JPH01149820A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH01149820A
JPH01149820A JP62308416A JP30841687A JPH01149820A JP H01149820 A JPH01149820 A JP H01149820A JP 62308416 A JP62308416 A JP 62308416A JP 30841687 A JP30841687 A JP 30841687A JP H01149820 A JPH01149820 A JP H01149820A
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Satoshi Kuriyama
智 栗山
Shunichi Nakajima
俊一 中島
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬化性組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、硬化性組成物として、シリル基を含有する湿気硬
化型ポリマー、たとえばシリル基を含有する単量体、芳
香族ビニル単量体、極性基を有するビニル系単量体およ
び極性基を有しない(メタ)アクリル酸エステルからな
るビニル系共重合体を有効成分として含有する硬化性共
重合体および塗料がある(たとえば特開昭58−157
810号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような硬化性共重合体および塗料は硬度が
大きくなると耐衝撃性などの可撓性が不良であるという
問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは硬度を下げずに耐衝撃性などの可撓性にす
ぐれた硬化性組成物について鋭意検討した結果、本発明
に到達した。
すなわち本発明は(i)重合体の重量に基づいて、5〜
80%の一般式 %式%) 〔式中、Rは炭素数1〜12のアルキル基またはアリー
ル基、R′はハロゲン、アルコキシ基、アシロキシ基、
アミド基、アミノキシ基、アルケニルオキシ基、アミノ
基、オキシム基またはチオアルコキシ基、pはO〜2の
整数、R”は二重結合を有する炭化水素基、Zは2価の
有機基または直接結合を表す。〕で示される単量体(a
)の単位、0.5〜20%のイソシアネート基含有単量
体(b)の単位及び必要により0〜94.5%のその他
の重合性単量体(c)の単位を構成単位とするシリル基
及び水酸基含有ビニル重合体、 (i i)ポリオール (iii)ポリイソシアネ−1・及び必要により(iv
)活性水素含有シランカップリング剤又はイソシアネー
ト有機シラン の反応生成物を含有することを特徴とする硬化性組成物
である。
本発明における(i)の重合体について、一般式(1)
において、R′のハロゲンとしてはCI、Brなど;ア
ルコキシ基としては炭素数1〜4のアルコキシ基たとえ
ばメトキシ、エトキシ基など;アシロキシ基としては炭
素数1〜5のアシロキシ基たとえばアセトキシ基;アミ
ド基としては づト はアリルオキシ基、イソプロペニルオキシ基など;オキ
シム基としては など;チオアルコキシ基としては一5C113,−5C
2H5などが挙げられる。
R//としてはビニル、イソプロペニル、(メタ)アリ
ル基などのアルケニル基があげられる。
Zの2価の有機基としては、式−八・、および式−(X
−A)n−で示される基〔式中、Aは2価の炭化水素基
たとえば−(CH2)m−(mは2,3.・・・などの
整数)などのアルキレン基、フェニレン基など〕 ;X
は−COO−。
ル、エチルなどのアルキル基);nは1,2,3.・・
・などの整数を表す。)が挙げられる。
式R”−Z−で示される基の例としては、ビニル基、(
メタ)アリル基〔アリル基およびメタリル基を表す。以
下同様の表現を用いる。〕、ビニルフェニル基、(メタ
)アクリロキシアルキル基〔γ−(メタ)アクリロキシ
プロピル基など〕、(メタ)アクリルアミドプロピル基
、N−メチル−(メタ)アクリルアミドプロピル基、ビ
ニルオキシエチル82)3−で示される基などが挙げら
れる。
一般式(1)で示される単量体の具体例としては、加水
分解性基を有するビニルシラン、たとえばビニルメチル
ジメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
メチルジクロロシラン、ビニルトリスI・キシシラン、
ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン;および
加水分解性基を有する(メタ)アクリr:lキシアルキ
ルシラン、たとえばγ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキ
シシラン、γ−メタクリロギシプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−メタクリロキシブ1コピルメチルジエト
キシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−メタクリ旧キシプロピルメチルジクロロシラ
ン、γ−アクリロキシプロピルトリクロロシランなどが
挙げられる。
これらのうちで好ましいものは加水分解性基を有する(
メタ)アクリロキシアルキルシランである。
本発明でイソシアネート基含有単量体(b)としては(
メタ)アクリル酸イソシアネートアルキル(アルキル基
の炭素数2〜10)((メタ)アクリル酸2−イソシア
ネートエチル、(メタ)アクリル酸γ−イソシアネート
プロピル、(メタ)アクリル酸β−イソシアネートプロ
ピル、(メタ)アクリル酸イソシアネートヘキシルなど
が挙げられる。これらのうちで好ましいものは(メタ)
アクリル酸2−イソジアネーI・エチルである。
その他の重合性単量体(c)としては(メタ)アクリル
酸アルキル(アルキル基の炭素数は1〜12)エステル
〔炭素数1〜12のアルキルエステルたとえば(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ
)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチ
ルヘキシルなど〕、(メタ)アクリル酸、芳香族ビニル
単量体(スチレン、α−メチルスチレン、α−クロロス
チレンなど)、ハロゲン化ビニル単量体(塩化ビニルな
ど)、アルキルまたはシクロアルキルビニルエーテル(
メチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル
など)、ビニルエステル(酢酸ビニルなど)、ニトリル
基含有単量体(アクリロニトリルなど)、アミド基含有
単量体〔(メタ)アクリルアミド、クロトンアミド、N
−メチロールアクリルアミド、フマル酸ジアミドなど〕
、エポキシ基含有単量体〔(メタ)アクリル酸グ刀シジ
ルなど〕などが挙げられる。これらの中で好ましいもの
は(メタ)アクリル酸アルキルおよび芳香族ビニル単量
体であり、特に好ましいものはメタクリル酸メチル、ア
クリル酸n−ブチルおよびスチレンである。
重合体(i)中の(a)、(b)及び(C)の各単位の
含有量は重合体の重量に基づいて(a)の単位は5〜8
0%、好ましくは7〜50%、(b)の単位は0.5〜
20%、好ましくは2〜10%、(C)の単位は0〜9
4.5%、好ましくは20〜90%である。
上記において、(a)の単位が5%未満の場合、反応生
成物の硬化は遅くなり、得られる硬化樹脂の耐溶剤性が
不良になる。また80%を越えると反応生成物の硬化は
速いが、硬化樹脂の耐衝撃性などの可撓性が不良になる
。(b)の単位が0.5%未満の場合、塗膜の可撓性が
不十分で割れが発生しやすくなる。20%を越えると、
重合体(i)の粘度が高くなり場合によりゲル化を生じ
実使用上問題である。
(C)の単位が94%を越えるとシリコンの量が少なく
なり反応生成物の硬化速度が遅くなり耐溶剤性も不良に
なる。
本発明におけるシリル基およびイソシアネー)・基含有
ビニル重合体(i)は(a)、(b)および必要により
(c)の各単位を与える単量体を熱重合、光重合または
放射線重合などのラジカル重合に従って塊状、または溶
液重合させることにより製造できる。好ましい重合方法
は有機溶剤中ラジカル開始剤を使用したラジカル重合法
である。溶液重合の場合、使用される有機溶剤としては
芳香族炭化水素(トルエン、キシレン、エチルベンゼン
など)、脂肪族炭化水素(ヘキサン、ヘプタン、シフ漬
ヘキサンなど)、脂肪族エステル(酢酸エチル、酢酸n
−ブチルなと)、脂肪族ケトン(アセトン、メチルエチ
ルケI・ン、メチルイソブチルケトン、ジ−n−ブチル
ケトン、シクロヘキサノンなど)、脂肪族エーテル(ジ
オキサン、テトラヒドロフランなど)、ハロゲン化炭化
水素(四塩化炭素、二塩化エチレンなど)などおよびこ
れらの二種以上の混合物が挙げられる。好ましいものは
トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、酢酸n−ブチルおよび二塩化エチレンの
単独またはこれらの二種以上の混合物である。
有機溶剤の(a)、(b)および必要により(C)の各
単位を与える単量体の合計重量に対する割合は任意に選
択できるが、通常0.2:2〜5;1、好ましくは0゜
5:1〜2:1である。
ラジカル重合反応を行う場合、使用されるラジカル重合
開始剤としてはアゾ系化合物(アゾビスイソブチロニト
リル、アゾビスイソバレロニトリルなど)、過酸化物(
ベンゾイルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド
、クメンハイドロパーオキシドなど)、レドックス系化
合物(ベンゾイルパーオキシド/N、N−ジメチルアニ
リンなど)などが挙げられる。好ましいのはアゾ系化合
物である。
重合開始剤の添加量は(a)、(b)および必要により
(c)の各単位を与える単量体の固形分合計重量に対し
、通常0.001〜20%、好ましくは0.1〜10%
である。
また、場合こ7よっては連鎖移動剤(1]−ラウリルメ
ルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシル
メルカプタン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−メルカブトプロピルメチルジメトキシシラン
など)を加え分子量を調節することができる。
ラジカル重合反応の反応温度は通常50〜150℃、好
ましくは70〜130°Cである。
シリル基およびイソシアネート基含有ビニル重合体(i
)の分子量は特に制限されないが、後の(ii)、(i
ii)および必要により(iv)との反応で分子量が更
に大きくなるため低い方が好ましい。分子量は通常1,
000〜30.000好ましくは2,000〜15,0
00である。ビニル重合体(i)は大気中に暴露される
と常温で網状組織を形成して硬化する。
本発明における(ii)のポリオールとしては高分子ポ
リオール〔ポリエーテルポリオールたとえばポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコールおよびポリテ
トラメチレングリコール;ポリエステルポリオールたと
えば゛ポリカプロラクトンポリオール;ボリエーテルエ
ステルボリオール;ポリカーボネートポリオール;好ま
しいものはポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコールおよびポリカプロラクトンポリオール、
特に好ましいものはポリプロピレングリコールおよびポ
リカプロラクトングリコール〕および低分子ポリオール
〔低分子グリゴールおよび3官能以上の低分子ポリオー
ル〕が挙げられる。ポリオールのうち好ましいものは、
高分子ポリオールおよびこれと低分子ポリオールとの併
用(低分子ポリオールの量は通常0.001〜30の重
量%対高分子ポリオール)である。ポリオールの平均分
子量は通62〜4000、好ましくは200〜2000
である。011価は通常20〜1000、好ましくは3
0〜800である。
(iii)のポリイソシアネートとしては炭素数(NC
O基中の炭素を除く)2〜12の脂肪族ポリイソシアネ
ーI・、炭素数4〜15の脂環式ポリイソシアネート、
炭素数8〜12の芳香脂肪族ポリイソシアネート、炭素
数6〜20の芳香族ポリイソシアネートおよびこれらの
ポリイソシアネートの変性物(カーポジイミド基、ウレ
トジオン基、ウレトジオン基、ウレア基、ビューレット
基および/またはイソシアヌレート基含有変性物など)
が使用できる。このようなポリイソシアネートとしては
エチレンジイソシアネーI・、テトラメチレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)
、ドデカメチレンジイソシアネー1−11,6,11−
ウンデカントリイソシアネート、2.2.4−)リメチ
ルヘキサンジイソシアネ−1・、リジンジイソシアネー
ト、2,6−ジイツシアネートメチルカプロエート、ビ
ス(2−イソシアネーI・エチル)フマレーI・、ビス
(2−イソシアネートエチル)カーボネート、2−イソ
シアネーI・エチル−2,6−ジイツシアネートヘキサ
ノエート;イソボロンジイソシアネート(IPDI)、
ジシクロヘギシルメタンジイソシアネート(水添MDI
)、シクロヘキシレンジイソシアネート、メチルシクロ
ヘキシレンジイソシアネート(水添TD+)、ビス(2
−イソシアネートエチル)4−シクロヘキセン−1,2
−ジカルボキシレート;キシリレンジイソシアネート、
ジエチルベンゼンジイソシアネー);HDIの水変性物
、IPDIの三量化物など;I・リレンジイソシアネー
ト(TDり、粗製TDI、ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MD I )、ポリフェニルメタンボリイソシ
アネー1−(粗製MDI)、変性MDI (カーポジイ
ミド変性など)、ナフチレンジイソシアネ−1・;およ
びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのう
ちで塗膜の割れの発生しにくさという点で好ましいもの
は脂肪族ジイソシアネ−1・および脂環式ジイソシアネ
ートであり、特に好ましいものはへキサメチレンジイソ
シアネートおよびイソホロンジイソシアネートである。
(iv)の活性水素含有シランカップリング剤またはイ
ソシアネート有機シランについては、活性水素含有シラ
ンカップリング剤としてはヒドロキシル基、アミノ基お
よびメルカプト基からなる群より選ばれる活性水素含有
基とアルコキシシリル基体的には下記化合物が挙げられ
る。
(1)アミノ基含有シランカップリング剤: アミノア
ルキルトリアルコキシシラン(γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、アミノメチルトリエトキシシランなど);N−(ア
ミノアルキル)アミノアルキルトリアルコキシシラン〔
N−(β−アミノエチル)アミノメチル!・リメI・キ
シシラン、N−(β−アミノエチル)アミノメチルトリ
エトキシシラン、N−(β−アミノエチル)γ−アミノ
プロピルトリメトキシシランなど〕 ;アミノアルキル
アルキルジアルコキシシラン(アミノメチルメチルジェ
トキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジェトキシシ
ランなど);N−(アミノアルキル)アミノアルキルア
ルキルジアルコキシシラン(N−(、β−アミノエチル
)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランなど〕
など;およびアミノ基含有シランカップリング剤と加水
分解性シリル基を含有する化合物の部分加水分解物、た
とえば上記アミノ基含有シランカップリング剤と加水分
解性シリル基を含有する化合物(エチルシリケーI・、
メチルI・リメトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン ン、テトラエI・キシシランなど)と水及び必要であれ
ば酸性またはアルカリ性触媒を加え、部分加水分解する
ことにより得られる反応物など。
(2)メルカプト基を含むシランカップリング剤:メル
カプトアルキルアルコキシシラン(γーメルカプトプロ
ピルトリメトキシシランなど)。
(3)ヒドロキシル基含有シランカップリング剤:(1
)のアミノ基含有シランカップリング剤とエポキシ基を
含む化合物(エチレンオキシド、ブチレンオキシド、エ
ピクロルヒドリン、エポキシ化大豆油、その他シェル(
株)製のエピコート828、エピコー)1001など)
との反応物;エポキシ基含有シランカップリング剤[グ
カシドキシアルキルトリアルコキシシラン(γーグリシ
ドキシプロピルトリメトキシシランなど);グリシドキ
シアルキルアルキルジアルコキシシラン(γーグリシド
キシプロピルメチルジメトキシシランなど)など]とア
ミン類たとえば脂肪族アミン類(エチルアミン、ジエチ
ルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチ
レンテトラミン、テトラエチレンペンタミンなと)、芳
香族アミン類(アニリン、ジフェニルアミン類)、脂環
式アミン類(シクロペンチルアミン、シクロヘキシルア
ミンなど)、アルカ、ノールアミン類(エタノールアミ
ン類)との反応物など。
イソシアネート有機シランとしてはNGO基とシリル基
を有するものなら特に限定されない。イソシアネートア
ルキルアルコキシシランたとえばて一イソシアネートプ
ロピルトリエトキシシラン、γーイソシアネートプロピ
ルメチルジェトキシシラン、γーイソシアネートプロピ
ルトリメトキシシランγーイソシアネートプロピルメチ
ルジメトキシシランなどが挙げられる。
本発明の組成物は(i)、(i i)、(i自)及び必
要により(iv)の反応生成物を含有する。
(i)、(ii)及び(1目)の反応生成物は(i)、
(ii)及び(iii)のウレタン化反応によって生成
する。反応させる方法としては(i)と(爾)のウレタ
ン化反応の後に(iii)を反応させる方法、(i)、
(i i)及び(iii)を同時に反応させる方法など
があるが、好ましくは(i)、(ii)及び(1西)を
同時に反応させる方法である。
これらの反応に際しくiii)のポリイソシアネートの
NGO基の量と(i)のビニル重合体のNGO基の量と
の合計量は(i i)のポリオールの水酸基の量に対し
てモル比で通常0.25〜2、好ましくは0.5〜1.
5である。
NCO基の量が0.25未満であると得られる塗膜の可
撓性が悪く、また2を越えると未反応NGO基が大過剰
になりポリマー中のシリル基の硬化性を阻害し硬化性が
遅すぎるという問題点が生じる。
(i)のビニル重合体と(iii)のポリイソシアネー
トの量は重量比で通常100:1〜1:2、好ましくは
50:l〜1:1である。ポリイソシアネーI・が10
0:1未満であると硬化塗膜の可撓性が悪くなる。1:
2を越えると得られる硬化性が遅くまた塗膜塗膜の硬度
も低くなり実用が困難となる。
ウレタン化反応において反応温度は通常0〜150°d
、好ましくは25〜90°Cである。
反応は必要によりイソシアネート基に不活性な有機溶剤
の存在下で行うことができる。この不活性溶剤としては
芳香族炭化水素(トルエン、キシレンなど)、ケトン(
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)、
エステル(酢酸エチル、酢酸n−ブチルなと)及びこれ
らの二種以上の混合物が挙げられる。
また必要に応じて触媒例えば金属系触媒(ジブチル錫ジ
ラウレート、スタナス−2−エチルヘキソエート、鉄−
アセチルアセトネートなど)及びアミン系触媒(トリエ
チレンジアミン、N−メチルモルホリンなど)を使用す
ることも出来、その使用量はポリウレタン(またはその
薬剤)に対して通常0゜005〜0.2重量%である。
(i)、(ii)及び(iii)の反応生成物(1)の
主なものとしては、(i)のビニル重合体が(ii)と
(iii)のウレタン結合によって連結されたもの、(
i)のビニル重合体に(ii)と(i i i)のウレ
タンがペンダントに結合したものなどがある。
この反応生成物(1)のウレタンプレポリマーの末端は
0■またはNCO基である。分子量は特に制限されない
が反応生成物(1)の粘度が高くなるとゲル化する可能
性があり粘度は低い方が好ましい。そのためには(i)
のビニル重合体の分子量を下げておくのが好ましい。分
子量は通常1,500〜50.000、好ましくは礼0
00〜30,000である。
この(i)、(ii)、(iii)の反応生成物(1)
は大気中に暴露されると常温で網状組織を形成し硬化す
る。
(i)、(ii)、(iii)及び(iv)の反応生成
物(11)は通常(i)、(ii)及び(i i i)
の反応生成物(1)に(iv)をウレタン化反応させる
ことによって得られる。
例えばNGO基が残存した反応生成物(1)のウレタン
プレポリマーとは(iv)として活性水素含有シランカ
ップリング剤を反応させる。活性水素含有シランカップ
リング剤の量は残pico基の量に対してモル比で通常
0〜2、好ましくは0〜1.2である。モル比が2を越
えるとこれ以上シリンカップリング剤を加えても塗膜物
性は上がらず薬剤が無駄となる。
またOH基が残存した反応生成物(1)のウレタンプレ
ポリマーとは(iv)としてイソシアネート有機シラン
を反応させてもよい。イソシアネート有機シランの量は
残存OH基の量に対してモル比で通常O〜2、好ましく
はO〜1.2である。2を越えるとこれ以上イソシアネ
ート有機シランを加えても塗膜物性は上がらず薬剤が無
駄となる。
ウレタン化反応の条件は(i)、(il)及び(i i
 i)の反応生成物(1)を製造する場合の条件と同じ
でよい。
残存NGO基の量は滴定によって、またNGO基がなく
なる場合の終点は赤外分析(〜2250cnr ’〜)
でNGO基が検出出来なくなる時点でチエツクすること
ができる。
分子量は特に制限されないが生成物の粘度は低い方が好
ましい。分子量は通常2.000〜60,000、好ま
しくは3 、500〜40 、000である。
反応生成物(11)のウレタンプレポリマーの末端はシ
リル基で封鎖されている。この反応生成物(11)は大
気中に暴露されると常温で網状組織を形成し硬化する。
本発明の組成物は必要により硬化触媒、安定剤、溶剤、
充填剤、顔料、添加剤(紫外線吸収剤、耐熱性向上剤、
レベリング剤、たれ防止剤、艶消し剤など)を混入併用
することが可能である。具体的には特開昭58−193
61号公報に記載のものが使用できる。
硬化触媒としては従来からシラノール縮合触媒として使
用されているものでよく、カルボン酸型錫化合物(ジオ
クチル酸錫、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレ
ートなど)、スルフィド型、メルカプチド型などの含硫
黄系有機錫化合物(ジブチル錫スルフィド、ジブチル錫
ジオクチルメルカプチドなど)、酸性リン酸エステル(
モノメチル酸性リン酸エステル、ジメチル酸性リン酸エ
ステル、ジエチル酸性リン酸エステル、モノブチル酸性
リン酸エステルなど)、カルボン酸及びその酸無水物(
アジピン酸、マレイン酸、クエン酸、イタコン酸、コハ
ク酸、フタル酸、トリメリット酸、無水マレイン酸、無
水フタル酸など)、アミノシラン(γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シランなと)、アミン及びその塩(トリエチルアミン、
ジブチルアミン−2−ヘキソエート、環式アミジン及び
その塩など)、有機チタネート系化合物〔イソプロピル
トリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリ(
ジオクチルピロホスフェート)チタネート、テトライソ
プロビルジ(ラウリルホスファイト)チタネートなど〕
その他特開昭58−19361号公報に23一 記載の硬化触媒が挙げられる。これらの触媒は単独でも
2種以上を混合して使用してもよい。
安定剤としては、加水分解性エステル、アルコールなど
がよく、加水分解性エステルとしてはオルI・ギ酸トリ
アルキル(オルトギ酸I・ジメチル、オルトギ酸トリエ
チルなど)、オルト酢酸トリアルキル(オルト酢酸I・
ジメチルなど)、シラン類(メチルトリメトキシシラン
、テトラメトキシシラン、テトラエI・キシシラン、テ
トラn−ブトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピル!・リメトキシシラン、γ
−グ刀シトキシプロピルトリメトキシシラン、γ−ウレ
イドプロピルトリエトキシシラン、シリケーI・など)
が挙げられる。アルコールとしては、メタノール、エタ
ノール、イソプロパツール、イソブチルアルコール、オ
クチルアルコール、セロソルブなどが挙げられる。
溶剤としては、シリル基含有重合体を合成する際の溶剤
と同じでよく、シリル基含有重合体に対して不活性なも
のが用いられる。更に溶剤で希釈することも可能である
また充填剤及び顔料としては、体質顔料(炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク、ケイ酸アルミ、アエロジルなど
)、無機顔料(酸化チタン、酸化鉄、黄鉛、酸化カドミ
ウム、カーボンブラック、アルミ燐片なと)、有機顔料
(アゾ系、アソルーギ系、フタロシアニン系、キナクリ
ドン系、イソインドリノン系の有機顔料など)が挙げら
れる。
また通常用いられる紫外線吸収剤、耐熱性向上剤、レベ
リング剤、たれ防止剤、艶消し剤なども混入可能である
本発明の組成物において、硬化触媒の添加量は反応生成
物(IXll)に対し通常0.001〜20重量%であ
る。
安定剤の量は反応生成物(IXll)に対して通常1〜
30%である。
溶剤の量はシリル基含有重合体に対して通常0〜600
重量%である。
充填剤および顔料の量は、反応生成物(IXll)に対
して通常0〜200重量%である。艶消し剤などの添加
剤の添加量は通常0〜10重量%である。
本発明の組成物には下地への接着性を付与するためにエ
ポキシ系シランカップリング剤たとえばグリシドキシア
ルキルトリアルコキシシラン(γ−グリシドキシプロピ
ルI・リメトキシシランなど)、グ刀シトキシアルキル
アルキルジメトキシシラン(γ−グリシドキシプロビル
メチルジメトキシシランなど) 、ecH2c112s
i(QC)13)3など安定剤としても添加されるもの
を配合してもよい。
同様な目的で有機チタネート例えばT i (0−CI
 7835)4、Ti(0−i−C311v)2[0C
(CH3)ltcOct(3] 2、T i (0−n
(、+l19)2[0C2tl+N(C21171O1
1)2] 2、チタニウム−1−プロポキシオクヂレン
グリコレーI・、i−プロポキシチタントリー1−ステ
アレーI・、(エチレングリコラート)チタンビス(ジ
オクチルフォスフェート) 、n−ことができるものを
配合しても効果がある。
エポキシ系シランカップリング剤の量はシリル26一 基含有重合体に対して通常0.5〜10重量%である。
本発明の組成物の組成は例えば以下のようである(重量
%)。
有機チタネートの量はシリル基含有重合体に対して通常
0.5〜10重量%である。
反応生成物    : 通常 100〜10%顔料  
     :  〃  0〜50%溶剤       
:  〃  0〜90%その他の固形分  :  〃 
 0〜90%本発明の組成物は反応生成物、その他の成
分を通常の攪 だけによる混合でもよいし、混合装置(
ボールミル、ニーダ−、サンドグラインダー、ロールミ
ル、フラットストンミルなど)を用いて分散、混合する
ことによっても得る事も出来る。
本発明の組成物は可撓性が良いので木工用(木質やテー
ブル、イス、タンスなどの家具や床など)として最適で
あるが、基材表面への密着性が優れた樹脂であることか
ら無機質(ガラス、鉄板、ブリキ板、トタン板、アルミ
板、瓦、スレート板、セラミックなど)、有機質(プラ
スチック、紙、各種塗料組成物の塗膜など)などにも適
用することが出来る。
また現行の塗料、コーテイング材、プライマー、接着剤
として用いられている種々の樹脂とブレンドすることが
可能である。
本発明の組成物の塗布量は通常10〜800g/lr+
″、好ましくは50〜500g/lr+’である。
本発明の組成物の塗装方法としては、たとえば刷毛塗り
、ロール塗り、スプレー塗り、流し塗りまたは浸漬法な
どの方法が挙げられ、特に限定されない。
硬化は室温および加熱(例えば150°Cくらいまで)
により可能である。室温では例えばタックフリーでIO
分〜6時間、完全硬化は3日〜1週間である。加熱では
もう少し短く例えば150°Cで1〜数時間である。
〔実施例〕
以下製造例、比較製造例及び実施例により本発明を更に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
製造例1 キシレン 45g及び酢酸n−ブチル45gを300m
1の四つロコルベンに仕込み、攪押しながら90°Cに
加熱した。スチレン15g、メタクリル酸メチル47g
、メタクリル酸2−イソシアネートエチル6g、アクリ
ル酸n−ブチル 13g1 γ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン158、n−ラウリルメルカプタ
ン2g及びアゾビスイソブチロニトリル(以下AIBN
という)  3gの混合溶液を3時間かけて滴下した。
2時間同温度で反応させた後、AIBNo、3gを追加
し、更に2時間反応させた。温度を70℃に下げ、イソ
ホロンジイソシアネート5.2g、ビスフェノールAの
プロピレンオキシド付加物(MW600)  20.5
gおよびジブチル錫ジラウレート0.Oigを加え、7
0〜80℃ 、で10時間反応させた。この溶液のNC
O含量は0.33sy七%であった。温度を50°Cま
で下げ?・−アミノプロピルトリメトキシシラン3.1
gを仕込み、同温度で5時間反応させた。赤外吸収スペ
クトルで2250cn+−1のNGOの吸収が消失した
のを確認した。キシレンで固形分濃度50%に調整し、
反応生成物(l 1 )−Aを得た。
製造例2 トルエン45g及び酢酸n−ブチル45gを300m1
の四つロコルベンに仕込み、攪丼しながら90°Cに加
熱した。アクリル酸n−ブチル 25g、メタクリル酸
メチル50g、メタクリル酸2−イソシアネートエチル
5g、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
10g、 n−ラウリルメルカプタン2g及びAIBN
3gの混合溶液を3時間かけて滴下した。2時間同温度
で反応させた後、AIBNo、3gを追加し、更に2時
間反応させた。温度を70°Cに下げ、ポリプロピレン
グリコール(MW400) 19.5g、ヘキサメチレ
ンジイソシアネー1−8.2g及びジブチル錫ジラウレ
ート0.01gを加え、70〜80°Cで8時間反応さ
せた。この溶液のNGO含量は0.62wt%であった
。温度を50℃まで下げγ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン5.8gを仕込み、同温度で5時間反応させた
。赤外吸収スペクトルで2250cF ’のNGOの吸
収が消失したのを確認した。キシレンで固形分濃度50
%に調整し、反応生成物(I + )−8を得た。
製造例3 た。スチレン 10g、メタクリル酸メチル45g、メ
タクリル酸2−イソシアネートエチル5g、7・−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン20g、 n−
ラウリルメルカプタン2g及びAIBN  3gの混合
溶液を3時間かけて滴下した。2時間同温度で反応させ
た後、A113N0.3gを追加し、更に2時間反応さ
せた。
温度を70°Cに下げ、テトラメトキシシラン2og、
 l・リレンジイソシアネー)  13.9g、ポリカ
プロラクトンジオール(MW523)  37.3g及
びジブチル錫ジラウレート0.01gを加え、70〜8
0°Cで7時間反応させた。この溶液のNGO含量は0
.76wt%であった。更に温度を50°Cまて下げγ
−アミノプロピルトリメI・キシシラン8.5gを仕込
み、同温度で5時間反応させた。
赤外吸収スペクトルで2250cm−’のNGOの吸収
が消失したのを確認した。キシレンで固形分濃度50%
に調整し、反応生成物(11)−Cを得た。
製造例4 キシレン 45g及び酢酸n−ブチル45.gを300
m lの四つロコルベンに仕込み攪井しながら90°C
に加熱した。スチレン 10g、メタクリル酸メチル5
0g、メタクリル酸2−イソシアネートエチル3g、γ
−メタクリロギシブロピルトリメトキシシラン8g、計
ラウリルメルカプタン2g及びAIBN  3gの混合
溶液を3時間かげて滴下した。2時間同温度で反応させ
た後、AIBNo、3gを追加し、更に2時間反応させ
た。温度を70℃に下げ、トリレンジイソシアネート 
6゜9g、ポリプロピレングリコール(聞400)  
24.4gとジブチル錫ジラウレー) 0.01gを加
え、70〜80°Cで6時間反応させた。赤外吸収スペ
クトルで2250co+−!のNCOの吸収が消失した
のを確認した。
更にγ−イソシアネートプロピルI・リメトキシシラン
 5.9gを仕込み、同温度で5時間反応させた。
赤外吸収スペクトルで2250c■−’のNGOの吸収
が消失したのを確認した。キシレンで固形分濃度50%
に調整し、反応生成物(11)−Dを得た。
比較製造例1 90℃に加熱したキシレン 90g中に、スチレン10
g、メタクリル酸メチル45g、アクリル酸n−ブチル
 20g、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 5g、
7・−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン20
g、 n−ラウリルメルカプタン2g及びAIBN  
3gの混合溶液を3時間かけて滴下した。2時間同温度
で反応させた後、Al8NO,3gを追加し、更に2時
間反応させた。キシレンで固形分)開度50%に調整し
、反応生成物 △ を得た。
比較製造例2 90°Cに加熱したキシレン 90g中に、スチレン8
g、メタクリル酸2−イソシアネートエチル 38、ア
クリル酸11−ブチル 29g、メタクリル酸メチル5
0g、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
8g、 AIBN  1.5gの混合溶液を3時間かけ
て滴下した。
2時間同温度で反応させた後、AIBNo、3gを追加
し、更に2時間反応させた。キシレンで固形分濃度50
%に調整し、反応生成物 B を得た。
比較製造例 3 ポリプロピレングリコール(トIW400) 50g、
 ]□ルエン68g、及びジブチル錫ジラウレ−1□0
.01g  を四つロコルベンに仕込み、70−80°
Cに加熱し、イソホロンジ、イソシアネート37.0g
を滴下した。同温度で4時間反応するとNGO含量が2
.2wt%になった。
温度を50°C以下に下げ、γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン 15.0gを投入して1時間反応させた
赤外吸収スペクトルの2250cnr ’にNCO基の
吸収が無くなったことを確認した。トルエンで固形分濃
度50%に調整し反応生成物 Cを得た。
実施例1〜4及び比較例1〜4 製造例1〜4及び比較製造例1〜3で得られた反応生成
物(11)−Δ〜Dと A、 B、 C及び市販品を用
い、触媒としてジブチル錫ジラウレートを1%配合(市
販品の場合は市販の硬化剤を使用)した。塗装後の硬化
塗膜の硬度、密着性、耐衝撃性及び耐屈曲性を測定した
。その結果を表−1に示す。本発明の硬化性組成物は硬
度を下げずに可撓性の良好な塗膜になることが判る。
表−1 市販品;市販アクリルシリコン塗料 (処理方法) 反応生成物(表−Iでベースと記載)100部に触媒(
ジブチル錫ジラウレート)1部配合したもの(市販品に
は市販の硬化剤を使用)をシンナーで希釈し、トタン板
に2液アクリルウレタンを50μ程度に塗装した基板に
膜厚50μになる様にコーティングした。これを室温下
、1週間放置したものの物性を測定した。
(試験方法) 試A (鉛筆硬度) 硬度の異なる鉛筆で塗膜をこすり傷が付かない最高硬度
の鉛筆の硬度を示した。
試B (密着性) 基盤目のクロスカットセロテープ剥離、2mm角、25
個 試C(耐衝撃性) デュポン式衝撃試験機を使用し、径17′2インチの錘
上に300gの荷重を載せ、塗膜上に落下させた時、塗
膜割れを生じない落下高さをcmで表した。
試D (耐屈曲性) JISK5400に準じて行った。
○;塗膜の割れ・剥がれ無し。
×°〃   ・ 〃を生じた。
〔発明の効果〕
本発明の組成物は下記の効果を奏する。
(1)従来のシリル基含有の湿気硬化型組成物は硬度を
大きくすると可撓性が不良になり、可撓性を良好にする
ためには硬度を下げなければならなかったが、木発明の
硬化性組成物は硬度を下げずに可撓性が改善されたもの
である。
(2)常温硬化型であり室温での硬化が可能である。
(3)得られた塗膜は光沢、耐候性、耐水性、耐熱性、
耐溶剤性、密着性などに優れている。
上記効果を奏することから木発明の組成物は種種の無機
物及び有機物の表面に対する塗料、コーテイング材、ブ
ライマー、接着剤、シーリング材などとして有用である
。特に低唱硬化性、可視性、耐候性などが良好な点から
自動車補修用塗料、側チッピング用塗料、木工用塗料な
どに適している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)重合体の重量に基づいて、5〜80%の一般
    式▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、Rは炭素数1〜12のアルキル基またはアリー
    ル基、R’はハロゲン、アルコキシ基、アシロキシ基、
    アミド基、アミノキシ基、アルケニルオキシ基、アミノ
    基、オキシム基またはチオアルコキシ基、pは0〜2の
    整数、R”は二重結合を有する炭化水素基、Zは2価の
    有機基または直接結合を表す。〕で示される単量体(a
    )の単位、0.5〜20%のイソシアネート基含有単量
    体(b)の単位及び必要により0〜94.5%のその他
    の重合性単量体(c)の単位を構成単位とするシリル基
    及びイソシアネート基含有ビニル重合体、 (ii)ポリオール (iii)ポリイソシアネート及び必要により(iv)
    活性水素含有シランカップリング剤又はイソシアネート
    有機シラン の反応生成物を含有することを特徴とする硬化性組成物
    。 2、反応生成物が(i)、(ii)及び(iii)を反
    応させて得られるものである特許請求の範囲第1項記載
    の硬化性組成物。 3、反応生成物が(i)、(ii)及び(iii)の反
    応生成物と(iv)を反応させて得られるものである特
    許請求の範囲第1項記載の硬化性組成物。
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