
05 jlP (0,17mmol )を500μ/T
HF溶液とし、室索気下−78℃に冷却した。n−ブチ
ルリチウム(0,156M、ヘキサy ) ’k 1.
1711t(0,183mrnol )加え、lo分後
K)iMPACへキサメチルホスホリックトリアミド)
llljを加え、30分間攪拌した。次いで4−ヨード
酪tR) −F−ル4219 (0,18mmol )
のTHF(laj)浴液を加え、1時間攪拌した。
塩化アンモニウム水浴液を加え、エーテル抽出した1、
有機層を乾燥後カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=25 : 1 )、次いでTLC(べyゼ
ン:酢FIk二+ル= 20 : 1 )で精製し、1
収36〜+34九)、α成績体42M9(3s% ) 
、r成績体1s”P(10%)を得た。
rim積体 NMR(δ鱗、CDα、): 0.9(a、18H) s Q、8〜2.8(m、26
)i) 。
3.6(s、3HL 3−6〜4.2(m、2H)。
5.4(m+2H)、 7.5S8.0(m、5H)実
施例4 Si ジシリル体20119 (0,027mmol )の1
1147七トニトリル溶液を0℃に冷却し、ビリシーン
100μl、フッ化水素酸−ピリジン200μlを加え
、1時間撹拌した。飽和炭酸水氷ナトリウム水溶液で反
応を終結させ、酢酸エチルにで抽出を行った。有機層を
乾燥後溶媒を減圧下留去し、シリカゲルカラムクルマド
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:4 296メ
タノール)に供し、ジオール体9■(65X)を得た。
NMR(δ鱗、CDα、): 0.7〜1.0(m、3B)、 1.0〜3.0(m*
23H)。
3.5”−4,2(m+2H)、 3.65(m+3H
L5.35〜5.6(m+2HL 7.3〜7.9(m
、5H)実に働5 実施例1と同様にしてアルコール体320〜(0,6m
mol )よりスルホキシド体315II&9(82九
)を得た。
NMR(δ解、CL)α、): 0.85(s、18H)+ 0.7〜2.5(m、22
H)。
3.1〜4.2(m+3H) −4,6−5,5(m+
4H) 17.4(m、5H) 実施例6 実施例2と同様にしてスルホキシド体31゜μgよりス
ルホン体276 sl (87%)を得た。
NMR(δ酵、CDα、): 0.9(s、18H)、 0.7〜3.4(m、22H
)。
3.5”−4,2(m+3H)+ 4.7(br、a+
IH)+5、Hbr−s、IH)、  5.45(m、
2H)。
7.3〜8−1(mm−1( 実施例7 実施例3と同様にしてスルホ/体10〜(0,17mm
ol )より目的物であるrH,1m体20a&(16
316)及びα成績体65#(51%)を得た。
γM、績体 NMIも(δ鱗、CDα、):0.9(s
、181)、 0.8〜2.8(m、30H)。
3.6(m+3H)、 3.6〜4.2(m+2H)+
5.4(m+2)i)、 7.5〜8.0m、5B)実
施例8 アルコール体251 I4(0,52mmol )より
実り例1と同MKしてスルホキシド210増(68%)
を得た。
NMR(δ鱗、CDα、): 0.9(m+9H)、 1.Ha、3H)、 0.7”
−1,7(m、11M)+1.7〜3.0(m、7H)
 、3 、1〜4.2(m−3H) +4.65〜5.
5(m、4H)+ 7.4(m+5)1)実施例9 実施例2と四禄にしてスルホキシド体2004 (0,
34mrno+ )よりスルホン体158 tsjl(
77%)を得た。
NMR(au、CDC1,): 0−9(11+9H)、1.1(s、3)1)IO,7
〜3.3(m+18H)+3.5〜4.2(m+3H)
 、4.7(br、s +IH) 。
5、Hbr、s 、IH) + 5.45(m、2H)
 。
7 、3〜8 、3 (m +5H) +実施例10 ost″:   □s1:       QSiご  
QSi−ニ災hf113と同様にしてスルホン体140
μy(0,23mmol )より目的物であるr成績体
271(17X)及びα成績体76a#(47N)を得
た。
r成績体 NMR(δ111111.0 Dα、):0
.9(s+9)i)、0.8”’−2,8(rn、26
H)、  1.1(m+3H)+3.5〜4−J(m+
2H)+  5.5(m+2HL7.5〜8−0(m+
5H) 実施例11 夾mflllと同様にしてアルコール体290pg (
0,57mmol )よりスルホキト体257■(71
96)を得た。
N M RCa I’Pl 、 CDCJLs ) :
0.9(a+18HL O,1〜2.5(m+16H)
3.1〜4.1(m、3H)、 4.6〜5.5(m、
4)I)。
7.4(m、5H) 実施例12 υ !Jh例2とPI $1にしてスルホキシド体240p
9 (0,39mmol )よりスルホン体211 f
ill(8696)を得た。
NMR(awe 、 CDCIL、 )二0−9(el
+18H) + 1.0〜3.3(m+16H) 。
3.5P−4,2(m+3HL 4.7(br−g+I
HL5.1 (br−+s + IH) + 5.45
(m +2H) 。
7.3〜8.1(m+5H) 実施例13 実施例と同様にしてスルホ/体150■(0,24mm
ol )より目的物であるr成績体30〜(17%)及
びα成績体7’JIF(45九)を得た。
r成績体 NMR(a解、CDα、)二0.9(m+9
H)−1,0〜22−9(,24H)+3.65(m+
3H)、 3.6〜4.2(m、2H)。
5.4(m、2f()、 7.5〜8.0(m、5)1
)特許出願人 帝人株式会社 −で\ ゛・1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔 I 〕 〔式中、Aはカルボキシ基、カルボキシレート基(−C
    OOR_1)、4−メチル−2,6,7−トリオキサビ
    シクロ〔2.2.2〕オクト−1−イル基(▲数式、化
    学式、表等があります▼)または2,2−ビス(ヒドロ
    キシメチル)プロプ−1−イルオキシカルボニル基を表
    わす。R^1はC_1〜C_4のアルキル基又はアルケ
    ニル基を表わす。R^2、R^3は同一もしくは異なり
    、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基
    、または水酸基の酸素原子とともにアセタール結合を形
    成する基を表わし、R^4は水素原子、メチル基、また
    はビニル基を表わし、R^5は酸素原子を含んでいても
    よい直鎖もしくは分枝鎖C_3〜C_9アルキル基、ア
    ルケニル基もしくはアルキニル基;置換もしくは非置換
    のフェニル基;置換もしくは非置換のフェノキシ基;置
    換もしくは非置換のC_3〜C_1_0シクロアルキル
    基;またはC_1〜C_6アルコキシ基、置換されてい
    てもよいフェニル基、置換されていてもよいフェノキシ
    基もしくは置換されていてもよいC_3〜C_1_0シ
    クロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分枝鎖C
    _1〜C_5アルキル基を表わし、nは0または1を表
    わし、Arは置換もしくは非置換のフェニル基を表わす
    。 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるイソカルバサイクリン類。 2、Aがカルボキシ基、メトキシカルボニル基または4
    −メチル−2,6,7−トリオキサビシクロ〔2.2.
    2〕オクト−1−イル基である特許請求の範囲第1項記
    載のイソカルバサイクリン類。 3、R^2とR^3は同一もしくは異なり、水素原子、
    トリメチルシリル基、ジメチル−t−ブチルシリル基、
    テトラヒドロピラニル基またはメトキシメチル基である
    特許請求の範囲第1項または第2項記載のイソカルバサ
    イクリン類。 4、R^4が水素原子である特許請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれか1項記載のイソカルバサイクリン類。 5、R^5がブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプ
    チル基、2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基
    、2−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、シクロ
    ペンチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、フェノキ
    シ基、シクロペンチルメチル基、またはシクロヘキシル
    メチル基である特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれ
    か1項記載のイソカルバサイクリン類。 6、n=0である特許請求の範囲第1項〜第5項のいず
    れか1項記載のイソカルバサイクリン類。 7、Arがフェニル基またはp−トリル基である特許請
    求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項記載のイソカル
    バサイクリン類。 8、下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔II−1〕 〔式中、R^2^1およびR^3^1は同一もしくは異
    なり、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、また
    は水酸基の酸素原子とともにアセタール結合を形成する
    基を表わし、R^4、R^5、Arおよびnは前記定義
    に同じである。〕 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるビシクロ〔3.3.0〕オク
    タン類を塩基で処理したのち下記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔III〕 〔式中、Xはハロゲン原子を表わし、A′はカルボキシ
    レート基(−COOR^1)又は4−メチル−2,6,
    7−トリオキサビシクロ〔2.2.2〕オクト−1−イ
    ル基を表わし、R^1は前記定義に同じである。〕 で表わされるハロゲン化物を反応せしめ、必要に応じて
    脱保護反応及び/又は加水分解反応を行うことを特徴と
    する下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔 I 〕 〔式中、R^2、R^3、R^4、R^5、Ar、A、
    nは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるイソカルバサイクリン類の製
    造法。 9、上記式〔III〕において、Xが臭素またはヨウ素で
    ある特許請求の範囲第8項記載のイソカルバサイクリン
    類の製造法。 10、上記式〔III〕においてR^1がメチル基である
    特許請求の範囲第8項または第9項記載のイソカルバサ
    イクリン類の製造法。 11、塩基が有機リチウム化合物である特許請求の範囲
    第8項〜第10項のいずれか1項記載のイソカルバサイ
    クリン類の製造法。 12、下記式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔IV〕 〔式中、R^2^1、R^3^1、R^4、R^5およ
    びnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である3,6,7−三置換ビシクロ
    〔3.3.0〕−2−オクテン類を塩基存在下アリール
    チオクロリドと反応せしめ下記式〔II−2〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔II−2〕 〔式中、R^2^1、R^3^1、R^4、R^5、A
    rおよびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるビシクロ〔3.3.0〕オク
    タン類を得、酸化剤により酸化反応に付すことにより下
    記式〔II−1〕▲数式、化学式、表等があります▼……
    …〔II−1〕 〔式中、R^2^1、R^3^1、R^4、R^5、A
    rおよびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるビシクロ〔3.3.0〕オク
    タン類を得、このものを塩基で処理後下記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔III〕 〔式中、X、A′は前記定義に同じである。〕で表わさ
    れるハロゲン化物と反応せしめ、必要に応じて脱保護反
    応及び/又は加水分解反応を行うことを特徴とする下記
    式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔 I 〕 〔式中、R^2、R^3、R^4、R^6、Ar、A、
    nは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるイソカルバサイクリンの製造
    法。 13、アリールチオクロリドがフェニルチオクロリドま
    たはp−トリルチオクロリドである特許請求の範囲第1
    2項記載のイソカルバサイクリン類の製造法。 14、酸化剤が有機過酸である特許請求の範囲第12項
    または第13項記載のイソカルバサイクリン類の製造法
    。 15、下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…………〔II〕 〔式中、R^2^1、R^3^1、R^4、R^5、n
    、Arは前記定義に同じであり、mは1または2である
    。〕 で表わされる化合物、その立体異性体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるビシクロ〔3.3.0〕オク
    タン類。
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KR20170078698A (ko) * 2014-10-31 2017-07-07 롬 앤드 하아스 컴패니 시멘트, 모르타르 및 플라스터에서의 사용을 위한 2 성분 합성 물 보유 제제 및 유동 개질제

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