JPS61227569A - ピリジン誘導体 - Google Patents

ピリジン誘導体

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JPS61227569A
JPS61227569A JP6852985A JP6852985A JPS61227569A JP S61227569 A JPS61227569 A JP S61227569A JP 6852985 A JP6852985 A JP 6852985A JP 6852985 A JP6852985 A JP 6852985A JP S61227569 A JPS61227569 A JP S61227569A
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雅之 佐藤
Shinya Katagiri
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗菌剤の中間体として有用な新規化合物に関す
るものである。
従来、4−置換アゼチジン−2−オン誘導体は。
例えば〔ジャーナル・オブ・アメリカン・ソサエティー
(J、 Am、 Chem、 Soc、 )第103巻
第2,406頁(1981年〕〕、〔テトラヘトOン’
 L/ターズ(TetrahedronLett、 )
第3,009頁(1983年)〕、〔ジャーナル・オブ
・オーガニックΦケミストリー(J、 Org−Che
m、 )第45巻第1,135頁(1980年)〕、〔
ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J、
 Org、Chem、 )第45巻第1,143頁(1
980年)〕等に示されているように、カルバペネム系
抗菌剤の重要な中間体として知られてt)る。このカル
バペネムの骨格には次の2つの異性体が存在する。
この内、β配位を有するカルバペネムの誘導体の方がは
るかに高い抗菌活性を有し、チェナマイシンを初めとす
る現在開発中のカルバペネム系抗菌剤は全てこの配位を
有している。したがって、中間体としては、このβ配位
のカルバペネムに誘導できる配位を有するものが望まし
いが、化学合成的に特定の配位を有する4−置換アゼチ
ジン−2−オン誘導体のみを簡便かつ高収率で得るのは
困難であった。本発明者等は1本発明化合物を用いれ・
 ば、その特定の配位を有する4−置換アゼチジンー2
−オン誘導体が容易に得られることを見い出し。
本発明を完成した。
したがって9本発明の目的は、抗菌剤の中間体として有
用な光学活性を有する新規なピリジン誘導体およびその
製造方法を提供することにある。
本発明化合物は、一般式 〔式中t Rtは光学活性メントキシ基または光学活性
1−フェニルエトキシ基を示し、Yは 1/ま占 はベンジル基を示す)を示す〕で表わされるピリジン誘
導体である。
一般式(I)のR1の光学活性メントキシ基としてはL
−メントキシ基[(IR,2S、5R)−メントキシ基
〕、d−メントキシ基((Is、2R,5S)−メント
キシ基)、(Is、2S、5R)−メントキシ基、(I
R,2R,5S)−メントキシ基などがあげられる。ま
た、光学活性1−フェニルエトキシ基は(R)−1−フ
ェニルエトキシ基または(S)−1−フェニルエトキシ
基ヲ示ス。
R1の低級アルキル基としては、メチル基、エチル基t
 n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基。
t−ブチル基、 5ec−ブチル基などがあげられる。
本発明化合物は9次に示す方法により製造することがで
きる。
〔上記式中、 R1およびR7は前記の定義に同じ、X
はニトロ基またはハロゲン原子を示す〕Xのハロゲン原
子としては塩素原子、臭素原子などがあげられる。
一般式(I−1)の化合物は、一般式(II)の化合物
にR,−Hを反応させることにより得ることができる。
例えば、L−メントール、d−メントール、(R)−1
−フェニルエタノール、(S)−1−フェニルエタノー
ルなどを水素化ナトリウム、水素化カリウムなどの強塩
基と反応させてアルコラードを形成させ、ついで一般式
(n)の化合物と反応させることにより一般式(I−1
)の化合物を得ることができる。この反応において、溶
媒としては。
非プロトン性極性溶媒9例えばリン酸へキサメチルトリ
アミドなどを用いることができる。
一般式(I−2)の化合物は、一般式(I−1)の化合
物に無水酢酸などの酸無水物を反応させ、ついで加水分
解することにより得ることができる。
また、一般式(I−2)の化合物は、一般式(II[)
の化合物とR,−Hを反応させても得ることができる。
例えば、トリフェニルホスフィンなどのトリアリ酸エス
テルの存在下2式(I[I)の化合物とL−メントール
、d−メントール、(R)−1−フェニルエタノール、
(S)−1−フェニルエタノ−ルナトラ反応させて一般
式(I−2)の化合物を得ることができる。
本発明化合物≠より次に示す方法により4−置換アゼチ
ジン−2−オン誘導体を得ることができる。
(I−2)    (I−1) (■) 〔上記式中I R1およびR2は前記の定義に同じ、R
aは低級アルカノイルオキシ基I  R4はエステル残
基を示す〕 一般式(I−2)の化合物に光を照射することにより一
般式(IV)および一般式(V)の化合物を得ることが
できる。光の波長としては280nm〜330nmが適
当である。溶媒としてはこの波長領域に吸収帯を持たな
い溶媒が望ましい。好ましい溶媒としてはメタノール、
エタノール、エチルエーテル。
アセトニトリル、トルエン、ベンゼンあるいはこれらの
混合溶媒があげられる。一般式(IV)と一般式(V)
の両異性体は、n−ペンタンなどの溶媒に対する溶解度
の差を利用することにより容易に分離することができる
。また、液体クロマトグラフィーあるいはシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーによっても分離できる。
一般式(VI)の化合物は、一般式(IV)の化合物を
酸で加水分解することにより得ることができる。
酸としては、塩酸、p−トルエンスルホン酸、トリフル
オロ詐酸、酸性イオン交換樹脂などがあげられる。溶媒
としては、ジオキサン、エチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、これらの混合溶媒。
あるいはこれらと水との混合溶媒があげられる。
一般式(■)の化合物は、一般式(VI)の化合物を還
元することにより得ることができる。還元剤としては、
ソディウムボロシアノハイドライドなどを用いることが
できる。
一般式(■)の化合物は、一般式(■)の化合物をR,
−Hで表わされるカルボン酸またはその反応性誘導体9
例えば酸無水物、酸クロライドなどでアシル化すること
により得ることができる。
一般式(IX)の4−置換アゼチジン−2−オン誘導体
は、必要により塩基の存在下、一般式(VI)の化合物
とアルコールまたはチオアルコールを反応させることに
より得ることができる。また、一般式(IX)の化合物
は、一般式(■)の化合物または一般式(■)の化合物
を炭酸カリウムなどの塩基および過マンガン酸カリウム
などの酸化剤で処理した後、アルコールまたはチオアル
コ−)旋応させることにより、一般式(X)の化合物(
反応中間体。
不安定)を経由して得ることもできる。
一般式(XI)の4−置換アゼチジン−2−オン誘導体
は、一般式(■)の化合物または一般式(■)の化合物
を炭酸カリウムなどの塩基およびソディウムボロンハイ
ドライドなどの還元剤で処理することにより、一般式(
X)の化合物を経由して得ることができる。
一般式(IX)の化合物および一般式(X[)の化合物
はカルバペネム系化合物の中間体として公知の化合物で
あり、これらの化合物より公知の方法9例えば前記文献
記載の方法などにより種々のカルバペネム系化合物を得
ることができる。
次に実施例および実験例を示し2本発明を更に詳しく説
明する。
実施例1 4−[(L )−メントキシコピリジンN−オキサイド 望・ ♂ 6096油性水素化ナトリウム2.52g、 (t)−
メントール9.369およびリン酸へキサメチルトリア
ミド60 tnLの混合物を約80℃の油浴上で水素ガ
スの発生が止むまで撹拌した。溶液を氷冷し、4−ニト
ロピリジンN−オキサイド8.4gを加え、水冷下で3
0分間ついで室温下で一夜撹拌した。溶媒を減圧留去し
、残渣をベンゼンに溶解して可溶分をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー〔展開溶媒:メタノールー酢酸エチ
ル(3:20、 V/V))に付した。得られた淡かっ
色部状物をアルミナカラム(4oy、展開溶媒:クロロ
ホルム〕を通して精製し、目的物11.699を得た。
融点=60〜65℃ 赤外線吸収スペクトル(1,クロロホルム) : 12
95’)(−NMR(δ、 CDCl5 ) ”0.6
0〜2.33(18H,m)、 3.86〜4.30(
IH,m)。
6.81(2H,d、 J=8Hz)、 8.14(2
H,d、 J=8Hz)質量スペクトル(M”): 2
49 旋光度〔α〕■: −118,6°(Cm1.3. ク
ロロホルム)実施例2 4−[(1)−メントキシ〕−2−ピリドンH3 実施例1で得られた化合物5.189を無水酢酸10(
Wで1時間30分加熱還流した。反応混合物を減圧下で
浪とした。分離した油状物をクロロホルムで抽出し。
無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥した。ついで溶媒を
留去し、残渣をエチルエーテルで洗浄して粗結晶を得た
。これをアセトン−n−ヘキサン、kJl)再結晶し、
針状晶の目的物3.27 、を得た。
融点:220〜222°C 赤外線吸収スペクトル(Cm−1,クロロホルム)=3
.400〜2,500.1640 CD(43 ’H−NMR(δ、 4&+r) : 0.7〜0.95(9H,m)、 1.00〜2.32
(9H,m)、4.02(IH,dt、 J=3Hz、
 9Hz)、 5.88(IH,S)、 5.92(I
H,d、 J=7出)、 7.19(IH,d、 J=
’l出)、 12.94(IH,br) 質量スペクトル(M”): 249 旋光度〔0京ニー161.61°(Cm1.24.クロ
ロホルム)実施例3 (S)−4−(1−yエニルエトキシ)ピリジンN−オ
キサイド ♂ 6096油性水素化ナトリウム210■とリン酸へキサ
メチルトリアミド8mLの混合物に(S)−1−フェニ
ルエタノール610m1を加え、室温で2時間撹拌した
。これを氷水で冷却後、撹拌下、4−ニトロピリジンN
−オキサイド’yoo11gを加え、水冷下30分間つ
いで室温下−夜撹拌した。溶媒を減圧留去し。
残渣をベンゼンに溶解しシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(30g、展開溶媒:メタノールー酢酸エチル(
3: 20. V/V))で精製した。得られた結晶を
酢酸エチル中、活性炭で脱色後、酢酸エチルより再結晶
し、針状晶の目的物775■を得た。
1.65(3H,d、 J=6Hz)、 5.30(I
H,q、 J=6Hz)。
6.73(2H,d、 J=7Hz)、 7.33(5
H,s)、 8.02(2H。
d、 J−7Hz) 質量スペクトル(M′″):215 旋光度〔α〕薯ニー62.1°(Cm1.09.クロロ
ホルム)実施例4 (R)−4−(1−フェニルエトキシ)ピリジンN−オ
キサイド ♂ 実施例3と同様にして、4−ニトロピリジンN−オキサ
イドと(R)−1−フェニルエタノールより針状晶の目
的物を収率7396で得た。
融点:134〜136℃ 旋光度〔α〕π: +62.1心(Cm1.04. ク
ロロホルム)’ H−NMR(CDCl、 )スペクト
ルは実施例3のそれと一致した。
実施例5 (S)−4−(1−フェニルエトキシ)−2−ピリドン
実施例3で得られた化合物280gと無水酢酸5mLの
混合物を還流下に1時間加熱した。これを減圧ロロホル
ムで抽出し、無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥した。
溶媒を留去して得られた結晶を酢酸エチルより再結晶し
て目的物160 #を得た。
融点=151〜152℃ 赤外線吸収スペクトiLt (Cal 、 KBr) 
: 3,300〜2,400゜’ H−NMR(δ、 
CDCl、):1.63(3H,d、 J=6七)、 
5.30(IH,q、 J=6±)5.76(IH,d
、 J=21七)、 6.00(IH,dd、 J=2
1七。
8Hz)、 7.16(IH,d、 J=8Hz)、 
7.33(5H,s)。
13.0(IH,br) 質量スペクトル(M”) : 215 旋光度〔α〕甘せ −169,7°(C=1.01. 
クロロホルム)実施例6 (R)−4−(1−フェニルエトキシ)−2−ピリドン
実施例5と同様にして、実施例4の化合物より。
目的物を収率61%で得た。
融点二151〜152°C 旋光度〔α〕芸: +167.76°(C=1.03.
 クロロホルム)赤外線吸収スペクトル、’H−NMR
(CDα、)スペクトル、質量スペクトルは実施例5の
化合物のそれと一致した。
実施例7 4−((Is、  28. 5R)−メントキシ〕−2
−ピリドンCH。
トリフェニルホスフィン630.gをヘキサメチルホス
フォラミド31FLLに溶解し、水冷下、アゾジカルボ
ン酸ジエチル418 +l+9を滴下した。室温にもど
して10分間撹拌した後、4−ハイドロキシ−2−ピリ
ドン222.、およびt−メントール312哩のヘキサ
メチルホスフォラミド溶液を、水冷下2滴下した。
室温にもどして1時間撹拌した。反応液をエチルエーテ
ル30 mLに溶解し、水洗した後、無水硫酸ナトリウ
ムを加えて乾燥した。溶媒を減圧留去し。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔
展開溶媒:酢酸エチル−メタノール(3:1)]にて精
製し、無色針状晶として目的物240■を得た。
融点:212〜214℃ 赤外線吸収スペクトル(3,クロロホルム):1650
’H−NMR(δ、 CDCl5): 0.67〜2.40(18H,m)、 4.67(IH
,m)、 5.86〜6.10(2H,m)、 7.2
3(IH,d、 J=10Hz)旋光度〔α)”、; 
: +109.71’ (C=0.7. クロロホルム
)実施例8 4−((18,28,5R)−メントキシ〕−1−メチ
ルー2−ピリドン 望・ 実施例7と同様にして、4−ハイドロキシ−1−メチル
−2−ピリドン250■とt−メントール312哩を反
応させて、目的物342TrLgを無色針状晶として得
た。
融点:119〜120°C 赤外線吸収スペクトル(cm、  クロロホルム) :
 1645’)(−NMR(δ、 CDCl、 ) :
0.3〜2.5(18H,m)、 3.47(3H,s
)、 4.62(LH。
m)、 5.80〜6.00(2H,m)、 7.15
 (IH,d、 J=8H*)旋光度〔α〕π: +9
0.22°(C出0.9.クロロホルム)実施例9 1−ベンジル−4−((18,28,5R)−メントキ
シ〕−2−ピリドン 望・ 実施例7と同様にして、1−ベンジル−4−ハイドロキ
シ−2−ピリドン200.gとt−メントール187即
を反応させて油状の目的物203 Qを得た。
赤外線吸収スペクトル(C11,クロロホルム): 1
645IH−NMR(δ、 CDCl、): 0.68−2.50(18H,m)、 4.62(IH
,m)、 5.07(2H。
s)、 5.70〜6.07(2H,m)、 7.10
(IH,d、 J=12七)、 7.33(5H,s) 実験例1 (Is、 4R) −5−[(1’)−メントキシ]−
3−オキソー2−アザビシクロ(2,2,0)ヘキサ−
5−エン 実施例2で得られた化合物1.0gのアセトニトリル5
00TILL溶液に、氷水冷却、撹拌、アルゴン気流下
、 400W高圧水銀燈で光(300哩m以上)を4時
間30分照射した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(5g、展開溶媒:エチル
エーテル)で精製して0.99 、の結晶を得た。
これをn−ペンタン30 mlと短時間加熱し、不溶物
を炉取した。これをn−ヘキサン−エチルエーテルより
再結晶し目的物455哩を針状晶として得た。
融点: 136−137G 赤外線吸収スペクトル(1,クロロホルム) : 34
10゜1755、1615 ’H−NMR(δ、 CDCl、): 0.72〜2.20(18H,m)、 3.71(IH
,dt、 J=4H2゜9Hz)、 4.23(2H,
m)、 4.93(IH,d、 J=IHz)。
6.15(LH,br) 質量スペクトル(M ) : 249 旋光度〔α)’; : +74.39°(C=1.38
. クロロホルム)なお、上記製造工程で得られたn−
ペンタン可溶分を濃縮して得られた結晶をn−ヘキサン
より再結晶して次の化合物3691ngを針状晶として
得た。
(1,R,48)−5−((LΣ−メントキシ〕−3−
オキソー2−アザビシクロ(2,2,0)ヘキサ−シー
エン融点=90〜91℃ 赤外線吸収スペクトル(C1l、  クロロホルム) 
: 3410゜1755、1615 ’H−NMR(δ、  CDClり :0.73〜2.
20(18H,m)、  3.73(IH,dt、 J
=4Hz。
9Hz)、  4.21(2H,m)、  4.97(
IH,d、  J=IHz)。
6.19 (I H,br) 質量スペクトル(M’):249 旋光度〔α〕甘せ −210,76°(C=1.23.
 クロロホルム)実験例2 (IR,4R)−3,5−ジオキソ−2−アザビシクロ
(2,2,0)へキサン パラトルエンスルホン酸−水和物19■と水50即を含
むテトラヒドロフラン2ml溶液に、実験例1で得られ
た(18.4R)−5−匡t)−メントキシト3−オキ
ソー2−アザビシクC1(2,2,0) ヘキサ−5−
エン124.5 、を加え、室温下で20分間撹拌した
。炭酸水素ナトリウム8.4哩を少量の水に溶解して加
え、クロロホルムで希釈後、無水硫酸マグネシウムを加
えて乾燥した。これを濾過しt−”’ F液を減圧下に
濃縮乾固して結晶を得た。n−ペンタン少量で洗浄した
後、デシケータ−で真空乾燥した。ついで酢酸エチル−
n−ヘキサンより再結晶して目的物361Rgを針状晶
として得た。
融点=93〜95°C 赤外線吸収スペクトル(am、  クロロホルム) :
 3420゜1800、 1760 ’H−NMR(δ、  CDCl、):3.20(2H
,d、  J=3Hz)、 4.68(IH,t、  
J=3Hz)。
4.48(IH,q、  J=訂(z)、 6.70(
LH,bs)旋光度〔α〕薯: −332,7” (C
=1.165. クロロホルム)実験例3 (18,4R)−5−((S)−1−フェニルエトキシ
〕−3−オキソ−2−アザビシクロ(2,2,0)ヘキ
サ−シーエンド 実施例5で得られた化合物100■のアセトニトリル6
0 *L温溶液、氷水冷却、撹拌、アルゴン気流下、 
100W高圧水銀燈で光(300nm以上)を3時間照
射した。溶媒を減圧留去し、得られた油状物をシリカゲ
ル12.を用いた中圧カラムクロマトグラフィー〔展開
溶媒:n−ヘキサン−エチルエーテル(1: 1. V
/V))に付し、油状の目的物40■を得た。
赤外線吸収スペクトル(cm−’、  クロロホルム)
=3420、 1755. 1618 ’H−NMR(δ、 CDCl、): 1.58(3H,d、 J=7Hz)、 4.17(2
H,s)、 4.80(IH。
s)、 6.10(IH,br)、 7.30(5H,
s)質量スペクトル(M”) : 215 旋光度〔α沼: +122.8°(cmi、クロロホル
ム)また、上記のカラムクロマトグラフィーにおいて、
上記化合物に続(溶出画分より結晶を得た。
これをエチルエーテル−n−へキサンより再結晶して次
の化合物38即を針状晶として得た。
(IR,48)−5−((3)−1−フェニルエトキシ
〕−3−オキソ−2−アザビシクロ(2,2,0)ヘキ
サ−5−エン■ 融点=88〜896C 赤外線吸収スペクトル(cm、 クロロホルム):34
20、1752.1618 ’H−NMR(δ、 CDCl5): 1.62(3H,d、 J=7出)t 4.19(2H
,s)、 4.90(IH。
s)、 5.06(IH,q)、 6.45(LH,b
r)、 7.30(5H,s)質量スペクトル(M”)
 : 215 旋光度〔α〕甘せ −279,4°(C=1.  クロ
ロホルム)実験例4 (IR,4R)−3,5−ジオキソ−2−アザビシクロ
(2,2゜0〕へキサン 実験例3で得られた(Is、 4R)−5−((S)−
1−フェニルエトキシ〕−3−オキソ−2−アザビシク
ロ(2,2,0)ヘキサ−5−エン54■を実験例2と
同様にして加水分解し、再結晶して目的物19■を針状
晶として得た。
融点=95〜96℃ 旋光度〔α〕πニー340.8°(C=1.20.クロ
ロホルム)赤外線吸収スペクトル、 ’H−NMR(C
DCl3)スペクトルは実験例2の化合物のそれと一致
した。
実験例5 (IS、、 4R)−5−((18,28,5R)−メ
ントキシ〕−3−オキソー2−アザビシクロ(2,2,
0)ヘキサ−5一実施例7で得られた化合物400 、
、をエチルエーテル90trtLに溶解し、氷水冷却、
撹拌、アルゴン気流下、 400W高圧水銀燈で光(3
00nm以上)を2時間照射した。溶媒を減圧留去し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔展開溶媒
:n−ヘキサン−酢酸エチル(4: 1. V/V)で
精製し、結晶400 uを得た。この結晶をn−ペンタ
ンで洗浄し。
n−ペンタン可溶部を濃縮して目的物100■を無色の
結晶として得た。
融点:128〜129℃ 赤外線吸収スペクトル(Cal、  クロロホルム) 
: 1750゜’)(−NMR(δ、 CDCl、):
0.50〜2.20(18H,m)、 4.08〜4.
36(3H,m)。
4.92(IH,d、 J=IHz)、 6.03(L
H,br)旋光度〔α]’; : +233.75°(
C=0.8.クロロホルム)Sなお、上記製造工程中の
n−ペンタン不溶部をn−へキサンより再結晶して2次
の化合物200■を針状晶として得た。
(IR,48)−5−((Is、  28. 5R)−
メントキシ〕−3−オキソー2−アザビシクロ(2,2
,0)ヘキサ−5−エン 融点=138〜139℃ 赤外線吸収スペクトル(Cal、  クロロホルム) 
: 1750゜用−NMR(δ、 CDCl、) : 0.50〜2.20(18H,m)、 4.08〜4.
36(3H,m)。
4.96(IH,d、 J=IHz)、 5.58(I
H,br)旋光度〔α九’ ニー85.42°(C=1
.4.クロロホルム)実験例6 (IR,4R,58)−5−ハイドロキシ−3−オキソ
−2−アザビシクロ(2,2,0)へキサン実験例2で
得られた化合物5onyをテトラヒドロフラン1.5 
mLに溶解し、酢酸0.111LLを水冷撹拌下に加え
た。ついでソディウムボロシアノハイドライドを加え、
室温にもどして3時間撹拌後、アセトン2aLを加えて
10分間撹拌した。−夜装置し9反応液を減圧濃縮した
。残渣を少量のメタノールに溶解し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー彊開溶媒:酢酸エチル−メタノール
(20:1))で精製し、目的物36■を無色結晶とし
て得た。
融点:160〜162℃(アセトンより再結晶)赤外線
吸収スペクトル(a++ 、 KBr): 3200.
1715’)(−NMR(δ、 CD、OD):1.9
4(IH,dd、 J44Hz、 5Hz)、 2.6
8(IH,ddd。
J=14Hz、 9Hz、 5Hz)、 3.64〜3
.78(IH,m)。
3.82(IH,dd、 J=9Hz、 3Hz)、 
4.56(IH,td。
J=9H2,5七) 旋光度〔αボ: +113.08°(C=1.13.メ
タノール)実験例7 (IR,4R,58)−5−アセトキシ−3−オキソ−
2−アザビシクロ゛[2,2,0)へキサン実験例6で
得られた化合物17■を無水酢酸1 rrLLに懸濁し
、ピリジン0.5 atを加えた。1時間撹拌した後、
減圧濃縮した。結晶性残渣をn−へキサンで洗浄し、エ
チルエーテル−n−ヘキサンより再結晶して、目的物1
3即を無色針状晶として得た。
融点=86〜88℃ 赤外線吸収スペクトル(cm 、 KBr) : 32
50.1745゜’H−NMR(δ、 CDC1,): 2.03(3H,s)、 2.16(IH,ddd、 
J=13.5出、4.8出、1.0七)、 2.79(
LH,ddd、 J=13.5出、8.旧t。
4.5比)、 3.78 (L H,ddd、 J=4
.5 Hz、 2.5出、1.0Hz)、 4.01(
IH,ddd、 J=7.5Hz、 2.5H2,2,
5H2)5.13(IH,ddd、 J=8.8Hz、
 7.5Hz、 4.8Hz)。
6.5〜6.9 (I H,br) 旋光度〔α): : −19,57°(C=0.77、
  クロロホルム)実験例8 (S)−4−((メトキシカルボニル)メチル〕アゼチ
ジンー2−オン 実験例2で得られた化合物23.5 Mを無水メタノー
ル2mlと2時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(2g、展
開溶媒:エチルエーテル)にて精製して。
目的物27.3 、、を結晶として得た。
融点=69〜70℃ エチルエーテルから再結晶したもの70.5〜71.5
℃ 赤外線吸収スペクトル(Cal、  クロロホルム) 
: 3420゜1755、 1730 ’H−NMR(δ、 CDCl、): 2.4〜3.4(4H,m)、 3.72(3H,s)
、 3.92(IH。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は光学活性メントキシ基または光学活性
    1−フェニルエトキシ基を示し、Yは ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼(R_2は水素原子、低級アルキ
    ル基またはベンジル基を示す)を示す〕で表わされるピ
    リジン誘導体。 2)4−〔(l)−メントキシ〕ピリジンN−オキサイ
    ドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4)4−〔(1S,2S,5R)−メントキシ〕−2−
    ピリドンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはニトロ基またはハロゲン原子を示す〕で表
    わされる化合物に一般式R_1−H〔R_1は光学活性
    メントキシ基または光学活性1−フェニルエトキシ基を
    示す〕で表わされる化合物を反応させることを特徴とす
    る一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は前記の定義に同じ〕で表わされる化合
    物の製造方法。 6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は光学活性メントキシ基または光学活性
    1−フェニルエトキシ基を示す〕で表わされる化合物に
    酸無水物を反応させ、ついで加水分解することを特徴と
    する一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は前記の定義に同じ〕で表わされる化合
    物の製造方法。 7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_2は水素原子、低級アルキル基またはベン
    ジル基を示す〕で表わされる化合物に一般式R_1−H
    (R_1は光学活性メントキシ基または光学活性1−フ
    ェニルエトキシ基を示す〕で表わされる化合物を反応さ
    せることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は前記の定義に同じ〕で表
    わされる化合物の製造方法。
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