JPH01149878A - プライマー組成物とその用法 - Google Patents

プライマー組成物とその用法

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JPH01149878A
JPH01149878A JP62308373A JP30837387A JPH01149878A JP H01149878 A JPH01149878 A JP H01149878A JP 62308373 A JP62308373 A JP 62308373A JP 30837387 A JP30837387 A JP 30837387A JP H01149878 A JPH01149878 A JP H01149878A
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正明 山谷
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和治 佐藤
Masayuki Takahashi
正幸 高橋
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    • C09D133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプライマー組成物、特にはポリカーボネートの
ような熱可塑性プラスチック成形品の表面に接着性、耐
久性のすぐれたシリコーン系耐摩耗性被膜を成形させる
ためのプライマー組成物およびその用法に関するもので
ある。
(従来の技術) 熱可塑性プラスチック、特にポリカーボネート樹脂は透
明性にすぐれており、軽量で耐衝撃性にもすぐれている
ことからガラスに代る構造材料として広く使用されてい
るが、このものは摩耗し易いし、有機溶剤に侵され易く
、しかも経時変化によって着色、劣化するという欠点が
ある。
そのため、この成形品についてはその表面を熱硬化性樹
脂で被覆することが提案されており、これらの中ではオ
ルガノポリシロキサンで被覆したものが耐摩耗性、耐溶
剤性のすぐれたものになるということからオルガノポリ
シロキサンが有用なものとされているが、このオルガノ
ポリシロキサン系塗膜による被覆はポリカーボネート樹
脂などの熱可塑性プラスチック表面への均一な接着性、
表面での耐候耐久性が不充分であるために、これには他
の樹脂と併用することが試みられており、この樹脂につ
いては1)熱可塑性アクリル系プライマー(特開昭52
−138565号公報参照)、2)アミノ基などの官能
基を有するアクリル樹脂系プライマー(特開昭53−1
38476号公報参照)、3)アミノ基またはヒドロキ
シ基などの官能基を有するアルコキシシランと環状酸無
水物との反応物よりなるシリコーン系プライマー(特開
昭53−81533号公報参照)、4)エポキシシラン
の加水分解物とアミノシランとの混合物よりなるシリコ
ーン系プライマー(特開昭54−63176号公報参照
)、5)官能基含有熱可塑性アクリル樹脂と紫外線吸収
剤よりなるアクリル系プライマー(特表昭55−500
809号公報参照)、6)熱硬化性アクリル・エマルジ
ョンと紫外線遮蔽化合物とよりなるアクリル系プライマ
ー(特開昭55−160033号公報参照)、7)アミ
ノシラン、エポキシシランおよび酸無水物の反応物より
なるシリコーン系プライマー(特開昭56−16573
号公報参照)、8)アクリル系モノマーとエポキシメタ
クリレートおよびヒドロキシ・ベンゾフェノン系紫外線
吸収剤との反応物よりなる熱可塑性アクリル系プライマ
ー(特開昭57−23661号公報参照)、9)アルコ
キシシリル官能化芳香族系紫外線吸収剤を含むコロイダ
ルシリカ含有オルガノポリシロキサン系被覆剤が知られ
ている。
しかし、これら樹脂との併用も必ずしも満足すべき効果
を与えず、例えば上記1)、2)の場合には基材への接
着性はかなり改善されるものの、アミノ基などのような
活性水素基を含有するものが存在するとその部分から吸
湿するために耐水接着性がわるくなり、耐候性も殆んど
改善されないという不利があり、3)、4)については
基材への接着性はかなり改善されるが活性水素基が残存
していると耐水接着性が不充分となり、アミノ基を含有
しているために黄変し易く、耐候性はむしろ悪くなる場
合もあり、さらに○H基、−COOH基を含んでいるこ
とから容易にアルコキシ基と反応するためにプライマー
液が経時変化によって増粘して塗布しにくくなり、重合
度の上昇で接着性が低下するという欠点がある。また、
この5)については耐候性はかなり改善されるが長期の
耐候性にはなお不充分で、耐候性をよくするために厚塗
りすると耐摩耗性のポリオルガノポリシロキサン塗膜が
軟らかくなって耐摩耗性が低下し、紫外線吸収剤を増量
していくと被覆が白化したり、接着不良になるという不
利があり、6)についてはエマルジョンであるために水
に対する溶解性の点から紫外線吸収剤の種類が限定され
、したがって有効な紫外線吸収剤を選択することができ
ず、耐候性改善も満足す八きレベルに達せず、さらには
アクリル樹脂が熱硬化性であるために接着性が劣るもの
になるという傾向がある。なお、この7)には上記した
3)、4)と同様な不利があり、8)については紫外線
吸収剤が一種のラジカル安定剤となるためにこれを多量
に含有したアクリル系ポリマーは作りにくく、したがっ
て耐候性、接着性の改善が不充分になるという欠点があ
り、この9)についても耐候性は改善されるが接着性が
よくないという不利がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決したプライマー組成物お
よびその用法に関するものであり、この組成物はA)2
〜50重量%のアルコキシシリル基を含有するアクリル
系および/またはビニル系単量体とこれら単量体と共重
合可能な他の単量体との有機共重合体10〜80重量%
、B)アクリル系有機重合体0〜30重量%、C)アミ
ノ官能性アルコキシシランとエポキシ官能性アルコキシ
シランおよびシリル化剤との反応物をカルボン酸−7= の酸ハロゲン化物、酸無水物または酸イソプロペニルエ
ステル化合物と反応させてアミド化した反応物5〜30
重量%とからなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らはポリカーボネートなどの熱可塑
性樹脂成形品のオルガポリシロキサン系塗膜被覆時にお
ける接着性、耐候性を向上させるプライマー組成物の改
良について種々検討した結果、このプライマー組成物を
アルコキシシリル基を含有する有機共重合体にアクリル
系重合体とアクリル官能性アルコキシシランとエポキシ
官能性アルコキシシランおよびシリル化剤との反応物を
アミド化した反応物を添加したものとすると、このもの
は経時変化がなく接着性、耐候性の改善効果のすぐれた
ものとなるので、このものを塗布し硬化させたのち、コ
ロイダルシリカを含有するオルガノポリシロキサン系耐
摩耗性被覆を施したプラスチック成形品は耐候性、接着
性にすぐれたものとなり、黄変することもなくなるとい
うことを見出し、このプライマー組成物における各成分
の種類、組成比などについての研究を進めて本発明を完
成させた。
本発明のプライマー組成物を構成するA)成分としての
有機共重合体はアルコキシシリル基を含有するアクリル
系および/またはビニル系単量体とこれらの単量体と共
重合可能な他の単量体との共重合体とされる。このもの
はアルコキシシリル基の導入によって上記被覆層との反
応性が付与され、接着性が向上されるし、アルコキシシ
リル基同志の架橋によりプライマー層が熱硬化性となる
ので耐熱性が向上し、耐久性を付与できるが、このアル
コキシシリル基を含有する単量体の含有量は2重量%以
下では熱硬化性とならず、耐熱性、耐久性が改良されず
、50重量%以上とすると硬くなりすぎて接着性が低下
するので2〜50重量%含有するものとする必要がある
このアルコキシシリル基を含有するアクリル系単量体は
一般式 ○ で示され、R1は水素原子またはメチル基、R2はメチ
ル基、プロピル基などのアルキル基、ビニル基、アリル
基などのアルケニル基、フェニル基などのアリール基か
ら選択される炭素数1〜6の1価炭素水素基、aは1〜
3、bはOまたは1であるものとされるが、これには3
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メ
タクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−メタク
リロキシプロピルトリブトキシシラン、3−メタクリロ
キシプロピルトリイソプロペノキシシラン、メタクリロ
キシメチルトリメトキシシラン、メタクリロキシメチル
トリエトキシシラン、メタクリロキシメチルトリブトキ
シシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3
−アクリロキシプロピルトリブトキシシラン、アクリロ
キシメチルトリメトキシシラン、アクリロキシメチルト
リエトキシシラン、アクリロキシメチルトリブトキシシ
ラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシ
ラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジェトキシシ
ラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジブトキシシ
ラン、メタクリキシメチルメチルジェトキシシラン、メ
タクリロキシメチルメチルジェトキシシラン、メタクリ
ロキシメチルメチルジブトキシシラン、3−アクリロキ
シプロピルメチルジメトキシシラン、3−アクリロキシ
プロピルメチルジェトキシシラン、3−アクリロキシプ
ロピルメチルジブトキシシン、アクリロキシメチルメチ
ルジメトキシシラン、アクリロキシメチルメチルジェト
キシシラン、アクリロキシメチルメチルジブ1〜キシシ
ランなどが例示され、これらの中では取い扱いやすさ、
架橋密度、反応性などから3−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチ
ルジメトキシシランが好ましいものとされる。
また、このアルコキシシリル基を含有するビニル系単量
体は一般式 %式%) で示され、R3はR2と同じ種類の炭素数1〜6の1価
炭化水素基またはアルキロキシアルキル基、CはOまた
は1であるビニル官能性アルコキシシラン、または−数
式 %式%) で示され、R3は上記と同じ、dは0または1であるビ
ニル官能性アルコキシシランとされ、二九にはビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル
トリブトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエト
キシ)シラン、ビニルメチルジメトキシシラン、ビニル
メチルジェトキシシラン、ビニルメチルジブトキシシラ
ン、ビニルメチルビス(2−メトキシエトキシ)シラン
、3−ビニロキシプロピルトリメトキシシラン、3−ビ
ニロキシプロピルトリエトキシシラン、3−=12= ビニロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−ビニ
ロキシプロピルメチルジェトキシシラン、3−ビニロキ
シプロピルメチルジブトキシシランなどが例示されるが
、これらの中では取り扱いやすさ、反応性からビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、3−ビ
ニロキシプロピルトリメトキシシランが好ましいものと
される。
つぎにこれらのアルコキシシランと共重合可能な他の単
量体としてはメチルメタクリレート、ブチルメタクリレ
−1−12−エチルヘキシルメタクリレートなどのアル
キルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアク
リレート、ブチルアクリレートなどのアルキルアクリレ
ート、グリシジルメタクリレート、アクリルアミド、ア
クリロニトリル、酢酸ビニル、エチルビニルエーテル、
ブチルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテルなどの
ビニルエーテル類、スチレン、エチレングリコール・ジ
メタクリ−1へなどが例示されるが、アルコキシシリル
基と反応し得る、例えば、2−ヒドロキシエチルメタク
リレートなどはこれから作られるプライマー組成物が増
粘、ゲル化などの経時変化を起すので好ましくない。
このA)成分としての有機共重合体は上記したアルキコ
シシリル基を含有する単量体とこれと共重合し得る他の
単量体との共重合体とされ、この共重合はこれらの単量
体を含有する溶液にジクミルパーオキサイド、ベンゾイ
ルパーオキサイドなどのパーオキサイド類またはアゾビ
スイソブチロニドニルなどのアゾ化合物などから選択さ
れるラジカル重合用触媒を加え、加熱下に反応させるこ
とによって容易に得ることができるが、この有機共重合
体はアルコキシシリル基を含有する単量体の含有量が2
重量%以下では生成する膜が熱硬化性とならないので多
量の光安定剤を固定化することができず、またこれを5
0重量%以上含有すると生成するプライマー層が硬くな
りすぎて接着力が大l]に低下するので、アルコキシ基
を含有する単量体を2〜50重量%含有するものとする
ことが必要とされる。
なお、この有機共重合体のプライマー組成物における構
成比はこれがプライマー組成物中の10重量%以下では
熱可塑性となり、耐熱性が低下することとなり、80重
旦%以上とすると接着性が不良となるので10〜80重
量%とする必要があるが、この好ましい範囲は20〜8
0重量%とすればよい。
つぎに本発明のプライマー組成物を構成するB)成分と
してのアクリル系重合体にはポリ(メチルメタクリレ−
1、)、ポリ(ブチルメタクリレート)、ポリ (ブチ
ルアクリレート)などのポリ (アルキルメタクリレ−
1−)、ポリ (アルキルアクリレート)あるいはこれ
らの共重合体が例示されるが、これらは接着性を低下さ
せることなくプライマー溶液を増粘させるものであり、
これを添加すればこのものがプライマー溶液中で接着性
のある増粘剤として作用するので、プライマー溶液の粘
度が低すぎてこれを塗工したときの塗膜が薄くなりすぎ
て多量の光安定剤を含有させることができなくなるとい
うことが防止される。なお、この添加は必須要件ではな
くこれは上記したA)成分とじての有機共重合体が十分
粘度の高いものであれば添加する必要はないが、しかし
これを添加する場合でもこれを30重量%以上添加する
とこの組成物の熱硬化性がわるくなるので、この添加は
30重量%以下とする必要がある。
また、本発明の組成物を構成するC)成分はアミノ官能
性アルコキシシランとエポキシ官能性アルコキシシラン
およびシリル化剤との反応生成物をアミ1〜化して得ら
れたものとされるが、このものはプライマー組成物に耐
水性良好な接着性を付与すると共にこのアルコキシシリ
ル基によって上記A)成分と架橋して必要に応じ添加さ
れる光安定剤を膜中に固定化させるものである。
このC)成分を作るために使用されるアミノ官能性アル
コキシシランとしてはN−(2−アミノエチル)−3−
アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノ
エチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N
−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジ
ェトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシ
シラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(4−アミノブチル)−3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N −(4−アミノブチル)−3−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、N−(6−アミノヘキ
シル)−3−アミノプロピルトリメ1〜キシシラン、N
−(6−アミノヘキシル)−3−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)アミノメ
チルスチリルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)−アミノメチルスチリルメチルジメトキシシラン
などが例示されるが、これらの中では接着性、操作性の
点からN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−
アミノプロピルメチルジメトキシシランが好ましいもの
とされる。
また、ここに使用されるエポキシ能性アルコキシシラン
としては3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グ
リシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、2−(3
,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシ
ラン、5.6−エポキシヘキシル1〜リメトキシシラン
、5.6−ニポキシヘキシルメチルジメトキシシラン、
7.8−エポキシオクチルトリメトキシシラン、9.1
0−エポキシデシルI−リメトキシシランなどが例示さ
れるが、これらの中では反応性。
操作性の点から3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメ1へキシ
シラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチ
ルジメトキシシランとすることが好ましい。
なお、ここに使用されるシリル化剤としてはへキサメチ
ルジシラザン、N、N−ビス(′トリメチルシリル)ホ
ルムアミド、N、N’−ビス(トリメチルシリル)ウレ
アなどが例示されるが、このものはアミノ官能性アルコ
キシシランとエポキシ官能性アルコキシシリル基との反
応により、生成するO H基を保護して○H基とアルコ
キシシリル基との反応を防止してこの反応生成物の経時
変化を防止するものである。
このアミノ官能性アルコキシシランとエポキシ官能性ア
ルコキシシランおよびシリル化剤の反応はアミノ官能性
アルコキシシランとシリル化剤との混合物にエポキシ官
能性アルコキシシランを滴下し、加熱反応させればよい
が、これはアミノ官能性アルコキシシランとエポキシ官
能性アルコキシシランとを反応させ、この反応生成物に
シリル化剤を添加して反応させるようにしてもよい。な
お、この反応におけるアミノ官能性アルコキシシランと
エポキシ官能性アルコキシシランの配合比はエポキシ基
/アミノ基のモル比が0.3以下では1分子中の架橋に
関与するアルコキシ基の数が少なすぎて硬化性が弱くな
るし、分子全体の広がりがなくなり面接着性が弱くなっ
て接着性が劣るようになり、これが1.2以上になると
後述するアミド化においてアミド化し得る=N−H基が
殆どなくなって耐水接着性がわるくなるので、0゜3〜
1.2の範囲とするが好ましい。
本発明におけるC)成分はこの反応生成物をアミド化し
たものとされるが、このアミド化は酢酸クロリド、酢酸
プロミド、プロピオン酸クロリド、酢酸クロリド、無水
酢酸、酢酸インプロペニル、ベンゾイルクロリドなどで
例示されるカルボン酸の酸ハロゲン化物、酸無水物、酸
イソプロペニルエステル化合物と反応させればよい。
なお、本発明のプライマー組成物中におけるこのC)成
分の構成比は5重量%以下では基材に対する接着性が不
充分となり、30重量%以上とするとプライマー層にお
ける架橋密度が高くなりすぎて得られる被膜の高度が高
くなって逆に接着性が不良となるので、5〜30重量%
の範囲とすることが必要とされる。
本発明のプライマー組成物は上記したA)、B)、C)
の各成分の所定量を混合することによって得ることがで
きるが、これにプライマー層およびプラスチック基板を
光から保護するためにサルチル酸系、ベンゾフェノン系
、ベンゾ1−リアゾール系、シアノアクリレート系の紫
外線吸収剤、フェノール系、リン酸系の酸化防止剤など
から選択される光安定剤を添加することは任意とされる
このプライマー組成物によりプラスチック基材の処理は
予め清浄化したプラスチックフィルム、基板などの表面
にこのプライマー組成物の有機溶剤希釈液、例えばこの
プライマー組成物をメタノール、エタノール、イソブタ
ノール、エトキシエタノール、ジアセトンアルコールな
どアルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸イソブチル
などのエステル類、1−ルエンなどの芳香族化合物類な
ど、またこれらの混合溶剤で希釈した液を塗布し、この
有機溶剤を室温はまたは加熱下で蒸発させて厚さ1〜1
0μM、好ましくは2〜5μmの塗膜を形成させるよう
にすればよい。なお、この有機溶剤希釈液は粘度が5c
S以下では塗膜を厚くすることができず、30cS以上
とすると取扱いや塗布方法が難しくなるので5〜30c
Sの範囲のものとすることがよいが、これに塗膜の平滑
化のためにフッ素系あるいはシリコーン系の界面活性剤
製添加することは任意とされるし、さらにこの塗膜の硬
化を促進させるためにこれにアルコキシシリル基を含有
する架橋硬化触媒を添加することも任意とされる。
このようにして得られる本発明のプライマー組成物によ
る硬化被膜を設けたプラスチックフィルム、基板などの
プラスチック成形品は初期接着性、耐熱性、耐温水性、
耐候性のすぐれたものとされるが、このものはこのプラ
イマー被膜の上に公知のコロイダルシリカ含有オルガノ
ポリシロキサン組成物、例えば−数式 %式%) で示され、R5は炭素数1〜6の1価炭化水素基または
アルキロキシアルキル基、mは0.1または2であるア
ルコキシシラン、例えばメチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、メチルトリブトキシシラン、
メチルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、エチル
トリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、フェ
ニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン
、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジェトキシシラ
ン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジェトキ
シシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラ
ン、テトラブトキシシラン、テトラキス(2−メトキシ
エトキシ)シランなどの加水分解物または共加水分解物
に1〜Loomμのシリカ微粒子を水またはメタノール
、エタノール、イソブタノール、ジアセトンアルコール
などのアルコールに分散させたコロイダルシリカを5〜
70重量%添加したものを塗布し、50〜140℃に加
熱硬化させると、このプラスック成形品はその表面に本
発明のプライマー組成物が塗布されていることから、こ
のプライマー被膜とオルガノポリシロキサンとの相乗作
用によって接着性、耐久性および耐摩耗性にすぐれたも
のになるという有利性が与えられる。
つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の部、%は重量
部、重量%を示したものであり、この例で得られた塗膜
の性能評価は以下の方法による測定結果を示したもので
ある。
〔耐摩耗性〕
一23= テーパー型摩耗試験機を用いて、500g荷重で1−0
0回転したのち、ヘイズ・メーターで曇度(%)を測定
した。
〔硬度〕
鉛筆硬度テストを実施した。
〔接着性〕
基盤目(IOXIO)テープ剥離テストを実施し、完全
接着している状態を100/100で表わした。
〔耐熱性〕
100℃で100時間維持したのち、外観、硬度、接着
性を測定し、全て変化のなかったものを″異常なし″と
判定した。
〔耐温水性〕
75℃の温水に100時間浸漬したのち、外観、硬度、
接着性を測定し、全て変化のなかったものを11異常な
し″と判定した。
〔耐候性〕
サンシャイン・ウエザオメーターおよびUVC0N(米
国、アトラス社製)で塗膜が剥離、硬度低下するまでの
時間を測定した。
合成例1〜4、比較合成例1〜2〔A)成分の合成〕 γ−メタクリルプロピルトリメトキシシラン・KBM5
03 C信越化学工業■製商品名〕またはビニルトリメ
トキシシラン・KBM1003 (同社製商品名〕に、
これに共重合可能な単量体としてのメチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、酢酸ビニル、グリシジルメタ
クリレートとエチレングリコール・ジメタクリレートお
よび重合触媒としてのアゾビスイソブチロニトリル(以
下AIBNと略記する)、ならびに溶剤としてのジアセ
トンアルコールを第1表に示した量で配合し、これをジ
ムロート型コンデンサー付き500mQセパラブルフラ
スコに仕込み、窒素気流下に80〜90″Cで5時間加
熱攪拌したところ、第1表に併記したとおりの粘度およ
びアルコキシシリル基を含有する単量体含有量をもつ有
機共重合体(Nnl〜■)が得られた。
第  1  表 合成例5、比較合成例3〜5〔C)成分の合成〕ジムロ
ート型コンデンサー付きの2QセパラブルフラスコにN
−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン・KBM603〔信越化学工業(株)堰高品名
)222gと、シリル化剤としてのへキサメチルジシラ
ザン242gを仕込んで窒素気流下に120℃に加熱し
、これにγ−グリシドキシプロピルメチルジェトキシシ
ラン・KBE402[信越化学工業(株)堰高品名14
96gを滴下して反応させ、120’Cで5時間加熱攪
拌したのち、低沸魚介を減圧下1゜0℃で除去したとこ
ろ、粘度1.387cS、屈折率1.4618、比重1
.048の粘稠な化合物862gが得られた。
ついでこの反応生成物862gとトルエン862gをジ
ムロー1〜型コンデンサー付きの2Qセパラブルフラス
コに仕込み、窒素気流下に室温でこれに無水酢酸141
gを滴下して反応させ、110℃で2時間加熱攪拌させ
たのち、50℃でメタノール141gを滴下し、50℃
で1時間加熱損拌し、ついで減圧下に100℃で低沸分
を除去したところ、極めて粘稠な化合物が得られた。
この反応生成物はその赤外吸収スペクトルを測定したと
ころ、3,0OOa++−’以上の領域にOH基あるい
はNH基に起因する吸収は認められず、1.650cm
−1にアミド基に起因する強い吸収が認められたが、こ
れをエチルセロソルブで25%に稀釈したものは粘度6
.4cS、比重0.964のものとなり(以下これをサ
ンプルNα■)、このものは1ケ月後も粘度が6.5c
Sでほとんど粘度変化することがなかった。
他方、比較のために上記における反応をシリル化剤とし
てのへキサメチルシラザンを使用しないほかは上記と同
様に処理したところ、粘度7.8cS、比重0.965
のサンプルNα■が得られたが、この反応ではアミド化
する前の反応生成物は粘度が16,300cSと著しく
高く、これはアミノ基とエポキシ基の開環反応で生成し
たOH基が他のアルコキシ基と分子内あるいは分子間で
反応することで高分子量化しているものと推定される。
また、上記における反応をヘキサメチルジシラザンを使
用せず、さらにKBM603とKBE402を無水酢酸
と共に100℃で反応させたほかは上記と同様に処理し
てサンプルNα■を作ったところ、このものは赤外吸収
スペクトル分析で3゜300〜3,400G−1にNH
基に起因する吸収が認められ、エポキシの開環反応とア
ミノ基のアミド化反応が競争反応となるために直接アミ
ド化されてしまうアミノ基がかなり存在することを意味
するものと解される。
なお、上記において比較のためにKBM603とKBM
402だけを上記と同様に反応させてサンプルNo、X
を作ったところ、このものは初期粘度が6.Oc Sで
あったが、1ケ月後に14.6cSにまで増粘されてい
た。
合成例6〜7 〔コロイダルシリカ含有オルガノポリシロキサン組成物
の製造〕 IQのセパラブルフラスコにメチルトリエトキシラン・
KBE−13(信越化学工業(株)製部品名)164g
、イソブタノール4−6 gを仕込み、水冷下に攪拌し
ながら5℃以下に維持し、こ\に5℃以下としたコロイ
ダルシリカ・スノーテックス−O〔口座化学(株)製部
品名、5i0220%含有)138gを添加して水冷下
で2時間、さらに20〜25℃で8時間攪拌したのち、
エチルセロソルブ36g、2.4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン1.8g、ポリエーテル変性シリコーン・KP
−341C信越化学工業(株)製部品名〕0゜1gを添
加し、ついで10%プロピオン酸カリウム水溶液1.5
gを加え、酢酸でpHを6〜7に調整して上塗り用のコ
ロイダルシリカ含有オルガノポリシロキサン組成物−■
を作った。
また、上記においてプロピオン酸カリウム水溶液の代り
に10%テトラメチルアンモニウムベンゾエート水溶液
3.0gを使用したほかは上記と同様に処理して上塗り
用のコロイダルシリカ含有オルガノポリシロキサン組成
物−■を作った。
実施例1〜9、比較例1〜5 」二記した合成例1〜4、比較合成例1〜2で作った有
機共重合体(サンプル■〜VI)12.0g、平均分子
量が15万であるポリメチルメタクリレート2.0g、
合成例5、比較合成例3〜5で作った反応生成物(サン
プル■〜X)1.0〜5゜0g、2− (2’ −ヒ1
〜ロキシー3’ 、5’ −ジー1−ブチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール・チヌビンー327〔
チバガイギー社製商品名〕または2.4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノン1.0〜4.0g、MIBK22.5g
、酢酸イソブチル20.0g、エチルセロソルブ16゜
0gおよびイソプロパツール22.0g、ジアセ1〜ン
アルコール4.0gを第2表に示したように混合してプ
ライマー組成物A・−Nを調製した。
ついで、このプライマー組成物に表面を清浄化したポリ
カーボネート板を浸漬し引」二げて風乾し、80℃で1
0分間加熱処理したところ、表面に3μMの厚さでプラ
イマー組成物の硬化皮膜をもつポリカーボネート板が得
られたので、この表面に合成例6〜7で得られたコロイ
ダルシリカ含有オルガノポリシロキサン組成物I〜■を
浸漬法で塗布し、風乾後120℃で2時間加熱処理した
ところ、オルガノポリシロキサン組成物の硬化皮膜が3
μmの厚さで被覆されたポリカーボネート板が得られた
ので、この塗膜の性能評価をしたところ、第3表に示し
たとおりの結果が得られた。
手続補正書 昭和63年1月21日 1、事件の表示 昭和62年特許願第308373号 2、発明の名称 プライマー組成物とその用法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称  (206)信越化学工業株式会社4、代理人 6、補正の内容 (別紙) 特許請求の範囲 1、A)2〜50重量%のアルコキシシリル基を含有す
るアクリル系および/またはビニル系単量体とこれら単
量体と共重合可能な他の単量体との有機共重合体   
      10〜80重量%、B)アクリル系重合体
    0〜30重量%、C)アミノ官能性アルコキシ
シランとエポキシ官能性アルコキシシランおよびシリル
化剤との反応物髪、カルボン酸の酸ハロゲン化物、酸無
水物または酸イソプロペニルエステル化合物と反応させ
てアミ1〜化した反応物     5〜30重量%とか
らなることを特徴とするプライマー組成物。
2、アルコキシシリル基を含有するアクリル系単量体が
一般式 (二\にR′は水素原子またはメチル基、R2は炭素数
1〜6の1価炭化水素基、aは1〜3、bは門弟1項記
載のプライマー組成物。
3、アルコキシシリル基を含有するビニル系単量体が一
般式 %式% (こ\にR3は炭素数1〜6の1価炭化水素基またはア
ルキロキシアルキル基、c、dはOまたは]) で示されるものである特許請求の範囲第1項記載のプラ
イマー組成物。
4゜」)A)2〜50重量%のアルコキシシリル基を含
有するアクリル系および/またはビニル系単量体とこれ
ら単量体と共重合可能な他の単量体との有機共重合体 
        10〜80重量% B)アクリル系重合体    0〜30重量%−1= C)アミノ官能性アルコキシシランとエポキシ官能性ア
ルコキシシランおよびシリル化剤との反応物を、カルボ
ン酸の酸ハロゲン化物、酸無水物または酸イソプロペニ
ルエステル化合物と反応させてアミド化した反応物  
  5〜30重量%とからなるプライマー組成物の有機
溶剤溶液をプラスチック基体に塗布し、 it)溶剤を蒸発して被膜を硬化させ、ni)ついでこ
の被膜上に 一般式R45i(○R5)(こ\にR4−m は炭素数1〜6の1価炭素水素基、R5は炭素数1〜6
の1価炭化水素基またはアルキロキシアルキル基、mは
Ollまたは2)で示されるアルコキシシランの加水分
解物または共加水分解物にコロイダルシリカを添加して
なるコロイダルシリカ含有オルガノポリシロキサン組成
物を塗布し、1v)50〜140℃の温度でこの塗布膜
を硬化させることを特徴とするプラスチック基体を耐摩
耗性被膜で被覆するする方法。
5、プラスチック基体がポリカーボネート製のものであ
る特許請求の範囲第4項記載のプラスチック基体を耐摩
耗性被膜で被覆する方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)2〜50重量%のアルコキシシリル基を含有す
    るアクリル系および/またはビニル系単量体とこれら単
    量体と共重合可能な他の単量体との有機共重合体 10
    〜80重量%、 B)アクリル系重合体 0〜30重量%、 C)アミノ官能性アルコキシシランとエポキシ官能性ア
    ルコキシシランおよびシリル化剤との反応物を、カルボ
    ン酸の酸ハロゲン化物、酸無水物または酸イソプロペニ
    ルエステル化合物と反応させてアミド化した反応物 5
    〜30重量% とからなることを特徴とするプライマー組成物。 2、アルコキシシリル基を含有するアクリル系単量体が
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (こゝにR^1は水素原子またはメチル基、R^2は炭
    素数1〜6の1価炭化水素基、aは1〜3、bは0また
    は1)で示されるものである特許請求の範囲第1項記載
    のプライマー組成物。 3、アルコキシシリル基を含有するビニル系単量体が一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ (こゝにR^1は炭素数1〜6の1価炭化水素基、c、
    dは0または1) で示されるものである特許請求の範囲第1項記載のプラ
    イマー組成物。 4、i)A)2〜50重量%のアルコキシシリル基を含
    有するアクリル系および/またはビニル系単量体とこれ
    ら単量体と共重合可能な他の単量体との有機共重合体 
    10〜80重量% B)アクリル系重合体 0〜30重量% C)アミノ官能性アルコキシシランとエポキシ官能性ア
    ルコキシシランおよびシリル化剤との反応物を、カルボ
    ン酸の酸ハロゲン化物、酸無水物または酸イソプロペニ
    ルエステル化合物と反応させてアミド化した反応物 5
    〜30重量% とからなるプライマー組成物の有機溶剤溶液をプラスチ
    ック基体に塗布し、 ii)溶剤を蒸発して被膜を硬化させ、 iii)ついでこの被膜上に E)一般式R^4_mSi(OR^5)_4_−_m(
    こゝにR^4は炭素数1〜6の1価炭素水素基、R^5
    は炭素数1〜6の1価炭化水素基またはアルキロキシア
    ルキル基、mは0、1または2)で示されるアルコキシ
    シランの加水分解物または共加水分解物にコロイダルシ
    リカを添加してなるコロイダルシリカ含有オルガノポリ
    シロキサン組成物を塗布し、iv)50〜140℃の温
    度でこの塗布膜を硬化させることを特徴とするプラスチ
    ック基体を対摩耗性被膜で被覆するする方法。 5、プラスチック基体がポリカーボネート製のものであ
    る特許請求の範囲第4項記載のプラスチック基体を対摩
    耗性被膜で被覆する方法。
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