JPH01153620A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH01153620A
JPH01153620A JP31326287A JP31326287A JPH01153620A JP H01153620 A JPH01153620 A JP H01153620A JP 31326287 A JP31326287 A JP 31326287A JP 31326287 A JP31326287 A JP 31326287A JP H01153620 A JPH01153620 A JP H01153620A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産栗上例■凰分災 本発明は口腔内細菌に対して優れた抗菌作用を有し、口
臭除去効果を持続的に発揮する口腔用組成物に関する。
の   び 日が ゛ しようとするr 、々従来より
、口腔内細菌に対する抗菌作用を与えることを目的とし
て、クロルヘキシジン類等の殺菌剤を歯磨等の口腔用組
成物に配合することが知られている。
しかし、殺菌剤の効果をより有効に発揮させるためには
、殺菌剤をより多く配合しなければならないが、口腔用
組成物に多量の殺菌剤を配合することは、組成物の味を
悪くする上、使用した時に歯を着色させるおそれもあり
、しかも組成物の調製も難しくなる等の問題があり、ま
たいずれにしても殺菌剤の使用量には制限があり、殺菌
剤をあまり多く使用することはできない。従って、殺菌
剤の使用による抗菌効果には一定の限界がある。
一方、グルコン酸銅、クエン酸銅等の銅化合物。
に抗菌効果、口臭除去効果、歯垢形成阻止効果があるこ
とも知らりており、銅化合物を一合した口腔用組成物も
種々提案されている(米国特許筒3.044,939号
、同第3.E56.5,933号、同第:3,6.55
,868号、同第4,112,066号、特開昭56−
169619号、同第56=169620号、同第61
−143317号、同第62−142109号公報)。
また長鎖アルキロイルザルコシン銅とクロルヘキシジン
とを併用する(特開昭61−37720号公報)ことも
行なわれている。
しかしながら、後述する実験例からも明らかなように、
銅化合物それ自体の抗菌作用、口臭除去作用は十分に高
いものではない。また、長鎖アルキロイルザルコシン銅
とクロルヘキシジン類とを併用した場合は、まだ効果が
不十分なものである。
を  するための手  び 本発明者らは、優れた抗菌効果、口臭除去効果を有する
口腔用組成物について種々検討を行なった結果、グルコ
ン酸銅及びそのアルカリ金属塩並びにクエン酸銅及びそ
のアルカリ金属塩から選ばれる1種又は2種以上の銅化
合物と、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキ
シジン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム
、塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウム、アルキル
ジアミノエチルグリシン塩酸塩、イソプロピルメチルフ
ェノールから選ばれる1種又は2種以上の殺菌剤とを併
用した場合、これら併用成分が相乗的に作用し、高い抗
菌効果を発揮する上、口臭除去効果の持続性も高まり、
殺菌剤配合量が少量でも効果的に口臭を抑制し得ること
を知見し、本発明をなすに至ったものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る口腔用組成物は、上述したように銅化合物
としてグルコン酸銅及びそのアルカリ金属塩並びにクエ
ン酸銅及びそのアルカリ金属塩から選ばれる1種又は2
種以上の銅化合物を配合するものである。
上記銅化合物の配合量は組成物全体の0.00001〜
2%(重量%、以下同じ)、特に0.001〜0.5%
とすることが好ましい。
本発明は上述した銅化合物と殺菌剤とを併用するもので
あるが、殺菌剤としては、グルコン酸クロルヘキシジン
、塩酸クロルヘキシジン、塩化セチルピリジニウム、塩
化ベンゼトニウム、塩化べンザルコニウム、塩化デカリ
ニウム、アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩、イソ
プロピルメチルフェノールから選ばれる1種又は2種以
上を使用する。
これらの殺菌剤の配合量は、組成物全体の10−5〜1
%、特に10−4〜0.3%とすることができるが、本
発明によれば、上述したようにこれらの殺菌剤を上記銅
化合物と併用することにより、抗菌作用、口臭除去持続
作用が相乗的に高まるので、殺菌剤の配合量を少なくす
ることができ゛る。
本発明に係る口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯磨、液状
歯磨等の歯磨類、マウスウォッシュ、トローチ、うがい
用錠剤、チューインガムなど、種々の用途に応じ、ペー
スト状、液状、粉粒状、固型状等の剤型に調製し得るが
、この場合口腔用組成物の他の成分としては、その目的
等により通常使用される適宜な成分を配合することがで
きる。
例えば練歯磨の場合であれば、研磨剤、粘結剤、保湿剤
、界面活性剤、甘味剤、香料、防腐剤、各種有効成分な
どが配合され得る。
災吏災免果 本発明の口腔用組成物は、抗菌効果が高く、優れた口臭
除去効果を有すると共に、その効果を持続的に発揮する
ので、口臭を効果的に抑制し得る。
しかも、本発明によれば、殺菌剤の配合量が少なくとも
かかる効果を有効に発揮するため、殺菌剤の多量配合に
伴う組成物の味の低下や歯への着色などの問題を解決す
ることができる。
次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。
〔実験例〕
システィン0.05%を含有するトッド・′ヘビット・
ブロース信地(DIFCO社製)に第1表に示す種類及
び量の銅化合物及び殺菌剤を添加し、滅菌培地を調製し
た。
この滅菌培地4艷に予め前培養した(0.D。
=1.0)フシバクテリウム・ヌクレイタム1436(
Fusobacteriu’m nucleatum 
1436 ) 40 piを添加し、嫌気性条件下(N
2:80%、H,:10%、CO,:10%)、37℃
で2日間培養した。
培養終了後、各培地について上記細菌の増殖程度を波長
550nmにおける吸光度を測定することにより求め、
下記式に従って菌生育阻害率(%)を算出した。
なお、コントロールは銅化合物及び殺菌剤無添加の滅菌
培地を用い、上記の通りフゾバクテウリム・ヌクレイタ
ム1436を培養したものである。
以上の結果を第1表に示す。
菌生育阻害率(%)=旦二旦X100 C:コントロールの吸光度 S:サンプルの吸光度 第1表の結果より、本発明の特定の殺菌剤とグルコン酸
銅又はクエン酸銅とを併用した場合、これらが相乗的に
作用して高い抗菌効果を示し、口臭の持続的抑制効果に
優れていることが認められる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本
発明は下記実施例に制限されるものではない。
なお、以下の例において%はいずれも重量%である。
〔実施例1〕 マウスウォッシュ グルコン酸銅             0.01%塩
化セチルピリジニウム       0.0005エタ
ノール             40香   料  
              1.5グリセリン   
        10サツカンリンナトリウム    
   0.03水            残 計         100.0% 〔実施例2〕 練歯磨 グルコン酸銅              0.02%
イソプロピルメチルフェノール     0.005水
酸化アルミニウム         43グリセリン 
           20カルボキシメチルセルロー
スナトリウム 2ラウリル硫酸ナトリウム(SDS) 
   2香   料                
 1サツカンリンナトリウム        0.1計
          100.0% 〔実施例3〕 練歯磨 グルコン酸銅              0.02%
グルコン酸クロルヘキシジン      0.001第
2リン酸カルシウム・2水和物   40カラギーナン
             1ポリエチレングリコール
        3ソルビツト(60%)30 ラウリル硫酸ナトリウム        1    ゛
シボ糖脂肪酸エステル         0.5− l
〇− サラカンリンナトリウム        0.1香  
 料                 1計    
      100.0% 〔実施例4〕 口腔用パスタ 流動パラフィン          15%セタノール
       1゜ グリセリン      2゜ ソルビタンモノパルミテート     0.6塩化ベン
ザルコニウム        0.0005グルコン酸
銅             o、03香   料  
              0.5計       
  100.0% 〔実施例5〕 チューインガム ガムベース         44.465%炭酸カル
シウム           2水  あ  め   
              2イソマルトース   
       20マルトース         20 パラチノース           10シヨ糖パルミ
テート         1イソプロピルメチルフエノ
ール    0.005グルコン酸銅        
     0.03香     料         
      0.5計         100.0% 〔実施例6〕 トローチ クエン酸銅           0.05%アルキル
ジアミノエチルグリシン塩酸塩 0.01アラビアガム
              6バラチノース    
        22マルチトール         
    20イソマルトース           2
0マルトース          10 ゼラチン        3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、グルコン酸銅及びそのアルカリ金属塩並びにクエン
    酸銅及びそのアルカリ金属塩から選ばれる1種又は2種
    以上の銅化合物と、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸
    クロルヘキシジン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベン
    ゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウム
    、アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩、イソプロピ
    ルメチルフェノールから選ばれる1種又は2種以上の殺
    菌剤とを併用してなることを特徴とする口腔用組成物。
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