JPS59112962A - 5―チア―δ↑7―プロスタグランジンa類およびその製造法 - Google Patents

5―チア―δ↑7―プロスタグランジンa類およびその製造法

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JPS59112962A
JPS59112962A JP57221995A JP22199582A JPS59112962A JP S59112962 A JPS59112962 A JP S59112962A JP 57221995 A JP57221995 A JP 57221995A JP 22199582 A JP22199582 A JP 22199582A JP S59112962 A JPS59112962 A JP S59112962A
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thia
acid
salt
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Atsuo Hasato
篤夫 羽里
Toshio Tanaka
利男 田中
Seiji Kurozumi
精二 黒住
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Teijin Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な5−チア−N−プロスタグランジン類お
よびその製造法に関する。
天然プロスタグランジン類は生物学的および薬理学的に
高度な活性をもつオータコイドであり、それらは強い血
小板凝集抑制作用や血管拡張作用を有し、プロスタグラ
ンジンE、のようにすでに臨床への応用が行なわれてい
るものもある。また一方では天然プpスタグランジ/の
もつ薬理的な欠点、すなわち種々の生理活性を同時にも
ちあわせること、生理活性の短い持続時間、および経口
不能を克服すべく種々の誘導体に関する研究が数多く行
なわれている。
また、プロスタグランシソのA型およびD型に関しては
、ガン細胞に対して細胞毒性を有していることが知られ
ている。
プロスタグランジン類は幅広い生理活性をもつために、
その骨格を化学修飾することにより種々の医薬品として
発展する可能性を秘めている。本発明者はプロスタグラ
ンジンのかがる特徴に着目し、新しいプルスタブランジ
ン誘導体を得るべく鋭意研究した結果、新規な5−チア
d−ブpスタグランジン類およびその製造法を見出し本
発明に到達したものである。
本発明によって提供される5−チアーメープpスタグラ
ンジ7類は、下記式(1) で燥わされる5−チア−N−プロスタグランジン類又は
R1が水素原子を表わすときその酸の非毒性塩である。
上記式CI)において、Aは−CH=CH−(cis)
又本発明の5−チアーメープロスタグランジン類は次の
化合物に大別される。
は下記式(r) −1 0 R3 で表わされ、いわゆるP’GE型の化合物である。
(II)  Aが−cu=cu −(cig)であると
き本発明の化合物は下記式(I) −2 で表わされ、いわゆるPGA型の化合物である。
上記式(1)、  (1)−11(1)−2においてR
1は水素原子又は炭素数1〜10のアルキル基を表わす
。かかるアルキル基としては例えばメチル基、エチル基
、プロピル基、イソプロピル基。
ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基などが挙げ
られ、特に水素原子、メチル基、エチル基が好ましい。
R2は置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル
基又は置換もしくは非置換のシクロアルキル基を表わす
。ここで該アルキル基、該シクロアルキル基の置換基と
しては例えば、弗素、塩素、臭素などのノーロゲン原子
;アセトキシ基、ブpピオニルオキシ基、ブチリルオキ
シ基、インブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、イン
バレリルオキシ基。
バレリルオキシ基、カブジイル基などの7シロキシ基;
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、クロロメチル基、ジクppメチル基、トリフル
オロメチル基などのフルキル基;メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、イソブμポキン基、ブトキシ基など
のアルコキシ基等が挙げられる。かかる置換基で置換さ
れた、もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基と
しては例えは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基。
t−ブチル基、ペン千ル基、ヘキシル基、ヘプチル基、
オフ千ル基、ノニル基、デシル基などが挙げられる。置
換もしくは非置換のシクロアルキル基としては、例えば
シクロペンチル基。
シクロヘキシル基などが挙げられる。これらのなかでR
2としては、ペンチル基、2−メチルヘキシル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基が好ましい。
上記式(1)、(夏)−1,(1)−2におけろR3゜
上記式(1) −1におけるR4は水素原子又は保護基
を表わす。保護基としては、後述する本発明において実
施される反応および後処理工程中において脱離すること
なく安定に存在しうる保護基であればいかなる保護基で
もよい。保護基としては例えばトリメチルシリル、トリ
エチルシリル、t−ジチルジメチルシリルなどのトリ(
C1〜C4)アルキルシリル基;t−ブチルジフェニル
シリル基などのジフェニル(C8〜C4)アルキルシリ
ル等の) リ(C,”−c、 )炭化水素シリル基(シ
リルエーテル型保賎基)、あるいはメトキシメチル、1
−エトキシエチル、2−メFキシー2−プロピル、2−
ニドキシ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)メ
チル、ベンジルオキシメチル、2−テトラヒドロピラニ
ル。
2−テトラヒドロフラニル、6.6−シメチルー3−オ
キサービシクq (3,i、o )へキス−4−イル基
などの酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成する基(ア
セタール型保護基)などが挙げられる。これらのなかで
R’、R’は水素原子、トリメチルシリル基、t−ブチ
ルジメチルシリル基、2−テトラヒドロピラニル基が好
ましく、特にt−ブチルジメチルシリル基が好ましい。
R3、R4において用いられる保護基は同一であっても
異なっていてもよい。
上記式〔1)の聚示2″″X、は7z体、7E体、又は
72体と7E体とが任意の割合いで共存することを示す
本発明の5−チア−パープロスタグランジン類の12位
、15位の炭素原子、及び式(1) −1で表わされる
5−チア−N−プロスタグランジン類の場合の11位の
炭素原子は不整炭素原子であり、かかる不整炭素原子の
絶対配置はR−配置又はS−配置の(・ずれでもよ(、
あるいは両者の任意の割合の混合物でもよい。
したがって本発明においては、天然型プロスタグランジ
ンと異なる立体配置を有する5−チア−N−プラスタグ
ランジン類をも得ることが出来、これらの化合物は、天
然プロスタグランジンと同じ立体配置を有するものと異
ブにる生理活性を有することも期待される。
本発明の5−チア−パープロスタグランジン類のうち上
記式(1)におけるR1が水素原子の場合には、分子内
にカルボン酸部分を鳴することを利用してこれを塩基と
の非毒性塩とすることも出来る。この場合の塩としては
薬理学的に許容しうる非毒性塩ならばいかなる塩基を用
いてもよく、例えば塩基として水酸化ナトリウム。
水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重
炭酸ナトリウム、重炭酸カリウムなどの無機塩基;アン
モニア、エタノールアミン。
ジェタノールアミンなどの有機塩基が好ましく用いられ
る。
本発明の5−千7−N−プロスタグランジン類の具体例
を示すと以下の通りである。
(1)  上記式(1) −1で表わされる5−チア−
バープロスフグランジン類 (■)5−チア−メープルスタブランジンE1(211
7,20−ジメチル−5−チア−N−プロスタグランジ
ンE。
(3116,17,18,19,20−ペンタノルー1
5−シクロヘキシル−5−チアートー〕pスタグランジ
ンE。
(4116,17,18,19,20−ペンタノルー1
5−シクロベンチルー5−チア−パープロスタグランジ
ンE。
+5)20−メチル−5−チア−パープロスタグランジ
ンE。
+61  f11〜(5)の化合物の鏡像体で15−位
のエピマー +71  (11〜(6)の化合物のナトリウム塩、カ
リウム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、エタノール
アンモニウム塩、あるいはジェタノールアンモニウム塩 (8)(11〜(6)の化合物のメチルエステル+91
  (11〜(7)および(8)の化合物がt−ブチル
ジメチルシリル基、ジフェニルメチルシリル基、メトキ
シメチル基、1−エトキシエチル基、2−エトキシ−2
−プロピル基、メトキシエトキシメチル基、あるいはテ
トラヒドロピラン−2−イル基の保護基によ°って水酸
基が保膿された化合物 (11)  上記式(t) −2で表わされる5−チア
−パープロスタグランジン類 H5−チア−N−プルスタブランジンA。
al117.20−ジメチル−5−チア−パープロスタ
グランジンA。
Q3 16,17.1 B、19.20−ペンタノルー
15−シクロヘキシル−5−チア−N−プロスタグラン
ジンA (1316,17,18,19,20−ペンタノルー1
5−シクロベンチルー5−千7−〆−プロスタグランジ
ンA。
α4 20−メチル−5−チア−N−プルスタブランジ
ンA +149  alI〜αくの化合物め鏡像体で15−位
のエピマー as  a1〜α9の化合物のナトリウム塩、カリウム
塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、エタノールアンモ
ニウム塩あるいはジェタノールアンモニウム塩 αn  ato−tlsの化合物のメチルエステル0υ
 顛〜Qlおよびαηの化合物が、t−ブチルジメチル
シリル基、ジフェニルメチルシリル基、メトキシメチル
基、1−エトキシエチル基、2−エトキシ−2−プロピ
ル基。
メトキシエトキシメチル基、あるいはテトジヒドロピラ
ン−2−イル基の保僅基によって水酸基が保護された化
合物。
本発明で得られる5−チア−パープロスタグランジン類
は新規なプロスタグランジン類であり、特に7.8位に
二重結合を治しか95位に硫黄原子を有するという新し
い骨格を有するものである。
一方、プロスタグランジン類は種々の生理活性を有する
ことが知られており、現在種々の誘導体の合成研究が行
われている。本発明における5−チア−N−プロスタグ
ランジン類も新しい骨格を有するという意味において新
しい薬効が発現する可能性を秘めており1例えば抗ガン
血圧降下、抗潰瘍又は抗ウィルス作用などが期待される
また本発明において得られる化合つのうち、上記式(1
) −1で表わされる5−チアー△7−ブμスタグラン
ジンE類は血小板凝集抑制活性を由する新規化合物5−
チアプロスタグランジンE、類の重要な合成中間体とも
なり得るものでありかかる意味においても有用なもので
ある。
しかして本発明の5−チア−パープロスタグラ/ジン類
のうち上記式(■) −1で表わされる5−チア−N−
プロスタグランジン類は下記式() で表わされる7一ヒド戸キシプロスタグランジン類を、
塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸の反応誘導体と
反応せしめて、対応する7−有機スルホニルオキシプロ
スタグランジン類とし、次いで塩基性化合物で処理し、
必要に応じて脱保護及び/又は加水分解及び/又は塩生
成反応に付すことにより製造される。
本発明の製造法における原料化合物である上記式(n)
で表わされる7−ヒドpキシプρスタグランジン類は、
下記チャート1に例を示すように、特開昭57−746
4号公報に記載された?−ヒドロキシプロスタグランデ
ンE類の製造法に類似の方法により合成される。
チャート1 また上記式(n)において、R1、R2の定義は上記式
CI)の場合と同様である。R31、R41は保護基を
表わし、かかる保護基は前述したと同様のものが挙げら
れる。
上記式(n)の7−ヒドロキシプロスタグランジン類を
反応せしめる際に用いられる塩基性化合物としては、ア
ミン類が好ましく、かがるアミン類としては、例えば、
4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、シイ
ラブルピルシクロヘキシルアミン、イソプロピルジメチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどが挙げられ
、なかでも特に4−ジメチルアミンピリジンが好ましく
・。
有機スルホン酸の反応性誘導体としては、例エバメタン
スルホニルクロリド、エタンスルホニルクロリド、n−
・ブタンスルホニルクルリド。
t−フ゛タンスルホニルクロリド メタンスルホニルクロリド、べ/ゼンスルホニルクロリ
ド,p−)ルエンスルホニルクーリドなどの有機スルホ
ン酸ハロゲン化物;無水メタンスルホン酸,m水工タン
スルホン酸,無水トリフルオルメタンスルホン酸,無水
ベンゼンスルホン酸,無水p−)ルエンスルホ/酸など
の無水有機スルホン酸などが挙げられる。
使用する溶媒としては塩基性化合物自身を用いてもよい
が、例えばジクppメタン、りI:+ロホルム,四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類;エーテル、テトラヒド
ロフラン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、ペンタ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素類が用いら
れ、好ましくはジクロロメタンが用いられる。
反応は一般式(n)で表わされる7−ヒドpキシプpス
タグランジン類の7位の水酸基と有機スルホン酸の反応
性誘導体との反応であり、化学量論的には両者の化合物
は等モルで反応する。
実際に反応を行なうには、通常、一般式(n)の7−ヒ
トロキシプρスタグランジン類1モルに対し有機スルホ
ン酸の反応性誘導体を1モル〜10モルの割合いで用い
る。
塩基性化合物は、使用する有機スルホン酸の反応性誘導
体1モルに対し1モル以上、好ましくは2モル以上で用
いられる。
使用する溶媒の量は、通常、上記式(1)で表わされる
原料化合物に対し、1〜1000倍容量、好ましくは5
〜100倍容量が用いられる。
反応温度は使用する原料化合物、塩基性化合物。
溶媒等によって異なるが、通常、−10”Cかも50°
Cの範囲であり、好ましくは0℃から30℃の範囲で行
なわれる。反応時間は、争件により異なるが、0.1〜
10時間程度である。反応の進行は薄層りpマドグラフ
ィー等の方法により追跡される。
かくして、上記の反応(以下第1の反応という)によれ
ば上記式(II)の7−ヒドpキシプロスタグランジン
類の7位の水酸基が有機スルホニルオキシ基に変換され
た相当する7−有機スルホニルオキシプロスタグランク
ン類が生成する。該7−有機スルホニルオキシプロスタ
グランジン類は次いで塩基性化合物によって処理され(
以下第2の反応といつ)、相当する有機スルホン酸を脱
離し、8位の炭素原子と8位の炭素原子との間に二重結
合が生成した5−チアーメーブpスタグランジン類に変
換される。この第2の反応は、上記第1の反応と同様の
塩基性化合物を用い、けぼ同様の温度で進行せしめるこ
とができる。また第1の反応で生成した7−有機スルホ
ニルオキシブロスタグランジン類を単離した後、第2の
反応に付してもよく、また第1の反応と第2の反応を同
じ反応系中で行なってもよい。
かくして得られる5−チアーメープロスタグランジン類
は更に必要に応じて、脱保護及び/又は加水分解及び/
又は塩生成反応に付される。
水酸基の保護基の脱保護は次のようにして行なうことが
できる。
保醤基が水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成
する基の場合には、例えば酢酸、p−トルエンスルポン
酸のピリジニウム基又ハ陽イオン交換樹脂等を触媒とし
、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ジ
オキサン。
アセトン、アセトニトリル等を反応溶媒とすることによ
り好適に実施される。反応は通常−20℃〜+80℃の
温度範囲で10分〜3日間程度行なわれる。また、保護
基が)!J(C+〜Co )炭化水素シリル基の場合に
は、例えばテトラズチルアンモニウムフルオライドある
いはセシウムフルオライド(更に好ましくは、トリエチ
ルアミンなどの塩基性化合物の共存下)の存在下に、上
記した如き反応溶媒(好ましくは水以外の反応溶媒)中
ではぼ同様の温度でほぼ同様の時間実施される。おるい
は、フッ化水素酸、酢酸などの酸性化合物な用いて、通
常の脱保護反応に付すことによっても)!+(C1〜C
6)炭化水素シリル基を脱離することもできる。
エステル基の加水分解は、リパーゼ、エステラーゼ等に
よって、水又は水を含む溶媒中で処理することによって
行なわれる。
塩生成反応は、フリ°−のカルボキシル基を有する5−
チアーメープロスタダランジン類と前述した無機塩基又
は有機塩基との中和反応によって行なうことができる。
かくして得らねる目的化合物の単離精製は、例工ば抽出
、カラムクロマトグラフィー等の通常の手段によって行
なわれる。
本発明の5−チアーメーブースタグランジン類のうち上
記式(1) −2で表わされる化合物は下記式(1) 
−1’ OR3 で表わされる5−チア−パープロスタグランジン類を酸
性化合物で処理せしめ、次いで必要により脱保護及び/
又は加水分解及び/又は塩生成反応に付すことによって
製造される。
上記式(l−) −t’の化合物は式(I) −1の化
合物のうちで、基R4が水素原子である場合の化合物で
あり、かかる化合物は、前述した有機スルホン酸の反応
性誘導体との反応の後、脱保護反応に付すことによって
得られるものである。
上記式CI) −1’の化合物を処理する際に用いられ
る酸性化合物としては、フッ化水素酸、塩酸、硫酸など
の鉱酸や、酢酸、ショウ酸、p−トルエンスルホン酸な
どの有機酸が好ましく用いられる。用(・られる酸性化
合物の量は、原料化合物(I) −1’に対し、1〜2
00倍モル、好ましくは1〜10倍モルの範囲である。
この時使用する溶媒としては、例えばメタノール、エタ
ノール、インプロピルアルコール等のアルコール類;水
、ジオキサン、テトラヒドロフラン(THF)、アセト
ニトリル、ジメチルスルホキシド(DM80)、あるい
はこれらの混合溶媒が好ましく、特に好ましいのは、水
、メタノール、THF、アセトニトリル、およびそれら
の混合溶媒である。溶媒の使用量は反応をすみやかに進
行させるのに十分な量があればよく、通常は原料化合物
(I) −1’に対し1−1000倍容量、好ましくは
5〜400倍容量が用いられる。反応温度は使用する原
料化合物、試薬。
溶媒によって異なるが、0℃〜120℃の範囲、好まし
くは10℃〜80°Cの範囲で行なわれる。  。
反応時間は条件により異なるが30分〜48時間程度が
好ましく、さらに好ましいのは1時間〜24時間である
。反応の進行は薄層クロマトグラフィー等の方法により
追跡される。
上記の反応は、次のようにして行なうこともできる。1
なわち前述した一般式(II)の7−ヒドロキシプロス
タグランジン類と治機スルホン酸の反応性誘導体との反
応−の後、フッ化水素酸。
酢酸等の酸性化合物を用いて脱保護反応に付す 1場合
には、同じ反応系中で脱保護反応に引き続いて、上記の
反応を行なうことができる。
かくしてPGA型の上記式(I) −2の化合物が得ら
れ、かかる化合物は更に必要に応じて、前述したと同様
にして、脱保護反応、加水分解反応、塩生成反応に付す
ことができる。
目的化合物は、反応液を通常の方法で処理することによ
り分離精製される。すなわち、例えば抽出、洗浄、乾燥
、濃縮、りpマドグラフィー等の組合わせによる方法に
より分離精製される。
本発明によれば、以上に詳述した如き方法により、5−
チア−パープロスタグランジン類が得られ、かかる化合
物は例えば抗ガン、血圧降下、抗潰瘍作用等の薬理作用
が期待されるものである。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明する。
参考例1 3 (s) −t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−
ヨード−1−オクテン6.071/ (16,5mmo
J)を3omlの無水エーテルにとかしアルゴン気中−
78℃にてt−ブチルリチウム16.5WLl(2M溶
液) (33mmoAりを加えそのまま1時間攪拌する
次に1−ペンチニル銅(I) 2.15 g (16,
5mmol)及びヘキサメチルホスホラストリアミドs
、4 g(33mmoJりの25−の無水エーテル溶液
を加え、さらに−78°Cで1時間攪拌した。
4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シクロペン
テ773.18 ti (t 5mmol)の無水エー
テル溶液20mAを加え一78℃で30分間。
=50℃で10分間攪拌した。7−オキソ−5−チアベ
ンクン酸メチルエステル2.0 g(16,5mmoJ
)の無水エーテルioytg溶液を一50℃に冷却して
加え、−50°C〜−40°Cで40分攪拌した。PH
4に調整した酢醗−酢酸ナトリウム緩衝液へ反応液をあ
け、ヘキサン抽出した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロ
マトグラフィーにて分離精製し、7−ヒドロキシ−5−
チアプルスタブランジンE111.15−ビス−t−ブ
チルジメチルシリルエーテル及びその鏡像体の15−エ
ビ体の混合物5.29 (収率55%)を得た。
TLC,Rf: 0.4 s (溶媒;ヘキサン:酢酸エチル−3=1)
IR(ca  + neat) ; 3500、2950.28 B 0.1740.146
0゜+440. 1360. 1250゜ NMR(δppm in CDCl、 ) ;0.9 
(8,18H)、  0.9〜1.7 (m、  11
 H)。
1.7〜3.1 (m、  10H)、  3.7 (
[1,3H)。
3.7〜4.4 (m、  3H)、  5.6 s 
(m、2H)。
実施例1 の合成 参考例1で得られた7−ヒドpキシ−5−チアプμスタ
グランジンE、メチルエステル11゜15−ビス−t−
ブチルジメチルシリルエーテル及びその鏡像体の15−
エビ体の混合物1.25g (1,9s mmoJ)を
10m1の無水ジクロロメタンにとかし、4−ジメチル
アミノピリジン1.65g (1a、5mmo/)を加
え、0℃にてメタンスルホニルクロリド0.5 d (
6,7mmoJ)−v加え、O′℃で5時間攪拌し、さ
らに室温にて1時間攪拌した。水を加え、ジクロロメタ
ンで抽出した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロ
マトグラフィーにて分離精製し、5−チアーメープロス
タグランジンE、メチルエステル11.15−ビスーL
−ブチルジメチルシリルエーテル及O・その鏡像体の1
5−エビ体の混合物を得た。そのうち7℃体はs 90
 my (収率49%)、72体は150■(収率12
%)でおった。
TLC,7H体、 Rf : 0.65(溶媒:ヘキサ
ン:酢酸エチル=3:1) 72体、Rf:0.68(溶媒;ヘキサン:酢σてエチ
ル=3:1) 7℃体 IR(cwL+ neat) : 2980.2B70,1740,1640,1460゜
1360、 1255 NMR(δppm in CDCl5) :0.9(1
1,18H)、 0.7〜2.1 (m、 13H)。
2.1−−2.8(m、 6f()、 3.0〜3.5
(m、 31()。
3.70 (8,3H)、 3.9〜4.3 (m、 
2H3゜5.55 (m、 2H)、 6.8 (dt
、 IH,J=7.5.2.0)7z体 IR(crrL  +  neat):2980、 2
870. 1740. 1450. 1255NMR(
δppm in CDCA!3 ) :0.9 (s、
  18H)、  0.7〜2.1 (m、  s 3
H)。
2.1〜2.7(m、6H)、3.0〜3.6(m、3
H)。
3.7 (s、  3H) 、  3.7〜4.35 
(m、  2H) 。
5.3〜5.9(m、IH)、5.55(m、2H)実
施例2 16.17.18,19.20−ペンタノルー15−シ
クロヘキシル−7−ヒドpキシ−5−チアプpスタグラ
ンジンE、メチルエステル11.15−ビス−t−ブチ
ルジメチルシリルエーテル560■(0,87mmoJ
 )を5Hの無水ジクロロメタンにとかし、4−ジメチ
ルアミノピリジン530(4,35mmojりを加え、
0℃にてメタンスルボニルクルリド170μl (2,
2mmo71)を加え、そのまま2時間攪拌し、さらに
室温にて3時間攪拌した。水を加え、ジクロロメタンで
抽出した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロ
マトグラフィーにて分離精製し、16゜17.18,1
9.20−ペンタノルー15−シクロヘキシル−5−チ
ア−△:’  7’RスタグランジンE、メチルエステ
ル11.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテ
ル315#(収率58%。
7E体と7z体との混合物、7EニアZ=4:1) IR(cm  、neat): 2970.2860,1740,1640,1455゜
1355、 126O NMR(δppm in CDCl3 ) :+1.9
 (s、 18H)、 0.9〜2.2 (m、 13
H)。
2.2〜2.7 (m、 6H)、 3.o 〜3.6
5(m、 3B )。
3.65 (s、 3H)、 3.7〜4.4 (m、
 2H)。
5.2〜5.9 (m、 0.2H、72体)、 5.
5(rn、 2H)。
6.9 (t、 0.8H,J=8.7E体)実施例3 7−ヒドロキシ−17(s)、20−ジメチル−5−チ
アプロスタグランジンE1メチルエステル11.15−
ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテルl 201’
? (0,18mmoj)を2 vIlの無水ジクロロ
メタンにとかし、4−ジメチルアミノピリジ7110 
W (0,9mmoAりを加え、0℃にてメタンスルホ
ニルクルリド30μl (0,4rrrnoj )を加
え、そのまま1時間攪拌する。次に室温にもどし5時間
攪拌した。水を加え、ジクロロメタンにて抽出を行なっ
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後薄層りμマ
ドグラフィーにて分離精製し、17 (@)、 20−
ジメチル−5−チy−ti−プロスタグランジンE1メ
チルエステル11.15−ビスーt−ズチルジメチルシ
リルエ−テ)L−76”? (収率66%、7E体と7
z体との混合物、7EニアZ=4:1) IR(crn+ neat) : 2980、2860.1740.1640.1460゜
1360.1255 NMR(δppm in CDCIB ) :0.9 
(s、 18H)+ o、’y 〜2.0 (m、 1
7H)+2.0〜2.7 (m、 6H)、 3.0〜
3.7 (m、 3H)。
3.70(Il、 3H)、 3.7〜4.5(m、 
2H)。
5.2〜5.9 (m、 0.2H,7z体) 、 5
.6(m、 2 n L6.9 (t、 0.8H,J
=8.7E体)実施例4 (7E) −7,8−デヒドロ−5−チアプロスタグラ
ンジンに、メチルエステル11.15−ビス−t−ブチ
ルジメチルシリルエーテル及びその鏡像体の15−エビ
体213■(0,35mmol )を10mのア七ト二
トリルにとがし、40%のフッ化水素水溶液を0.5d
加え、室温にて30分攪拌する。40分後戻酸水素ナト
リウム水溶液を加えて反応を終結させ、酢酸エチルにて
抽出を行なう。乾燥後溶媒を留去し、薄層クロマトグラ
フィーにて分離精製し、(7K ) −7,8−デヒド
q−5−チアプロスタグランジンE1メチルエステル及
びその鏡像体の15−エビ体ノ混合物100■(収率7
5%)を得た。
TLC,Rf: 0.45 (溶媒;ヘキサン:酢酸エチル−1:4)I
R(cm  、 neat) : 3400.2770,2750,2670.+ 720
゜1640.1440.124O NMR(δppm in CDCIB ) :0.9 
(m、 3H)、 0.7〜2.0 (m、 8H)1
x、9(dd、 2H,J=7)、 2.2〜:(、o
(m、 5)I)。
3.25 (d、 2H,J=8)、 3.5 (m、
 IH)。
3.7(B、3H)、4.2(m、2H)。
5−65 (m、2 H) +  6−8 (dd −
J ;B−Or  1−5 )他の化合物も同様にして
脱保護することができる。
実施例5 (7E ) L−7,8−デヒドI:l−5−チアプロ
スタグランジンE、メチルエステル11.15−ビスー
t−jチルジメチルシリルエーテル及びその鏡像体の1
5−j−ピ体t 2 t # (0,2mmoJ)を1
0m1の7七トニトリルにとかし、40係のフン化水素
水溶液なo、s ml加え、40℃に加温し4時間攪拌
する。反応後室温にもどし、炭酸水素ナトリウム水溶液
を加えて反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出を行なう
。乾燥後溶媒を留去し、薄層クロマトグラフィー(溶媒
;ヘキサン:酢酸エチル−1:3)にて分離精製し、(
7E)〜7,8−デヒドP−s−チアプロスタグランジ
ンA、メチルエステル(Rf=o、s ) 2 a■(
啄率32φ)及びその12−エビ体(Rf=0、s 7
 ) 24ダ(収率33%)を得た。
IR(cIrL、neat): 3450.2950.2870.1735’、1700
゜1645.1580.1435 NMR(δppm in CDCIB ) :o、s 
〜2.2(m、 14H)、 2.2〜2.8(m、 
4H)。
3、a(d、 2H,J−8,0)、 3.7(8,3
B)。
4.0〜4.35 (m、 2 H) 。
5.5 (dd、 I H,J −15,0,6,0)
 。
5.9 (aa、 I H,J= 15.0.6.0 
)。
6.4 (dd、 ] H,J= 6.0.2.0 )
16゜7(t、IH,J=8.0)。
7.5 (aa、 I H,J= 6.0.3.0 )
Mass (20ev、 m/e ) :366(M+
)、348,215,134,120゜101(100
%) 12−エビ体 IR(3、neat): 3450、 29sO,2B?0. 1735. 17
00゜1645、 1580. 1435 NMR(δppm in CDCA’、 ) :0.8
〜2.2 (m、  14H)、  2.2〜2;8 
(m、  4H)。
3.35(d、2H,J=8.0)、3.7(8,3H
)。
3.9〜4.4 (m、  2 H) 。
5.4 (dd、  I H,J= t 6.0. 6
.0 )。
5.85(dd、IH,J=16.0,6.0)。
6.4 (dd、I H,Jミロ、Q、  2.0)。
6.7 (tt  I H,J= 8.0 )’。
7.4(dd、IH,、r−6,0,a、o)Mass
  は(7g ) −7,8−デヒドロ−5−チアプロ
スタグランジンE1メチルエステルと同じパターンであ
る。
実施例6 16.17.18,19.20−ペンタ/)I、−15
−シクロへキジルーフ (F:) −7,8−デヒドロ
−5二!じ色AヱニIIIノ葺立?2コ穎乙二1しに!
2と9合成 16.17.18,19.20−ペンタノルー15−シ
クロヘキシル−7(E) −7,8−デヒドロ−5−チ
アプロスタグランジンE1メチルエステル1o 2TR
9(0,26mmoJ)を2mlのテトラヒドロフラン
にとかし、0.5N塩酸水溶液を加え、40℃に加熱し
て3時間攪拌する。炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて
反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出を行ない、乾燥後
溶媒を留去、シ、薄層クロマトグラフィーにて精製し、
16.17゜18.19.20−ペンタノルー15−シ
クロヘキシル−7(E) −7,8−デヒドロ−5−チ
アプロスタグランジンA1メチルエステル55■(収!
56%)を得た。
TLC: Rf=0.5 (溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:3) IR(cIrL’ 、 neat ) :2960.2
860,1740,1700,1645゜1575 NMR(δppm in CDCA’3 ) :0.8
〜2.2 (m、  14H)、  2.2〜2.7 
(m、  4H)。
3.3(d、2H,J=8.0)、3.65(8,3)
1)。
3.9〜4.3 (m、  2H)。
5.5 (dd、  I H,J= 15.0. 6;
O) 。
5.9 (dd、  I H,J= 15.0. 6.
0 ) 。
6.4 (dd、  IH,J=6.0,2.0)。
6.7 (t、  I H,J= 8.0 )。
7.5 (dd、  I H,J= 6.0. 3.0
 )実施例7 (7E ) −7,8−デヒドロ−5−チアプロスタグ
ランジンE1メチルエステ/1154り(0,14mm
ol)の0.8mlmlアン溶液を84のpH8リン酸
緩衝液に加え、さらにpig 1iver ester
aseを80μl加えて室温にて4時間攪拌する。0°
Cにおいて塩酸にてPH3,5にし酢酸エチルにて抽出
を行なう。乾燥稜薄層りpマドグラフィーで精製し、目
的物を得た。
NMR(δppm in CD(J、 ) :0.7〜
2.0 (m、  11 H)、  1.9 (dd、
  2H,J=7 )。
2.2〜a、o (rn、 9H) 、 3.25 (
d、 2H,J=、8 )。
3.5 (m、 IH)、 4.2 (m、 2H)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式CI) [オオ。                 ]で表わ
    される5−チア−N−プルスタブランジン類又はR1が
    水素原子であるときその酸の非毒性塩。 2、上記式〔■〕において、R1が水素原子、メチル基
    又はエチル基である特許請求の範囲め1項記載の5−チ
    ア−ど−プロスタグランジン類又はR1が水素原子を表
    わすときその酸の非毒性塩。 3、上記式(1)において、R2がペンチル基、2−メ
    チルヘキシル基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル
    基である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の5−チ
    ア−に一プロスタグランクン類又はR1が水素原子を表
    わすときその酸の非毒性塩。 4、上記式CI)において、R3、R4が水素原子。 )IJ(C,〜CO)炭化水素シリル基又は酸素原子と
    共にアセタール結合を形成する基である特許請求の範囲
    第1項〜第3項のいずれか1項記載の5−チア−N−プ
    ロスタグランジン類又はR1が水素原子を表わすときそ
    の酸の非毒性塩。 5、上記式(T)にお(・て、R3及びR4が水素原子
    、トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基又
    は2−テトラヒト−ピラニル基である特許請求の範囲第
    1項〜第4項のいずれか1項記載の5−チア−パープロ
    スタグランジン類又は妃が水素原子を表わすときその酸
    の非毒性塩。 6、下記式(II) で表わされる7−ヒトロキシブpスタグランジン類を、
    塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸の反応性誘導体
    と反応せしめて、対応する7−有機スルボニルオキシブ
    ロスタグランジン類とし、次いで塩基性化合物で処理し
    、必要に応じて脱保護及び/又は加水分解及び/又は塩
    生成反応に(ツすことを特徴とする下記式CI) −1 で表わされる5−チア−N−プロスタグランジン類又は
    R1が水素原子を表わすときその酸の非毒性塩の製造法
    。 7、有機スルホン酸の反応性誘導体が有機スルホン酸・
    ・ロゲン化物又は無水有機スルホン酸である特許請求の
    範囲第6項記載の5−チア−メープルスタブランジン類
    又は11が水素原子を表わすときその酸の非毒性塩の製
    造法。 s、  有機スルホン酸ハロゲン化物がメタンスルホニ
    ルクロリド、エタンスルホニルクロリド。 n−フ゛タンスルホニルクロリド、t−メタンスルホニ
    ルクロリド又はトリフルオルメタンスルホニルクロリド
    である特許請求の範囲第7項記載の5−チア−N−プロ
    スタグランジン類又はR1が水素原子を表わすときその
    酸の非毒性塩の製造法。 9、無水有機スルホン酸が無水メタンスルホン酸、無水
    エタンスルホン酸、無水トリフルオロメタンスルホン酸
    、無水ベンゼンスルホン酸又は無水P−)ルエンスルホ
    ン酸である特許請求の範囲第7項記載の5−チア−パー
    プロスタグランジン類又はR1が水素原子を表わすとき
    その酸の非毒性塩の製造法。 10、塩基性化合物がアミン類である特許請求の範囲第
    6項〜第9項のいずれか1項記載の5−チア−ど一プp
    スタグランジン類又はR1が水素原子を表わすとぎその
    酸の非毒性塩の製造法。 11、上記式(n)において、R1が水素原子、メチル
    基又はエチル基である特許請求の範囲力6項〜第10項
    のいずれか1項記載の5−チア−N−プロスタグランジ
    ン類又はR1が水素原子であるときその酸の非毒性塩の
    製造法。 12、上記式(n)において R1がペンチル基、2−
    メチルヘキシル基、又はシクロペンチル基。 シクロヘキシル基である特許請求の範囲m6項〜第11
    項のいずれか1項記載の5−千7−メープロスタグラン
    ジン類又はR1が水素原子であるときその酸の非毒性塩
    の製造法。 13、上記式(II)において、R3R4が水素原子。 ? トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基又は
    2−テトラヒドロピラニル基である特許請求の範囲第6
    項〜第12項のいずれか1項記載の5−チア−バーブロ
    スタグランジン類又は11が水素原子を表わすときその
    酸の非毒性塩の製造法。 14、  下記式(1) −1’ R11 で表わされる5−チア−ど−プロスタグランジン類を酸
    性化合物で処理せしめ、次いで必要に応ピて脱保護及び
    /又は加水分解及び/又は塩生成反応に付すことを%徴
    とする下記式(■) −2 R3 〔式中、R1、B2 、 R3は上記定義に同じ。〕で
    衆わされる5−千7−メープロスタグランジン類又はR
    1が水素原子を表わずときその酸の非毒性塩の製造法。 15、酸性化合物が無機酸である特許請求の範囲第14
    項記載の5−チア−パープロスタグランジン類又は11
    が水素原子を表わすときその酸の非毒性塩の製造法。 16、上記式(I) −1’において、R1が水素原子
    。 メチル基又はエチル基である特許請求の範囲第14項又
    は第15項記載の5−チア−& −プロスタグランジン
    類又はR1が水素原子を表わすときその酸の非毒性塩の
    製造法。 17、上記式CI) −1’において、B″がペンチル
    基。 2−メチルヘキシル基、シクロペンチル基又はシクロヘ
    キシル基である特許請求の範囲第14項〜第16項のい
    ずれか1項記載の5−チアーメープロスタグランジン類
    又はR1が水素原子を表わずときその酸の非毒性塩の製
    造法。
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