JPS6310758A - 光学活性ピロリジン誘導体、その製造方法及びその使用 - Google Patents

光学活性ピロリジン誘導体、その製造方法及びその使用

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JPS6310758A
JPS6310758A JP62051039A JP5103987A JPS6310758A JP S6310758 A JPS6310758 A JP S6310758A JP 62051039 A JP62051039 A JP 62051039A JP 5103987 A JP5103987 A JP 5103987A JP S6310758 A JPS6310758 A JP S6310758A
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Japan
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hydrogen atom
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ethyl
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JP62051039A
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Tatsuya Shono
庄野 達哉
Kunisuke Izawa
井沢 邦輔
Shoichi Asada
浅田 昌一
Seiichi Nishi
誠一 西
Koji Asai
浅井 康二
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカルバペナム又はカルバペネムの製造中間体と
して有用な新規光学活性ピロリジン誘導体、その製造方
法及びカルバペナム又はカルバペネム製造のためのその
使用に関するものである。
カル/J dネムはすぐれ次抗菌力を持つβ−ラクタム
系抗生物質として注目されている。(傘1)ml  C
&E News、Dec、e  16+  18+  
1985参照。
〔従来の技術〕
カルバペネムは従来バクテリアの増殖により生産される
不安定な物質であり、蓄積量も低く、その工業上有利な
製造法の開発が望まれている。一方、合成法においては
4ニジリンの分解物を原料とし複雑な工程を経てカルバ
ペネムを得ていた。r*3)$2  J、S、Kaha
n @tal、J、Antibtot、、32+119
79*3   S、Karmdy  etat、J、A
mer、Chem、Soc、+  103+6765.
1981 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来の合成法では複雑な工程を経ること、ペニシリ
ンの分解物を出発原料とするため汎用的な製造工程が得
られ雌かったこと、収率が低いなどの問題点があった。
簡単な製造工程でかつ低コストでカルバペネムを製造で
きる方法の開発が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、安価に得られる(Sl−プロリンを原料にして文
献既知(T、 5hono、 Y、Matsnmura
K、 Tsubata、 Organic 5ynth
esis、 vol 6:L 206頁(1984)参
照。)の方法で電極酸化により容易に7手し得る下記一
般式(IIIで示される5−メトキシ−(81−プロリ
ン誘導体 が種々の炭素求核試薬と置換反応して2(S)−アルコ
キシカル?ニル−5(R)−置換アルキルピロリジン誘
導体を高立体選択的に与え、しかもカルバペナム又はカ
ルバペネム製造中間体として極めて有利であることを見
出した。即ち、先に本発明者の一部は上記5−メトキシ
−(81プロリン誘導体をコバルト触媒存在下−酸化炭
素と反応させることによりトランス立体選択的に、5位
に(31配位でCO2Me基を導入することに成功した
(特開昭 号公報参照。) しかしながら、該反応を用いてプロリンから5@)−カ
ルバペネム骨格の合成を達成するためには、原料として
高価な@)プロリンを用いなければならない。そこで本
発明者らは(S)−プロリンから5位K(R)配位でし
かも後段階でのβ−ラクタム合成が容易になる様にβ−
カルボキシル側鎖をもつアルキル基の導入を鋭意検討し
た結果、ケテンシリルアセタール、アセト酢酸エステル
、マロン酸エステル等炭素求核試薬が四塩化チタン等ル
イス酸の存在下5−メトキシ−(81−プロリン誘導体
と反応して光学活性体である(28.5R)−ピロリジ
ン誘導体を優先的に与えることを見出し、この発見に基
づき本発明を完成するに至った。
本発明による新規ピロリジン誘導体は、これを更に環化
し、脱水素して二重結合を形成する脱水素オレフィン化
反応により、光学活性(後述する一般式■)およびMに
おいて2位及び5位の絶対配置がそれぞれ(Sl及び帆
lであるもの)のカルバペナム又はカルバペネムが高収
率で得られる。
即ち、本発明の光学活性ピロリジン誘導体は下記の一般
式印で示きれる。
ただし、一般式(11において、Xは一〇ORで示され
るアミノ基の保護基又は水素原子を表わし nlはt−
ブチルオキシ基、ベンジルオキシ基、フェニル等アリー
ル基、メチル、エチル、イソプロピル、トリフルオロメ
チル等のアルキル基を示し、Yは水素原子、エチル基、
α−ヒドロキシエチル基、アセチル基、メトキシヵルゲ
ニル基を表わし、R及びRはそれぞれ異っていてもよく
、水素原子又はメチル、エチル、t−ブチル等のアルキ
ル基、ベンジル、p−ニトロベンジル等(D 7 ラル
キアルコキシ基、アルキル基又はフッ素、塩素、臭素等
のハロゲン原子を表わし、一般式(11で示される化合
物の2位及び5位がそれぞれ(S)及び(R)配位を示
す。
本発明の光学活性ピロリジン誘導体の(S)−プロリン
からの合成経路およびカルバペナム、カルバペネムの合
成経路を図示すれば、次のとおりである。
(Ila−c)           (Ia−1)(
Ij=k)            (Va−b)(M
a〜b) 次腎各工程について説明する。
第1工程は(81−ゾロリン(2)のアミン基およびカ
ルボキシル基を保護する工程であって、通常のベゾチド
合成上慣用される方法が利用される。例えば、アルカリ
条件下、ペンジルオキシカルブニルクロリドを使用して
アミノ基をベンジルオキシカルビニル化した後、メタノ
ール−濃硫酸触媒によりカルボキシル基をメチルエステ
ル化すれば良い。
化合物(転)の81としてはベンジルオキ7基、t−ブ
チルオキシ基、トリフルオロメチル等還元、酸性あるい
は弱塩基性の条件下で容易に脱離し得る基が望ましく、
またR2としては例えばメチル、エチル、t−ブチル等
炭素数1〜4のアルキル基、ベンジル等アルアルキル基
が採用される。
第2工程は電極酸化反応によりプロリン誘導体の5位に
メトキシ等アルキルオキシ(RO−)基を導入する段階
である。本反応は前述の如く公知であり、例えばメタノ
ール中テトラエチルアンモニウムトシレート等の支持電
解質の存在下、適当量の電気量を流すことにより高収率
でメトキシ体fIl)を得ることが出来る。
第3工程は(S)−ゾロリンの5位に立体選択的にR配
位の置換アルキル側鎖を導入する段階である。
本反応は発明者らが新規に見出した知見であって、ルイ
ス酸例えば四塩化チタンの存在下1例えば、5−メトキ
シ体(U)と置換ケテンシリルアセタール、アセト酢酸
エステル、マ9ン酸エステル等の炭素求核試薬を反応さ
せることによυ優先的に(28,5R)−ピロリジン誘
導体(1)を得ることが出来る。
第4工程はR’CO及びR3の脱保護の段階であり例え
ば R1がベンジルオキシ基、R3がベンジル基の場合
はパラジウム−炭素触媒の存在下、接触還元することに
より、或いはRがt−ブチルオキシ基、R3がt−ブチ
ル基の場合はトリフルオロ酢酸(CF3Co2H)で処
理することにより、はぼ定量的に行うことが安来る。
第5工程は脱水縮合によυβ−ラ、クタム環に環化して
化合物(■を得る段階である。反応は、例えばアセトニ
トリル中2,2′−ジピリジルジサルファイドとトリフ
ェニルホスヒンを作用させることにより、或いはアセト
ニトリル中DCCft作用させる− ことにより行うこ
とが出来る。
第6エ程は化合物(■を脱水素して二重結合を導入する
段階であり、それ自体公知の反応を利用できる。反応は
化合物(■をリチウムジイソプロピルアミド等の水素引
き抜き剤で処理した後、phsθBr又Fiphscz
 色反応させ、一旦3−フェニルセレニル基、或いは3
−フェニルチオ基を導入した後、該化合物をH2O2、
メタクロロ過安息香酸、メタ過、ヨウ素酸ナトリウム等
の酸化剤で処理することにより生成するセレノキシド、
或いはスルホキシド乞脱離させることにより行うことが
出来る。得られた化合物(至)は例えばカラムクロマト
グラフィーによって精製する。
更に、化合物(Mlにおいて2が水酸基の場合にはジエ
チルアゾジカル?キシレートとトリフェニルフォスフイ
ンとの組合せ又はチオニルクロライドとピリジンとの組
合せ等による他通常用いられる脱水方法により二重結合
を導入後、DBU等の塩基を用いて二重結合を異性化さ
せることにより目的とするカルバペネム化合物(VDt
−得ることも出来る。
なお、以上の製法により合成したMの例えばY、 =エ
チル基、R2=メチル基については文献既知(K、 P
ragadら、 Heterocyclas 19+ 
2099(1982))の方法に準じて合成した標品の
NMR,IRとよく一致した。
以下、実施例により不発明の光学活性ピロリジン誘導体
の製造及びそれを用いたカルバ認ネム誘辱体の製造につ
いて詳細に説明する。
実施例1 1−ベンジルオキシカルボニル−2(S)−メトキシカ
ルボニル−5−メトキシピロリジン(■&)の製造(S
l−ノロリンから調製した1−ベンジルオキシカルボニ
ル−2(S)−メトキシカルボニルピロリジン(IVa
)2.63& (10ミリモル)、テトラエチルアンモ
ニウムトシレート1.0 g’tメタノール100ゴに
溶解し、炭素*f:電極として17ン滅ア(Alの電流
を4時間通電させた。溶媒を減圧で留去し、残渣て酢酸
エチル50mjを加え、不溶物をヂ別した。F??l減
圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/3)にて精製して目
的物1−ベンジルオキシカルボニル−2(Sl−ブトキ
シカルボニル−5−メトキシピロリジン([a) 2.
49 、!i’ (収率85チ)を無色透明のシロップ
状として得た。
’H−NMR(CDC23) : δ: 1.82−2.10 (m、 3H) 、 2.
37−2.50 (m、LH)。
3.25 + 3.41 (s+each+ tota
l 3H)+ 3.48 + 3.72(s、each
、 total 3H) 、 4.40 (dd 、 
IH)、 4.95−5.40(m、3H)、7.30
(s、5H)。
IR:1745cIrL、  1700c1rL−’M
S(EI ) : 261 (M −MeOH)実施例
2 l−t−ブトキシカルボニル−2(S)−メトキシカk
gニルー5−メトキシピロリジン(IIb)の製造(S
l−プロリンから調製した1−t−ブトキシカルボニル
−2(Sl−メトキシカルボニルピロリジン(!Vb)
2.291!(10ミリモル)を使用し実施例1と同様
の条件で反応処理を行ない、目的物の1−t−ブトキシ
カルボニル−2(S)−メトキシカルボニル−5−メト
キシピロリジン(]b)2.07I(収率80%)f:
無色透明のシロップ状として得た。
’H−NMR(CDCt、) :δ; 1.35,1.
37,1.44.1.45(g。
e adh T  to ta l  9H)+  1
−70−2.49 (rn r 4 H) + 3.2
8 +3.32 + 3.33 + 3−39 (s 
r each、  total  3H)+  3.6
8 +3.70 (s 、 each、  total
  3H)、  4.13−4.33 (m+LH)+
5.06−5.27(m、IH)。
MS(EI) : 228 (M”−OMe)、 20
0 (M”−Co□Me)実施例3 1−ベンジルオキシカルボニル−2(S)−メトキシカ
ルボニル−4(S)−ヒドロキシ−5−メトキシ−ピロ
リジン(Ilc)の製造 (Si4−ヒドロキシプロリンから調製シた1−ベンジ
ルオキシカルボニル−2(Sl−メトキシカルボニル−
4(S)−ヒドロキシピロリジン(■c) 3.81(
13,6ミリモル)及びテトラエチルアンモニウムトシ
レート0.91&をメタノール100dK溶解し、炭素
棒を電極としてIAの電流を6時間通′シした。
溶媒を減圧で留去し、残渣に酢酸エチル50m1を加え
、不溶物をp別し念。P液を減圧濃縮し、シリカケ゛ル
クロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル/ヘキサン
=1/1 )にて精製して、目的物l−ベンジルオキシ
カルボニル−2(Sl−ブトキシカルボニル−4(81
−ヒドロキシ−5−メトキシピロリジン(Ilc)3.
361 (収率80チ)を無色透明のシロップ状として
得た。
’HNMR(CDCt3) :δ; 2.13−2.3
3 (m 、 2H) 。
3.03 (br、 s、IH)+ 3.36 + 3
.45 (s 、 each、 tota13H)、3
.63.3.75・s 、 each+ total 
3H) 、 4.20(d、IH)、4.56−4.7
(m、IH)、5.00−5.27(m。
2H)、7.30(s、5H)。
IR:1751,1713,1100cIrL−’MS
(EI ) : 、 277 (M”−MeOH)実施
例4 1−ベンジルオキシカルボニル−2(S)−ブトキシカ
ルボニル−5(R)−(1(R8)−ブトキシカルボニ
ル)fロビルビロリジン(Im)の製造四塩化チタン3
.3rILt(30ミリモル)の塩化メチレン(50r
lLl)溶液を−60〜−700−jで冷却し、その温
度に保ちながら実施例1において製造した5−メトキシ
体(IIa)8.799 (30ミリモル)の塩化メチ
レン(+3mj)溶液を滴下し、5分間投拌した。次い
で、エチルケテンメチルトリメチルシリルアセタール7
、81.9 (45ミリモル)の塩化メチレン(8d)
溶fLを−60〜−70℃で滴下し念後、室温まで徐々
に昇温し、終夜攪拌した。反応液を水冷下飽和食塩水7
0dに投入し、有機層を分離した。
水層を塩化メチレンで3回抽出し、有機層を合せて水、
飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾fi後
、減圧襲縮して得た粗生成物を中圧液体クロマトグラフ
(メルク製[ローパーカラムRP−8J、展開溶媒:メ
タノール/水=7/3 )を用いて精製し、目的物1−
ペンジルオキシヵルゲニル−2(Sl−メトキシカルブ
ニル−5(3)−(1(R,S)−メトキシカル−ニル
)7pロピルビロリジン(I亀)7.95N(収率76
%)′t−無色透明のシロップ状として得た。
’H−NMR(CDCj、) : δ; 0.90−0.95(m、3H)、1.60−2
.25(m、6H)。
2.65−3.00(m、IH)、3.69−3.75
(m、3H)。
4.24(m、IH)、4.35(m、IH)、5.i
8(m、2H)=7.35(m、5H) MS (FD )−363(M”) 実施例5 l−t−ブトキシカルビニル−2(S)−メトキシカル
がニル−5(R1−(1−t−ブトキシカルがニル)プ
ロピルピロリジン(Ib)の製造 四塩化チタン3.317(30ミリモル)の塩化メチレ
ン(50aj)溶gを−60〜−70℃まで冷却し、そ
の温度に保ちながら実施例2において製造した5−メト
キシ体(Ilb) 7.7711(30ミリモル)の塩
化メチレンC81d>m液’に滴下し、10分間攪拌し
た。次いで、エチルケテンt−ブチルトリメチルシリル
アセタール9.72JF(45ミリモル)の塩化メチレ
ン(8d)溶蔽を−60〜−70℃で滴下した後、室温
まで徐々に昇温し、終夜攪拌した。反応液を実施例4と
同様の方法で処理、精義して目的物の1−t−ブトキシ
カルビニル−2(S)−メトキシカル−ニル−5(R)
−(1−t−ブトキシカルビニル)プロピルピロリジン
(Ib)7.79N(収率70暢)を無色透明のシロッ
プ状として得た。
’H−NMR(CDCj、) :δ; 0.92(t、
 3H)、 1.41゜1.46(s 、 each、
 18H)、 1.60−2.07(m、 5H) 。
2.22−2.43(m、2H)、3.72(a、3H
)、4.08−4.28 (m、 IH) 、 4.2
3−4.35(dd、 each、 totalIH) MS(EI) : 315 (M”−C4H8) 、 
259(M”−2XC4H8)実施例6 1−ベンジルオキシカルがニル−2(s)−メトキシカ
ル−ニル−5@1−(1−ベンジルオキシカル−ニル)
プロピルピロリジン(Ic)の製造エチルケテンベンジ
ルトリメチルシリルアセタールを用い実施例4と同様の
反応を行ない、目的物の1−ベンジルオキシカルがニル
−2f8)−メ)キシカルボニル−5@) −(1(R
,S)−ペンジルオキシカルゲニル)faビルピロリジ
ン(lc)’、 8.69.9(収率66係)を無色透
明のシロップ状として得た〇 ’H−NMR(CDCj3) : 0.81 m 0.
90 (t T each * 3 H) T1.56
−2.07(m、5H)、2.17−2.33(m、I
H)。
2、67 e  2.82 (ddd=  *ach−
IH)+ 3−62 y 3.73(・、・ash、 
 total  3H)、  4.36 e 4.43
 (dd、 each。
total  IH)、5.06−5.21 (m、4
H)、7.35(s 、10H) MS(EI ) : 380 (M”−CO2Me )
IR:  1742.1720,1700.1400実
施例7 1−ベンジルオキシカルがニル−2(S)−メトキシカ
ルブニル−5(R)−(1−ヘンシルオキシカル?ニル
ー2−ケト)プロピルぜロリジン(Id)の製造四塩化
チタン(3,31114,30ミリモル)の塩化メチレ
ン(50d)溶液を−60〜−70℃に冷却し、その温
度に保ちながら実施例1で製造した5−メトキシ体(l
a)(8,791、30ミリモル)の塩化メチレン(8
d)溶gを滴下し、5分間攪拌した。アセト酢酸ベンジ
ル(8,64N、45ミリモル)とトリエチルアミン(
6,261+14,45ミリモル)の塩化メチレン(8
d)溶液を−60〜−70℃で滴下した後、室温まで徐
々に昇温し、終夜攪拌した。飽和食塩水70r、lを加
え、塩化メチジンで3回抽出した後、濃縮して残渣をシ
リカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:へキサン/酢
酸エチル=2/1)により精製し、目的物1−ベンジル
オキシカルボニル−2(S)−メトキシカルボニル−5
(R)−(1−ペンジルオキシカルブニル−2−ケト)
プロピルピロリジン(Id) 11.69.9(86%
)を無色透明のシロップ状として得た。
NMR(CDCt、) :δ;1.77−2.37(m
、7H)、3.45−3.87(m、3H)、4.00
−4.77(m、3H)、5.00−5.31(m、4
H)、7.23−7.47(m、10H)IR(nea
t) : 3420.3050,2970 * 175
0.1715 。
1410.1360,1295,750,700α−1
実施例8 l−(t−メトキシカルボニル) −2(Sl−メトキ
シカルボニル−5(R1−(1−メトキシカルボニル)
プロピルピロリジン(Is)の製造 炭素求核試薬としてエチルケテンメチルトリメチルシリ
ルアセタールを使用して、実施例5と同様の反応及び精
製を行ない、目的物1−(t−メトキシカルボニル) 
−2(S)−メトキシカルボニル−5(R1−(1−メ
トキシカルボニル)プロピルピロリジy(Ie) 7.
71jj (収率78%)′1を無色透明のシロップ状
として得た。
’H−NMR(CDC23) ニジ; 0.91(t、
3H)、1.42゜1.48 (s 、 each、 
total 9H)、 1.54−1.68 (m+ 
IH)+1.68−2.07(m、4H)、2.07−
2.24(m、IH)。
2.95−3.06(m、LH)、3.68(s、3H
)、3.73(s。
3H)、4.03−4.37(m、2H)MS (EI
) : 273(M”−C4H8)、 228(M”−
Co2C4H7)実施例9 1−ベンジルオキシカルボニル−2(Sl−メトキシカ
ルボニル−5(R1−エトキシカルビニルメチルピロリ
ジン(If)の製造 実施例4と同様の反応をケテンエチル1. IJメチル
シリルアセタールを炭素求核試薬として用いて行ない、
同様に処理、精製して目的物1−ベンジルオキシカルボ
ニル−2(Sl−メトキシカルボニル−5@)−エトキ
シカルビニルメチルピロリジン(If) 6.81 #
 (収率65%)を無色透明のシロップ状として得た。
”H−NMR(CDC23) : δ; 1.24 (
t 、 3H) 、1.74−23074−230(2
,80−3,12(my2I()I 3.6413.7
4(s、each。
3H)、4.10(m、IH)、4.35(m、IH)
、44−39(+LH)。
5.00−5.21 (m、2H)、7.35(m、5
H)MS(EI):290(M+−CO□Me)、21
4(M+−C02CH2C6H5)実施例10 1−ベンジルオキシカルボニル−2(Sl−メトキシカ
ルボニル−5(R)−ジメトキシカルボニルメチルぎロ
リジン(Ig)の製造 実施例7と同様の反応を炭素求核試薬としてマロン酸ジ
メチルを用いて行ない、同様に処理、精製して目的物1
−ベンジルオキシカルボニル−2fsl−メトキシカル
ボニル−5(R1−ジメトキシカルボニルメチルピロリ
ジン(Ig) 6.50.9 (収率55係)を無色透
明のシロップ状として得た。
’H−NMR(CDCt3) :δ; 2.00−2.
10(m、 IH) 、 2.11−2.23(rn、
3H)、3.60(s、3H)、3.72(s、3H)
、3.78(++。
3H)、4.03−4゜28(m、IH)、4.33−
4.58(m、2H)。
5.05(d、IH)、5.15(d、IH)、7.3
2(m、5H)MS (EI) : 334(M+−C
O2Me )、 258(M”−Co2CH2C6H5
)実施例11 1−ベンジルオキシカルボニル−2(81−メトキシカ
ルボニル−4(S)−ヒドロキシ−5(R1−(1(R
S)−メトキシカルボニル)プロピルピロIJ シフ(
Ih )の製造 四塩化チタン1.11nl(10ミIJモル)の塩化メ
チレン(15ゴ)溶液を一60℃〜−70℃まで冷却し
、その温度に保ちながら実施例3によシ裂遺された5−
メトキシ体(lie)3.09.!i’(10ミリモル
)の塩化メチレン(57d)浴i’Hを滴下し、5分間
攪拌した。次いでエチルケテンメチルトリメチルシリル
アセタール2.60!!(15ミリモル)トリメチルシ
リル2.09d(15ミIJモル)の塩化メチレン(5
WLt)溶Uを−60〜−70℃で滴下した後、室温ま
で徐々に昇温し、終夜攪拌した。反応液を水冷下節和食
塩水25成に投入し、有機層を分離した。水層を塩化メ
チレンで3回抽出し、有機層を合わせて水及び飽和食塩
水で洗浄した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して得た粗生成
物を中圧液体クロマトグラフィー(メルク社製「ローパ
ーカラムe RP−84:展開溶媒:メタノール/水=
 6/4 )を用いて精製し、目的物の1−ベンジルオ
キシカルボニル−2(Sl−メトキシカルボニル−4(
S)−ヒドロキシ−5(R1(1(R。
S)−メトキシカルボニル)プロピルピロリジン(Ih
 )の5,6位のエリスロ、スレオ異性体A。
B 3.1.9 (収率75%5を1:1の北本で無色
透明のシロップ状として得た。
Aのスペクトルデータ ’H−NMR(CDCt3) :δ;0.83−1.0
0(m、3H)。
1.60−1.67 (m、IH)、1.80−1.9
3(m、IH)。
2.16−2.33(m、2H)、2.93−3.23
(m、IH)。
3.56−3.80(m、6H)、4.03(m、LH
)、4.53(m、2H)、5.07−5.27(m、
2H)−7,27−7,47(m、5)() IR:  1751,1708.1100c1n−’M
S(EI): 361(M”−R20)Bのスペクトル
データ ’H−NMR(CDCt3) : δ: 0.76−0
.96(m、3H)。
1.56−1.93(m、2H)、2.07−2.53
(ry+、3H)。
3.56−3.80(m、6H)、4.10−4.30
(m、2H)。
4.62(m、IH)、5.03−5.23 (m、2
H)、7.27−7.43(m、5H) IR:  1751.1708.1100α−1M5 
 (EI)  :  3 6 1  (M+−R20)
実施例12 1−ベンジルオキシカルボニル−2(S)−メ)キシカ
ルボニル−5(R1−(1−ベンジルオキシカルボニル
−2−ヒドロキシ)プロピルピロリジン(II)の製造 実施例7によシ得られた光学活性ピロリジン誘導体(I
d) (3,99F 、 8.79ミリモル)をメタノ
ール(40m1)に溶かし、NaBHa (0−831
1。
22ミリモル)を0℃で少しずつ加え、3時間同温度で
攪拌した。酢酸で中和し、メタノールを留去した後、水
(25d)、塩化メチレン(25ゴ×3)で抽出した。
溶媒を留去後、残渣をシリカダルクロマトグラフ(展開
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=171 )で精製し、目
的物1−ベンジルオキシカルボニル−2CE)−メトキ
シカルボニル−5(R1−(1−ベンジルオキシカルボ
ニル−2−ヒドロキシ)プロピルピロリジン(11)2
.64N(収率66%)を無色透明のシロップ状として
得た。
’H−NMR(CDCt3) :δ; 1.00−1.
37(m、3H)。
1.74−2.37(m、4H)、2.97(br、a
、IH)。
3.43−3.80(m、3H)’、4.00−4.7
3(m+4H)。
4.90−5.31 (m、4H)、7.23−7.4
7(m、l0H)IR(n@at):3470,305
0.1?25,1705゜1410.1345,120
0,1170゜1110.745,700副−1 実施例13 2(S)−メトキシカルがニル−5(R)−(1−カル
ボキシル)プロピルピロリジン(Ij)の製造実施例6
で得たピロリジンジエステル体(Ie)364#1g(
0,83ミリモル)を60mJのメタノールに酊解し、
酢酸20dおよび5%パラジウム炭素3001ngを加
え、i4−ル還元装置を用いて4に97cm”の水素圧
で還元反応を行なった。4時間仮相当量の水素圧の減少
が認められたので/4′ラジウム炭素を戸別し、減圧濃
縮して殆んど純粋な目的物2(S)−メトキシカルボニ
ル−5(R)−(1−カルボキシル)プロピルピロリジ
ン(Ij)167■(0,78ミリモル、収率93%)
を無色透明のシロップ状として得た。
’H−NMR(CDCt、) : δ; 1.00(t
、3H)、1.38−1.55(m、IH)、1.60
−1.91(m、2H)、2.01−2.32(m、2
H)、2.41−2.50(m、IH)、2.43−2
.60(m、IH)、3.72−3.92(m、IH)
、3.85(s、3H)、’4.40−4.53(m、
IH)実施例14 2(S)−メトキシカルボニル−5(R)−(1−カル
ボキシル)プロピルピロリジン(11) (D製造実施
例5で得たピロリジンジエステル体(Ib )3711
ng(1ミリモル)を10m7の塩化メチレンに溶解し
、トリフルオロ酢酸2 mlを加えて室温で1時間攪拌
した。反応液を減圧濃縮し、殆んど純粋な2(S)−メ
トキシカルボニル−5(R1−(1−(R,S )−カ
ルボキシル)プロピルピロリジン(11)207〜(収
率96%)を得た。ここで得られたものは実施例13で
得たものとNMRが一致した。
実施例15 2(S)−メトキシカルボニル−5(R)−(1−カル
?キシルー2−ヒドロΦシ)プロピルピロリジン(Ik
)の製造 実施例12で得られたヒドロキシエステル体(Ii)2
.07F(4,54ミリモル)をメタノール25dに溶
かし、5%パラジウム炭素o、sIIを加え、常圧の水
素下で終夜攪拌した。触媒をヂ過後溶媒を留去して殆ん
ど純粋な目的物2(S)−メトキシカルブニル−5(R
)−(1−カルがΦシルー2−ヒドロキシ)プロピルピ
ロリジン(Ik) 881mg(収率84%)を無色透
明のシロップ状として得た。
’H−1〉コMR(CH30D−CDCt、)  : 
 δ  ;   1.00−1.61  (m  。
3H)、1.61−3.00(m、5H)、3.84(
a、3H)。
3.57−4.37(m、3H)、4.83(br、s
、3H)IR(neat):3300,1750,16
00,1250 。
1120crn−’ 実施例16 ローエチル−カルバペナムー3−カルダン酸メチルエス
テル(3S、 5R,6R8) (Va)の製造実施例
14で製造した光学活性ピロリジン誘導体(N) 20
0rfui(0,934ミリモル)を5%含水アセトニ
トリル20−に溶解し、これにジビリノルジスルフィド
226#i(1,03ミリモル)ヲ加え、アルゴン気流
下70℃にて加熱攪拌した。これニトリフェニルホスフ
ィン270■(1,03ミリモル)のアセトニトリル溶
液IQmを約30分かけて滴下した。滴下終了後、更に
同温度で6時間加熱攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残
渣を分取用高速液体クロマトグラフィーにて精製し、目
的とする6−ニチルーカルパベナムー3−カルビン酸メ
チルエステル(3S、5R,6R8)(Va)114〜
(62%)を無色透明のシロップ状として得た。
’ H−NMR(CDCl2) :δ; OJ 7 r
 1.01 (t + each +total 3H
) + 1.53−1.93 + 2.04−2.14
 (m、 each+total 4H)、2.22−
2.36(m、2H)、2.92,3.12(ddd、
each、total  IH)、3.44.3.75
(ddd。
each、  total  IH)、3.74 (s
 、3H)、3.85−3.90(m、IH) IR(neat):1760.1735.1200cr
R−’M S  (E I  )  ’  1 97 
 (M”)  、 1 38  (M+−〇〇□Me 
)実施例17 ローヒドロキシエチル−カルバペナム−3−カル&7酸
メチルエステル(38,5R,6R8)(Vb)O製造 実施1+IJ 15で製造した光学活性ピロリジン誘導
体(Ik)460η(2ミリモル)をアセトニトリル5
 d iC溶解し、ジシクロへキシルカルボジイミド(
DCC、454mg、 2.2ミリモル)を側え、室温
にて10時間攪拌した。アセトニトリルを減圧留去した
後、酢酸エチルで抽出した。溶媒を減圧留去後、残渣を
シリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン/
酢酸エチル=172)で精製して目的物6−(1−ヒド
ロキシ)エチルーカルハヘナムー3−カルゴン酸メチル
エステル(38゜5R,6R6)(Vb)174m9(
収率38%)を無色透明のシロップ状として得た。
’ H−NMR(CDC1,)  二 に1.17−1
.51(m、3H)。
1.87−2.54(m、4H)、2.79(br、 
1.1H)。
3.01−3.52(m、IH)、3.750m、3H
)。
3.61−4.51(m、3H) IR(n@at):3450,1755.1740.1
300゜1290.1215,1190,1180゜1
025.900画一1 実施例18 6−ニチルカルパペネムー3−カル?ン酸メチルエステ
ル(SR,6R)(■&)の製造アルゴン雰囲気下、−
78℃に冷却した0、3Mのリチウムへキサメチルジシ
ラジドのテトラヒドロ7ラン浴液10rlLlに実施例
16で製造したカルi4ヘナム(V) 197■(1ミ
リモル)のテトラヒドロフラン溶液(1d)を加え、1
時間攪拌した。
これにフェニルセレニルブロマイド597■(2,5ミ
リモル)のテトラヒドロフラン溶液(2ゴ)を加え、3
0分攪拌後、室温まで徐々に反応温度を上げ、更に2時
間攪拌した。反応液を水冷下節和食塩水20Mに投入し
、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後。
減圧濃縮して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=175 )
で精製して6−エチル−3−フェニルセレニルカルバペ
ナム−3−カルがン酸メチルエステル(5R)の(6R
)体および(6S)体をそれぞれ黄色透明のシロップ状
として得た。この6−エチル−3−フェニルセレニルカ
ルバペナム−3−カルピン酸メチルエステル(5R,6
R’)tflk水塩化メチレン2011Ltに浴解し、
−30℃に冷却した。これにメタクロル過安息香酸17
3■(1,0ミリモル)の無水塩化メチレン溶液(1m
)を加え1時間攪拌した。これにトリエチルアミン15
2mq(1,5ミリモル)を加え室温に戻した後反応液
を10%炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄した。七−機層
を黒水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、残渣を分
取用高速液体クロマトグラフィーにて精製し、目的とす
る6−ニチルーカルパペネムー3−カルIン酸メチルエ
ステル(5R+ 6 R) (Vi a )62rng
(32%)を無色透明のシロップ状として得た。
’H−NMR(CDCt、) :δ;1.05 (t 
、 3H) 、 1.76−1.95(m、 2H) 
、 2.72−2.82 (ddd 、 IH) 、 
2.88−2.99(ddd 、 1B) 、 3.1
3(ddd、 IH)、 3.84(s 、 3H) 
4.01(ddd、IH)、6.47(dd、IH)’
 AC−NMR(CDCt、 ) :δ; 11.0 
(0M3) 、 21.9 (CH2) 。
35.5 (CH2) 、 51.9 (CH) 、 
56.6 (OCR,) 、 60.8(CH)。
130.8(CH=)、134.8(C=)、tso、
5(c=o)。
179.6(C=O) IR(n@at):4770,1718.1605(c
m  )MS  (E I )  :  1 95  
(M”)  =  1 3 6  (M+−COzMe
 )実施例19 6−ニチルカルパペネムー3−カルゲン酸メチルエステ
ル(5R,6S)lb)の製造 実施例18で製造した6−エチル−3−フエニルセレニ
ルカルパペナムー3−カルボン酸メチルエステ/I/(
5R,6g)を5Am例18と同様に脱セレノ化、精製
して、目的とする6−ニチルカルパペネムー3−カ/l
/ゴン酸メチルエステル(5168)(■b)59■(
30%)を無色透明のシロップ状として得た。
’H−NMR(CDCLs) :δ; 1.01(t、
3H)、1.55−1.66(m=IH) 11.75
−1.94(me IH)−2,73−2,79(m 
12 H) 13−54 (dd d −I H) −
3,84(s * 3H)*4.36(ddd、 1B
)、6.52(dd、IH)” C−NMR(CDCt
、 ) :δ; 11.7 (C)l、) 、 18.
6 (CH2) 。
30.6 (CH2) 、 52.3 (CH) 、 
54.1 (Ci() 、 55.5 (OCR,)1
32.1(C)m=)、135.7(C=)、161.
2(C=O)。
179.8(C=O) IR(n@at):1760,1720.1605(a
M−’ )MS (II )  : 195 (M”)
 −136(M”−CO2MI11 )〔発明の効果〕 以上から明らかな如く、本発明によシ、安価な、+1e
IIJン誘導体から、従来に比べて短段階でしかも高収
率でカルバペネム化合物の合成が可能となりたのみなら
ず反応に汎用性があるため、檜々の新規な1liitI
f5性力〃パベネム化合物の生産も可能としたので、不
発明は医渠濾朶上極めて有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )で示される光学活性ピロリジン
    誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ただし、式中、Xは−COR^1で示されるアミノ基の
    保護基又は水素原子を、R^1はt−ブチルオキシ基、
    ベンジルオキシ基、フェニル基又はアルキル基を、Yは
    水素原子、メチル基、エチル基、α−ヒドロキシエチル
    基、アセチル基、又はメトキシカルボニル基を、R^2
    及びR^3はそれぞれ異っていてもよく水素原子、又は
    カルボキシル基の保護基を、Zは水素原子、水酸基、ア
    ルコキシ基、アルキル基、又はハロゲン原子をそれぞれ
    表わし、2位及び5位はそれぞれ(S)及び(R)配位
    を示す。 2、R^1を表わすアルキル基がメチル基、エチル基、
    イソプロピル基及びトリフルオロメチル基より成る群よ
    り選ばれた置換基である特許請求の範囲第1項記載の誘
    導体。 3、R^2及びR^3を表わすカルボキシル基の保護基
    が、アルキル基、アラルキル基及びアリル基より成る群
    より選ばれた置換基である特許請求の範囲第1項記載の
    誘導体。 4、ハロゲン原子が弗素原子、塩素原子及び臭素原子よ
    り成る群より選ばれた置換基である特許請求の範囲第1
    項記載の誘導体。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で示されるピロリジン誘導体(II)をルイス酸の存在下
    炭素求核試薬と反応せしめることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される光学活性ピロリジン誘導体の製造方法。 ただし、式中、Xは−COR^1で示されるアミノ基の
    保護基又は水素原子を、R^1はt−ブチルオキシ基、
    ベンジルオキシ基、フェニル基又はアルキル基を、Yは
    水素原子、エチル基、α−ヒドロキシエチル基、アセチ
    ル基又はメトキシカルボニル基を、R^2及びR^3は
    それぞれ異っていてもよく、水素原子又はカルボキシル
    基の保護基を、R^4は水素原子、アルキル基又はアセ
    チル基を、Zは水素原子、水酸基、アルコキシ基、アル
    キル基又はハロゲン原子を、それぞれ表わし、ピロリジ
    ン誘導体( I )の2位及び5位はそれぞれ(S)及び
    (R)配位を示す。 6、炭素求核試薬がケテンシリルアセタール、アセト酢
    酸エステル及びマロン酸エステルより成る群より選ばれ
    た試薬である特許請求の範囲第5項記載の製造方法。 7、R^1を表わすアルキル基がメチル基、エチル基、
    イソプロピル基及びトリフルオロメチル基より成る群よ
    り選ばれた置換基である特許請求の範囲第5項記載の製
    造方法。 8、R^2及びR^3を表わすカルボキシル基の保護基
    がアルキル基、アラルキル基及びアリル基より成る群よ
    り選ばれた置換基である特許請求の範囲第5項記載の製
    造方法。 9、R^4を表わすアルキル基がメチル基、エチル基、
    プロピル基及びブチル基より成る群より選ばれた試薬で
    ある特許請求の範囲第5項記載の製造方法。 10、ハロゲン原子が弗素原子、塩素原子及び臭素原子
    より成る群より選ばれた置換基である特許請求の範囲第
    5項記載の製造方法。 11、一般式 で示されるカルバペナム誘導体を脱水素オレフィン化反
    応に付すことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるカルバペネム誘導体の製造方法。 ただし、式中、Yは水素原子、エチル基、α−ヒドロキ
    シエチル基、アセチル基又はメトキシカルボニル基を、
    Zは水素原子、水酸基、アルコキシ基、アルキル基又は
    ハロゲン原子を、R^2は水素原子又はカルボキシル基
    の保護基を、それぞれ表わす。 12、R^2を表わすカルボキシル基の保護基がアルキ
    ル基、アラルキル基及びアリル基より成る群より選ばれ
    た置換基である特許請求の範囲第11項記載の製造方法
    。 13、ハロゲン原子が弗素原子、塩素原子及び臭素原子
    より成る群より選ばれた置換基である特許請求の範囲第
    11項記載の製造方法。
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