JPS59128370A - △↑2−プロスタグランジンe↓1類の製造法 - Google Patents

△↑2−プロスタグランジンe↓1類の製造法

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JPS59128370A
JPS59128370A JP58003528A JP352883A JPS59128370A JP S59128370 A JPS59128370 A JP S59128370A JP 58003528 A JP58003528 A JP 58003528A JP 352883 A JP352883 A JP 352883A JP S59128370 A JPS59128370 A JP S59128370A
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prostaglandin
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methyl
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Atsuo Hasato
篤夫 羽里
Satoshi Sugiura
聡 杉浦
Seiji Kurozumi
精二 黒住
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Teijin Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬品として有用なR−プロスタグランジンE
1類の新規な製造法に関する。さら如詳しくはパ、S−
プロスタグランジンE。
類を選択的に還元する方法及び7−ヒトロキシーパーブ
pスタグランジンEI類からヒドロキシル基を脱離除去
して7−ヒトロキシーペープロスタグランジンE、類を
得、次いで選択的に還元することにより医薬品として有
用なバープロスタグランジンE1類を製造する方法に関
する。
従来技術 2位と3位との間に二重結合を有するパープロスタグラ
ンジンE、類は、優れた循環器系治療剤として知られて
いる(特開昭52−85151号公報、特−開明55−
100360号公報参照)。かかる化合物は、従来、置
換基としてホルミル基を廟するシクロペンタン誘導体よ
り製造される。しがしながらこの製造法にt〕つてけ、
目的化合物を得るために多数の二[程を要する。
発明の目的 本発明の目的とするところは、容易に入手し得る原料化
合物を用いて、簡便にバープロスタグランジンE、類を
製造するバープロスタグラ/ジンE、類の工業的に有利
な製造法を提供することにある。
発明の構成及び効果 本発明者らはN−プロスタグランジンE1類の有利な化
学合成法を見出すべく鋭意研究した結果、保瞠された4
−ヒドロキシ−2−シクロベンテノンより一段階の反応
により高収率で得られる7−ヒドpキシ−パープロスタ
グランジンE、類からそのヒト1キシル基を脱離除去し
、てパ、メープロスタグランジンE、類と1− 、次い
で選択的に還元することによりN−ブpスタグランジン
El類が容易にがり高収率で得られることを見出し本発
明に到達したものである。
すなわち本発明の製造法は、下記式CDOR’ で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
体、あるいはそれらの任意の割合の混合物であるバープ
ロスタグランジンE、類を、選択的に還元し、次いで必
要に応じて脱保護及び/又は加水分陶反応に伺すことを
特徴とする下記式(II) R3 で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
体、))るいはそれらの任意の割合の混合物であるバー
プロスタグランジン鴇類の製造法、 並びに下記式Cl11) B31 で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
体、あるいはそれらの任意の割合の混合物である7−ヒ
ドpギシーパーブロスタグランジンE1類を、塩基性化
合物の存在下に有機スルホン酸の反応性誘導体と反応甲
しめて、対応する7−有機スルホニルオキシ−パープロ
スタグランジンE、類と]−1、次(・で塩基性化合物
で処理し、必斐に応じて脱保詩及び/又は加水分解反応
に付して下記式(1)で表わされる化合q勿、その15
−エビ体、それらの鏡像体、あるいはそわらの任意の割
合の混合物であるバープロスタグランジンE、類を得、
次いで選択的忙還元し、更に必要に応じて脱保護及び/
又は加水分解反応に付すことを特徴とする下記式〔n’
) R3 で表わされる化合物、その15−エビ体、そ、れらの鏡
像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物であるバー
プロスタグランジンE、類の製造法である。
本発明の製造法は、上記した通り、カルボニル基に隣接
した2位、7位の二重結合及び13位の二重結合を有す
る上記式〔■〕の化合物を用いて、二重結合を選択的に
還−元してど−ブpスクグランジンE、類を9す造する
ものである。更には本発明の方法によって提供されるバ
ープロスタグランジンE1類には、従来の方法によって
提供されるプロスタグランジンE、誘導体より、さらに
有効な生理活性の発現を期待する事が出来る。
上記式(m〕中、R1は水素原子又は炭素数1〜10の
アルキル基である。
炭素数1〜10のアルキル基としては、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソブーピル。
グチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オフ千ル基等を好ましいものとして挙げることができる
R1としては水素原子およびメチル基が特に好ましい。
R2+およびR31は同一もしくは異なり、トリ(Ci
〜C7)炭化水素−シリル基、水酸基の酸素原子と、F
(にアセタール結合を形成する基又は炭素数2〜7のア
シル基である。
) り (C,〜C7)炭化水素−シリル基としては、
例えばトリメチルシリル、トリエチルシリル。
t−ブチルジメチルシリル基の如t! ) !J (C
,−C4)アルキルシリル;t−ブチルジフェニルシリ
ル基の如きジフェニル(ct−at) フルキルシリル
又はトリベンジルシリル基等を好ましいものとして挙げ
ること!+−できる。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
しては、例えばメトキシメチル、l−エトキシエチル、
2−メトキシ−2−プロピ。
ル、2−エトキシー2−プロピル、(2−メトキシエト
キシ)メチル、ベンジルオキシメチル。
2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル
又は6.6−シメチルー3−オキサ−2−オキソービシ
クq (3,1,0)へキス−4−イル基を挙げること
ができる。炭素数2〜7のアシル基としては、例えばア
セチル、プ戸ピオニル、n−ブチリル、n−バレリル、
カプロイル。
ベンゾイル基等を誉げろことができる。これらのうち、
R” 、 R31は2−テトラヒドロピラニル。
2−テトラヒドロフラニル、1−エトキシエチル、2−
メトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)メ
チル又は6.6−シメチルー3−オキサ−2−オキソ−
ビシクロ(3,1,0)へキス−4−イル基が好ましい
これらのシリル基、およびアセタール結合を形成する基
等は、水酸:1−の保護尺であると理解されるべきであ
る。こわらのシリル基、アセタール結合を形成する基、
アシル基は酸性〜中性の条件下で容易に除去される。
R21およびR31としては2−フトラヒドロピラニル
基又はt−プチルジメ千ルシリル基カ特に好ましい。
R4は置換もしくけ非置換の炭素数1〜10のアルギル
基又は置換もしくは非置換の炭素数5〜7のシクロアル
キル基を表わす。非置換の炭素数1〜10のアルキル基
としては、直鎖状又は分岐状のいずれであってもよく、
例えばメチル、エチル、プロピル、7チル、n−ペンチ
ル。
n−ヘキシル、2−メチル−1−ヘキシル、2−メチル
−2−ヘキシル、n−ヘプチル、  n −オクチル等
、好ましくはn−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチル
−1−ヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル等を挙げる
ことができる。
置換基を有する炭素数1〜10のアルキル基の置換基と
しては、フッ素、塩素、臭素などのハロゲン原子;メト
キシ、エトキシ、n−プロポキシ、  1Bo−プロポ
キシ、n−ブトキシ、り   体重pメトキシ、ジクp
ロメトキシ、トリフルオpメトキシ基などのフルコギシ
基; メトキシ力   体ルボニル、エトキシカルボニ
ル、ブトキシカル  げボニル、ヘキシルオキシカルボ
ニル基t(どのアルコキシカルボニル基;シクロペンチ
ル、シフ   らロヘキシル基なとのシクロアルギル基
等が挙げ  合られる。
非置換の炭素数5〜7のシクロアルキル基と   −し
ては、例えばシクロペンチル、シクロへキシ  式ル基
などを挙げることがで茂る。置換基を有す   報る炭
素数5〜7のシクロアルキル基の置換基ど   ドして
は、上記したと同様の置換基を単げること   かがで
きる。R4としては、n−ペンチル12−メチル−1−
ヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、シクロペンチル
、シクロヘキシル基カ好tしく・。
上記式(m)で表わされろ7−ヒドpキシ−N  −−
プロスタグランジンE1類はその7位および8位に不斉
炭素原子を有するため各種の立体異性が存在する。
すなわち7 (R) 、  8 (R)体; 7 (R
) 、 8 (S); 7 (S)、  8 (R)体
; 7 (s)、  s (S)体が挙られる。
本発明においては、その15−エビ体、それの鏡像体、
およびそれらの異性体の任意の割の混合物を包含する。
上記式(m)で表わされる7−ヒドpキシ−パブロスタ
グランジンE1類目例えば下−記の反応に示されるよう
に特開昭55−153725号公6ピ載0如き方法等に
よって保護された4−ビロキシ−2−シクロベンテノン
より高収率でつ容易に得ることができる。
本発明方法は、上記式(m’)の7−ヒドpキシ−が−
プロスタグランジンE1類における7位の水酸基を脱離
除去し、上記式日〕のパ、パープロスタグランジンE、
類に導くことから開始される。すなわち、上記式〔or
)の化合物を塩基性化合物の存在下、有機スルホン酸の
反応性誘導体と反応せしめて、対応する7−有機スルホ
ニルオキシ−バープロスタグランジンE1類とし、次い
で塩基性化合物で処理し、必要に応じて脱保獲及び/又
は加水分解反応に付すことによって式CDの化合物を容
易に得ることができる。
ここで用いられる塩基11化合物としては、アミン類が
好ま【、<、かかるアミン類としては、例えば、4−ジ
メチルアミノピリジン、トリエチルアミン、′/イソプ
ロピルシクロヘキシルアミン、イソプルピルジメチルア
ミン、シイツブ−ビルエチルアミンなどが挙げられ、な
かでも特に4−ジメチルアミノピリジンが好ましい。
有機スルホン酸の反応性誘導体としては、例エバメタン
スルホニルクロリド、エタンス/l、 ホニルクロリド
、n−ブタンスルホニルクロリド。
t−ブタンスルホニルクルリド、トリフルオロメタンス
ルホニルクロリド、ベンゼンスルホニルクルリド、p−
)ルエンスルホニルクロリドなどの有機スルポン酸°・
・pゲン化物;無水メタンスルホン酸、無水エタンスル
ホン酸、無水トリフルオロメタンスルホン酸、無水ベン
ゼンスルホン酸、無水p−トルエンスルホン酸などの無
水有機スルホン酸などが挙げられる1、なかでもメタン
スルホニルク戸リド、p−トルエンスルホニルクルリド
、無水メタンスルホン酸が好ましい。
反応の際に用(・もれる溶媒としては、上記塩基1土化
合物自身を用(゛ても良いカー、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類;エー
テル、テトラヒドロフラン等のエーテル類;ベンゼン、
トルエン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭
化水素類が溶媒として好ましく用いられ、特にシクロp
メタンが好ましく用いられる。
反応は上記式(III)の7−ヒトロキシーパープロス
タグランジンE、類の7位の水酸基と、有機スルホン酸
の反応性誘導体との反応である、化学量論的には両者の
化合物は等モルで反応する。
反応を実際に行なうに際しては、通常7−ヒドpギシー
ど−プロスタグランジンEl類に対し1有機スルホン酸
の反応性誘導体は0.5〜10倍モル、好ましくは2〜
3倍モルの範囲で使用される。塩基性化合物は1〜20
倍モル、好ましくは4〜6倍モルの範囲で用いられる。
溶媒の使用量は反応をすみやかに進行させるのに十分な
量があれば良く、通常は原料化合物〔■〕に対し、1〜
1000倍容量、好ましくは5〜100倍容量が用いら
れる。反応温度は使用する原料、試薬等によってJ4 
t「るが0℃から50°Cの範囲で、好ましくは10℃
から30℃の範囲で行なわれる。反応時間は、条件によ
り異なるが、01〜lO時間程度が好ましく、さらに好
ましくは0.5〜5時間である。反応の進行は薄層クロ
マトグラフィー等の方法により追跡される。
かくして、上記の反応(以下第1の反応という)によれ
ば上記式〔■1〕の7−ビトロキシ−バープロスタグラ
ンジンE1類の7位の水酸基が有機スルホニルオキシ基
に変換された相当する7−有機スルホニルオキシ−バー
プロスタグランジンE1類が生成する。肢7−有機スル
ホニルオキシ=が一プロスタグランジンE1類は次いで
塩基性化合物によって処理され(JjJ下第2の反応と
(・う)、相当する有機スルホン酸を脱離し、 。
7位の炭素原子と8位の炭素原子との間に二重結合が生
成したパ、〆−プロスタグランジンE。
類に変換される。この第2の反応は1.上記第1の反応
と同様の塩基性化合物を用い、はぼ同様の反応条件で進
行せしめることができる。第1の反応で生成した7−有
機スルホニルオキシ−バープロスタグランジンE1類を
単離した後、第2の反応に付してもよく、また第1の反
応と第2の反応を同じ反応系中で行なってもよい。
反応終了後、生成物は、反応液を通常の方法で処理する
ことにより分離精製される。すなわち、例えば抽出、洗
浄、乾燥、濃縮、クロマトグラフィー等の組合わせによ
る方法により分離精製される。得られた生成物は必要に
応じて11位、15位の水酸基の保護基を除去しても良
い。あるいは1位のエステル基を加水分解しても良い。
水酸基の保護基の脱保護は次のようにして行なうことが
できる。
保護基が水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成
する基の場合には、例えば酢酸、p−トルエンスルホン
酸のピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒とし
、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ジ
オキサン。
アセトン、アセトニトリル等を反応溶媒とすることによ
り好適に実施される。反応は通常−20°C〜+80°
Cの温度範囲で10分〜3日間程度行なわれる。保詭基
が) !J (C,〜C7)炭化水素シリル基の場合に
は、例えばテトラブチルアンモニウムフルオライドある
いはセシウムフルオライド(更に好ましくは、トリエチ
ルアミンなどの塩基性化合物の共存下)の存在下に、上
記した如き反応溶媒(好ましくは水攻外の反応溶媒)中
でほぼ同様の温度でほぼ同様の時間実施される。あるい
はフッ化水素酸、酢酸などの酸性化合物を用いて、通常
の脱保護反応に付すことによっても) !J (C,〜
C1)炭化水素シリル基を脱離することもできる。
保護基がアシル基の場合には、例えば苛性ソーダ、苛性
カリ、水量゛化カルシウムの水溶液もしくは水−アルコ
ール混合溶液、あるいはナトリウムメトキシド、カリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシドを含むメタノール
、エタノール溶液中で、加水分解せしめることにより実
施することができる。
1位のエステル基の加水分解は、例えばリパーゼ、エス
テラーゼ等の酵素を用い、水又は水を含む溶媒中で一1
0°〜+60℃の温度範囲で10分〜24時間程度行t
「われる。
かくして上記式CI)のパ、メープpスタグランジンE
、類が得られる。かかるメ、N−プロスタグランジンE
、類にはその7,8位の二重結合(〆)に関する異性体
が存在する。すなわち72体、7E体であり、本発明に
t)つては72体、7E体およびそれらの混合物が包含
される。
n、ど−プロスタグランジンE、類は次いで選択的還元
に供せられる。選択的還元に際し用いられる方法として
は、例えば亜鉛末、亜鉛−銀。
亜鉛−銅等の亜鉛系還元剤による還元が好ましく挙げら
れる。
亜鉛系還元剤を用いる場合には、反応は氷酢酸の共存下
に行なわれる。用いられる亜鉛系還元剤の量は原料化合
物(1)に対し1〜500倍モル、好ましくは5〜10
0倍モルであり、氷酢酸は1〜2000倍モル、好まし
くは10〜1000倍モルの範囲である。この時使用す
る溶媒としては、例えばメタノール、エタノール。
イソプロピルアルコール等のアルコール類;ジメトキシ
エタン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
、酢酸あるいけこれらの混合溶媒が好ましく、特に好ま
しいのは、メタノール、イソプロピルアルコール、酢酸
である。溶媒の使用量は反応をすみやかに進行させるの
に十分な量があれば良く、通常は原料化合物(1)K対
し1〜2000倍容量、好ましくは5・〜1000倍容
量が用いられる。反応温度は使用する原料、試薬、溶媒
環によって異なるが、θ℃〜120℃の範囲、好ましく
は10℃〜80℃の範囲で行なわれる。反応時間は条件
により異なるfJ″−1〜48時間程度である。反応の
進行は薄層クロマトグラフィー等の方法により追跡され
る。反応終了後、生成物は、反応液を通常の方法で処理
することにより分離M製される。
すなわち、例えば抽出、洗浄、乾燥、濃縮、クロマトグ
ラフィー等の組合わせによる方法により分離精製される
。得られる生成物は必要に応じて、前述した如き脱保護
反応、加水分解反応に付してもよい。
かくして目的とする上記式(II)のメープpスタグラ
ンジンE、@が得られる。
かかろバーブI:IスタグランジンE1類の好ましい具
体例を挙げれば次のとおりである。
(+)  2.3−デヒドロP G E、 。
(2)  (17S)−17,20−ジメ千ルー2,3
−デヒドロP G E、 。
131(6,16−シメチルー2.3−デヒドロPGE
1゜ +41 16.17.18,19.20−ペンタノルー
15−シクロペンチル−2,3−デヒドロP G E、
 。
(5) 16.l 7,18,19.20−ペンタノル
ー15−シクロヘキシル−2,3−デヒドロP G E
、 。
(61(+l〜(5)の化合物のメチルエステル。
(力 (1)〜(5)の化合物のエチルエステル。
以上に詳述した如く、本発明の方法は容易に得られる出
発原料より、簡便にバーブρスタグランジンE1類を匈
るものである。
以下、実施例を挙げて本発明方法を説明する。
参考例 (17B)−7−ヒドロキシ−17,20−ジメチル−
2,3−デヒドI:+P G E、メチルエステル11
.15−ビヌーt−ブ千ルジメチルシリルエーテル (I K、3 S、5 S ) −3−t−ブチルジメ
チルシリルオキシ−1−ヨウドー5−メチルー1−ノネ
ン238吋を熱水エーテル5ml!に溶かし、−78℃
で攪拌しながら、t−ブチルリチウム2.0M溶液0゜
6 mlを加え2時間攪拌した1、1−ペンチニルm(
I) 78 w?にヘキザメチルホスホラストリ7ミド
257μlを加え、1時間攪拌した後、無水エーテル5
 mlを加え、前記の反応液へ加え1. O分間猾拌し
た。4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シクロ
ベンテノン106m9を無水エーテル5 mlに溶かし
前記の反応液へ加火、−78℃で5分間、−40℃で2
5分間攪拌した。(2E)−7−オキソ−2−ヘプテン
酸メチル94wJを無水エーテル5 mlに溶かし、前
記の反応液へ加え、−40℃で90分間攪拌した。反応
液を塩化アンモニウム−アンモニア水上へあけ、洗浄し
た後、有機層を飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マゝグ
ネシウムで乾燥後シリカゲルカラムクルマドグラフィー
に供し、(178)−7−ヒドpキシ−17,20−ジ
メチル−2,3−デヒドロP G E、メチルエステル
11.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテル
の低極性異性体(Rf 0.47 ;  ヘキサンニ酢
酸エチル−3:1)166ダ(収率56%)と高極性異
性体(Rf O,40;  ヘキサン:酢酸エチル−3
:1)49112(収率16係)を得た。
スペクトルデータ 低極性異性体 赤外吸収スペクトル(液膜): 3525.1733,1659,1258゜83 B、
  7777m−’ I H−NMR(/l cD”3): o、9〜3.2 (m、  19 H)、  3.3〜
4.7 (m、  4H)。
3.72 (s、  3)T)、  5.3−5.s 
(m、  2H)。
5、fl 5 (brd、I H,J= 16Hz )
7.03(dt、IH,J=16.6.8Hz)高極性
異性体 赤外吸収スペクトル(液膜); 3550.1732,1659,1257゜839.7
78硼−1 ’H−NMR(δCDC13)。
0−0.2 (m、 12)] )、 0.7〜1.0
 (m、 19H)10.9〜3.2 (m、 19H
)、 3.73 (B、 3H)13.5〜4.7(m
、 3H)、 5,4〜s、s(m、 21()。
5−85(brd、 IHl y−16Hz ) +7
、o3(dt、 IH,J=16.6.8H1)実施例
1 (17S ) −17,20−ジメチル−2,3,7,
8−デヒドロP G E、メチルエステル11.15−
ビス−t−プチルジメチルシリルエーテル参考例で得た
(i7s)−7−ヒドpキシ−17,20−ジメチル2
.3−デヒドGel P G E、メチルエステル11
.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテルの低
極性異性体88■をジクppメタン6 mlに溶がし、
4−ジメチルアミノピリジン357■を加え、水冷攪拌
しながらメタンスルホニルクルリド116μlを加え3
0’Cで2.5時間攪拌した。氷水上へあけ1、塩酸を
加えpH2にし、ジクpρメタンで抽出した後、有機層
を飽和炭酸水素す) IJウム水、続いて飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。P遇濃縮後シ
リカゲルカラムクpマドグラフィーに供し、(17S)
−17,20−ジメチル−2,3,7,8−デヒドl)
 P G E、メチルエステル11.15−ビス−t−
ブチルジメチルシリルエーテルROrnq (収率94
チ)を得た。
スペクトルデータ ’H−NMR(δCDCl3 ) : o−0,2’(m、t2u)、0.7〜1.0 (m、
24H)。
0.9”−2,5(m+  17 H) 、  3.2
5〜3.65 (m+ lH)+3.71 (+!、 
 3H)、  3.8〜4.4 (m、  2H)。
5.25〜5.7(m、 2H)。
5.83 (brd、  I H,J= 15.0Hz
 )。
6.4〜7.3(m、 2H)。
実施例2 実施例1と同様の方法で、参考例で得た(1177S)
−7−ヒドロキシ−17,20−ジメチル−2,3−デ
ヒドII) P G E、メチルエステル11.15−
ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテルの高極性異性
体40即より、(1ys)−17゜20−ジメチル−2
,3,7,8−デヒドII) P G E1メチルエス
テル11.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエー
テルa 2 rnq (収率82襲)を得た。
実施例3 (178)−17,20−ジメチル−2,3−デヒドq
 P G E、メチルエステル+ 1.15−ビス−t
−ブチルジメチルシリルエーテル 実施例1で得た( ] 7 S ) −17,20−ジ
メチル−2,3,7,8−デヒドロP G E、メチル
エステル+ 1.15−ビス−t−ブチルジメチルシリ
ル  。
エーテル80m9をイソプロピルアルコール2 mlに
溶かし酢酸0.4mlを加え、亜鉛末8001119を
加え、50℃で2時間攪拌した。水および酢酸エチルを
加え、沢過し、抽出した。有機層を合わせ飽和炭酸水素
ナトリウム水、続いて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。濾過・濃縮後シリカゲルカラム
クルマドグラ−yイーに供し、(+78)−17,20
−ジメチル−2,3−デヒドロP G TC,メチルエ
ステル] 1,15−ビス−t−ブチルジメチルシリル
エーテル5311Ig (収率66係)を得た。
スペクトルデータ ’H−NMR(δCDCAl、 、 。
o 〜0.2(m、  12H)、  0.7’−t、
o (m、  24H)。
0.9〜3.4 (m、  21 H)、  3.74
 (s、  3H)。
3、s 〜4.5(m、  2)T)、  5.4〜s
、s(m、  2H)。
s、84 (brd、IH,J=16.0Hz)。
7.02 (at、  I H,J=16.0. 7.
OHz )実施例4 (178)−17,20−ジメチル−2,3−デヒドロ
P G E、メチルエステル 実施例3で得た( 17S )−t 7.’20−ジメ
チル−2,3−デヒドt) P G E、メチルエステ
ル11.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテ
ル35mgをアセトニトリル:47ダフツ化水素酸−2
0:1溶液2 mlに溶かし、25分間攪拌した後、飽
和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチルで抽出した
。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸す) IJウ
ムで乾燥し、r過濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに供し、(17S )−17,20−ジメ千ルー
2.3−デヒドロp G ”lメチルエステル17■(
収率72係)を得た。
スペクトルデータ ’ H−NyR(a cD”3): 0.7〜1.0 (m、  6H)、  1.0〜3.
2 (、m、  23 H)。
3.72(11,3H)、3.8”−4,5(m+  
2H)。
5.3〜6.0 (m、 3I()、 6.96 (dt、川、y−t 6.0.6.8 T(
Z )実施例5 (178)−17,20−ジメチル−2,3−デヒドロ
P G E。
実施例4で得た(1)S ) −17,20−ジメチル
−2,3−デヒドロP G E、メチルエステル14■
にo、1mlのア七トンおよびpH8リン酸緩衝液を加
えた後、ビッグ・リバー・エステラーゼ溶液0.6m/
を加え、90時間攪拌した。塩酸でpH4にし、硫酸ア
ンモニウムで飽和した後酢酸エチルで抽出L7た。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに供し、(17S ) −17,20−ジメチ
ル−2,3−デヒドロPG@、  9.5mq(収率6
8チ)を得た。
スペクトルデータ ’H−NMRCa””): 0.7〜1.0(m、  6)T)、  1.0〜3.
2(rn、  21H)。
3.8〜4.6(m、2)T)、4.9〜s、5(m、
3H)。
5.4〜6.o (m、 2 H) 7.04 (at、  ] H,J= 16.0. 6
.8H2)特許出願人 帝人株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔I〕 Rs で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
    体、あるいはそれらの任意の割合の混合物であるd、 
    ti−プロスタグランジンEi類を、選択的に還元し、
    次いで必要に応じて脱保鏝及び/又は加水分解反応に付
    すことを特徴とする下記式〔■〕 R11 で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
    体、あるいはそれらの任意の割合の混合物であるバープ
    ロスタグランジンB、類の製造法。 2、亜鉛系還元剤による接触還元によって選択的に還元
    する特許請求の範囲第1項記載のバープロスタグランジ
    ンE1類の製造法。 3、上記式(y) <お(・てHlが水素原子又はメチ
    ル基である特許請求の範囲第1項又は第2項記載のバー
    プロスタグランジンE1類の製造法。 4、上記式(1)において、R4がn−ペンチル基。 2−メチル−1−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシ
    ル基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基である特
    許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載の△2
    −ブpスタグランジンE、類の製造法、 5、上記式CI)において、R2、R3が2−テトラヒ
    ドロピラニル基又はt−ブチルジメチルシリル基である
    特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項記載のメ
    ープロスタグランジンE、類の製造法。 6、下記式(m) (1BaI で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
    体、あるいはそれらの任意の割合の混合物である7−ヒ
    ドpキシ−・N−プロスタグランジンE1類を、塩基性
    化合物の存在下に有機スルホン酸の反応性誘導体と反応
    せしめて、対応する7−肩機スルホニルオキシーパープ
    ロスタグランジンE、類とし、次いで塩基性化合物で処
    理し、必要に応じて脱保護及び/又は加水分解反応に付
    して下記式(1)で表わされる化合物、その15−エビ
    体、それらの鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混
    合物であるメープロスタグランジンE、類を得、次いで
    選択的に還元し、更に必要に応じて脱保護及び/又は加
    水分解反応に付すことを特徴とする下記式(n) OR’ で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
    体、あるいはそれらの任意の割合の混合物であるバープ
    ロスタグランジンE1類の製造法。 7、有機スルホン酸の反応性誘導体がメタンスルホニル
    クロリド、p−)ルエンスルホニルクpリド又は無水メ
    タンスルホン酸である特許請求の範囲第6項記載のが一
    プpスタグランジンES類の!FII!造法。 8、塩基性化合物がアミン類である特許請求の範囲第6
    項又は第7項記載のが−プロスタグランジンE1類の製
    造法。 9 亜鉛系還元剤による接触還元によって選択的に還元
    する特許請求の範囲第6項〜第8項のいずれが1項記載
    のど一プpスタグランジンB、類の製造法。 10、上記式(m)においてR1が水素原子又はメチル
    基である特許請求の範囲第6項〜第9項のいずれか1項
    記載のメーブμスタグランジンE1類の製造法。 】1.上記式(m)においてR4がn−ペンチル、2−
    メチル−1−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基
    、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基である特許請
    求の範囲第6項〜第10項のいずれか1項記載のメーブ
    pスタグランジンE、類の製造法。 12、上記式〔l■〕においてH!l 、 R31がテ
    トラヒドロピラニル基又はt−ブチルジメチルシリル基
    である特許請求の範囲第6項〜第11項のいずれか1項
    記載のパープロスタグランジンE1類の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014040457A1 (zh) * 2012-09-13 2014-03-20 上海源力生物技术有限公司 一种制备利马前列素的中间体、其制备方法以及通过其制备利马前列素的方法

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WO2014040457A1 (zh) * 2012-09-13 2014-03-20 上海源力生物技术有限公司 一种制备利马前列素的中间体、其制备方法以及通过其制备利马前列素的方法
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