JPH01147561A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH01147561A
JPH01147561A JP62305796A JP30579687A JPH01147561A JP H01147561 A JPH01147561 A JP H01147561A JP 62305796 A JP62305796 A JP 62305796A JP 30579687 A JP30579687 A JP 30579687A JP H01147561 A JPH01147561 A JP H01147561A
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Tsutomu Furusawa
務 古澤
Masaaki Nishi
昌章 西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は画像の編集機能をもった複写機等の画像編集装
置に係わり、詳細にはポインティング・デバイスを用い
て編集領域の入力や訂正を行うことのできる画像編集装
置に関する。
「従来の技術」 複写機を例にとって説明すると、近年、その機能を高度
化させた製品の開発が活発に行われている。例えば原稿
の複写倍率についてみると、等倍の複写だけを行う複写
機の他に幾種類かの倍率を選択できるものが登場し、更
に連続的に倍率を変化できる複写機も登場している。現
像についてみても、1種類のトナーを用いていわゆる白
黒で画像の再現を行う複写機の他に、2種類以上のトナ
ーを用いて多色記録や記録を行う色を選択することので
きる複写機が登場している。原稿の取り扱いについて見
てみると、原稿を自動的に取り替える装置の付いた複写
機が登場したり、製本原稿の見開き2ページを原稿自体
を動かさずに1ページずつ順に複写していく複写機も登
場している。
更に最近では、画像編集を行うことのできる複写機も各
種登場している。このような複写機は、一般に原稿のト
リミングや、画情報の一部削除あるいは移動等の作業を
行うことができる。画情報の処理を行う領域の指定は、
エディタを用いる方法や原稿上に特殊なカラーでマーキ
ングを行う方法、プラテンガラス上に光や圧力を与えて
位置を入力する方法等各種の方法が提案されている。画
情報の処理を行う領域の数は、1つの原稿に複数設定す
ることができるようになっているのが多い。
これは、例えば1つの原稿のある部分を赤色でマーキン
グし、他のある部分にアンダーラインを付けたり一部の
画情報を削除する等の複雑な編集を行う場合には、原稿
上でいくつもの領域を指定する必要があるからである。
このように複数の領域を指定する場合には、−般に次の
ような手順で行っている。
■画像編集装置を第1の領域を指定するためのモードに
設定する。
■第1の領域を特定するために必要な複数の点について
座標入力を行う。
例えば3角形の領域を指定する場合には、3点の座標入
力が必要であり、5角形の領域の場合には5点の座標入
力が必要である。4角形の場合には原則として4点の座
標入力が必要であるが、正方形または長方形を指定する
場合には、対角線上の2点を指定することで可能となる
■第1の領域の指定を終了するためのボタンを押す。あ
るいはこの第1の領域に関するデータの登録作業を行う
■第2の領域を特定するために必要な複数の点について
座標入力を行う。
■以下同様にして、領域の数だけ座標入力が終了したら
、領域指定のためのモードを解除する。
領域の指定に必要な各点の入力方法には、それらの点を
表わす数値を入力する方法と、それらの点を原稿上ある
いは原稿に対応した面上で直接指定する方法とがある。
前者の方法では、例えばX座標およびY座標の数値をテ
ンキーを用いて順に入力することになる。また後者の方
法では例えばエディタパッド上に原稿を載置して、各点
を順にペン等で押圧し、装置側で座標データに変換させ
ることになる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、テンキーを用いた場合には当然ながらX座標
やY座標等の数値を指定して座標データの入力を行うこ
とになる。従って入力する数値と2次元平面上での位置
の対応が採りにくい。この点、エディタパッド等のポイ
ンティング・デバイスを用いた位置指定方法では、例え
ば原稿をエディタパッド上に載置して所望の位置をペン
等で直接指定するので、各点の指定は極めて容易である
ところがこのようにポインティング・デバイスを用いた
方法では、指定した点を基にして画像の編集を行った結
果として領域を微妙に変更する場合等では、ペン等の指
定場所を微妙に変化させようとしてもそれが困難であっ
た。すなわち、先の領域指定作業で編集の対象となる原
稿のどの位置をペン等で指定したかは修正時に正確には
覚えていないのが通常であり、目見光で該当の点を再入
力しては、実際に記録部を作動させて画像の確認を繰り
返すという作業方法が採られていた。
そこで本発明の目的は、エディタパッド等のポインティ
ング・デバイスを用いた場合であっても座標データの修
正を簡単に行うことのできる画像編集装置を提供するこ
とある。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、画像編集を行う際の領域を特定する各点を
2次元平面上で逐次指定することによりこれらの点の座
標データを入力するポインティング・デバイス11と、
このポインティング・デバイス11から入力された座標
データを登録する座標データ登録手段12と、この座標
データ登録手段12に登録された座標データをポインテ
ィング・デバイス11を用いて修正する座標データ修正
手段13と、この座、環データ修正手段13の修正する
座標データを数値で表示する数値表示部14とを画像編
集装置に具備させる。
ここでポインティング・デバイス11は、原稿上におけ
る各点をペンで押圧することによって指定するエディタ
パッドであってもよく、もちろん、マウスやライトペン
等の他の手段が用いられてもよい。
座標データ修正手段13は、数値表示部14に表示され
た座標データの数1直を変更するためのテンキー(数値
キー)を備えていてもよい。テンキーが備えられていれ
ば、座標データを細かく加減するときに大変便利である
また、座標データ登録手段12は、ポインティング・デ
バイス11以外の入力手段により入力された座標データ
の登録を行ってもよい。このようなものとしては、例え
ばfi f[で入力するためのテンキーや、すでに座標
データを調整したICカードが代表的である。
本発明の画像編集装置は数値表示部14を備えるが、座
標データによって表わされる図形を表示するための図形
表示部を具備してもよく、これにより図形の入力や修正
が一眉便利となる。
このように本発明によれば、エディタパッド等のポイン
ティング・デバイスからのデータ入力に対してもそれを
数値に換算して表示できるようにしたので、座標データ
の修正が簡単となる。
「実施例」 以下本発明を複写機に適用した実施例について詳細に説
明する。
目次 まず、この実施例の内容についての目次を表示する。
(1)複写機のシステム構成 (2)装置の構成の一例 (3)装置の回路構成 (4)複写機の具体的な回路構成 (4−1)感光体ドラムの周辺 ’(4−2)現像装置の切換機構 (4−3)光学系 (4−4)定着装置 (4−5)コンソールの制御 (4−6>ピリングカウンタ (4−7)電源 (4−8)搬送系 (4−9)DADF (4−10)ソータ (4−11)中間トレイ (4−12)エディタパッド (4−13>大容量トレイ (5)画像の編集 (5−1)編集の種類 (5−2)編集モードの設定、解除 (5−3)テンキーによる変換モードの操作(5−4)
テンキーによる分割モードの操作(5−5)テンキーに
よる合成モードの操作(5−6)テンキーを用いた入力
点の操作(5−7)テンキーの場合の入力点の修正(5
−8>エディタパッドを用いた操作(5−9)エディタ
パッドを用いた入力点の操作 (5−10)エディタパッドによる入力点の修正 (5−11)テンキーとエディタパッドの関係 (6)画像の修正 (6−1>修正モードの設定、解除 (6−2)修正モードの種類 (6−3)修正作業の例 (6−4)座標データ記憶領域 (7)編集データの転送と画像の作成 (7−1)データの大容量転送 (7−2)ICカード装置の構成 (7−3)データの流れ (7−4)インターイメージランプの制御(7−5)編
集処理の概要 (1)複写機のシステム構成 第2図は本発明の一実施例における複写機のシステム構
成を表わしたものである。
この図に示すように本実施例の複写機は、最も基本的な
構成としてのベースマシン21に所望の付加装置を取り
つけて機能アップを図ることができるようになっている
。ここでベースマシンとは、1段の供給トレイとマニュ
アルフィード用のトレイを備え、プラテンガラス上に原
稿をマニユアルでセットしてコピーをとることのできる
装置である。このベースマシンには、次のような付加装
置を取りつけることができる。
(1)ICカード装置22; ICカード装置22は記憶媒体としてのICカードを用
いて必要なデータをベースマシン21に供給したり、反
対にベースマシン21からICカードにデータを書き込
むときに使用する装置である。このICカード装置22
は後に具体的に説明するようにICカード表面に配置さ
れた端子と接続してデータの授受や電源の供給を行う部
分であり、この装置から入力されたデータは後に説明す
るインターフェイスポードで処理された後、ベースマシ
ン21のメイン基板に送られることになる。
後に説明するエディタパッドを用いてデータ(座標デー
タ)の入力を行う場合には、ICカード装置22を介し
てそのインターフェイスポードにエディタパッドを接続
して入力作業を行う。インターフェイスポードはICカ
ード装置22とエディタパッドの制御を択一的に行うよ
うになっており、両者を同時に使用してデータの入力を
行うことはできない。
なお、本実施例のICカード装置22に使用するICカ
ードはISOタイプのインターフェイスを持ち、メモリ
容量は32キロバイトである。
ICカードを使用することにより、複雑な記録条件を幾
通りもカードに格納することができ、複写機の自動化お
よび多機能化に充分対処することができる。例えば部課
別や個人単位で、ICカードを用意することで、複雑な
機能を有する複写機であってもこれらの所有者に合った
操作方法を実現することができ、だれもが簡単に、また
間違いなく複写機を操作することができるようになる。
また、この実施例の装置ではカード類の読取装置として
ICカード用の装置を使用しているが、必要に応じて磁
気カード用の読取装置が用意されてもよいし、他のカー
ド類に対する読取装置が用意されていてもよい。
(2)ΔDF23およびDADF24;ADF23は原
稿自動送り装置と通常称されているもので、原稿を1枚
ずつベースマシン21のプラテンガラス上に送り込み、
露光終了後にこれを排出するものである。原稿に対する
露光は定められた一方の面に対してのみ行われる。これ
に対してDADF 24はデニプレックス用、すなわち
両面コピー用の原稿自動送り装置である。
DADF24では原稿の一方の面がプラテンガラスに向
き合うような状態でこれを搬送して第1回目の露光を行
う。そして露光終了後の原稿をDADF24のトレイに
戻す際にその表裏を逆転させる。これによりこの原稿が
再度送り出された場合には先の露光面と逆の面が露光さ
れることになる。ベースマシン21は後に説明する付加
装置を用いた状態でコピー用紙の表裏別々にコピーを行
うことができるようになっている。
本実施例の複写機ではADF23およびDADF 24
を使用可能とすることで、両面原稿や両面コピー等のよ
うな色々な組み合わせによるコピー作業を自動的に行う
ことができる。
なお、ADF23は従来から複写機に用いられている原
稿自動送り装置と基本的に同じ構造であるが、本実施例
の装置の場合には原稿の挿入方向を向かって左側からと
し、ベースマシン21からはみ出ないような形となって
いる。
(3)通常のプラテン25およびエディタパッド付きプ
ラテン26: エデイタパツド付きプラテン26は、原稿の編集用にエ
ディタパッドと呼ばれる座標入力装置をプラテン上に配
置した構造のものである。通常のプラテン25はこのよ
うな機構を備えていない。
(4)コンソールパネル; コンソールパネルにはバッタリットタイプ27のものと
メツセージ表示付き28のものとがある。
ここでバッタリットタイプのコンソールパネル27は、
予め所定の位置に固定されたメツセージが配置された表
示板を背後からランプ等で選択的に照明してその部分を
読めるようにしたものである。
本実施例で採用されているメツセージ表示付きのコンソ
ールパネル28は、液晶表示素子から構成されており、
表示面積を大きくすることなく色々なメツセージを随時
表示することができるという長所がある。いずれのコン
ソールパネルを採用するかは、複写機のシステム構成の
複雑さや操作性等を考慮して、複写機ごとに決定される
(5)供給トレイの追加; これ・には、次のような代表的な形態がある。すなわち
本実施例では特開昭57−77140号で提案されてい
るような単に大容量トレイ(HCF)の追加ばかりでな
く、顧客のニーズにより適合した供給トレイの組み合わ
せを実現している。このような供給トレイの組み合わせ
は、例えば本出願人の出願による実願昭61−0810
16号の「多段給紙複写機」にも詳細に開示されている
(a)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
; これら2つの供給トレイを追加することにより、最大3
種類のサイズのコピー用紙をベースマシン21に対して
送り出すことができる。
(b)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33゜ここで中間トレイ33とは、用紙の
1つの面に複数回のコピーを行ったり、2つの面に交互
にコピーを行う場合にコピー済の用紙を一時的に収容す
るトレイである。
(C)第2、第3の供給トレイ31−2.31−3と中
間トレイ33および第4、第5の供給トレイ31−4.
31−5゜ (d)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33および大容量トレイ36゜ ココで大容量トレイ36とは、数十枚のコピー用紙を収
容することのできる供給トレイである。
(5)排出されたコピー用紙の収容装置。
コピー用紙は排出トレイ37に通常収容されるが、この
システムでは10ビンのソーク38と20ビンのソータ
39を用意している。従ってこれらソータの一方をセッ
トすることにより最大10または20の配付先別にコピ
ーをソーティングすることができる。
以上のようにこの複写機システムではベースマシン21
に各種付加装置を選択的に取りつけることができるので
、使用者に最も合った複写機を提供することができる。
しかも、その顧客の事務形態の変化に応じて複写機の機
能アップを図ることもできる。
例えば原稿を拡大したり縮小してコピーをとる必要のな
い顧客や、コピー量が少ない顧客は、ベースマシン21
単体を購入することが適切な場合が多い。これに対して
、多量のコピーをとる顧客や複雑なコピー作業を要求す
る顧客にとっては中間トレイ33や大容量トレイ36が
必要とされる場合が多い。このような各種要求を実現す
る手段として、この複写機システムではそれぞれの付加
装置を簡単に取りつけたり取り外すことができる構造と
し、また付加装置の幾つかについては独立したcpu 
<中央処理装置)を用意して複数のCpUによる分散制
御を行うことにしている。このことは、単に顧客の希望
する製品が容易に得られるという利点があるばかりでな
く、新たな付加装置の取り付けの可能性は顧客に対して
新たなコピー作業の可能性を教示することになり、オフ
ィスの事務処理の進化を推進させるという点でこの複写
機システムの購入に大きな魅力を与えることになる。
(2)装置の構成の一例 第3図は以上説明した実施例の複写機のシステム構成の
一例を表わした外観図である。
この実施例の複写機では、ベースマシン21の上にDA
DF24が取りつけられており、その上面後方にはIC
カード装置22が配置されている。
ベースマシン21の上面手前にはメツセージ表示付きの
コンソールパネル28が配置されている。
また図では現われていないが装置右側部には手差しドレ
イ41が取りつけられており、左側部には10ビンのソ
ータ38が取りつけられている。手差しトレイ41はマ
ニュアルフィード用のものであるが、複数枚の用紙を同
時にセットし順次給送することができるようになってい
る。
ベースマシン21にはその基本構成として第1の供給ト
レイ31−1が取りつけられていることはすでに説明し
た。この実施例の複写機では、その下に第2および第3
の供給トレイ31−2.31−3が配置されており、中
間トレイ33を挟んで第4ちよび第5の供給トレイ31
−4.31−5が配置されている。これら供給トレイ3
1−1〜31−4および中間トレイ33は共に前面に引
き出せるようになっており、操作性の向上と複写機の配
置スペースの節約が図られている。
また、ADF (原稿自動送り装置)や給紙トレイが出
っ張らないスッキリとしたデザインの複写機が実現され
ている。
第4図はこの複写機の概略を表わしたものである。ベー
スマシン21内には感光体ドラム51が配置されている
。感光体ドラム51はチャージコロトロン(帯電器)5
2によって一様に帯電されるようになっている。感光体
ドラム51は図で矢印53方向に定速回転を行うように
なっており、帯電されたドラム表面は露光箇所54にお
いて露光される。ここで露光箇所54には、ベースマシ
ン21の上面に配置されたプラテンガラス55上に載置
された図示しない原稿の光像が入射されるようになって
いる。このために、露光ランプ56と、これによって照
明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー57お
よび光学レンズ58とが配置されており、このうち所定
のものは原稿の読み取りのためにスキマンされるように
なっている。
さて、露光箇所54でスリット状に露光さた画情報によ
って感光体ドラム51上には原稿に対応した静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像装置59によって現
像され、トナー像が作成される。トナー像は感光体ドラ
ム51の回転と共に移動しトランスファコロトロン(転
写器)50の近傍を通過する。
一方、ベースマシン21に配置されている第1の供給ト
レイ31−1に収容されているコピー用紙60あるいは
手差しトレイ41に沿って手差しで送り込まれるコピー
用紙60は、送りロール61−1あるいは63によって
送り出され、搬送ロール69に案内されて感光体ドラム
51とトランスファコロトロン50の間を通過する。こ
のとき、トナー像がコピー用紙上58に転写されること
になる。転写後のコピー用紙60は、ヒートロール66
およびプレッシャロール67の間を通過して熱定着され
る。そして、搬送ロール68.68の間を通過して図示
しない排出トレイ上に排出されることになる。
なお、この実施例ではベースマシン21にDADF24
を取りつけている。従って原稿の両面を順にプラテンガ
ラス55上に載置することも可能である。この場合には
、DADF24の原稿収容部に積層された原稿のまず片
面がプラテンガラス55の上面にセットされる。そして
、複写が終了した時点で原稿が表裏逆の状態で原稿収容
部に再セットされ、この後にプラテンガラス55上に再
度送り込まれることになる。
また、この実施例の複写機ではベースマシン21の下に
5つのトレイ31−2〜31−5.33を取りつけたが
、この代わりに単にキャビネットを配置し消耗品の収納
等にあてることもてきる。更に、ベースマシン21の構
成のままでこの複写機をデスクトップの複写機として机
上に載置することも可能である。もちろん、第1の供給
トレイ31−1の下に第2の供給トレイ31−2のみを
取り付け、この構成の複写機を同様に机上に載置するこ
とも可能である。
第5図はこの複写機のコンソールパネルの一例を表わし
たものである。本出願人が以下に述べていく表示制御技
術の詳細は、実願昭61−130320号の「表示装置
」や実願昭61−066170号の「文字表示装置」等
で詳細に開示している。例えば実願昭61−13032
0号には、複写機にドツトパターンによるグラフィック
表示領域を設けることが開示されており、このグラフィ
ック表示領域を利用して各種表示を行うことができるこ
とが示唆されている。例えば原稿の部分複写や画像の移
動・削除等を行うことのできる複写機では、プラテン上
に原稿を載置した状態でイメージセンサで対象となる領
域の画像を読み取り、その輪郭等をグラフィック表示領
域に表示させることが示唆されており、これによる領域
設定の誤りや操作ミスの発生が防止できるとされている
コンソールパネルは複数の形態を採りうるが、先に説明
したように本実施例の複写機ではメツセージ表示付きの
コンソールパネル28を使用する。
さて、コンソールパネル28にはその上部にメニュー表
示板71が配置されており、それぞれのパネル部分74
〜79の内容が文字で表示されている。このうちソータ
用パネル74には1つのスイッチ81と2つの表示ラン
プ82が配置されており、ソータが接続された場合にお
けるソーティングのモードを選択することができるよう
になっている。ソーティングのモードには、コピー用紙
を順に堆積するためのスタックモードと、ソータの各ビ
ンにコピー用紙を仕分けするための丁合モードとがある
次の機能選択用パネル75には(i)画像の編集、また
は修正・確認を行うためのスイッチ83、(ii )ジ
ョブメモリに記憶させるためのスイッチ84、(iii
 )その他いろいろな複写形態をとるためのスイッチ8
5および(iv )両面コピーをとるためのスイッチ8
6と、これらのスイッチの選択の有無を表示するための
表示ランプ82が配置されている。ここで、(i ) 
編集とはエディタ等を用いて編集のためのデータを入力
するための機能であり、修正・確認とは入力データを後
述する液晶表示部に表示して確認したり、データの入れ
替えを行う機能をいう。また、(ii )ここで使用さ
れるメモリは電池によってバックアップされたランダム
・アクセス・メモリから構成される不揮発性メモリであ
る。もちろん、ICカード、磁気カード、フロッピーデ
ィスク等の他の記憶媒体も不揮発性メモリとして使用す
ることができる。この複写機ではオペレータによるコン
ソールパネル28の操作の負担を軽減するために、画像
の濃度や倍率の設定等をプリセットすることかできるよ
うになっており、このプリセットされた値を不揮発性メ
モリに記憶するようになっている。(iii )スイッ
チ85を押すと、このコンソールパネル28の表示パネ
ル79に文字情報が表示され“その他”の機能のうち所
望の機能を選択することができるようになっている。
ここでいう“その他”の機能には、例えば(イ)ページ
連写機能、(ロ)わく消し機能、(ハ)とじしろ機能が
ある。このうち(イ)ページ速写機能とは、製本原稿の
ように2ページに跨がった原稿を見開きの状態で1ペー
ジずつに2分割して順にコピーする機能である。また(
口)わく消し機能とは、原稿の周辺部分の画情報につい
てはコピーを行わず、あたかも画情報の周辺に“枠”を
設定したようにする機能である。(ハ)とじしろ機能と
は、コピーの右端部または左端部に“綴代”を設定する
機能である。綴代は所望の長さに設定することができ、
その数値はテンキー80から入力したり、表示パネル7
9上にこの時点で表示された数値から選択することがで
きる。
(iv )最後に両面コピーとは、コピー用紙の両面に
コピーをとる機能である。両面コピーをとる場合には、
最初の面にコピーが行われたコピー用紙60が第4図に
示す中間トレイ33にまず収容される。次にこの中間ト
レイ33からコピー用紙60が再び送り出され、コピー
の行われなかった面にコピーが行われる。なお、この複
写機では次に説明する単色カラー複写の場合等には1つ
の面に2度コピーを行うことになる。この場合には、中
間トレイ33に収容されるコピー用紙の表裏が両面コピ
ーの場合と逆になるような工夫が行われている。
第5図のメニュー表示板71に“単色カラー強調′”と
表示された部分の下側に設けられた単色カラー強調用パ
ネル76の一番上にはカラー現像剤の種類(色)を示す
表示ランプ87が4個配置されている。この複写機では
カラー現像剤を赤色、青色等の4色のうちから1色セッ
トあるいは複数色セットすることができるので、現在セ
ットされているカラーに該当するランプを点灯させるよ
うにしている。
単色カラー強調用パネル76の残りの部分には、4つの
スイッチ88〜91とこれらのスイッチ88〜91のい
ずれが設定されたかの表示を行うための表示ランプ82
が配置されている。このうち(i)マーキングカラース
イッチ88は、マーキングカラーを行う際に使用するス
イッチである。
このスイッチ88を押してマーキングを行う領域を指定
すると、−例としてはその部分にカラーの薄い色が重ね
られて記録が行われ、あたかもマーキングが行われたよ
うな効果を得ることができる。
(ii )速写カラー合成スイッチ90は、コピーの所
定の領域にカラー1色を記録する場合に用いられる。例
えばプラテンガラス55(第4図参照)の右側にカラー
で表現すべき図形を置き、左側に原稿を置いてコピーを
とると、原稿の画情報が黒色でコピーされ、その上にカ
ラー1色でその図形が描かれることになる。このとき、
指定する図形を網点て形成しておけば、網点の再生によ
って所定の濃度に調整されたカラー図形がコピー用紙の
所定の領域に記録される。この他、商品の名称や絵柄を
プラテンガラス55の一方に配置し、他方にその商品の
売り出し価格を書いた用紙を配置してその時々の価格を
簡易に表示するという用い方もある。
(iii )部分カラー変換スイッチ89を選択した場
合には、指定した領域のみカラー1色でコピーが行われ
、残りの部分は黒色でコピーが行われる。
これに対して(iv )単色カラースイッチ91が選択
された場合には、原稿がカラー1色でコピーされること
になる。
メニュー表示板71に“コピー濃度”と表示された部分
の下側に設けられたコピー濃度パネル77には5段階の
コピー濃度のいずれが選択されたかを示す表示ランプ8
2と、これらのコピー濃度の1つを選択するためのシフ
トキー94.95が配置されている。上側のシフトキー
94が押されるとコピー濃度が薄くなる方向で濃度設定
が行われ、下側のシフトキー95が押されるとコピー濃
度が濃くなる方向で濃度設定が行われる。コピー濃度は
、第4図に示した現像装置59の現像バイアスを変化さ
せたり、露光ランプ56(第4図)の光量を変化させた
り、あるいは感光体ドラム51に対するチャージコロト
ロン52による電荷の付与堡を変化させることで調整す
ることができる。本実施例では例えば現像バイアスを1
6段階に調整できるようになっている。
コピー濃度パネル77の下には自動濃度調整スイッチ9
7が配置されている。自動濃度調整スイッチ97を押す
と自動濃度表示ランプ98が点灯して自動濃度調整モー
ドとなる。この自動濃度調整モードでは、原稿のスキャ
ンが行われている際に原稿から反射して感光体ドラム5
1に到達する光の一部がハーフミラ−等によって取り出
され、その光量に応じて現像装置59内の現像電極の電
位が設定されることになっている。
メニュー表示板71に“任意倍率°′等と表示された部
分の下側に設けられた倍率・用紙選択用パネル78には
、その左側に倍率の設定および表示を行う部分が配置さ
れており、右側に用紙の選択を行う部分が配置されてい
る。
倍率の設定および表示を行う部分には、倍率表示部99
が設けられている。この複写機は50%から200%ま
で任意に1%刻みで倍率(線倍率)を設定することがで
き、設定された倍率は倍率表示部99に表示されるよう
になっている。倍率の表示はシフトキー101.102
の操作による任意倍率の設定方法と、予め定められた固
定倍率の選択を行う方法の2種類が存在する。
任意倍率の設定を行う場合には、シフトキー101.1
02の操作を行う。このうち上側のシフトキー101を
押下すると、倍率が1%ずつ増加し、下側のシフトキー
102を押すと1%ずつ減少する。シフトキー101.
102を押し続けると、その間倍率が1%ずつ連続的に
変化する。
固定倍率の選択は固定倍率キー103を押すことによっ
て行う。固定倍率は倍率表示板104に表示されており
、この実施例では141.4%、86.5%、81.6
%、70.7%である。この他、等倍としての100%
を選択することができる。いずれの倍率が選択されたか
は、それらの左隣りに配置された表示ランプ82のいず
れが点灯したかによって知ることができる。
コピー用紙の選択を行う部分には、用紙サイズあるいは
用紙の種類を表示した8種類の表示板105と、これら
のうちの1つを選択するためのシフトキー106.10
7が配置されている。8種類の表示板105の左隣りに
は、いずれの用紙サイズあるいは用紙が選択されたかを
示す表示ランプ82が配置されている。この実施例では
、表示板105には、次の表示が行われるようになって
いる。
(イ)手差しトレイ表示; 手差しトレイ41(第4図)を使用するとき選択する。
従来のこの種の手差しトレイは1枚ずつ手差しを行うの
で、手差しが行われた時点でコピー用紙を手差しトレイ
から優先的に送り出せばよく、手差しトレイ自体をオペ
レータが選択する必要はない。これに対して本実施例の
手差しトレイ41は複数枚のコピー用紙を同時にセット
することができる。従って、コピー用紙のセットをもっ
てその手差しトレイ41からの給送を行わせると、コピ
ー用紙を複数枚セットしている時点でそのフィードが開
始される可能性がある。このような事態を防止するため
に、手差しトレイ41の選択を行わせるようにしたので
ある。
(ロ)A3用紙表示: A3サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ハ)B4用紙表示; B4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ニ)A4用紙表示; A4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ホ)B5用紙表示; B5サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(へ)A4ヨコ用紙表示; A4サイズのコピー用紙を長手方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
())B5ヨコ用紙表示; B5サイズのコピー用紙を長手方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
(チ)標準外周紙表示; 以上以外のサイズのコピー用紙を使用するときに選択す
る。
倍率・用紙選択用パネル78の下方には、自動用紙/倍
率選択スイッチ109が配置されている。
このスイッチ109を押すと、自動用紙/倍率選択スイ
ッチ109が選択され予めセットされた倍率と用紙サイ
ズの組み合わせが選択される。オペレータは倍率・用紙
選択用パネル78における表示ランプ82の点灯状態か
ら所望の組み合わせが選択されたかどうかを知ることが
できる。所望の組み合わせでない場合には、自動用紙/
倍率選択スイッチ109を更に押下して、組み合わせを
変更させることになる。
倍率・用紙選択用パネル78の右側には表示パネル79
が配置されている。表示パネル79には、この複写機の
図柄111と液晶表示部112とが配置されている。図
柄111は供給トレイの選択状態や紙づまりの生じた場
所等をランプの点灯で表示するようになっている。この
実施例の液晶表示部112には、漢字を含んだ文章が表
示できる。
この第5図に示した例では、コピー作業を開始できるこ
とと、設定されたコピー枚数が1枚であることを表わし
ている。またこの実施例の液晶表示部112はカラー表
示用の液晶を使用しており、措定された領域がそれぞれ
指定されたカラーで表示されるようになっている。
表示パネル79の下方には、以下のようなキーまたはボ
タンが配置されている。
(イ)オールクリアボタン114; 複写機を基本状態すなわちコピー用紙6oの選択等のよ
うに初期的に設定される優先モードに戻すためのボタン
である。
(ロ)テンキー80; コピー枚数をセットしたり、複写機の診断を行う際の診
断内容の特定等を行うための数値入力に用いる。
(ハ)割り込みボタン115; 連続コピーを行っているときで、他の緊急コピーをとる
必要があるときに使用される。割り込みの処理が終了し
た際に元のコピー作業に戻すための割り込みの解除にも
用いられる。
(ニ)ストップクリアボタン116; コピー作業を途中で停止するときや、コピー枚数の設定
時やソータのビンの設定時のクリアボタンとして作用す
る。
(ホ)スタートポクン117: コピー作業を開始させるためのキーである。
くべ)選択キー118; 表示されたメツセージに対してカーソルを動かすための
キー、すなわちカーソルキーである。
(ト)設定キー119; カーソルで指定された場所に設定するためのキー(リタ
ーンキー)である。
以上説明したように本実施例のコンソールパネルは例え
ば用紙の選択やコピー濃度の設定といった基本操作のエ
リアと、例えば機能選択や単色カラー強調といった応用
操作のエリアを完全に分離した配置となっている。これ
に加えて液晶表示部112に漢字カナ混じり文を表示し
て応用操作の補助を行うことで、パネル操作における間
違いの発生を可能な限り低下させている。
(3)装置の回路構成 第6図はこの複写機(第2図)の回路構成の概要を表わ
したものである。
図のようにメインCPU121を中心としたシリアル通
信を用いた分散CPUアーキテクチャを採用している。
これは、コントローラのH適な配置を可能とし、最適な
コストパーフォーマンスを提供するためである。更に複
写機の製品開発の面より見ると、モジニール設計による
ソフトウェアの開発の短縮化や効率化、ワイヤハーネス
等の簡略化、低コスト化、トラブルの処理の容易化等が
期待できる。
また、複数のCPUによる処理の分散化によって処理効
率がアップするので、例えば高価な16ビツトCPUを
用いず、安価な8ピツ) CP’Uを用いることによっ
ても複雑でかつ高速処理が要求されるようなプログラム
の処理が可能となる。
更にこのような処理の分散化によって機種展開が容易と
なる。すなわち、新しい入出力装置等を開発するような
場合でも、本体側(メインcPU側)のプログラムの修
正が不要になる場合があり、変更が必要な場合でも最小
限で済むことになる。
また、本体側のプリント基板について見れば、CPUの
分散によって不必要なI/○ポートやプログラムの格納
の必要がない。従ってプリント基板の低コスト化を図る
ことができ、配置スペースの自由度が向上する。
この複写機はそのベースマシン21内のメインCPU 
(中央処理装置)121とインターイメージランプ用C
PU l 22によってベースマシン21の制御を行っ
ている。ここでインターイメージランプ用CPU 12
2はインターイメージランプの制御を専門で行うCPU
である。
インターイメージランプとは、露光後の感光体ドラム5
1に光を照射して現像前の静電潜像の−部を消去するた
め等に用いられるものである。従来では、例えば85判
の原稿を等倍でコピーする際に感光体ドラム51上にお
ける85判以外の領域に光を照射してトナー像が領域外
で無駄に形成されるのを防止していた。本実施例の複写
機では、後に説明するように画像の編集等を行う機能を
もっている。従って、静電潜像の形成を例えば所定の矩
形領域や多角形の領域に制限しなければならない場合が
あり、このような処理を行うために静電潜像の部分的な
削除等を必要とする。このためにもインターイメージラ
ンプが用いられる。このように本実施例の複写機ではイ
ンターイメージランプが従来と比べて高度に制御されな
がら使用されるので、このためにメインCPU121の
他に独立したCPUを使用することにしたのである。
複写機の制御方法として、このような分散処理システム
を導入してきたメーカの1つにゼロックス社があり、特
開昭59−78371号の「機械制御装置並びに制御方
法」等の出願には技術内容および関連引用文献が詳細に
開示されている。
しかし、本発明に採用されている通信方式は、上記公報
に採用されている高速処理を目的とした「イーサネット
方式」ではなく、4800ボーのカレントループ方式で
同等な効果が得られるようになっている。
なお、本出願人はインターイメージランプ用CPU 1
22について、実願昭61−152591号の「画像複
写装置」および特願昭62−023392号の「複写機
の画像消去装置」等で詳細に開示している。
本実施例の複写機では、この他に次のようなCPUが用
意されており、通信ライン123.124と接続されて
いる。メインCPU121はこれらのCPUおよびイン
ターイメージランプ用CPU1.22を統括する役割も
果たしている。
(イ)原稿送り用CPU125; 原稿送り用CPU 125は、第4図に示したDADF
24の制御を行うcpuである。
DADF24の代わりにADF23(第2図)が用いら
れる場合には、ADF23に備えられたCPUが通信ラ
イン123.124と接続されることになる。
(ロ)ソータ用CPU126は、lOビンのソータ38
に配置されたCPLIである。20ビンのソーク39に
も専用のCPUが配置されている。メインCPU21は
どのソータ38.39が接続されたかを知り、これに応
じてソーティングの制御を行うことになる。
・(ハ)表示用CPU127; 表示用CPLI 127は、コンソールパネル28に取
り付けられた前記した液晶表示部112に漢字で各種情
報を表示したり、編集を行うための領域を表示するため
に使用されるCPUである。バックリフトタイプ27の
コンソールパネル27(第2図)の場合には複雑な表示
制御を行う必要がないので専用のCPUが使用されない
。なお、液晶表示部112が使用されない場合には、編
集のための図形の指定等はテンキーを用いて行われるこ
とになる。
(ニ)トレイ制御用CPU128; トレイ制御用CPU128はベースマシン21に増設さ
れるトレイ類のうち第4および第5の供給トレイ31−
4.31−5および大容量トレイ36と中間トレイ33
を制御するためのCPLIである。このCPUは各トレ
イを収容したトレイキャビネットの後側に配置されてお
り、接続されるトレイ類に応じてこれらの制御を行うよ
うになっている。これらのトレイ類の中で中間トレイ3
3は独自にコピー用紙搬送用のモータを備えており、ま
たこのトレイに収容されるコピー用紙はそのサイズによ
って収容位置が異なる等複雑な制御を要する。
トレイ制御用CPU 128による各トレイの制御態様
は次のようになる。
(1−)第4、第5の供給トレイ31−4.31−5の
双方または一方と中間トレイ33の制御。
(ii )大容量トレイ36および中間トレイ33の制
御。
(iii )中間トレイ33の単独制御。
(iv )第4、第5の供給トレイ31−4.31−5
のうちの一方だけあるいはこれら双方についての制御。
(v)大容量トレイ36の単独制御。
(ホ)カード用CPU129; カード用CPU129は、記録条件の設定や複写機の機
能の追加、訂正等を行うためにICカード131を用い
る場合に、その読み取りを行ったり、新たな記録条件や
原稿の座標指定のデータ等の登録を行う場合にデータの
書き込みを行う部分である。また、カード用CPU 1
29は本実施例で使用されていないがエディタパッド1
32を制御することもできる。エディタパッド132は
座゛標入力のために用いられるものであり、後に詳しく
説明する。
第7図はこの実施例の複写機で中枢的な役割を果たすメ
インCPUを中心とした回路構成を更に具体的に表わし
たものである。
なお、複写機をCPUあるいはいわゆるマイクロコンピ
ュータ等の制御装置で制御することはゼロックス社のシ
ヵンダ・シェイク(SIKANDARSl(ErKI(
)  によるI EEEの論文「A Programm
ableDigital Control Syste
m for Copying Machines JI
EEE Trans、 Com、 Vol [ECl−
21,No、 l、 Feb、 1974および特開昭
50−62644号公報「電子写真複写法およびその装
置」等を起点とする論文や公報で周知となっている。他
のCPUモジュールもメインCPU(!:同様に、ワン
チップCP[JSROM。
RAM、Ilo等からなる構成を取っていることははい
うまでもない。
(イ)メインCPU121は、第6図でも一部説明した
ようにシリアルな通信ライン123.124を通じて次
の各部と接続されている。
(i)DADF24゜ (11)ソータ38゜ (iii )液晶表示部112゜ (iv)ICカード・エディタパッド用インタフェース
<1−Eインタフェース)130;ICカード装置22
およびエディタパッド用に配置されたインタフェース回
路であり、ICカード131やエディタパッド132を
複写機本体に接続したときこれらとメインCPU 12
1側とでデータの授受を行わせる。
(V)インターイメージランプコントローラ157゜ (vi )第4、第5の供給トレイ31−4.31−5
、中間トレイ33等を制御するトレイ制御部133゜ (ロ)また、このメインcPU121はA/D変換器を
内蔵しており、アナログデータライン134を通じて次
の各部と接続されている。このようなCPUとしては、
例えば日本電気株式会社のμPD7810CW、 μP
D7811CWや富士通株式会社のMB89713X等
の8ビツトワンチツプCPUを挙げることができる。
(i)光量センサ135;露光ランプ56(第4図)の
光量を検知してその制御を行う際に使用されるセンサで
ある。
(11)温度センサ群136;後に説明する定着温度コ
ントロール用のソフト−タッチ・センサ等のセンサであ
る。
(iii )用紙サイズセンサ群137;供給トレイ3
1等に収容される用紙のサイズを検知するセンサである
。本実施例の複写機のシステム構成によると、コピー用
紙6oを最大5種類のトレイから送り出すことができる
。従って、1つの供給トレイに用紙サイズの検知用に4
つのセンサを配置したとし、この処理にディジタルデー
タを用いるとすると、1つのトレイから4ビツトのディ
ジタルデータをメインCPU121に送出する必要が生
じ、合計で最大20個のインプット用のポートが必要に
なるばかりでなく、コネククノ数ヤハーネスを構成する
ケーブルの数が多くすってしまう。これは、コストや小
型化の要請および信頼性の観点から好ましくない。
そこで本実施例の複写機では、1つのトレイごとに4つ
の、センサの状態によって特定される状態をアナログデ
ータとして送出することにする。メインCPU121側
では送られてきたアナログデータをディジタルデータに
変換し、それぞれのトレイに収容されているコピー用紙
60のサイズを最大166種類で判別することになる。
(ハ)更にメインCPU 121はリセット回路138
で暴走時やイニシャライズ時にリセットされる他、パス
ライン121Aを介して次の各部と接続されている。
(1)キーボード・デイスプレィLSI(大規模集積口
1?8)121B;コンソールパネル28との間でデー
タの仲介を行う回路である。
(11)タイマ・カウンタLS1121C;メインモー
タ164やキャリジモータ171の駆動を制(和する回
路である。
(iii)ROM121D;56にバイトの容量を持ち
、複写機の基本的制御情報等を格納したリード・オンリ
・メモリである。
(iv)RAM121E;6にバイトの容量をもつデー
ター時記憶用のランダム・アクセス・メモリである。こ
のRAM121Eには、前述した不揮発性メモIJ (
NVM) 121 Fが接続されており、複写機の電源
がオフとなった場合でも必要なデータを保存できるよう
になっている。
ここで不揮発性メモ!J (NVM)121Fに格納さ
れる必要なデータとしては、例えば(a)コピー用紙6
0のレジストレーションを調整するためのセットアツプ
値や、(b)後に詳しく説明するインターイメージラン
プによる画像の先端部分の消込み量、(C)複写倍率を
等倍に設定した場合における縦および横の倍率の微調整
値、(d)綴代用の空白を設けてコピーを行う場合の綴
代lのように複写機の生産ラインで行われる各パラメー
タの調整値や、(e)各供給トレイ31等のフィードカ
ウンタの使用実績値等のように複写機の使用状態を把握
するためのデータ等を挙げることができる。
′ (■)第117)I10コア)0−ラ121G;フ
ィルタ回路121Hを介して各種データの入力を行い、
ドライバ回路121■を介゛して各種部品の駆動を行う
入出力コントローラである。ここでフィルタ回路121
Hには、例えば各種スイッチやセンサが接続されている
。またドライバ回路1211には、後に説明するデベソ
レノイド等のソレノイドや供給トレイ31−1〜31−
5内の同じく後に説明するクラッチ233等が接続され
ている。
(vi )第2のI10コントローラ121にフィルタ
回路121Kを介して各種データの入力を行い、ドライ
バ回路121Lを介して各種部品の駆動を行う人出力コ
ントローラである。ここでフィルタ回路121Kには、
例えば各種スイッチやセンサが接続されている。またド
ライバ回路121Lは周知のD/A (アナログ−ディ
ジタル)変換器やPWM (パルス幅変換器)を具備し
ており、プログラムの処理に従って、後に説明する現像
装置59のデベバイアスの設定やチャージコロトロン5
2等の電流値の設定を行うようになっている。
(4)゛複写機の具体的な回路構成 法に第8図〜第13図を用いて、本実施例の複写機につ
いてその回路構成を更に具体的に説明する。
(4−1)感光体ドラムの周辺 第8図は感光体ドラム51の周辺を表わしたものである
感光体ドラム51の周囲には、チャージコロトロン52
、インターイメージランプ141.4種類のサブ現像装
置59S1〜59S4、メイン現fI装置59M、)ラ
ンスファコロトロン50、ブタツクコロトロン147、
プレクリーンコロトロン148、クリーニング装置14
9および除電用イレーズランプ1゛55がこの順序で配
置されている。ここで第1のサブ現像装置59S1は赤
色のトナーで現像を行う現像装置であり、第2のサブ現
像装置59S2は青色のトナーで現像を行う現像装置で
ある。第3のサブ現像装置59S3は緑色のトナーで現
像を行う現像装置であり、第4のサブ現像装置59S4
は茶色のトナーで現像を行う現像装置である。
インターイメージランプ141は一列に配置された12
8個の発光ダイオードと、これら発光ダイオードと平行
にこれらの前面に配置された1枚のプラスチックレンズ
からなる。プラスチック。
ンズ(図示せず)は1つ1つの発光ダイオードに対応す
る位置に非球面の凸部を有しており、発光ダイオードの
互いに隣接する部分が発光したときであっても感光体ド
ラム51上で光がそれらの境界領域で不均一な強度とな
らないように配慮されている。また、プラスチックレン
ズの焦点は感光体ドラム51上で適度にぼかされるよう
になっている。このため、インターイメージランプ14
1によって例えば3角形の形状の図形処理(図形の抽出
あるいは削除)が行われた場合であっても、処理の境界
部分で1単位の発光ダイオードごとに生じる段差がかな
り軽減されることになる。
インターイメージランプ・コントローラ157は、イン
ターイメージランプ141の128セグメントに区分け
された発光ダイオードのオン・オフ制御を行うようにな
っている。クリーニング族!t149はドクターブレー
ド150を備えており、プレクリーンコロトロン148
で除電したトナーを感光体ドラム51から掻き落とすよ
うになっている。
ところで本実施例の複写機では、ドクターブレード15
0が感光体ドラム51に接触した後、0.2秒を経過し
た時点でメインモータ164の駆動が開始される。また
メインモータ164が停止した場合にも直ちにドクター
ブレード150が感光体ドラム51から離れるのではな
く、5秒経過した時点で離れるようになっている。これ
は、トナーがバキュームの吸引動作によって飛び敗り、
複写機の内部を汚染させるような事態を防止するための
工夫である。
サブ現像装置59S1〜59s4はそれぞれ以下の部品
を備えている。
(イ)カラーセンサ; サブ現像装置5951〜59s4にそれぞれどの色の現
像剤を使用した現像装置がセットされているかの判別を
行うためのセンサである。前記した赤、青、縁、条板外
の組み合わせでサブ現像装置59Sを構成した場合であ
ってもこのセンサによってサブ現像装置59s1〜59
s4ごとにカラーの種別を検出することができる。検知
出力ハデベヵラー検知回路230に入力され、メイン基
板230に伝達されるようになっている。
(ロ)トナーセンサ; トナー補給の必要性の有無を判別するためのセンサであ
る。
(ハ)ディスベンスモーク; トナーボックス内のトナーを攪拌して補給するためのモ
ータである。
メイン現像装置59Mは黒色による現像を行うためのも
ので、トナーセンサとディスベンスモークを備えている
。インクリーススイッチ159はオペレータがトナーの
増量を行いたいときに押すスイッチである。サブ現像装
置59S1〜59S4のうちの1つが選択されている状
態でインクリーススイッチ159が押されると該当する
サブ現像装置についてそのトナーの増量が行われる。メ
イン現像装置59Mが選択された状態で押されると黒色
のトナーの増量が行われる。
デベ(現像器)選択・ソレノイド161は、メイン現像
装置59Mとサブ現像装置59S1〜59S4の合計5
つの現像装置を択一的に切り換えるためのソレノイドで
ある。この切り換え動作については、次に項を改めて説
明する。
高圧電源供給装置(HVPS)162はメインおよびサ
ブの現像装置59M、59S1〜59S4内部に平行電
界を作り原稿のソリッド部分(べた黒の部分)の再現性
を良好にするために用いられるものである。フル・トナ
ーセンサ163はトナー回収用の容器にトナーが充分回
収されたかがどうかを検知するセンサである。メインモ
ータ164は、感光体ドラム51、ヒートロール66あ
るいはコピー用紙60の搬送タイミングの整合(レジス
トレーション)時から排出時までの搬送系の駆動に用い
られる。
(4−2)現像装置の切換機構 第9図は本実施例のメイン現像装置およびサブ現像装置
の切り換えタイミングを示す波形図である。同図は1回
目に第1のサブ現像装置59S1で赤色のカラーの現像
が行われ、2回目にメイン現像装置でモノクロの現像が
行われる例を表わしている。複写機のスタートボタン1
17(第5図)が押されてコピー作業が開始されると、
同図aに示すようにその時刻1.  からメインモータ
164が駆動される。メインモータ164 ノllK動
ハ、2つの現像装置5951.59Mの双方でコピー作
業が終了する時刻t3 まで連続して行われる。
同図すは、デベ選択・ソレノイド161の駆動タイミン
グを表わしたものである。デベ選択・ソレノイド161
は第1のサブ現像装置59S1による赤色のコピー作業
が終了するまで励磁される。
この装置ではデベ選択・ソレノイド161の励磁によっ
て図示しないクラッチの周面にレバーが突き当たるよう
になっている。クラッチはメインモータ164から駆動
力の伝達を受け、72度ずつずれて1つの突出部を具え
た5組のカム(図示せず)の回転を開始させる。これら
の突出部のうちの1つが第1のサブ現像装置59s1に
当設すると、これによって第1のサブ現像装置59s1
を感光体ドラム51の方向に押しつける。このとき残り
のカムの突出部はメイン現像装置59Mや他のサブ現像
装置59S2〜59s4から最も離れた位置にあり、こ
の状態でメイン現像装置59Mおよび他のサブ現像装置
59s2〜59s4は感光体ドラム51から離れた位置
にある。
前記したクラッチの周面にはその5カ所に突起が配置さ
れており、前記したレバーが該当する突起に突き当たっ
たとき1つのカムの対応する突出部が第1のサブ現像装
置59S1に最も強く圧接する。そして、この位置で該
当する赤色のカラーのトナーによって現像が行われるこ
とになる。ただし、この装置では初期状態でメイン現像
装置59Mが感光体ドラム51に接近゛して配置される
ようになっているので、赤色等のカラーの現像は時刻1
.から直ちに開始されるのではなく、1秒間だけその動
作が待機される。このとき、前記したカムがメイン現像
装置59Mの代わりに第1のサブ現像装置59S1 (
あるいは他のサブ現像装置59S2〜59S4)を感光
体ドラム51にセットすることになる。
第1のサブ現像装置59S1によるコピー作業が終了し
たら、その時刻t2 から1秒間の間、前記した5つの
カムが移動しモノクロ用のカムの突出部がレバーによっ
て位置決めされるとメイン現像装fif59Mが感光体
ドラム51に対してセットされる。この後、モノクロに
よる現像が行われることになる。
なお、以上は赤色1色のカラーでマーキングが行われる
場合であるが、複数のカラーでマーキングが行われる場
合には、所定の順番でサブ現像装置59S1〜59S4
のうちの該当するものが順に選択され、これらが終了し
てからモノクロによる現像が行われることになる。
第1O図はこれに対して、最初にモノクロで現像を行い
、後に赤色のカラーで現像を行う場合を参考的に表わし
たものである。同図aはメインモータ164の動作を、
また同図すはデベ選択・ソレノイド161の動作を表わ
している。この第10図の場合では、最初にメイン現像
装置59Mによる現像が行われるので、この時点で1秒
間の待機時間をとる必要がない。しかしながら、2回目
の現像としてモノクロによる現像が終了したら1秒間の
時間をとってメイン現像装置59Mを再び感光体ドラム
51に対してセットすることが必要になる。
(4−3)光学系 次に光学系の関係について第11図を用いて説明する。
レンズやミラー等を配置した図示しないキャリジはキャ
リジモータ171によって往復動されるようになってい
る。このキャリジモータ171はステップモータによっ
て構成されている。キャリジがホームポジションに復帰
する際の位置制御はレジセンサ172によって行われる
レジセンサ172は光学系とコピー用紙60の搬送との
タイミングをとるためにも用いられる。
すなわち、キャリジには光の透過を遮断するためのアク
チエータが配置されており、キャリジが移動するとこの
アクチエータによる遮光によりレジセンサ172が光線
の一時的な遮断を検出する。
この検出信号を用いて、レジストレーションを行うため
の位置あるいはタイミングが決定したり、キャリジのリ
ターン時におけるホームポジションの位置が決定される
ようになっている。
濃度制御センサ173は原稿のコピー濃度を制御するセ
ンサである。前述したように本実施例の複写機は感光体
ドラム51への電荷の付与量および画像の露光量ならび
に現像電極のバイアスの調整の3つを同時に行ってコピ
ー濃度の制御を行う。
レンズ・ミラー・センサ174は光学レンズ58とミラ
ー57(第4図)等の移動制御を行うセンサであるが、
1つの検出素子で構成されている。
レンズ・ミラー・モータ175も、従来の複写機でレン
ズ64とミラー57等を別々に駆動していたものを共通
して駆動できる形式に変更している。
露光ランプ56については前述した。光学系用ファン1
77は光学系の部分を空冷してプラテンガラス55の除
熱を図るためのファンである。原稿センサ178は、原
稿のサイズを検知するために設けられたセンサである。
(4−4)定着装置 次に定着装置の関係について説明する。定着装置は第1
2図に示されている。
この実施例のベースマシン21はヒートロール6Gの中
にメインフユーザランプ181とサブフユーザランプ1
82との2種類のフユーザランプを配置している。サブ
フユーザランプ182はメインフユーザランプ181よ
りも短く、かつメインフユーザランプ181の一方の端
部に多少偏った位置に配置されている。本実施例の複写
機では、コピー用紙60がプラテンガラス55の一方の
側部に合わせて位置決めされるいわゆるコーナーレジ(
コーナーレジストレーション)方式を採用しているので
、使用されるコピー用紙60のサイズによってヒートロ
ール66の軸方向における熱エネルギの必要量が異なっ
てくる。これによるこの軸方向における温度分布の偏り
を補正するために、コピー用紙60のサイズに応じてサ
ブフユーザランプ182が通電制御されるようになって
いる。
サブフユーザランプ182の採用で、定着装置の温度む
らは充分防止することが可能となってl、Aる。
定着装置には、フユーザ出口センサ184と5−T−3
(ソフト・タッチ・センサ)185の双方が接続されて
いる。ここでフユーザ出口センサ184は、ヒートロー
ル66とプレッシャロール67の間を通過したコピー用
紙が誤って両ロール66.6?に巻き込まれることなく
排紙トレイ上に排出されるか否かを検出するためのもの
である。5−T−5165は、フユーザランプ181.
182の温度センサである。
(4−5)コンソールの制御 次にコンソールの制御関係について第11図に返って説
明する。
コンソール制御部191には、漢字でメツセージを表示
するためのメツセージROM 192が備えられている
。コンソール制御部191の配置された基板の近傍には
インターフェイスポード193が配置されている。イン
ターフェイスポード193は、ICカード131(第6
図)の読み書きやエディタバッド132(第6図)の接
続を行うためのICカード装置(ICカードのリーグ・
ライタ)22とフラットケーブルによって接続されるよ
うになっている。ICカード装置22はすでに説明した
ようにカード用CPU129(第6図)によって制御さ
れるものである。コンソール制御部191およびインタ
ーフェイスポード193はメイン基板201に接続され
ている。メイン基板201には前記したメインcpu1
21が搭載されている。メイン基板201とインターフ
ェイスポード193の間のケーブルの長さに較べて、こ
のインターフェイスポード193とICカード装置22
を接続するフラットケーブルの長さは、極端に短くなっ
ている。インターフェイスポード193は、このために
ICカード装@22の取り付けられたパネルの直下のベ
ースマシン21内部に配置されている。
(4−6)ピリングカウンタ 次にコピー料金の徴収等に用いられるピリングカウンタ
について第12図を用いて説明する。
本実施例のベースマシン21は5色のコピーをとること
ができるので、ピリングカウンタが2種類備えられてい
る。このうちメインピリングカウンタ211は、白黒、
カラーに係わりなくコピーのとられた枚数のカウントを
行う。このメインピリングカウンタ211のカウント値
は、この複写機にコインキットやキーカウンタ等のアク
セサリ212を取りつけたときにもそのカウント制御の
ためのデータとして用いられる。サブピリングカウンタ
213は、カラーのコピーをとったときにそれぞれのコ
ピーに用いられたカラーの数の総和をカウントするのに
用いられる。
(4−7>電源 次に電源関係について第12図と共に説明する。
ベースマシン21は100V(ボルト)の商用電源に接
続されるようになっている。また海外用に115V60
Hzと220V50Hzの電源にも対応できるようにな
っている。コンセント221から供給された電力は15
アンペアのサーキットブレーカ222、ノイズフィルタ
223を介してメインスイッチ224に到達する。メイ
ンスイッチ224の出力側は、インターロックスイッチ
225を経てACドライバ226、定着制御用素子22
7およびDC電源228に電源として供給される。更に
、DADF 24および中間トレイ33にもそれらの電
源として供給されることになる。
ACドライバ226は、次の部品にそれぞれ所定のタイ
ミングで電源の供給を行う。
(イ)除電用イレーズランプ155(第8図)(ロ)露
光ラン・プ56および光学系用ファン177(第11図
) (ハ)メインフユーザランプ181およびサブフユーザ
ランプ182(第12図) DC電源228は、次の部品にそれぞれ所定のタイミン
グで電源の供給を行う。
(イ)インターロックスイッチ225(第12図)(ロ
)ACドライバ226(第12図)(ハ)高圧電源供給
装置162(第8図)(ニ)ソータ38(第12図) (ホ)フユーザ出口センサ184(第121!10)(
へ)定着制御用素子227(第12図)(ト)アクセサ
リ212(第12図);ここでアクセサリとは、例えば
コインを使用してコピーを行なえるようにしたコインキ
ットや、各部署のコピー管理を行うためのキーカウンタ
やキーコーダ等が存在する。
(チ)メインピリングカウンタ211およびサブピリン
グカウンタ213(第12図) (す)X−ボート・ファン194(第12図);このフ
ァンはX−ボートと呼ばれる搬送路を搬送されるコピー
用紙60の吸引用バキュームファンである。
(ヌ)インターイメージランプ・コントローラ157(
第8図) (ル)キャリジモータ171(第11図)(ヲ)レジセ
ンサ172.1度制御センサ173、レンズ・ミラー・
センサ174およびレンズ・ミラー・モータ175(第
11図) (ワ)原稿センサ178(第11図) (力)インクリーススイッチ159、サブ現像装置59
Sl〜59S4およびメイン現像装置59Mのトナーの
主検知センサ、ならびにデベ選択・ソレノイド161(
第8図) (ヨ)メイン基板201(第8図等) (4−8)搬送系 次に第1.3図を用いてコピー用紙の搬送系について説
明する。
第1〜第5の供給トレイ31−1〜31−5には、ノー
ペーパセンサ231、サイズセンサ232、およびクラ
ッチ233がそれぞれ備えられている。ここでノーペー
パセンサ231は、供給トレイ31−1〜31−5内の
コピー用紙の有無を検知するためのセンサである。この
複写機では、複数の供給トレイに同一サイズのコピー用
紙をセットすることができ、この場合には1つの供給ト
レイのコピー用紙がなくなったとき他の供給トレイから
同一サイズのコピー用紙が自動的に給送できるようにな
っている。サイズセンサ232はトレイ内に収容されて
いるコピー用紙のサイズを判別するためのセンサである
。また、クラブチ233は、それぞれの送りロール61
−1.61−2、・・・・・・の駆動をオン・オフ制御
するための部品である。
コピー用紙の給送は専用に設けられたフィードモータ2
35によって行われる。フィードモータ235にはステ
ップモータが使用されている。コピー用紙の給送が正常
に行われているかどうかはフィードセンサ236によっ
て検知される。ゲートソレノイド237は、−旦送り出
されたコピー用紙の先端を揃えるためのレジストレーシ
ョン用のソレノイドである。このゲートソレノイド23
7は、通常のこの種のソレノイドと異なり通電時にゲー
トが開きコピー用紙を通過させるような制°御を行う。
すなわち、コピー用紙の到来しない待機状態ではゲート
ソレノイド237に電源の供給がなく、ゲートは開いた
ままとなっている。コピー用紙が到来するわずか手前の
時点にゲートソレノイド237が通電され、通過を阻止
するためにゲートが閉じる。そして、所定のタイミング
でコピー用紙の搬送を再開する時点で通電が停止しゲー
トが開<コとになる。このような制御を行うと、コピー
用紙の先端が通過を阻止されている時点でのゲートの位
置の変動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力でゲ
ートに押し当てられた場合でもその位置決めを正確に行
うことができる。
手差し切換ソレノイド238は、第1の供給トレイ31
−1から送り出されるコピー用紙の搬送ローラと、手差
しトレイ41からマニュアルフィードされるコピー用紙
の1般送ローラとの駆動を切り換えるためのソレノイド
である。手差しトレイセンサ239は、手差しトレイ4
1からコピー用紙を複数枚送る場合のコピー用紙の有無
を検知するためのセンサである。トレイインターロック
241は、コピー用紙が紙詰まりを生じたときにその除
去のために開閉される機構に取りつけられているインタ
ーロックスイッチである。トレイパスセンサ242は、
第2および第3の供給トレイ31−2.31−3から送
られてきたコピー用紙60をlするセンサで、ベースマ
シン21とこれら供給トレイ31−2.31−3の結合
部近傍に配置されている。
(4−9)DADF 第14図と共にDADF 24について具体的に説明す
る。
DADF24はベースマシン21のプラテンガラス55
の上に取りつけられている。このDADF 24には、
原稿251を載置する原稿トレイ252が備えられてい
る。原稿トレイ252には、原稿251をそのコピーさ
れる第1の面が下側となるようにして積層する。
原稿トレイ252の原稿送り出し側にはりタートパッド
254と送り出しパドル255が配置されてあり、これ
らにより原稿251が1枚ずつ送り出される。送り出さ
れた原稿251は、駆動ローラ256と従動ローラ25
7によってS字状搬送部258を通り、このS字状搬送
部258と垂直搬送部259との交わる位置に配置され
た分岐ガイド261に押し当てられる。分岐ガイド26
1はこれにより開放され、原稿251は反転搬送部26
2側に搬送される。
原稿251の後端が分岐ガイド261を通過すると、図
示しないスプリングの作用によって分岐ガイド261は
S字状搬送部258側に閉止する。
このとき、分岐ガイド261の近傍に配置された図示し
ないセンサによって原稿251の通過が検出される。こ
の検出信号出力によって原稿反転用駆動ローラ264が
逆回転する。この結果、原稿251は搬送方向が反転さ
れ、その搬送方向をプラテンガラス55とほぼ直角方向
に変更される。
この後、原稿251は斜行スリップパドル265により
その一側部を図示しないサイド位置決めガイドに当設さ
れて位置決めされながら搬送される。そしてエンドレス
搬送ベルト266によってプラテンガラス55上の訂正
な位置まで搬送される。このようにして、原稿251の
前記した第1面に対するコピー作業が行われる。
第1面に対する露光が終了したら、エンドレス搬送ベル
ト266によって原稿251が矢印267方向に搬送さ
れる。そして出口側ガイド268の作用によって、この
第1面のみのコピーが行われる場合には垂直搬送部26
9が選択され、原稿251は原稿受は部271に収容さ
れることになる。
これに対して第1面の反対側の第2面に対してもコピー
をとる場合には、水平(般送部272が選択される。水
平搬送部272に送り出された原稿251は、搬送ロー
ラ273によって矢印267と逆方向に搬送され、駆動
ローラ256と従動ローラ257によってS字状搬送部
258を搬送される。このとき、原稿251の下面は原
稿トレイ252に収容されていた時点と逆の第2面とな
っている。従って、先に説明したと同様の県道手順でこ
の原稿251がプラテンガラス55の上に送り込まれた
状態では、第2面に対するコピー作業が行われることに
なる。
第2面の露光終了後、原稿251は出口側ガイド268
の作用によって垂直搬送部269に送られ、原稿受は部
271に排出されることになる。
第15図と共に10ビンのソータ38について具体的に
説明する。
第15図はソータの外観を表わしたものである。
10ビンのソータ38は、10枚のビン281が一体と
して昇降できるようになっている。ソータ本体282に
は、この昇降を行うための駆動源(ビンモータ)と、1
ビン分ずつの移動位置をコントロールするためのカムお
よびカムスイッチと、ビン281が下限位置に到達した
ことを検出するためのダウンリミットスイッチ(共に図
示せず)が配置されている。
コピー用紙60は第4図に示した搬送ロール68.68
によって矢印284方向に進み、ソータ本体282に送
り込まれる。そして、その時点でその搬送路に対向して
いるビンに対して排出されることになる。なお、ソータ
によってはビン281を昇降させず、代ってソータ本体
282を昇降させて排出路の切り換えを行うこともでき
る。
ソータ38のモード選択は、第5図に示したソータ用パ
ネル74を操作することにより行われるようになってい
る。
(4−11)中間トレイ 次に中間トレイ33について説明する。
第16図は中間トレイ33を中心とした搬送系を表わし
たものである。
ベースマシン21内のヒートロール66によって熱定着
されたコピー用紙60は、同じくベースマシン21内に
配置されたデュプレックス・ゲートソレノイド351に
よって排出トレイ側に出すか中間トレイ33側に送り込
むかの制御が行われる。第1のデュプレックス・パスセ
ンサ352はベースマシン21側に、また第2のデュプ
レックス・パスセンサ353は第2の供給トレイ31−
2の近傍にそれぞれ配置されており、中間トレイ33の
近傍に到達する前のコピー用紙60について紙詰まりの
検出が行われる。
ところで中間トレイ33には、コピー用紙60の先端を
トレイ先端まで送り込むための送りロールが存在しない
。そこで送られてきたコピー用紙60のサイズに応じて
これらを所望の位置まで搬送しトレイに“落下させる”
ための3つのデュプレックス・ソレノイド・ゲート35
5〜357が配置されている。これらのデュプレックス
・ソレノイド・ゲート355〜357は送り込まれる用
紙のサイズに応じてソレノイドを択一的に動作させ、対
応するゲートの開閉を行うようになっている。スキュー
ロール・ソレノイド・ゲート358は、この゛落下”し
てきたコピー用紙60の先端の一角を中間トレイ33の
先端の角に当てるように制御し、送られてきたコピー用
紙60の1枚1枚の先端を揃えるゲートである。この動
作が1枚分終了するごとにメインピリングカウンタ21
1のカウントアツプが行われる。
中間トレイ33はすでに説明したようにトレイ制御用C
PU 128によって制御されるようになっており、デ
ュプレックス・モータ361(第8図)の制御によって
コピー用紙の搬送を行う。デュプレックス・ノーペーパ
センサ362はこの中間トレイ33におけるコピー用紙
60の有無を検知するセンサである。デュプレックス・
フイードクラッチ363は、コピー用紙6oの送り出し
を行うための駆動源についてオン・オフ制御を行うため
の機構である。
インバータ・ゲートソレノイド364は、両面コピーを
とるか同一面に複数のカラーでマーキングを行ったり合
成コピーをとるかどうかの切り換えを行うソレノイドで
ある。すなわち、第16図に示したような向きにインバ
ータ・ゲートソレノイド364が位置している場合、搬
送路365を下向きに落下するように搬送されてきたコ
ピー用紙60はインバータ・ゲートソレノイド364に
案内されて落下した後、搬送ロール367.368によ
って今度は上向きに(9送される。そして、インバータ
・ゲートソレノイド364の手前で図の右方向に搬送方
向を変更され、中間トレイ33に表裏逆の状態で収容さ
れる。この状態で搬送が再開されると、両面コピーがと
られることになる。
これに対して、下向きに搬送されてきたコピー用紙60
がインバータ・ゲートソレノイド364の手前でそのま
ま図の右方向に搬送方向を変更されると、もとの表側が
再び上になる状態で収容される。この後者の状態で搬送
が再開されると、同一面に再度コピーがとられることに
なる。一般にN種類のカラーでマーキングを行う場合に
は、1枚のコピー用紙60がN口中間トレイ33に収容
され、この後にモノクロで現像が行われて排出される。
デニプレックス・フィードセンサ369は、中間トレイ
33から送り出されたコピー用紙の紙詰まりの有無を検
知するためのセンサである。
(4−12)エディタパッド 第17図および第18図と共にエディタパッド132に
ついて具体的に説明する。
このうち第17図はエディタパッドを装着した複写機の
システム構成を表わしたものである。すなわち本発明の
実施例としての第3図に示した複写機の構成では、DA
DF 24をプラテンガラス55の上に取りつけている
ので、エディタパッド付きプラテン26をこの上部に装
着することができない。
第17図に示した複写機では、第1の供給トレイ31−
1が備えられたベースマシン21の上部にエディタパッ
ド付きプラテン26が取りつけられている。図で四角の
部分がエディタパッド132である。なお、この複写機
にはバックリフトタイプのコンソールパネルが配置され
ている。
マタベースマシン21の下部には、第2および第3の供
給トレイ31−2.31−3のみが収容されたキャビネ
ット401が配置されている。ベースマシン21にはソ
ータが取りつけられておらず、排出されるコピー用紙を
収容するための排出トレイ3°7が取りつけられている
。コンソールパネル27゛の配置されているパネル面の
左端近傍にはICカード装置22Aが配置されており、
この上部にICカード131をセットすることができる
ようになっている。上面に液晶表示板が組み込まれてい
るICカードでは、ICカード装置22Aに組み込んだ
状態で、表示板としての動作も行なうことができ、複写
機に表示機能を増設させたり、表示機能のない複写機に
表示機能を付加することができる。ICカード装置22
Aの組み込まれたコンソールパネル27の直下のベース
マシン21内部には、第11図に示したようなインター
フェイスポード193が組み込まれており、これらの間
のケーブルの長さはインターフェイスポード193とメ
イン基板201との間のケーブルの長さに較べて極端に
短くなっている。
複写機の一般的な構成については、先の第2図で説明し
たので゛これを参照されたい。なおエディタパッド13
2は座標の入力に大変便利なものであり、第3図に示し
た本実施例のような構成の複写機にも単独で使用するこ
とが可能である。この場合には、エディタパッド132
を机上等に配置し、コードを用いてICカード装置22
(第3図参照)と直接接続したり、あるいはICカード
131に座標データを書き込み、これをICカード装置
22に装着して使用することになる。
第18図はエディタパッドの、構成を表わしたものであ
る。エディタパッド132は、縦307mm、横432
mmの長方形の座標入力用パッド405を備えている。
このパッドの手前側の幅10mmの領域は次に説明する
エディタパネル406となっている。エディタパネル4
06を含んだエディタパッド132は、X軸上の位置を
指定する抵抗線を配置した第1のゴムパッドと、Y軸上
の位置を指定する抵抗線を配置した第2のゴムパッドと
をスペーサを介して重ね合わせた構造となっており、オ
ペレータの指や先の尖ったペン等によって圧力の加えら
れた位置をX、Y座標上の値として感知できるようにな
っている。エディタパネル406の手前には、各種情報
を表示するための表示パネル4.07が配置されている
。また、エディタパッド132の内部後方部分には、座
標データを処理するための基板やインターフェイス回路
用の基板408が配置されている。
第19図は第18図で説明したエディタパネルおよび表
示パネルの部分の要部を表わしたものである。エディタ
パネル406には、次のようなボタンが配置されている
(イ)特殊機能ボタン411; 特殊機能を用いるときに使用するボタンである。
(ロ)寸法変倍ボタン412; 距離を指定して縮倍率を指定するときに使用するボタン
である。
(ハ)抽出ボタン413; 指定、された領域を抽出するためのボタンであり、モノ
クロ(白黒)記録について使用される。
(ニ)削除ボタン414: 指定された領域を削除するためのボタンであり、同じく
モノクロ(白黒)記録について使用される。
(ホ)速写カラー合成ボタン415: 速写カラー合成の機能を指定するときに使用するファン
クションボタンである。
(へ)マーキングカラーボタン416:マーキングカラ
ーの機能を指定するときに使用するファンクションボタ
ンである。
(ト)部分カラー変換ボタン417; 部分カラー変換の機能を指定するときに使用するボタン
である。
(チ)カラー反転ボタン418; カラーで指定された領域を黒色にしたり、黒色で指定さ
れた領域をカラーに変換するときに使用するボタンであ
る。速写カラー合成ボタン415.7−キンゲカラーボ
タン416、部分カラー変換ボタン417およびカラー
反転ボタン418はカラー記録についてのファンクショ
ンボタンである。
(す)指定方法ボタン419; 領域の指定を、矩形における対角線の両端の2点の座標
値で行うか、多角形の各点の座標値で行うかの選択を行
うためのボタンである。
(ヌ)領域・色指定ボタン421; 領域の設定を行う時点で使用するボタンである。
にし)領域クリアポクン422;領域の指定を解除する
ときに使用するボタンである。
(ヲ)設定終了ボタン423; 1または複数の領域についてそれらの指定が終了したと
きに使用するボタンである。
最初の8つのボタン411〜418に対応する表示パネ
ル407の部分には、それぞれそれらのボタンの選択の
有無を表示するための表示ランプ425が付属している
。また指定方法ボタン419については、その指定方法
に応じて対角指定ランプ426または多角指定ランプ4
27が点灯するようになっている。
(ワ)通常マーキングボタン431:領域内を一様にマ
ーキングするという通常のマーキング形態を指定するた
めのボタンである。
(力)枠マーキングボタン432;例えば特定領域を囲
む枠状の領域を設定してマーキングを行うときにイ吏用
するボタンである。
(ヨ)ラインマーキングボタン433;例えば太めのア
ンダーライン状の領域を設定してマーキングを行うとき
に使用するボタンである。
(り)色指定ボタン434〜437;マーキングのカラ
ーは領域ごとに独立して行うことができるので、マーキ
ングを行う領域との関係でカラーの指定を行うためのボ
タンである。ここでは、色指定ボタン434が赤色の指
定を行い、色指定ボタン435が青色の指定を行う。色
指定ボタン436は緑色の、また色指定ボタン437は
茶色の指定を行うようになっている。すでに説明したよ
うに本実施例の複写機は、これ以外のカラーの現像装置
をセットすることもでき、この場合には、色指定ボタン
434〜4370表面に被せられているトップカバーを
そのカラー用のものに取り替えることになる。〈ワ)〜
(夕)で説明したマーキング専用の各ボタン431〜4
37にはそれぞれ表示ランプ438が配置されており、
どのランプが選択されたかが表示されるようになってい
る。
(4−13)大容量トレイ ところで、この複写機には第4および第5の供給トレイ
31−4.31−5の代わりに人容1トレイ36をセッ
トすることができる。そこで本実施例の構成とは異なる
が、これについても簡単に説明する。
第20図はこの大容量トレイの回路構成の概要を表わし
たものである。
大容量トレイ36には、1000〜2000枚のコピー
用紙を一度にセットすることができ、大量のコピーを中
断なく作成することができる。大容量トレイ36には、
次のような回路部品が備えられている。なお大容量トレ
イ36は、第8図に示したノイズフィルタ223の出力
側から交流電源の供給を受け、また同じく第8図に示し
たメイン基板201を介してDC電源228から直流電
源の供給を受けてこれらの回路部品を動作させるように
なっている。
(イ)ストップセンサ472; コピー用紙60の昇降を行うためのエレベータ機構を備
えた大容量トレイ36についてその下限位置を検知する
ためのセンサである。
(ロ)インターロックスイッチ473;大容量トレイ3
6の前面パネルについてその開閉を検知するためのイン
ターロックスイッチである。
(ハ)ノーペーパ・センサ474; 収容されたコピー用紙60が残り少なくなった時点でこ
れを検知するためのセンサである。
(ニ)サイズセンサ475; コピー用紙60のサイズを判別するためのセンサである
(ホ)大容量トレイ用モータ476: 大容量トレイ471のエレベータ機構を駆動しコピー用
紙60の収容部分の昇降を行うためのモータである。
(へ)セットセンサ477; 前記したエレベータ機構を備えた大容量トレイ36につ
いてその上限位置を検知するためのセンサである。
(ト)大容量トレイ用クラッチ478:コピ、−用紙6
0の送り出しを制御するためのクラッチである。
(≠)フィードセンサ479; 大容量トレイ36から送り出されるコピー用紙60の紙
詰まりを検知するためのセンサである。
本実施例の複写機では、次のようなモードの画像編集を
行うことができる。
(A)変換モード (A1)抽出モード 第21図に示すように、原稿501の所定の領域502
を指定し、その指定領域内の画情報のみを抽出してコピ
ーする。領域の指定は5カ所まで可能である。
(A2)削除モード 第22図に示すように、原稿501の所定の領域503
を指定して、指定された領域以外の部分の画情報のみを
コピーする。すなわち指定領域の画情報が削除されるこ
とになる。領域の指定は5カ所まで可能である。
(A3)2色モード 第23図に示すように、原稿501の所定の領域504
を指定して、指定領域内とそれ以外の領域とを別々の色
505.506でコピーする。領域の指定は5カ所まで
可能である。
(B)分割モード (B1)ブック分割モード  。
第24図に示すように、原稿501の前半部分における
指定領域507を1枚目のコピー用紙5081−1にコ
ピーし、原稿501の後半部分の指定領域509を2枚
目のコピー用紙508−2にコピーする。原稿501の
前半部分および頂部分についてそれぞれ1領域ずつの指
定が可能である。原稿501の前半、後半それぞれにつ
いて全領域が指定されたときには、ブック物から1ペー
ジずつコピーをとる通常の「ページ速写」と同一となる
(B2)シート分割モード 第25図に示すように、1枚の原稿501の第1指定領
域512を第1のコピー用紙508−1の指定位置にコ
ピーし、同一の原稿501における第2の指定領域51
4を第2のコピー用紙508−2の指定位置にコピーす
る。
(C)合成モード (C1)ブック合成 第26図に示すように、原稿501における第1の指定
領域516をコピー用紙508の指定された第1領域5
17にコピーし、同一原稿501の第2の指定領域51
8を同一コピー用紙508の第1領域517に隣接した
領域519にコピーする。ブック合成モードは、同一ペ
ージの戸籍から戸籍抄本を作成する場合等に用いられる
(C2)シート合成 第27図に示すように、第1の原稿501−1における
指定領域521をコピー用紙508の指定された第1領
域522にコピーし、第2の原稿501−2の第2の指
定領域523を同一コピー用紙508の第1領域517
に隣接した領域524にコピーする。シート合成モード
は、2ページに跨がった戸籍から戸籍抄本を作成する場
合等に用いられる。
(5−2)編集モードの設定、解除 まず、第28図によって編集を行うためのモードとして
の編集モードへの設定とこのモードの解除を説明する。
コンソールパネル28には第5図に示したように編集ス
イッチ83Aと修正・確認スイッチ83Bが配置されて
いる。編集スイッチ83Aが押されると(ステップ■)
、そのすぐ上に配置された表示ランプ82が連続点灯し
くステップ■)、編集モードに設定される(ステップ■
)。
この編集モードで前記した編集内容を指定することにな
る。
編集モードの解除は編集スイッチ83Aを再度押す(ス
テップ■)ことによって実現される。このとき、前記し
た表示ランプ82が消灯する(ステップ■)。もし編集
モードで編集データの入力が行われた後に修正・確認ス
イッチ83Bが押されたような場合にはくステップ■;
Y)、この表示ランプ82が点滅し、複写機は修正・確
認モードとなる(ステップ■)。この図では示していな
いが、修正・確認モードの解除は、修正・確認スイッチ
83Bを再度押すことによって実現する。
ところで、本実施例の複写機ではテンキー80を使用し
てもエディタパッド132(エディタパッド付プラテン
26を含む)を使用しても画像の編集を行うことができ
る。そこで、これらの関係について簡単に説明する。な
お説明上、テンキー80による編集モードを編集モード
Aとし、エディタパッド132による編集モードを編集
モードBとする。
第29図はこの関係を表わしたものである。メインCP
L1121は編集モードAのスイッチが押されるか(ス
テップ■)、あるいは編集モードBのスイッチが押され
るか(ステップ■)の監視を行っている。編集モードA
のスイッチが押された場合には(Y)、その状態で複写
機が編集モードAに設定されているかどうかの判別を行
う(ステップ■)。そして、編集モードへの状態でその
スイッチが押された場合には(Y)1.IJI集モード
そのものが解除される(ステップ■)。一方、編集モー
ドAのスイッチが押された状態で編集モードAでも編集
モードBでもなかった場合にはくステップ■、 N )
 、編集モードAに設定される(ステップ■)。これに
対して、編集モードAのスイッチが押された状態で編集
モードBであった場合には(ステップ■; Y ) 、
編集入力が終了しているかどうかの判別が行われる(ス
テップ■)。そして、編集中であれば(Y)、これを尊
重して絹集モードスイッチAの押下を無視する。編集中
でな゛ければ(N)、入力された編集データをクリアし
て編集モード八に設定する。
編集モードスイッチBが押された場合には(ステップ■
; Y ) 、II集モード已に設定されているかどう
かの判別が行われ(ステップ■)、編集モードBであれ
ば前記したと同様に編集モード自体の解除が行われる(
ステップ■)。編集モードBのスイッチが押された状態
で編集モードBでも編集モードAでもない場合には(ス
テップ0:N)、複写機は編集モード已に設定される(
ステップ0)。
これに対して、編集モードBのスイッチが押された状態
で編集モードAであった場合には、編集中であるかどう
かのチエツクが行われ(ステップ0)、編集中であれば
スイッチの押下情報が無視される。
編集中でなければ編集モードAにおける編集データがク
リアされ(ステップQ)、編集モードBに設定されるこ
とになる(ステップ0)。
(5−3)テンキーによる変換モードの操作第30図は
編集モードが選択された場合の下位モードへの設定作業
の様子を表わしたものである。
第29図に示した編集モードAに設定されると(ステッ
プ■:Y)、液晶表示部112(第5図)には編集モー
ドにおける選択枝が表示される(ステップ■)。
第31図はこの選択枝の表示状態を表わしたものである
。液晶表示部112には、モード名を表示する「編集モ
ード」という語句の下に、この編集モードで選択するこ
とのできる「変換」、「分割」、「合成」の各モード名
およびこれらのモードを表わしたアイコンが表示される
。オペレータは、指示マーク553を所望の編集モード
に移動し、登録キーを押す(第30図ステップ■)。液
晶表示部112の右端には、これらの操作を行う上で使
用する選択キー118のアイコン552と設定キー11
9のアイコン555が表示されている。ここでアイコン
555によって示された設定キー119は登録キーとし
て作用する。またアイコン552によって示された選択
キー118は指示マーク553を1つずつ右側に移動さ
せるための移動ボタンとして作用する。
第31図に示したように、指示マーク553が「抽出」
の文字の直前の位置で設定キー119が押されると(ス
テップ■;Y)、複写機は「変換モード」に設定される
。これに対して、「削除」の文字の直前に指示マーク5
53が位置した状態で設定キー119が押されると(ス
テップ■;Y)複写機は「分割モード」に設定される。
これ以外の位置、すなわち「合成」の文字の直前の位置
で設定キー119が押されると(ステップ■;N)、複
写機は「合成モード」に設定される(ステップ■)。
変換モードでは、第32図に示すように液晶表示部11
2に更に下位のモードを選択させるための表示が行われ
る。ここで「抽出」の文字の直前に指示マーク553が
位置した状態で設定キー119が押されると、複写機は
抽出モードに設定されることになる。
第33図は複写機が抽出モードに設定されたときの作業
の流れを説明するためのものである。
抽出モードに設定されると表示用CPL1127はその
配下のRAMにN=1を登録する(ステップ■)。そし
て、第N領域(この場合には第1領域)の入力操作のた
めの表示を液晶表示部112に行う(ステップ■)。
第34図はこの状態を表わしたものである。液晶表示部
112には指定する領域の内容として「領域1」という
文字551が表示されている。
またその下には、矩形領域を対角線上の2点で指定する
際のそれぞれの点の位置を示すアイコン557が2つ表
示されている。アイコン557のうち現在入力が指示さ
れている方のマークはこの状態で点滅動作を行っている
液晶表示部112の右半分には矩形の「領域1」を対角
線の両端の2点で指定するための座標(x+、  Yl
  )、(X2.Y2)がそれぞれ<X=横、Y=縦)
の関係で表示されている。記号「*」は座標データが未
入力であることを表わしている。現在入力が指示されて
いる座標データに相当するアスタリスク*は点滅するよ
うになつている。
第33図に戻って説明を続ける。
オペレータは対角線上の2点についての座標データをす
べて入力するとその内容を確認し、問題がなければ設定
キー119を押す(ステップ■;Y)。すると先のRA
M領域の数値NがN+1になり、第2番目の領域を指定
するか領域入力を終了するかを選択させるための表示が
行われる(ステップ■)。
第35図はこの状態を表わしたものである。液晶表示部
112には、次の領域としての領域2を指定するかどう
かの表示が行われている。オペレータが設定キー119
を押したときくステップ■)、選択表示マーク552が
「(指定)する」という枝を選択していれば(ステップ
■]N)、第2領域の入力のための表示が行われること
になる(ステップ■)。第36図はこの場合の液晶表示
部112の初期的な表示内容を表わしている。オペレー
タが第2の領域について座標データの入力終了後に設定
キー119を押すと、第37図に示すように次の領域を
指定するかどうかを選択させる表示が行われ(ステップ
■)、設定キー119を押して指定すれば、第38図に
示すように第3の領域について座標データを入力するた
めの表示が液晶表示部112に行われる。以下同様であ
る。
これに対して、第N領域の指定が問われた状態でその領
域を指定しない旨の選択を行った場合にはくステップ■
; Y ) 、編集がすべて終了したことになるので液
晶表示部112には「コピーできます」という表示が行
われる(ステップ■)。第39図はこの状態を表わした
ものである。液晶表示部112には、抽出モードでコピ
ー作業が行われることを表示するアイコンが示されてい
る。
ところで、例えば第1の領域の座標データの入力が終了
して設定キー119を押した後、第2の領域の指定の可
否が問われた状態で第1の領域のデータ入力に誤りが発
見されたものとする。従来では、このような場合には登
録を終了させ(ステップ■;Y)、新たに修正モードに
複写機を設定しなおす必要があった。
本実施例の複写機では、後に説明するように入力点自体
をクリアして修正等を行なえるばかりでなく、前の領域
に遡ってその領域の修正等を行うことができる。この明
細書では、まず領域単位での座標データの修正等につい
て説明し、次に入力点に関する指定や訂正について説明
することにする。
さて、前記したように第2の領域の指定の可否が問われ
た状態(ステップ■)で第1の領域のデータ入力に誤り
が発見されたものとする。オペレータはこのとき設定キ
ー119を押すかわりにオールクリアポクン114(第
5図)からなるクリアキーを押すと(ステップ■:Y)
、先のRAM領域ゐ数値NがN−1となり、前の領域が
指定される(ステップ■)。そしてステップ■に戻って
、この1つ前の領域のデータが表示されることになる。
この状態でオペレータは、設定キー119を押すまでの
間、各座標データを自由に訂正することができる。訂正
を行って設定キー119を押すと(ステップ■)、その
内容で領域の指定の訂正が終了することになる。このよ
うにこの実施例の複写機でオールクリアボタン114か
らなるクリアキーは領域を操作するキーということがで
き、後に説明する入力点操作用のクリアキー(以下これ
を入力点クリアキーという。)とは異なっ・たものとな
る。
ところでこの第33図に示す制御では、1つ前の領域に
戻ることは可能になるが、2つ以上前の領域に戻って座
標データの訂正を行うことはできない。このような訂正
を行うには、幾つかの制御が考えられる。
第40図はその第1の例を表わしたものである。
この第40図で第33図と同一部分には第33図と同一
ステップの表示を行っている。さて、この第40図では
ステップ■によるクリアキー114の押下によってステ
ップ■で液晶表示部112に1つ前の領域のデータが表
示される。この状態で設定キー119が押される前にク
リアキー114が押されると(ステップ(Il);Y)
、先のRAM領域の数値Nが1よりも大きいかどうかの
判別が行われる(ステップ0)oそして、1よりも大き
ければ、数値Nが1だけ減算され、その領域のデータが
液晶表示部112に表示されることになる(ステップ■
)。例えば最初に第4の領域のデータが表示されていれ
ば、ステップ■の操作で第3の領域のデータが表示され
ることになり、この状態でクリアキー114が押される
と第2の領域のデータが表示されることになる。更にク
リアキー114を押すことで表示または修正する領域を
1つずつ遡らせることができるが、第1の領域のデータ
が表示された後は、クリアキー114を押してもそれが
無効とされ(ステップ■;N)、第1の領域のデータが
表示されることになる。
第41図は、遡って領域のデータの修正を行うことので
きる第2の例を表わしたものである。この例では、ステ
ップ■でクリアキー114が押されると、液晶表示部1
12に領域表示の選択枝が表示される(ステップ0)。
第42図はこのときの液晶表示部の表示状態の一例を表
わしたものである。液晶表示部112には、第1の領域
から第31の領域までの選択枝が表示される。ここでオ
ペレータは選択キー118を操作して所望の領域を指定
することになる。領域数がこれよりも多い場合には、指
示マーク553を右端まで移動させることにより第4の
領域以降の領域が次々とされて表示されるようになって
いる。
オペレータが所望の領域を指定して設定キー119を押
すとくステップ■;Y)、先のRAM領域の数値Nが指
定した領域の数に設定され(ステップo)、この状態で
ステップ■に戻ってその領域のデータが表示されること
になる。すなわちこの時点でオペレータは先に指定した
領域の座標データを修正することができる。前に入力し
た領域が液晶表示部112に表示されたときには、元の
表示内容が点滅表示されてもよい。これにより、オペレ
ータは液晶表示部112に表示されている座標データが
もとのデータか現在入力されたデータかを容易に確認す
ることができる。
以上、画像の編集における変換モードの中で更に抽出モ
ードが選択された場合のテンキー80による操作につい
て説明した。変換モードにおいて削除モードが指定され
た場合にも、すでに説明したと同様のステップで各領域
の指定が行われる。
そして、この場合にもクリアキー114のtH’l−に
よって、すでに指定した領域に戻って座標データの修正
が可能である。
第43図は、削除モードで液晶表示部に「コピーできま
す」が表示された状態を表わしており、第44図は2色
コピーモードで「コピーできます」が表示された状態を
表わしている。このようにこの実施例の複写機では、編
集のモードをそれぞれ表わしたアイコンが液晶表示部1
12に表示されるので、オペレータはどのような編集内
容でコピー作業が行われるかを容易に確認することがで
き、誤って無駄なコピーがとられることを防止している
第45図は、2色コピーモードが指定された場合におけ
るテンキーによる操作の流れの一例を表わしたものであ
る。抽出モードや削除モードと異なるのは、指定領域内
と指定領域外をそれぞれどの色で記録するかを指定する
作業が加わることである。
すなわち、先のRAM領域の数値Nが初期的に“1”に
設定された(ステップ■)後、第46図に示すように指
定領域内の現像色の選択表示が行われる(ステップ■)
。本実施例の複写機では4つのサブ現像装置59S1〜
59S4とメイン現像装置59Mが用意されているので
、オペレータは指示マーク553を用いてそれらについ
ての現像色としての赤、青、緑、茶および黒の各色から
1色を選択することができる。
所望の現像色が選択されて設定キー119が押されると
(ステップ■;Y)、液晶表示部112に今度は領域外
の記録色の選択表示が行われる(ステップ■)。第47
図はこのときの表示状態の一例を表わしたものである。
この例では領域内について指定された現像色がアスタリ
スク*で表示されるようになっており、同一色が領域の
内外で指定されるミスが防止されるようになっている。
このような表示の代わりにすでに領域内として指定され
た現像色の表示を行わないようにしてもよいし、指示マ
ーク553がその現像色の位置を飛び越えるように表示
の制御を行うようにしてもよい。
領域外の現像色の選択が行われる状態で、領域内の現像
色の選択に誤りがあったことに気づく場合がある。そこ
で本実施例の複写機では領域外の現像色の選択を行って
設定キー119でこれを確定する前の段階で修正を行な
えるようにした。すなわち、オペレータは設定キー11
9を押す(ステップ■)前にクリアキー114を押すと
くステップ■;Y)、液晶表示部112には第46図に
示した領域内の現像色の選択表示が再び行われる(ステ
ップ■)。この場合、すでに選択された現像色の位置に
指示マーク553が存在するようにするか、その位置の
現像色を点滅表示すればよい。
ステップ■で設定キー119が押されると、液晶表示部
112に第N領域(この場合は第1領域)を指定させる
ための表示が行われる(ステップ■)。
オペレータは領域指定のための入力をテンキー80で行
って、この後設定キー119を押下することになる(ス
テップ■)。ただし、この押下の動作の前にクリアキー
114が押されると(ステップ■;Y)、表示用CPU
127は領域外の現像色の指定を修正させるためにステ
ップ■に戻ることになる。この場合にも、すでに指定し
た現像色を点滅表示させる等の制御が有効である。
ステップ■で設定キー119が押された場合には、先の
RAM領域の数値NがN+1にされ(ステップ@)、こ
の場合には第2の領域が第Nの領域となる。この状態で
第N領域の指定の可否が問われる表示が行われる(ステ
ップ0)。これ以降のステップ0〜0は、すでに第33
図で説明した流れ(第33図ステップ■〜0)と同様で
ある。
ただし、すでに説明したように第45図のステップ■に
おける「コピーできます」の表示は、第44図に示した
ようなものとなる。
(5−4)テンキーによる分割モードの操作第48図は
、第31図に示した表示態様でオペ、−夕が分割モード
を指定した場合の操作の流れを表わしたものである。
分割モードが指定されると、このモートノ更に下位モー
ドを指定するための選択枝が液晶表示部112に表示さ
れる(ステップ■)。
第49図はこの表示状態の一例を表わしたものである。
液晶表示部112には分割モードのアイコンの下に2つ
の下位モードを示すアイコンが表示され、指示マーク5
53によっていずれかのモードが選択されるようになっ
ている。ここで第1のモード(図で左側のアイコン)は
、見開き2ページの原稿上の画情報を左右1ページずつ
の画情報として別々にコピーする分割態様を実行するモ
ードである。第2のモード(図で右側のアイコン)は、
原稿1ページに存在する2つの領域の画情報をそれぞれ
別々のページにコピーする分割態様を実行するモードで
ある。
オペレータが所望のモードを選択して設定キー119を
押すと(ステップ■;Y)、第1の領域を指定するため
のデータが液晶表示部112に表示される(ステップ■
)。このような表示は、例えば第34図に示されている
。第1の領域の指定が終了して設定キー119が押され
ると(ステップ■;Y)、第2の領域を指定するための
データが表示される(ステップ■)。分割モードでは、
2つの領域を指定する必要があるので、第2の領域の指
定を省略することはできない。第2の領域の表示例は第
36図に示しである。なお、ステップ■で設定キー11
9が押される前にクリアキー114が押された場合には
(ステップ■;Y)、ステップ■に戻ってモードを選択
するための表示が行われる。すなわちこれにより、モー
ドの選択のミスや第1の領域のデータ入力の誤りを訂正
することができる。
第2の領域のデータ入力が終了した後、設定キー119
が押される(ステップ■)までにクリアキー114が押
されると(ステップ■;Y)、液晶表示部112には第
1の領域を入力するためのデータが表示される(ステッ
プ■)。これにより、第1の領域に遡って座標データの
訂正が可能になる。
ステップ■で設定キー119が押されると(Y)、表示
用CPU127は第1のモード(ページ速写モード)が
選択されているかどうかの判別を行う(ステップ■)。
そして、ページ速写モードが選択されている場合には(
Y)、液晶表示It 12に分割モードにおける「コピ
ーできます」の表示が行われる(ステップ[相])。こ
の表示としては、例えば第50図に示すように分割モー
ドにおけるページ速写モードのアイコンを表示した内容
のものであってもよいし、第51図に示すように分割モ
ードであることを総括的に示すようなものであってもよ
い。
!方、ステップ■で第2のモードであると判別された場
合には(N)、第2の領域を2ページ目のコピー用紙に
コピーする位置を指定するための表示が液晶表示部11
2に行われる(ステップ0)。
第52図はこの表示態様を表わしたものである。
オペレータはテンキー80を操作してコピー用紙60の
先端位置から表わした数値データを入力し、設定キー1
19を押すことになる(ステップ0)。
設定キー119が押されると、液晶表示部112にはこ
の第2のモードにおける「コピーできます」の表示が行
われる。第53図はこの表示の一例を表わしたものであ
る。もちろん、このような表示に代えて第51図に示し
たような一般的な表示が行われてもよい。
(5−5>テンキーによる合成モードの操作第54図は
、第31図に示した表示態様でオペレータが合成モード
を指定した場合の操作の流れを表わしたものである。
合成モードが指定されると、このモードの更に下位モー
ドを指定するための選択枝が液晶表示部112に表示さ
れる(ステップ■)。
第55図はこのとき液晶表示部112に表示される内容
を表わしたものである。液晶表示部112には合成モー
ドのアイコンの下に2つの下位モードを示すアイコンが
表示され、指示マーク553によっていずれかのモード
が選択されるようになっている。ここで第1のモード(
図で左側のアイコン)は、同一のページに分離して存在
する2つの領域の画情報を境界領域が接触するように合
成するモードである。第2のモード(図で右側のアイコ
ン)は、異なったページにそれぞれ別個に存在する2つ
の領域の画情報を、同一のページに境界領域が接触する
ように合成する%−トチある。
オペレータが所望のモードを選択して設定キー119を
押すと(ステップ■;Y)、第1の領域を指定するため
のデータが液晶表示部112に表示される(ステップ■
)。このような表示は、例えば第34図に示されている
。第1の領域の指定が終了して設定キー119が押され
ると(ステップ■;Y)、第2の領域を指定するための
データが液晶表示部112に表示される(ステップ■)
ただしこの設定キー119押下の前にクリアキー114
が押されると(ステップ■;Y)、ステップ■に戻って
下位モードを指定するための選択枝が再び液晶表示部1
12に表示される。
第35図に示したような表示のもとて第2の領域のデー
タが入力され設定キー119が押されると(ステップ■
;Y)、液晶表示部112には第2の領域を記録する色
を変更するかどうかの選択枝が表示される(ステップ■
)。この前の状態でオペレータがクリアキー114を押
せば(ステップ■:Y)、液晶表示部112には第2の
領域のデータを再入力するための表示が行われる(ステ
ップ■)。
第56図は、第2の領域を記録する色を変更するかどう
かを問う選択枝の表示内容の一例を表わしたものである
。オペレータが指示マーク553を「変えない」の文字
に合わせて設定キー119を押すと(ステップ■)、第
1の領域をコピー用紙上で記録する際の位置決めを問う
表示が行われる(ステップ■)。この表示内容は、第5
2図と同様であってよい。この表示が行われる設定キー
119の操作前にクリアキー114が押された場合には
(ステップ■;Y)、ステップ■に戻り液晶表示部11
2には第2の領域を再指定させるためのデータが表示さ
れる。なお、第2の領域の色を変えるという選択を行っ
た状態で設定キー119を押下した場合にはくステップ
■)、予め定められた色の組み合わせで第2の領域の現
像色が決定される。この代わりに例えば第46図あるい
は第47図に示すような選択枝を液晶表示部112に表
示させ、オペレータが現像色を自由に選択するようにし
てもよい。
ステップ■でコピーを行う位置決めが行われた後設定キ
ー119が押されると(ステップ0)、液晶表示部11
2には「コピーできます」の表示が行われる(ステップ
0)。
第57図はこの表示が行われる状態を更に詳しく説明す
るためのものである。「コピーできます」の表示が可能
となったら表示用CPU127はオペレータによって選
択されたモードが第1のモードであるかどうかの判別を
行う(第57図ステップ■)。第1のモードが選択され
たものであった場合、すなわち同一ページの2つの領域
が合成される場合には、原稿自体は1枚である。そこで
第58図に示すようにこの下位モードを示すアイコンと
共に「コピーできます」という文字表示が液晶表示部1
12に行われることになる(ステップ■)。もちろ、前
記した分割モードの場合と同様に合成モードの表示と共
に「コピーできます」という表示が行われてもよい。第
59図はこのような表示2gを表わしたものである。こ
の第1のモードが選択された状態では、スタートポクン
117が押されるまでの間、「コピーできます」の表示
が継続的に示される(ステップ■)。そして、スタート
ボタン117が押されるとまず原稿の第1の領域の画情
報が抽出されコピー用紙60にコピーされる。このコピ
ー用紙60は中間トレイ33に収容される。2回目の露
光作業で同一原稿の第2の領域の画情報が抽出され、中
間トレイ33から送り出された同一のコピー用紙にこの
画情報がコピーされることにより画像の合成が終了する
。合成の際の各領域の位置決めは、原稿の走査開始タイ
ミングや、コピー用紙60の搬送タイミングを調整する
ことによって実現することができる。
一方、第57図のステップ■で第2のモードが選択され
ていると判別された場合には、第1枚目の原稿と第2枚
目の原稿の合計2種類の原稿を使い分けてコピー作業を
行わなければならない。そこで最初の段階では「第1枚
目の原稿」について「コピーできます」という表示が行
われ−る(ステップ■)。第60図は液晶表示部112
におけるこのような表示態様を表わしたものである。液
晶表示部112におけるこの表示はコピー作業が開始さ
れるまで、すなわちスタートボタン117が押されるま
で行われる(ステップ■)。
スタートポクン117が押されてコピー作業が開始され
たら、1枚目のコピーが終了した状態で(ステップ■;
Y〉、液晶表示部112に「第2枚目の原稿」について
「コピーできます」という表示が行われる(ステップ■
)。第61図はこのような表示例を表わしたものである
。第2枚目の原稿についてのこのような表示は、スター
トボタン117が押されるまで行われることになる(ス
テップ■)。
(5−6)テンキーを用いた入力点の操作第62図は、
テンキーによる座標入力を説明するためのものである。
本実施例の構成の複写機は領域指定のための座標データ
の入力や入力されたデータの修正をテンキー80から行
うことができる。この第62図で例えばマーキング処理
を行う場合の領域を指定する場合、メインCPL112
1はオペレータがコンソールパネル28上のマーキング
カラースイッチ88を押すかどうかの監視を行っている
。マーキングカラースイッチ88が押されると(ステッ
プ■;Y)、メインCPU121は対応する表示ランプ
82を点灯させ、複写機はマーキングカラーのモードと
なる(ステップ■)。もし、他のボタンあるいはスイッ
チが押されれば(ステップ■)、これに対応するモード
の作業が実行されることになる(ステップ■)。
テンキー80の入力によるマーキングカラーのモードに
設定されたら、メインcpu t 21は液晶表示部1
12に座標入力を指示するためのデータを調整する(ス
テップ■)。表示は漢字を用いて行われる。表示用CP
U 127がこの表示制御のために用いられる。
すでに説明した第34図はこの初期的な表示状態を表わ
したものである。液晶表示部112の右半分には矩形の
「領域1」を対角線の両端の2点で指定するための座標
(X+ 、  Y+  )、(x2゜Y2)が表示され
ており、このうちの座標X1 を入力させるためにカー
ソル553と夫人、f7? −りr*J554が点滅表
示されている。カーソル553の左側の2つのアイコン
557には破線で、矩形領域を対角線上の2点で指定す
るだめのそれぞれの座標(X+ 、  Y+  )、(
X2.  Y2  )の存在箇所が表示されるようにな
っている。
第63図は一例としてオペレータがテンキー80(第5
図)を用いて数値rl OOJを座標データ(Xl )
として入力した状態を表わしたものである。この状態で
はまだ座標(x+、  Y、  )が確定していないの
で、液晶表示部1120入力領域559内にはなんらの
図形も表示されていない。
この入力領域559はプラテンガラスの最大入力サイズ
(A3判)に相似した図形を入力する領域である。
ところで、オペレータが座標データ(Xl)の入力後に
選択キー118を押すと、カーソル553が座標(Y、
  )を入力させるためにその箇所に移動して点滅動作
を行う。座標(Yl)を入力して選択キー118を押す
と、第64図に示すように座標(X+ 、  Y+  
)を表わした入力点が入力領域559に表示される。ま
たこの時点で液晶表示部112の選択表示マーク552
の隣に設定マーク555が点滅表示される。オペレータ
はこの後、同様にして他の座標(X2 、  Y2  
)の数値を順に入力する。もちろんオペレータは先に座
標(X2 、  Y2  )の数値を入力してもよい。
このように座標データの入力順序は特に問われない。
第65図は、座標(×2)として数値「20」を、また
座標(Y2 )として数値「3」を入力した状態を表わ
したものである。なお、この実施例の複写機は入力領域
559における原点を自在に変更することができるよう
になっており、第64図から第66図では入力領域55
9の右下の角が原点として設定されている。他の例では
、これに対して入力領域559の左下の角が原点として
設定された状態を示している。このように原点を自在に
変更することができるようにしたのは、オペレータによ
って、あるいはそのときの操作の都合で原点の捉え方が
必ずしも一定しないことにせず、これを自在に変更する
ことができる方が便利なことによるものである。液晶表
示部112が第64図に示した状態で第5図に示す設定
キー119を押せば、「領域1」の指定が完了する。
さて、テンキー80を用いて所定の領域について1点以
上の点の座標データが入力されたら(第62図ステップ
■;Y)、その領域についての点の位置が所定のRAM
領域に記憶されると共に、液晶表示部112に表示され
る(ステップ■)。
第65図では、図形入力領域559に第1番目の点と第
2番目の点が表示されている。なお、この複写機では対
角線を構成する2つの点が逆の順序で入力されても、あ
るいは矩形を構成する他の対角線に関する2点が入力さ
れても、アイコン557のそれぞれの位置(左上と右下
)に座標データが変換されて表示が行われるようになっ
ている。
矩形領域を特定するための2点の入力が終了したのち設
定キー119が押されると、その2点によって構成され
る矩形領域が液晶表示部112に表示される(ステップ
■)。第66図は第65図に対応し、第65図に示した
2点によって特定される領域が第1の領域として表示さ
れている。第1の領域の傍には、現在入力可能な領域の
番号゛2”が表示されている。また第66図における液
晶表示部112の座標データの表示は第2の領域のデー
タ入力用にクリアされ、再びアスクリスク*となる。
このようにして次の領域の指定とその領域の追加表示の
ためにステップ■へと動作が戻り、この場合には、第2
の領域以降についての指定作業が開始される。もし、第
1の領域の指定で領域の指定作業が終了する場合、オペ
レータは再度設定!−119を押す(ステップ@J)。
これにヨリ、領域ノ指定作業はすべて終了し、液晶表示
部112には「コピーできます」という表示が行われる
ことになる(ステップ■)。
(5−7)テンキーの場合の入力点の修正第67図は、
以上のような領域指定作業で入力点の訂正が行われる場
合の動作を表わしたものである。入力点の修正に用いる
入力点クリアキーはストップクリアボタン116(第5
図)が代用されている。そこでストップクリアボタン1
16を入力点クリアキー116として説明する。
さて、テンキー80を用いた座標データ入力作業中に入
力点クリアキー116が押されるとく第67図ステップ
■;Y)、メインCPU121はこれが矩形領域を特定
するための第2点目のデータの入力が開始した後である
かどうかの判別を行う(ステップ■)。これば、第2点
目のデータが一部でも入力された後は、そのデータを再
び第2点目の入力の際に活用できるようにするためであ
る。
2点目の入力がまだ行われていない状態では(N)、液
晶表示部112における第1点の座標データ(入力され
た数値)と図形入力領域559の第1点のマークが共に
点滅表示される(ステップ■)。この状態でオペレータ
は第1点の座標データを再入力することができる。座標
データの入力が行われると(ステップ■)、液晶表示部
112には入力された座標データが置き換えられて表示
される(ステップ■)。そして設定キー119が押され
ると(ステップ■;Y)、その座標データが確定して(
ステップ■)、2点目の入力が新しく開始されることに
なる(ステップ■)。
なお、第1点目の入力が可能になった状態でもデータの
修正を行う必要がない場合もある。そこでステップ■で
座標データの入力かたいきされている状態でオペレータ
が設定キー119を押せば(ステップ■)、□その時点
の表示された座標データが確定しくステップ■)、第2
点目の入力操作に移ることになる。
これに対してステップ■で2点目の入力が開始された後
では、まずその第2点目のデータがRAM121Eに一
時記憶される(ステップ@)。
そして、その座標データとしての数値および未入力箇所
のアスクリスクが連続点灯状態となる(ステップ0)。
この後、前記したステップ■〜■の処理が行われる(ス
テップ0)。そして第1点目のデータが確定したら2点
目について入力中のデータが代って点滅表示される(ス
テップ0)。そして2点目の入力途中から入力処理が開
始されることになる(ステップ■)。
(5−6)エディタパッドを用いた操作以上テンキー8
0を用いた座標データの入力および修正作業について説
明した。本実施例の複写機では、エディタパッド付プラ
テン26を装着したり、あるい′は通常のプラテンを取
りつけている状態でもICカード装置22を介してエデ
ィタパッド132を取りつけることによって、簡易に座
標データの入力を行うことができる。そして、エディタ
パッド132を使用した場合には、より簡易に座標デー
タの入力を行うことができる他、3角形や5角形以上の
多角形の入力を行うこともできる。
まず第68図を用いてエディタパッドを用いた場合の編
集作業の概要を説明する。
エディタパッド132によって各種編集を行う際には、
第19図に示した複数のモード指定ボタン413.41
4・・・・・・のうちから所望のボタンを選択して、モ
ード設定を行う。−例として画像の抽出作業を行いたい
ときには、モード指定ボタンとして抽出ボタン413を
押下する(第68図ステップ■)。するとカード用CP
U 129は複写機が現在そのモード(抽出モード)に
設定されているかどうかの判別を行い(ステップ■)、
そのモードであればこれを解除する(ステップ■)。
すなわちエディタパッド132によって抽出モードに設
定されている状態で抽出ボタン413が押されると、抽
出モードが解除されることになる。
一方、抽出ボタン413が押された状態で複写機が他の
モード、例えば削除モードに設定されていたものとする
。この場合には(ステ1.ブ■;Y)そのモードにおけ
る領域指定が終了しているがどうかの判別が行われる(
ステップ■)。そして終了していれば(Y)、1写機は
オペレータが現在押下したボタンによって指定されたモ
ードに設定される(ステップ■)。この場合には、抽出
モードに設定されることになる。これに対して、他のモ
ードにおける領域入力作業が終了していなければ、誤っ
てボタンが操作されたものとしてそのモード指定ボタン
の押下は無視される(ステップ■;N)。
第69図〜第74図は一例としてマーキングカラーボタ
ン416が押される場合の領域指定操作を具体的に説明
するためのものである。
マーキングの領域を指定する場合、カード用CPU12
9(第6図)はオペレータがエディタパッド付きプラテ
ン26上のボタンを押すかどうかの監視を行っている。
マーキングカラーボタン416が押されると(ステップ
■;Y)、カード、用CP[J 129は対応する表示
ランプ424を点灯させ、マーキングカラーのモードと
なる(ステップ■)。もし、他のボタンが押されれば(
ステップ■)、すでに説明したようにこれに対応する手
−ドの作業が実行されることになる(ステップ■)。
マーキングカラーのモードに設定されたら、カード用C
PLI 129は通常マーキングボタン431 、忰マ
ーキングボタン432およびラインマーキングボタン4
33の押下状態の監視を行う。
そして、ラインマーキングボタン433が押下されたら
(ステップ■;Y)、ラインマーキング用の表示ランプ
438を点灯させる(ステップ■)。
また、通常マーキングボタン431が押された場合には
(ステップ■;Y)、通常マーキング用の表示ランプ4
38を点灯させる(ステップ■)。
枠マーキングボタン433が押された場合にはくステッ
プ■;Y)、枠マーキング用の表示ランプ438を点灯
させる(ステップ@)。
カート用CPtJ 129はラインマーキングボタン4
33以外のボタン43L432が押された場合には、多
角形の指定が行われることになるのでその指定方法を確
認するために指定方法ボタン419の押下状態を監視す
る(ステップ0)。そして指定方法ボタン419が押さ
れたら(Y)、その時点から多角指定ランプ427を点
灯させる(ステップ0)。これに対して指定方法ボタン
419が押されなければ初期的に対角指定ランプ426
を点灯させる(ステップ0)。
第70図において、カード用CPU129は領域および
カラーの指定に先立ってその配下のRAMに領域N=1
を登録する(ステップ■)。
そしてこの状態でラインマーキング用の表示ランプ4゛
38が点灯していれば(ステップ■:Y)、ラインの両
端を指定するための2点のデータの入力が待機される(
ステップ■)。これに対して通常マーキングあるいは枠
マーキング用の表示ランプ438が点灯していた場合に
はくステップ■;N)、矩形の指定が行われたかどうか
を対角指定ランプ426と多角指定ランプ427の点灯
状態から判別する(ステップ■)。そして、対角指定ラ
ンプ426が点灯状態にある場合には、2点の座標デー
タの入力を待機する状態(Y)となる(ステップ■)。
また、多角指定ランプ427が点灯していた状態では、
多点すなわち3点以上の座標データの入力を待機する状
態(ステップ■)となる。
ステップ■における座標データの待機状態で2点の座標
データが入力されたら、対角線によって定まるその領域
の座標データがカード用CPU129の配下のRAMの
他の領域に記憶される(ステップ■)。そしてそのデー
タがベースマシン21のメインCP[J121に転送さ
れる。このデータは表示用CPU l 27とインター
イメージランプ用CPU 122の双方の記憶領域に記
憶されることになる。
一方、ステップ■の状態で領域を特定する3点以上最大
16点の座標データが入力されたら(Y)同様にしてこ
れによって特定される領域の座標データがカード用CP
U 129の配下のRAMに記憶される(ステップ■)
。そしてそのデータはペーユ?、ア21のメインCPU
121にも転送される。このデータは表示用CPU12
7とインターイメージランプ用CPU 122の双方の
記憶領域に記憶されることになる。
このようにして、1つの領域についての座標データの入
力とそのデータの記憶が終了したら、CPU 129は
色指定ボタン434〜437のいずれかが押されるのを
待機する(ステップ■)。
色指定ボタン435が押された場合には青色の指定が行
われたことになり(ステップ■;Y)、対応する表示ラ
ンプ438が点灯することになる(ステップ■)。また
、色指定ボタン436が押された場合には緑色の指定が
行われたことになり(ステップIII;Y)、対応する
表示ランプ438が点灯することになる(ステップ■)
。色指定ボタン437が押された場合には茶色の指定が
行なわれたことになり(ステップQ;Y)、対応する表
示ランプ438が点灯することになる(ステップ■)。
これら3種類のボタン435〜437が押されなかった
場合にはくステップ■;N)、初期的に赤色の指定が行
われたと判別され、赤色についての表示ランプ438が
点灯することになる(ステップ0〉。
ところでこの色指定ボタン434〜437のいずれかが
押される前に領域クリアボタン422が押されると(ス
テップ@;Y)、液晶表示部112にはすでに入力され
た領域のデータを訂正するために該当する領域の選択を
行う選択枝が表示される(ステップ■)。この表示は、
第42図に示したものと同一形式であってもよい。オペ
レータがコンソールパネルにおける設定キー119ある
いはエディタバッド132における設定終了ボタン42
3を押して所望の領域を選択すると(ステップ■;Y)
、その領域の番号“X”が数値Nと置き換えられ、ステ
ップ■に戻る。すなわち、再入力を行いたい領域のデー
タ入力作業が可能となる。なお、この時点で変更前の領
域Nの数値が先のRAMの所定の領域に記憶される。こ
れは、データの再入力が終了した後に再び元の領域に戻
って入力作業を続行することができるようにするためで
ある。
さて、ステップ0で領域クリアボタン422が押される
ことなく所望の色についての表示ランプ438の点灯が
行われたら(ステップ■または■)、オペレータはこの
点灯状態を確認して領域・色指定ボタン421を押す。
領域・色指定ボタン421が押されたら、現在入力した
領域に対するカラーの指定が確定する(ステップ■;Y
)。すなわち、指定された領域のカラーが赤色であれば
(ステップ■;Y)、その領域の図形を示す座標データ
の記憶領域に赤色を示すデータが記憶される(ステップ
■)。指定された領域のカラーが青色であれば(ステッ
プ■;Y)、その領域の図形を示す座標データの記憶領
域に青色を示すデータが記憶される(ステップ■)。指
定された領域のカラーが緑色であれば(ステップ@;Y
)、その領域の図形を示す座標データの記憶領域に緑色
を示すデータが記憶されることになる(ステ・7プ@)
以上のいずれでもない場合、すなわち指定された領域の
カラーが茶色である場合にはくステップ■;N〉、その
領域の図形を示す座標データの記憶領域に茶色を示すデ
ータが記憶される(ステップ■)。
オペレータがこの状態で設定終了ボタン423を押せば
(ステップ@;Y)、領域の指定が終了し、液晶表示部
112には「コピーできます」という表示が行われる(
ステップ0)。これに対して次の領域を指定するために
特殊機能ボタン411が押されれば(ステップ[相];
Y)、先のRAM領域の数値Nが+1され(ステップ@
)、ステップ■に戻って次の領域の指定が行われる。
なお、ステップ0からステップ@に進んだ時点で前記し
たRAMに訂正前の領域Nの番号が記憶されていた場合
には(ステップ[相];Y)、領域N数値がこの値に戻
され(ステップ01更にその番号の消去が行われた後に
ステップ■に戻る。これは、例えば第3番目の領域のデ
ータ入力が行われる段階で第1の領域のデータを訂正し
たときには、その訂正が終了した段階で第3の領域に戻
って入力を進行させるためである。
以上とXなり前の領域の訂正が行われない状態テ領域ク
リアボタン422が押された場合にはくステップ@;Y
)、ステップ■と同様に領域データを再入力するための
選択枝が液晶表示部112に表示される(ステップ@)
。そして再入力のための領域の選択が終了したら(ステ
ップ[相];Y)、その選択した領域の番号“X″が数
値Nと置き換えられ、ステップ■に戻ることになる。
第71図はこの状態における液晶表示部の表示を表わし
たものである。液晶表示9112の左端近傍には、第1
8図に示した座標入力用ノ(1,ド405の領域指定を
行なえる最大サイズを示した枠531が表示されており
、その内部に現在入力された各領域の位置およびサイズ
が指定領域532としてカラー表示されることになる。
装置によっては枠531を現在入力する原稿のサイズに
一致させて表示するようにしてもよい。それぞれの指定
領域532の近傍には、領域の番号が“1”〜“5”と
して表示されている。この例では、番号“3”の領域の
みが青色で表示され、残りの番号の領域が赤色で表示さ
れている。
ところで、この第71図に示された液晶表示部112の
中央部には、前記したように「コピーできます」という
情報が漢字仮名混じり文で表示され、その右側にはアイ
コン533Aが表示される。
このアイコン533Aは現在設定されているモードがマ
ーキングカラーのモードであることを表わしている。第
72図〜第74図は参考のために他のモードにおけるア
イコンの表示を示したものである。このうち第72図に
示したものは、抽出モードにおけるアイコン533Bで
あり、第73図に示したものは削除モードにおけるアイ
コン533Cである。更に第74図では、速写カラー合
成を行う場合において表示されるアイコン533Dを示
している。このように液晶表示部112には、現在設定
されているモードに応じて異なったアイコン533が表
示されるので、オペレータは過った作業を進行させるこ
とがなし)。
ところで第70図のステ・ツブ■の説明におし)で、多
角形の指定を最大16箇所として説明したが、コレは本
実施例の複写機で(ま最大16点の座標を旨定を行うこ
とができる力蔦らである。すなわち、本実施例の複写機
では16角形の領域を指定すれ)ず1つの領域しか指定
することができなG)が、3角形であれば最大5個の領
域指定力く可能であり4角形でこの多角指定が行われる
とき1こ(ま最大4.所を指定することができる。長方
形あるいは正方形で対角線を利用して領域の指定を行う
ときには、最大8箇所の領域指定が可能である。
第75図は指定された領域におけるコピー作業のうちマ
ーキングの行われる作業を表わしたものである。
スタートボタン117が押されると(ステップ■;Y)
、光学レンズ58が等倍の位置(こある力1どうかの判
別が行われる(ステップ■)。等倍でなければ(N)、
光学レンズ58を等倍4立置(こ移動させる(ステップ
■)。
光学レンズ58が等倍の位置にある状態でメインモータ
164がオンとなり、該当するサブ環(像装置59Sへ
の切り換えが行われる(ステ・ツブ■)。
これと共に前記したキャリジは基準反射板の下に移動し
、ここに停止する(ステップ■)。またコピー用紙60
の送り出しが開始される(ステ、ツブ■)。この状態で
露光ランプ56が点灯する(ステップ■)。このときの
光量は、通常のコピー作業における等倍設定時の50%
が目標とされる。
これは、該当するサブ現像装置59Sによるマーキング
部分のコピー濃度を光学濃度で0.6から1.2の範囲
、望ましくは0.5〜0.6の範囲に調整するためであ
る。
露光ランプ56が点灯してから1秒が経過したら(ステ
ップ■)、インターイメージランプ141を駆動するた
めのトリガが出力される(ステップ■)。そして入力さ
れた図形に対応する1ラインずつのテ゛−夕が読み出さ
れ、インターイメージランプ用CPU122ではインタ
ーイメージランプ141のオン・オフ制御が行われる(
ステップ@)。ここで等倍以外が指定されてし)る場合
には、インターイメージランプ用CPL1121t指定
あ。た領域を縮倍率変換後の倍率に変更し、変更後の領
域に対応させてインターイメージランプ141のオン・
オフ制御を行うことになる。
また、トレイ制御用CPU 128では途中まで送られ
て一旦停止したコピー用紙60の搬送を開始させるため
のゲート(レジストレーション用のゲート)が開かれる
(ステップ0)。
インターイメージランプ141は、指定された領域につ
いて発光素子のオン・オフ制御を行ったら、コピー用紙
60の後端に対応する位置に来たかどうかの判別を行う
(ステップ■)。そして、後端に達した場合には通常の
制御としてインターイメージランプ141の全点灯を行
う(ステップ0“)。そして定着後のコピー用紙60を
中間トレイ33に搬入させる(ステップ0)。以上の動
作は、設定されたコピー枚数だけ繰り返し行われる(ス
テップ■〜■)。
第76図は、マーキングカラー処理を実現するために中
間トレイ33に収容されたコピー用紙について他のカラ
ーでマーキングを続行する場合のその後の制御を説明す
るためのものである。
メインCPU121はカラーで行うマーキングの作業が
終了したかどうかの判別を行い(ステップ■)、他のサ
ブ現像装置59Sによるマーキング作業が残っている場
合には(N)、次に行うべき現像のためのサブ現像装置
59Sを選択する(ステップ■)。そして、この状態で
コピー用紙60を中間トレイ33から送り出させる(ス
テップ■)。この後、所定のタイミングでインターイメ
ージランプ141を駆動するためのトリガが出力される
(ステップ■)。そして該当する領域に対応する1ライ
ンずつのデータが読み出され、インターイメージランプ
用CPU 122ではインターイメージランプ141の
オン・オフ制御が行われる(ステップ■)。
また、トレイ制御用cpu t 2 gでは途中まで送
られて一旦停止したコピー用紙60の搬送を開始させる
ためのゲート(レジストレーション用のゲート)が開か
れる(ステップ■)。
インターイメージランプ141は、指定された領域につ
いて発光素子のオン・オフ制御を行ったら、コピー用紙
6oの後端に対応する位置に来たかどうかの判別を行う
(ステップ■)。そして、後端に達した場合には通常の
制御としてインターイメージランプ141の全点灯を行
う(ステップ■)。そして定着後のコピー用紙60を中
間トレイ33に搬入させる(ステップ■)。以上の動作
は、設定されたコピー枚数だけ繰り返し行われる(ステ
ップ■〜■)。このような動作は、カラーによるマーキ
ングの作業がすべて林了す、るまで、すなわちサブ現像
装置59S1〜59S4による現像がすべて終了するま
で繰り返される(ステップ■〜0)。
第77図は、中間トレイ33に収容されたコピー用紙の
その後の制御を説明するためのものであ ゛る。
メインCPU121は、マーキングの行われたコピー用
紙に対して今度は黒色の現像剤による通常のコピー作業
を行うことになる。このとき、メインにPU121はコ
ンソールパネル28上の倍率表示部99に表示されてい
る現在設定されている倍率が等倍すなわち100%であ
るかどうかの判別を行う(ステップ■)。等倍でなけれ
ば(N)、光学レンズ58を設定されている倍率に対応
する位置まで移動させる(ステップ■)。光学レンズ5
8の位置が定まったら、該当するサブ現像装置59Sか
らメイン現像装置59Mへの現像装置の切り換えが行わ
れる(ステップ■)。中間トレイ33から、この時点で
コピー用紙60の送り出しが開始される(ステップ■)
。原稿401の露光を行うためのキャリジの走査も開始
される(ステップ■)。
さて、この状態でメインCPU121は露光ランプ56
の露光位置を検知するための図示しないアクチエータが
レジセンサ172によって検知される時期を監視してい
る(ステップ■)。そして、レジセンサ172によって
検知されたときから300m5(ミリ秒)経過したら(
ステップ■)、ゲートソレノイド237を通電させ(ス
テップ■)、図示しないゲートにその先端を押さえられ
て停止しているコピー用紙60の搬送を開始させる。ユ
れは、中間トレイ33からコピー用紙6oの送り出すレ
るタイミングの誤差を取り除き、感光体ドラム51上で
静電潜像とコピー用紙60の整合(レジストレーション
)を図るためである。
キャリジによる原稿の走査は、キャリジの送り方向にお
ける原稿の長さだけ行われるようになっている。キャリ
ジの走査が終了したら(ステップ■;Y)、g光体ドラ
ム51上にそれ以上の長さで静電潜像を形成する必要は
ない。そこで、この時点でインターイメージランプ14
1が幅方向全部にわたって点灯され、不要なトナー像の
形成が防止される(ステップ@)。
このようにして1枚分のコピー作業が終了したらメイン
CPU121はコピー枚数がコピーの設定枚数に一致し
たかどうかの判別を行う(ステップ■)。一致した場合
には、サイクルダウンすなわちコピー作業の終了のため
の作業が行われ(ステップ0)、マーキングカラー処理
によるコピー作業が終了する。コピー枚数が一致しない
場合には(N)、一致するまで、同様の作業が行われ(
ステップ■〜■)、所望の数だけのコピーが得られるこ
とになる。
(5−9)エディタパッドを用いた入力点の操作さて、
第78図および第79図はエディタパッドを用いて座標
データの入力を行っている状態における本実施例の複写
機の液晶表示部の表示状態を表わしたものである。多点
入力の場合、エディタパッド132を用いて1点ずつ入
力が行われると液晶表示部112には、これらの点を結
ぶ軌跡と、現在入力された点の座標データが表示される
ようになっている。例えば1つの領域について3点の入
力が終わった状態では、第78図に示すように枠531
に3つの点と、これらの点を順に結ぶ実線と、始点と現
在の点く第3の点)を結ぶ破線とが表示される。第3の
点の座標データはこの場合(300,420)となって
いる。この状態′でオペレータが設定終了ボタン423
を押せば、これら3つの点を使用した3角形の領域が指
定されることになる。また、第79図に示すように第5
0点まで入力した状態で設定終了ボタ、423が押され
れば、5角形の領域が指定されることになる。
(5−10)エディタパッドによる入力点の修正ところ
で、例えば第79図に示したように第5点の入力を行っ
た状態で、1つ前の第4点の入力位置の誤りに気づくよ
うな場合が比較的多い。例えば第80図に示すように第
4点の入力位置をX座標、Y座標共にもっと数値の増加
した点にすべきことに気づいたような場合である。この
ような場合に、従来では領域入力操作を断念してその領
域について最初の点から入力をやり直す必要があった。
第81図はこのような場合の入力点の修正操作を示す流
れ図である。オペレータがエディタパッド132を用い
て各点の入力を行っている最中に入力点クリアキー11
6(ストップクリアボタン)を押すと(ステップ■;Y
)、入力点修正モードになる(ステップ■)。
第82図はこの修正モードにおける動作を表わしたもの
である。修正モードでは、エディタパッド132がペン
等で押圧されるかどうかの監視が行われているそして、
初期状態すなわちまだ押圧が行われていない状態では(
N)、1つ前の点(この場合は第4点)の元のデータが
液晶表示部112に表示される(ステップ■)。
第83図はこの状態を表わしたものである。液晶表示部
の枠531内には第4点と第5点の間が破線で接続され
た図形が表示される。また伜531の右側には、入力点
修正という文字と第4点修正中という文字、それに第4
点の座標データが数値で表示される。液晶表示部112
には設定キーのアイコン555が示されている。もし、
この時点で設定終了ボタン423を押せば(第81図ス
テップ■)、第4点の修正は中止され、第4点について
のもとのデータが確定して、すでに入力中である第5点
の入力操作に戻ることになる(第81図ステップ■)。
このときの液晶表示部112の表示は第79図に示した
ようになる。
一方、第83図に示した入力点修正モードにおぃてエデ
ィタパッド132が押されたら(第82図7.7ワプ■
;Y)、その押された点のデータが座標データに変換さ
れ、その変換後のデータが液晶表示部112に表示され
ろく第82図ステップ■)。
第84図は例えばXY座標データが(280゜183)
の点を押圧した場合を一例として表わしたものである。
このように、枠531には修正後の点の位置が示される
。その位置が満足できるものであれば、オペレータは設
定終了ボタン423を押す(第81図ステップ■;Y)
。これにより第4点の入力が確定し、液晶表示部112
.は第5点の入力中の作業状態となる。第80図はこの
状態を表わしたものである。なお、設定終了ボタン42
3を押さない状態でオペレータは何回でもエディタパッ
ド132を押圧することができ、そのたびに第4点の入
力位置が修正されることになる(第82図ステップ■〜
■)。このようにしてこの修正モードでは最適の点を選
ぶことができ、その時点で設定終了ボタン423を押す
ことでこれを座標データとして確定させることができる
(5−11)テンキーとエディタパッドの関係以上説明
した実施例の複写機では入力点の訂正を行う場合、テン
キー80から入力された点はテンキー80で訂正し、エ
ディタパッド132から入力された点はエディタパッド
132を用いて訂正するようになっている。もちろん、
複写機によってはテンキー80から入力された点をエデ
ィタパッド132で修正できるようにしてもよいし、こ
の逆を行ってもよい。この実施例の複写機でも、両者の
相互訂正用のプログラム等を格納した特別のICカード
131をICカード装置22にセットすることでこのよ
うな機能を発揮することができるようになっている。
第85図はこのようなプログラムを説明するためのもの
で、先の第82図に対応するものである。
すなわちこの入力点修正モードでは、エディタパッド1
32もテンキー80も操作されない状態で(ステップ■
、■;N)、液晶表示部112は1つ前の点の直前に与
えられたデータの表示を行うようになっている。そして
、エディタパッド132から座標の指定が行われたり(
ステップ■;Y)、テンキー80からX座標やY座標の
データが入力されたときには(ステップ■;Y)、デー
タが変更されて液晶表示部112に表示されることにな
る。
第86図は、このプログラム作動時の液晶表示部の表示
例を表わしたものである。液晶表示部112には選択キ
ーと設定キーのアイコン552.555と座標データの
XデータとYデータを指定するための指示マーク553
が表示されている。
従ってオペレータは選択キー118を用いて指示マーク
553を該当する座標データの所に移動させ、°テンキ
ー80によって数値を変更すると、そのたびに枠531
内の第4点の位置が修正されその内容が確認されること
になる。
エディタパッド132とテンキー80の双方を用いて座
標データの修正を行う1つの利点は、エディタパッド1
32で大まかな点を決め、テンキー80で細かな修正を
行なえる点にある。すなわち、エディタパッド132は
位置の把握が容易なので大まかな位置決めには大変便利
であるが、入力点を細かく移動させようとしても手が震
えたり、エディタパッド132例の精度がその移動を認
識できない場合がある。そこである程度の位置決めを行
ったらテンキー80で現在表示されている座標データを
細かく調整するようにすれば、高精度の位置決めを確実
に、また短時間で行なえるようになる。
なお、エディタパッド132とテンキー80の双方を用
いた場合には、コンソールパネル28上の設定キー11
9を押しても、エディタパッド132の設定終了ボタン
423を押しても、第81図ステップ■における設定終
了の動作が行われることになる。
(5−12)修正する点の指定 また、以上説明した実施例の複写機では1つ前の点の修
正のみが可能であり、2つ前以前の点の修正を行うこと
ができない。しかしながらこの複写機でも、前記した特
別のICカード131をICカード装置22にセットす
るとこれが可能となる。
第87図はこのための動作を説明するためのものである
オペレータがエディタパッド132を用いて各点の入力
を行っている最中に入力点クリアキー116を押すと(
ステップ■;Y)、液晶表示部112に入力点を選択す
るための表示が行われる(ステップ■〉。
第88図はこのような表示の一例を表わしたものである
。液晶表示部112にはその左側に枠531が表示され
、現在の入力点とそれによって表わされる図形が表示さ
れる。入力点のそれぞれには入力順に番号が記されてい
る。枠531の右側には、「どの点を選択しますか?」
という表示が行われ、その下に入力点の番号が表示され
る。
オペレータは選択キー118を用いて指示マーク553
を該当する番号の直前に移動させ、設定キー119を押
して所望の入力点を指定することになる。
このよう?こして、修正を行う点の設定が終了すると(
第87図ステップ■)、その点の修正が行われる(ステ
ップ■)。例えば第4点が選択された場合には、すでに
説明したような修正(第83図および第84図)が行わ
れることになる。設定キー119等が押されてその点の
修正が終了すると(ステップ■:Y)、すでに入力中の
点に戻って図形入力が進行することになる(ステップ■
)。
このときの液晶表示部112の表示は例えば第79図に
示したようになる。
(5−13)点の削除 この実施例の複写機では、前記した特別の■cカード1
31をICカード装置22にセットすることによって入
力点の削除や追加を行うことができる。ここで入力点の
削除とは、すでに入力した点をキャンセルして残りの点
で図形を作成することをいう。例えば第79図に示した
図形で第2点が余計な点であるとき、この点を呼び出し
て数値を“0”に修正してもその点は原点に表示される
だけで依然として存在し除去することができない。
点の削除はこのようなとき有効となる。
第89図は入力点の削除を行う際の操作の流れを表わし
たものである。オペレータがエディタバッド132を用
いて各点の入力を行っている最中にシフトキー(削除キ
ー)95を押すと(ステップ■;Y)、複写機は入力点
の削除モードとなる。
エディタパッド132上の削除ボタン414を押しても
同様に削除モードに設定される。削除モードに設定され
ると、液晶表示部112には削除点を指定させるための
表示が行われる(ステップ■)。
第90図はこのような表示例を表わしたものである。液
晶表示部112には、削除する点を選択させるための表
示が行われる。オペレータは枠531に表示さた図形に
おける入力点の番号を選択して選択キー118で選択し
て設定キー119を押す(第89図ステップ■)。これ
により、選択された図形を削除した状態での図形表示が
液晶表示部112に行われる(ステップ■)。
第91図は第2の入力点が選択された場合における削除
後の図形を確認させるための表示例を表わしたものであ
る。枠531には、第1の入力点と第2の入力点および
第2の入力点と第3の入力点を結んだ修正前の線分が点
線で示され、修正後の第1の入力点と第3の入力点を結
んだ線分が実線で示される。オペレータがこの削除作業
を有効とする場合には、指示マーク553が「いいえ」
を示した初期状態で設定キー119を押す(ステップ■
;Y)。これによりメインCPU121は該当する入力
点(この場合には第2の入力点)を削除しくステップ■
)、すでに入力中の点の表示を表示用CPU l 27
に対して行わせる(ステップ■)。
第92図はこの場合の液晶表示部の表示例を表わしたも
のである。入力点が1つ削除されたので、従来の第5の
入力点が第4の入力点として表示されている。
なお、入力点の削除が行われた場合、メインCPU12
1はすでに記憶したり転送した座標データのうち必要な
データを訂正する作業を行う。
ステップ■で入力点の削除を取り消したときには(N)
、ステップ■に戻り第90図に示したような表示が再び
行われる。
(5−14)点の追加 第93図は、入力点の追加を行う操作の流れを表わした
ものである。ここで入力点の追加とは、すでに入力した
2つの入力点の間に1または複数の入力点を追加するこ
とである。
オペレータがエディタパッド132を用いて各点の入力
を行っている最中にシフトキー(追加キー)94を押す
と(ステップ■;Y)、複写機は入力点の追加モードと
なる。エディタパッド132上の抽出ボタン413を押
しても同様に追加モードに設定される。追加モードに設
定されると、液晶表示部112には追加点を指定させる
ための表示が行われる(ステップ■)。
第94図は入力点をどの位置に追加するかの選択を行わ
せるために液晶表示部に行われる表示内容を表わしたも
のである。液晶表示部112には、「どの点の直前に点
を追加しますか?」という文字表示が行われ、第2の点
以降の入力点が表示される。また枠531には、現在の
各入力点とこれらの番号が表示される。オペレータが第
3点と第4点の間に新たな入力点を設定する場合には、
数字4の前に指示マーク553を移動させ、この状態で
設定キー119を押すことになる。このようにして追加
する点の一関係が設定されると(ステップ■;Y)、追
加点を入力するための初期画面が液晶表示部112に表
示される。(ステップ■)。
第95図は追加点入力用の初期画面の一例を表わしたも
のである。この場合、第4点の直前に追加点が設定され
るので、液晶表示部112には「第4点の前に追加点入
力中」という文字が表示される。そして、新たに第4点
となるX座標およびY座標の初期値として共にアスタリ
スク*が表示される。これらのアスタリスク*はテンキ
ー80あるいはエディタパッド132からの入力(ステ
ップ■;Y)により数値表示に置き換えられる(ステッ
プ■)。また、枠531内には新たな入力点を基にした
図形が表示される。
第96図はこの状態を表わしたものである。液晶表示部
112には、「次作業指定」というタイトルで現在入力
された座標データが表示される。
この座標データは設定キー119が押されるまでエディ
タパッド132によってもテンキー80によっても自由
に修正することができる。
オペレータがもし終了の文字に指示マーク553を合わ
せた状態で設定キー119を押すとくステップ■、■;
Y)、メインCPU121はアスクリスクが座標を表わ
した数値データにすべて置き換えられたかどうかの判別
を行う(ステップ■)。置き換えられていた場合には(
N)、追加点が入力されたことになるので、追加点の設
定を行う(ステップ■)。そして、すでに入力中の点に
戻って表示を行うことになる(ステップ0)。
第97図は入力中の点に戻った場合の液晶表示部の表示
状態を表わしたものである。この例の場合には、新たな
第4点の追加で元の第4点が第5点に、また第5点が第
6点に変更される。従って、同図に示すように「第6点
入力中」という表示が行われることなる。また、枠53
1内には、新しい点が追加された状態の図形が表示され
る。
第93図に戻って説明を続ける。もしステップ■で表示
中にアスタリスクが存在した場合には(Y)、新たな点
が入力されていない状態でデータ入力が終了したことに
なる。従ってこの場合には、追加点の入力がキャンセル
される(ステップ■)。そして、すでに入力中の点に戻
って表示が行われることになる。
一方、ステップ■で第96図における「次の追加点の指
定」が選択された場合には、現在入力された座標データ
にアスタリスクが残っているかが判別され(ステップ0
)、残っていればそのデータはキャンセルされて(ステ
ップ■)、追加点入力のための初期状態に復帰する(ス
テップ■)。
これに対してデスクリスクが残存せず追加点の座標デー
タが完全に入力された場合には(ステップ(13;N)
、その追加点の設定を行った後(ステップo)、次の追
加点を入力するためにステップ■に戻ることになる。
第98図は、この例の場合の2度目の追加点の入力を行
うための初期状態を表わしたモノマある。
枠531内には新たな第4点が追加された図形が表示さ
れ、その右側には第2の入力点から第6の入力点を示す
数字が表示されている。入カ点ノ数が多くなって表示す
ることができない場合には、指示マーク553を最も右
側の数字(この例では数字“6′″)に合わせた時点以
降にこれ以降の入力点を示す数字が順に表示されること
になる。
次に第99図を用いてこの実施例の複写機における修正
モードへの設定とその解除を説明する。
第5図に示したように、コンソールパネル28には編集
スイッチ83Aと修正・確認スイッチ83Bが配置され
ている。編集モードに設定されている状態で(ステップ
■)修正・確認スイッチ83Bが押されると(ステップ
■)、そのすぐ上に配置された表示ランプ82が点滅し
くステップ■)、その編集モードで指定された編集内容
についての修正モードとなる(ステップ■)。修正モー
ドの解除は次のようにして実現する。
(i)修正・確認スイッチ83Bを再度押したときくス
テップ■)。
これにより表示ランプ82が消灯する(ステップ■)。
この状態で編集・修正時の設定アイコンが液晶表示部1
12に表示されているが否かの判別が行われる(ステッ
プ■)。そしてアイコンが表示されていれば(Y)、編
集・修正後のデータが保存される。これに対してそのア
イコンが表示されていなければ(N)、編集したデータ
がクリアされる(ステップ■)。
(ii )修正モードにおける修正が終了したとき(ス
テップ■)。
これにより複写機は自動的に修正モードから抜は出し、
表示ランプ82が消灯する(ステップ@)。
そしてそのときの状態によって複写機はレディ状態また
はこの前段階としてのウェイト(待機)状態となる。
(iii ) hM集スイッチ83Aを押したとき(ス
テップ■)。
これにより表示ランプ82は連続点灯し、編集モードと
なる(ステップ0)。編集モードの解除1、ついてはす
でに説明した(第28図)。なお修正・確認モードとは
画像データを呼び出して修正や確認を行うモードであり
、修正を行わなかった場合にはデータを単に確認する確
認モードとなる。
そこで以下の説明では特に断らないかぎり修正。
確認モードを修正モードとして説明する。
(6−2)修正モードの種類 編集モードに幾つかの種類があったのに対応して、この
複写機では以下のような種類の修正モードが存在する。
(イ〉修正モード(抽出) 抽出モードを削除モードに変更したり、座標の修正を行
うモードである。第100図はこの修正モードが指定さ
れたときに液晶表示部112に表示される初期画面を表
わしたものである。
(ロ)修正モード(削除) 削除モードを修正モードに変更したり、座標の修正を行
うモードである。第101図はこの修正モードが指定さ
れたときに液晶表示部112に表示される初期画面を表
わしたものである。
(ハ)修正モード(2色) マーキングカラーモード、速写カラーモードあるいは部
分カラー変換モードのように2色で記録を行うモードで
黒と所定のカラーを指定している場合に、その指定色を
逆転させたり、座標の修正を行うモードである。マーキ
ングカラーモードは第5図に右けるコンソールパネル2
8上のマーキングカラースイッチ88を押すことによっ
て実現し、速写カラーモードは速写カラー合成スイッチ
90を押すことによって実現する。部分カラー変換モー
ドは、部分カラー変換スイッチ89を押すことによって
実現するモードである。第102図は以上のモードに対
する修正モードが指定されたときに液晶表示部112に
表示される初期画面を表わしたものである。
(ニ)修正モード(シート合成) 第27図で説明したように、2つの原稿から画情報を抽
出して1つのコピー用紙60に記録するシート合成モー
ドにおける修正であり、例えば第1領域の修正時におけ
る初期画面は第103図に示すようなものとなる。ここ
で符号“nnn”の位置には、編集時にすでに指定され
た数値がそれぞれ表示されることになる。
(ホ)修正モード(エディタパッド) エディタパッド132を用いて編集を行ったときにこれ
を修正するモードである。エディタパッド132を使用
したときには、座標データのみの修正が可能である。先
に示した第103図は、矩形領域の修正を行う際の液晶
表示部112の初期画面と同一である。また第104図
はシート合成を行う場合のように複数の原稿からそれぞ
れ領域の抽出を行う際に、液晶表示部112に修正のた
めに表示される初期画面の一例を表わしたものである。
この例では第1の原稿について領域の修正が行われるこ
とになる。
(6−3)修正作業の例 第105図は、テンキー80を用いた座標データの修正
の様子の概要を表わしたものである。第99図で説明し
たように、メインcpu 121は修正・m Jスイッ
チ83Bが押されるかどうかの監視を行っている(第1
05図ステップ■)。そして、修正・確認スイッチ83
Bが押された場合には(Y)、エディタパッド132側
に対して修正モードに入ったことを示すデータの送信を
行う(ステップ■)。そして、その修正モードに応じた
初期画面の表示を行う(ステップ■)。
さて、この状態でオペレータが座標の修正を指定したら
(ステップ■:Y)、修正する領域の番号としてまず領
域番号N=1が設定される(ステップ■)。そして第N
領域(ここでは第1領域)の座標データ全部を表示用C
PU 127に送信する(ステップ■)。表示用CPU
 127ではこのデータを受信すると、該当する第N領
域についてすでに入力された図形を液晶表示部112に
表示する。第106図はこのときの液晶表示部の表示状
態を表わしたものである。枠531内には、いまから修
正を行おうとする領域の図形が表示される。
この状態で座標データにおける頂点番号としてまずT=
1が設定される(ステップ■)。これに基づき、表示用
CPU 127は第N領域の図形と頂点Tの座標データ
を液晶表示部112に表示する(ステップ■)。この場
合には、第1領域の第1の頂点が表示部れることになる
第107図は、この表示状態を表わしたものである。液
晶表示部の枠531には第106図に示した三角形の図
形を構成する3つの頂点のうち修正の対象となる第1の
頂点が点滅表示される。また枠531の右側の部分には
、領域の番号とその頂点のX、Y座標が表示される。
この状態でメインCPU121はテンキ780から数値
が入力されるか、選択キー118が押されるか、あるい
は設定キー119が押されるかの監視を行っている(ス
テップ■〜0)。選択キー118あるいは設定キー11
9が押される前にテンキー80から数値が入力されれば
(ステップ■;Y)、メインCPU121はそのテンキ
ー80から入力された数値とカーソル位置すなわち指示
マーク553がX座標を示しているかY座標を示してい
るかの識別データを表示用cpu127に送信する(ス
テップ0)。これに基づき、表示用CPU 127はテ
ンキー80によって入力された修正点の座標データとこ
れにより作成される図形の表示を行う(ステップ■)。
第108図は第1の頂点の修正時点における液晶表示部
の表示状態を表わしたものであり、第1の頂点が同様に
点滅表示されている。
一方、オペレータが選択キー118を押下した場合には
(ステップ■;Y)、指示マーク553がX座標を指示
していた場合にはY座標を指示し、Y座標を指示してい
た場合にはX座標を指示する。
そしてその変更状態が表示用CPIJ 127に送信さ
れ(ステップ0)、変更内容で表示が行われる(ステッ
プ■)。
このように、オペレータはテンキー80と必要な場合に
は選択キー118を操作して、座標データの修正を行う
。修正は設定キー119が押されるまで自由に行うこと
ができ、そのたびに修正後の座標データや図形が液晶表
示部112に表示されることになる。
座標データの修正が終了してオペレータが設定キー11
9を押すと(ステップ0;Y)、液晶表示部112に現
在表示中の修正後の座標データが座標データを格納する
ための記憶領域に上書きされる(ステップ■)。これに
より、その頂点における座標データが確定することにな
る。
第109図はこのようにして第1領域の第1の頂点の座
標データが確定した状態における液晶表示部の表示例を
表わしたものである。枠531内には、修正後の図形が
表示されており、第1の頂点はその点滅を終了させてい
る。
このようにして第1領域の第1の頂点の修正が終了した
ら、メインCPU 121は同一領域に他の頂点が存在
するかどうかの判別を行う(ステップ0)。そして他の
頂点が存在していた場合には(Y)、頂点Tの数値を+
1する(ステップ■)。
そして、ステップ■に戻って新たな頂点についての修正
作業に着手することになる。この例の場合には、第1の
頂点の修正作業が終了したので、第2の頂点が点滅しそ
の修正作業が開始される。
一方、この例の場合では第3の頂点の修正が終了した場
合のように同一領域に残りの頂点が存在しなくなった場
合には(ステップ■;N)、他に領域が記憶されている
かどうかの判別が行われる(ステップ■)。この例の場
合、第1領域以外の領域が記憶されていた場合には(Y
)、領域番号Nが+1される(ステップ@)。そして、
ステップ■に戻り、第N領域(この場合には第2領域)
の座標データ全部が表示用CPU 127に送ら、れる
ことになる。以下同様である。
これに対して、他の領域が記憶されていな場合には(ス
テップ■;N)、m正が全部終了したことになるので、
修正モードの解除が行われる(ステップ■)。
ところで以上説明した第14図の動作では、ステップ■
でテンキー80によってのみ座標データの入力を行なえ
るようにした。装置によっては、またはICカード13
1による付加的なプログラムの格納によって、エディタ
パッド132の使用によっても座標データの修正が可能
となってもよい。
第110図はこの場合に必要とされる追加的なプログラ
ムを表わしたものである。この場合、第105図のステ
ップ■とステップ■の間に、エディタパッド132から
座標データが受信されたかどうかの判断が追加される(
第110図ステップ■)。座標データが受信された場合
には、指示マーク553をX座標の位置とY座標の位置
に交互に移動させて、それぞれの座標データを表示用C
PU l 27に送信する(ステップ■、■)。エディ
タパッド132はX座標とY座標を同時に指定すること
ができ、かつペン先等をパッド面上で移動させることに
より修正する点の位置を自在に変化させることができる
ので、エディタパッド132から座標データを受信して
いる間はこの動作が繰り返される(ステップ■〜■)。
エディタパッドから座標データの受信が行われていない
間は、第105図のステップ■に進むことになる。
第111図は、エディタパッドを用いて座標データの修
正を行っている状態の一例を表わしたものである。液晶
表示部112の枠531内には図形が表示され、修正中
の点が点滅している。座標データの数値表示の態様はテ
ンキー80から座標データを入力する場合と変わらない
が、エディタパッド132から座標データを連続的に送
信している間は指示マーク553がX座標とY座標の間
を交互に移動して表示されるので、テンキー80からの
入力と区別することができる。
(6−4)座標データ記憶領域 第112図は、以上説明した座標データの入力や修正を
行う部分の構成の概要を表わしたものである。エディタ
パッド132はカード用CPU129の制御を受けてメ
インCPU121とデータの授受を行うことはすでに説
明した。メインCPU121のRAM121E(第7図
)には座標データ記憶領域611が設けられており、こ
こに座標データが格納されるようになっている。もちろ
ん、座標データはここからカード用CPU129を介し
てICカード131に書き込むこともでき、あるいはI
Cカード131に書き込まれた座標データを読み出して
座標データ記憶領域611に格納することもできる。ま
た、複写機の電源を切断した場合にも保管しておきたい
座標データは、不揮発性メモリ(NVM)に格納するこ
とができることもすでに説明した。
メインCPU121は、表示用CPU 127を介して
液晶表示部112の表示を制御する一方、コンソールパ
ネル28に配置されているその他の操作表示部分612
すなわち各種キーや表示ランプの制御を行うようになっ
ている。
第113図は座標データ記憶領域の主要部の構成を表わ
したものである。座標データ記憶領域611には、編集
の種別を示す編集機能コード621と、その編集に必要
とする領域の数を表わしたデークロ22と、それぞれの
領域の座標データ623−1.623−2・・・・・・
が格納されるようになっている。
第114図は各領域の座標データの構成を表わしたもの
である。1つの領域の座標データ623は、領域の頂点
数を表わしたデータと、それぞれの頂点におけるX座標
のデータ632−NXおよびY座標のデータ632−N
Yから構成されている。ここで符号Nは頂点を表わした
数値であり、頂点の数が多くなればなる程、その領域の
座標データを格納するメモリ領域は大きくなる。本実施
例では、各頂点のX座標およびY座標のデータをそれぞ
れ2バイトで構成している。
第115図は座標データ記憶領域のその他の領域部分を
表わしたものである。この部分には入力中あるいは修正
中の領域の番号を示すデータ635や、入力中あるいは
修正中の頂点の番号を示すデータ636および液晶表示
部112内における指示マーク(カーソル)553の位
置を示すデータ637が格納されるようになっている。
ところで、第M領域の第N頂点の座標を記憶する位置し
は、次の計算によって求めることができる。
L=第1領域の頂点数位置子 a+ (N−1)X2b+ (指示マークの位置−1)  19011.(1)ここ
でa=頂点数を記憶する部分の容量(メモリ使用量) b=1点のX(またはY)座標を記憶する部分の容量(
メモリ使用量) である。また“′指示マークの位置”とは、指示マーク
553がX座標を示しているときを“1”とし、Y座標
を示しているときを“2”とするものとする。
(7)編集データの転送と画像の作成 次に座標データ等の比較的大容量のデータの転送と、座
標データを元にした静電潜像の加工作業について詳しく
説明する。
(7−1)データの大容量転送 本実施例の複写機ではICカード131から各種データ
の読み込みを行ったり、この逆にICカード131に各
種データの書き込みを行うことができる。ICカード1
31には複写機の機能をアップするためのプログラムも
格納することができるので、この実施例の複写機では座
標データのみならず比較的大容量のデータを取り扱うこ
とが多い。もちろんICカード131とメインCPU1
21の間のみならず、それぞれのCPU間でも大容量の
データが転送される場合途ある。そこで本実施例の複写
機では、比較的小さな容量のデータについてはそれぞれ
のCPU間で時分割によるデータ転送を行う一方、大容
量のデータについてはこのような自分且つによる転送を
一時的に中断して、1度にまとめてデータの転送を行う
ことにしている。これを本実施例の複写機では大容量転
送と称することにする。
(7−2)ICカード装置の構成 まず第116図を用いて大容量転送を行う際の1つの窓
口となるICカード装置の回路構成を説明する。
この第116図は、ICカード装置におけるICカード
の接続部分の回路構成の要部を表わしたものである。I
Cカード装置22は第6図に示したようにカード用CP
U129を備えている。
カード用CPU 129は4K(キロ)バイトの記憶’
J I ’cもつRAM (ランダム・アクセス・メモ
+7 ) 711と、4にバイトの記憶容量をもつRO
M (リード・オンリ・メモリ)712を備えている。
ここでROM712はICカード装置22の制御を行う
ためのプログラムを記憶したメモリであり、RAM71
1は各種データを一時的に記憶するための作業用メモリ
である。
カード用CPU129は2つのシリアルパラレル変換器
713.714に接続されている。第1のシリアルパラ
レル変換器713はICカード装置22にセットされる
ICカードとの間でシリアルデータの送受を行い、カー
ド用CPU129c!:の間でパラレルデータの送受を
行うようになっている。第2のシリアルパラレル変換器
714は、ベースマシン21との間でシリアルデータの
送受を行い、シリアルパラレル変換あるいはパラレルシ
リアル変換を行ってカード用CPU129.!:(7)
間でパラレルデータの送受を行う。ICカード装置22
内には2つのクロック発生回路715.716が用意さ
れており、第1のクロック発生回路715は、10MH
zのクロック信号をICカードに供給する。また、第2
のクロック発生回路716は、18MHzのクロック信
号をカード用CPU 129に供給する。
カード用CP U 12.9は出力ポードア18を介し
てICカードに電圧■oおよびVPPを供給し、またリ
セット信号R3Tの供給も行う。また入力ポードア19
を介してICカードからインサート信号INSおよびカ
ード有り信号CARDの供給を受けるようになっている
(7−3)データの流れ ICカード1’31に付加的制御情報が登録されてい・
るような場合には、ICカード131からベースマシン
21側に比較的大容量のデータが伝送されることになる
。そこでこの実施例の複写機では、このようなデータの
伝送を短時間に行なえるように大容量転送のモードを設
定し−このモードの下でデータの伝送を行うようになっ
ている。
第117図はこの大容量伝送によるg −2?ラフ21
側に対するデータの書き込み作業を説明するためのもの
である。ICカード131をICカード装置22にセッ
トスルト、ベースマシン21はこれを検知し、所定のタ
イミングでデータの読み込みを開始する。このとき、1
92008PS(ビット/秒)の転送速度でICカード
131からICカード装置22にデータの転送が行われ
る。
ICカード装置22ではこれを96008PSの速度に
変換し、シリアルデータとしてメインCPU121に大
容量転送を行う。ここで大容量転送とは、メインCPU
121がベースマシン21側の複写制御を行っていない
状態で各付加装置との間のデータ交換を一時的に中断し
て、ICカード装置22との間でデータの転送に専念す
ることをいう。
この大容量転送については、本特許出願人が昭和62年
4月22日に「シリアル通信制御方法」という名称で出
願した特願昭62−097440号に詳細な開示がある
メインCPU 121に送られたICカード131の付
加プログラムは、RAM121Eに格納される。そして
、ROM121Dに格納されているデータと併せて複写
機の動作制御用のプログラムとなる。
(7−4)インターイメージランプの制御法に本実施例
の複写機で行われる領域の削除と追加について詳細に説
明する。まず、これらの制御を行うインターイメージラ
ンプ141およびその制御のための回路について説明す
る。
第118図はインターイメージランプに関係する回路部
分を表わしたものである。インターイメージランプ14
1は、128個の発光ダイオード(LED)801を一
例に配置したものである。
感光体ドラム51(第8図等参照)上における1つの発
光ダイオード801による光の照射領域は2.4mmx
2.4mmとなっている。このインターイメージランプ
141のそれぞれの発光ダイオード801は、LEDド
ライバ802によって駆動される。LEDドライバ80
2の駆動を制御するのがインターイメージランプ用CP
U122である。
インターイメージランプ用CPU1221;It、これ
を制御するためのプログラムを格納した4にバイトのR
OM712とデータの一時蓄積用の8にハイドのROM
712とバス806を介して接続されている。インター
イメージランプ用CPU122は、第6図ですでに説明
したように通信ライン123.124によってメインC
PU121、表示用CPU 127およびカード用CP
U 129とデータの通信を行うようになっている。イ
ンターイメージランプ用CPU 122は、カード用C
PU 129から送られてきた座標データをRAM71
1に書き込み、指定された領域のイメージを作成する。
このイメージは、後に詳細に説明するように画像の編集
を行う際に逐次読み出され、パラレルシリアル変換器(
P/S)807に供給される。パラレルシリアル変換器
807は供給されたパラレルデータ808をロード信号
809によってロードし、シリアルデータ810に変換
してLEDドライバ802に供給する。インターイメー
ジランプ用CPU122からLEDドライバ802には
、シリアルデータ810の取り込みおよびラッチに用い
られるクロック信号811とラッチ信号812が供給さ
れている。
LEDドライバ802はシリアルデータ810を1ライ
ン分取り込むとこれをラッチし、感光体ドラム51がそ
の周面を回転方向に1mmだけ移動させる時間だけ各発
光ダイオード801のオン・オフ制御を行う。そして、
次のタイミングで次のラインについて同様の点滅制御を
行うことになる。
このようにして、静電潜像の選択的な除去が行われてい
く。
(7−5)編集処理の概要 次に、編集処理の概要をメインCPU121とインター
イメージランプ用CPU 122の動作と共に説明する
第119図はこれら2つのCPUの処理の流れを並列的
に表わしたものである。本実施例の複写機、原稿の特定
領域の削除や抽出等の編集作業を行う場合、オペレータ
は画像の編集、または修正、確認を行うためのスイッチ
83(第5図)を操作して、編集モードを選択する。こ
れによりメインCPU121は編集機能実行のためのプ
ログラムの選択を行い、複写機を編集モードに設定する
(ステップ■)。この後、vA集データの入力処理が行
われる(ステップ■)。前記したように編集データはI
Cカード131から入力されたり、エディタパッド13
2あるいはテンキー80から入力される。編集データの
入力処理が完了したら、メインCPU121はこれをイ
ンターイメージランプ用CPU 122に送信する(ス
テップ■)。
そしてコピー作業を開始するために、指定された用紙サ
イズが適当なものであるかどうかのチエツクを行う(ス
テップ■)。その結果、用紙サイズがオーバーであれば
(ステップ■;Y)、用紙サイズがオード−であること
が表示され、コピー作業開始待ちの状態となる(ステッ
プ■)。そして、縮倍率の変更(ステップ■)や用紙サ
イズの変更(ステップ■)があれば(Y)、ステップ■
に戻り、用紙サイズが適当であるかどうかのチエツクが
再び行われる。
一方、ステップ■で用紙サイズがオーバーでなかった場
合のようにその状態でスタートポクン117が押される
と(ステップ@;Y)、コピー開始信号および画像の先
端を消し込むための先端泊込データ等が作成され、イン
ターイメージランプ用CPU122に送信される(ステ
ップ■)。
そして、この後1枚分のコピー動作が実行され、設定さ
れたコピー枚数に到達するまで同様のコピー動作が繰り
返される(ステップ0、■)。このようにして一連のコ
ピー作業が終了すると(ステップo)、複写機のコピー
終了作業としてのサイクルダウンが行われる(ステップ
■)。そして再びステップ■に戻ってコピー動作の開始
を待機する状態となる。
以上のようなメインCPU 121の動作において、ス
テップ■でuA集データの送信が行われると、インター
イメージランプ用CPU122はこれを受信する(ステ
ップ0)。そして、捕%チー’) I:−ヨヒー作業時
の縮倍率を掛けて実際の編集領域すなわち抽出または削
除を行う領域を演算する(スケツブ@)。そして、この
結果を感光体ドラム51の軸方向のデータ(以下Y軸デ
ータという。)について2.4mmピッチに換算する(
ステップ0)。感光体ドラム51の回転方向すなわちX
軸方向のデータ(X軸データ)については1mm単位の
データのままにする。そして、これらY軸データおよび
X軸データをRAM711(第118図)の編集領域用
に用意された領域に実際のノ(ターンと対応させて書き
込む(ステップ[相])。ここでY軸データについて2
.4mmピッチに換算することにしたのは、発光ダイオ
ード801のサイズが一辺2.4mmであることに基づ
くものである。X軸方向については、発光ダイオード8
01の点滅周期を短く設定することによりピッチを短く
することができるので、本実施例では1mmのピッチと
している。
以上のようにしてRAM711にイメージパターンが格
納されたら、コピー開始の待機状態となる(ステップ[
相])。この状態でオペレータの操作によって縮倍率の
変更があれば(ステップ@;Y)、再びステップ@から
の動作が繰り返されることになる。
コピー開始の待機状態でオペレータがスタートボタン1
17を押すと(ステップ0.(り) 、インターイメー
ジランプ用CPU 122はインターイメージランプ1
41のすべての発光ダイオード801を点灯させる(ス
テップ[相])。この全点灯の動作は、コピー用紙60
(第4図)に対応する静電潜像領域よりも手前の領域の
静電潜像を消去するために行われる。
第120図はインターイメージランプの一役的な消去作
業を説明するためのものである。コピー用紙に記録され
ない画像を消し込むために、インターイメージランプ1
41は通常3つの領域141A〜141Cに分割される
。これらの領域141A〜141Cの境界位置は、Y軸
方向における原稿の画像領域821の側端部の位置とじ
て設定されるものである。
インターイメージランプ141による消去作業は、先端
漬込領域、サイドイレーズ領域、および後端泊込領域の
3つの領域に分けて行われる。チャージコロトロン52
(第4図)によって感光体ドラムの帯電が開始されてか
ら原稿の画像領域821の先端に到達するまでの先端漬
込領域822−1では、インターイメージランプの3つ
の領域141A−141(:の発光ダイオードが全部点
灯され、感光体ドラム上の静電潜像が感光体ドラム51
の幅方向に全部消去される。次のサイドイレーズ領域8
22−2では、原稿の画像領域821を避けるようにし
て、2つの領域141A。
141Cの発光ダイオードが点灯され、これらの部分の
静電潜像が消去される。最後の後端泊込領域822−3
では、再び3つの領域141A〜141Cの発光ダイオ
ードが全部点灯され、感光体ドラム上の静電潜像が感光
体ドラム51の幅方向に全部消去される。このようにし
て、第120図で斜線で表わした領域全部の静電潜像が
消去され、原稿の画像領域821の静電潜像のみが残存
することになる。
本実施例で問題とする画像補集のためのインターイメー
ジランプ141の制御は、以上説明した本来消去作業の
行われない画像領域821における個々の発光ダイオー
ド801の点灯制御ということになる。
第119図のステップ@に戻って説明を続ける。
インターイメージランプの発光ダイオード801が全点
灯されたら(ステップ@l)、前記したステップ0で先
端泊込データ等がメインCPU121から送られてきた
後、インターイメージランプ用CPU122は先端泊込
終了後に編集等のために使用される発光ダイオードの点
灯ノ(ターンをRAM711から読み出す(ステップ@
)。そして、後に詳しく説明するように、これをX軸方
向に補正したデータを作成する(ステ・ノブ[相])。
このようにして先端泊込終了後の最初のラインの点灯パ
ターンが用意されたら、インターイメージランプ用CP
U 122は先端泊込終了の時機が到来するのを監視す
る(ステップ[相])。
先端漬込終了の時機を示すデータは、メインCPU12
1側からトリガ信号として出力され、割込処理される。
これは、メインCPU121とインターイメージランプ
用CPU 122および他のCPLIとの間で通常行わ
れるシリアル通信を用いると、これらのCPU間の時分
割通信のために先端漬込終了の時機を正確に示すことが
できないからである。
このトリガ信号が到来すると、インターイメージランプ
用CPU 122は先端泊込終了後の1ライン分のパタ
ーンをラッチさせ、インターイメージランプ141を出
力データに応じて点灯制御させる(ステップ@)。そし
て、次の1ライン分のデータ、すなわちX軸方向に1m
m移動した後の点灯パターンの読み出しを行う(ステッ
プ@)。
この読み出された点灯パターンは、前記したと同様に補
正され、LEDドライバ802に対して出力されること
になる(ステップ0)。そして、感光体ドラム51が1
mmだけX軸方向に回転移動した時点で(ステップ@;
Y)、そのてばに従ってインターイメージランプ141
の点灯が制御され、先端漬込終了後の2ライン目の静電
潜像消去についての制御が行われる(ステップ■)。
この後、インターイメージランプ用CPU122は第1
20図で示した原稿の画像領域821の後端に到達した
かどうかの判別を行う(ステップ@)。モして後端に到
達していなければ(N)、ステップ@に戻り、同様の制
御で1ラインずつインターイメージランプ141の点灯
制御を行う。
これに対して、原稿の画像領域821の後端に到達した
場合には(ステップ[相];Y)、後端漬込領域の開始
なので、インターイメージランプ141の全発光ダイオ
ード801を点灯させる(ステップ[相])。そして第
120図に示した後端漬込領域822−3の静電潜像の
消去が行われる。
この段階でインターイメージランプ用CPU122は更
に同様のコピーが行われるかどうかの判別を行う(ステ
ップ@)。複数枚のコピーが行ゎれる場合であって、ま
だ残りがある場合には(Y)、ステップ@に戻って次の
コピー用紙に対して同様の制御が行われる。これに対し
て、エビ−作業がこれで終了する場合には(ステップ■
;Y)1.II了する時点まで(ステップ@l)、イン
タ゛  −イメージランプ141の全発光ダイオード1
を点灯させる(ステップ■)。インターイメージランプ
141が消灯したら、ステップ@に戻ってコピー作業の
開始を待機する状態となる。
以上説明した実施例では記憶媒体としてICカードを用
いたので、各ICカードを個人単位等で所有させること
により複写機の個人管理が容易になる。またこれらの者
ごとにコピー作業の範囲を制限することが可能となり、
例えば休み時間における私的なコピー作業を制限するこ
とができる。
更に実施例によればICカードを職業別に用意すること
により、その職業にあった複写倍率やコピー濃度等を優
先的に選択させることができるようになり、各種業種に
合った木目細かなサービスを行うことができる。
また、実施例では絵文字(アイコン)を表示したので、
複写機の操作に熟れた人にとっては文字による表示より
も分かりやすく間違いない操作を行うことができるよう
になる。 更に、本実施例の複写機では文字表示も専用
のCPU等を用いることで漢字カナ混じり文で行うこと
にしたので、読み間違いを防止することができる。
なお、以上説明した実施例では、入力点の指定を液晶表
示部112に表示さた数字の選択jこよって行った。こ
れ以外にも、例えば特別のキーを1回押すごとに入力点
を順次カウントアツプあるいはカウントダウンするよう
にしてもよい。この場合には、液晶表示部112に現在
の入力点の番号を表示し、例えば設定キーを押下するこ
とによってその入力点を確定させるようにしてもよい。
また、実施例ではペン等の押圧された点の座標を入力す
るエディタパッドをポインティング・デバイス(座標入
力装置)として用いたが、一般に用いられているこの種
装置を本発明の画像編集装置に用いてもよいことはもち
ろんである。すなわち画像編集装置がCRT等の表示装
置を備えている場合には、マウスやジョイステック等の
他のボイアティング、デバイスも座標データの入力に用
いることができる。また、いわゆるタッチバネ、。
によって座標データの入力を行うことも可能である。
「変形例」 なお、実施例では入力点クリアキー等のクリアキーを用
いて所望の座標データを呼び出して修正することを説明
したが、これらの修正作業は指定した入力点や領域自体
をクリアしてデータの訂正を行うことである。装置によ
ってはこのような訂正作業を含めずに座標データのクリ
アのみを行うものであってもよい。
第121図はこのような装置における制御動作の要部を
表わしたものである。複写機等の画像編集装置が領域や
入力点のクリアを行うことのできるモード(クリア実行
モード)に設定されている場合(ステップ■)、CPU
はクリアキーがオンとなった時点で(ステップ■;Y)
、座標データの入力状態であるかどうかの判別を行う(
ステップ■)。そして座標データの入力中であれば(Y
)、入力中のすべてのデータをクリアする(ステップ■
)。そしてこの後、クリアキーの受は付けを禁止させる
(ステップ■)。
ここでクリア実行モードは例えば次のような方法で設定
することができる。
(イ)プリント基板上に配置されたデイツプスイッチの
操作によるモード設定。
(ロ)専用のICカードのセットによるモード設定。
(ハ)クリア実行モードを常用のモードとして組み込ん
だ製品の作製。
(ニ)装置を自己診断モードに設定した状態で所定の操
・作を行うことによるモード設定。
(ホ)操作パネルに設けられたモード設定ボタンの押下
によるモード設定。
第121図ステップ■に戻って説明を続ける。
クリアキーが押された時点に座標データの入力中でなけ
れば(N)、領域の設定状態であるかどうかの判別が行
われる(ステップ■)。そして領域の設定を行っている
状態であれば(Y)、その直前に設定された領域のみの
クリアが行われる(ステップ■)。これに対して領域の
設定を行っていない場合には(ステップ■;N)、設定
が終了した状態かどうかの判別が行われ(ステップ■)
、設定が終了していれば設定されているすべての座標デ
ータをクリアして座標データの入力モードに移行する(
ステップ■)。そしてこれ以後のクリアキーの受は付け
を禁止する(ステップ■)。ステップ■で領域の設定が
終了していなかった場合には(N)、クリアキーの押下
が無視される(ステップ■)。
一方、画像編集装置がクリア実行モードに設定されてい
ない場合にも(ステップ■;N)、CPUはクリアキー
が押されているかどうかの監視を行う(ステップ0)。
そしてクリアキーが押された場合には(Y)、座標デー
タの入力中がどうかの判別を行う(ステップ■)。そし
て入力中であれば、1つ前に入力した点に関するデータ
のクリアを行う(ステップ0)。ステップ0で入力中で
ない場合には(N)、領域の設定状態であるかどうかの
判別が行われる(ステップ0)。この結果、領域の設定
状態であれば(Y)、1つ前に設定された領域に関する
データをクリアする(ステップ0)。領域の設定状態で
なければ(ステップ■;N)、設定が終了した状態かど
うかの判別が行われる(ステップ@))。領域の設定が
終了していれば直前に設定された領域に関するデータを
クリアして入力モードに戻る(ステップ■)。これに対
して設定終了状態でなければ(N)、クリアキーの操作
を無視することになる(ステップ■)。
すなわち、この変形例ではクリア実行モードにおける第
1のクリア機能とクリア実行モード以外における第2の
クリア機能が存在し、これらはそれぞれ次の第1表に示
すように機能することになる。
(以下余白) 第1表 「発明の効果」 このように本発明によればポインティング・デバイスで
座標データを修正する場合にも、入力された座標データ
を数値で表示することにしたので、X軸やY軸に平行な
線分を指定する場合にも2点の数値を比較することによ
り正確な修正作業を行うことができるという利点がある
。またポインティング・デバイスを用いて入力した数値
をポインティング・デバイスで修正することができるの
で、装置に不慣れな者でも修正作業を容易に行うことが
できるという長所もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示すブロック図、第2図〜第1
20図は本発明の画像編集装置を応用した複写機の一実
施例および変形例を説明するだめのもので、このうち第
2図は複写機のシステム構成を表わしたシステム構成図
、第3図はこの画像編集装置としての複写機のシステム
構成の一例を表わした外観図、第4図はこの複写機の概
略を示す概略構成図、第5図はこの複写機のコンソール
パネルの平面図、第6図はこの複写機の回路構成の概要
を表わした回路図、第7図はメインCPUを中心として
更に第6図を展開して示したブロック図、第8図は複写
機の感光体ドラム周辺の回路構成を具体的に表わしたブ
ロック図、第9図はサブ現像装置で1回目の現像を行い
メイン現像装置で2回目の現像を行う場合のメインモー
タとデペ・ソレノイドの動作を示すタイミング図、第1
0図はメイン現像装置で1回目の現像を行いサブ現像装
置で2回目の現像を行う場合のメイン、−5とデベ、ソ
レノイドの動作を示すタイミング図、第11図は複写機
の露光系やコンソール制御B n O)周辺を具体的に
表わしたブロック図、第12図は複写機の電源や定着装
置等を具体的に表わしたブロック図、第13図はコピー
用紙の搬送系の回路構成を具体的に表わしたブロック図
、第14図はDADFの概略構成図、第15図はソータ
の斜視図、第16図は中間トレイを中心とした搬送系の
概要を表わす側面図、第17図はエディタパッドを装着
した複写機のシステム構成を表わした斜視図、第18図
はエディタパッドの平面図、第19図はエディタパネル
および表示パネルを表わした平面図、第20図は大容量
トレイの回路構成を示すブロック図、第21図は抽出モ
ードによる画像編集を説明するための平面図、第22図
は削除モードによる画像編集を説明するための平面図、
第23図は2色モードによる画像編集を説明するための
平面図、第24図はブック分割モードによる画像編集を
説明するための平面図、第25図はシート分割モードに
よる画像編集を説明するための平面図、第26図はブッ
ク合成モードによる画像編集を説明するための平面図、
第27図はシート合成モードによる画像編集を説明する
ための平面図、第28図は編集モードへの設定とこのモ
ードの解除を説明するための流れ図、第29図はテンキ
ーによる補集モードAとエディタパッドによる編集モー
ドBとの関係を示す流れ図、第30図は編集モードが選
択された場合の下位モードへの設定作業の様子を表わし
た流れ図、第31図は編集モードにおける液晶表示部の
初期的な表示状態を示す平面図、第32図は編集モード
で「変換モード」が選択された場合の液晶表示部の表示
状態を示す平面図、第33図は複写機が抽出モードに設
定されたときの作業の流れを示す流れ図、第34図は第
1の領域が指定される際の液晶表示部の初期的な表示状
態を示す平面図、第35図は第1の領域の指定後に次の
領域の指定の可否を問う液晶表示部の表示状態を示す平
面図、第36図は第2ノ領域が指定される際の液晶表示
部の初期的な表示状態を示す平面図、第37図は第2の
領域の指定後ニ次の領域の指定の可否を問う液晶表示部
の表示状態を示す平面図、第38図は第3の領域が指定
される際の液晶表示部の初期的な表示状態を示す平面図
、第39図は抽出モードでコピーができる状態となった
ときの液晶表示部の表示状態を示す平面図、第40図は
既に入力の終了した領域に戻る他の第1の例における制
御を示す流れ図、第41図は既に入力の終了した領域に
戻る他の第2の例における制御を示す流れ図、第42図
は既に指定した領域のうち1つを呼び出す場゛合におけ
る液晶表示部の表示態様の一例を示す平面図、第43図
は削除モードでコピーが可能になったときの液晶表示部
の表示内容を示す平面図、第44図は2色コピーモード
でコピーが可能になったときの液晶表示部の表示内容を
示す平面図、第45図は2色コピーモードが指定された
場合におけるテンキーによる操作の流れの一例を示す流
れ図、第46図は指定領域内の現像色の選択表示の様子
を示す液晶表示部の平面図、第47図は指定領域外での
現像色の選択表示の様子を示す液晶表示部の平面図、第
48図は分割モードが指定された場合の制御の流れを示
す流れ図、第49図は分割モードにおける液晶表示部の
初期的な表示状態を示す平面図、第50図は分割モード
において更にページ連写モードが選択された場合でのコ
ピー可能な状態を示す液晶表示部の平面図、第51図は
分割モードにおけるコピー可能な状態を示す液晶表示部
の他の例を示す平面図、第52図は指定された領域をコ
ピーする位置を決定するために液晶表示部に表示される
内容を示す平面図、第53図は分割モードにおいて更に
ページ速写モード以外のモードが選択された場合でのコ
ピー可能な状態を示す液晶表示部の平面図、第54図は
合成モードが指定された場合の制御の流れを示す流れ図
、第55図は合成モードにおける液晶表示部の初期的な
表示状態を示す平面図、第56図は第2の領域を記録す
る色を変更するかどうかを問う選・択枝が液晶表示部に
表示された状態を示す平面図、第57図は第54図のス
テップ■における制御を更に詳細に示した流れ図、第5
8図は同一ページの2つの領域が合成される場合のコピ
ー可能な状態を示す液晶表示部の平面図、第59図は合
成モードにおけるコピー可能な状態を示す液晶表示部の
他の例を示す平面図、第60図は第1枚目の原稿と第2
枚目の原稿の合計2種類の原稿を使い分けて画像の合成
が行われる場合の第1枚目の原稿についてコピーが可能
な状態を示す液晶表示部の平面図、第61図は第1枚目
の原稿と第2枚目の原稿の合計2種類の原稿を使い分け
て画像の合成が行われる場合の第2枚目の原稿について
コピーが可能な状態を示す液晶表示部の平面図、第62
図はテンキーによる座標入力の操作を表わした流れ図、
第63図はテンキーから一点の座標データの一部を入力
した際の液晶表示部の状態を示す平面図、第64図は一
点の座標データの入力を終了した際の液晶表示部の状態
を示す平面図、第65図は矩形を指定する2点の座標デ
ータがテンキーから入力された際の液晶表示部の表示状
態を示す平面図、第66図は第64図の表示状態で設定
キーが押された状態での液晶表示部の様子を示す平面図
、第67図は領域指定作業で入力点の訂正が行われる場
合の流れを示す流れ図、第68図はエディタパッドを用
いた場合の補集作業の概要を表わした流れ図、第69図
および第70図はマーキングカラーボタンが押された場
合の複写機の制御の様子を示す流れ図、第71図はマー
キングカラーのモードにおける液晶表示部の表示内容の
一例を示す平面図、第72図は抽出モードにおける液晶
表示部の表示内容の一例を示す平面図、第73図は削除
モードにおける液晶表示部の表示内容の一例を示す平面
図、第74図は速写カラー合成のモードにおける液晶表
示部の表示内容の一例を示す平面図、第75図は指定さ
れた領域におけるコピー作業のうちマーキングの行われ
る作業を表わした流れ図、第76図はマーキングカラー
処理を実現するために中間トレイに収容されたコピー用
紙について他のカラーでマーキングを続行する場合のそ
の後の制御を表わした流れ図、第77図は中間トレイに
収容されたコピー用紙のその後の制御を表わした流れ図
、第78図はエディタパッドを用いて多角形としての第
3点を入力している状態における液晶表示部の表示状態
を示す平面図、第79図は同随に多角形としての第5点
を入力している状態における液晶表示部の表示状態を示
す平面図、第80図は第79図に示した入力データで第
4点の入力位置を修正した場合における第5点の入力時
点での液晶表示部の表示状態を示す平面図、第81図は
入力点の修正操作の流れを示す流れ図、第82図は第8
1図のステップ■における修正モードの詳細を示す流れ
図、第83図は入力点の第4点を修正する際の修正動作
前の液晶表示部の表示状態を示す平面図、第84図は入
力点の第4点を修正のために指定した際の液晶表示部の
表示状態を示す平面図、第85図はエディタパッドとテ
ンキーの双方で修正を行う場合の第81図のステップ■
に対応する修正モードの詳細を示す流れ図、第86図は
エディタパッドとテンキーの双方で修正を行なえる場合
における液晶表示部の表示例を示す平面図、第87図は
2つ前以前の点の修正を行う際の制御の流れを示す流れ
図、第88図は入力点の選択を行う際の液晶表示部の表
示状態を示す平面図、第89図は入力点の削除を行う際
の操作の流れを表わした流れ図、第90図は削除する点
を指定する際の液晶表示部の表示状態を本す平面図、第
91図は削除のために第2の入力点が選択された場合に
おける削除後の図形を確認させる目的で液晶表示部に表
示された内容を示す平面図、第92図は入力点が1つ削
除された後に元の入力状態に戻った際の液晶表示部の表
示状態を示す平面図、第93図は入力点の追加を行う操
作の流れを表わした流れ図、第94図は入力点をどの位
置に追加するかの選択を行わせるために液晶表示部に行
われる表示内容を表わした平面図、第95図は第3点と
第4点の間に追加点を入力する際に液晶表示部の初期的
な表示状態を示す平面図、第96図は追加点を入力した
ときの液晶表示部の表示状態を示す平面図、第97図は
入力点の追加後に入力中の点に戻った場合の液晶表示部
。表示状態を表わした平面図、第98eiH12度目の
追加点の入力を行うための液晶表示部の初期状態を表わ
した平面図、第99図は修正モード、の設定とその解除
を示す流れ図、第100図は修正モード(抽出)が指定
されたときに液晶表示部に表示される初期画面を表わし
た平面図、第101図は修正モード(削除)が指定され
たときに液晶表示部に表示される初期画面を表わした平
面図、第102図は修正モード(2色)が指定されたと
きに液晶表示部に表示される初期画面を表わした平面図
、第103図は修正モード(シート合成)が指定された
ときに液晶表示部に表示される初期画面を表わした平面
図、第104図はエディタパッドで修正モードが指定さ
れたときに液晶表示部に表示される初期画面の一例を表
わし六平面図、第105図はテンキーを用いた座標デー
タの修正の様子を表わした流れ図、第106図は修正前
の図形が表示された液晶表示部の平面図、第107図は
修正の対象となる第1領域の第1頂点を点滅表示した液
晶表示部の平面図、第108図は第1の頂点の修正時点
における液晶表示部の表示状態の一例を示す平面図、第
109図は第1領域の第1の頂点の座標データが確定し
た状態における液・晶表示部の表示例を表わした平面図
、第110図はエディタパッドによる座標データの修正
動作の要部を示す流れ図、第111図はエディタパッド
を用いて座標データの修正を行っている状態における液
晶表示部の表示例を示す平面図、第112図は座標デー
タの入力や修正を行う部分の回路構成の要部を示すブロ
ック図、第113図は座標データ記憶領域の主要部の構
成を表わした説明図、第114図はそれぞれの領域にお
ける座標データの構成を表わした説明図、第115図は
座標データ記憶領域のその他の領域部分を表わした説明
図、第116図はI”Cカード装置におけるICカード
の接続部分の一回路構成の要部を示すブロック図、第1
17図はICカードからベースマシンへのデータの転送
の様子を示すブロック図、!118図はインターイメー
ジランプに関係する回路部分を表わしたブロック図、第
119図は組集処理を行う場合のメインCPUI 21
とインターイメージランプ用CPU122の動作を並列
的に示した流れ図、第120図はインターイメージラン
プの一般的な消去作業を示す説明図、121図は本発明
の変形例における装置の制御動作の要部を示す流れ図で
ある。 11・・・・・・ボインティング・デバイス、12・・
・・・・座標データ登録手段、13・・・・・・座標デ
ータ修正手段、14・・・・・・数値表示部、 80・・・・・・テンキー、 83A・・・・・・編集スイッチ、 94・・・・・・シフトキー(追加キー)、95・・・
・・・シフトキー(削除キー)、112・・・・・・液
晶表示部、 114・・・・・・オールクリアボタン、118・・・
・・・選択キー、 119・・・・・・設定キー、 121・・・・・・メインcpu。 127・・・・・・表示用cpu。 129・・・・・・カード用CPLJ。 131・・・・・・ICカード、 132・・・・・・エディタパッド、 411・・・・・・特殊機能ボタン、 413・・・・・・抽出ボタン、 414・・・・・・削除ボタン、 42・2・・・・・・領域クリアボタン、423・・・
・・・設定終了ボタン、 531・・・・・・枠。 出  願  人 富士ゼロックス株式会社 代  理  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像編集を行う際の領域を特定する各点を2次元平
    面上で逐次指定することによりこれらの点の座標データ
    を入力するポインティング・デバイスと、 このポインティング・デバイスから入力された座標デー
    タを登録する座標データ登録手段と、この座標データ登
    録手段に登録された座標データを前記ポインティング・
    デバイスを用いて修正する座標データ修正手段と、 この座標データ修正手段の修正する座標データを数値で
    表示する数値表示部 とを具備することを特徴とする画像編集装置。 2、ポインティング・デバイスは、原稿上における各点
    をペンで押圧することによって指定するエディタパッド
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画
    像編集装置。 3、座標データ修正手段は、数値表示部に表示された座
    標データの数値を変更するためのテンキーを具備するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像編集装
    置。 4、座標データ登録手段は、ポインティング・デバイス
    以外の入力手段により入力された座標データの登録も行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像編
    集装置。 5、ポインティング・デバイス以外の入力手段はテンキ
    ーであることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    画像編集装置。 6、ポインティング・デバイス以外の入力手段は座標デ
    ータの登録されたICカードであることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載の画像編集装置。 7、座標データに基づきそれによって表わされる図形を
    表示する図形表示部を具備することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の画像編集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011087138A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Canon Inc 印刷装置、及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011087138A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Canon Inc 印刷装置、及びその制御方法
US8599399B2 (en) 2009-10-15 2013-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, control method thereof and computer-readable storage medium
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