JPH01149066A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH01149066A JPH01149066A JP62307656A JP30765687A JPH01149066A JP H01149066 A JPH01149066 A JP H01149066A JP 62307656 A JP62307656 A JP 62307656A JP 30765687 A JP30765687 A JP 30765687A JP H01149066 A JPH01149066 A JP H01149066A
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Landscapes
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は複写機、ファクシミリ装置およびプリンタ等の
画情報の記録を行うための記録装置に係わり、特に戸n
謄本かみ抄本を作成する場合のように2つまたは3つ以
上の領域を適宜つなぎ合わせたりして一枚の記録画を作
成する場合に使用することに適する記録装置に関する。
画情報の記録を行うための記録装置に係わり、特に戸n
謄本かみ抄本を作成する場合のように2つまたは3つ以
上の領域を適宜つなぎ合わせたりして一枚の記録画を作
成する場合に使用することに適する記録装置に関する。
「従来の技術」
国民各個人の身分関係を明確にする目的で記載された公
文書として、戸籍が存在する。戸籍は本籍の市町村に置
かれ、夫婦およびこれと氏をおなじくする未婚の子をも
って組成されている。戸籍の記載の全部を謄写したもの
が戸籍謄本であり、戸籍の記載のうちから請求者が指定
した箇所だけ抜き取って写したものが戸籍抄本である。
文書として、戸籍が存在する。戸籍は本籍の市町村に置
かれ、夫婦およびこれと氏をおなじくする未婚の子をも
って組成されている。戸籍の記載の全部を謄写したもの
が戸籍謄本であり、戸籍の記載のうちから請求者が指定
した箇所だけ抜き取って写したものが戸籍抄本である。
戸nl11本は、従来から戸籍(原本)を複写機でコピ
ーすることによって簡単に作成することができた。戸籍
抄本の方は戸籍の中から指定した領域だけ゛画像の記録
を行う必要があり、このために次に示すような幾つかの
方法が提案され、また実施されていた。
ーすることによって簡単に作成することができた。戸籍
抄本の方は戸籍の中から指定した領域だけ゛画像の記録
を行う必要があり、このために次に示すような幾つかの
方法が提案され、また実施されていた。
(i)原本を折り、不必要な箇所を隠した状態でプラテ
ンガラスにセットしてコピーをとる方法。
ンガラスにセットしてコピーをとる方法。
(ii )複写機の感光体ドラムに原本の画像に対応す
る静電潜像を形成した後、コピー用紙に転写する際に必
要な箇所だけこれを行う方法。
る静電潜像を形成した後、コピー用紙に転写する際に必
要な箇所だけこれを行う方法。
「発明が解決しようとする問題点」
このうち、前者の(i)で示した方法では公文書として
の原本を折って使用するので、原本の彼れの原因となっ
た。また原本を折った箇所で画像の記録が不鮮明となる
場合があった。
の原本を折って使用するので、原本の彼れの原因となっ
た。また原本を折った箇所で画像の記録が不鮮明となる
場合があった。
また後者の(ii)で示した方法では、コピー用紙の例
えば前半部分に第82図に示す原本11の基本欄領域1
2の部分のトナー像を転写する。そして不要領域13に
ついては、コピー用紙を感光体ドラムから引き離す等の
処置を行うことでこのコピー用紙へのトナー像の転写を
行わせない。そして、必要な構成員について記載された
欄14のトナー像がコピー用紙に転写されるタイミング
で再びコピー用紙を感光体ドラムと接触させると共にこ
のコピー用紙の搬送を開始させ、この部分のトナー像を
コピー用紙の次の記録位置から転写する。
えば前半部分に第82図に示す原本11の基本欄領域1
2の部分のトナー像を転写する。そして不要領域13に
ついては、コピー用紙を感光体ドラムから引き離す等の
処置を行うことでこのコピー用紙へのトナー像の転写を
行わせない。そして、必要な構成員について記載された
欄14のトナー像がコピー用紙に転写されるタイミング
で再びコピー用紙を感光体ドラムと接触させると共にこ
のコピー用紙の搬送を開始させ、この部分のトナー像を
コピー用紙の次の記録位置から転写する。
この後者の方法では、コピー用紙をあるタイミングで感
光体ドラムから離すと共にその搬送を一時的に停止させ
る機構が必要となり、装置が大型化してしまう。また、
この機構をかなり高精度に制御しないと、2つの領域1
2.14の境界領域で必要な画像の一部が欠けてしまっ
たり、反対に不要な領域13の画像が一部現われて黒ス
ジとして再現されてしまうという不都合が発生すること
になった。
光体ドラムから離すと共にその搬送を一時的に停止させ
る機構が必要となり、装置が大型化してしまう。また、
この機構をかなり高精度に制御しないと、2つの領域1
2.14の境界領域で必要な画像の一部が欠けてしまっ
たり、反対に不要な領域13の画像が一部現われて黒ス
ジとして再現されてしまうという不都合が発生すること
になった。
そこで、前記した基本欄と各欄のうらの必要なものを選
択できるような操作パネルを用意した複写機が登場して
いる。この装置では、例えば「基本欄」と「第4欄」を
指定するボタンをそれぞれ押すことで、これらの欄の座
標データが呼び出され、画像の切り出しと移動処理が行
われる。
択できるような操作パネルを用意した複写機が登場して
いる。この装置では、例えば「基本欄」と「第4欄」を
指定するボタンをそれぞれ押すことで、これらの欄の座
標データが呼び出され、画像の切り出しと移動処理が行
われる。
ところが、戸籍はその書式が同一市町村でも時代によっ
て異なる場合が多く、また全国的にも統一化が図られて
いない。そこで座標データのみを用いて画像の編集を行
うと領域の切り出しに大きな狂いが生じる場合があり、
戸籍謄本として満足するものができない場合があるとい
う問題があった。
て異なる場合が多く、また全国的にも統一化が図られて
いない。そこで座標データのみを用いて画像の編集を行
うと領域の切り出しに大きな狂いが生じる場合があり、
戸籍謄本として満足するものができない場合があるとい
う問題があった。
以上戸籍抄本を例に挙げて説明したが、住民票の抄本を
作成したり、一般に領域の移動を伴う編集を行う場合に
同様の問題が発生することになる。
作成したり、一般に領域の移動を伴う編集を行う場合に
同様の問題が発生することになる。
そこで本発明の目的は、戸籍の基本欄、第1欄、第2欄
のように移動処理を行う領域とが存在する場合に、これ
らの領域の位置がまちまちである場合にも、両者をうま
く用紙上に合成して記録することのできる記録装置を提
供することにある。
のように移動処理を行う領域とが存在する場合に、これ
らの領域の位置がまちまちである場合にも、両者をうま
く用紙上に合成して記録することのできる記録装置を提
供することにある。
「問題点を解決するための手段」
本発明では、第1図に原理的に示したように、原稿上の
基本領域と従属領域の2つの記録領域を指定する領域指
定手段1と、基本類、域の記録位置を指定する基本位置
指定手段2と、領域指定手段1および基本位置指定手段
2によって指定されたデータに基づいて各記録領域の記
録位置を算出する移動量算出手段3と、この移動量算出
手段3の算出結果に基づいて各記録領域の記録位置を移
動させる領域移動制御手段4とを記録装置に具備させる
。
基本領域と従属領域の2つの記録領域を指定する領域指
定手段1と、基本類、域の記録位置を指定する基本位置
指定手段2と、領域指定手段1および基本位置指定手段
2によって指定されたデータに基づいて各記録領域の記
録位置を算出する移動量算出手段3と、この移動量算出
手段3の算出結果に基づいて各記録領域の記録位置を移
動させる領域移動制御手段4とを記録装置に具備させる
。
ここで領域指定手段1は、基本領域と従属領域の双方の
指定を行うエディタパッドであってもよいし、基本領域
と従属領域の双方の指定を座標データで行うためのテン
キーであってもよい。また、領域指定のための各種座標
データを領域の種類に対応付けて格納した座標データメ
モリと、これるの座標データを領域の位置および領域の
種類に応じて選択する選択手段とを領域設定手段に具備
させてもよい。
指定を行うエディタパッドであってもよいし、基本領域
と従属領域の双方の指定を座標データで行うためのテン
キーであってもよい。また、領域指定のための各種座標
データを領域の種類に対応付けて格納した座標データメ
モリと、これるの座標データを領域の位置および領域の
種類に応じて選択する選択手段とを領域設定手段に具備
させてもよい。
座標データメモリは記録装置に内蔵されていてもよいし
、外部に用意された座標データメモリの内容を読み取る
ためのリーダを配置することによ゛って、外部のICカ
ード等の記憶媒体から必要に応じて取り込むようになっ
ていてもよい。
、外部に用意された座標データメモリの内容を読み取る
ためのリーダを配置することによ゛って、外部のICカ
ード等の記憶媒体から必要に応じて取り込むようになっ
ていてもよい。
また記録装置は、これを静電複写機として構成する場合
には、感光体ドラムと、原稿の指定された領域以外の領
域について感光体ドラム上に形成された静電潜像を消去
する像消去手段と、静電潜像を現像してトナー像を作成
する現像手段と、トナー像をコピー用紙に転写する転写
手段と、転写後のトナー像を定着する定着手段と、定着
後のコピー用紙を一時的に収容する中間トレイと、この
中間トレイに収容された用紙の送り出しタイミングを従
属領域の記録位置に合わせて調整する送り出しタイミン
グ調整手段とを具備する装置として構成してもよい。
には、感光体ドラムと、原稿の指定された領域以外の領
域について感光体ドラム上に形成された静電潜像を消去
する像消去手段と、静電潜像を現像してトナー像を作成
する現像手段と、トナー像をコピー用紙に転写する転写
手段と、転写後のトナー像を定着する定着手段と、定着
後のコピー用紙を一時的に収容する中間トレイと、この
中間トレイに収容された用紙の送り出しタイミングを従
属領域の記録位置に合わせて調整する送り出しタイミン
グ調整手段とを具備する装置として構成してもよい。
この場合には、基本領域を形成した後そのコピー用紙を
中間トレイに収容し、従属領域の記録を行う際にこの中
間トレイからコピー用紙を送り出すタイミングを制御す
ることで、感光体ドラム上の静電潜像が転写される位置
を相対的にずらして従属領域の記録位置を所望の距離だ
け移動させることができる。
中間トレイに収容し、従属領域の記録を行う際にこの中
間トレイからコピー用紙を送り出すタイミングを制御す
ることで、感光体ドラム上の静電潜像が転写される位置
を相対的にずらして従属領域の記録位置を所望の距離だ
け移動させることができる。
なお、基本領域と従属領域は同一の原稿上の位置として
設定されてもよいし、異なった原稿上の位置として設定
されてもよい。戸籍抄本を作成するような場合には、原
本の同一ページに記された2以上の事項を抽出して抄本
を作成するような場合もあるし、2以上のページに記さ
れた事項を抽出して抄本を作成する場合もあるからであ
る。
設定されてもよいし、異なった原稿上の位置として設定
されてもよい。戸籍抄本を作成するような場合には、原
本の同一ページに記された2以上の事項を抽出して抄本
を作成するような場合もあるし、2以上のページに記さ
れた事項を抽出して抄本を作成する場合もあるからであ
る。
また、このような領域移動制御によって移動される各領
域の一部または全部が、所定の記録領域からiまみ出し
すことを事前に検出して警告を発するはみ出し検出手段
とを備えた記録装置であってもよい。
域の一部または全部が、所定の記録領域からiまみ出し
すことを事前に検出して警告を発するはみ出し検出手段
とを備えた記録装置であってもよい。
このよう!こ本発明によれば、領域を設定するための領
域指定手段1を設けて様式が違ってもそれぞれの領域の
位置を正確に指定できるようにし、かつ基本位置指定手
段2および移動量算出手段3によって領域全体の記録位
置を設定できるようにしたので、領域移動制御手段4と
併せて2以上の領域の合成処理を正確に行うことができ
るようになる。
域指定手段1を設けて様式が違ってもそれぞれの領域の
位置を正確に指定できるようにし、かつ基本位置指定手
段2および移動量算出手段3によって領域全体の記録位
置を設定できるようにしたので、領域移動制御手段4と
併せて2以上の領域の合成処理を正確に行うことができ
るようになる。
「実施例」
以下、本発明を複写機に適用し、かつ領域の指定を外部
からICカードによっても行なえるようにした場合を例
にとり、一実施例を詳細に説明する。
からICカードによっても行なえるようにした場合を例
にとり、一実施例を詳細に説明する。
目次
まず、この害施例の装置およびこの装置の変形例につい
ての目次を表示する。
ての目次を表示する。
(1)複写機のシステム構成
(2)ソフトウェアの構成
(2−1)ソフトウェアの組み合わせの長所(2−2)
差別化の例 (3)装置の構成の一例 (4)装置の回路構成 (5)複写機の具体的な回路構成 (5−1)感光体ドラムの周辺 (5−2)現像装置の切換機構 (5−3)光学系 (5−4)定着装置 (5−5)コンソールの制御 (5−6)ピリングカウンタ (5−7)電源 (5−8)漫送系 (5−9)DADF (5−10)ソータ (5−11)中間トレイ (5−12)エディタパッド (5−13)大容量トレイ (6)ICカードによる複写機の制御 (6−1)制御情報の種類 (6−2)ICカードの利点 (6−3)ICカード装置の構成 (6−4)制御の概要 (6−5)データの呼び出し く6−5−1)指定による呼び出し く6−5−2)−括呼び出し く6−5−3)優先呼び出し く6−6)データの流れ (6−7)データの登録 (6−8)プログラムのサイズ (6−9)プログラムの転送 (6−10)登録された複写条件の転送(7)戸籍抄本
作成時の制御 (7−1)戸籍抄本作成の形態 (7−2)同一原稿からの抄本作成 (7−3)異なった原稿からの抄本作成(7−4)抄本
作成時のコピー作業 (7−5)登録データの修正による抄本作成(7−6)
抄本作成の変形 (1)複写機のシステム構成 第2図は本発明の一実施例における複写機のシステム構
成を表わしたものである。
差別化の例 (3)装置の構成の一例 (4)装置の回路構成 (5)複写機の具体的な回路構成 (5−1)感光体ドラムの周辺 (5−2)現像装置の切換機構 (5−3)光学系 (5−4)定着装置 (5−5)コンソールの制御 (5−6)ピリングカウンタ (5−7)電源 (5−8)漫送系 (5−9)DADF (5−10)ソータ (5−11)中間トレイ (5−12)エディタパッド (5−13)大容量トレイ (6)ICカードによる複写機の制御 (6−1)制御情報の種類 (6−2)ICカードの利点 (6−3)ICカード装置の構成 (6−4)制御の概要 (6−5)データの呼び出し く6−5−1)指定による呼び出し く6−5−2)−括呼び出し く6−5−3)優先呼び出し く6−6)データの流れ (6−7)データの登録 (6−8)プログラムのサイズ (6−9)プログラムの転送 (6−10)登録された複写条件の転送(7)戸籍抄本
作成時の制御 (7−1)戸籍抄本作成の形態 (7−2)同一原稿からの抄本作成 (7−3)異なった原稿からの抄本作成(7−4)抄本
作成時のコピー作業 (7−5)登録データの修正による抄本作成(7−6)
抄本作成の変形 (1)複写機のシステム構成 第2図は本発明の一実施例における複写機のシステム構
成を表わしたものである。
この図に示すように本実施例の複写機は、最も基本的な
構成としてのベースマシン21に所望の付加装置を取り
つけて機能アップを図ることができるようになっている
。ここでベースマシンとは、1段の供給トレイとマニュ
アルフィード用のトレイを備え、プラテンガラス上に原
稿をマニュアルでセットしてコピーをとることのできる
装置である。このベースマシンには、次のような付加装
置を取りつけることができる。
構成としてのベースマシン21に所望の付加装置を取り
つけて機能アップを図ることができるようになっている
。ここでベースマシンとは、1段の供給トレイとマニュ
アルフィード用のトレイを備え、プラテンガラス上に原
稿をマニュアルでセットしてコピーをとることのできる
装置である。このベースマシンには、次のような付加装
置を取りつけることができる。
(1)ICカード装置22;
ICカード装置22は記憶媒体としてのICカードを用
いて必要なデータをベースマシン21に供給したり、反
対にベースマシン21からICカードにデータを書き込
むときに使用する装置である。後に説明するエディタパ
ッドを用いてデータ(座標データ)の人力を行う場合に
は、ICカード装置22にこのエディタパッドを接続し
て人力作業を行う。 なお、本実施例のICカード装置
22に使用するICカードはIS○タイプのインターフ
ェイスを持ち、メモリ容量は32キロバイトである。I
Cカードを使用することにより、複−雑な記録条件を幾
通りもカードに格納することができ、複写機の自動化お
よび多機能化に充分対処することができる。例えば部課
別や個人単位でICカードを用意することで、複雑な機
能を有する複写機であってもこれらの所有者に合った操
作方法を実現することができ、だれもが簡単に、また間
違いなく複写機を操作することができるようになる。
いて必要なデータをベースマシン21に供給したり、反
対にベースマシン21からICカードにデータを書き込
むときに使用する装置である。後に説明するエディタパ
ッドを用いてデータ(座標データ)の人力を行う場合に
は、ICカード装置22にこのエディタパッドを接続し
て人力作業を行う。 なお、本実施例のICカード装置
22に使用するICカードはIS○タイプのインターフ
ェイスを持ち、メモリ容量は32キロバイトである。I
Cカードを使用することにより、複−雑な記録条件を幾
通りもカードに格納することができ、複写機の自動化お
よび多機能化に充分対処することができる。例えば部課
別や個人単位でICカードを用意することで、複雑な機
能を有する複写機であってもこれらの所有者に合った操
作方法を実現することができ、だれもが簡単に、また間
違いなく複写機を操作することができるようになる。
また、この実施例の装置ではカード類の読取装置として
ICカード装置22のみを使用しているが、必要に応じ
て磁気カード用の読取装置が用意されてもよいし、他の
カード類に対する読取装置が用意されていてもよい。
ICカード装置22のみを使用しているが、必要に応じ
て磁気カード用の読取装置が用意されてもよいし、他の
カード類に対する読取装置が用意されていてもよい。
(2>ADF23およびDADF24;ADF23は原
稿自動送り装置と通常称されているもので、原稿を1枚
ずつベースマシン21のプラテンガラス上に送り込み、
露光終了後にこれを排出するものである。原稿に対する
露光は定められた一方の面に対してのみ行われる。これ
に対してDADF 24はデュプレックス用、すなわち
両面コピー用の原稿自動送り装置である。
稿自動送り装置と通常称されているもので、原稿を1枚
ずつベースマシン21のプラテンガラス上に送り込み、
露光終了後にこれを排出するものである。原稿に対する
露光は定められた一方の面に対してのみ行われる。これ
に対してDADF 24はデュプレックス用、すなわち
両面コピー用の原稿自動送り装置である。
DADF24では原稿の一方の面がプラテンガラスに向
き合うような状態でこれを搬送して第1回目の露光を行
う。そして露光終了後の原稿をDADF 24のトレイ
に戻す際にその表裏を逆転させる。これによりこの原稿
が再度送り出された場合には先の露光面と逆の面が露光
されることになる。ベースマシン21は後に説明する付
加装置を用いた状態でコピー用紙の表裏別々にコピーを
行うことができるようになっている。
き合うような状態でこれを搬送して第1回目の露光を行
う。そして露光終了後の原稿をDADF 24のトレイ
に戻す際にその表裏を逆転させる。これによりこの原稿
が再度送り出された場合には先の露光面と逆の面が露光
されることになる。ベースマシン21は後に説明する付
加装置を用いた状態でコピー用紙の表裏別々にコピーを
行うことができるようになっている。
本実施例の複写機ではADF23およびDADF 24
を使用可能とすることで、両面原稿や両面コピー等のよ
うな色々な組み合わせによるコピー作業を自動的に行う
ことができる。
を使用可能とすることで、両面原稿や両面コピー等のよ
うな色々な組み合わせによるコピー作業を自動的に行う
ことができる。
なお、ADF23は従来から複写機に用いられている原
稿自動送り装置と基本的に同じ構造であるが、本実施例
の装置の場合には原稿の挿入方向を向かって左側からと
し、ベースマシン21からはみ出ないような形となって
いる。
稿自動送り装置と基本的に同じ構造であるが、本実施例
の装置の場合には原稿の挿入方向を向かって左側からと
し、ベースマシン21からはみ出ないような形となって
いる。
(3)通常のプラテン25およびエディタパッド付きプ
ラテン26; エディタパッド付きプラテン26は、原稿の補集用にエ
ディタパッドと呼ばれる座標人力装置をプラテン上に配
置した構造のものである。通常のプラテン25はこのよ
うな機構を備えていない。
ラテン26; エディタパッド付きプラテン26は、原稿の補集用にエ
ディタパッドと呼ばれる座標人力装置をプラテン上に配
置した構造のものである。通常のプラテン25はこのよ
うな機構を備えていない。
(4)コンソールパネル;
コンソールパネルにはバックリフトタイプ27のものと
メツセージ表示付き28のものとがある。
メツセージ表示付き28のものとがある。
ここでバックリフトタイプのコンソールパネル27は、
予め所定の位置に固定されたメツセージが配置された表
示板を背後からランプ等で選択的に照明してその部分を
読めるようにしたものである。
予め所定の位置に固定されたメツセージが配置された表
示板を背後からランプ等で選択的に照明してその部分を
読めるようにしたものである。
本実施例で採用されているメツセージ表示付きのコンソ
ールパネル28は、液晶表示素子から構成されており、
表示面積を大きくすることなく色々なメツセージを随時
表示することができるという長所がある。いずれのコン
ソールパネルを採用するかは、複写機のシステム構成の
複雑さや操作性等を考慮して、複写機ごとに決定される
。
ールパネル28は、液晶表示素子から構成されており、
表示面積を大きくすることなく色々なメツセージを随時
表示することができるという長所がある。いずれのコン
ソールパネルを採用するかは、複写機のシステム構成の
複雑さや操作性等を考慮して、複写機ごとに決定される
。
(5)供給トレイの追加;
これには、次のような代表的な形態がある。すなわち本
実施例では特開昭57−77140号で提案されている
ような単に大容量トレイ(HCF)の追加ばかりでなく
、顧客のニーズにより適合した供給トレイの組み合わせ
を実現している。このよ、うな供給トレイの組み合わせ
は、例えば本出願人の出願による実願昭61−0810
16号の「多段給紙複写機」にも詳細に開示されている
。
実施例では特開昭57−77140号で提案されている
ような単に大容量トレイ(HCF)の追加ばかりでなく
、顧客のニーズにより適合した供給トレイの組み合わせ
を実現している。このよ、うな供給トレイの組み合わせ
は、例えば本出願人の出願による実願昭61−0810
16号の「多段給紙複写機」にも詳細に開示されている
。
(a)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
; これら2つの供給トレイを追加することにより、最大3
種類のサイズのコピー用紙をベースマシン21に対して
送り出すことができる。
; これら2つの供給トレイを追加することにより、最大3
種類のサイズのコピー用紙をベースマシン21に対して
送り出すことができる。
(b)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33゜ここで中間トレイ33とは、用紙の
1つの面に複数回のコピーを行ったり、2つの面に交互
にコピーを行う場合にコピー済の用紙を一時的に収容す
るトレイである。
と中間トレイ33゜ここで中間トレイ33とは、用紙の
1つの面に複数回のコピーを行ったり、2つの面に交互
にコピーを行う場合にコピー済の用紙を一時的に収容す
るトレイである。
(C)第2、第3の供給トレイ31−2.31−3と中
間トレイ33および第4、第5の供給トレイ31−4.
31−5゜ (d)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33および大容量トレイ36゜ ここで大容量トレイ36とは、数十枚のコピー用紙を収
容することのできる供給トレイである。
間トレイ33および第4、第5の供給トレイ31−4.
31−5゜ (d)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33および大容量トレイ36゜ ここで大容量トレイ36とは、数十枚のコピー用紙を収
容することのできる供給トレイである。
(5)排出されたコピー用紙の収容装置。
コピー用紙は排出トレイ37に通常収容されるが、この
システムでは10ビンのソータ38と20ビンのソーク
39を用意している。従ってこれらソータの一方をセッ
トすることにより最大10または20の配付先割にコピ
ーをソーティングすることができる。
システムでは10ビンのソータ38と20ビンのソーク
39を用意している。従ってこれらソータの一方をセッ
トすることにより最大10または20の配付先割にコピ
ーをソーティングすることができる。
以上のようにこの複写機システムではベースマシン21
に各種付加装置を選択的に取りつけることができるので
、使用者に最も合った複写機を提供することができる。
に各種付加装置を選択的に取りつけることができるので
、使用者に最も合った複写機を提供することができる。
しかも、その顧客の事務形態の変化に応じて複写機の機
能アップを図ることもできる。
能アップを図ることもできる。
例えば原稿を拡大したり縮小してコピーをとる必要のな
い顧客や、コピー量が少ない顧客は、ベースマシン21
単体を購入することが適切な場合が多い。これに対して
、多量のコピーをとる顧客や戸籍抄本の作成等の複雑な
コピー作業を要求する顧客にとっては中間トレイ33や
大容量トレイ36が必要とされる場合が多い。このよう
な各種要求を実現する手段として、この複写機システム
ではそれぞれの付加装置を簡単に取りつけたり取り外す
ことができる構造とし、また付加装置の幾つかについて
は独立したCPU (中央処理装置)を用意して複数の
CPUによる分散制御を行うことにしている。このこと
は、単に顧客の希望する製品が容易に得られる゛という
利点があるばかりでなく、新たな付加装置の取り付けの
可能性は顧客に対して新たなコピー作業の可能性を教示
することになり、オフィスの事務処理の進化を推進させ
るという点でこの複写機システムの購入に大きな魅力を
与えることになる。
い顧客や、コピー量が少ない顧客は、ベースマシン21
単体を購入することが適切な場合が多い。これに対して
、多量のコピーをとる顧客や戸籍抄本の作成等の複雑な
コピー作業を要求する顧客にとっては中間トレイ33や
大容量トレイ36が必要とされる場合が多い。このよう
な各種要求を実現する手段として、この複写機システム
ではそれぞれの付加装置を簡単に取りつけたり取り外す
ことができる構造とし、また付加装置の幾つかについて
は独立したCPU (中央処理装置)を用意して複数の
CPUによる分散制御を行うことにしている。このこと
は、単に顧客の希望する製品が容易に得られる゛という
利点があるばかりでなく、新たな付加装置の取り付けの
可能性は顧客に対して新たなコピー作業の可能性を教示
することになり、オフィスの事務処理の進化を推進させ
るという点でこの複写機システムの購入に大きな魅力を
与えることになる。
ところで、以上説明した複写機のシステム構成は、この
実施例の複写機のソフトウェアの組み合わせとしても説
明することができる。すなわち、この複写機は各種の付
加装置を取りつけることができるのに対応して、ソフト
ウェアについてもこれら各付加装置に対応したシステム
構成を採ることができるようになっている。
実施例の複写機のソフトウェアの組み合わせとしても説
明することができる。すなわち、この複写機は各種の付
加装置を取りつけることができるのに対応して、ソフト
ウェアについてもこれら各付加装置に対応したシステム
構成を採ることができるようになっている。
このような構成を採用した理由の1つは、(i)これら
の付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベースマ
シン21に用意するとすれば、このために必要とするメ
モリの容量が膨大になってしまうことによる。また、(
ii )将来新しい付加装置を開発したり、現在の付加
装置の改良を行った場合に、ベースマシン21内のRO
M (リード・オンリ・メモリ)の交換や増設を行うこ
となく、これらの付加装置を活用することができるよう
にするためである。
の付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベースマ
シン21に用意するとすれば、このために必要とするメ
モリの容量が膨大になってしまうことによる。また、(
ii )将来新しい付加装置を開発したり、現在の付加
装置の改良を行った場合に、ベースマシン21内のRO
M (リード・オンリ・メモリ)の交換や増設を行うこ
となく、これらの付加装置を活用することができるよう
にするためである。
このためICカードには、各種記録条件を登録した複数
の記憶領域M1〜MNを有する記録条件指定領域と、付
加的なプログラムを格納するプログラム記憶領域とが設
けられている。そしてこれに対応してベースマシン21
には、複写機の基本部分を制御するための基本記憶′領
域と、ICカードのプログラム記憶領域から取り込まれ
たプログラムを記憶する付加記憶領域と、ICカードの
記録条件指定領域から取り込まれた記録条件を記憶する
記録条件記憶領域とを配置したメモリが存在する。付加
記憶領域には、ADF 23の制御プログラム、DAD
F24の制御プログラム、コンソールパネル280制御
プログラム等の各種プログラムの他に、戸籍抄本を作成
する場合に必要な各種座標データが格納されるようにな
っている。そして、ベースマシン21に所定の付加装置
を取りつけた状態でICカードをICカード装置22に
セットし、例えば記録条件として「戸籍抄本」記録モー
ドを設定すると、座標データと戸籍抄本作成のために必
要なプログラムが読み出され、付加記憶領域にロードさ
れるようになっている。付加記憶領域にロードされたプ
ログラムは、基本記憶領域に書き込まれたプログラムと
共働して、あるいはこのプログラムに対して優先的な地
位をもってコピー作業の制御を行う。
の記憶領域M1〜MNを有する記録条件指定領域と、付
加的なプログラムを格納するプログラム記憶領域とが設
けられている。そしてこれに対応してベースマシン21
には、複写機の基本部分を制御するための基本記憶′領
域と、ICカードのプログラム記憶領域から取り込まれ
たプログラムを記憶する付加記憶領域と、ICカードの
記録条件指定領域から取り込まれた記録条件を記憶する
記録条件記憶領域とを配置したメモリが存在する。付加
記憶領域には、ADF 23の制御プログラム、DAD
F24の制御プログラム、コンソールパネル280制御
プログラム等の各種プログラムの他に、戸籍抄本を作成
する場合に必要な各種座標データが格納されるようにな
っている。そして、ベースマシン21に所定の付加装置
を取りつけた状態でICカードをICカード装置22に
セットし、例えば記録条件として「戸籍抄本」記録モー
ドを設定すると、座標データと戸籍抄本作成のために必
要なプログラムが読み出され、付加記憶領域にロードさ
れるようになっている。付加記憶領域にロードされたプ
ログラムは、基本記憶領域に書き込まれたプログラムと
共働して、あるいはこのプログラムに対して優先的な地
位をもってコピー作業の制御を行う。
(2−2)差別化の例
このようにこの実施例の複写機はICカードのプログラ
ム記憶領域に格納されたプログラムが複写機の機能を左
右することができ、記録条件指定領域では複写機本体の
基本記憶領域およびICカードのプログラム記憶領域に
よって設定された機能に対する記録条件を措定すること
になる。従って、ICカードに格納されるプログラムを
カード5単位で変化させることで、複写機の使用に対す
る差別化が可能になる。これについて、分かり易い例を
幾つか挙げて説明する。
ム記憶領域に格納されたプログラムが複写機の機能を左
右することができ、記録条件指定領域では複写機本体の
基本記憶領域およびICカードのプログラム記憶領域に
よって設定された機能に対する記録条件を措定すること
になる。従って、ICカードに格納されるプログラムを
カード5単位で変化させることで、複写機の使用に対す
る差別化が可能になる。これについて、分かり易い例を
幾つか挙げて説明する。
第1の例として、雑居ビルに複数の会社が共同使用する
複写機が備えられていたり、一つの会社内や工場内であ
っても異なった部門間で共同使用する複写機が備えられ
ている場合を説明する。後者の共同使用は、予算管理上
で必要となるものであり、従来ではコピーライザ等の機
器を用いて各部門の使用管理を行っていた。
複写機が備えられていたり、一つの会社内や工場内であ
っても異なった部門間で共同使用する複写機が備えられ
ている場合を説明する。後者の共同使用は、予算管理上
で必要となるものであり、従来ではコピーライザ等の機
器を用いて各部門の使用管理を行っていた。
この複写機は、第2図で示したベースマシン21にIC
カード装置22、DADF24、ソータ38、コンソー
ルパネル2 g、12〜第5の供給トレイ31−2〜3
1−5、および中間トレイ33を備えた比較的高度なシ
ステム構成の複写機であるとする。共同使用者の中には
、DADF24やソータ38を必要とする人あるいは部
門もあれば、なんら付加装置を必要としない大または部
門もある。
カード装置22、DADF24、ソータ38、コンソー
ルパネル2 g、12〜第5の供給トレイ31−2〜3
1−5、および中間トレイ33を備えた比較的高度なシ
ステム構成の複写機であるとする。共同使用者の中には
、DADF24やソータ38を必要とする人あるいは部
門もあれば、なんら付加装置を必要としない大または部
門もある。
これら使用態様の異なる複数の大または部門が複写機の
費用負担を各自のコピーボリュームからだけで決定しよ
うとすれば、低ボリュームのコピーしかとらない人また
は部門は、各種付加装置が装備された複写機の導入に反
対してしまい、複写機を高度に使用しようとする大また
は部門との間の調整が困難となってしまう。
費用負担を各自のコピーボリュームからだけで決定しよ
うとすれば、低ボリュームのコピーしかとらない人また
は部門は、各種付加装置が装備された複写機の導入に反
対してしまい、複写機を高度に使用しようとする大また
は部門との間の調整が困難となってしまう。
このような場合には、各人または各部門の使用態様に応
じたICカードを用意しておき、高度な機能を望む人あ
るいは部門はど基本的な費用を多く負担すると共に、多
くの機能を活用することができるようにしておけばよい
。例えば最も高度なICカードの所有者は、そのICカ
ードをICカード装置22にセットした状態で複写機を
動作させることにより、DADF 24、ソータ38、
第2〜第5の供給トレイ31−2〜31−5、および中
間トレイ33を自在に使用することができ、事務効率も
向上させることができる。これに対してコ・ピー用紙の
ソーティングを必要としない人は、ソーティングについ
てのプログラムを欠<ICカードをセットして、ソータ
38の最上ビンを排紙トレイとして使用することで経費
を節減することができる。
じたICカードを用意しておき、高度な機能を望む人あ
るいは部門はど基本的な費用を多く負担すると共に、多
くの機能を活用することができるようにしておけばよい
。例えば最も高度なICカードの所有者は、そのICカ
ードをICカード装置22にセットした状態で複写機を
動作させることにより、DADF 24、ソータ38、
第2〜第5の供給トレイ31−2〜31−5、および中
間トレイ33を自在に使用することができ、事務効率も
向上させることができる。これに対してコ・ピー用紙の
ソーティングを必要としない人は、ソーティングについ
てのプログラムを欠<ICカードをセットして、ソータ
38の最上ビンを排紙トレイとして使用することで経費
を節減することができる。
第2の例として、コピー業者がICカードでセルフコピ
ーサービス店を営む場合を説明する。
ーサービス店を営む場合を説明する。
店の中には、複数台の複写機が配置されており、それぞ
れにICカード装置が取りつけられている。
れにICカード装置が取りつけられている。
客はサービス態様に応じたICカードを請求し、これを
自分の希望する複写機にセットしてセルフサービスでコ
ピーをとる。複写機に不慣れな客は、操作説明の表示機
能をプログラムとして備えたICカードを請求し、これ
をセットすることでコンソールパネル28に各種操作情
報の表示を可能とし、コピー作業を間違いなく実行する
ことができる。DADF 24の使用の可否や、多色記
録の実行の可否等も貸与するICカードによって決定す
ることができ、また使用機種の制限も可能となって料金
にあった客の管理が可能になる。更にコピー枚数や使用
したコピー用紙のサイズ等のコピー作業の実態をICカ
ードに書き込むことができるので、料金の請求が容易に
なり、常連客に対するコピー料金の割り引き等の細かな
サービスも可能になる。
自分の希望する複写機にセットしてセルフサービスでコ
ピーをとる。複写機に不慣れな客は、操作説明の表示機
能をプログラムとして備えたICカードを請求し、これ
をセットすることでコンソールパネル28に各種操作情
報の表示を可能とし、コピー作業を間違いなく実行する
ことができる。DADF 24の使用の可否や、多色記
録の実行の可否等も貸与するICカードによって決定す
ることができ、また使用機種の制限も可能となって料金
にあった客の管理が可能になる。更にコピー枚数や使用
したコピー用紙のサイズ等のコピー作業の実態をICカ
ードに書き込むことができるので、料金の請求が容易に
なり、常連客に対するコピー料金の割り引き等の細かな
サービスも可能になる。
第3の例として、特定ユーザ向けのプログラムを格納し
たICカードを用いたサービスについて説明する。例え
ば特許事務所では写真製版により縮小された特許公報類
を検討するときに原寸と同一のコピーをとる必要から2
00%という比較的大きな拡大率でコピーをとる仕事が
ある。また官庁に提出する図面を作成する際に、その要
請に応えるために元の図面を小刻みに縮小あるいは拡大
する作業が行われる。また、市役所あるいは区役所等の
住民票のコピーを行う部門では、請求の対象外となる人
に関する記載箇所や個人のプライバシを保護するために
秘密にすべき箇所の画情報を削除するようにして謄本や
抄本を作成する。
たICカードを用いたサービスについて説明する。例え
ば特許事務所では写真製版により縮小された特許公報類
を検討するときに原寸と同一のコピーをとる必要から2
00%という比較的大きな拡大率でコピーをとる仕事が
ある。また官庁に提出する図面を作成する際に、その要
請に応えるために元の図面を小刻みに縮小あるいは拡大
する作業が行われる。また、市役所あるいは区役所等の
住民票のコピーを行う部門では、請求の対象外となる人
に関する記載箇所や個人のプライバシを保護するために
秘密にすべき箇所の画情報を削除するようにして謄本や
抄本を作成する。
このように使用者(ユーザ)によっては、複写機を特殊
な使用態様で利用する要求がある。このような要求にす
べて満足するように複写機の機能を設定すると、コンソ
ールパネルが複雑となり、また複写機内部のROMが大
型化してしまう。そこで特定ユーザ別にICカードを用
意し、これをセットさせることでそのユーザに最も適す
る機能を持った複写機を実現することができる。
な使用態様で利用する要求がある。このような要求にす
べて満足するように複写機の機能を設定すると、コンソ
ールパネルが複雑となり、また複写機内部のROMが大
型化してしまう。そこで特定ユーザ別にICカードを用
意し、これをセットさせることでそのユーザに最も適す
る機能を持った複写機を実現することができる。
例えば特許事務所の例では、専用のICカードを購入す
ることで、固定倍率として通常の数種類の縮倍率の他に
200%の縮倍率を簡単に選択できるようになる。また
微調整を必要とする範囲で例えば1%刻みで縮倍率を設
定することができるようになる。更に住民票の発行部門
では、テンキー等のキーを操作することによって液晶表
示部等のデイスプレィに住民票の種類や削除すべき欄や
項目を指示することができるようになり、この後スター
トボタンを押すことでオリジナルの所望の範囲のみがコ
ピーされたり、必要な部分のみが一編集されて記録され
るようになる。
ることで、固定倍率として通常の数種類の縮倍率の他に
200%の縮倍率を簡単に選択できるようになる。また
微調整を必要とする範囲で例えば1%刻みで縮倍率を設
定することができるようになる。更に住民票の発行部門
では、テンキー等のキーを操作することによって液晶表
示部等のデイスプレィに住民票の種類や削除すべき欄や
項目を指示することができるようになり、この後スター
トボタンを押すことでオリジナルの所望の範囲のみがコ
ピーされたり、必要な部分のみが一編集されて記録され
るようになる。
次に市町村の役場に配置される複写機について説明する
。戸籍抄本や住民票の抄本を作成する場合には、各欄の
配置位置やそれらの欄のサイズが市町村ごとにまちまち
で統一されておらず、また同一の市町村であっても時代
に応じてそれらが変化していることが多い。従って、複
写機の設置を行うに際しては、その市町村で使用されて
いる戸籍や住民票の書式とその変遷を調べ、それぞれの
時代についての各欄の配置位置をICカードに記憶させ
る。この場合、戸籍と住民票を別々の複写機で発行する
部署では戸籍用のICカードと住民票用のICカードを
それぞれ発行して、それらのカードを専用化することに
よって作業のミスを防止することができる。戸籍抄本を
作成する部署でも、ICカードを戸籍の書式に応じて複
数用意して専用化し、これらのカード表面を色分けする
等によって識別できるようにすれば、該当するICカー
ドを複写機にセットするだけでその業務専用の複写機に
変身させることができ、モード設定のための各種操作を
省略することができ、また作業の信頼性を向上させるこ
ともできる。
。戸籍抄本や住民票の抄本を作成する場合には、各欄の
配置位置やそれらの欄のサイズが市町村ごとにまちまち
で統一されておらず、また同一の市町村であっても時代
に応じてそれらが変化していることが多い。従って、複
写機の設置を行うに際しては、その市町村で使用されて
いる戸籍や住民票の書式とその変遷を調べ、それぞれの
時代についての各欄の配置位置をICカードに記憶させ
る。この場合、戸籍と住民票を別々の複写機で発行する
部署では戸籍用のICカードと住民票用のICカードを
それぞれ発行して、それらのカードを専用化することに
よって作業のミスを防止することができる。戸籍抄本を
作成する部署でも、ICカードを戸籍の書式に応じて複
数用意して専用化し、これらのカード表面を色分けする
等によって識別できるようにすれば、該当するICカー
ドを複写機にセットするだけでその業務専用の複写機に
変身させることができ、モード設定のための各種操作を
省略することができ、また作業の信頼性を向上させるこ
ともできる。
もちろん、ICカードは充分な記憶容量をもっているの
で、戸籍抄本や住民票についてのプログラムを1枚のカ
ードに納め、書類の種類や原本の年代別のモード設定を
行うことで、希望の書類作成のためのプログラムを複写
機本体に簡単にセットすることもできる。この場合には
、1つの部署に保管するICカードの数が少なくてよい
ので、その管理が容易になるという長所がある。なおI
Cカードには、他の市町村の同種目的のカードとの混用
や、同一オフィス内の異なった部署で用いられるカード
との誤用を防止するために、その市町村独自あるいはそ
の部署独自の識別番号を記録しておき、使用に際しては
複写機側でこれをチエツクするようにしておくことが好
ましい。
で、戸籍抄本や住民票についてのプログラムを1枚のカ
ードに納め、書類の種類や原本の年代別のモード設定を
行うことで、希望の書類作成のためのプログラムを複写
機本体に簡単にセットすることもできる。この場合には
、1つの部署に保管するICカードの数が少なくてよい
ので、その管理が容易になるという長所がある。なおI
Cカードには、他の市町村の同種目的のカードとの混用
や、同一オフィス内の異なった部署で用いられるカード
との誤用を防止するために、その市町村独自あるいはそ
の部署独自の識別番号を記録しておき、使用に際しては
複写機側でこれをチエツクするようにしておくことが好
ましい。
(3)装置の構成の一例
第3図は以上説明した実施例の複写機のシステム構成の
一例を表わした外観図である。
一例を表わした外観図である。
この実施例の複写機では、ベースマシン21の上にDA
DF24が取りつけられており、その上面後方にはIC
カード装置22が配置されている。
DF24が取りつけられており、その上面後方にはIC
カード装置22が配置されている。
ベースマシン21の上面手前にはメツセージ表示付きの
コンソールパネル28が配置されている。
コンソールパネル28が配置されている。
また図では現われていないが装置右側部には手差しトレ
イ41が取りつけられており、左側部には10ビンのソ
ータ38が取りつけられている。手差しトレイ41はマ
ニュアルフィード用のものであるが、複数枚の用紙を同
時にセットし順次給送することができるようになってい
る。
イ41が取りつけられており、左側部には10ビンのソ
ータ38が取りつけられている。手差しトレイ41はマ
ニュアルフィード用のものであるが、複数枚の用紙を同
時にセットし順次給送することができるようになってい
る。
ベースマシン21にはその基本構成として第1の供給ト
レイ31−1が取りつけられていることはすでに説明し
た。この実施例の複写機では、その下に第2および第3
の供給トレイ31−2.31−3が配置されており、中
間トレイ33を挟んで第4右よび第5の供給トレイ31
−4.31−5が配置されている。これら供給トレイ3
1−1〜31−4および中間トレイ33は共に前面に引
き出せるようになっており、操作性の向上と複写機の配
置スペースの節約が図られている。
レイ31−1が取りつけられていることはすでに説明し
た。この実施例の複写機では、その下に第2および第3
の供給トレイ31−2.31−3が配置されており、中
間トレイ33を挟んで第4右よび第5の供給トレイ31
−4.31−5が配置されている。これら供給トレイ3
1−1〜31−4および中間トレイ33は共に前面に引
き出せるようになっており、操作性の向上と複写機の配
置スペースの節約が図られている。
また、ADF (原稿自動送り装置)や給紙トレイが出
っ張らないスッキリとしたデザインの複写機か実現され
ている。
っ張らないスッキリとしたデザインの複写機か実現され
ている。
第4図はこの複写機の概略を表わしたものである。ベー
スマシン21内には感光体ドラム51が配置されている
。感光体ドラム51はチャージコロトロン(帯電器)5
2によって一様に帯電されるようになっている。感光体
ドラム51は図で矢印53方向に定速回転を行うように
なっ、ており、帯電されたドラム表面は露光箇所54に
おいて露光される。ここで露光箇所54には、ベースマ
シン21の上面に配置されたプラテンガラス55上に載
置された図示しない原稿の光像が入射されるようになっ
ている。このために、露光ランプ56と、これによって
照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー57
および光学レンズ58とが配置されており、このうち所
定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされるよう
になっている。
スマシン21内には感光体ドラム51が配置されている
。感光体ドラム51はチャージコロトロン(帯電器)5
2によって一様に帯電されるようになっている。感光体
ドラム51は図で矢印53方向に定速回転を行うように
なっ、ており、帯電されたドラム表面は露光箇所54に
おいて露光される。ここで露光箇所54には、ベースマ
シン21の上面に配置されたプラテンガラス55上に載
置された図示しない原稿の光像が入射されるようになっ
ている。このために、露光ランプ56と、これによって
照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー57
および光学レンズ58とが配置されており、このうち所
定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされるよう
になっている。
さて、露光箇所54でスリット状に露光さた画情報によ
って感光体ドラム51上には原稿に対応した静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像装置59によって現
像され、トナー像が作成される。トナー像は感光体ドラ
ム51の回転と共に移動しトランスファコロトロン(転
写器)50の近傍を通過する。
って感光体ドラム51上には原稿に対応した静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像装置59によって現
像され、トナー像が作成される。トナー像は感光体ドラ
ム51の回転と共に移動しトランスファコロトロン(転
写器)50の近傍を通過する。
一方、ベースマシン21に配置されている第1の供給ト
レイ31−1に収容されているコピー用紙60あるいは
手差しトレイ41に沿って手差しで送り込まれるコピー
用紙60は、送りロール61−1あるいは63によって
送り出され、搬送ロール69に案内されて感光体ドラム
51とトランスファコロトロン50の間を通過する。こ
のとき、トナー像がコピー用紙上58に転写されること
になる。転写後のコピー用紙60は、ヒートロール66
およびプレッシャロール670間を通過して熱定着され
る。そして、衆送ロール68.68の間を通過して図示
しない排出トレイ上に排出されることになる。
レイ31−1に収容されているコピー用紙60あるいは
手差しトレイ41に沿って手差しで送り込まれるコピー
用紙60は、送りロール61−1あるいは63によって
送り出され、搬送ロール69に案内されて感光体ドラム
51とトランスファコロトロン50の間を通過する。こ
のとき、トナー像がコピー用紙上58に転写されること
になる。転写後のコピー用紙60は、ヒートロール66
およびプレッシャロール670間を通過して熱定着され
る。そして、衆送ロール68.68の間を通過して図示
しない排出トレイ上に排出されることになる。
なお、この実施例ではベースマシン21にDADF24
を取りつけている。従って原稿の両面を順にプラテンガ
ラス55上に載置することも可能である。この場合には
、DADF 24の原稿収容部に積層された原稿のまず
片面がプラテンガラス55の上面にセットされる。そし
て、複写が終了した時点で原稿が表裏逆の状態で原稿収
容部に再セットされ、この後にプラテンガラス55上に
再度送り込まれることになる。
を取りつけている。従って原稿の両面を順にプラテンガ
ラス55上に載置することも可能である。この場合には
、DADF 24の原稿収容部に積層された原稿のまず
片面がプラテンガラス55の上面にセットされる。そし
て、複写が終了した時点で原稿が表裏逆の状態で原稿収
容部に再セットされ、この後にプラテンガラス55上に
再度送り込まれることになる。
また、この実施例の複写機ではベースマシン21の下に
5つのトレイ31−2〜31−5.33を取りつけたが
、この代わりに単にキャビネットを配置し消耗品の収納
等にあてることもできる。更に、ベースマシン21の構
成のままでこの複写機をデスクトップの複写機として机
上に載置することも可能である。もちろん、第1の供給
トレイ31−1の下に第2の供給トレイ31−2のみを
取り付け、この構成の複写機を同様に机上に載置するこ
とも可能である。
5つのトレイ31−2〜31−5.33を取りつけたが
、この代わりに単にキャビネットを配置し消耗品の収納
等にあてることもできる。更に、ベースマシン21の構
成のままでこの複写機をデスクトップの複写機として机
上に載置することも可能である。もちろん、第1の供給
トレイ31−1の下に第2の供給トレイ31−2のみを
取り付け、この構成の複写機を同様に机上に載置するこ
とも可能である。
中間トレイ33が配置されていないこのような簡易な複
写機で例えば戸籍抄本を作成する場合には、1度コピー
したコピー用紙を複写機の外に排出させ、これを手差し
トレイ41等から再給紙して2度目のコピーを行うよう
にすることになる。
写機で例えば戸籍抄本を作成する場合には、1度コピー
したコピー用紙を複写機の外に排出させ、これを手差し
トレイ41等から再給紙して2度目のコピーを行うよう
にすることになる。
領域の記録位置を移動させる制御は、感光体ドラム51
に対するコピー用紙60の送り出しタイミングを調整す
ることによって行うことは、中間トレイ3−3を設けた
複写機と同様である。中間トレイ33が存在しない場合
には、このようにオペレータの介在のもとて抄本等の書
類が作成されることになる。しかしながら、この場合の
作業内容は、必要によりコンソールパネル28の液晶表
示部等に表示することができるので、間違った作業が行
われることはない。
に対するコピー用紙60の送り出しタイミングを調整す
ることによって行うことは、中間トレイ3−3を設けた
複写機と同様である。中間トレイ33が存在しない場合
には、このようにオペレータの介在のもとて抄本等の書
類が作成されることになる。しかしながら、この場合の
作業内容は、必要によりコンソールパネル28の液晶表
示部等に表示することができるので、間違った作業が行
われることはない。
第5図はこの複写機のコンソールパネルの一例を表わし
たものである。本出願人が以下に述べていく表示制御技
術の詳細は、実願昭61−130320号の「表示装置
」や実願昭61−066170号の「文字表示装置」等
で詳細に開示している。例えば実願昭61−13032
0号には、複写機にドツトパターンによるグラフィック
表示領域を設けることが開示されており、このグラフィ
ック表示領域を利用して各種表示を行うことができるこ
とが示唆されている。例えば原稿の部′分複写や画像の
移動・削除等を行うことのできる複写機では、プラテン
上に原稿を載置した状態でイメージセンサで対象となる
領域の画像を読み取り、その輪郭等をグラフィック表示
領域に表示させることが示唆されており、これによる領
域設定の誤りや操作ミスの発生が防止できるとされてい
る。
たものである。本出願人が以下に述べていく表示制御技
術の詳細は、実願昭61−130320号の「表示装置
」や実願昭61−066170号の「文字表示装置」等
で詳細に開示している。例えば実願昭61−13032
0号には、複写機にドツトパターンによるグラフィック
表示領域を設けることが開示されており、このグラフィ
ック表示領域を利用して各種表示を行うことができるこ
とが示唆されている。例えば原稿の部′分複写や画像の
移動・削除等を行うことのできる複写機では、プラテン
上に原稿を載置した状態でイメージセンサで対象となる
領域の画像を読み取り、その輪郭等をグラフィック表示
領域に表示させることが示唆されており、これによる領
域設定の誤りや操作ミスの発生が防止できるとされてい
る。
コンソールパネルは複数の形態を採りうるが、先に説明
したように本実施例の複写機ではメツセージ表示付きの
コンソールパネル28を使用する。
したように本実施例の複写機ではメツセージ表示付きの
コンソールパネル28を使用する。
さて、コンソールパネル28にはその上部にメニュー表
示板71が配置されており、それぞれのパネル部分74
〜79の内容が文字で表示されている。このうちソータ
用パネル74には1つのスイッチ81と2つの表示ラン
プ82が配置されており、ソータが接続された場合にお
けるソーティングのモードを選択することができるよう
になっている。ソーティングのモードには、コピー用紙
を順に堆積するためのスタックモードと、ソータの各ビ
ンにコピー用紙を仕分けするための丁合モードとがある
。
示板71が配置されており、それぞれのパネル部分74
〜79の内容が文字で表示されている。このうちソータ
用パネル74には1つのスイッチ81と2つの表示ラン
プ82が配置されており、ソータが接続された場合にお
けるソーティングのモードを選択することができるよう
になっている。ソーティングのモードには、コピー用紙
を順に堆積するためのスタックモードと、ソータの各ビ
ンにコピー用紙を仕分けするための丁合モードとがある
。
次の機能選択用パネル75には(i)画像の横築、また
は修正・確認を行うためのスイッチ83A、83B、(
ii)ジョブメモリに記憶させるためのスイッチ84、
(iii)その他いろいろな複写形態をとるためのスイ
ッチ85および(iv>両面コピーをとるためのスイッ
チ86と、これらのスイッチの選択の有無を表示するた
めの表示ランプ82が配置されている。ここで、(i
) 編集とはエディタ等を用いて編集のためのデータを
入力するための機能であり、修正・確認とは人力データ
を後述する液晶表示部に表示して確認したり、データの
入れ替えを行う機能をいう。また、(11)ここで使用
されるメモリは電池によってバックアップされたランダ
ム・アクセス・メモリから構成される不揮発性メモリで
ある。もちろん、ICカード、磁気カード、フロッピー
ディスク等の他の記憶媒体も不揮発性メモリとして使用
することができる。この複写機ではオペレータによるコ
ンソールパネル28の操作の負担を軽減するために、画
像の濃度や倍率の設定等をプリセットすることかできる
ようになっており、このプリセットされた値を不揮発性
メモリに記憶するようになっている。(iii )スイ
ッチ85を押すと、このコンソールパネル28の表示パ
ネル79に文字情報が表示され“その他”の機能のうち
所望の機能を選択することができるようになっている。
は修正・確認を行うためのスイッチ83A、83B、(
ii)ジョブメモリに記憶させるためのスイッチ84、
(iii)その他いろいろな複写形態をとるためのスイ
ッチ85および(iv>両面コピーをとるためのスイッ
チ86と、これらのスイッチの選択の有無を表示するた
めの表示ランプ82が配置されている。ここで、(i
) 編集とはエディタ等を用いて編集のためのデータを
入力するための機能であり、修正・確認とは人力データ
を後述する液晶表示部に表示して確認したり、データの
入れ替えを行う機能をいう。また、(11)ここで使用
されるメモリは電池によってバックアップされたランダ
ム・アクセス・メモリから構成される不揮発性メモリで
ある。もちろん、ICカード、磁気カード、フロッピー
ディスク等の他の記憶媒体も不揮発性メモリとして使用
することができる。この複写機ではオペレータによるコ
ンソールパネル28の操作の負担を軽減するために、画
像の濃度や倍率の設定等をプリセットすることかできる
ようになっており、このプリセットされた値を不揮発性
メモリに記憶するようになっている。(iii )スイ
ッチ85を押すと、このコンソールパネル28の表示パ
ネル79に文字情報が表示され“その他”の機能のうち
所望の機能を選択することができるようになっている。
ここでいう“その他”の機能には、例えば(イ)ページ
速写機能、(ロ)わく消し機能、(ハ)とじしろ機能が
ある。このうち(イ)ベージ速写機能とは、製本原稿の
ように2ページに跨がった原稿を見開きの状態で1ペー
ジずつに2分割して順にコピーする機能である。また(
口)わく消し機能とは、原稿の周辺部分の画情報につい
てはコピーを行わず、あたかも画情報の周辺に“枠”を
設定したようにする機能である。(ハ)とじしろ機能と
は、コピーの右端部または左端部に“綴代″を設定する
機能である。綴代は所望の長さに設定することができ、
その数値はテンキー80から入力したり、表示パネル7
9上にこの時点で表示された数値から選択することがで
きる。
速写機能、(ロ)わく消し機能、(ハ)とじしろ機能が
ある。このうち(イ)ベージ速写機能とは、製本原稿の
ように2ページに跨がった原稿を見開きの状態で1ペー
ジずつに2分割して順にコピーする機能である。また(
口)わく消し機能とは、原稿の周辺部分の画情報につい
てはコピーを行わず、あたかも画情報の周辺に“枠”を
設定したようにする機能である。(ハ)とじしろ機能と
は、コピーの右端部または左端部に“綴代″を設定する
機能である。綴代は所望の長さに設定することができ、
その数値はテンキー80から入力したり、表示パネル7
9上にこの時点で表示された数値から選択することがで
きる。
(iv )最後に両面コピーとは、コピー用紙の両面に
コピーをとる機能である。両面コピーをとる場合には、
最初の面にコピーが行われたコピー用紙60が第4図に
示す中間トレイ33にまず収容される。次にこの中間ト
レイ33からコピー用紙60が再び送り出され、コピー
の行われなかった面にコピーが行われる。なお、この複
写機では次に説明する単色カラー複写の場合等には1つ
の面に2度コピーを行うことになる。この場合には、中
間トレイ33に収容されるコピー用紙の表裏が両面コピ
ーの場合と逆になるような工夫が行われている。
コピーをとる機能である。両面コピーをとる場合には、
最初の面にコピーが行われたコピー用紙60が第4図に
示す中間トレイ33にまず収容される。次にこの中間ト
レイ33からコピー用紙60が再び送り出され、コピー
の行われなかった面にコピーが行われる。なお、この複
写機では次に説明する単色カラー複写の場合等には1つ
の面に2度コピーを行うことになる。この場合には、中
間トレイ33に収容されるコピー用紙の表裏が両面コピ
ーの場合と逆になるような工夫が行われている。
第5図のメニュー表示板71に“単色カラー強調”と表
示された部分の下側に設けられた単色カラー強調用パネ
ル76の一番上にはカラー現像剤の種類(色)を示す表
示ランプ87が4個配置されている。この複写機ではカ
ラー現像剤を赤色、青色等の4色のうちから1色セット
あるいは複数色セットすることができるので、現在セッ
トされているカラーに該当するランプを点灯させるよう
にしている。
示された部分の下側に設けられた単色カラー強調用パネ
ル76の一番上にはカラー現像剤の種類(色)を示す表
示ランプ87が4個配置されている。この複写機ではカ
ラー現像剤を赤色、青色等の4色のうちから1色セット
あるいは複数色セットすることができるので、現在セッ
トされているカラーに該当するランプを点灯させるよう
にしている。
単色カラー強調用パネル76の残りの部分には、4つの
スイッチ88〜91とこれらのスイッチ88〜91のい
ずれが設定されたかの表示を行うための表示ランプ82
が配置されている。このうち(i)マーキングカラース
イッチ88は、マーキングカラーを行う際に使用するス
イッチである。
スイッチ88〜91とこれらのスイッチ88〜91のい
ずれが設定されたかの表示を行うための表示ランプ82
が配置されている。このうち(i)マーキングカラース
イッチ88は、マーキングカラーを行う際に使用するス
イッチである。
このスイッチ88を押してマーキングを行う領域を指定
すると、−例としてはその部分にカラーの薄い色が重ね
られて記録が行われ、あたかもマーキングが行われたよ
うな効果を得ることができる。
すると、−例としてはその部分にカラーの薄い色が重ね
られて記録が行われ、あたかもマーキングが行われたよ
うな効果を得ることができる。
(ii )速写カラー合成スイッチ90は、コピーの所
定の領域にカラー1色を記録する場合に用いられる。例
えばプラテンガラス55(第4図参照)の右側にカラー
で表現すべき図形を置き、左側に原稿を置いてコピーを
とると、原稿の画情報が黒色でコピーされ、その上にカ
ラー1色でその図形が描かれるこきになる。このとき、
Jw定する図形を網点て形成しておけば、網点の再生に
よって所定の濃度に調整されたカラー図形がコピー用紙
の所定の領域に記録される。この他、商品の名称や絵柄
をプラテンガラス55の一方に配置し、他方にその商品
の売り出し価格を書いた用紙を配置してその時々の価格
を簡易に表示するという用い方もある。
定の領域にカラー1色を記録する場合に用いられる。例
えばプラテンガラス55(第4図参照)の右側にカラー
で表現すべき図形を置き、左側に原稿を置いてコピーを
とると、原稿の画情報が黒色でコピーされ、その上にカ
ラー1色でその図形が描かれるこきになる。このとき、
Jw定する図形を網点て形成しておけば、網点の再生に
よって所定の濃度に調整されたカラー図形がコピー用紙
の所定の領域に記録される。この他、商品の名称や絵柄
をプラテンガラス55の一方に配置し、他方にその商品
の売り出し価格を書いた用紙を配置してその時々の価格
を簡易に表示するという用い方もある。
(iii )部分カラー変換スイッチ89を選択した場
合には、指定した領域のみカラー1色でコピーが行われ
、残りの部分は黒色でコピーが行われる。
合には、指定した領域のみカラー1色でコピーが行われ
、残りの部分は黒色でコピーが行われる。
これに対して(iv)単色カラースイッチ91が選択さ
れた場合には、原稿がカラー1色でコピーされることに
なる。
れた場合には、原稿がカラー1色でコピーされることに
なる。
メニュー表示板71に“コピー濃度”と表示された部分
の下側に設けられたコピー濃度パネル77には5段階の
コピー濃度のいずれが選択されたかを示す表示ランプ8
2と、これらのコピー濃度の1つを選択するためのシフ
トキー94.95が配置されている。上側のシフトキー
94が押されるとコピー濃度が薄くなる方向で濃度設定
が行われ、下側のシフトキー95が押されるとコピー濃
度が濃くなる方向で濃度設定が行われる。コピー濃度は
、第4図に示した現像装置59の現像バイアスを変化さ
せたり、露光ランプ56(第4図)の光量を変化させた
り、あるいは感光体ドラム51に対するチャージコロト
ロン52による電荷の付与量を変化させることで調整す
ることができる。本実施例では例えば現像バイアスを1
6段階に調整できるようになっている。
の下側に設けられたコピー濃度パネル77には5段階の
コピー濃度のいずれが選択されたかを示す表示ランプ8
2と、これらのコピー濃度の1つを選択するためのシフ
トキー94.95が配置されている。上側のシフトキー
94が押されるとコピー濃度が薄くなる方向で濃度設定
が行われ、下側のシフトキー95が押されるとコピー濃
度が濃くなる方向で濃度設定が行われる。コピー濃度は
、第4図に示した現像装置59の現像バイアスを変化さ
せたり、露光ランプ56(第4図)の光量を変化させた
り、あるいは感光体ドラム51に対するチャージコロト
ロン52による電荷の付与量を変化させることで調整す
ることができる。本実施例では例えば現像バイアスを1
6段階に調整できるようになっている。
コピー濃度パネル77の下には自動濃度調整スイッチ9
7が配置されている。自動濃度調整スイッチ97を押す
と自動濃度表示ランプ98が点灯して自動濃度調整モー
ドとなる。この自動濃度調整モードでは、原稿のスキャ
ンが行われている際に原稿から反射して感光体ドラム5
1に到達する光の一部がハーフミラ−等によって取り出
され、その光■に応じて現像装置59内の現像電極の電
位が設定されることになっている。
7が配置されている。自動濃度調整スイッチ97を押す
と自動濃度表示ランプ98が点灯して自動濃度調整モー
ドとなる。この自動濃度調整モードでは、原稿のスキャ
ンが行われている際に原稿から反射して感光体ドラム5
1に到達する光の一部がハーフミラ−等によって取り出
され、その光■に応じて現像装置59内の現像電極の電
位が設定されることになっている。
メニュー表示板71に“任意倍率”等と表示された部分
の下側に設けられた倍率・用紙選択用パネル78には、
その左側に倍率の設定および表示を行う部分が配置され
ており、右側に用紙の選択を行う部分が配置されている
。
の下側に設けられた倍率・用紙選択用パネル78には、
その左側に倍率の設定および表示を行う部分が配置され
ており、右側に用紙の選択を行う部分が配置されている
。
倍率の設定および表示を行う部分には、倍率表示部99
が設けられている。この複写機は50%から200%ま
で任意に1%刻みで倍率(線倍率)を設定することがで
き、設定された倍率は倍率表示部99に表示されるよう
になっている。倍率の表示はシフトキー101.102
の操作による任意倍率の設定方法と、予め定められた固
定倍率の選択を行う方法の2種類が存在する。
が設けられている。この複写機は50%から200%ま
で任意に1%刻みで倍率(線倍率)を設定することがで
き、設定された倍率は倍率表示部99に表示されるよう
になっている。倍率の表示はシフトキー101.102
の操作による任意倍率の設定方法と、予め定められた固
定倍率の選択を行う方法の2種類が存在する。
任意倍率の設定を行う場合には、シフトキー101.1
02の操作を行う。このうち上側のシフトキー101を
押下すると、倍率が1%ずつ増加し、下側のシフトキー
102を押すと1%ずつ減少する。シフトキー101.
102を押しMけると、その間倍率が1%ずつ連続的に
変化する。
02の操作を行う。このうち上側のシフトキー101を
押下すると、倍率が1%ずつ増加し、下側のシフトキー
102を押すと1%ずつ減少する。シフトキー101.
102を押しMけると、その間倍率が1%ずつ連続的に
変化する。
固定倍率の選択は固定倍率キー103を押すことによっ
て行う。固定倍率は倍率表示板104に表示されており
、この実施例では141.4%、86.5%、81.6
%、70.7%である。この他、等倍としての100%
を選択することができる。いずれの倍率が選択されたか
は、それらの左隣りに配置された表示ランプ82のいず
れが点灯したかによって知ることができる。
て行う。固定倍率は倍率表示板104に表示されており
、この実施例では141.4%、86.5%、81.6
%、70.7%である。この他、等倍としての100%
を選択することができる。いずれの倍率が選択されたか
は、それらの左隣りに配置された表示ランプ82のいず
れが点灯したかによって知ることができる。
コピー用紙の選択を行う部分には、用紙サイズあるいは
用紙の種類を表示したf種類の表示板105と、これら
のうちの1つを選択するためのシフトキー106.10
7が配置されている。8種類の表示板105の左隣りに
は、いずれの用紙サイズあるいは用紙が選択されたかを
示す表示ランプ82が配置されている。この実施例では
、表示板105には、次の表示が行われるようになって
いる。
用紙の種類を表示したf種類の表示板105と、これら
のうちの1つを選択するためのシフトキー106.10
7が配置されている。8種類の表示板105の左隣りに
は、いずれの用紙サイズあるいは用紙が選択されたかを
示す表示ランプ82が配置されている。この実施例では
、表示板105には、次の表示が行われるようになって
いる。
(イ)手差しトレイ表示;
手差しトレイ41(第4図)を使用するとき選択する。
従来のこの種の手差しトレイは1枚ずつ手差しを行うの
で、手差しが行われた時点でコピー用紙を手差しトレイ
から優先的に送り出せばよく、手差しトレイ自体をオペ
レータが選択する必要はない。これに対して本実施例の
手差しトレイ41は複数枚のコピー用紙を同時にセット
することができる。従って、コピー用紙のセットをもっ
てその手差しトレイ41からの給送を行わせると、コピ
ー用紙を複数枚セットしている時点でそのフィードが開
始される可能性がある。このような事態を防止するため
に、手差しトレイ41の選択を行わせるようにしたので
ある。
で、手差しが行われた時点でコピー用紙を手差しトレイ
から優先的に送り出せばよく、手差しトレイ自体をオペ
レータが選択する必要はない。これに対して本実施例の
手差しトレイ41は複数枚のコピー用紙を同時にセット
することができる。従って、コピー用紙のセットをもっ
てその手差しトレイ41からの給送を行わせると、コピ
ー用紙を複数枚セットしている時点でそのフィードが開
始される可能性がある。このような事態を防止するため
に、手差しトレイ41の選択を行わせるようにしたので
ある。
(ロ)A3用紙表示;
A3サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
レイを使用するときに選択する。
(ハ)B4用紙表示;
B4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
レイを使用するときに選択する。
(ニ)A4用紙表示;
A4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
レイを使用するときに選択する。
(ホ)B5用紙表示;
B5サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
レイを使用するときに選択する。
(へ)A4ヨコ用紙表示;
A4サイズのコピー用紙を長手方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
むためのトレイを使用するときに選択する。
(ト)B5ヨコ用紙表示:
B5サイズのコピー用紙を長手方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
むためのトレイを使用するときに選択する。
(チ)標準外周紙表示;
以上以外のサイズのコピー用紙を使用するときに選択す
る。
る。
倍率・用紙選択用パネル78の下方には、自動用紙/倍
率選択スイッチ109が配置されている。
率選択スイッチ109が配置されている。
このスイッチ109を押すと、自動用紙/倍率選択スイ
ッチ109が選択され予めセットされた倍率と用紙サイ
ズの組み合わせが選択される。オペレータは倍率・用紙
選択用パネル78における表示ランプ82の点灯状態か
ら所望の組み合わせが選択されたかどうかを知ることが
できる。所望の組み合わせでない場合には、自動用紙/
倍率選択スイッチ109を更に押下して、組み合わせを
変更させることになる。
ッチ109が選択され予めセットされた倍率と用紙サイ
ズの組み合わせが選択される。オペレータは倍率・用紙
選択用パネル78における表示ランプ82の点灯状態か
ら所望の組み合わせが選択されたかどうかを知ることが
できる。所望の組み合わせでない場合には、自動用紙/
倍率選択スイッチ109を更に押下して、組み合わせを
変更させることになる。
倍率・用紙選択用パネル78の右側には表示パネル79
が配置されている。表示パネル79には、この複写機の
図柄111と液晶表示部112とが配置されている。図
柄111は供給トレイの選択状態や紙づまりの生じた場
所・等をランプの点灯で表示するようになっている。こ
の実施例の液晶表示部112には、漢字を含んだ文章が
表示できる。
が配置されている。表示パネル79には、この複写機の
図柄111と液晶表示部112とが配置されている。図
柄111は供給トレイの選択状態や紙づまりの生じた場
所・等をランプの点灯で表示するようになっている。こ
の実施例の液晶表示部112には、漢字を含んだ文章が
表示できる。
この第5図に示した例では、コピー作業を開始できるこ
とと、設定されたコピー枚数が1枚であることを表わし
ている。またこの実施例の液晶表示部112はカラー表
示用の液晶を使用しており、指定された領域がそれぞれ
指定されたカラーで表示されるようになっている。
とと、設定されたコピー枚数が1枚であることを表わし
ている。またこの実施例の液晶表示部112はカラー表
示用の液晶を使用しており、指定された領域がそれぞれ
指定されたカラーで表示されるようになっている。
表示パネル79の下方には、以下のようなキーまたはボ
タンが配置されている。
タンが配置されている。
(イ)オールクリアボタン114;
複写機を基本状態すなわちコピー用紙60の選択等のよ
うに初期的に設定される優先モードに戻すためのボタン
である。
うに初期的に設定される優先モードに戻すためのボタン
である。
(ロ)テンキー80;
コピー枚数をセットしたり、複写機の診断を行う際の診
断内容の特定等を行うための数値入力に用いる。
断内容の特定等を行うための数値入力に用いる。
(ハ)割り込みボタン115;
連続コピーを行っているときで、他の緊急コピーをとる
必要があるときに使用される。割り込みの処理が終了し
た際に元のコピー作業に戻すための割り込みの解除にも
用いられる。
必要があるときに使用される。割り込みの処理が終了し
た際に元のコピー作業に戻すための割り込みの解除にも
用いられる。
(ニ)ストップクリアボタン116;
コピー作業を途中で停止するときや、コピー枚数の設定
時やソータのビンの設定時のクリアボタ“ンとして作用
する。
時やソータのビンの設定時のクリアボタ“ンとして作用
する。
(ホ)スタートボタン117;
コピー作業を開始させるためのキーである。
くべ)選択キー118;
表示されたメツセージに対してカーソルを動かすための
キー、すなわちカーソルキーである。
キー、すなわちカーソルキーである。
(ト)設定キー119;
カーソルで指定された場所に設定するためのキー(リタ
ーンキー)である。
ーンキー)である。
以上説明したように本実施例のコンソールパネルは例え
ば用紙の選択やコピー濃度の設定といった基本操作のエ
リアと、例えば機能選択や単色カラー強調といった応用
操作のエリアを完全に分離した配置となっている。これ
に加えて液晶表示部112に漢字カナ混じり文を表示し
て応用操作の補助を行うことで、パネル操作における間
違いの発生を可能な限り低下させている。
ば用紙の選択やコピー濃度の設定といった基本操作のエ
リアと、例えば機能選択や単色カラー強調といった応用
操作のエリアを完全に分離した配置となっている。これ
に加えて液晶表示部112に漢字カナ混じり文を表示し
て応用操作の補助を行うことで、パネル操作における間
違いの発生を可能な限り低下させている。
(4)装置の回路構成
第6図はこの複写機(第2図)の回路構成の概要を表わ
したものである。
したものである。
図のようにメインCPU121を中心としたシリアル通
信を用いた分散CPUアーキテクチャを採用している。
信を用いた分散CPUアーキテクチャを採用している。
これは、コントローラの最適な配置を可能とし、最適な
コストパーフォーマンスを提供するためである。更に複
写機の製品開発の面より見ると、モジニール設計による
ソフトウェアの開発の短縮化や効率化、ワイヤハーネス
等の簡略化、低コスト化、トラブルの処理の容易化等が
期待・できる。
コストパーフォーマンスを提供するためである。更に複
写機の製品開発の面より見ると、モジニール設計による
ソフトウェアの開発の短縮化や効率化、ワイヤハーネス
等の簡略化、低コスト化、トラブルの処理の容易化等が
期待・できる。
また、複数のCPUによる処理の分散化によって処理効
率がアップするので、例えば高価な16ビツ)CPUを
用いず、安価な8ビツトCPUを用いることによっても
複雑でかつ高速処理が要求されるようなプログラムの処
理が可能となる。
率がアップするので、例えば高価な16ビツ)CPUを
用いず、安価な8ビツトCPUを用いることによっても
複雑でかつ高速処理が要求されるようなプログラムの処
理が可能となる。
更にこのような処理の分散化によって機種展開が容易と
なる。すなわち、新しい入出力装置等を開発するような
場合でも、本体側(メインCPU側)のプログラムの修
正が不要になる場合があり、変更が必要な場合でも最小
限で済むことになる。
なる。すなわち、新しい入出力装置等を開発するような
場合でも、本体側(メインCPU側)のプログラムの修
正が不要になる場合があり、変更が必要な場合でも最小
限で済むことになる。
また、本体側のプリント基板について見れば、CPUの
分散によって不必要なI10ポートやプログラムの格納
の必要がない。従ってプリント基板の低コスト化を図る
ことができ、配置スペースの自由度が向上する。
分散によって不必要なI10ポートやプログラムの格納
の必要がない。従ってプリント基板の低コスト化を図る
ことができ、配置スペースの自由度が向上する。
この複写機はそのペースマシン21内のメインCPU
(中央処理装置)121とインターイメージランプ用C
PU122によってペースマシン21の制御を行ってい
る。ここでインターイメージランプ用CPU 122は
インターイメージランプの制御を専門で行うCPUであ
る。
(中央処理装置)121とインターイメージランプ用C
PU122によってペースマシン21の制御を行ってい
る。ここでインターイメージランプ用CPU 122は
インターイメージランプの制御を専門で行うCPUであ
る。
インターイメージランプとは、露光後の感光体ドラム5
1に光を照射して現像前の静電潜像の一部を消去するた
め等に用いられるものである。従来では、例えば85判
の原稿を等倍でコピーする際に感光体ドラム51上にお
ける85判以外の領域に光を照射してトナー像が領域外
で無駄に形成されるのを防止していた。本実施例の複写
機では、後に説明するように画像の編集等を行う機能を
もっている。従って、静電潜像の形成を例えば所定の矩
形領域や多角形の領域に制限しなければならない場合が
あり、このような処理を行うために静電潜像の部分的な
削除等を必要とする。このためにもインターイメージラ
ンプが用いられる。このように本実施例の複写機ではイ
ンターイメージランプが従来と比べて高度に制御されな
がら使用されるので、このためにメインC,PU121
の他に独立したCPUを使用することにしたのである。
1に光を照射して現像前の静電潜像の一部を消去するた
め等に用いられるものである。従来では、例えば85判
の原稿を等倍でコピーする際に感光体ドラム51上にお
ける85判以外の領域に光を照射してトナー像が領域外
で無駄に形成されるのを防止していた。本実施例の複写
機では、後に説明するように画像の編集等を行う機能を
もっている。従って、静電潜像の形成を例えば所定の矩
形領域や多角形の領域に制限しなければならない場合が
あり、このような処理を行うために静電潜像の部分的な
削除等を必要とする。このためにもインターイメージラ
ンプが用いられる。このように本実施例の複写機ではイ
ンターイメージランプが従来と比べて高度に制御されな
がら使用されるので、このためにメインC,PU121
の他に独立したCPUを使用することにしたのである。
複写機の制御方法として、このような分散処理システム
を導入してきたメーカの1つにゼロックス社があり、特
開昭59−78371号の「機械制御装置並びに制御方
法」等の出願には技術内容および関連引用文献が詳細に
開示されている。
を導入してきたメーカの1つにゼロックス社があり、特
開昭59−78371号の「機械制御装置並びに制御方
法」等の出願には技術内容および関連引用文献が詳細に
開示されている。
しかし、本発明に採用されている通信方式は、上記公報
に採用されている高速処理を目的とした「イーサネット
方式」ではなく、9600ボーのカレントループ方式で
同等な効果が得られるようになっている。
に採用されている高速処理を目的とした「イーサネット
方式」ではなく、9600ボーのカレントループ方式で
同等な効果が得られるようになっている。
なお、本出願人はインターイメージランプ用CPU 1
22について、実願昭61−152591号の「画像複
写装置」および特願昭62−023392号の「複写機
の画像消去装置」等で詳細に開示している。
22について、実願昭61−152591号の「画像複
写装置」および特願昭62−023392号の「複写機
の画像消去装置」等で詳細に開示している。
本実施例の複写機では、この他に次のようなCPUが用
意されており、通信ライン123.124と接続されて
いる。メインCPU121はこれらのCPUおよびイン
ターイメージランプ用CPU 122を統括する役割も
はたしている。
意されており、通信ライン123.124と接続されて
いる。メインCPU121はこれらのCPUおよびイン
ターイメージランプ用CPU 122を統括する役割も
はたしている。
(イ)原稿送り用CPLl125;
原稿送り用CPU125は、第4図に示したDADF
24の制御を行うCPUである。
24の制御を行うCPUである。
DADF 24の代わりにADF23(第2図)が用い
られる場合には、ADF 23に備えられたCPUが通
信ライン123.124と接続されることになる。
られる場合には、ADF 23に備えられたCPUが通
信ライン123.124と接続されることになる。
(ロ)ソータ用CPU 126は、10ビンのソータ3
8に配置されたCPUである。20ビンのソータ39に
も専用のCPUが配置されている。メインCPU21は
どのソータ38.39が接続されたかを知り、これに応
じてソーティングの制御を行うことになる。
8に配置されたCPUである。20ビンのソータ39に
も専用のCPUが配置されている。メインCPU21は
どのソータ38.39が接続されたかを知り、これに応
じてソーティングの制御を行うことになる。
(ハ)表示用CPU127;
表示用cPU 127は、コンソールパネル28に取り
付けられた前記した液晶表示部112に漢字で各種情報
を表示したり、編集を行うための領域を表示するために
使用されるCPLIである。バックリフトタイプ27の
コンソールパネル27(第2図)の場合には複雑な表示
制御を行う必要がないので専用のCPLIが使用されな
い。なお、液晶表示部112が使用されない場合には、
編集のだめの図形の指定等はテンキーを用いて行われる
ことになる。
付けられた前記した液晶表示部112に漢字で各種情報
を表示したり、編集を行うための領域を表示するために
使用されるCPLIである。バックリフトタイプ27の
コンソールパネル27(第2図)の場合には複雑な表示
制御を行う必要がないので専用のCPLIが使用されな
い。なお、液晶表示部112が使用されない場合には、
編集のだめの図形の指定等はテンキーを用いて行われる
ことになる。
(ニ) トレイ制御用CPU128;
トレイ制御用CPU 128はベースマシン21に増設
されるトレイ類のうち第4および第5の供給トレイ31
−4.31−5および大容量トレイ36と中間トレイ3
3を制御するためのCPUである。このCPUは各トレ
イを収容したトレイキャビネットの後側に配置されてお
り、接続されるトレイ類に応じてこれらの制御を行うよ
うになっている。これらのトレイ類の中で中間トレイ3
3は独自にコピー用紙搬送用のモータを備えており、ま
たこのトレイに収容されるコピー用紙はそのサイズによ
って収容位置が異なる等複雑な制御を要する。
されるトレイ類のうち第4および第5の供給トレイ31
−4.31−5および大容量トレイ36と中間トレイ3
3を制御するためのCPUである。このCPUは各トレ
イを収容したトレイキャビネットの後側に配置されてお
り、接続されるトレイ類に応じてこれらの制御を行うよ
うになっている。これらのトレイ類の中で中間トレイ3
3は独自にコピー用紙搬送用のモータを備えており、ま
たこのトレイに収容されるコピー用紙はそのサイズによ
って収容位置が異なる等複雑な制御を要する。
トレイ制御用CPU128による各トレイの制御態様は
次のようになる。
次のようになる。
(i)第4、第5の供給トレイ31−4.31−5の双
方または一方と中間トレイ33の制御。
方または一方と中間トレイ33の制御。
(ii )大容量トレイ36および中間トレイ33の制
御。
御。
(iii )中間トレイ33の単独制御。
(iv )第4、第5の供給トレイ31−4.31−5
のうちの一方だけあるいはこれら双方についての制御。
のうちの一方だけあるいはこれら双方についての制御。
(v)大容量トレイ36の単独制御。
(ホ)カード用CPU129;
カード用cpu 12 gは、記録条件の設定や複写機
の機能の追加、訂正等を行うためにICカード131を
用いる場合に、その読み取りを行ったり、新たな記録条
件や原稿の座標指定のデータ等の登録を行う場合にデー
タの書き込みを行う部分である。また、カード用CPL
1129はエディタパッド132を制御することもでき
るようになっている。エディタパッド132は座標入力
のために用いられるものであり、後に詳しく説明する。
の機能の追加、訂正等を行うためにICカード131を
用いる場合に、その読み取りを行ったり、新たな記録条
件や原稿の座標指定のデータ等の登録を行う場合にデー
タの書き込みを行う部分である。また、カード用CPL
1129はエディタパッド132を制御することもでき
るようになっている。エディタパッド132は座標入力
のために用いられるものであり、後に詳しく説明する。
第7図はこの実施例の複写機で中枢的な役割を果たすメ
インCPUを中心とした回路構成を更に具体的に表わし
たものである。
インCPUを中心とした回路構成を更に具体的に表わし
たものである。
なお、複写機をCPUあるいはいわゆるマイクロコンビ
コータ等の制御装置で制御することはゼロックス社のシ
カンダ・シェイク(SIKANDAR5llErKH)
によるIEEEの論文rA Programmab
leDigital Control System
for Copying Machines JIEε
巳Trans、 (:om、 Vol lECl−21
,No、 l、 Feb、 1974および特開昭50
−62644号公報「電子写真複写法およびその装置」
等を起点とする論文や公報で周知となっている。他のC
PUモジュールもメインCPUと同様に、ワンチップC
PU、ROM。
コータ等の制御装置で制御することはゼロックス社のシ
カンダ・シェイク(SIKANDAR5llErKH)
によるIEEEの論文rA Programmab
leDigital Control System
for Copying Machines JIEε
巳Trans、 (:om、 Vol lECl−21
,No、 l、 Feb、 1974および特開昭50
−62644号公報「電子写真複写法およびその装置」
等を起点とする論文や公報で周知となっている。他のC
PUモジュールもメインCPUと同様に、ワンチップC
PU、ROM。
RAM、Ilo等からなる構成を取っていることはいう
までもない。
までもない。
(イ)メインCPU121は、第6図でも一部説明した
ようにシリアルな通信ライン123.124を通じて次
の各部と接続されている。
ようにシリアルな通信ライン123.124を通じて次
の各部と接続されている。
(i)DADF24゜7
(ii >ソータ38゜
(iii )液晶表示部112゜
(iv)ICカード・エディタパッド用インタフェース
(1−Eインタフェース)130;ICカード装置22
に配置されたインタフェース回路であり、ICカード1
31やエディタパッド132を複写機本体に接続したと
きこれらとメインCPU121側とでデータの授受を行
わせる。
(1−Eインタフェース)130;ICカード装置22
に配置されたインタフェース回路であり、ICカード1
31やエディタパッド132を複写機本体に接続したと
きこれらとメインCPU121側とでデータの授受を行
わせる。
(V)インターイメージランプコントローラ157゜
(vi)第4、第5の供給トレイ31−4.31−5、
中間トレイ33等を制御するトレイ制御部133゜ (ロ)また、このメインCPU121はA/D変換器を
内蔵しており、アナログデータライン134を通じて次
の各部と接続されている。このようなCPLIとしては
、例えば日本電気株式会社のμPD7810CW、μP
D7811CWや富士通株式会社のMB89713X等
の8ビツトワンチツプCPUを挙げることができる。
中間トレイ33等を制御するトレイ制御部133゜ (ロ)また、このメインCPU121はA/D変換器を
内蔵しており、アナログデータライン134を通じて次
の各部と接続されている。このようなCPLIとしては
、例えば日本電気株式会社のμPD7810CW、μP
D7811CWや富士通株式会社のMB89713X等
の8ビツトワンチツプCPUを挙げることができる。
(i)光量センサ135;露光ランプ56(第4図)の
光量を検知してその制御を行う際に使用されるセンサで
ある。
光量を検知してその制御を行う際に使用されるセンサで
ある。
(ii )温度センサ群136;後に説明する定着温度
コントロール用のソフト・タッチ・センサ等のセンサで
ある。
コントロール用のソフト・タッチ・センサ等のセンサで
ある。
(iii )用紙サイズセンサ群13.7;供給トレイ
31等に収容される用紙のサイズを検知するセンサであ
る。本実施例の複写機のシステム構成によると、コピー
用紙60を最大5種類のトレイから送り出すことができ
る。従って、1つの供給トレイに用紙サイズの検知用に
4つのセンサを配置したとし、この処理にディジタルデ
ータを用いるとすると、1つのトレイから4ビツトのデ
ィジタルデータをメインCPU121に送出する必要が
生じ、合計で最大20個のインプット用のボートが必要
になるばかりでな(、コネクタの数やハーネスを構成す
るケーブルの数が多くなってしまう。これは、コストや
小型化の要請および信頼性の観点から好ましくない。
31等に収容される用紙のサイズを検知するセンサであ
る。本実施例の複写機のシステム構成によると、コピー
用紙60を最大5種類のトレイから送り出すことができ
る。従って、1つの供給トレイに用紙サイズの検知用に
4つのセンサを配置したとし、この処理にディジタルデ
ータを用いるとすると、1つのトレイから4ビツトのデ
ィジタルデータをメインCPU121に送出する必要が
生じ、合計で最大20個のインプット用のボートが必要
になるばかりでな(、コネクタの数やハーネスを構成す
るケーブルの数が多くなってしまう。これは、コストや
小型化の要請および信頼性の観点から好ましくない。
そこで本実施例の複写機では、1つのトレイごとに4つ
のセンサの状態によって特定される状態をアナログデー
タとして送出することにする。メインCPU121側で
は送られてきたアナログデータをディジタルデータに変
換し、それぞれのトレイに収容されているコピー用紙6
0のサイズを最大16種類まで判別することになる。
のセンサの状態によって特定される状態をアナログデー
タとして送出することにする。メインCPU121側で
は送られてきたアナログデータをディジタルデータに変
換し、それぞれのトレイに収容されているコピー用紙6
0のサイズを最大16種類まで判別することになる。
(ハ)更にメインCPU121はリセット回路138で
暴走時やイニシャライズ時にリセットされる他、パスラ
イン121Aを介して次の各部と接続されている。
暴走時やイニシャライズ時にリセットされる他、パスラ
イン121Aを介して次の各部と接続されている。
(i)キーボード・デイスプレィLSi大規模集積回路
)121B;コンソールパネル28との間でデータの仲
介を行う回路である。
)121B;コンソールパネル28との間でデータの仲
介を行う回路である。
(ii )タイマ・カウンタLS1121C;メインモ
ータ164やキャリジモータ171の駆動を制御する回
路である。
ータ164やキャリジモータ171の駆動を制御する回
路である。
(iii)ROMI21D;56にバイトの容量を持ち
、複写機の基本的制御情報等を格納したリード・オンリ
・メモリである。
、複写機の基本的制御情報等を格納したリード・オンリ
・メモリである。
(iv)RAM121E ; 6にバイトの容量をもつ
データー時記憶用のランダム・アクセス・メモリである
。このRAM121Hには、前述した不揮発性′メモI
J (NVM)121Fが接続されており、複写機の電
源がオフとなった場合でも必要なデータを保存できるよ
うになっている。
データー時記憶用のランダム・アクセス・メモリである
。このRAM121Hには、前述した不揮発性′メモI
J (NVM)121Fが接続されており、複写機の電
源がオフとなった場合でも必要なデータを保存できるよ
うになっている。
ここで不揮発性メモIJ (NVM) 121 Fに格
納される必要なデータとしては、例えば(a)コピー用
紙60のレジストレーションを調整するためのセットア
ツプ値や、(b)後に詳しく説明するインターイメージ
ランプによる画像の先端部分の消込み量、(C)複写倍
率を等倍に設定した場合における縦および頃の倍率の微
調整値、(d)綴代用の空白を設けてコピーを行う場合
の綴代量のように複写機の生産ラインで行われる各パラ
メータの調整値や、(e)各供給トレイ31等のフィー
ドカウンタの使用実績値等のように複写機の使用状態を
把握するためのデータ等を挙げることができる。
納される必要なデータとしては、例えば(a)コピー用
紙60のレジストレーションを調整するためのセットア
ツプ値や、(b)後に詳しく説明するインターイメージ
ランプによる画像の先端部分の消込み量、(C)複写倍
率を等倍に設定した場合における縦および頃の倍率の微
調整値、(d)綴代用の空白を設けてコピーを行う場合
の綴代量のように複写機の生産ラインで行われる各パラ
メータの調整値や、(e)各供給トレイ31等のフィー
ドカウンタの使用実績値等のように複写機の使用状態を
把握するためのデータ等を挙げることができる。
(v)第1のI10コントローラ121G ;フィルタ
回路121Hを介して各種データの人力を行い、ドライ
バ回路1211を介して各種部品の駆動を行う人出力コ
ントローラである。ここでフィルタ回路121Hには、
例えば各種スイッチやセンサが接続されている。またド
ライバ回路121■には、後に説明するデイソレノイド
等のソレノイドや供給トレイ31−1〜31−5内の同
じく後に説明するクラッチ233等が接続されている。
回路121Hを介して各種データの人力を行い、ドライ
バ回路1211を介して各種部品の駆動を行う人出力コ
ントローラである。ここでフィルタ回路121Hには、
例えば各種スイッチやセンサが接続されている。またド
ライバ回路121■には、後に説明するデイソレノイド
等のソレノイドや供給トレイ31−1〜31−5内の同
じく後に説明するクラッチ233等が接続されている。
(vi )第2のI /Qコントローラ121にフィル
タ回路121Kを介して各種データの人力を行い、ドラ
イバ回路121Lを介して各種部品の駆動を行う人出力
コントローラである。ここでフィルタ回路121Kには
、例えば各種スイッチやセンサが接続されている。また
ドライバ回路12LLは周知のD/A (アナログ−デ
ィジタル)変換器やPWM (パルス幅変換器)を具備
しており、プログラムの処理に従って、後に説明する現
像装置59のデペバイアスの設定やチャージコロトロン
52等の電流値の設定を行うようになっている。
タ回路121Kを介して各種データの人力を行い、ドラ
イバ回路121Lを介して各種部品の駆動を行う人出力
コントローラである。ここでフィルタ回路121Kには
、例えば各種スイッチやセンサが接続されている。また
ドライバ回路12LLは周知のD/A (アナログ−デ
ィジタル)変換器やPWM (パルス幅変換器)を具備
しており、プログラムの処理に従って、後に説明する現
像装置59のデペバイアスの設定やチャージコロトロン
52等の電流値の設定を行うようになっている。
(5)複写機の具体的な回路構成
次に第8図〜第13図を用いて、本実施例の複写機につ
いてその回路構成を更に具体的に説明する。
いてその回路構成を更に具体的に説明する。
(5−1)感光体ドラムの周辺
第8図は感光体ドラム51の周辺を表わしたものである
。
。
感光体ドラム51の周囲には、チャージコロトロン52
、インターイメージランプ141.4種類のサブ現像装
置59S1〜59S4、メイン現像!ff159M、)
ランスファコロトロン50、デクツクコロトロン147
、プレクリーンコロトロン148、クリーニング装置1
49および除電用イレーズランプ155がこの順序で配
置されている。ここで第1のサブ現像装置59S1は赤
色のトナーで現像を行う現像装置であり、第2のサブ現
像装置59S2は青色のトナーで現像を行う現像装置で
ある。第3のサブ現像装置59S3は緑色のトナーで現
像を行う現像装置であり、第4のサブ現像装置59S4
は茶色のトナーで現像を行う現像装置である。
、インターイメージランプ141.4種類のサブ現像装
置59S1〜59S4、メイン現像!ff159M、)
ランスファコロトロン50、デクツクコロトロン147
、プレクリーンコロトロン148、クリーニング装置1
49および除電用イレーズランプ155がこの順序で配
置されている。ここで第1のサブ現像装置59S1は赤
色のトナーで現像を行う現像装置であり、第2のサブ現
像装置59S2は青色のトナーで現像を行う現像装置で
ある。第3のサブ現像装置59S3は緑色のトナーで現
像を行う現像装置であり、第4のサブ現像装置59S4
は茶色のトナーで現像を行う現像装置である。
インターイメージランプ141は一列に配置された12
8個の発光ダイオードと、これら発光ダイオードと平行
にこれらの前面に配置された1枚のプラスチックレンズ
からなる。プラスチックレンズ(図示せず)は1つ1つ
の発光ダイオードに対応する位置に非球面の凸部を有し
ており、発光ダイオードの互いに隣接する部分が発光し
たときであっても感光体ドラム51上で光がそれらの境
界領域で不均一な強度とならないように配慮されている
。また、プラスチックレンズの焦点は感光体ドラム51
上で適度にぼかされるようになっている。このため、イ
ンターイメージランプ141によって例えば3角形の形
状の図形処理(図形の抽出あるいは削除)が行われた場
合であっても、処理の境界部分で1単位の発光ダイオー
ドごとに生じる段差がかなり軽減されることになる。
8個の発光ダイオードと、これら発光ダイオードと平行
にこれらの前面に配置された1枚のプラスチックレンズ
からなる。プラスチックレンズ(図示せず)は1つ1つ
の発光ダイオードに対応する位置に非球面の凸部を有し
ており、発光ダイオードの互いに隣接する部分が発光し
たときであっても感光体ドラム51上で光がそれらの境
界領域で不均一な強度とならないように配慮されている
。また、プラスチックレンズの焦点は感光体ドラム51
上で適度にぼかされるようになっている。このため、イ
ンターイメージランプ141によって例えば3角形の形
状の図形処理(図形の抽出あるいは削除)が行われた場
合であっても、処理の境界部分で1単位の発光ダイオー
ドごとに生じる段差がかなり軽減されることになる。
インターイメージランプ・コントローラ157は、イン
ターイメージランプ141の128セグメントに区分け
された発光ダイオードのオン・オフ制御を行うようにな
っている。クリーニング装置149はドクターブレード
150を備えており、ブレ゛クリーンコロトロン148
で除電したトナーを感光体ドラム51から掻き落とすよ
うになっている。
ターイメージランプ141の128セグメントに区分け
された発光ダイオードのオン・オフ制御を行うようにな
っている。クリーニング装置149はドクターブレード
150を備えており、ブレ゛クリーンコロトロン148
で除電したトナーを感光体ドラム51から掻き落とすよ
うになっている。
ところで本実施例の複写機では、ドクターブレード15
0が感光体ドラム51に接触した後、0.2秒を経過し
た時点でメインモータ164の駆動が開始される。また
メインモータ164が停止した場合にも直ちにドクター
ブレード150が感光体ドラム51から離れるのではな
く、5秒経過した時点で離れるようになっている。これ
は、トナーがバキュームの吸引動作によって飛び散り、
複写機の内部を汚染させるような事態を防止するための
工夫である。
0が感光体ドラム51に接触した後、0.2秒を経過し
た時点でメインモータ164の駆動が開始される。また
メインモータ164が停止した場合にも直ちにドクター
ブレード150が感光体ドラム51から離れるのではな
く、5秒経過した時点で離れるようになっている。これ
は、トナーがバキュームの吸引動作によって飛び散り、
複写機の内部を汚染させるような事態を防止するための
工夫である。
サブ現像装置59S1〜59S4はそれぞれ以下の部品
を備えている。
を備えている。
(イ)カラーセンサ;
サブ現像装置59S1〜59S4にそれぞれどの色の現
像剤を使用した現像装置がセットされているかの判別を
行うためのセンサである。前記した赤、青、緑、茶以外
の組み合わせでサブ現像装置593を構成した場合であ
ってもこのセンサによってサブ現像装置59S1〜59
S4ごとにカラーの種別を検出することができる。検知
出力はデイカラー検知回路230に入力され、メイン基
板230に伝達されるようになっている。
像剤を使用した現像装置がセットされているかの判別を
行うためのセンサである。前記した赤、青、緑、茶以外
の組み合わせでサブ現像装置593を構成した場合であ
ってもこのセンサによってサブ現像装置59S1〜59
S4ごとにカラーの種別を検出することができる。検知
出力はデイカラー検知回路230に入力され、メイン基
板230に伝達されるようになっている。
(ロ)トナーセンサ;
トナー補給の必要性の有無を判別するためのセンサであ
る。
る。
(ハ)ディスベンスモーク;
トナーボックス内のトナーを撹拌して補給するためのモ
ータである。
ータである。
メイン現像装置59Mは黒色による現像を行うためのも
ので、トナーセンサとディスベンスモークを備えている
。インクリーススイッチ159はオペレータがトナーの
増量を行いたいときに押すスイッチである。サブ現像装
置59S1〜59S4のうちの1つが選択されている状
態でインクリーススイッチ159が押されると該当する
サブ現像装置についてそのトナーの増量が行われる。メ
イン現像装置59Mが選択された状態で押されると黒色
のトナーの増量が行われる。
ので、トナーセンサとディスベンスモークを備えている
。インクリーススイッチ159はオペレータがトナーの
増量を行いたいときに押すスイッチである。サブ現像装
置59S1〜59S4のうちの1つが選択されている状
態でインクリーススイッチ159が押されると該当する
サブ現像装置についてそのトナーの増量が行われる。メ
イン現像装置59Mが選択された状態で押されると黒色
のトナーの増量が行われる。
デイ(現像器)選択・ソレノイド161は、メイン現像
装置59Mとサブ現像装置59S1〜59S4の合計5
つの現像装置を択一的に切り換えるためのソレノイドで
ある。この切り換え動作については、次に項を改めて説
明する。
装置59Mとサブ現像装置59S1〜59S4の合計5
つの現像装置を択一的に切り換えるためのソレノイドで
ある。この切り換え動作については、次に項を改めて説
明する。
高圧電源供給装置(HVPS)162はメインおよびサ
ブの現像装置59M、5951〜59S4内部に平行電
界を作り原稿のソリッド部分(べた黒の部分)の再現性
を良好にするために用いられるものである。フル・トナ
ーセンサ163はトナー回収用の容器にトナーが充分回
収されたかがどうかを検知するセンサである。メインモ
ータ164は、感光体ドラム51、ヒートロール66あ
るいはコピー用紙60の搬送タイミングの整合(レジス
トレーション)時から排出時までの搬送系の駆動に用い
られる。
ブの現像装置59M、5951〜59S4内部に平行電
界を作り原稿のソリッド部分(べた黒の部分)の再現性
を良好にするために用いられるものである。フル・トナ
ーセンサ163はトナー回収用の容器にトナーが充分回
収されたかがどうかを検知するセンサである。メインモ
ータ164は、感光体ドラム51、ヒートロール66あ
るいはコピー用紙60の搬送タイミングの整合(レジス
トレーション)時から排出時までの搬送系の駆動に用い
られる。
(5−2)現像装置の切換機構
第9図は本実施例のメイン現像装置およびサブ現像装置
の切り換えタイミングを示す波形図である。同図は1回
目に第1のサブ現像装置59S1で赤色のカラーの現像
が行われ、2回目にメイン現像装置でモノクロの現像が
行われる例を表わしている。複写機のスタートボタン1
17(第5図)が押されてコピー作業が開始されると、
同図aに示すようにその時刻t1 からメインモータ1
64が駆動される。メインモータ164の駆動1t、2
つの現像装置59S1.59Mの双方でコピー作業が終
了する時刻t、まで連続して行われる。
の切り換えタイミングを示す波形図である。同図は1回
目に第1のサブ現像装置59S1で赤色のカラーの現像
が行われ、2回目にメイン現像装置でモノクロの現像が
行われる例を表わしている。複写機のスタートボタン1
17(第5図)が押されてコピー作業が開始されると、
同図aに示すようにその時刻t1 からメインモータ1
64が駆動される。メインモータ164の駆動1t、2
つの現像装置59S1.59Mの双方でコピー作業が終
了する時刻t、まで連続して行われる。
同図すは、デペ選択・ソレノイド161の駆動タイミン
グを表わしたものである。デイ選択・ソレノイド161
は第1のサブ現像装置59S1による赤色のコピー作業
が終了するまで励磁される。
グを表わしたものである。デイ選択・ソレノイド161
は第1のサブ現像装置59S1による赤色のコピー作業
が終了するまで励磁される。
この装置ではデイ選択・ソレノイド161の励磁によっ
て図示しないクラッチの周面にレバーが突き当たるよう
になっている。クラッチはメインモータ164から駆動
力の伝達を受け、72度ずつずれて1つの突出部を具え
た5組のカム(図示せず)の回転を開始させる。これら
の突出部のうちの1つが第1のサブ現像装置59S1に
当設すると、これによって第1のサブ現像装置59S1
を感光体ドラム51の方向に押しつける。このとき残り
のカムの突出部はメイン現像装置59Mや他のサブ現像
装置59S2〜59S4から最も離れた位置にあり、こ
の状態でメイン現像装置59Mおよび他のサブ現像装置
59S2〜59S4は感光体ドラム51から離れた位置
にある。
て図示しないクラッチの周面にレバーが突き当たるよう
になっている。クラッチはメインモータ164から駆動
力の伝達を受け、72度ずつずれて1つの突出部を具え
た5組のカム(図示せず)の回転を開始させる。これら
の突出部のうちの1つが第1のサブ現像装置59S1に
当設すると、これによって第1のサブ現像装置59S1
を感光体ドラム51の方向に押しつける。このとき残り
のカムの突出部はメイン現像装置59Mや他のサブ現像
装置59S2〜59S4から最も離れた位置にあり、こ
の状態でメイン現像装置59Mおよび他のサブ現像装置
59S2〜59S4は感光体ドラム51から離れた位置
にある。
前記したクラッチの周面にはその5カ所に突起が配置さ
れており、前記したレバーが該当する突起に突き当たっ
たとき1つのカムの対応する突出部が第1のサブ現像装
置59S1に最も強く圧接する。そして、この位置で該
当する赤色のカラーのトナーによって現像が行われるこ
とになる。ただし、この装置では初期状態でメイン現像
装置59Mが感光体ドラム51に接近して配置されるよ
うになっているので、赤色等のカラーの現像は時刻t1
から直ちに開始されるのではなく、1秒間だけその動
作が待機される。このとき、前記したカムがメイン現像
装置59Mの代わりに第1のサブ現像装置5951 (
あるいは他のサブ現像装置59S2〜59S4)を感光
体ドラム51にセットすることになる。
れており、前記したレバーが該当する突起に突き当たっ
たとき1つのカムの対応する突出部が第1のサブ現像装
置59S1に最も強く圧接する。そして、この位置で該
当する赤色のカラーのトナーによって現像が行われるこ
とになる。ただし、この装置では初期状態でメイン現像
装置59Mが感光体ドラム51に接近して配置されるよ
うになっているので、赤色等のカラーの現像は時刻t1
から直ちに開始されるのではなく、1秒間だけその動
作が待機される。このとき、前記したカムがメイン現像
装置59Mの代わりに第1のサブ現像装置5951 (
あるいは他のサブ現像装置59S2〜59S4)を感光
体ドラム51にセットすることになる。
第1のサブ現像装置59S1によるコピー作業が終了し
たら、その時刻t2から1秒間の間、前記した5つのカ
ムが移動しモノクロ用のカムの突出部がレバーによって
位置決めされるとメイン現像装置59Mが感光体ドラム
51に対してセットされる。この後、モノクロによる現
像が行われることになる。
たら、その時刻t2から1秒間の間、前記した5つのカ
ムが移動しモノクロ用のカムの突出部がレバーによって
位置決めされるとメイン現像装置59Mが感光体ドラム
51に対してセットされる。この後、モノクロによる現
像が行われることになる。
なお、以上は赤色1色のカラーでマーキングが行われる
場合であるが、複数のカラーでマーキングが行われる場
合には、所定の順番でサブ現像装置59S1〜59S4
のうちの該当するものが順に選択され、これらが終了し
てからモノクロによる現像が行われることになる。
場合であるが、複数のカラーでマーキングが行われる場
合には、所定の順番でサブ現像装置59S1〜59S4
のうちの該当するものが順に選択され、これらが終了し
てからモノクロによる現像が行われることになる。
第10図はこれに対して、最初にモノクロで現像を行い
、後に赤色のカラーで現像を行う場合を参考的に表わし
たものである。同図aはメインモータ164の動作を、
また同図すはデイ選択・ソレノイド161の動作を表わ
している。この第10図の場合では、最初にメイン現像
装置59Mによる現像が行われるので、この時点で1秒
間の待機時間をとる必要がない。しかしながら、2回目
の現像としてカラーによる現像が終了したら1秒間の時
間をとってメイン現像装置59Mを再び感光体ドラム5
1に対してセットすることが必要になる。
、後に赤色のカラーで現像を行う場合を参考的に表わし
たものである。同図aはメインモータ164の動作を、
また同図すはデイ選択・ソレノイド161の動作を表わ
している。この第10図の場合では、最初にメイン現像
装置59Mによる現像が行われるので、この時点で1秒
間の待機時間をとる必要がない。しかしながら、2回目
の現像としてカラーによる現像が終了したら1秒間の時
間をとってメイン現像装置59Mを再び感光体ドラム5
1に対してセットすることが必要になる。
以上この複写機でマーキング処理を行う場合について説
明したが、2つの領域を合成して戸籍抄本を作成するよ
うな場合には、メイン現像装置59Mによる現像を2回
連続して行うことになる。
明したが、2つの領域を合成して戸籍抄本を作成するよ
うな場合には、メイン現像装置59Mによる現像を2回
連続して行うことになる。
従って、モノクロのみの現像を行う場合には、現像装置
の切り換え制御が必要ないことになる。しかしなから、
このような書類の作成であっても認証等のために朱色で
印鑑の画像を記録する必要がある場合があり、このよう
な場合にはその色に該当するサブ現像装置への切り換え
制御が必要となる。
の切り換え制御が必要ないことになる。しかしなから、
このような書類の作成であっても認証等のために朱色で
印鑑の画像を記録する必要がある場合があり、このよう
な場合にはその色に該当するサブ現像装置への切り換え
制御が必要となる。
(5−3)光学系
次に光学系の関係について第11図を用いて説明する。
レンズやミラー等を配置した図示しないキャリジはキャ
リジモータ171によって往復動されるようになってい
る。このキャリジモータ171はステップモータによっ
て構成されている。キャリジがホームポジションに復帰
する際の位置制御はレジセンサ172によって行われる
。
リジモータ171によって往復動されるようになってい
る。このキャリジモータ171はステップモータによっ
て構成されている。キャリジがホームポジションに復帰
する際の位置制御はレジセンサ172によって行われる
。
レジセンサ172は光学系とコピー用紙60の搬送との
タイミングをとるためにも用いられる。
タイミングをとるためにも用いられる。
すなわち、キャリジには光の透過を遮断するためのアク
チエータが配置されており、キャリジが移動するとこの
アクチエータによる遮光によりレジセンサ172が光線
の一時的な遮断を検出する。
チエータが配置されており、キャリジが移動するとこの
アクチエータによる遮光によりレジセンサ172が光線
の一時的な遮断を検出する。
この検出信号を用いて、レジストレーションを行うため
の位置あるいはタイミングが決定したり、キャリジのリ
ターン時におけるホームポジションの位置が決定される
ようになっている。
の位置あるいはタイミングが決定したり、キャリジのリ
ターン時におけるホームポジションの位置が決定される
ようになっている。
濃度制御センサ173は原稿のコピー濃度を制御するセ
ンサである。前述したように本実施例の複写機は感光体
ドラム51への電荷の付与量および画像の露光量ならび
に現像電極のバイアスの調整の3つを同時に行ってコピ
ー濃度の制御を行う。
ンサである。前述したように本実施例の複写機は感光体
ドラム51への電荷の付与量および画像の露光量ならび
に現像電極のバイアスの調整の3つを同時に行ってコピ
ー濃度の制御を行う。
レンズ・ミラー・センサ174は光学レンズ58とミラ
ー57(第4図)等の移動制御を行うセンサであるが、
1つの検出素子で構成されている。
ー57(第4図)等の移動制御を行うセンサであるが、
1つの検出素子で構成されている。
レンズ・ミラー・モータ175も、従来の複写機でレン
ズ64とミラー57等を別々に駆動していたものを共通
して駆動できる形式に変更している。
ズ64とミラー57等を別々に駆動していたものを共通
して駆動できる形式に変更している。
露光ランプ56については前述した。光学系用ファン1
77は光学系の部分を空冷してプラテンガラス55の除
熱を図るためのファンである。原稿センサ178は、原
稿のサイズを検知するために設けられたセンサである。
77は光学系の部分を空冷してプラテンガラス55の除
熱を図るためのファンである。原稿センサ178は、原
稿のサイズを検知するために設けられたセンサである。
(5−4’)定着装置
次に定着装置の関係について説明する。定着装置は第1
2図に示されている。
2図に示されている。
この実施例のベースマシン21はヒートロール66の中
にメインフユーザランプ181とサブフユーザランプ1
82との2種類のフユーザランプを配置している゛。サ
ブフユーザランプ182はメインフユーザランプ181
よりも短く、かつメインフユーザランプ181の一方の
端部に多少偏った位置に配置されている。本実施例の複
写機では、コピー用紙60がプラテンガラス55の一方
の側部に合わせて位置決めされるいわゆるコーナーレジ
(コーナーレジストレーション)方式を採用しているの
で、使用されるコピー用紙60のサイズによってヒート
ロール66の軸方向における熱エネルギの必要量が異な
ってくる。これによるこの軸方向における温度分布の偏
りを補正するために、コピー用紙60のサイズに応じて
サブフユーザランプ182が通電制御されるようになっ
ている。
にメインフユーザランプ181とサブフユーザランプ1
82との2種類のフユーザランプを配置している゛。サ
ブフユーザランプ182はメインフユーザランプ181
よりも短く、かつメインフユーザランプ181の一方の
端部に多少偏った位置に配置されている。本実施例の複
写機では、コピー用紙60がプラテンガラス55の一方
の側部に合わせて位置決めされるいわゆるコーナーレジ
(コーナーレジストレーション)方式を採用しているの
で、使用されるコピー用紙60のサイズによってヒート
ロール66の軸方向における熱エネルギの必要量が異な
ってくる。これによるこの軸方向における温度分布の偏
りを補正するために、コピー用紙60のサイズに応じて
サブフユーザランプ182が通電制御されるようになっ
ている。
サブフユーザランプ182の採用で、定着装置の温度む
らは充分防止することが可能となっている。
らは充分防止することが可能となっている。
定着装置には、フユーザ出口センサ184と5−T−3
(ソフト・タッチ・センサ)185の双方が接続されて
いる。ここでフユーザ出口センサ184は、ヒートロー
ル66とプレッシャロール67の間を通過したコピー用
紙が誤って両ロール66.67に巻き込まれることなく
排紙トレイあるいは中間トレイ33方向に搬送されるか
否かを検出するためのものである。5−T−3165は
、フユーザランプ181182の温度センサである。
(ソフト・タッチ・センサ)185の双方が接続されて
いる。ここでフユーザ出口センサ184は、ヒートロー
ル66とプレッシャロール67の間を通過したコピー用
紙が誤って両ロール66.67に巻き込まれることなく
排紙トレイあるいは中間トレイ33方向に搬送されるか
否かを検出するためのものである。5−T−3165は
、フユーザランプ181182の温度センサである。
(5−5)コンソールの制御
次にコンソールの制御関係について第11図に返って説
明する。
明する。
コンソール制御部191には、漢字でメツセージを表示
するためのメツセージROM 192が備えられている
。また、bンソール制御部191内のインターフェイス
ポード193を介してICカード131(第6図)の読
み書きやエディタパッド132(第6図)の接続を行う
ためのICカード装置(ICカードのリーダ・ライタ)
22を接続できるようになっている。このICカード装
置22はすでに説明したようにカード用CPU129(
第6図)で制御されるものである。コンソール制御部1
91はメイン基板201に接続されている。メイン基板
201には前記したメインCPU 121が搭載されて
いる。
するためのメツセージROM 192が備えられている
。また、bンソール制御部191内のインターフェイス
ポード193を介してICカード131(第6図)の読
み書きやエディタパッド132(第6図)の接続を行う
ためのICカード装置(ICカードのリーダ・ライタ)
22を接続できるようになっている。このICカード装
置22はすでに説明したようにカード用CPU129(
第6図)で制御されるものである。コンソール制御部1
91はメイン基板201に接続されている。メイン基板
201には前記したメインCPU 121が搭載されて
いる。
(5−6)ピリングカウンタ
次にコピー料金の徴収等に用いられるピリングカウンタ
について第12図を用いて説明する。
について第12図を用いて説明する。
本実施例のベースマシン21は5色のコピーをとること
ができるので、ピリングカウンタが2種類備えられてい
る。このうちメインピリングカウンタ211は、白黒、
カラーに係わりなくコピーのとられた枚数のカウントを
行う。このメインピリングカウンタ211のカウント値
は、この複写機にコインキットやキーカウンタ等のアク
セサリ212を取りつけたときにもそのカウント制御の
ためのデータとして用いられる。サブピリングカウンタ
213は、カラーのコピーをとったときにそれぞれのコ
ピーに用いられたカラーの数の総和をカウントするのに
用いられる。
ができるので、ピリングカウンタが2種類備えられてい
る。このうちメインピリングカウンタ211は、白黒、
カラーに係わりなくコピーのとられた枚数のカウントを
行う。このメインピリングカウンタ211のカウント値
は、この複写機にコインキットやキーカウンタ等のアク
セサリ212を取りつけたときにもそのカウント制御の
ためのデータとして用いられる。サブピリングカウンタ
213は、カラーのコピーをとったときにそれぞれのコ
ピーに用いられたカラーの数の総和をカウントするのに
用いられる。
(5−7)電源
次に電源関係について第12図と共に説明する。
ベースマシン21は100V(ボルト)の商用電源に接
続されるようになっている。また海外用に115V60
Hzと220V50Hzの電源にも対応できるようにな
っている。コンセント221から供給された電力は15
アンペアのサーキットブレーカ222、ノイズフィルタ
223を介してメインスイッチ224に到達する。メイ
ンスイッチ224の出力側は、インターロックスイッチ
225を経てACドライバ226、定着制御用素子22
7およびDC電源228に電源として供給される。更に
、DADF24および中間トレイ33にもそれらの電源
として供給されることになる。
続されるようになっている。また海外用に115V60
Hzと220V50Hzの電源にも対応できるようにな
っている。コンセント221から供給された電力は15
アンペアのサーキットブレーカ222、ノイズフィルタ
223を介してメインスイッチ224に到達する。メイ
ンスイッチ224の出力側は、インターロックスイッチ
225を経てACドライバ226、定着制御用素子22
7およびDC電源228に電源として供給される。更に
、DADF24および中間トレイ33にもそれらの電源
として供給されることになる。
ACドライバ226は、次の部品にそれぞれ所定のタイ
ミングで電源の供給を行う。
ミングで電源の供給を行う。
(イ)除電用イレーズランプ155(第8図)(ロ)露
光ランプ56および光学系用ファン177(第11図) (ハ)メインフユーザランプ181およびサブフユーザ
ランプ182(第12図) DC電源228は、次の部品にそれぞれ所定のタイミン
グで電源の供給を行う。 。
光ランプ56および光学系用ファン177(第11図) (ハ)メインフユーザランプ181およびサブフユーザ
ランプ182(第12図) DC電源228は、次の部品にそれぞれ所定のタイミン
グで電源の供給を行う。 。
(イ)インターロックスイッチ225(第12図)(ロ
)ACドライバ226(第12図)(ハ)高圧電源供給
装置162(第8図)(ニ)ソータ38(第12図) (ホ)フユーザ出口センサ184(第12図)(へ)定
着制御用素子227(第12図〉(ト)アクセサリ21
2(第12図);ここでアクセサリとは、例えばコイン
を使用してコピーを行なえるようにしたコインキットや
、各部署のコピー管理を行うためのキーカウンタやキー
コーダ等が存在する。
)ACドライバ226(第12図)(ハ)高圧電源供給
装置162(第8図)(ニ)ソータ38(第12図) (ホ)フユーザ出口センサ184(第12図)(へ)定
着制御用素子227(第12図〉(ト)アクセサリ21
2(第12図);ここでアクセサリとは、例えばコイン
を使用してコピーを行なえるようにしたコインキットや
、各部署のコピー管理を行うためのキーカウンタやキー
コーダ等が存在する。
(チ)メインピリングカウンタ211およびサブピリン
グカウンタ213(第12図) (ワ)X−ポート・ファン192(第12図);このフ
ァンはX−ボートと呼ばれる搬送路を搬送されるコピー
用紙60の吸引用バキュームファンである。
グカウンタ213(第12図) (ワ)X−ポート・ファン192(第12図);このフ
ァンはX−ボートと呼ばれる搬送路を搬送されるコピー
用紙60の吸引用バキュームファンである。
(ヌ)インターイメージランプ・コントローラ157(
第8図) (ル)キャリジモータ171〈第11図)(ヲ)レジセ
ンサ172、濃度制御センサ173、レンズ・ミラー・
センサ174およびレンズ・ミラー・モータ175(第
11図) (ワ)原稿センサ178(第11図) (力)インクリーススイッチ159、サブ現像装置59
S1〜59S4およびメイン現像装置59Mのトナーの
空検知センサ、ならびにデイ選択・ソレノイド161(
第8図) (ヨ)メイン基板201(第8図等) (5−8)搬送系 次に第13図を用いてコピー用紙の搬送系について説明
する。
第8図) (ル)キャリジモータ171〈第11図)(ヲ)レジセ
ンサ172、濃度制御センサ173、レンズ・ミラー・
センサ174およびレンズ・ミラー・モータ175(第
11図) (ワ)原稿センサ178(第11図) (力)インクリーススイッチ159、サブ現像装置59
S1〜59S4およびメイン現像装置59Mのトナーの
空検知センサ、ならびにデイ選択・ソレノイド161(
第8図) (ヨ)メイン基板201(第8図等) (5−8)搬送系 次に第13図を用いてコピー用紙の搬送系について説明
する。
第1〜第5の供給トレイ31−1〜31−5には、ノー
ペーパセンサ231、サイズセンサ232、およびクラ
ッチ233がそれぞれ備えられている。ここでノーペー
パセンサ231は、供給トレイ31−1〜31−5内の
コピー用紙の有無を検知するためのセンサである。この
複写機では、複数の供給トレイに同一サイズのコピー用
紙をセットすることができ、この場合には1つの供給ト
レイのコピー用紙がなくなったとき他の供給トレイから
同一サイズのコピー用紙が自動的に給送できるようにな
っている。サイズセンサ232はトレイ内に収容されて
いるコピー用紙のサイズを判別するためのセンサである
。また、クラッチ233は、それぞれの送りロール61
−1゜61−2、・・・・・・の駆動をオン・オフ制御
するための部品である。
ペーパセンサ231、サイズセンサ232、およびクラ
ッチ233がそれぞれ備えられている。ここでノーペー
パセンサ231は、供給トレイ31−1〜31−5内の
コピー用紙の有無を検知するためのセンサである。この
複写機では、複数の供給トレイに同一サイズのコピー用
紙をセットすることができ、この場合には1つの供給ト
レイのコピー用紙がなくなったとき他の供給トレイから
同一サイズのコピー用紙が自動的に給送できるようにな
っている。サイズセンサ232はトレイ内に収容されて
いるコピー用紙のサイズを判別するためのセンサである
。また、クラッチ233は、それぞれの送りロール61
−1゜61−2、・・・・・・の駆動をオン・オフ制御
するための部品である。
コピー用紙の給送は専用に設けられたフィードモータ2
35によって行われる。フィードモータ235にはステ
ップモータが使用されている。コピー用紙の給送が正常
に行われているかどうかはフィードセンサ236によっ
て検知される。ゲートソレノイド237は、−旦送り出
されたコピー用紙の先端を揃えるためのレジストレーシ
ョン用のソレノイドである。このゲートソレノイド23
7は、通常のこの種のソレノイドと異なり通電時にゲー
トが開きコピー用紙を通過させるような制御を行う。
35によって行われる。フィードモータ235にはステ
ップモータが使用されている。コピー用紙の給送が正常
に行われているかどうかはフィードセンサ236によっ
て検知される。ゲートソレノイド237は、−旦送り出
されたコピー用紙の先端を揃えるためのレジストレーシ
ョン用のソレノイドである。このゲートソレノイド23
7は、通常のこの種のソレノイドと異なり通電時にゲー
トが開きコピー用紙を通過させるような制御を行う。
すなわち、コピー用紙の到来しない待機状態ではゲート
ソレノイド237に電源の供給がなく、ゲートは開いた
ままとなっている。コピー用紙が到来するわずか手前の
時点にゲートソレノイド237が通電され、通過を阻止
するためにゲートが閉じる。そして、所定のタイミング
でコピー用紙の搬送を再開する時点で通電が停止しゲー
トが開くことになる。このような制御を行うと、コピー
用紙の先端が通過を阻止されている時点でのゲートの位
置の変動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力でゲ
ートに押し当てられた場合でもその位置決めを正確に行
うことができる。
ソレノイド237に電源の供給がなく、ゲートは開いた
ままとなっている。コピー用紙が到来するわずか手前の
時点にゲートソレノイド237が通電され、通過を阻止
するためにゲートが閉じる。そして、所定のタイミング
でコピー用紙の搬送を再開する時点で通電が停止しゲー
トが開くことになる。このような制御を行うと、コピー
用紙の先端が通過を阻止されている時点でのゲートの位
置の変動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力でゲ
ートに押し当てられた場合でもその位置決めを正確に行
うことができる。
手差し切換ソレノイド238は、第1の供給トレイ31
−1から送り出されるコピー用紙の搬送ローラと、手差
しトレイ41からマニニアルフィードされるコピー用紙
の搬送ローラとの駆動を切り換えるためのソレノイドで
ある。手差しトレイセンサ239は、手差しトレイ41
からコピー用紙を複数枚送る場合のコピー用紙の有無を
検知するためのセンサである。トレイインターロック2
41は、コピー用紙が紙詰まりを・生じたときにその除
去のために開閉される機構に取りつけられているインタ
ーロックスイッチである。トレイパスセンサ242は、
第2および第3の供給トレイ31−2.31−3から送
られてきたコピー用紙60を検出するセンサで、ベース
マシン21とこれら供給トレイ31−2.31−3の結
合部近傍に配置されている。
−1から送り出されるコピー用紙の搬送ローラと、手差
しトレイ41からマニニアルフィードされるコピー用紙
の搬送ローラとの駆動を切り換えるためのソレノイドで
ある。手差しトレイセンサ239は、手差しトレイ41
からコピー用紙を複数枚送る場合のコピー用紙の有無を
検知するためのセンサである。トレイインターロック2
41は、コピー用紙が紙詰まりを・生じたときにその除
去のために開閉される機構に取りつけられているインタ
ーロックスイッチである。トレイパスセンサ242は、
第2および第3の供給トレイ31−2.31−3から送
られてきたコピー用紙60を検出するセンサで、ベース
マシン21とこれら供給トレイ31−2.31−3の結
合部近傍に配置されている。
(5−9)DADF
第14図と共にDADF24について具体的に説明する
。
。
DADF24はペースマシン21のプラテンガラス55
の上に取りつけられている。このDADF 24には、
原稿251を載置する原稿トレイ252が備えられてい
る。原稿トレイ252には、原稿251をそのコピーさ
れる第1の面が下側となるようにして積層する。
の上に取りつけられている。このDADF 24には、
原稿251を載置する原稿トレイ252が備えられてい
る。原稿トレイ252には、原稿251をそのコピーさ
れる第1の面が下側となるようにして積層する。
原稿トレイ252の原稿送り出し側にはりタートパッド
254と送り出しパドル255が配置されており、これ
らにより原稿251が1枚ずつ送り出される。送り出さ
れた原稿251は、駆動ローラ256と従動ローラ25
7によってS字状搬送部゛258を通り、このS字状搬
送部258と垂直搬送部259との交わる位置に配置さ
れた分岐ガイド261に押し当てられる。分岐ガイド2
61はこれにより開放され、原稿251は反転搬送部2
62側に搬送される。
254と送り出しパドル255が配置されており、これ
らにより原稿251が1枚ずつ送り出される。送り出さ
れた原稿251は、駆動ローラ256と従動ローラ25
7によってS字状搬送部゛258を通り、このS字状搬
送部258と垂直搬送部259との交わる位置に配置さ
れた分岐ガイド261に押し当てられる。分岐ガイド2
61はこれにより開放され、原稿251は反転搬送部2
62側に搬送される。
原稿251の後端が分岐ガイド261を通過すると、図
示しないスプリングの作用によって分岐ガイド261は
S字状搬送部258側に閉止する。
示しないスプリングの作用によって分岐ガイド261は
S字状搬送部258側に閉止する。
このとき、分岐ガイド261の近傍に配置された図示し
ないセンサによって原稿251の通過が検出される。こ
の検出信号出力によって原稿反転用駆動ローラ264が
逆回転する。この結果、原稿251は搬送方向が反転さ
れ、その搬送方向をプラテンガラス55とほぼ直角方向
に変更される。
ないセンサによって原稿251の通過が検出される。こ
の検出信号出力によって原稿反転用駆動ローラ264が
逆回転する。この結果、原稿251は搬送方向が反転さ
れ、その搬送方向をプラテンガラス55とほぼ直角方向
に変更される。
この後、原稿251は斜行スリップパドル265により
その一側部を図示しないサイド位置決めガイドに当設さ
れて位置決めされながら搬送される。そしてエンドレス
搬送ベルト266によってプラテンガラス55上の訂正
な位置まで搬送される。このようにして、原稿251の
前記した第1面に対するコピー作業が行われる。
その一側部を図示しないサイド位置決めガイドに当設さ
れて位置決めされながら搬送される。そしてエンドレス
搬送ベルト266によってプラテンガラス55上の訂正
な位置まで搬送される。このようにして、原稿251の
前記した第1面に対するコピー作業が行われる。
第1面に対する露光が終了したら、エンドレス搬送ベル
ト266によって原稿251が矢印267方向に搬送さ
れる。そして出口側ガイド268の作用によって、この
第1面のみのコピーが行われる場合には垂直搬送部26
9が選択され、原稿251は原稿受は部271に収容さ
れることになる。
ト266によって原稿251が矢印267方向に搬送さ
れる。そして出口側ガイド268の作用によって、この
第1面のみのコピーが行われる場合には垂直搬送部26
9が選択され、原稿251は原稿受は部271に収容さ
れることになる。
これに対して第1面の反対側の第2面に対してもコピー
をとる場合には、水平搬送部272が選択される。水平
搬送部272に送り出された原稿251は、搬送ローラ
273によって矢印267と逆方向に搬送され、駆動ロ
ーラ256と従動ローラ257によってS字状搬送部2
58を搬送される。このとき、原稿251の下面は原稿
トレイ252に収容されていた時点と逆の第2面となっ
ている。従って、先に説明したと同様の搬送手順でこの
原稿251がプラテンガラス55の上に送り込まれた状
態では、第2面に対するコピー作業が行われることにな
る。
をとる場合には、水平搬送部272が選択される。水平
搬送部272に送り出された原稿251は、搬送ローラ
273によって矢印267と逆方向に搬送され、駆動ロ
ーラ256と従動ローラ257によってS字状搬送部2
58を搬送される。このとき、原稿251の下面は原稿
トレイ252に収容されていた時点と逆の第2面となっ
ている。従って、先に説明したと同様の搬送手順でこの
原稿251がプラテンガラス55の上に送り込まれた状
態では、第2面に対するコピー作業が行われることにな
る。
第2面の露光終了後、原稿251は出口側ガイド268
の作用によって垂直搬送部269に送られ、原稿受は部
271に排出されることになる。
の作用によって垂直搬送部269に送られ、原稿受は部
271に排出されることになる。
(5−10)ソータ
第15図と共に10ビンのソータ38について具体的に
説明する。
説明する。
第15図はソータの外観を表わしたものである。
10ビンのソータ38は、10枚のビン281が一体と
して昇降できるようになっている。ソータ本体282に
は、この昇降を行うための駆動源(ビンモータ)と、1
ビン分ずつの移動位置をコントロールするためのカムお
よびカムスイッチと、ビン281が下限位置に到達した
ことを検出するためのダウンリミットスイッチ(共に図
示せず)が配置されている。
して昇降できるようになっている。ソータ本体282に
は、この昇降を行うための駆動源(ビンモータ)と、1
ビン分ずつの移動位置をコントロールするためのカムお
よびカムスイッチと、ビン281が下限位置に到達した
ことを検出するためのダウンリミットスイッチ(共に図
示せず)が配置されている。
コピー用紙60は第4図に示した搬送ロール68.68
によって矢印284方向に進み、ソータ本体282に送
り込まれる。そして、その時点でその搬送路に対向して
いるビンに対、して排出されることになる。なお、ソー
タによってはビン281を昇降させず、代ってソータ本
体282を昇降させて排出路の切り換えを行うこともで
きる。
によって矢印284方向に進み、ソータ本体282に送
り込まれる。そして、その時点でその搬送路に対向して
いるビンに対、して排出されることになる。なお、ソー
タによってはビン281を昇降させず、代ってソータ本
体282を昇降させて排出路の切り換えを行うこともで
きる。
ソータ38のモード選択は、第5図に示したソータ用パ
ネル74を操作することにより行われるようになってい
る。
ネル74を操作することにより行われるようになってい
る。
(5−11)中間トレイ
次に中間トレイ33について説明する。
第16図は中間トレイ33を中心とした搬送系を表わし
たものである。
たものである。
ベースマシン21内のヒートロール66によって熱定着
されたコピー用紙60は、同じくベースマシン21内に
配置されたデュプレックス・ゲートソレノイド351に
よって排出トレイ側に出すか中間トレイ33側に送り込
むかの制御が行われる。第1のデュプレックス・パスセ
ンサ352はペースマシン21側に、また第2のデュプ
レックス・パスセンサ353は第2の供給トレイ31−
2の近傍にそれぞれ配置されており、中間トレイ33の
近傍に到達する前のコピー用紙60について紙詰まりの
検出が行われる。
されたコピー用紙60は、同じくベースマシン21内に
配置されたデュプレックス・ゲートソレノイド351に
よって排出トレイ側に出すか中間トレイ33側に送り込
むかの制御が行われる。第1のデュプレックス・パスセ
ンサ352はペースマシン21側に、また第2のデュプ
レックス・パスセンサ353は第2の供給トレイ31−
2の近傍にそれぞれ配置されており、中間トレイ33の
近傍に到達する前のコピー用紙60について紙詰まりの
検出が行われる。
ところで中間トレイ33には、コピー用紙60の先端を
トレイ先端まで送り込むための送りロールが存在しない
。そこで送られてきたコピー用紙60のサイズに応じて
これらを所望の位置まで搬送しトレイに“落下させる”
ための3つのデュプレックス・ソレノイド・ゲート35
5〜357が配置されている。これらのデュプレックス
・ソレノイド・ゲート355〜357は送り込まれる用
紙のサイズに応じてソレノイドを択一的に動作させ、対
応するゲートの開閉を行うようになっている。スキュー
ロール・ソレノイド・ゲート358は、この“落下”し
てきたコピー用紙60の先端の一角を中間トレイ33の
先端の角に当てるように制御し、送られてきたコピー用
紙60の1枚1枚の先端を揃えるゲートである。この動
作が1枚分終了するごとにメインピリングカウンタ21
10カウントアツプが行われる。
トレイ先端まで送り込むための送りロールが存在しない
。そこで送られてきたコピー用紙60のサイズに応じて
これらを所望の位置まで搬送しトレイに“落下させる”
ための3つのデュプレックス・ソレノイド・ゲート35
5〜357が配置されている。これらのデュプレックス
・ソレノイド・ゲート355〜357は送り込まれる用
紙のサイズに応じてソレノイドを択一的に動作させ、対
応するゲートの開閉を行うようになっている。スキュー
ロール・ソレノイド・ゲート358は、この“落下”し
てきたコピー用紙60の先端の一角を中間トレイ33の
先端の角に当てるように制御し、送られてきたコピー用
紙60の1枚1枚の先端を揃えるゲートである。この動
作が1枚分終了するごとにメインピリングカウンタ21
10カウントアツプが行われる。
中間トレイ33はすでに説明したようにトレイ制御用C
PU128によって制御されるようになっており、デュ
プレックス・モータ361(第8図)の制御によってコ
ピー用紙の搬送を行う。デュプレックス・ノーペーパセ
ンサ362はこの中間トレイ33におけるコピー用紙6
0の有無を検知するセンサである。デープレックス・フ
ィードクラッチ363は、コピー用紙60の送り出しを
行うための駆動源についてオン・オフ制御を行うための
機構である。
PU128によって制御されるようになっており、デュ
プレックス・モータ361(第8図)の制御によってコ
ピー用紙の搬送を行う。デュプレックス・ノーペーパセ
ンサ362はこの中間トレイ33におけるコピー用紙6
0の有無を検知するセンサである。デープレックス・フ
ィードクラッチ363は、コピー用紙60の送り出しを
行うための駆動源についてオン・オフ制御を行うための
機構である。
インバータ・ゲートツレメイド364は、両面コピーを
とるか同一面に複数のカラーでマーキングを行ったり合
成コピーをとるかどうかの切り換えを行うソレノイドで
ある。すなわち、第16図に示したような向きにインバ
ータ・ゲートソレノイド364が位置している場合、搬
送路365を下向きに落下するように搬送されてきたコ
ピー用紙60はインバータ・ゲートソレノイド364に
案内されて落下した後、搬送ロール367.368によ
って今度は上向きに搬送される。そして、インバータ・
ゲートソレノイド364の手前で図の右方向に搬送方向
を変更され、中間トレイ33に表裏逆の状態で収容され
る。この状態で搬送が再開されると、両面コピーがとら
れることになる。
とるか同一面に複数のカラーでマーキングを行ったり合
成コピーをとるかどうかの切り換えを行うソレノイドで
ある。すなわち、第16図に示したような向きにインバ
ータ・ゲートソレノイド364が位置している場合、搬
送路365を下向きに落下するように搬送されてきたコ
ピー用紙60はインバータ・ゲートソレノイド364に
案内されて落下した後、搬送ロール367.368によ
って今度は上向きに搬送される。そして、インバータ・
ゲートソレノイド364の手前で図の右方向に搬送方向
を変更され、中間トレイ33に表裏逆の状態で収容され
る。この状態で搬送が再開されると、両面コピーがとら
れることになる。
これに対して、下向きに搬送されてきたコピー用紙60
がインバータ・ゲートソレノイド364の手前でそのま
ま図の右方向に搬送方向を変更されると、もとの表側が
再び上になる状態で収容される。この後者の状態で撒送
が再開されると、同一面に再度コピーがとられることに
なる。一般にN種類のカラーでマーキングを行う場合に
は、1枚のコピー用紙60がN口中間トレイ33に収容
され、この後にモノクロで現像が行われて排出される。
がインバータ・ゲートソレノイド364の手前でそのま
ま図の右方向に搬送方向を変更されると、もとの表側が
再び上になる状態で収容される。この後者の状態で撒送
が再開されると、同一面に再度コピーがとられることに
なる。一般にN種類のカラーでマーキングを行う場合に
は、1枚のコピー用紙60がN口中間トレイ33に収容
され、この後にモノクロで現像が行われて排出される。
また、戸籍抄本を作成する場合のように基本領域に対し
て1つの従属領域の記録位置を移動させる場合には、1
枚のコピー用紙60が1回中間トレイ33に収容され、
この後に送り出しタイミングをずらして送り出され、再
度モノクロによる現像が行われた後、機外に排出される
。異なった2つの従属領域を移動させる′場合には、全
部で3回の現像が必要なので、1枚のコ、ピー用紙60
が中間トレイ33に2回収容されることになる。
て1つの従属領域の記録位置を移動させる場合には、1
枚のコピー用紙60が1回中間トレイ33に収容され、
この後に送り出しタイミングをずらして送り出され、再
度モノクロによる現像が行われた後、機外に排出される
。異なった2つの従属領域を移動させる′場合には、全
部で3回の現像が必要なので、1枚のコ、ピー用紙60
が中間トレイ33に2回収容されることになる。
デュプレックス・フィードセンサ369は、中間トレイ
33から送り出されたコピー用紙の紙詰まりの有無を検
知するためのセンサである。
33から送り出されたコピー用紙の紙詰まりの有無を検
知するためのセンサである。
(5−12)エディタパッド
第17図および第18図と共にエディタパッド132に
ついて具体的に説明する。
ついて具体的に説明する。
このうち第17図はエディタパッドを装着した複写機の
システム構成を表わしたものである。すなわち本発明の
実施例としての第3図に示した複写機の構成では、DA
DF 24をプラテンガラス55の上に取りつけている
ので、エディタパッド付きプラテン26をこの上部に装
着することができないが、第17図に示した複写機では
、第1の供給トレイ31−1が備えられたベースマシン
21の上部にエディタパッド付きプラテン26が取りつ
けられている。図で四角の部分がエディタパッド132
である。なお、この複写機にはバックリフトタイプのコ
ンソールパネルが配置されている。またベースマシン2
1の下部には、第2および第3の供給トレイ31−2.
31−3のみが収容されたキャビネット401が配置さ
れている。
システム構成を表わしたものである。すなわち本発明の
実施例としての第3図に示した複写機の構成では、DA
DF 24をプラテンガラス55の上に取りつけている
ので、エディタパッド付きプラテン26をこの上部に装
着することができないが、第17図に示した複写機では
、第1の供給トレイ31−1が備えられたベースマシン
21の上部にエディタパッド付きプラテン26が取りつ
けられている。図で四角の部分がエディタパッド132
である。なお、この複写機にはバックリフトタイプのコ
ンソールパネルが配置されている。またベースマシン2
1の下部には、第2および第3の供給トレイ31−2.
31−3のみが収容されたキャビネット401が配置さ
れている。
ベースマシン21にはソータが取りつけられておらず、
排出されるコピー用紙を収容するための排出トレイ37
が取りつけられている。コンソールパネル27の配置さ
れているパネル面の左端近傍にはICカード装置22A
が配置されており、この上部にICカード131をセッ
トすることができるようになっている。
排出されるコピー用紙を収容するための排出トレイ37
が取りつけられている。コンソールパネル27の配置さ
れているパネル面の左端近傍にはICカード装置22A
が配置されており、この上部にICカード131をセッ
トすることができるようになっている。
複写機の一般的な構成については、先の第2図で説明し
たのでこれを参照されたい。なおエディタパッド132
は座標の入力に大変便利なものである。特にこれを戸籍
抄本の作成に用いると、原本それぞれにおける基本欄等
の各欄の位置関係が一定していない場合であっても、こ
れらの座標データを個別に人力するので、原本の作成時
期等を配慮することなく、抄本の作成等の画像処理を行
うことができ、るという長所がある。
たのでこれを参照されたい。なおエディタパッド132
は座標の入力に大変便利なものである。特にこれを戸籍
抄本の作成に用いると、原本それぞれにおける基本欄等
の各欄の位置関係が一定していない場合であっても、こ
れらの座標データを個別に人力するので、原本の作成時
期等を配慮することなく、抄本の作成等の画像処理を行
うことができ、るという長所がある。
またエディタパッド132は、第3図に示した本実施例
のような構成の複写機にも単独で使用することが可能で
ある。この場合には、エディタパッド132を机上等に
配置し、コードを用いてICカード装置22(第3図参
照)と直接接続したり、あるいはエディタパッド132
からの入力によってICカード131に座標データを書
き込み、これをICカード装置22に装着して使用する
ことになる。もちろん後述するように、エディタパッド
132を用いて設定した座標データを他の複写条件とと
もにICカード131に登録することが可能である。従
って、戸籍抄本の作成等の定型業務を行う場合に、−旦
エディタパッド132を用いて作成した所望の書式をI
Cカード131に登録しておき、このデータを必要に応
じてICカード131からの呼び出して反復処理を行う
ようにすることができる。
のような構成の複写機にも単独で使用することが可能で
ある。この場合には、エディタパッド132を机上等に
配置し、コードを用いてICカード装置22(第3図参
照)と直接接続したり、あるいはエディタパッド132
からの入力によってICカード131に座標データを書
き込み、これをICカード装置22に装着して使用する
ことになる。もちろん後述するように、エディタパッド
132を用いて設定した座標データを他の複写条件とと
もにICカード131に登録することが可能である。従
って、戸籍抄本の作成等の定型業務を行う場合に、−旦
エディタパッド132を用いて作成した所望の書式をI
Cカード131に登録しておき、このデータを必要に応
じてICカード131からの呼び出して反復処理を行う
ようにすることができる。
第18図はエディタパッドの構成を表わしたものである
。エディタパッド132は、 縦307mm、横432mmの長方形の座標入力用パッ
ド405を備えている。このパッドの手前側の幅IQm
mの領域は次に説明するエディタパネル406となって
いる。エディタパネル406を含゛んだエディタパッド
132は、X軸上の位置を指定する抵抗線を配置した第
1のゴムパッドと、Y軸上の位置を指定する抵抗線を配
置した第2のゴムパッドとをスペーサを介して重ね合わ
せた構造となっており、オペレータの指や先の尖ったペ
ン等によって圧力の加えられた位置をX、Y座標上の値
として感知できるようになっている。エディタパネル4
06の手前には、各種情報を表示するための表示パネル
407が配置されている。また、エディタパッド132
の内部後方部分には、座標データを処理するための基板
やインターフェイス回路用の基板408が配置されてい
る。
。エディタパッド132は、 縦307mm、横432mmの長方形の座標入力用パッ
ド405を備えている。このパッドの手前側の幅IQm
mの領域は次に説明するエディタパネル406となって
いる。エディタパネル406を含゛んだエディタパッド
132は、X軸上の位置を指定する抵抗線を配置した第
1のゴムパッドと、Y軸上の位置を指定する抵抗線を配
置した第2のゴムパッドとをスペーサを介して重ね合わ
せた構造となっており、オペレータの指や先の尖ったペ
ン等によって圧力の加えられた位置をX、Y座標上の値
として感知できるようになっている。エディタパネル4
06の手前には、各種情報を表示するための表示パネル
407が配置されている。また、エディタパッド132
の内部後方部分には、座標データを処理するための基板
やインターフェイス回路用の基板408が配置されてい
る。
第19図は第18図で説明したエディタパネルおよび表
示パネルの部分の要部を表わしたものである。エディタ
パネル406には、次のようなボタンが配置されている
。
示パネルの部分の要部を表わしたものである。エディタ
パネル406には、次のようなボタンが配置されている
。
(イ)戸籍合成ボタン411A−C;
戸籍合成機能を用いるときに使用するボタンである。本
実施例では、3個のボタン4.IIA〜411Cが配置
されている。このうちの戸籍合成指示ボタン411Aは
戸籍合成作業の開始を指示するためのもので、これを押
下することによってエディタパッド132および複写機
本体が戸籍合成作業を行うための準備状態に設定される
。また、第1の選択ボタン411Bは第1の戸籍合成の
選定のために使用されるボタンである。このボタンを使
用すると、同一の原稿を使用して基本領域と従属領域を
指定し、戸籍抄本が作成される。第2の選択ボタン41
1Bは第2の戸籍合成の選定のために使用されるボタン
である。このボタンを使用すると、複数の原稿に跨がっ
て基本領域と従属領域を指定し、戸籍抄本が作成される
。
実施例では、3個のボタン4.IIA〜411Cが配置
されている。このうちの戸籍合成指示ボタン411Aは
戸籍合成作業の開始を指示するためのもので、これを押
下することによってエディタパッド132および複写機
本体が戸籍合成作業を行うための準備状態に設定される
。また、第1の選択ボタン411Bは第1の戸籍合成の
選定のために使用されるボタンである。このボタンを使
用すると、同一の原稿を使用して基本領域と従属領域を
指定し、戸籍抄本が作成される。第2の選択ボタン41
1Bは第2の戸籍合成の選定のために使用されるボタン
である。このボタンを使用すると、複数の原稿に跨がっ
て基本領域と従属領域を指定し、戸籍抄本が作成される
。
(ロ)寸法変倍ボタン412;
距離を指定して縮倍率を指定するときに使用するボタン
である。
である。
(ハ)抽出ボタン413;
指定された領域を抽出するためのボタンであり、モノク
ロ(白黒)記録について使用される。
ロ(白黒)記録について使用される。
(ニ)削除ボタン414;
指定された領域を削除するためのボタンであり、同じく
モノクロ〈白黒)記録について使用される。
モノクロ〈白黒)記録について使用される。
(ホ)速写カラー合成ボタン415;
連写カラー合成の機能を指定するときに使用するファン
クションボタンである。
クションボタンである。
(へ)マーキングカラーボタン416;マーキングカラ
ーの機能を指定するときに使用するファンクションボタ
ンである。
ーの機能を指定するときに使用するファンクションボタ
ンである。
(ト)部分カラー変換ボタン417;
部分カラー変換の機能を指定するときに使用するボタン
である。
である。
(チ)カラー反転ボタン418;
カラーで指定された領域を黒色にしたり、黒色で指定さ
れた領域をカラーに変換するときに使用するボタンであ
る。速写カラー合成ボタン415、マーキングカラーボ
タン416、部分カラー変換ボタン417およびカラー
反転ボタン418はカラー記録についてのファンクショ
ンボタンである。
れた領域をカラーに変換するときに使用するボタンであ
る。速写カラー合成ボタン415、マーキングカラーボ
タン416、部分カラー変換ボタン417およびカラー
反転ボタン418はカラー記録についてのファンクショ
ンボタンである。
(す)指定方法ボタン419;
領域の指定を、矩形における対角線の両端の2点の座標
値で行うか、多角形の各点の座標値で行うかの選択を行
うためのボタンである。
値で行うか、多角形の各点の座標値で行うかの選択を行
うためのボタンである。
(ヌ)領域・色指定ボタン421:
領域の設定を行う時点で使用するボタンである。
(ル)領域クリアボタン422;領域の指定を解除する
ときに使用するボタンである。
ときに使用するボタンである。
(ヲ)設定終了ボタン423;
lまたは複数の領域についてそれらの指定が終了したと
きに使用するボタンである。
きに使用するボタンである。
最初の10個のボタン411A〜418に対応する表示
パネル407の部分には、それぞれそれらのボタンの選
択の有無を表示するための表示ランプ425が付属して
いる。また指定方法ボタン419については、その指定
方法に応じて対角指定ランプ426または多角指定ラン
プ427が点灯するようになっている。
パネル407の部分には、それぞれそれらのボタンの選
択の有無を表示するための表示ランプ425が付属して
いる。また指定方法ボタン419については、その指定
方法に応じて対角指定ランプ426または多角指定ラン
プ427が点灯するようになっている。
(ワ)通常マーキングボタン431;領域内を一様にマ
ーキングするという通常のマーキング形態を指定するた
めのボタンである。
ーキングするという通常のマーキング形態を指定するた
めのボタンである。
(力)枠マーキングボタン432;例えば特定領域を囲
む枠状の領域を設定してマーキングを行うとき・に使用
するボタンである。
む枠状の領域を設定してマーキングを行うとき・に使用
するボタンである。
(ヨ)ラインマーキングボタン433;例えば太めのア
ンダーライン状の領域を設定してマーキングを行うとき
に使用するボタンである。
ンダーライン状の領域を設定してマーキングを行うとき
に使用するボタンである。
(り)色指定ボタン434〜437;マーキングのカラ
ーは領域ごとに独立して行うことができるので、マーキ
ングを行う領域との関係でカラーの指定を行うためのボ
タンである。ここでは、色指定ボタン434が赤色の指
定を行い、色指定ボタン435が青色の指定を行う。色
指定ボタン436は緑色の、また色指定ボタン437は
茶色の指定を行うようになっている。すでに説明したよ
うに本実施例の複写機は、これ以外のカラーの現像装置
をセットすることもでき、この場合には、色指定ボタン
434〜437の表面に被せられているトップカバーを
そのカラー用のものに取り替えることになる。(ワ)〜
(夕)で説明したマーキング専用の各ボタン431〜4
37にはそれぞれ表示ランプ438が配置されており、
どのランプが選択されたかが表示されるようになってい
る。
ーは領域ごとに独立して行うことができるので、マーキ
ングを行う領域との関係でカラーの指定を行うためのボ
タンである。ここでは、色指定ボタン434が赤色の指
定を行い、色指定ボタン435が青色の指定を行う。色
指定ボタン436は緑色の、また色指定ボタン437は
茶色の指定を行うようになっている。すでに説明したよ
うに本実施例の複写機は、これ以外のカラーの現像装置
をセットすることもでき、この場合には、色指定ボタン
434〜437の表面に被せられているトップカバーを
そのカラー用のものに取り替えることになる。(ワ)〜
(夕)で説明したマーキング専用の各ボタン431〜4
37にはそれぞれ表示ランプ438が配置されており、
どのランプが選択されたかが表示されるようになってい
る。
ところで、この複写機には第4右よび第5の供給トレイ
31−4.31−5の代わりに大容量トレイ36をセッ
トすることができる。そこで本実施例の構成とは異なる
が、これについても簡単に説明する。
31−4.31−5の代わりに大容量トレイ36をセッ
トすることができる。そこで本実施例の構成とは異なる
が、これについても簡単に説明する。
第20図はこの大容量トレイの回路構成の概要を表わし
たものである。
たものである。
大容量トレイ36には、1000〜2000枚のコピー
用紙を一度にセットすることができ、大量のコピーを中
断なく作成することができる。大容量トレイ36には、
次のような回路部品が備えられている。なお大容量トレ
イ36は、第8図に示したノイズフィルタ223の出力
側から交流電源の供給を受け、また同じく第8図に示し
たメイン基板201を介してDC電源228から直流電
源の供給を受けてこれらの回路部品を動作させるように
なっている。
用紙を一度にセットすることができ、大量のコピーを中
断なく作成することができる。大容量トレイ36には、
次のような回路部品が備えられている。なお大容量トレ
イ36は、第8図に示したノイズフィルタ223の出力
側から交流電源の供給を受け、また同じく第8図に示し
たメイン基板201を介してDC電源228から直流電
源の供給を受けてこれらの回路部品を動作させるように
なっている。
(イ)ストップセンサ472;
コピー用紙60の昇降を行うためのエレベータ機構を備
えた大容量トレイ36についてその下限位置を検知する
ためのセンサである。
えた大容量トレイ36についてその下限位置を検知する
ためのセンサである。
(ロ)インターロックスイッチ473;大容量トレイ3
6の前面パネルについてその開閉を検知するためのイン
ターロックスイッチである。
6の前面パネルについてその開閉を検知するためのイン
ターロックスイッチである。
(ハ)ノーペーパ・センサ474;
収容されたコピー用紙60が残り少なくなった時点でこ
れを検知するためのセンサである。
れを検知するためのセンサである。
(ニ)サイズセンサ475;
コピー用紙60のサイズを判別するためのセンサである
。
。
(ホ)大容量トレイ用モータ476;
大容量トレイ471のエレベータ機構を駆動しコピー用
紙60の収容部分の昇降を行うためのモータである。
紙60の収容部分の昇降を行うためのモータである。
(へ)セットセンサ477;
前記したエレベータ機構を備えた大容量トレイ36につ
いてその上限位置を検知するためのセンサである。
いてその上限位置を検知するためのセンサである。
(ト)大容量トレイ用クラッチ478;コピー用紙60
の送り出しを制御するためのクラッチである。
の送り出しを制御するためのクラッチである。
(チ)フィードセンサ479;
大容量トレイ36から送り出されるコピー用紙600紙
詰まりを検知するためのセンサである。
詰まりを検知するためのセンサである。
次の第21図は本実施例の複写機に用いられるICカー
ドに格納されるプログラムの種別を表わしたものである
。ICカード131には、Ml 〜M、IおよびX+−
XXの記憶領域が設けられており、前者の記憶領域M、
−Mx にはそれぞれ独立してモードプログラムMP、
−MPNが格納されるようになっている。ここでモード
プログラムとは、複写条件を設定するためのプログラム
である。
ドに格納されるプログラムの種別を表わしたものである
。ICカード131には、Ml 〜M、IおよびX+−
XXの記憶領域が設けられており、前者の記憶領域M、
−Mx にはそれぞれ独立してモードプログラムMP、
−MPNが格納されるようになっている。ここでモード
プログラムとは、複写条件を設定するためのプログラム
である。
また、後者の記憶領域Xl−XM には、複写機の付加
的制御情報を表わしたプログラム(以下付加プログラム
という。)XP、〜xp、や各種領域を指定するための
座標データ等のその他の情報りが格納されるようになっ
ている。
的制御情報を表わしたプログラム(以下付加プログラム
という。)XP、〜xp、や各種領域を指定するための
座標データ等のその他の情報りが格納されるようになっ
ている。
なお、記憶媒体として比較的小容量のものを使用する場
合には、例えば戸籍抄本作成のためのモードプログラム
と、このとき使用する座標データを格納するようにして
もよい。また、エディタパッド132を使用して、個別
に座標データの入力を行うようにする場合には、記憶媒
体として更に容量の小さいものを使用することができる
。
合には、例えば戸籍抄本作成のためのモードプログラム
と、このとき使用する座標データを格納するようにして
もよい。また、エディタパッド132を使用して、個別
に座標データの入力を行うようにする場合には、記憶媒
体として更に容量の小さいものを使用することができる
。
一方、ベースマシン21側には基本的制御情報が格納さ
れており、これに付加的制御情報が加えられたものが、
複写機の実行することのできる制御内容となる。この制
御内容について記録条件を″設定するのがモードプログ
ラムである。ベースマシン21側のRAM121E (
第7図)にも、モードプログラムを格納する領域が存在
している。
れており、これに付加的制御情報が加えられたものが、
複写機の実行することのできる制御内容となる。この制
御内容について記録条件を″設定するのがモードプログ
ラムである。ベースマシン21側のRAM121E (
第7図)にも、モードプログラムを格納する領域が存在
している。
RAM121Eに格納されたモードプログラムは、必要
によりICカード131に転送され、これに書き込むこ
とができ、その逆も可能である。
によりICカード131に転送され、これに書き込むこ
とができ、その逆も可能である。
第22図は、基本的制御情報と付加的制御情報の関係を
表わしたものである。この図に示すようにROM121
Dにはコピー用紙の搬送系の制御や露光制御のように複
写機の基本的な制御に必要なプログラムPと、各種の発
展または変形を行いうるプログラムA。SBO、Co
、DO・旧・・が書き込まれており、これらが全体とし
て基本的制御情報を構成している。
表わしたものである。この図に示すようにROM121
Dにはコピー用紙の搬送系の制御や露光制御のように複
写機の基本的な制御に必要なプログラムPと、各種の発
展または変形を行いうるプログラムA。SBO、Co
、DO・旧・・が書き込まれており、これらが全体とし
て基本的制御情報を構成している。
一方、ICカード131はそこに格納されている付加的
制御情報の種類によって複数の形態をとりうるようにな
っている。例えば第1のICカード131−1は、プロ
グラムAt 、B+ 、C+ 、Dl およびSl を
格納している。また第2のICカード131−2は、プ
ログラムA+ 、Dz およびS2 を格納している。
制御情報の種類によって複数の形態をとりうるようにな
っている。例えば第1のICカード131−1は、プロ
グラムAt 、B+ 、C+ 、Dl およびSl を
格納している。また第2のICカード131−2は、プ
ログラムA+ 、Dz およびS2 を格納している。
(i)ここでプログラムAは縮倍率に関するものである
。このうち基本的制御情報としてのプログラム八〇 は
1種類の固定倍率(100%;等倍)の設定に関するも
のである。第1のICカード131−1に格納されてい
る付加的制御情報としてのプログラムA1 はこれら
の固定倍率の他に200%から50%までの1%刻みの
任意倍率を設定できる制御情報が加えられている。また
、第2のICカード131−2に格納されている付加的
制御情報としてのプログラムA2 には、11種類の縮
倍率(50%、61%、70%、81%、86%、93
%、115%、122%、141%、163%、200
%)を設定することのできる制御情報が加えられている
。
。このうち基本的制御情報としてのプログラム八〇 は
1種類の固定倍率(100%;等倍)の設定に関するも
のである。第1のICカード131−1に格納されてい
る付加的制御情報としてのプログラムA1 はこれら
の固定倍率の他に200%から50%までの1%刻みの
任意倍率を設定できる制御情報が加えられている。また
、第2のICカード131−2に格納されている付加的
制御情報としてのプログラムA2 には、11種類の縮
倍率(50%、61%、70%、81%、86%、93
%、115%、122%、141%、163%、200
%)を設定することのできる制御情報が加えられている
。
(ii )プログラムBは原稿の複写形態に関するもの
である。このうち基本的制御情報としてのプログラムB
。は通常の複写およびADF23ならびにDADF 2
4による一面の複写に関するものである。第1のICカ
ード131−1に格納されている付加的制御情報として
のプログラムB1 には、製本原稿に対する見開きの2
ページを順に複写する機能(連写機能)と、DADF
24による両面の複写機能を可能とする制御が追加され
ている。第2のICカード131−2にはプログラムB
が追加されていない。
である。このうち基本的制御情報としてのプログラムB
。は通常の複写およびADF23ならびにDADF 2
4による一面の複写に関するものである。第1のICカ
ード131−1に格納されている付加的制御情報として
のプログラムB1 には、製本原稿に対する見開きの2
ページを順に複写する機能(連写機能)と、DADF
24による両面の複写機能を可能とする制御が追加され
ている。第2のICカード131−2にはプログラムB
が追加されていない。
(iii )プログラムCは現像の形態に関するもので
ある。このうち基本的制御情報としてのプログラムCo
はメイン現像装置59Mまたはサブ現像装置59Sに
よる1色の現像制御を扱っている。
ある。このうち基本的制御情報としてのプログラムCo
はメイン現像装置59Mまたはサブ現像装置59Sに
よる1色の現像制御を扱っている。
第1のICカード131−1に格納されている付加的制
御情報としてのプログラムC1は、原稿の特定領域にカ
ラーでマーキングを行うマーキングカラー処理のように
、2色あるいは多色で書類の作成を行うための制御情報
を扱っている。第2のICカード131−2にはプログ
ラムBが追加されていない。
御情報としてのプログラムC1は、原稿の特定領域にカ
ラーでマーキングを行うマーキングカラー処理のように
、2色あるいは多色で書類の作成を行うための制御情報
を扱っている。第2のICカード131−2にはプログ
ラムBが追加されていない。
(iv )プログラムDはマーキングカラー処理等に使
用する座標データの入力形態に関するものである。この
うち基本的制御情報としてのプログラムDo は、テン
キー80を使用した座標入力を行う制御を扱っている。
用する座標データの入力形態に関するものである。この
うち基本的制御情報としてのプログラムDo は、テン
キー80を使用した座標入力を行う制御を扱っている。
第1のICカード131−1に格納されている付加的制
御情報としてのプログラムD1はテンキー80のみでな
く、エディタパッド132や他のICカードから座標デ
ータの入力が行なえるような制御を扱っている。
御情報としてのプログラムD1はテンキー80のみでな
く、エディタパッド132や他のICカードから座標デ
ータの入力が行なえるような制御を扱っている。
また、第2のICカード131−2に格納されている付
加的制御情報としてのプログラムD2 には、テンキー
80による座標データの入力と、エディクパッド132
による座標データの人力とが行なえるような制御を扱っ
ている。
加的制御情報としてのプログラムD2 には、テンキー
80による座標データの入力と、エディクパッド132
による座標データの人力とが行なえるような制御を扱っ
ている。
(V)プログラムSはコピー作業の開始に関するもので
ある。このプログラムSが格納されていない基本的制御
情報では、1日の稼働時間、例えば朝9時から12時ま
でと午後1時から5時までしかコピー作業を開始させる
ことができない。すなわち、昼休みや残業時間にコピー
をとることができず、これらの時間における機密文書の
無断コピーや私的なコピーを防止することができる。第
1のICカード131−1に格納されている付加的制御
情報としてのプログラムS1 は、コピー作業の時間的
な制限をな(している。また、第2のICカード131
−2に格納されている付加的制御情報としてのプログラ
ムS2 は、午後7時以降のコピー作業の禁止と、コピ
ー作業の行われた日時および枚数に関するデータをIC
カード131−2自体に書き込むための情報を取り扱っ
ている。
ある。このプログラムSが格納されていない基本的制御
情報では、1日の稼働時間、例えば朝9時から12時ま
でと午後1時から5時までしかコピー作業を開始させる
ことができない。すなわち、昼休みや残業時間にコピー
をとることができず、これらの時間における機密文書の
無断コピーや私的なコピーを防止することができる。第
1のICカード131−1に格納されている付加的制御
情報としてのプログラムS1 は、コピー作業の時間的
な制限をな(している。また、第2のICカード131
−2に格納されている付加的制御情報としてのプログラ
ムS2 は、午後7時以降のコピー作業の禁止と、コピ
ー作業の行われた日時および枚数に関するデータをIC
カード131−2自体に書き込むための情報を取り扱っ
ている。
このように、第1のICカード131−1には第2のI
Cカード131−2よりも活用範囲の広いプログラムが
格納されている。第1のICカード131−1の表面は
例えば金色に着色されており、例えば銀色に着色された
第2のICカード131−2と区別することができるよ
うになっている。この複写システムでは、この他図示し
ないが表面が緑色に着色された第3のICカード131
−3が用意されており、複写機の自己診断等の他の機能
を実現するために使用されるようになっている。
Cカード131−2よりも活用範囲の広いプログラムが
格納されている。第1のICカード131−1の表面は
例えば金色に着色されており、例えば銀色に着色された
第2のICカード131−2と区別することができるよ
うになっている。この複写システムでは、この他図示し
ないが表面が緑色に着色された第3のICカード131
−3が用意されており、複写機の自己診断等の他の機能
を実現するために使用されるようになっている。
なお、ICカード131等の記憶媒体の表面には、■
、■ 、■ 等のように部長、課長、平社員等の役職を
表わす記号と同時に、この手段によって使用可能な機能
を表示するようにしてもよい。例えば記憶媒体の表面に @ 工Uコ と記されていれば、いつでもどのような機
能でも使用することができるが、■
・ と記されていれば、戸籍抄本の作成
モード、ADF23の使用が可能であり、また18時以
降のコピー作業は機゛密保護のために行うことができな
い。
、■ 、■ 等のように部長、課長、平社員等の役職を
表わす記号と同時に、この手段によって使用可能な機能
を表示するようにしてもよい。例えば記憶媒体の表面に @ 工Uコ と記されていれば、いつでもどのような機
能でも使用することができるが、■
・ と記されていれば、戸籍抄本の作成
モード、ADF23の使用が可能であり、また18時以
降のコピー作業は機゛密保護のために行うことができな
い。
以上説明したようにこの複写機ではICカード装置22
にセットするICカード131の種類に応じて複写機の
機能が変化することになる。そして、更にセットされた
ICカード131における複写条件の選択によってその
カード所有者に最適なコピー作業を行わせることができ
る。
にセットするICカード131の種類に応じて複写機の
機能が変化することになる。そして、更にセットされた
ICカード131における複写条件の選択によってその
カード所有者に最適なコピー作業を行わせることができ
る。
(6−2)ICカードの利点
さて、本実施例では複写機との間でデータの交換を行う
記憶媒体としてICカード131を使用することにした
。記憶媒体としては、カード状に形成することのできる
ものに限定しても代表的なものに(i)磁気カード、(
ii)ICカードおよび(iii )光カードがある。
記憶媒体としてICカード131を使用することにした
。記憶媒体としては、カード状に形成することのできる
ものに限定しても代表的なものに(i)磁気カード、(
ii)ICカードおよび(iii )光カードがある。
このうち(1)磁気カードは磁気ストライプに情報を記
憶するもので、主として銀行のキャッシュカードや各種
クレジットカードとして用いられているものである。こ
の磁気カードは一般に72バイトの記憶容量を持ち、7
2文字の記憶が可能である。磁気ヘッドを用いて情報の
読み書きを行うことができ、反復使用が可能である。カ
ード自体の価格が大変安いが、カード上での演算ができ
ないことと、記憶容量が大変に少ないことが欠点として
挙げられている。
憶するもので、主として銀行のキャッシュカードや各種
クレジットカードとして用いられているものである。こ
の磁気カードは一般に72バイトの記憶容量を持ち、7
2文字の記憶が可能である。磁気ヘッドを用いて情報の
読み書きを行うことができ、反復使用が可能である。カ
ード自体の価格が大変安いが、カード上での演算ができ
ないことと、記憶容量が大変に少ないことが欠点として
挙げられている。
これに対して(ii)ICカードは、カード内にCPL
I (中央処理装置)とメモリを配置したもので、記憶
容量が例えば2.8にバイトと大変多く数百万程度の文
字を記憶することができる。また、データの読み書きと
反復使用が可能であり、救急医療カードやショッピング
カード等への利用が期待されている。カード上での演算
も可能であるが、製造単価が高いという欠点がある。
I (中央処理装置)とメモリを配置したもので、記憶
容量が例えば2.8にバイトと大変多く数百万程度の文
字を記憶することができる。また、データの読み書きと
反復使用が可能であり、救急医療カードやショッピング
カード等への利用が期待されている。カード上での演算
も可能であるが、製造単価が高いという欠点がある。
最後に(iii )光カードは写真製版法で情報を書き
込み、これを光センサを用いて読みだそうとするもので
あり、記憶容量は例えば400にバイトから2M(メガ
)バイトと非常に大きい。製造価格は量産時にかなり安
くなるが、カード上での演算や情報の追記が不可能であ
り、現状では書籍や辞書、電話帳、教育用ソフト等の用
途が期待されている。
込み、これを光センサを用いて読みだそうとするもので
あり、記憶容量は例えば400にバイトから2M(メガ
)バイトと非常に大きい。製造価格は量産時にかなり安
くなるが、カード上での演算や情報の追記が不可能であ
り、現状では書籍や辞書、電話帳、教育用ソフト等の用
途が期待されている。
本発明で記憶媒体として要求されるのは、リ−ダにセッ
トされて情報の読み出しを行なえるものである。従って
、本発明の記憶媒体には光カードも含まれる。ただし本
実施例ではICカード装置22としてリーダ・ライタを
用いており、ざての書き込みも行なえるようになってい
る。そこで磁気カードと較べて記憶容量が大きく、かつ
セキュリティでも格段に優れているICカードを記憶媒
体として複写機に使用することにしている。
トされて情報の読み出しを行なえるものである。従って
、本発明の記憶媒体には光カードも含まれる。ただし本
実施例ではICカード装置22としてリーダ・ライタを
用いており、ざての書き込みも行なえるようになってい
る。そこで磁気カードと較べて記憶容量が大きく、かつ
セキュリティでも格段に優れているICカードを記憶媒
体として複写機に使用することにしている。
なお、本実施例の複写機に適用することのできる他の記
憶媒体としては、3.5インチ等のフロッピーディスク
や磁気テープあるいは磁気バブル−メモリ等も存在する
。
憶媒体としては、3.5インチ等のフロッピーディスク
や磁気テープあるいは磁気バブル−メモリ等も存在する
。
(6−3)ICカード装置の構成
第23図は、ICカード装置にふけるICカードの接続
部分の回路構成の要部を表わしたものである。ICカー
ド装置22は第6図に示したようにカード用CPU12
9を備えている。カード用CPU 129は4K(キロ
)バイトの記憶容量をもつRAM (ランダム・アクセ
ス・メモリ)511と、4にバイトの記憶容量をもつR
OM (リード・オンリ・メモリ)512を備えている
。
部分の回路構成の要部を表わしたものである。ICカー
ド装置22は第6図に示したようにカード用CPU12
9を備えている。カード用CPU 129は4K(キロ
)バイトの記憶容量をもつRAM (ランダム・アクセ
ス・メモリ)511と、4にバイトの記憶容量をもつR
OM (リード・オンリ・メモリ)512を備えている
。
ここでROM512はICカード装置22の制御を行う
ためのプログラムを記憶したメモリであり、RAM51
1は各種データを一時的に記憶するための作業用メモリ
である。
ためのプログラムを記憶したメモリであり、RAM51
1は各種データを一時的に記憶するための作業用メモリ
である。
カード用cPU 129は2つのシリアルパラレル変換
器513.514に接続されている。第1のシリアルパ
ラレル変換器513はICカード装置22にセットされ
るICカードとの間でシリアルデータの送受を行い、カ
ード用CPUI 29との間でパラレルデータの送受を
行うようになっている。第2のシリアルパラレル変換器
514は、ベースマシン21との間でシリアルデータの
送受を行い、シリアルパラレル変換あるいはパラレルシ
リアル変換を行ってカード用CPU129との間でパラ
レルデータの送受を行う。ICカード装置22内には2
つのクロック発生回路515.516が用意されており
、第1のクロック発生回路515は、10MHzのクロ
ック信号をICカードに供給する。また、第2のクロッ
ク発生回路516は、7.3728MHzのり02り信
号をカード用CPU12.9に供給する。
器513.514に接続されている。第1のシリアルパ
ラレル変換器513はICカード装置22にセットされ
るICカードとの間でシリアルデータの送受を行い、カ
ード用CPUI 29との間でパラレルデータの送受を
行うようになっている。第2のシリアルパラレル変換器
514は、ベースマシン21との間でシリアルデータの
送受を行い、シリアルパラレル変換あるいはパラレルシ
リアル変換を行ってカード用CPU129との間でパラ
レルデータの送受を行う。ICカード装置22内には2
つのクロック発生回路515.516が用意されており
、第1のクロック発生回路515は、10MHzのクロ
ック信号をICカードに供給する。また、第2のクロッ
ク発生回路516は、7.3728MHzのり02り信
号をカード用CPU12.9に供給する。
カード用CPU129は出力ポート518を介してIC
カードに電圧■。およびVppを供給し、またリセット
信号R3Tの供給も行う。また入力ポート519を介し
てICカードからインサート信号lN5J5よびカード
有り信号CARDの供給を受けるようになっている。
カードに電圧■。およびVppを供給し、またリセット
信号R3Tの供給も行う。また入力ポート519を介し
てICカードからインサート信号lN5J5よびカード
有り信号CARDの供給を受けるようになっている。
(6−4)制御の概要
第24図はICカード装置を備えたこの複写機の制御の
概要を表わしたものである。
概要を表わしたものである。
複写機のジョブメモリ用のスイッチ84(第5図)が押
されると(ステップ■;Y)、液晶表示部112にIC
カード131を操作する際に使用する選択枝が表示され
る(ステップ■)。
されると(ステップ■;Y)、液晶表示部112にIC
カード131を操作する際に使用する選択枝が表示され
る(ステップ■)。
第25図は、この選択枝の表示内容を表わしたものであ
る。液晶表示部112には、[どれを選択しますか?」
という文章の下に、「呼び出し」、「登録」、「カード
登録」の各選択枝と、これらの1つを選択するためのカ
ーソル531が表示される。カーソル531は、選択キ
ー118(第5図)を操作することによって選択枝間を
1つずつ移動するようになっている。なお、ICカード
装置22をベースマシン21に取りつけていない状態で
は「カード登録」の表示は行われない。
る。液晶表示部112には、[どれを選択しますか?」
という文章の下に、「呼び出し」、「登録」、「カード
登録」の各選択枝と、これらの1つを選択するためのカ
ーソル531が表示される。カーソル531は、選択キ
ー118(第5図)を操作することによって選択枝間を
1つずつ移動するようになっている。なお、ICカード
装置22をベースマシン21に取りつけていない状態で
は「カード登録」の表示は行われない。
さて、この第25図に示されているようにカーソル53
1が「呼び出し」を示している状態で設定キー119が
押されれば(ステップ■;Y)、ICカード131がセ
ットされている状態ではICカード131からデータの
呼び出しが行われるモードに設定され、これ以外の場合
にはベースマシン21に配置されているメモリ(不揮発
性メモ!J121F)からデータの読み出しが行われる
モードに設定される(ステップ■)。また、カーソル5
31が「登録」を示している状態で設定キー119が押
されれば(ステップ■;Y)、不揮発性メモI7121
Fに対するデータの登録が行われるモードに設定され
る(ステップ■)。更にカーソル531が「カード登録
」を示している状態で設定キー119が押されれば(ス
テップ■;N)ICカード131に対してデータの登録
が行われるモードに設定される(ステップ■)。
1が「呼び出し」を示している状態で設定キー119が
押されれば(ステップ■;Y)、ICカード131がセ
ットされている状態ではICカード131からデータの
呼び出しが行われるモードに設定され、これ以外の場合
にはベースマシン21に配置されているメモリ(不揮発
性メモ!J121F)からデータの読み出しが行われる
モードに設定される(ステップ■)。また、カーソル5
31が「登録」を示している状態で設定キー119が押
されれば(ステップ■;Y)、不揮発性メモI7121
Fに対するデータの登録が行われるモードに設定され
る(ステップ■)。更にカーソル531が「カード登録
」を示している状態で設定キー119が押されれば(ス
テップ■;N)ICカード131に対してデータの登録
が行われるモードに設定される(ステップ■)。
なお、装置によっては「呼び出し」の表示を「メモリ呼
び出し」と「カード呼び出し」の2つに分け、ICカー
ド131が複写機にセットされている状態でもその内部
のメモリからデータの呼び出しができるようになってい
てもよい。
び出し」と「カード呼び出し」の2つに分け、ICカー
ド131が複写機にセットされている状態でもその内部
のメモリからデータの呼び出しができるようになってい
てもよい。
第26図は、ICカードからデータを呼び出す場合の動
作を具体的に示したものである。
作を具体的に示したものである。
第24図のステップ■で「呼び出し」のモードに設定さ
れたら、液晶表示部112に「カードをセットして下さ
い」という表示が行われる(ステップ■)。オペレータ
がICカード131をICカード装置22にセットする
と(ステップ■;Y)ICカード装置22はrcカード
131からそのフォーマットを表わすデータを受信して
この実施例の複写機との適合性をチエツクする。戸籍抄
本を作成する部署では、前記したように市町村の識別符
号や使用する部門の識別符号をチエツクして、異なった
市町村用のICカードが使用されたり他の部門用のIC
カードが悪用されることを防止す糞る。
れたら、液晶表示部112に「カードをセットして下さ
い」という表示が行われる(ステップ■)。オペレータ
がICカード131をICカード装置22にセットする
と(ステップ■;Y)ICカード装置22はrcカード
131からそのフォーマットを表わすデータを受信して
この実施例の複写機との適合性をチエツクする。戸籍抄
本を作成する部署では、前記したように市町村の識別符
号や使用する部門の識別符号をチエツクして、異なった
市町村用のICカードが使用されたり他の部門用のIC
カードが悪用されることを防止す糞る。
フォーマットのチエツクが適合と判別されれば、続いて
登録状態データと付加的制御情報の受信が行われる(ス
テップ■)。ここで登録状態データとは、登録されたデ
ータそのものの受信ではなく、モードプログラムの登録
状態を示すデータである。
登録状態データと付加的制御情報の受信が行われる(ス
テップ■)。ここで登録状態データとは、登録されたデ
ータそのものの受信ではなく、モードプログラムの登録
状態を示すデータである。
登録状態データは、液晶表示部112に表示される(ス
テップ■)。なお、フォーマットのチエツクを行った結
果として不適合とされたとき、ICカード装置22はフ
ォーマットにエラーが存在することをベースマシン21
側に送出し、液晶表示部112にその旨の表示を行わせ
るようにしてもよい。
テップ■)。なお、フォーマットのチエツクを行った結
果として不適合とされたとき、ICカード装置22はフ
ォーマットにエラーが存在することをベースマシン21
側に送出し、液晶表示部112にその旨の表示を行わせ
るようにしてもよい。
第27図は、登録状態データの表示内容の一例を表わし
たものである。この図に示すように「どれを選択します
か?」という文章の下にM、〜MxのN種類の記憶領域
がそれぞれ皿535の図形として表示される。その左隣
りに配置・されている“1”から“N”までの数字は領
域を示す番号である。皿535には、符号“M”が表示
されているものと、何も表示されていないものとがある
。
たものである。この図に示すように「どれを選択します
か?」という文章の下にM、〜MxのN種類の記憶領域
がそれぞれ皿535の図形として表示される。その左隣
りに配置・されている“1”から“N”までの数字は領
域を示す番号である。皿535には、符号“M”が表示
されているものと、何も表示されていないものとがある
。
ここで符号″M″が表示されているものについては、す
でにモードプログラムが登録されている。
でにモードプログラムが登録されている。
何も表示されていない皿は、空の皿でありモードプログ
ラムが格納されていない。
ラムが格納されていない。
第28図および第29図は、これらの表示の変形例を表
わしたものである。このうち第28図に示した例では、
モードプログラムが登録されている記憶領域についての
みの番号が表されている。
わしたものである。このうち第28図に示した例では、
モードプログラムが登録されている記憶領域についての
みの番号が表されている。
また、第29図に示した例では、符号“M”を表示する
代わりとして皿535に水が入った状態を表示している
。第28図に示した表示方法では、必要な記憶領域にカ
ーソルを迅速に設定することができるという利点がある
が、領域の総数が表示されず、また登録されたデータが
なにもないときには、表示がなにも行われずオペレータ
に不安感を与えるという問題があり、何らかの注記的な
表示が必要になる。
代わりとして皿535に水が入った状態を表示している
。第28図に示した表示方法では、必要な記憶領域にカ
ーソルを迅速に設定することができるという利点がある
が、領域の総数が表示されず、また登録されたデータが
なにもないときには、表示がなにも行われずオペレータ
に不安感を与えるという問題があり、何らかの注記的な
表示が必要になる。
第26図に戻って説明を続ける。登録状態の表示が行わ
れたら、オペレータは所望の記憶領域を選択する。(i
)今から複写機を所望の複写条件に設定する場合、オペ
レータはコンソールパネル28に該当する箇所のランプ
表示を行わせるために複写条件に対応するモードプログ
ラムの記憶領域を選択する。本実施例の場合には、戸籍
抄本を作成する場合に第1番目の皿を選択し、戸籍謄本
を作成する場合には第2番目の皿□を選択する。第4番
目の皿は、他の作業例えば住民票の抄本を作成する場合
等の他の場合に選択される。もちろん、1つの原本から
基本領域と従属領域の双方を選択する場合には、このた
めに用意されたプログラムの記憶領域として、第1番目
の皿を選択するようになっていてもよい。この場合には
、2つの原本に基本領域と従属領域が跨がっている場合
、例えば記憶領域として、第2番目の皿を選択すること
になる。
れたら、オペレータは所望の記憶領域を選択する。(i
)今から複写機を所望の複写条件に設定する場合、オペ
レータはコンソールパネル28に該当する箇所のランプ
表示を行わせるために複写条件に対応するモードプログ
ラムの記憶領域を選択する。本実施例の場合には、戸籍
抄本を作成する場合に第1番目の皿を選択し、戸籍謄本
を作成する場合には第2番目の皿□を選択する。第4番
目の皿は、他の作業例えば住民票の抄本を作成する場合
等の他の場合に選択される。もちろん、1つの原本から
基本領域と従属領域の双方を選択する場合には、このた
めに用意されたプログラムの記憶領域として、第1番目
の皿を選択するようになっていてもよい。この場合には
、2つの原本に基本領域と従属領域が跨がっている場合
、例えば記憶領域として、第2番目の皿を選択すること
になる。
(’ii)これに対して、オペレータが複写機の不揮発
性メモ!7121F(ジョブメモリ)に戸籍抄本作成の
ための複写条件等を格納しようとする場合には、この格
納しようとする複写条件の記憶領域を選択する。実施例
で使用される複写機が戸籍抄本や戸籍謄本を作成するた
めに専用で使用される場合には、サービスマン等が用意
してきたICカード内のデータを複写機にコピーして、
以後ICカードの助けを借りずに戸籍抄本等の作成をす
ることができることが必要な場合もあるからである。
性メモ!7121F(ジョブメモリ)に戸籍抄本作成の
ための複写条件等を格納しようとする場合には、この格
納しようとする複写条件の記憶領域を選択する。実施例
で使用される複写機が戸籍抄本や戸籍謄本を作成するた
めに専用で使用される場合には、サービスマン等が用意
してきたICカード内のデータを複写機にコピーして、
以後ICカードの助けを借りずに戸籍抄本等の作成をす
ることができることが必要な場合もあるからである。
この後者の場合において設定キー119が押されたら(
ステップ■)、カーソル531の指示する番号が読み出
され、これに対応する記憶領域(メモリ)にモードプロ
グラムが登録されているかどうかの判別が行われる(ス
テップ■)。オペレータが過って未登録の番号“3”を
指定したとすると(Y)、「カードのメモリ3は登録さ
れていません」という文章等の表示が行われる(ステッ
プ■)。
ステップ■)、カーソル531の指示する番号が読み出
され、これに対応する記憶領域(メモリ)にモードプロ
グラムが登録されているかどうかの判別が行われる(ス
テップ■)。オペレータが過って未登録の番号“3”を
指定したとすると(Y)、「カードのメモリ3は登録さ
れていません」という文章等の表示が行われる(ステッ
プ■)。
第30図はこのような表示の一例を表わしたものである
。この表示状態でオペレータはICカード131からの
データの呼び出しの中止と、記憶領域の番号の変更の変
更のうちの1つをカーソル535で選択することができ
る。ここでオペレータが「中止」を指定して設定キー1
19を押した場合には(ステップ■;Y)、第31図に
示したように「コピーできます」という表示が行われる
(ステップ■)。この場合、複写機はなんらのモードに
も設定されていないので、オペレータはコピー濃度やコ
ピー用紙のサイズ等を自分で設定する必要がある。゛ これに対して、オペレータが「番号変更」を選択して設
定キー119を押した場合には(N)、ステップ■に戻
って登録状態の再表示が行われる。
。この表示状態でオペレータはICカード131からの
データの呼び出しの中止と、記憶領域の番号の変更の変
更のうちの1つをカーソル535で選択することができ
る。ここでオペレータが「中止」を指定して設定キー1
19を押した場合には(ステップ■;Y)、第31図に
示したように「コピーできます」という表示が行われる
(ステップ■)。この場合、複写機はなんらのモードに
も設定されていないので、オペレータはコピー濃度やコ
ピー用紙のサイズ等を自分で設定する必要がある。゛ これに対して、オペレータが「番号変更」を選択して設
定キー119を押した場合には(N)、ステップ■に戻
って登録状態の再表示が行われる。
なお、装置によってはオペレータが誤って未登録の番号
を指示した場合には(ステップ■;Y)、第30図に示
したような未登録表示を行わず、例えば6秒経過後に自
動的に第2.4図のステップ■の表示に戻るようにして
もよい。この場合、オペレータは再び「呼び出し」、「
登録」、「カード登録」の各選択枝のうちから1つを選
択し、複写機を所望のモードに設定して所望の作業を行
うことになる。
を指示した場合には(ステップ■;Y)、第30図に示
したような未登録表示を行わず、例えば6秒経過後に自
動的に第2.4図のステップ■の表示に戻るようにして
もよい。この場合、オペレータは再び「呼び出し」、「
登録」、「カード登録」の各選択枝のうちから1つを選
択し、複写機を所望のモードに設定して所望の作業を行
うことになる。
ところでステップ■で指定した番号が登、録されたもの
であった場合には(ステップ■;N)、その番号の記憶
領域のモードプログラムがICカード131から読み出
される(ステップ@)。そしてこの読み出されたモード
プログラムで複写条件の設定を行うのか、あるいは本体
側のジョブメモリへの登録を行うのかを選択させるため
の表示が行われる(ステップ0)。
であった場合には(ステップ■;N)、その番号の記憶
領域のモードプログラムがICカード131から読み出
される(ステップ@)。そしてこの読み出されたモード
プログラムで複写条件の設定を行うのか、あるいは本体
側のジョブメモリへの登録を行うのかを選択させるため
の表示が行われる(ステップ0)。
第32図はこの表示内容を表わしたものである。
液晶表示部112には「どれを選択しますか?」という
文章の下に、コンパネモード(コンソールパネル・モー
ド)と本体ジョブメモリの2つのモードが表示されてお
り、これらの一方をカーソル531で選択するようにな
っている。
文章の下に、コンパネモード(コンソールパネル・モー
ド)と本体ジョブメモリの2つのモードが表示されてお
り、これらの一方をカーソル531で選択するようにな
っている。
オペレータがコンパネモードを選択して設定キー119
を押した場合には(ステップ@;Y)、先に選択された
記憶領域に格納されたモードプログラムで複写条件の設
定が行われる(ステップ0)。
を押した場合には(ステップ@;Y)、先に選択された
記憶領域に格納されたモードプログラムで複写条件の設
定が行われる(ステップ0)。
すなわち、コンソールパネル28がその複写条件を表示
し、液晶表示部112には「コピーできます」の表示が
行われる(ステップ■)。オペレータはこの状態でスタ
ートボタン117を押してコピー作業を開始させること
ができる。もちろん、コピー作業の開始に際しては、必
要によりコンソールパネル28を操作して、モードプロ
グラムによって設定された複写条件を手直しすることが
できる。
し、液晶表示部112には「コピーできます」の表示が
行われる(ステップ■)。オペレータはこの状態でスタ
ートボタン117を押してコピー作業を開始させること
ができる。もちろん、コピー作業の開始に際しては、必
要によりコンソールパネル28を操作して、モードプロ
グラムによって設定された複写条件を手直しすることが
できる。
これに対して、オペレータが本体ジョブメモリ側のモー
ドを選択して設定キー119を押した場合には(ステッ
プ■;N)、不揮発性メモリ121Fに複写条件を登録
するためのモードが実行される(ステップ0)。そして
この後、液晶表示部112に「コピーできます」の表示
が行われる(ステップ■)。このとき、複写機は現在登
録を行った複写条件とは無関係に、その登録作業の直前
で設定されていた複写条件でコピー作業を行うことにな
る。
ドを選択して設定キー119を押した場合には(ステッ
プ■;N)、不揮発性メモリ121Fに複写条件を登録
するためのモードが実行される(ステップ0)。そして
この後、液晶表示部112に「コピーできます」の表示
が行われる(ステップ■)。このとき、複写機は現在登
録を行った複写条件とは無関係に、その登録作業の直前
で設定されていた複写条件でコピー作業を行うことにな
る。
第33図は、第26図のステップ■で説明した作業の内
容を更に詳しく示したものである。まず、本体ジョブメ
モリ側がオペレータによって選択されると、第26図の
ステップ0で読みだしたICカード131側のモードプ
ログラムと同一のプログラムが、ベースマシン21側の
ジョブメモリに登録されているかどうかの判別が行われ
る(ステップ■)。これは、オペレータのミス等によっ
てICカード131側のモードプログラムと同一のプロ
グラムが、ベースマシン21側のジョブメモリにたまた
ま登録されているという事態が存在するからである。I
Cカード131をICカード装置22(または22A)
にセットして複写条件を設定する場合(第26図ステッ
プ0)には、本体側の登録内容と無関係にこのような方
法で複写条件を希望のものに設定するメリットが存在す
る。
容を更に詳しく示したものである。まず、本体ジョブメ
モリ側がオペレータによって選択されると、第26図の
ステップ0で読みだしたICカード131側のモードプ
ログラムと同一のプログラムが、ベースマシン21側の
ジョブメモリに登録されているかどうかの判別が行われ
る(ステップ■)。これは、オペレータのミス等によっ
てICカード131側のモードプログラムと同一のプロ
グラムが、ベースマシン21側のジョブメモリにたまた
ま登録されているという事態が存在するからである。I
Cカード131をICカード装置22(または22A)
にセットして複写条件を設定する場合(第26図ステッ
プ0)には、本体側の登録内容と無関係にこのような方
法で複写条件を希望のものに設定するメリットが存在す
る。
これに対してジョブメモリの登録を行う場合には、同一
のモードプログラムを重ねて登斡することは登録領域の
有効活用という観点からはマイナスである。そこでこの
複写機では、ICカード131から読み出されたモード
プログラムと同一のプログラムが本体側に存在するかど
うかの判別を行い、存在するときには警告音を発し、そ
れと共に液晶表示部112に所定の表示を行うようにな
っている。
のモードプログラムを重ねて登斡することは登録領域の
有効活用という観点からはマイナスである。そこでこの
複写機では、ICカード131から読み出されたモード
プログラムと同一のプログラムが本体側に存在するかど
うかの判別を行い、存在するときには警告音を発し、そ
れと共に液晶表示部112に所定の表示を行うようにな
っている。
第34図は、このような表示の一例を表わしたものであ
る。液晶表示部112には「本体側に同一のデータが存
在します!」という注意表示が行われ、本体側への登録
を中止させるか登録を実行させるかの選択をオペレータ
に要求する(第33図ステップ■)。オペレータがどち
らかに選択して設定キー119を押すまで(ステップ■
;Y)、この表示が行われる。オペレータが「登録中止
」□ を選択した場合にはくステップ■;Y)、第24
図のステップ■で示した登録モードがキャンセルされる
。すなわち、この場合には第26図のステップ■に進み
、液晶表示部112には「コピーできます」の表示が行
われる。
る。液晶表示部112には「本体側に同一のデータが存
在します!」という注意表示が行われ、本体側への登録
を中止させるか登録を実行させるかの選択をオペレータ
に要求する(第33図ステップ■)。オペレータがどち
らかに選択して設定キー119を押すまで(ステップ■
;Y)、この表示が行われる。オペレータが「登録中止
」□ を選択した場合にはくステップ■;Y)、第24
図のステップ■で示した登録モードがキャンセルされる
。すなわち、この場合には第26図のステップ■に進み
、液晶表示部112には「コピーできます」の表示が行
われる。
次の第1表は、本実施例におけるモードプログラムの付
帯情報を表わしたものである。
帯情報を表わしたものである。
第1表
これと同様に、ベースマシン21側のジョブメモリにも
各記憶領域に格納されたモードプログラムにそれぞれ機
種情報と時間情報が格納されている。ここで機種番号と
は複写機の種類や同一事業所におけるシリアル番号を表
示したもで、同一事業所でそれぞれ異なった番号が割り
振られている。
各記憶領域に格納されたモードプログラムにそれぞれ機
種情報と時間情報が格納されている。ここで機種番号と
は複写機の種類や同一事業所におけるシリアル番号を表
示したもで、同一事業所でそれぞれ異なった番号が割り
振られている。
また時間情報とはモードプログラムが登録あるいは更新
された日時を表わしたもので、例えば第1番目の記憶領
域に書き込まれた時間情報“07091005”は、7
月9日10時05分を表示している。これらの機種情報
および時間情報は、ICカード131がICカード装置
22にセットされてプログラムの書き込みが行われた状
態で、ベースマシン21側のデータとして送られる。
された日時を表わしたもので、例えば第1番目の記憶領
域に書き込まれた時間情報“07091005”は、7
月9日10時05分を表示している。これらの機種情報
および時間情報は、ICカード131がICカード装置
22にセットされてプログラムの書き込みが行われた状
態で、ベースマシン21側のデータとして送られる。
そこでベースマシン21側では、ICカード131から
送られてきた機種番号と時間情報と自己のジョブメモリ
に格納されている全部の機種番号と時間情報を比較し、
共に一致するものがあれば、両モードプログラムはその
内容が一致していると判別することになる。
送られてきた機種番号と時間情報と自己のジョブメモリ
に格納されている全部の機種番号と時間情報を比較し、
共に一致するものがあれば、両モードプログラムはその
内容が一致していると判別することになる。
モードプログラムが一致しているかどうかの判別は、こ
れ以外の方法でも行うことができる。例えば各モードプ
ログラムに作成の度に乱数を発生させてその番号を登録
したり、作成者の名前の略号とその人の文書作成に際し
ての連番を登録するようなものであってもよい。また、
モードプログラムを構成する複写条件の項目が比較的少
ないような場合には、これらの項目別にプログラムの内
容を直接比較するようなものであってもよい。
れ以外の方法でも行うことができる。例えば各モードプ
ログラムに作成の度に乱数を発生させてその番号を登録
したり、作成者の名前の略号とその人の文書作成に際し
ての連番を登録するようなものであってもよい。また、
モードプログラムを構成する複写条件の項目が比較的少
ないような場合には、これらの項目別にプログラムの内
容を直接比較するようなものであってもよい。
第33図に戻って説明を続ける。オペレータが「登録実
行」を選択した場合には(ステップ■;N)、ステップ
■でICカード131側のモードプログラムと同一のプ
ログラムが、ベースマシン21側のジョブメモリに登録
されていない場合と同一の作業が行われる。すなわちジ
ョブメモリの登録状態が表示され、どの記憶領域にモー
ドプログラムを登録するかの指定が行われる(ステップ
■)。すなわち、液晶表示部112には「本体ジョブメ
モリのどれに書き込みますか?」という表示と、現在の
本体側の不揮発性メモ’7121Fにおけるモードプロ
グラムの登録状態が表示される。
行」を選択した場合には(ステップ■;N)、ステップ
■でICカード131側のモードプログラムと同一のプ
ログラムが、ベースマシン21側のジョブメモリに登録
されていない場合と同一の作業が行われる。すなわちジ
ョブメモリの登録状態が表示され、どの記憶領域にモー
ドプログラムを登録するかの指定が行われる(ステップ
■)。すなわち、液晶表示部112には「本体ジョブメ
モリのどれに書き込みますか?」という表示と、現在の
本体側の不揮発性メモ’7121Fにおけるモードプロ
グラムの登録状態が表示される。
なお、複写機によっては「登録中止」と「登録実行」を
選択させることなく、直ちに登録を中止するようにして
もよい。
選択させることなく、直ちに登録を中止するようにして
もよい。
第35図はその表示内容の一例を表わしたものである。
第29図で説明したと同様にこの第35図の例では、ジ
ョブメモリの登録内容を皿の絵文字で表示している。こ
の表示内容からは、第1番目の記憶領域と第4番目の記
憶領域にすでにモードプログラムが登録されており、こ
れ以外の第2、第3および第5の記憶領域が未登録であ
ることが分る。
ョブメモリの登録内容を皿の絵文字で表示している。こ
の表示内容からは、第1番目の記憶領域と第4番目の記
憶領域にすでにモードプログラムが登録されており、こ
れ以外の第2、第3および第5の記憶領域が未登録であ
ることが分る。
この表示状態でオペレータは所望の記憶領域の番号をカ
ーソル531で選択して設定キー119を押す(ステッ
プ■)。このとき、未登録の記憶領域例えば番号“3”
の記憶領域が選択されれば(ステップ■:Y)、その記
憶領域にモードプログラムの登録が行われる(ステップ
■)。この登録が終了すると、液晶表示部112には所
定の時間(例えば2秒間〉登録終了の表示が行われる(
ステップ■)。
ーソル531で選択して設定キー119を押す(ステッ
プ■)。このとき、未登録の記憶領域例えば番号“3”
の記憶領域が選択されれば(ステップ■:Y)、その記
憶領域にモードプログラムの登録が行われる(ステップ
■)。この登録が終了すると、液晶表示部112には所
定の時間(例えば2秒間〉登録終了の表示が行われる(
ステップ■)。
第36図はこの登録終了表示の一例を表わしたものであ
る。液晶表示部112には、例えばICカードの2番目
の記憶領域からジョブメモリの3番目の記憶領域にモー
ドプログラムの登録が終了したことが表示されることに
なる。この後、ジョブメモリの登録状態が再び読み出さ
れ、その内容が表示される(ステップO)。この表示は
例えば6秒間行われ(ステップ■)、これにより第26
図のステップ■で説明した作業が終了する。
る。液晶表示部112には、例えばICカードの2番目
の記憶領域からジョブメモリの3番目の記憶領域にモー
ドプログラムの登録が終了したことが表示されることに
なる。この後、ジョブメモリの登録状態が再び読み出さ
れ、その内容が表示される(ステップO)。この表示は
例えば6秒間行われ(ステップ■)、これにより第26
図のステップ■で説明した作業が終了する。
第3・7図は第33図のステップ@で示した表示内容の
一例を表わしたものである。第35図と対比すると分る
ように、第3番目の記憶領域に対するモードプログラム
の格納が支障なく行われたことが表示されている。この
ような表示は省略することもできるが、オペレータに安
心感を与える意味でその存在意義は大きい。
一例を表わしたものである。第35図と対比すると分る
ように、第3番目の記憶領域に対するモードプログラム
の格納が支障なく行われたことが表示されている。この
ような表示は省略することもできるが、オペレータに安
心感を与える意味でその存在意義は大きい。
さて、ステップ■においてオペレータが既登録の記憶領
域を選択した場合には(N)、次の作業を選択させるた
めの選択枝が表示される(ステップ0)。
域を選択した場合には(N)、次の作業を選択させるた
めの選択枝が表示される(ステップ0)。
第38図はこの表示内容を表わしたものである。
液晶表示部112には、「該当箇所はデータが登録済み
です!」という注意表示と共に、登録を中止するか、あ
るいは該当する記憶領域にそのモードプログラムを重ね
書きするかの選択が表示される。重ね書きを行うという
ことは、前の記憶内容を後の記憶内容に置き換えること
である。カーソル531および設定キー119の操作に
よって重ね書きが指定された場合にはくステップ0.0
;Y)、ステップ■に移行し、該当する記憶領域に対す
るモードプログラムの登録が行われる。これに対して登
録の中止が選択された場合には(ステップ■;N)、第
26図のステップ0で説明した作業が終了する。
です!」という注意表示と共に、登録を中止するか、あ
るいは該当する記憶領域にそのモードプログラムを重ね
書きするかの選択が表示される。重ね書きを行うという
ことは、前の記憶内容を後の記憶内容に置き換えること
である。カーソル531および設定キー119の操作に
よって重ね書きが指定された場合にはくステップ0.0
;Y)、ステップ■に移行し、該当する記憶領域に対す
るモードプログラムの登録が行われる。これに対して登
録の中止が選択された場合には(ステップ■;N)、第
26図のステップ0で説明した作業が終了する。
(6−5−2)−括呼び出し
以上説明したようにこの複写機ではICカードをセット
すると登録されているモードプログラムが表示されて、
これから所望のものを選択するようにした。この実施例
の複写機は、その不揮発性メモリ121F(ジョブメモ
リ)にモードプログラム選択のための他の幾つかのプロ
グラムが格納されており、複写機をコピーモード以外の
特殊なモードに設定した状態でテンキー80の操作によ
ってこれらのモードに切り換えることができるようにな
っている。本実施例の複写機では、モードプログラム選
択のためのモードとして次のようなものが用意されてい
る。
すると登録されているモードプログラムが表示されて、
これから所望のものを選択するようにした。この実施例
の複写機は、その不揮発性メモリ121F(ジョブメモ
リ)にモードプログラム選択のための他の幾つかのプロ
グラムが格納されており、複写機をコピーモード以外の
特殊なモードに設定した状態でテンキー80の操作によ
ってこれらのモードに切り換えることができるようにな
っている。本実施例の複写機では、モードプログラム選
択のためのモードとして次のようなものが用意されてい
る。
(i)指定呼び出しモード
これは、先に説明したモードであり、これを選択すると
指定したモードプログラムの呼び出しが行われる。
指定したモードプログラムの呼び出しが行われる。
(ii )−括呼び出しモード
ICカード131に登録されている全モードプログラム
が一括して呼び出されるモードである。
が一括して呼び出されるモードである。
この場合には、呼び出されたモードプログラムはベース
マシン21側に格納され、次のステップでこれらのモー
ドプログラムの選択が行われることになる。ICカード
131側から幾つかのモードプログラムを呼び出して、
これらを逐次使用したり登録する場合にはこのモードを
選択することが便利である。
マシン21側に格納され、次のステップでこれらのモー
ドプログラムの選択が行われることになる。ICカード
131側から幾つかのモードプログラムを呼び出して、
これらを逐次使用したり登録する場合にはこのモードを
選択することが便利である。
(iii )優先呼び出しモード
優先的に1つのモードプログラムを呼び出し、複写機を
それによって指定された複写条件に設定したり、そのモ
ードプログラムをジョブメモリに登録するモードである
。例えば戸籍抄本の作成に優先使用される部門では、こ
のためのプログラムが優先的に呼び出されることが必讐
となる。優先呼び出しモードには、ICカード131の
1番の記憶領域に格納されたモードプログラムを無条件
に読み出す“1番選択”モードや、最も時間的に新しく
登録または更新されたモードプログラムを読み出す“最
新選択”モード、あるいは最も多く複写機によって呼び
出されたモードプログラムを読み出す“最多選択”モー
ドが存在する。
それによって指定された複写条件に設定したり、そのモ
ードプログラムをジョブメモリに登録するモードである
。例えば戸籍抄本の作成に優先使用される部門では、こ
のためのプログラムが優先的に呼び出されることが必讐
となる。優先呼び出しモードには、ICカード131の
1番の記憶領域に格納されたモードプログラムを無条件
に読み出す“1番選択”モードや、最も時間的に新しく
登録または更新されたモードプログラムを読み出す“最
新選択”モード、あるいは最も多く複写機によって呼び
出されたモードプログラムを読み出す“最多選択”モー
ドが存在する。
まず−括呼び出しモードについて説明を行う。
第39図は、この−括呼び出しモードにおける動作を説
明するためのものである。このモードではICカード1
31がICカード装置22にセットされてその適合性が
チエツクされたら(ステップ■、■)、液晶表示部11
2に[データー括呼び出し」の表示が行われる(ステッ
プ■)。そしてICカード131からすべてのモードプ
ログラム等の読み出しが行われる(ステップ■)。デー
タの読み出しがすべて終了すると、液晶表示部112に
は代って「どれを選択しますか」の表示が行われる(ス
テップ■、第27図〜第29図)。
明するためのものである。このモードではICカード1
31がICカード装置22にセットされてその適合性が
チエツクされたら(ステップ■、■)、液晶表示部11
2に[データー括呼び出し」の表示が行われる(ステッ
プ■)。そしてICカード131からすべてのモードプ
ログラム等の読み出しが行われる(ステップ■)。デー
タの読み出しがすべて終了すると、液晶表示部112に
は代って「どれを選択しますか」の表示が行われる(ス
テップ■、第27図〜第29図)。
オペレータが今回使用しようとする記憶領域の番号を指
定すると(ステップ■;Y)、現在行う作業が複写条件
の設定であるかジョブメモリへの登録であるかの判別が
行われる(ステップ■)。
定すると(ステップ■;Y)、現在行う作業が複写条件
の設定であるかジョブメモリへの登録であるかの判別が
行われる(ステップ■)。
複写条件の設定が行われる場合には(Y)、指定された
記憶領域のモードプログラムによって複写機の複写条件
か設定される。すなわち、その複写条件がコンソールパ
ネル28上に表示されて、液晶表示部112に「コピー
できます」の表示が行われ(ステップ■)、コンソール
パネル28の表示内容を変更しない限りその条件でコピ
ー作業を行なえる状態となる。
記憶領域のモードプログラムによって複写機の複写条件
か設定される。すなわち、その複写条件がコンソールパ
ネル28上に表示されて、液晶表示部112に「コピー
できます」の表示が行われ(ステップ■)、コンソール
パネル28の表示内容を変更しない限りその条件でコピ
ー作業を行なえる状態となる。
一方、ジョブメモリへの登録が行われる場合には(ステ
ップ■;N)、そのモードプログラムと同一のプログラ
ムがジョブメモリにすでに登録されているかどうかの判
別が行われる(ステップ@)。
ップ■;N)、そのモードプログラムと同一のプログラ
ムがジョブメモリにすでに登録されているかどうかの判
別が行われる(ステップ@)。
これについては、先に第1表と関連して説明した判別作
業が行われる。この結果、同一内容が登録されていた場
合には(Y)、「本体側に同一のデータが存在します!
」という注意表示が行われ、本体側への登録を中止させ
るか登録を実行させるかの選択がオペレータに要求され
る(ステップ0、第34図)。オペレータが設定キー1
19を押して「登録中止」を選択した場合には、ステッ
プ■に進む(ステップ■、@;Y)。これに対して「登
録実行」が選択された場合には(N)、登録作業が実行
される(ステップ■)。ステップ@で同一内容の登録が
行われていないと判別された場合も同様である。ステッ
プ■における登録作業は、先の第33図ステップ■〜ス
テップ■と同一であるので、その説明を省略する。
業が行われる。この結果、同一内容が登録されていた場
合には(Y)、「本体側に同一のデータが存在します!
」という注意表示が行われ、本体側への登録を中止させ
るか登録を実行させるかの選択がオペレータに要求され
る(ステップ0、第34図)。オペレータが設定キー1
19を押して「登録中止」を選択した場合には、ステッ
プ■に進む(ステップ■、@;Y)。これに対して「登
録実行」が選択された場合には(N)、登録作業が実行
される(ステップ■)。ステップ@で同一内容の登録が
行われていないと判別された場合も同様である。ステッ
プ■における登録作業は、先の第33図ステップ■〜ス
テップ■と同一であるので、その説明を省略する。
第39図におけるステップ■の登録作業が終了したら、
液晶表示部112に「コピーできます」の表示が行われ
(ステップ■)、コンソールパネル28の表示内容を変
更しない限りその条件でコピー作業が可能な状態となる
。
液晶表示部112に「コピーできます」の表示が行われ
(ステップ■)、コンソールパネル28の表示内容を変
更しない限りその条件でコピー作業が可能な状態となる
。
(6−5−3)優先呼び出し
第40図は、これに対して優先呼び出しモードの中の“
1番選択”モードが選択されている場合の動作を複写条
件の設定について表わしたものである。このモードでは
ICカード131がICカード装置22にセットされて
その適合性がチエツクされたら(ステップ■、■)、I
Cカード装置22はICカード131の記憶領域の1番
にモードプログラムが登録されているかどうかをチエツ
クする(ステップ■)。登録されていれば(Y)、その
モードプログラムが他の必要な制御プログラムと共に読
み出される(ステップ■)。そしてこれにより複写条件
が設定され(ステップ■)、液晶表示部112には「コ
ピーできます」の表示が行われる(ステップ■)。
1番選択”モードが選択されている場合の動作を複写条
件の設定について表わしたものである。このモードでは
ICカード131がICカード装置22にセットされて
その適合性がチエツクされたら(ステップ■、■)、I
Cカード装置22はICカード131の記憶領域の1番
にモードプログラムが登録されているかどうかをチエツ
クする(ステップ■)。登録されていれば(Y)、その
モードプログラムが他の必要な制御プログラムと共に読
み出される(ステップ■)。そしてこれにより複写条件
が設定され(ステップ■)、液晶表示部112には「コ
ピーできます」の表示が行われる(ステップ■)。
一方、ステップ■で記憶領域の1番に登録が行われてい
なかった場合には(N)、登録状態データと付加的制御
情報の受信が行われる。このうち登録状態データは、液
晶表示部112に表示される(ステップ■、第27図〜
第29図)。
なかった場合には(N)、登録状態データと付加的制御
情報の受信が行われる。このうち登録状態データは、液
晶表示部112に表示される(ステップ■、第27図〜
第29図)。
登録状態の表示が行われたら、オペレータの所望の複写
条件に対応するモードプログラムの記憶領域が選択され
る。これにより設定キー119が押されたら(ステップ
■)、カーソル531の指示する番号が読み出され、こ
れに対応する記憶領域(メモリ)にモードプログラムが
登録されているかどうかの判別が行われる(ステップ■
)。オペレータが過って未登録の番号を指定すれば(Y
)、第30図に示したような未登録表示が行われる(ス
テップ@)。ここでオペレータが「中止」を指定して設
定キー119を押すとくステップ■;Y)、第31図に
示したように「コピーできます」という表示が行われる
(ステップ■)。この場合、複写機はなんらのモードに
も設定されていないので、オペレータはコピー濃度やコ
ピー用紙のサイズ等を自分で設定する必要がある。
条件に対応するモードプログラムの記憶領域が選択され
る。これにより設定キー119が押されたら(ステップ
■)、カーソル531の指示する番号が読み出され、こ
れに対応する記憶領域(メモリ)にモードプログラムが
登録されているかどうかの判別が行われる(ステップ■
)。オペレータが過って未登録の番号を指定すれば(Y
)、第30図に示したような未登録表示が行われる(ス
テップ@)。ここでオペレータが「中止」を指定して設
定キー119を押すとくステップ■;Y)、第31図に
示したように「コピーできます」という表示が行われる
(ステップ■)。この場合、複写機はなんらのモードに
も設定されていないので、オペレータはコピー濃度やコ
ピー用紙のサイズ等を自分で設定する必要がある。
これに対して、オペレータが「番号変更」を選択して設
定キー119を押した場合には(N)、ステップ■に戻
って登録状態の再表示が行われる。
定キー119を押した場合には(N)、ステップ■に戻
って登録状態の再表示が行われる。
また、ステップ■で指定した番号が登録されたものであ
った場合には(ステップ■;N)、その番号の記憶領域
のモードプログラムがICカード131から読み出され
る(ステップ0)。そしてそのモードプログラムによる
複写条件の設定が行われることになる(ステップ■)。
った場合には(ステップ■;N)、その番号の記憶領域
のモードプログラムがICカード131から読み出され
る(ステップ0)。そしてそのモードプログラムによる
複写条件の設定が行われることになる(ステップ■)。
なお、ジョブメモリに登録する際に“1番選択″モード
で登録作業が行われる場合には、第40図のステップ■
の手前の段階で、ジョブメモリに同一プログラムが登録
されているかどうかのチエツク作業が行われることにな
る。これ以後の動作は第39図を参照されたい。
で登録作業が行われる場合には、第40図のステップ■
の手前の段階で、ジョブメモリに同一プログラムが登録
されているかどうかのチエツク作業が行われることにな
る。これ以後の動作は第39図を参照されたい。
第41図はこれに対して優先呼び出しモードにおける“
最新選択”モードが選択されている場合の動作を複写条
件の設定について表わしたものである。このモードでは
ICカード131がICカード装置22にセットされて
その適合性がチエツクされたら(ステップ■、■)、I
Cカード131にモードプログラムとして格納されてい
るプログラムのうち最も新しく登録あるいは更新された
プログラムが選択される(ステップ■)。そして、その
モードプログラムがICカード131から読み出され(
ステップ■)、複写条件の設定が行われて(ステップ■
)、「コピーできます」の表示が行われることになる(
ステップ■)。
最新選択”モードが選択されている場合の動作を複写条
件の設定について表わしたものである。このモードでは
ICカード131がICカード装置22にセットされて
その適合性がチエツクされたら(ステップ■、■)、I
Cカード131にモードプログラムとして格納されてい
るプログラムのうち最も新しく登録あるいは更新された
プログラムが選択される(ステップ■)。そして、その
モードプログラムがICカード131から読み出され(
ステップ■)、複写条件の設定が行われて(ステップ■
)、「コピーできます」の表示が行われることになる(
ステップ■)。
なお、ジョブメモリに登録する際に“最新選択”モード
で登録作業が行われる場合には、第41図のステップ■
の手前の段階で、ジョブメモリに同一プログラムが登録
されているかどうかのチエツク作業が行われることにな
る。これ以後の動作は同様に第39図を参照されたい。
で登録作業が行われる場合には、第41図のステップ■
の手前の段階で、ジョブメモリに同一プログラムが登録
されているかどうかのチエツク作業が行われることにな
る。これ以後の動作は同様に第39図を参照されたい。
このような“最新選択”モードの実行は、例えば先の第
1表に示す時間情報を利用することによって簡単に実現
することができる。第42図は“最新選択”モードの実
行を可能とするICカードのメモリ領域の他の例を表わ
したものである。
1表に示す時間情報を利用することによって簡単に実現
することができる。第42図は“最新選択”モードの実
行を可能とするICカードのメモリ領域の他の例を表わ
したものである。
このICカード131には、不揮発性メモリが備えられ
ており、そこに各モードプログラムの領域番号“1”〜
“N”別に、登録または更新の日時および複写機に対す
るプログラムの呼び出し回数が記録されるようになって
いる。例えば“1番”の領域は6月25日10時に登録
または更新が行われており、“3番”の領域は5月3日
の11時に登録または更新が行われている。“2番”の
領域に日時が書き込まれていないのは、所定の時間(例
えば6力月)を経たものなので、複写機にセットされた
時点でその時計機構と照合が行われた時点・で日時デー
タが消去されたためである。この第42図に示した例で
は、“1番”の領域が最新のモードプログラムというこ
とになり、これが優先して呼び出されることになる。
ており、そこに各モードプログラムの領域番号“1”〜
“N”別に、登録または更新の日時および複写機に対す
るプログラムの呼び出し回数が記録されるようになって
いる。例えば“1番”の領域は6月25日10時に登録
または更新が行われており、“3番”の領域は5月3日
の11時に登録または更新が行われている。“2番”の
領域に日時が書き込まれていないのは、所定の時間(例
えば6力月)を経たものなので、複写機にセットされた
時点でその時計機構と照合が行われた時点・で日時デー
タが消去されたためである。この第42図に示した例で
は、“1番”の領域が最新のモードプログラムというこ
とになり、これが優先して呼び出されることになる。
一方、複写機に対するプログラムの呼び出し回数は、複
写機が“最多選択”モードに設定されたときに使用され
るものである。この例では“3番”の領域が最も多く呼
び出されたことになり、“最多選択”モードではこの領
域が優先して呼び出されることになる。なお、複写機が
実際使用したモードプログラムに関するデータがICカ
ード131側にフィードバックするようなシステムでは
、ICカード装置22が現在のカウント数を読み出し、
使用したモードプログラムについて“1”を加算してI
Cカード131に書き込むようにすればよい。
写機が“最多選択”モードに設定されたときに使用され
るものである。この例では“3番”の領域が最も多く呼
び出されたことになり、“最多選択”モードではこの領
域が優先して呼び出されることになる。なお、複写機が
実際使用したモードプログラムに関するデータがICカ
ード131側にフィードバックするようなシステムでは
、ICカード装置22が現在のカウント数を読み出し、
使用したモードプログラムについて“1”を加算してI
Cカード131に書き込むようにすればよい。
“最多選択”モードに設定された場合における複写機の
制御は、第41図のステップ■の選択内容を「最新のプ
ログラムの選択」から「最も多く使用されるプログラム
の選択」に変更されるだけなので、その詳細な説明は省
略する。
制御は、第41図のステップ■の選択内容を「最新のプ
ログラムの選択」から「最も多く使用されるプログラム
の選択」に変更されるだけなので、その詳細な説明は省
略する。
なお、本実施例では優先呼び出しモードで1つのモード
プログラムを呼び出すことにしたが、優先順位を付けて
呼び出しを行い、この順位に従ってモードプログラムの
設定を行うようにしてもよい。
プログラムを呼び出すことにしたが、優先順位を付けて
呼び出しを行い、この順位に従ってモードプログラムの
設定を行うようにしてもよい。
第43図はICカードに格納された複数のモードプログ
ラムに優先順位を付けて読み出す手順を説明するための
ものである。ICカード131がセットされた状態でI
Cカード装置22はICカード131に優先順位が付け
られているかどうかの判別を行う(ステップ■)。優先
順位が付けられていなければ(N)、液晶表示部112
に「優先順位を付けるためにテンキーの“1”〜“5”
を最優先のものから順番に押して下さい」という表示が
行われる(ステップ■)。オペレータはこのときたとえ
一部の領域について未登録であっても、5つの領域すべ
てについて最優先のものから順に番号を入力する。キー
人力がすべて終了したら(ステップ■;Y)、液晶表示
部112にその順番が表示される(ステップ■)。この
後、所定の時間例えば6秒が経過したらこの指定された
優先順位に従ってICカード131からモードプログラ
ムの読み込みが開始される(ステップ■)。
ラムに優先順位を付けて読み出す手順を説明するための
ものである。ICカード131がセットされた状態でI
Cカード装置22はICカード131に優先順位が付け
られているかどうかの判別を行う(ステップ■)。優先
順位が付けられていなければ(N)、液晶表示部112
に「優先順位を付けるためにテンキーの“1”〜“5”
を最優先のものから順番に押して下さい」という表示が
行われる(ステップ■)。オペレータはこのときたとえ
一部の領域について未登録であっても、5つの領域すべ
てについて最優先のものから順に番号を入力する。キー
人力がすべて終了したら(ステップ■;Y)、液晶表示
部112にその順番が表示される(ステップ■)。この
後、所定の時間例えば6秒が経過したらこの指定された
優先順位に従ってICカード131からモードプログラ
ムの読み込みが開始される(ステップ■)。
一方、ステップ■の段階でICカード131にすでに優
先順位が付けられていた場合には(Y)、そのままその
優先順位に従ってモードプログラムの読み込みが行われ
ることになる(ステップ■)。
先順位が付けられていた場合には(Y)、そのままその
優先順位に従ってモードプログラムの読み込みが行われ
ることになる(ステップ■)。
(6−6)データの流れ
第26図のステップ■で登録状態データ等の受信につい
て説明したが、ICカード131に付加的制御情報が登
録されているような場合には、ICカード131からベ
ースマシン21側に比較的大容量のデータが伝送される
ことになる。そこでこの実施例の複写機では、このよう
なデータの伝送を短時間に行なえるように大容量転送の
モードを設定し、このモードの下でデータの伝送を行う
ようになっている。
て説明したが、ICカード131に付加的制御情報が登
録されているような場合には、ICカード131からベ
ースマシン21側に比較的大容量のデータが伝送される
ことになる。そこでこの実施例の複写機では、このよう
なデータの伝送を短時間に行なえるように大容量転送の
モードを設定し、このモードの下でデータの伝送を行う
ようになっている。
第44図はこの大容量伝送によるベースマシン21側に
対するデータの書き込み作業を説明するためのものであ
る。ICカード1’31をICカード装置22にセット
すると、ベースマシン21はこれを検知し、所定のタイ
ミングでデータの読み込みを開始する(第26図ステッ
プ■)。このとき、192008PS(ビット/秒)の
転送速度でICカード131からICカード装置22に
データの転送が行われる。ICカード装置22ではこれ
を96008PSの速度に変換し、シリアルデータとし
てメインC’PU121に大容量転送を行う。ここで大
容量転送とは、メインCPU121がベースマシン21
側の複写制御を行っていない状態で各付加装置との間の
データ交換を一時的に中断して、ICカード装置22と
の間でデータの転送に専念することをいう。
対するデータの書き込み作業を説明するためのものであ
る。ICカード1’31をICカード装置22にセット
すると、ベースマシン21はこれを検知し、所定のタイ
ミングでデータの読み込みを開始する(第26図ステッ
プ■)。このとき、192008PS(ビット/秒)の
転送速度でICカード131からICカード装置22に
データの転送が行われる。ICカード装置22ではこれ
を96008PSの速度に変換し、シリアルデータとし
てメインC’PU121に大容量転送を行う。ここで大
容量転送とは、メインCPU121がベースマシン21
側の複写制御を行っていない状態で各付加装置との間の
データ交換を一時的に中断して、ICカード装置22と
の間でデータの転送に専念することをいう。
この大容量転送については、本特許出願人が昭和62年
4月22日に「シリアル通信制御方法」という名称で出
願した特願昭62−097440号に詳細な開示がある
。
4月22日に「シリアル通信制御方法」という名称で出
願した特願昭62−097440号に詳細な開示がある
。
メインCPL1121に送られたICカード131の付
加プログラムは、RAM121Hに格納さ・れる。そし
て、ROM121Dに格納されているデータと併せて複
写機の動作制御用のプログラムとなる。
加プログラムは、RAM121Hに格納さ・れる。そし
て、ROM121Dに格納されているデータと併せて複
写機の動作制御用のプログラムとなる。
(6−7)データの登録
第45図は、ICカードに対して複写機の現在設定され
ていφ複写条件すなわちコンソールパネル28上に現在
表示されている複写条件を登録するための作業を説明す
るためのものである。
ていφ複写条件すなわちコンソールパネル28上に現在
表示されている複写条件を登録するための作業を説明す
るためのものである。
・ 第24図のステップ■で「カード登録」のモードに
設定されたら、液晶表示部112に「カードをセットし
て下さい」という表示が行われる(ステップ■)。オペ
レータがICカード131をICカード装置22にセッ
トすると(ステップ■;Y)、ICカード装置22はI
Cカード131から登録状態データと付加的制御情報を
受信する(ステップ■)。付加的制御情報も受信するこ
とにしたのは、データの登録作業モード以降にコピー作
業が行われることがあるので、複写機の機能を向上ある
いは変更しておく必要があるからである。登録状態デー
タは、第27図に示すように液晶表示部112に表示さ
れる(ステップ■)。
設定されたら、液晶表示部112に「カードをセットし
て下さい」という表示が行われる(ステップ■)。オペ
レータがICカード131をICカード装置22にセッ
トすると(ステップ■;Y)、ICカード装置22はI
Cカード131から登録状態データと付加的制御情報を
受信する(ステップ■)。付加的制御情報も受信するこ
とにしたのは、データの登録作業モード以降にコピー作
業が行われることがあるので、複写機の機能を向上ある
いは変更しておく必要があるからである。登録状態デー
タは、第27図に示すように液晶表示部112に表示さ
れる(ステップ■)。
登録状態の表示が行われたら、オペレータは複写条件の
登録を行う記憶領域を選択する。これにより設定キー1
19が押されたらくステップ■)、カーソル531の指
示する番号が読み出され、これに対応する記憶領域(メ
モリ)にモードプログラムが登録されているかどうかの
判別が行われる(ステップ■)。オペレータが過って既
登録の番号“2”を指定したとすると(N)、rカード
のメモリ2は登録済みです」という文章等の表示が行わ
れる(ステップ■)。
登録を行う記憶領域を選択する。これにより設定キー1
19が押されたらくステップ■)、カーソル531の指
示する番号が読み出され、これに対応する記憶領域(メ
モリ)にモードプログラムが登録されているかどうかの
判別が行われる(ステップ■)。オペレータが過って既
登録の番号“2”を指定したとすると(N)、rカード
のメモリ2は登録済みです」という文章等の表示が行わ
れる(ステップ■)。
第46図はこのような表示の一例を表わしたものである
。この表示状態でオペレータは、「中止」、「重ね書き
」、「番号変更」および「メモリグリア」のうちの1つ
をカーソル535で選択することができる。ここでオペ
レータが「中止」を指定して設定キー119を押した場
合には(ステップ■;Y)、第31図に示したように「
コピーできます」という表示が行われる(ステップ■)
。
。この表示状態でオペレータは、「中止」、「重ね書き
」、「番号変更」および「メモリグリア」のうちの1つ
をカーソル535で選択することができる。ここでオペ
レータが「中止」を指定して設定キー119を押した場
合には(ステップ■;Y)、第31図に示したように「
コピーできます」という表示が行われる(ステップ■)
。
これに対して、オペレータが「重ね書き」を選択して設
定キー119を押した場合には(N)、コンソールパネ
ル28に現在設定されている複写条件とカーソル531
によって指定された領域の番号をICカード131に向
けて送信する(ステップ■)。そして、この送信作業が
完了したら、第47図に示すように登録完了表示を液晶
表示部112に所定時間表示しくステップ0)、この後
ステップ■の表示を行う。この場合、「コピーできます
」という表示と「登録しました」という表示を同時に行
うようにしてもよいし、例えば1秒ずつ交互に繰り返し
て表示するようにしてもよい。
定キー119を押した場合には(N)、コンソールパネ
ル28に現在設定されている複写条件とカーソル531
によって指定された領域の番号をICカード131に向
けて送信する(ステップ■)。そして、この送信作業が
完了したら、第47図に示すように登録完了表示を液晶
表示部112に所定時間表示しくステップ0)、この後
ステップ■の表示を行う。この場合、「コピーできます
」という表示と「登録しました」という表示を同時に行
うようにしてもよいし、例えば1秒ずつ交互に繰り返し
て表示するようにしてもよい。
オペレータが「番号変更」を選択して設定キー119を
押した場合には(ステップ@;Y)、ステップ■に戻っ
て登録状態の表示が行われ、記憶領域の番号を再指定す
る機会が与えられる。また、これ以外の場合、すなわち
「メモリクリア」が指定された場合にはくステップ■;
N)、その記憶領域の内容がクリアされる(ステップ0
)。これは、データの登録作業で消去作業も併せて行な
えるようにしたからである。該当する記憶領域の内容が
クリアされたら、第48図に示すようにクリア完了の表
示が行われる(ステップ0)。この後、「コピーできま
す」という表示が行われる(ステップ■)。
押した場合には(ステップ@;Y)、ステップ■に戻っ
て登録状態の表示が行われ、記憶領域の番号を再指定す
る機会が与えられる。また、これ以外の場合、すなわち
「メモリクリア」が指定された場合にはくステップ■;
N)、その記憶領域の内容がクリアされる(ステップ0
)。これは、データの登録作業で消去作業も併せて行な
えるようにしたからである。該当する記憶領域の内容が
クリアされたら、第48図に示すようにクリア完了の表
示が行われる(ステップ0)。この後、「コピーできま
す」という表示が行われる(ステップ■)。
なお、データの重ね書きやクリアは前のデータを消去す
るという作業であり、慎重を要する。従ってデータのク
リアを例にとると、クリアを実行するために設定キー1
19が押された段階で第49図に示すようにクリアの確
認表示を行い、再度設定キー119が押されることを条
件としてデータの処理を行うようにしてもよい。
るという作業であり、慎重を要する。従ってデータのク
リアを例にとると、クリアを実行するために設定キー1
19が押された段階で第49図に示すようにクリアの確
認表示を行い、再度設定キー119が押されることを条
件としてデータの処理を行うようにしてもよい。
ステップ■に戻って、カーソル531によって指定され
た記憶領域が未登録であった場合には(Y)、ステップ
0に進む。すなわちコンソールパネル28に現在設定さ
れている複写条件とカーソル531によって指定された
領域の番号をICカード131に向けて送信し、登録作
業を行う。
た記憶領域が未登録であった場合には(Y)、ステップ
0に進む。すなわちコンソールパネル28に現在設定さ
れている複写条件とカーソル531によって指定された
領域の番号をICカード131に向けて送信し、登録作
業を行う。
なお、ここでは複写機のコンソールパネル28上に表示
されている複写条件をICカードに登録する場合につい
て説明した。この実施例の複写機ではこの他、ペースマ
シン21側のRAM121Fに登録されている1または
複数のモードプログラムをICカード131に登録する
ことも可能である。これについては後に説明する。
されている複写条件をICカードに登録する場合につい
て説明した。この実施例の複写機ではこの他、ペースマ
シン21側のRAM121Fに登録されている1または
複数のモードプログラムをICカード131に登録する
ことも可能である。これについては後に説明する。
またここでは、ICカード131からジョブメモリへの
登録と異なり、同一のモードプログラムの重複登録を防
止するためのチエツク作業を行っていない。これはIC
カード131側で幾つかの似たモードプログラムを作成
する場合に基本となるプログラムを複数登録することが
考えられることと、ベースマシン21側のジョブメモリ
と異なり登録領域の管理をそれほど厳格にしなくてよい
ことを配慮し、操作手順の簡素化を図ったものである。
登録と異なり、同一のモードプログラムの重複登録を防
止するためのチエツク作業を行っていない。これはIC
カード131側で幾つかの似たモードプログラムを作成
する場合に基本となるプログラムを複数登録することが
考えられることと、ベースマシン21側のジョブメモリ
と異なり登録領域の管理をそれほど厳格にしなくてよい
ことを配慮し、操作手順の簡素化を図ったものである。
もちろん、重複登録を防止するためのチエツク作業を行
うようにしてもよい。
うようにしてもよい。
(6−8)プログラムのサイズ
さて、以上説明したように本実施例の複写機は携帯可能
な記憶媒体としてICカードを使用することができる。
な記憶媒体としてICカードを使用することができる。
ICカードはその記憶容量が比較的大きいため、本実施
例ではこれを積極的に活用するために複写機の種々の制
御を行うためのプロダラムとして付加的制御情報の格納
も行うようにしていることはすでに説明した。
例ではこれを積極的に活用するために複写機の種々の制
御を行うためのプロダラムとして付加的制御情報の格納
も行うようにしていることはすでに説明した。
次の第2表は、ICカード131に記憶することのでき
るプログラムの種類とそれぞれのプログラムの記憶に要
するメモリの量の最大値を、一部のプログラムについて
表わしたものである。各複写機では、現在使用される付
加装置や将来の発展性等を考慮して、必要なプログラム
を選択し、ICカード131に書き込むことになる。本
実施例のICカード131はすでに説明したようにその
容量が32にバイトなので、格納するプログラムの数が
多い場合等の場合には、必要により複数枚のICカード
が用意され、ICカード装置22からこれらが順にロー
ドされたり、複数のICカード装置が用意されることに
なる。もちろん、より大容量のICカードを使用しても
よいし、ICカードを使用目的別に細分して必要となる
付加的制御情報を相対的に減少させるようにしてもよい
。
るプログラムの種類とそれぞれのプログラムの記憶に要
するメモリの量の最大値を、一部のプログラムについて
表わしたものである。各複写機では、現在使用される付
加装置や将来の発展性等を考慮して、必要なプログラム
を選択し、ICカード131に書き込むことになる。本
実施例のICカード131はすでに説明したようにその
容量が32にバイトなので、格納するプログラムの数が
多い場合等の場合には、必要により複数枚のICカード
が用意され、ICカード装置22からこれらが順にロー
ドされたり、複数のICカード装置が用意されることに
なる。もちろん、より大容量のICカードを使用しても
よいし、ICカードを使用目的別に細分して必要となる
付加的制御情報を相対的に減少させるようにしてもよい
。
(以下余白)
第2表
ここでCRTデイスプレィを用いたコンソールパネルと
は、第2図には示していないがCRTと簡単なコンソー
ルパネルあるいは操作盤を複写機に取り付けたものであ
る。−例としてコピー濃度を設定する場合には、濃度別
に用意された複数のマークをCRT上に表示し、シフト
キーやカーソルキーを用いてコピー濃度を選択するよう
にする。
は、第2図には示していないがCRTと簡単なコンソー
ルパネルあるいは操作盤を複写機に取り付けたものであ
る。−例としてコピー濃度を設定する場合には、濃度別
に用意された複数のマークをCRT上に表示し、シフト
キーやカーソルキーを用いてコピー濃度を選択するよう
にする。
また5ADHとは、原稿の半自動送り装置である。この
5ADHの一端に原稿を手差しすると所定のタイミング
でプラテンガラスの所定位置までこれが搬送され、露光
終了後に原稿排紙トレイに排出する。戸籍の原本等の書
類は作成が明治時代のように大変古いものがあり、また
一部破損、しているものもある。このような書類は、A
DF23やDADF 24よりも5ADHによって給送
することが書類の保存上好ましい場合が多い。
5ADHの一端に原稿を手差しすると所定のタイミング
でプラテンガラスの所定位置までこれが搬送され、露光
終了後に原稿排紙トレイに排出する。戸籍の原本等の書
類は作成が明治時代のように大変古いものがあり、また
一部破損、しているものもある。このような書類は、A
DF23やDADF 24よりも5ADHによって給送
することが書類の保存上好ましい場合が多い。
この第2表には示していないが例えばソータの他にフィ
ニッシャのプログラムを複写機本体に格納するようにす
れば、フィニッシャの購入者がこれを複写機本体に取り
つけることもできる。ここでフィニッシャとは、コピー
用紙のソーティングを行うばかりでなく、ソーティング
終了後に各ビンにスタックされたコピー用紙をステープ
ラで自動的に綴じる機能を持った装置である。
ニッシャのプログラムを複写機本体に格納するようにす
れば、フィニッシャの購入者がこれを複写機本体に取り
つけることもできる。ここでフィニッシャとは、コピー
用紙のソーティングを行うばかりでなく、ソーティング
終了後に各ビンにスタックされたコピー用紙をステープ
ラで自動的に綴じる機能を持った装置である。
(6−9)プログラムの転送
第50図を基にして追加的制御情報としてのプログラム
の転送について更に詳しく説明する。制御プログラムの
転送は、万一これにミスがあると複写機の動作に異常を
来すので、本実施例の複写機ではこれに対する十分な配
慮が行われている。
の転送について更に詳しく説明する。制御プログラムの
転送は、万一これにミスがあると複写機の動作に異常を
来すので、本実施例の複写機ではこれに対する十分な配
慮が行われている。
さて、ICカード131をICカード装置22にセット
すると、ペースマシン21はこれを検知し、所定のタイ
ミングでデータの読み込みを開始する。このとき、19
200BPS(ビフト/秒)の転送速度でICカード1
31からICカード装置22にデータの転送が行われる
。ICカード装置22ではこれを所定単位だけRA’M
511(第23図)に格納した後、データのエラーチエ
ツクを行う。そして、転送されてきたデータに誤りがな
いときには、これを96008PSの速度に変換し、シ
リアルデータとしてメインCPU121に大容量転送を
行う。ここで大容量転送とは、メインCPLI l 2
1がベースマシン21側の複写制御を行っていない状態
で各付加装置との間のデータ交換を一時的に中断して、
ICカード装置22との間でデータの転送に専念するこ
とをいう。
すると、ペースマシン21はこれを検知し、所定のタイ
ミングでデータの読み込みを開始する。このとき、19
200BPS(ビフト/秒)の転送速度でICカード1
31からICカード装置22にデータの転送が行われる
。ICカード装置22ではこれを所定単位だけRA’M
511(第23図)に格納した後、データのエラーチエ
ツクを行う。そして、転送されてきたデータに誤りがな
いときには、これを96008PSの速度に変換し、シ
リアルデータとしてメインCPU121に大容量転送を
行う。ここで大容量転送とは、メインCPLI l 2
1がベースマシン21側の複写制御を行っていない状態
で各付加装置との間のデータ交換を一時的に中断して、
ICカード装置22との間でデータの転送に専念するこ
とをいう。
メインCPU121に送られたICカード131のプロ
グラムは、RAM121Eに格納される。
グラムは、RAM121Eに格納される。
そしてBCC方式によるエラーチエツクが行われた後、
ROM121D内に格納されている所定のプログラムに
沿って「使用可能」な状態にある付加装置に対する各種
制御が行われることになる。
ROM121D内に格納されている所定のプログラムに
沿って「使用可能」な状態にある付加装置に対する各種
制御が行われることになる。
ROM121Dに格納されているプログラムには、ジョ
ブ管理プログラム、タスク管理プログラム、入出力デー
タ制御プログラム等がある。ここでジョブ管理プログラ
ムとは、RAM121Eに格納されているプログラムの
ジョブ実行順序を管理するプログラムである。また、タ
スク管理プログラムとは、独立に実行可能な仕事の最小
単位として・のタスクの生成と消滅を行うプログラムで
ある。更に、入出力データ制御プログラムとは、ICカ
ード131内にあるデータをRAM121E上に移動す
るためのプログラムである。
ブ管理プログラム、タスク管理プログラム、入出力デー
タ制御プログラム等がある。ここでジョブ管理プログラ
ムとは、RAM121Eに格納されているプログラムの
ジョブ実行順序を管理するプログラムである。また、タ
スク管理プログラムとは、独立に実行可能な仕事の最小
単位として・のタスクの生成と消滅を行うプログラムで
ある。更に、入出力データ制御プログラムとは、ICカ
ード131内にあるデータをRAM121E上に移動す
るためのプログラムである。
ICカード131には、各種付加装置のプログラムの他
にエディタパッド132によって読まれた座標データ等
の各種データも格納することができる。このうち、各種
付加装置のプログラムはRAM121Eまたは装置によ
っては不揮発性メモ!7121F(第7図)に設けられ
たプログラム記憶領域に格納され、各種データはRAM
121E(不揮発性メモリ121F)のデータ記憶領域
に書き込まれることになる。
にエディタパッド132によって読まれた座標データ等
の各種データも格納することができる。このうち、各種
付加装置のプログラムはRAM121Eまたは装置によ
っては不揮発性メモ!7121F(第7図)に設けられ
たプログラム記憶領域に格納され、各種データはRAM
121E(不揮発性メモリ121F)のデータ記憶領域
に書き込まれることになる。
なお、以上ICカード131から複写機本体に対するデ
ータの流れを説明したが、複写機本体に蓄えられたデー
タをICカード131に書き込む場合にもこれと同様な
大容量転送が行われる。
ータの流れを説明したが、複写機本体に蓄えられたデー
タをICカード131に書き込む場合にもこれと同様な
大容量転送が行われる。
(6−10)登録された複写条件の転送すでに説明した
ようにこの実施例の複写機はその不揮発性メモリ121
F(第7図)にモードプログラムを複数登録できるよう
になっている。このモードプログラムは、第24図で説
明した呼び出しモードで呼び出すことができ、その中か
ら所望のものを選択することで複写機を最適の複写条件
に設定することができる。すなわち、ICカード131
をICカード装置22にセットしてその中からモードプ
ログラムを選択したと同様に、典型的な複写条件を簡易
に設定することができる。
ようにこの実施例の複写機はその不揮発性メモリ121
F(第7図)にモードプログラムを複数登録できるよう
になっている。このモードプログラムは、第24図で説
明した呼び出しモードで呼び出すことができ、その中か
ら所望のものを選択することで複写機を最適の複写条件
に設定することができる。すなわち、ICカード131
をICカード装置22にセットしてその中からモードプ
ログラムを選択したと同様に、典型的な複写条件を簡易
に設定することができる。
もちろん、複写機側に用意されたモードプログラムは各
人にある程度共通したプログラムであることが好ましい
。つまり個人的に使用するやや特殊な複写条件について
のモードプログラムはICカード等の記憶媒体に格納し
て個人あるいはグループ単位で管理させ、典型的な複写
条件のモードプログラムについては複写機自体に格納し
ておいて、ICカード131を所有していない者もこれ
を直接使用したり、コンソールパネル28あるいは27
上に表示させた後に簡単な修正を行って使用できるよう
にすることが好ましい。
人にある程度共通したプログラムであることが好ましい
。つまり個人的に使用するやや特殊な複写条件について
のモードプログラムはICカード等の記憶媒体に格納し
て個人あるいはグループ単位で管理させ、典型的な複写
条件のモードプログラムについては複写機自体に格納し
ておいて、ICカード131を所有していない者もこれ
を直接使用したり、コンソールパネル28あるいは27
上に表示させた後に簡単な修正を行って使用できるよう
にすることが好ましい。
ところで、以上の説明からはICカード131に登録す
るモードプログラムはあくまで個人がコンソールパネル
28あるいは27上に“個人的”に設定したプログラム
に限られるように思われる。
るモードプログラムはあくまで個人がコンソールパネル
28あるいは27上に“個人的”に設定したプログラム
に限られるように思われる。
このような観点からすれば、第45図で説明した登録形
態が存在すれば、複写機からICカード131への登録
は充分なように思われる。しかしながら、例えば次のよ
うな要請があり、本実施例の複写機ではベースマシン2
1にすでに登録されたモードプログラムについてもIC
カード131に登録できるようにしている。
態が存在すれば、複写機からICカード131への登録
は充分なように思われる。しかしながら、例えば次のよ
うな要請があり、本実施例の複写機ではベースマシン2
1にすでに登録されたモードプログラムについてもIC
カード131に登録できるようにしている。
(i)新しく設置した複写機に、すでに設置されている
複写機と同様のモードプログラムを格納する必要がある
場合。
複写機と同様のモードプログラムを格納する必要がある
場合。
この場合には、新しいICカード131に既存の複写機
のモードプログラムを書き込み、これを新設された複写
機に読み込むようにすればよい。
のモードプログラムを書き込み、これを新設された複写
機に読み込むようにすればよい。
(ii)ICカード131の複製を作成するとき。
例えばあるグループでICカード131を1枚所有して
いたのを、紛失が生じる場合、を考慮して、あるいは複
数の人が所有できるようにするために複数枚複製を行う
必要が生じる場合がある。このような場合には、必要な
モードプログラムを一度複写機に格納し、これを新たな
ICカードに対して必要な枚数だけ読み出すようにすれ
ばよい。
いたのを、紛失が生じる場合、を考慮して、あるいは複
数の人が所有できるようにするために複数枚複製を行う
必要が生じる場合がある。このような場合には、必要な
モードプログラムを一度複写機に格納し、これを新たな
ICカードに対して必要な枚数だけ読み出すようにすれ
ばよい。
第51図は複写機側に登録された複写条件をICカード
側に登録するための作業を表わしたものである。
側に登録するための作業を表わしたものである。
第45図でも説明したように、第24図のステップ■で
「カード登録」のモードに設定されたら、液晶表示部1
12に[カードをセットして下さい」という表示が行わ
れる(ステップ■)。このとき、第5図に示した割り込
みボタン115を押すと(ステップ■;Y)、複写機側
に登録された複写条件をICカード側に登録するための
モードとなり、液晶表示部112には第52図に示すよ
うに、「モードプログラム;カードをセットして下さい
」という表示が行われる(ステップ■)。
「カード登録」のモードに設定されたら、液晶表示部1
12に[カードをセットして下さい」という表示が行わ
れる(ステップ■)。このとき、第5図に示した割り込
みボタン115を押すと(ステップ■;Y)、複写機側
に登録された複写条件をICカード側に登録するための
モードとなり、液晶表示部112には第52図に示すよ
うに、「モードプログラム;カードをセットして下さい
」という表示が行われる(ステップ■)。
これに対して、割り込みボタン115を押すことなくI
Cカード装置22にICカード131をセットすると(
ステップ■;Y)、第45図で説明した登録すなわちコ
ンソールパネル28に表示されている複写機の現状の複
写条件の登録が行われる(ステップ■)。
Cカード装置22にICカード131をセットすると(
ステップ■;Y)、第45図で説明した登録すなわちコ
ンソールパネル28に表示されている複写機の現状の複
写条件の登録が行われる(ステップ■)。
さて、ステップ■の表示が行われたら、オペレータはこ
の登録を行うならICカード131をICカード装置2
2にセットする(ステップ■;Y)。これに対して、割
り込みボタン115を過って押した場合には、ストップ
クリアボタン116(第5図)を押す。これにより複写
機は元の状態に戻り、液晶表示部112には「コピーで
きます」の表示が行われる(ステップ■)。
の登録を行うならICカード131をICカード装置2
2にセットする(ステップ■;Y)。これに対して、割
り込みボタン115を過って押した場合には、ストップ
クリアボタン116(第5図)を押す。これにより複写
機は元の状態に戻り、液晶表示部112には「コピーで
きます」の表示が行われる(ステップ■)。
オペレータがステップ■の段階でICカード131をセ
ットしたら(Y)、ICカード131およびベースマシ
ン21双方の登録状態データが抽出され(ステップ■)
、その内容が液晶表示部112に表示される(ステップ
@)。
ットしたら(Y)、ICカード131およびベースマシ
ン21双方の登録状態データが抽出され(ステップ■)
、その内容が液晶表示部112に表示される(ステップ
@)。
第53図および第54図は、このときの液晶表示部の表
示例を表わしたものである。これらの図に示すように、
液晶表示部112の左上にはICカード131のモード
プログラムの登録状態が示され、右上にはベースマシン
21側のモードプログラムの登録状態が示される。第5
3図に示した例では、ICカード131の全部の記憶領
域が空きでアリ、ベースマシン2HFIは5つのモード
プログラムが登録されている。すなわち、この例ではI
Cカード装置22にセットされたICカード131は未
登録の新しいカードであると推察される。
示例を表わしたものである。これらの図に示すように、
液晶表示部112の左上にはICカード131のモード
プログラムの登録状態が示され、右上にはベースマシン
21側のモードプログラムの登録状態が示される。第5
3図に示した例では、ICカード131の全部の記憶領
域が空きでアリ、ベースマシン2HFIは5つのモード
プログラムが登録されている。すなわち、この例ではI
Cカード装置22にセットされたICカード131は未
登録の新しいカードであると推察される。
これに対して、第54図に示した例ではICカード13
1の4番目の記憶領域にすでにモードプログラムが登録
されており、ベースマシン21側すなわち複写機本体側
の2番目の記憶領域にはモードプログラムが登録されて
いない。
1の4番目の記憶領域にすでにモードプログラムが登録
されており、ベースマシン21側すなわち複写機本体側
の2番目の記憶領域にはモードプログラムが登録されて
いない。
オペレータは、液晶表示部112に表示された登録状態
を参考にしながら、カーソル531を「カード消去全部
登録」、「−括登録」あるいは「個別登録」のいずれか
に合わせ、設定キー119を押すことになる。
を参考にしながら、カーソル531を「カード消去全部
登録」、「−括登録」あるいは「個別登録」のいずれか
に合わせ、設定キー119を押すことになる。
まず、「カード消去全部登録」が選択された場合(ステ
ップ0;Y)を説明する。この場合には、ICカード1
31側にたとえモードプログラムが登録されていても、
これを消去してベースマシン21側に登録されているモ
ードプログラムすべての登録を行う(ステップ0)。
ップ0;Y)を説明する。この場合には、ICカード1
31側にたとえモードプログラムが登録されていても、
これを消去してベースマシン21側に登録されているモ
ードプログラムすべての登録を行う(ステップ0)。
次に、「−括登録」が選択された場合を説明する。この
場合(ステップ■;Y)には、ICカード131側に空
の記憶領域があることを前提として、その範囲内でベー
スマシン21側のモードプログラムをその若い順番に登
録する(ステップ■)。
場合(ステップ■;Y)には、ICカード131側に空
の記憶領域があることを前提として、その範囲内でベー
スマシン21側のモードプログラムをその若い順番に登
録する(ステップ■)。
第53図に示した例では、「カード消去全部登録」が選
択されても「−括登録」が選択されても、共にベースマ
シン21側のモードプログラムが5つとも登録されるが
、第54図に示した例では前者の場合にはICカード1
3104番目の記憶領域に登録されていたモードプログ
ラムが消去されてしまう。また、若い順番に登録するの
で、例えばベースマシン21側に5つのモードプログラ
ムが登録されており、ICカード131側に第54図に
示すように1つのモードプログラムが登録されていた場
合には、ベースマシン21側の第5番目のモードプログ
ラムは登録されないことになる。
択されても「−括登録」が選択されても、共にベースマ
シン21側のモードプログラムが5つとも登録されるが
、第54図に示した例では前者の場合にはICカード1
3104番目の記憶領域に登録されていたモードプログ
ラムが消去されてしまう。また、若い順番に登録するの
で、例えばベースマシン21側に5つのモードプログラ
ムが登録されており、ICカード131側に第54図に
示すように1つのモードプログラムが登録されていた場
合には、ベースマシン21側の第5番目のモードプログ
ラムは登録されないことになる。
若い順番に登録する代わりに、登録あるいは更新が最近
行われたものから登録を行ってもよいし、最も多く使用
しているモードプログラムから登録を行うようにしても
よい。
行われたものから登録を行ってもよいし、最も多く使用
しているモードプログラムから登録を行うようにしても
よい。
最後に「個別登録」が選択される場合を説明する。この
場合(ステップ@;Y)には、例えば第29図に示した
ような表示が液晶表示部112に行われ、記憶領域(皿
)ごとに指定して、ICカード131への登録が行われ
る(ステップ■)。
場合(ステップ@;Y)には、例えば第29図に示した
ような表示が液晶表示部112に行われ、記憶領域(皿
)ごとに指定して、ICカード131への登録が行われ
る(ステップ■)。
従って、例えば第3番目と第4番目の記憶領域を登録す
る場合には、最初に一方を指定して登録を行い、次に残
りを指定して同様の登録作業を行うことになる。
る場合には、最初に一方を指定して登録を行い、次に残
りを指定して同様の登録作業を行うことになる。
このようにして、モードプログラムをICカード131
側に登録したら、登録されたモードプログラムの番号が
液晶表示部112に表示される(ステップ0)。この表
示は6秒間だけ行われ、続いて「コピーできます」とい
う表示が行われる(ステップ■)。
側に登録したら、登録されたモードプログラムの番号が
液晶表示部112に表示される(ステップ0)。この表
示は6秒間だけ行われ、続いて「コピーできます」とい
う表示が行われる(ステップ■)。
(7)戸籍抄本作成時の制御
(7−1)戸籍抄本作成の形態
この実施例の複写機には、戸籍原本から基本欄および抄
本として抽出すべき欄(抽出部)を抽出し、所望の戸籍
抄本を容易に作成し得る機能が設けられている。なお、
以下の説明では、戸籍原本上の所定の基本欄と抽出部の
座標データをエディタパッド132により指定し、これ
に基づいて基本欄と抽出部とを互いに連続する位置に移
動して戸籍抄本の作成を行う場合について述べる。
本として抽出すべき欄(抽出部)を抽出し、所望の戸籍
抄本を容易に作成し得る機能が設けられている。なお、
以下の説明では、戸籍原本上の所定の基本欄と抽出部の
座標データをエディタパッド132により指定し、これ
に基づいて基本欄と抽出部とを互いに連続する位置に移
動して戸籍抄本の作成を行う場合について述べる。
第55図および第56図は、戸籍抄本が作成される2つ
の場合を表わしたものである。このうち第55図では原
本11の1ページ目の中に基本欄と抽出部とが共に存在
する場合を示している。例えば戸籍の多くは第2子から
第5子までを戸籍の筆頭者と同一の原稿に記載している
。従って、これらの子供や夫婦の一方の戸籍抄本を作成
する場合には、1枚の原稿を基にして戸籍抄本が作成さ
れることになる。この場合には、同図aに示すように基
本欄が基本領域として指定され、抽出部が従属領域とし
て指定される。そして、同図すに示すように基本欄はコ
ピー用紙60の所定位置に記録され、抽出部はこの基本
欄に隣接するように移動して記録される。
の場合を表わしたものである。このうち第55図では原
本11の1ページ目の中に基本欄と抽出部とが共に存在
する場合を示している。例えば戸籍の多くは第2子から
第5子までを戸籍の筆頭者と同一の原稿に記載している
。従って、これらの子供や夫婦の一方の戸籍抄本を作成
する場合には、1枚の原稿を基にして戸籍抄本が作成さ
れることになる。この場合には、同図aに示すように基
本欄が基本領域として指定され、抽出部が従属領域とし
て指定される。そして、同図すに示すように基本欄はコ
ピー用紙60の所定位置に記録され、抽出部はこの基本
欄に隣接するように移動して記録される。
第56図の場合には、抽出部が基本欄と異なったページ
に記されている場合である。先の例で第6子以上の子供
が存在する場合には、第6子以上の子供について戸籍抄
本を作成する場合に、このようなケースが生じる。この
場合、異なった原稿11−1.11−2について基本欄
と抽出部の指定が行われる。そして、基本欄はコピー用
紙60の対応する位置に記録され、抽出部はこれに隣接
する場所まで移動して記録されることになる。なお、抽
出部が2つ存在する場合には、一方の抽出部が基本欄と
隣接し、他方の抽出部が前記した一方の抽出部と隣接す
ることになる。
に記されている場合である。先の例で第6子以上の子供
が存在する場合には、第6子以上の子供について戸籍抄
本を作成する場合に、このようなケースが生じる。この
場合、異なった原稿11−1.11−2について基本欄
と抽出部の指定が行われる。そして、基本欄はコピー用
紙60の対応する位置に記録され、抽出部はこれに隣接
する場所まで移動して記録されることになる。なお、抽
出部が2つ存在する場合には、一方の抽出部が基本欄と
隣接し、他方の抽出部が前記した一方の抽出部と隣接す
ることになる。
ところで、このような戸籍謄本の書式は、各地方自治体
で相違することから、コピー用紙の先端から基本欄の開
始位置までの間隔も様々である。
で相違することから、コピー用紙の先端から基本欄の開
始位置までの間隔も様々である。
そこでこの実施例の複写機では、戸籍抄本作成にあたり
、基本欄の開始位置を適宜選定および修正できる機能を
有している。すなわちこの例では、エディタバッド13
2で指定された座標データを前提として、複写機本体の
コンソールパネル28のテンキー80によって基本欄の
開始位置を適宜設定することにより、戸籍抄本の書式を
各自治体毎の書式に容易に適合し得るようになっている
。
、基本欄の開始位置を適宜選定および修正できる機能を
有している。すなわちこの例では、エディタバッド13
2で指定された座標データを前提として、複写機本体の
コンソールパネル28のテンキー80によって基本欄の
開始位置を適宜設定することにより、戸籍抄本の書式を
各自治体毎の書式に容易に適合し得るようになっている
。
(7−2)同一原稿からの抄本作成
それでは、第55図に示した同一原稿から抄本を作成す
る場合を具体的に説明する。
る場合を具体的に説明する。
第57図は戸籍抄本の作成作業の概要を示すものである
。
。
この実施例の複写機では、戸籍抄本の作成に際し、同一
原稿から作成するか否かにかかわらず、オペレータにま
ずエディタバッド132に設けた前述の戸籍合成指示ボ
タン411Aを押下させ、これよりエディタバッド13
2からの座標入力によって戸籍合成処理が行われること
を判断する(ステップ■)。そしてこの実施例では、戸
籍合成指示ボタン411Aが押下されると、戸籍抄本の
作成に先立ち、例えば倍率を等倍率にしたり用紙サイズ
を所定のものとするための自動設定動作を行うようにな
っている(ステップ■)。これは、戸籍合成処理のよう
な定型業務に対する操作性の向上を得るために設けられ
た機能である。すなわち、このような戸籍抄本の作成に
おいては、使用される用紙サイズが予め決まっている場
合が多く、また倍率等もその都度変更することは稀であ
る。
原稿から作成するか否かにかかわらず、オペレータにま
ずエディタバッド132に設けた前述の戸籍合成指示ボ
タン411Aを押下させ、これよりエディタバッド13
2からの座標入力によって戸籍合成処理が行われること
を判断する(ステップ■)。そしてこの実施例では、戸
籍合成指示ボタン411Aが押下されると、戸籍抄本の
作成に先立ち、例えば倍率を等倍率にしたり用紙サイズ
を所定のものとするための自動設定動作を行うようにな
っている(ステップ■)。これは、戸籍合成処理のよう
な定型業務に対する操作性の向上を得るために設けられ
た機能である。すなわち、このような戸籍抄本の作成に
おいては、使用される用紙サイズが予め決まっている場
合が多く、また倍率等もその都度変更することは稀であ
る。
そこでこのような複写条件を複写機本体の不揮発性メモ
リに記憶させておき、これを戸籍合成指示ボタン411
Aの押下に伴って読み出すことにより、複写機を自動設
定する。なお、このような特定の用紙サイズを設定する
代わりに通常の用紙サイズを設定するようにしてもよい
。また、用紙サイズの自動選定機能を備えている複写機
においては、このような自動設定の方式として、その複
写機が自動選定状態にあるときにのみ自動設定を行い、
既に特定のサイズが設定されているときにはそのサイズ
のまま保持するようにしてもよい。また、この戸籍抄本
作成時における自動設定は、後述するICカード131
からのデータに基づいて戸籍抄本を作成する場合等にも
用いられており、この場合には、ICカード131に登
録した倍率や用紙サイズのデータによって戸籍抄本の作
成のための設定を自動的に行い、−旦ICカード131
に登録した戸籍合成用の座標データによる反復処理を極
めて円滑に行えるようになっている。
リに記憶させておき、これを戸籍合成指示ボタン411
Aの押下に伴って読み出すことにより、複写機を自動設
定する。なお、このような特定の用紙サイズを設定する
代わりに通常の用紙サイズを設定するようにしてもよい
。また、用紙サイズの自動選定機能を備えている複写機
においては、このような自動設定の方式として、その複
写機が自動選定状態にあるときにのみ自動設定を行い、
既に特定のサイズが設定されているときにはそのサイズ
のまま保持するようにしてもよい。また、この戸籍抄本
作成時における自動設定は、後述するICカード131
からのデータに基づいて戸籍抄本を作成する場合等にも
用いられており、この場合には、ICカード131に登
録した倍率や用紙サイズのデータによって戸籍抄本の作
成のための設定を自動的に行い、−旦ICカード131
に登録した戸籍合成用の座標データによる反復処理を極
めて円滑に行えるようになっている。
また、このような自動設定動作が開始されると、次いで
複写機本体の液晶表示部112には戸籍抄本の作成様式
を選択させるための表示が行われる(ステップ■)。第
58図は、その表示例を示している。この表示は、“戸
籍様式1”と“戸籍様式2′″とを選択させるもので、
“戸籍様式1”とは、カーソル531近傍のアイコンが
示しているように1枚の原稿上で基本領域と従属領域の
双方が設定される場合であり、“戸籍様式2”は、基本
領域と従属領域が原本のそれぞれ異なったページに属す
る場合を示している。
複写機本体の液晶表示部112には戸籍抄本の作成様式
を選択させるための表示が行われる(ステップ■)。第
58図は、その表示例を示している。この表示は、“戸
籍様式1”と“戸籍様式2′″とを選択させるもので、
“戸籍様式1”とは、カーソル531近傍のアイコンが
示しているように1枚の原稿上で基本領域と従属領域の
双方が設定される場合であり、“戸籍様式2”は、基本
領域と従属領域が原本のそれぞれ異なったページに属す
る場合を示している。
オペレータが前述したエディタバッド132の第1の選
択ボタン411Bを押下することにより、同一原稿から
抄本を作成する様式“戸籍様式1”が選択されたことを
判断する(ステップ■)。なお、この段階でオペレータ
が第2の選択ボタン411Cを押下すれば、後に詳述す
る原本の異なったページから抄本を作成する様式“戸籍
様式2”が選択されたと判断する。
択ボタン411Bを押下することにより、同一原稿から
抄本を作成する様式“戸籍様式1”が選択されたことを
判断する(ステップ■)。なお、この段階でオペレータ
が第2の選択ボタン411Cを押下すれば、後に詳述す
る原本の異なったページから抄本を作成する様式“戸籍
様式2”が選択されたと判断する。
次に、第1の選択ボタン411Bが選択されると、液晶
表示部112は、「第1の領域を指定した後、設定終了
ボタンを押してください」という表示に切り替わり(ス
テップ■)、エディタバッド132を用いての座標入力
作業が行われる(ステップ■)。
表示部112は、「第1の領域を指定した後、設定終了
ボタンを押してください」という表示に切り替わり(ス
テップ■)、エディタバッド132を用いての座標入力
作業が行われる(ステップ■)。
第59図は、これらの領域指定における必要な座標デー
タを説明するためのものである。この図に示す例では、
原本11に基本欄と、筆頭者としての「太部」を記載し
た第1欄、その妻「花子」を記載した第2欄、長男の「
一部」を記載した第3欄が設けられている。基本欄と所
定の欄を抽出して戸籍抄本を作成するには、この図に示
すように横軸方向のX座標で基本欄の開始位置と終了位
置を・それぞれ示す座標位置XI 、X2 と、抽出さ
れる欄の開始位置と終了位置をそれぞれ示す座標位置X
s 、X4 とを知る必要がある。そこで、この実施例
の複写機では、これら4つの座標データを順次人力して
いくようになっている。
タを説明するためのものである。この図に示す例では、
原本11に基本欄と、筆頭者としての「太部」を記載し
た第1欄、その妻「花子」を記載した第2欄、長男の「
一部」を記載した第3欄が設けられている。基本欄と所
定の欄を抽出して戸籍抄本を作成するには、この図に示
すように横軸方向のX座標で基本欄の開始位置と終了位
置を・それぞれ示す座標位置XI 、X2 と、抽出さ
れる欄の開始位置と終了位置をそれぞれ示す座標位置X
s 、X4 とを知る必要がある。そこで、この実施例
の複写機では、これら4つの座標データを順次人力して
いくようになっている。
まず、液晶表示部112に「第1の領域を指定した後、
設定終了ボタンを押してください」という表示がされた
状態で、オペレータが基本欄の開始位置と終了位置をそ
れぞれ示す座標位置X1 、X2 を順番に入力してい
くことにより、最初に入力したデータを開始位置の座標
位置X1 とみなし、次に入力したデータを終了位置
の座標位置X2 とみなすようになっている。そして、
この作業が終了し、オペレータがエディタパッド132
による設定終了ボタン423の押下を判断すると(ステ
ップ■;Y)、液晶表示部112は、「第2の領域を指
定した後、設定終了ボタンを押してください」という表
示に切り替わる(ステップ■)。そこで、オペレータに
より第1の領域の指定と同様にして抽出欄の開始位置と
終了位置をそれぞれ示す座標位置Xs 、X4 が順番
に入力される(ステップ■)。そして、この作業が終了
し、オペレータがエディタパッド132の設定終了ボタ
ン423を押下することにより、領域の指定作業が終了
したことを判断する(ステップ■;Y)。この実施例で
は、各領域の座標人力作業に際し、それぞれ操作の手順
を指示する表示をおこなうことから、慣れないオペレー
タでも確実な操作が行える。
設定終了ボタンを押してください」という表示がされた
状態で、オペレータが基本欄の開始位置と終了位置をそ
れぞれ示す座標位置X1 、X2 を順番に入力してい
くことにより、最初に入力したデータを開始位置の座標
位置X1 とみなし、次に入力したデータを終了位置
の座標位置X2 とみなすようになっている。そして、
この作業が終了し、オペレータがエディタパッド132
による設定終了ボタン423の押下を判断すると(ステ
ップ■;Y)、液晶表示部112は、「第2の領域を指
定した後、設定終了ボタンを押してください」という表
示に切り替わる(ステップ■)。そこで、オペレータに
より第1の領域の指定と同様にして抽出欄の開始位置と
終了位置をそれぞれ示す座標位置Xs 、X4 が順番
に入力される(ステップ■)。そして、この作業が終了
し、オペレータがエディタパッド132の設定終了ボタ
ン423を押下することにより、領域の指定作業が終了
したことを判断する(ステップ■;Y)。この実施例で
は、各領域の座標人力作業に際し、それぞれ操作の手順
を指示する表示をおこなうことから、慣れないオペレー
タでも確実な操作が行える。
さてこのようなエディタパッド132による基本欄と抽
出欄の座標人力作業が終了すると、続いて複写機本体の
コンソールパネル28による座標修正作業が行われる。
出欄の座標人力作業が終了すると、続いて複写機本体の
コンソールパネル28による座標修正作業が行われる。
この作業は、オペレータのある程度の勘によって行われ
たエディタパッド132による人力データを液晶表示部
112にて表示し、そのmmとともにテンキーによって
数値的な修正を可能としたものである。まず、ステップ
@において各領域の座標入力作業の終了が判別されると
、液晶表示部112には第1の領域の座標データが表示
され、オペレータはこの表示データを確認して必要な場
合にはテンキー80によって修正を行うことになる(ス
テップ0)。この作業は、選択キー118(第5図)の
操作によってカーソル553を移動して座標位置X+
、X2 を一つずつ選択し、テンキー80によって数値
を入力する。第60図は、液晶表示部112による第1
の領域の座標データの表示状態を示している。
たエディタパッド132による人力データを液晶表示部
112にて表示し、そのmmとともにテンキーによって
数値的な修正を可能としたものである。まず、ステップ
@において各領域の座標入力作業の終了が判別されると
、液晶表示部112には第1の領域の座標データが表示
され、オペレータはこの表示データを確認して必要な場
合にはテンキー80によって修正を行うことになる(ス
テップ0)。この作業は、選択キー118(第5図)の
操作によってカーソル553を移動して座標位置X+
、X2 を一つずつ選択し、テンキー80によって数値
を入力する。第60図は、液晶表示部112による第1
の領域の座標データの表示状態を示している。
この表示では戸籍合成に必要なX座標のみ表わしている
が、通常の表示態様に合わせてX座標とY座標の両方を
表示してもよい。このようにしてデータの修正が行なわ
れた後、設定キー119(第5図)が押下されると(ス
テップ0)、座標位置X3、X2が確定し、そのデータ
をRAM121E(第7図)に格納する。なお、はとん
どの場合には、エディタパッド132による座標データ
に修正を加える必要はないものと思われ、オペレータは
表示された座標データの確認のみで設定キー119を押
下することになる。
が、通常の表示態様に合わせてX座標とY座標の両方を
表示してもよい。このようにしてデータの修正が行なわ
れた後、設定キー119(第5図)が押下されると(ス
テップ0)、座標位置X3、X2が確定し、そのデータ
をRAM121E(第7図)に格納する。なお、はとん
どの場合には、エディタパッド132による座標データ
に修正を加える必要はないものと思われ、オペレータは
表示された座標データの確認のみで設定キー119を押
下することになる。
そして設定キー119が押下されると、液晶表示部11
2の表示は第2の領域の座標データに切り替わり、第1
の領域と同様の手順で必要なデータの修正が行なわれ(
ステップo)、設定キー119の押下によって修正作業
の終了を判断する(ステップ[有];Y)。第61図は
、液晶表示部112による第1の領域の座標データの表
示状態を示している。
2の表示は第2の領域の座標データに切り替わり、第1
の領域と同様の手順で必要なデータの修正が行なわれ(
ステップo)、設定キー119の押下によって修正作業
の終了を判断する(ステップ[有];Y)。第61図は
、液晶表示部112による第1の領域の座標データの表
示状態を示している。
このようにして座標データの修正作業が終了すると、次
いで抄本の右端から基本欄の開始位置の間隔、すなわち
右側余白量の指定作業が行なわれる。まず、液晶表示部
112の表示がオペレータに余白量の指定を行わせる旨
の表示に切り替わる(ステップ0)。第62図はこの表
示状態を示している。この状態でテンキー80が操作さ
れ、右側余白量が1mmから99.mmの範囲で設定さ
れ(ステップ@)、設定キー119が押下される(ステ
ップO)。なお、この実施例では、エディタパッド13
2によって各領域の座標を入力した段階で、自動的に右
側余白量がlQmmに設定されるようになっており、ス
テップ■におけるテンキー操作が行われずに設定キー1
19を押した場合にはlQmmの右側余白量を有する抄
本を外成するようになっている。
いで抄本の右端から基本欄の開始位置の間隔、すなわち
右側余白量の指定作業が行なわれる。まず、液晶表示部
112の表示がオペレータに余白量の指定を行わせる旨
の表示に切り替わる(ステップ0)。第62図はこの表
示状態を示している。この状態でテンキー80が操作さ
れ、右側余白量が1mmから99.mmの範囲で設定さ
れ(ステップ@)、設定キー119が押下される(ステ
ップO)。なお、この実施例では、エディタパッド13
2によって各領域の座標を入力した段階で、自動的に右
側余白量がlQmmに設定されるようになっており、ス
テップ■におけるテンキー操作が行われずに設定キー1
19を押した場合にはlQmmの右側余白量を有する抄
本を外成するようになっている。
以上のようにして各領域の座標データと右側余白量が設
定されると、各領域の移動量を決定するための演算を行
う(ステップ@)。この演算はメインCPU121が行
う。
定されると、各領域の移動量を決定するための演算を行
う(ステップ@)。この演算はメインCPU121が行
う。
まず、余白量をLとすると、第1の領域の開始位置のX
座標がxl であることから、第1の領域の移動量はL
−X、 となる。また、第1の領域の各座標がXl、
X2 であり、第2の領域の開始位置の座標がX3であ
ることから、第2の領域の移動量は、L XI+X2
X3 となる。なお、この演算については後述の異
なる原稿から抄本を作成する場合の説明において具体的
な数値を用いて説明する。
座標がxl であることから、第1の領域の移動量はL
−X、 となる。また、第1の領域の各座標がXl、
X2 であり、第2の領域の開始位置の座標がX3であ
ることから、第2の領域の移動量は、L XI+X2
X3 となる。なお、この演算については後述の異
なる原稿から抄本を作成する場合の説明において具体的
な数値を用いて説明する。
また、このような演算によって各領域の移動量が決定さ
れると、つぎにこの演算結果に基づいて各領域がコピー
用紙の中に納まるかどうかを判断する(ステップ■)。
れると、つぎにこの演算結果に基づいて各領域がコピー
用紙の中に納まるかどうかを判断する(ステップ■)。
つまり、この判断は、先に述べた自動設定によるサイズ
のコピー用紙の終端のX座標と第2の領域の演算後の終
了位置のX座標とを比較することによって行う。そして
、後者の方が大きければ、記録領域の一部がコピー用紙
からはみ出してしまうと判断し、液晶表示部112に「
はみ出します」という表示を行わせる(ステップ[相]
)。第63図は、この場合の表示状態を表している。こ
の例では、メツセージの表示とともに“中止”変更”そ
のままコピー”の選択枝を表示し、オペレータによって
このうちの一つが選択される(ステップ0)。すなわち
、オペレータがそのままコピーしたい場合には、選択キ
ー118(第5図)の操作によってカーソル533が“
そのままコピー”の表示位置に移動され、設定キー11
9(第5図)の押下によってコピー作業(ステップΦ、
■)に移る。また、中止したい場合には、カーソル53
3が“中止”の表示位置に移動され、設定キー119の
押下によってコピー作業を中止しくステップ■;“中止
”)、コンソールパネル28の設定をクリアする(ステ
ップ[有])。さらに、設定を変更したい場合には、カ
ーソル533が“変更”の表示位置に移動され、設定キ
ー119の押下によって(ステップ■;“変更”)、ス
テップ@に戻り、もう−度右側余白量の設定をやり直せ
るようになっている。このように本実施例の複写機では
、記録領域がコピー用紙からはみ出す場合に柔軟に対処
できる。なお、設定キー119の操作によって中止やコ
ピー作業を選択する代わりに、ストップクリアボタン1
16やスタートボタン117の操作によって処理するよ
うにしてもよい。
のコピー用紙の終端のX座標と第2の領域の演算後の終
了位置のX座標とを比較することによって行う。そして
、後者の方が大きければ、記録領域の一部がコピー用紙
からはみ出してしまうと判断し、液晶表示部112に「
はみ出します」という表示を行わせる(ステップ[相]
)。第63図は、この場合の表示状態を表している。こ
の例では、メツセージの表示とともに“中止”変更”そ
のままコピー”の選択枝を表示し、オペレータによって
このうちの一つが選択される(ステップ0)。すなわち
、オペレータがそのままコピーしたい場合には、選択キ
ー118(第5図)の操作によってカーソル533が“
そのままコピー”の表示位置に移動され、設定キー11
9(第5図)の押下によってコピー作業(ステップΦ、
■)に移る。また、中止したい場合には、カーソル53
3が“中止”の表示位置に移動され、設定キー119の
押下によってコピー作業を中止しくステップ■;“中止
”)、コンソールパネル28の設定をクリアする(ステ
ップ[有])。さらに、設定を変更したい場合には、カ
ーソル533が“変更”の表示位置に移動され、設定キ
ー119の押下によって(ステップ■;“変更”)、ス
テップ@に戻り、もう−度右側余白量の設定をやり直せ
るようになっている。このように本実施例の複写機では
、記録領域がコピー用紙からはみ出す場合に柔軟に対処
できる。なお、設定キー119の操作によって中止やコ
ピー作業を選択する代わりに、ストップクリアボタン1
16やスタートボタン117の操作によって処理するよ
うにしてもよい。
また、ステップ■において記録領域の全部がコピー用紙
に納まると判断した場合には、液晶表示部112に「コ
ピーできます」という表示が行われる(ステップ0)。
に納まると判断した場合には、液晶表示部112に「コ
ピーできます」という表示が行われる(ステップ0)。
第64図はこの表示状態を表わしたものである。液晶表
示部112の左端近傍には1枚の原稿から2つの領域が
抽出されることが示されており、このようなアイコンが
表示されることでオペレータは戸籍抄本の作成に当たっ
て原稿の交換が不要であることを知ることができる。「
コピーできます」という表示の右側に存在する小さなア
イコンは、戸籍抄本が1枚の原稿から作成される状態を
示している。この表示状態でオペレータによってスター
トボタン117(第5図)が押されると、戸籍抄本作成
のためのコピー作業を行う(ステップ0)。
示部112の左端近傍には1枚の原稿から2つの領域が
抽出されることが示されており、このようなアイコンが
表示されることでオペレータは戸籍抄本の作成に当たっ
て原稿の交換が不要であることを知ることができる。「
コピーできます」という表示の右側に存在する小さなア
イコンは、戸籍抄本が1枚の原稿から作成される状態を
示している。この表示状態でオペレータによってスター
トボタン117(第5図)が押されると、戸籍抄本作成
のためのコピー作業を行う(ステップ0)。
(7−3)異なった原稿からの抄本作成さて、第65図
に示すようにカーソル531を“戸籍様式2”の側に移
動させた状態でオペレータによる設定キー119の押下
を判断した場合には・(第57図ステップ■;N)、ま
ず原本の1ページ目(第1の原稿)についての領域指定
が行われ(ステップ■〜o)、続いて2ページ目以降(
第2の原稿)についての領域指定が行われる(ステップ
[株]〜@)。この指定手順は、エディタバッド132
上の原稿を交換することを除いて同一原稿から抄本を作
成する場合と同様である。
に示すようにカーソル531を“戸籍様式2”の側に移
動させた状態でオペレータによる設定キー119の押下
を判断した場合には・(第57図ステップ■;N)、ま
ず原本の1ページ目(第1の原稿)についての領域指定
が行われ(ステップ■〜o)、続いて2ページ目以降(
第2の原稿)についての領域指定が行われる(ステップ
[株]〜@)。この指定手順は、エディタバッド132
上の原稿を交換することを除いて同一原稿から抄本を作
成する場合と同様である。
各座標の指定が終了し、設定キー119の押下が判断さ
れると(ステップ■;Y)、次いで各領域の確認、修正
作業(ステップ■〜■)、および右側余白量の指定作業
(ステップΦ〜0)が行われる。この手順も同一原稿か
ら抄本を作成する場合と同様である。
れると(ステップ■;Y)、次いで各領域の確認、修正
作業(ステップ■〜■)、および右側余白量の指定作業
(ステップΦ〜0)が行われる。この手順も同一原稿か
ら抄本を作成する場合と同様である。
第66図は第1の原稿の領域について修正を行う場合の
液晶表示部の表示状態を表わしたものであり、第60図
に対応するものである。また、第67図は第2の原稿の
領域についての修正を行う場合を表わしたものであり、
第61図に対応するものである。更に余白量の指定作業
には第62図に示したのと同一のものを用いる。
液晶表示部の表示状態を表わしたものであり、第60図
に対応するものである。また、第67図は第2の原稿の
領域についての修正を行う場合を表わしたものであり、
第61図に対応するものである。更に余白量の指定作業
には第62図に示したのと同一のものを用いる。
そして、この作業が終了するとステップ@において各領
域の移動量の算出を行う。前に述べたように、第1の領
域の移動量はL−X、であり、第2の領域の移動量はL
−XI +L −X3 より求まるが、ここでは具体
的な数値を用いて説明する。
域の移動量の算出を行う。前に述べたように、第1の領
域の移動量はL−X、であり、第2の領域の移動量はL
−XI +L −X3 より求まるが、ここでは具体
的な数値を用いて説明する。
第68図はこの算出手順の原理を説明する図である。第
1の原稿11−1には、第1の領域である基本欄が設け
られ、領域指定によるXl が10 m m SX 2
が110mmであるとする。また第2の原稿11−2に
は、第2の領域である抽出−が設けられ、領域指定によ
るX、が300mm。
1の原稿11−1には、第1の領域である基本欄が設け
られ、領域指定によるXl が10 m m SX 2
が110mmであるとする。また第2の原稿11−2に
は、第2の領域である抽出−が設けられ、領域指定によ
るX、が300mm。
X、が400mmであるとする。そしてテンキー80に
よる余白量の設定値が50mmとする。このような数値
においてL XI およびL −XI + X2−
X3 の演算を行うと、基本欄の位置は全体的に49
mmだけ後方に移動され、抽出−の位置は全体的に15
0mmだけ前方に移動される。
よる余白量の設定値が50mmとする。このような数値
においてL XI およびL −XI + X2−
X3 の演算を行うと、基本欄の位置は全体的に49
mmだけ後方に移動され、抽出−の位置は全体的に15
0mmだけ前方に移動される。
また、抽出−の終了位置は
X4 +L XI +X2 X3 より25
0mmであることから、コピー用紙60内に納まるので
、ステップ@の判断により、コピー作業に移る。
0mmであることから、コピー用紙60内に納まるので
、ステップ@の判断により、コピー作業に移る。
もちろん、記録領域がコピー用紙60よりはみ出る場合
には、同一原稿から抄本を作成する場合と同様にはみ出
し処理を行う(ステップ[相]〜■)。
には、同一原稿から抄本を作成する場合と同様にはみ出
し処理を行う(ステップ[相]〜■)。
次に、異なる原稿から戸籍抄本を作成する場合には、第
1の領域と第2の領域のコピー作業の間にプラテン上の
原稿を交換する作業が必要であるため、同一原稿から抄
本を作成する場合と異なる手順となる。
1の領域と第2の領域のコピー作業の間にプラテン上の
原稿を交換する作業が必要であるため、同一原稿から抄
本を作成する場合と異なる手順となる。
まず、液晶表示部112によって「コピーできます」の
表示が行われる(ステップ0)。
表示が行われる(ステップ0)。
第69図は、この場合の表示内容を表わしたものである
。第64図と対比すると分るように、この場合には液晶
表示部112の左端近傍に1枚の原本から1つの領域が
抽出されることが示されており、かつこれが「1枚目の
原稿」であることが文字表示されている。従って、オペ
レータはこの状態で1枚目の原稿を用意することになる
。「コピーできます」という表示の右側に存在する小さ
なアイコンは、戸籍抄本が2枚の原本から作成されるこ
とを示している。
。第64図と対比すると分るように、この場合には液晶
表示部112の左端近傍に1枚の原本から1つの領域が
抽出されることが示されており、かつこれが「1枚目の
原稿」であることが文字表示されている。従って、オペ
レータはこの状態で1枚目の原稿を用意することになる
。「コピーできます」という表示の右側に存在する小さ
なアイコンは、戸籍抄本が2枚の原本から作成されるこ
とを示している。
この表示状態でオペレータがスタートボタン117を押
すと、戸籍抄本作成のためのコピー作業の第1段階が行
われる(ステップ0)。そして、これが終了したら(ス
テップ■)、液晶表示部112の表示が原稿の2枚目の
作業を行うための表示に切り替わる(ステップ[相])
。
すと、戸籍抄本作成のためのコピー作業の第1段階が行
われる(ステップ0)。そして、これが終了したら(ス
テップ■)、液晶表示部112の表示が原稿の2枚目の
作業を行うための表示に切り替わる(ステップ[相])
。
第70図は液晶表示部112におけるこの表示を表わし
たものである。この場合には液晶表示部112の左端近
傍に1枚の原本から1つの領域が抽出されることが示さ
れており、かつこれが[2枚目の原稿」であることが文
字表示されている。
たものである。この場合には液晶表示部112の左端近
傍に1枚の原本から1つの領域が抽出されることが示さ
れており、かつこれが[2枚目の原稿」であることが文
字表示されている。
従って、オペレータはこの状態で2枚目の原稿を用意す
ることになる。この表示状態でオペレータがスタートボ
タン117を押すと、戸籍抄本作成のためのコピー作業
の第2段階が行われる(ステップ■)。このコピー作業
が終了すると、戸籍抄本の作成が終了する。
ることになる。この表示状態でオペレータがスタートボ
タン117を押すと、戸籍抄本作成のためのコピー作業
の第2段階が行われる(ステップ■)。このコピー作業
が終了すると、戸籍抄本の作成が終了する。
(7−4>抄本作成時のコピー作業
第71図は以上の作業におけるコピー作業(ステップ■
、■、■)の概要を表わしたものである。
、■、■)の概要を表わしたものである。
まず、座標位置x、 !6よびX2が参照されて基本欄
以外の領域の静電潜像がインターイメージランプ141
を用いて消去される。この作業にはインターイメージラ
ンプ用CPU122が用いられる。
以外の領域の静電潜像がインターイメージランプ141
を用いて消去される。この作業にはインターイメージラ
ンプ用CPU122が用いられる。
基本欄のみの静電潜像は現像されてトナー像が作成され
、コピー用紙60に転写されて定着される。
、コピー用紙60に転写されて定着される。
このようにして基本欄の画像のみが記録されたコピーが
作成される(ステップ■)。このコピーは中間トレイ3
3に収容される(ステップ■)。2枚の原稿(原本)か
ら戸籍抄本が作成される場合には(ステップ■;N)、
この後1枚目の原稿(1号用紙)から2枚目の原稿(2
号用紙)に交換され、スタートボタン117が押される
まで(ステップ■)、コピー作業が中断される。スター
トボタン117が押されたり、原稿1枚から戸籍抄本が
作成される場合には、2回目のコピー作業を行うために
、中間トレイ33からコピー用紙60がフィードされる
(ステップ■)。フィードされたコピー用紙は、ゲート
ソレノイド237(第13図)によって搬送が一時的に
中断させられる(ステップ■)。ゲートソレノイド23
7はすでに説明したように本来はコピー用紙の先端を揃
えるためのレジストレーション用のソレノイドである。
作成される(ステップ■)。このコピーは中間トレイ3
3に収容される(ステップ■)。2枚の原稿(原本)か
ら戸籍抄本が作成される場合には(ステップ■;N)、
この後1枚目の原稿(1号用紙)から2枚目の原稿(2
号用紙)に交換され、スタートボタン117が押される
まで(ステップ■)、コピー作業が中断される。スター
トボタン117が押されたり、原稿1枚から戸籍抄本が
作成される場合には、2回目のコピー作業を行うために
、中間トレイ33からコピー用紙60がフィードされる
(ステップ■)。フィードされたコピー用紙は、ゲート
ソレノイド237(第13図)によって搬送が一時的に
中断させられる(ステップ■)。ゲートソレノイド23
7はすでに説明したように本来はコピー用紙の先端を揃
えるためのレジストレーション用のソレノイドである。
このゲートソレノイド237によるコピー用紙60の送
り出′しのタイミング制御によって、感光体ドラム51
(第8図)上に形成される2枚目の原稿の静電潜像が相
対的に移動することになる。
り出′しのタイミング制御によって、感光体ドラム51
(第8図)上に形成される2枚目の原稿の静電潜像が相
対的に移動することになる。
一方、2枚目の原稿の静電潜像は、前回と同様にインタ
ーイメージランプ141を用いてその不要部分が消去さ
れ、所望の欄の静電潜像のみが残存する状態となる。こ
の残存した静電潜像は現像され、トナー像が作成される
。このトナー像は、タイミングが調整されて到来したコ
ピー用紙60に転写される。コピー用紙60はこの後再
び定着され、画像の合成されたコピーとなる(ステップ
■)。このようにして作成された戸籍抄本用コピーは、
機外に排出される(ステップ■)。
ーイメージランプ141を用いてその不要部分が消去さ
れ、所望の欄の静電潜像のみが残存する状態となる。こ
の残存した静電潜像は現像され、トナー像が作成される
。このトナー像は、タイミングが調整されて到来したコ
ピー用紙60に転写される。コピー用紙60はこの後再
び定着され、画像の合成されたコピーとなる(ステップ
■)。このようにして作成された戸籍抄本用コピーは、
機外に排出される(ステップ■)。
(7−5)登録データの修正による抄本作成以上のよう
にして設定された戸籍抄本作成のためのデータは、複写
機本体の不揮発性メモリ121FやICカード131に
登録しておき、これを前述のように適宜呼び出して抄本
作成の定型業務に用いることができる。また、このよう
に−旦登録したデータを適宜呼び出すとともに、この一
部を修正して抄本の作成を行うことができる。
にして設定された戸籍抄本作成のためのデータは、複写
機本体の不揮発性メモリ121FやICカード131に
登録しておき、これを前述のように適宜呼び出して抄本
作成の定型業務に用いることができる。また、このよう
に−旦登録したデータを適宜呼び出すとともに、この一
部を修正して抄本の作成を行うことができる。
第72図はICカード131に格納された座標データを
修正して戸籍抄本を作成する場合の作業を説明するため
のものである。
修正して戸籍抄本を作成する場合の作業を説明するため
のものである。
まず、前述の第26図で説明したICカード131から
のデータの呼び出し作業により、このICカード131
に格納された種々のデータのうち所定の戸籍抄本作成に
必要なものが指定され、呼び出される(第26図ステッ
プ■〜ステップ0)。
のデータの呼び出し作業により、このICカード131
に格納された種々のデータのうち所定の戸籍抄本作成に
必要なものが指定され、呼び出される(第26図ステッ
プ■〜ステップ0)。
データの修正をすることなく抄本作成等を行う場合には
、このまま第26図の手順に従ってコピー作業を行う(
第26図ステップ■〜ステップ0)。
、このまま第26図の手順に従ってコピー作業を行う(
第26図ステップ■〜ステップ0)。
しかし、データの確認や修正を行う場合には、登録デー
タ選択のための設定キー119が操作された後(第26
図ステップ■)、データがICカード131から読み出
される段階で、オペレータによってコンソールパネル2
8の修正・確認ボタン83Bが押下されるようになって
いる。第72図のステップ■において、修正・確認ボタ
ン83Bの押下が検知されると、複写機は、戸籍合成の
ための座標データの修正・確認モードに設定され、前述
した戸籍合成のための倍率や用紙サイズ等の自動設定動
作(ステップ■)を行うとともに、第57図で説明した
ステップ0以降と同様の手順による作業が行われる。す
なわち、修正・確認ボタン83Bが押下されると、液晶
表示部112は第1の領域の座標データを表示し、これ
に基づいてオペレータによる座標データの確認または所
望の修正が行われる(ステップ■)。そして設定キー1
19が押下されることにより(ステップ■)、液晶表示
部112の表示が第2の領域の座標データに切り替わり
、この座標データの確認または所望の修正が行われた後
(ステップ■)、設定キー119が押下される(ステッ
プ■)。これによって液晶表示部112が右側余白量の
設定を指示する表示に切り替わり(ステップ■)、オペ
レータのテンキー80による余白量の入力作業が行われ
る(ステップ■)。そして設定キー119の押下(ステ
ップ■)によって各データに基づく演算処理が行われ(
ステップ■)、領域の移動によるコピー作業が行われる
(ステップ0〜0)。なお、ここで用いられる液晶表示
部112の表示内容は、例えば第60図、第61図およ
び第62図に示すものとなっている。
タ選択のための設定キー119が操作された後(第26
図ステップ■)、データがICカード131から読み出
される段階で、オペレータによってコンソールパネル2
8の修正・確認ボタン83Bが押下されるようになって
いる。第72図のステップ■において、修正・確認ボタ
ン83Bの押下が検知されると、複写機は、戸籍合成の
ための座標データの修正・確認モードに設定され、前述
した戸籍合成のための倍率や用紙サイズ等の自動設定動
作(ステップ■)を行うとともに、第57図で説明した
ステップ0以降と同様の手順による作業が行われる。す
なわち、修正・確認ボタン83Bが押下されると、液晶
表示部112は第1の領域の座標データを表示し、これ
に基づいてオペレータによる座標データの確認または所
望の修正が行われる(ステップ■)。そして設定キー1
19が押下されることにより(ステップ■)、液晶表示
部112の表示が第2の領域の座標データに切り替わり
、この座標データの確認または所望の修正が行われた後
(ステップ■)、設定キー119が押下される(ステッ
プ■)。これによって液晶表示部112が右側余白量の
設定を指示する表示に切り替わり(ステップ■)、オペ
レータのテンキー80による余白量の入力作業が行われ
る(ステップ■)。そして設定キー119の押下(ステ
ップ■)によって各データに基づく演算処理が行われ(
ステップ■)、領域の移動によるコピー作業が行われる
(ステップ0〜0)。なお、ここで用いられる液晶表示
部112の表示内容は、例えば第60図、第61図およ
び第62図に示すものとなっている。
前述の実施例では、ICカード131からデータを呼び
出す場合、まず第24図に示したモード選択を行うよう
にしたが、例えば液晶表示部112が通常の「コピーで
きます」を表示している状態で、何等キー操作が行われ
ることなくICカード131がICカード装置22に装
着されることを条件として自動的に呼び出しモードを選
択するようにしてもよい。すなわちこの場合には、キー
操作がなくICカード131が装着されると呼び出しモ
ードが選択され、これ以外のときにはICカード131
への登録等、その他のモードを選択する処理を行う。従
って、データの登録等に対して比較的頻度の多いデータ
の呼び出し処理を、煩雑なキーを行うことなく選択でき
、円滑な操作を行うことができる。
出す場合、まず第24図に示したモード選択を行うよう
にしたが、例えば液晶表示部112が通常の「コピーで
きます」を表示している状態で、何等キー操作が行われ
ることなくICカード131がICカード装置22に装
着されることを条件として自動的に呼び出しモードを選
択するようにしてもよい。すなわちこの場合には、キー
操作がなくICカード131が装着されると呼び出しモ
ードが選択され、これ以外のときにはICカード131
への登録等、その他のモードを選択する処理を行う。従
って、データの登録等に対して比較的頻度の多いデータ
の呼び出し処理を、煩雑なキーを行うことなく選択でき
、円滑な操作を行うことができる。
また、前述の実施例では、複数の記憶領域を有したIC
カード131からデータを呼び出す場合について詳述し
たが、固有の戸籍抄本・作成用の単一のプログラムと座
標データとを格納した専用のICカード131を別々に
用意し、これらを処理の態様に応じて選択的に用いるよ
うにしてもよい。
カード131からデータを呼び出す場合について詳述し
たが、固有の戸籍抄本・作成用の単一のプログラムと座
標データとを格納した専用のICカード131を別々に
用意し、これらを処理の態様に応じて選択的に用いるよ
うにしてもよい。
ところで、ICカード1.31の挿入によって自動的に
呼び出しモードが選択され、しかも単一のプログラムと
データとを格納した専用のICカード131を処理する
ようにした複写機においては、ICカード131から戸
籍抄本作成用の座標データを呼び出して、この確認・修
正を行う場合に、ICカード131の挿入後、即時修正
・確認ボタン83Bを押下することにより、前述の修正
・確認および右側余白設定作業を行うようにすることが
できる。
呼び出しモードが選択され、しかも単一のプログラムと
データとを格納した専用のICカード131を処理する
ようにした複写機においては、ICカード131から戸
籍抄本作成用の座標データを呼び出して、この確認・修
正を行う場合に、ICカード131の挿入後、即時修正
・確認ボタン83Bを押下することにより、前述の修正
・確認および右側余白設定作業を行うようにすることが
できる。
また、反対に複数の記憶領域を有したICカード131
を用いる場合には、それぞれの記憶領域に異なる態様の
戸籍抄本作成用のデータを格納しておき、この記憶領域
を前述した指定呼び出し処理により、抄本を作成するよ
うにしてもよい。例えば5つの記憶領域を有するICカ
ード131では、最初の記憶領域に基本欄と第1の抽出
瀾、2番目の記憶領域に基本欄と第2の抽出欄、3番目
の記憶領域に基本欄と第3の抽出欄、・・・・・・、と
いうようにデータを格納しておき、記憶領域の指定呼び
出しによって基本欄と所望の抽出欄との抄本を作成する
ようにしてもよいし、あるいは最初の記憶領域に基本欄
、2番目の記憶領域に第1の抽出瀾、3番目の記憶領域
に第2の抽出欄、・・・・・・、というようにデータを
格納しておき、2つ以上の記憶領域を指定して呼び出す
ことにより、基本欄と所望の抽出欄との組み合わせを選
んで抄本の作成を行うようにしてもよい。いずれも効率
のよい抄本作成作業を得ることができる。
を用いる場合には、それぞれの記憶領域に異なる態様の
戸籍抄本作成用のデータを格納しておき、この記憶領域
を前述した指定呼び出し処理により、抄本を作成するよ
うにしてもよい。例えば5つの記憶領域を有するICカ
ード131では、最初の記憶領域に基本欄と第1の抽出
瀾、2番目の記憶領域に基本欄と第2の抽出欄、3番目
の記憶領域に基本欄と第3の抽出欄、・・・・・・、と
いうようにデータを格納しておき、記憶領域の指定呼び
出しによって基本欄と所望の抽出欄との抄本を作成する
ようにしてもよいし、あるいは最初の記憶領域に基本欄
、2番目の記憶領域に第1の抽出瀾、3番目の記憶領域
に第2の抽出欄、・・・・・・、というようにデータを
格納しておき、2つ以上の記憶領域を指定して呼び出す
ことにより、基本欄と所望の抽出欄との組み合わせを選
んで抄本の作成を行うようにしてもよい。いずれも効率
のよい抄本作成作業を得ることができる。
なお、以上の実施例および変形例では、複写機による戸
籍抄本作業について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、基本領域と従属領域とを所望の位置
に移動して記録するようにした記録装置に広く適用する
ことができる。
籍抄本作業について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、基本領域と従属領域とを所望の位置
に移動して記録するようにした記録装置に広く適用する
ことができる。
「発明の効果」
このように本発明によれば、記録位置を移動される基本
領域と従属領域がある場合、これらの領域の位置がまち
まちである場合にも、両者をうまく合成して記録するこ
とができ、しかもこの記録位置を全体的に所望の位置に
移動して記録でき、2種類の画像を自在に編集し得る効
果がある。特に1次元イメージセンサ等の読取素子を必
要としないので、画像に十分な解像度を持たせることが
できる。
領域と従属領域がある場合、これらの領域の位置がまち
まちである場合にも、両者をうまく合成して記録するこ
とができ、しかもこの記録位置を全体的に所望の位置に
移動して記録でき、2種類の画像を自在に編集し得る効
果がある。特に1次元イメージセンサ等の読取素子を必
要としないので、画像に十分な解像度を持たせることが
できる。
第1図は本発明の原理を示すブロック図、第2図〜第6
8図は本発明の記録装置の一実施例を説明するためのも
ので、このうち第2図は複写機のシステム構成を表わし
たシステム構成図、第3図はこの複写機のシステム構成
の一例を表わした外観図、第4図はこの複写機の概略を
示す概略構成図、第5図はこの複写機のコンソールパネ
ルの平面図、第6図はこの複写機の回路構成の概要を表
わした回路図、第7図はメインCPUを中心として更に
第6図を展開して示したブロック図、第8図は複写機の
感光体ドラム周辺の回路構成を具体的に表わしたブロッ
ク図、第9図はサブ現像装置で1回目の現像を行いメイ
ン現像装置で2回目の現像を行う場合のメインモータと
デイ・ソレノイドの動作を示すタイミング図、第10図
はメイン現像装置で1回目の現像を行いサブ現像装置で
2回目の現像を行う場合のメインモータとデイ・ソレノ
イドの動作を示すタイミング図、第11図は複写機の露
光系やコンソール制御部の周辺を具体的に表わしたブロ
ック図、第12図は複写機の電源や定着装置等を具体的
に表わしたブロック図、第13図はコピー用紙の搬送系
の回路構成を具体的に表わしたブロック図、第14図は
DADFの概略構成図、第15図はソータの斜視図、第
16図は中間トレイを中心とした搬送系の概要を表わす
側面図、第17図はエディタパッドを装着した複写機の
システム構成を表わした斜視図、第18図はエディタパ
ッドの平面図、第19図はエディタパネルおよび表示パ
ネルを表わした平面図、第20図は大容量トレイの回路
構成を示すブロック図、第21図はICカードに格納さ
れるプログラムの種別を示す配置説明図、第22.図は
基本的制御情報と付加的制御情報の関係を表わした説明
図、第23図はICカード装置におけるICカードの接
続部分の回路構成の要部を示すブロック図、第24図は
ICカード装置を備えたこの複写機の制御の概要を示す
流れ図、第25図は液晶表示部における選択枝の表示内
容を示す平面図、第26図はICカードからデータを呼
び出す場合の動作を具体的に示した流れ図、第27図は
液晶表示部における登録状態データの表示例を示す平面
図、第28図および第29図はそれぞれ登録状態データ
の表示の変形例を示す平面図、第30図は登録されてい
ない記憶領域を指定し状態データの表示の変形例を示す
平面図、第30図は登録されていない記憶領域を指定し
た場合における液晶表示部の表示例を示す平面図、第3
1図はコピーが可能なときの液晶表示部の表示状態を示
す平面図、第32図は複写機が一括呼び出しモードに設
定された場合のICカードからのデータの呼び出しの様
子を表わした流れ図、第33図はジョブメモリの登録モ
ードでの作業内容を具体的に示した流れ図、第34図は
複写機本体にICカードと同・−のデータが登録されて
いる場合の選択枝を示す平面図、第35図はジョブメモ
リのどれにモードプログラムを書き込むかを一例として
表わした平面図、第36図はデータの転送状態を示す液
晶表示部の平面図、第37図はジョブメモリのデータ格
納状態の一例を示す平面図、第38図は転送先にデータ
が格納されていた場合の選択枝を示す平面図、第39図
は一括呼び出しモードにおける動作の流れを示す流れ図
、第40図は複写機が優先呼び出しモードにおける“1
番選択”モードに設定された場合のICカードからのデ
ータの呼び出しの様子を表わした流れ図、第41図は複
写機が優先呼び出しモードにおける“最多選択”モード
に設定された場合のICカードからのデータの呼び出し
の様子を表わした流れ図、第42図はICカードの不揮
発性メモリの一部についてその登録内容の一例を示す説
明図、第43図はICカードのモードプログラムに呼び
出しのための優先順位を付ける作業を示す流れ図、第4
4図はICカードからベースマシンへのデータの転送の
様子を示すブロック図、第45図はICカードに対する
データの登録作業を示す流れ図、第46図は登録済みの
記憶領域を登録領域として指定した場合の液晶表示部の
表示内容を示す平面図、第47図は登録が完了した場合
の液晶表示部の表示内容を示す平面図、第48図は所定
の記憶領域のデータをクリアした場合の液晶表示部の表
示内容を示す平面図、第49図は記憶領域のデータをク
リアする場合の液晶表示部における確認表示を示す平面
図、第50図はプログラムの読み出しの様子を表わした
回路説明図、第51図は複写機側に登録された複写条件
をICカード側に登録するための作業を表わした流れ図
、第52図はモードプログラムにおけるICカードのセ
ットを要求する表示状態を示す液晶表示部の平面図、第
53図および第54図はICカードおよび複写機本体の
登録状態を表示した液晶表示部の平面図、第55図は基
本欄と抽出欄が同一原本に記載されている場合の戸籍抄
本作成の様子を示す説明図、第56図は基本欄と抽出欄
が異なった原本に記載されている場合の戸籍抄本作成の
様子を示す説明図、第57図は戸籍抄本の作成作業の概
要を示す流れ図、第58図は戸籍抄本を作成する場合の
液晶表示部の初期画面を示す平面図、第59図は座標指
定の原理を示す説明図、第60図は同一原稿について第
1の領域を修正する際の液晶表示部の表示状態を示す平
面図、第61図は同一原稿について第2の領域を修正す
る際の液晶表示部の表示状態を示す平面図、第62図は
同一原稿について基本領域の記録開始位置(右側余白量
)を設定する際の液晶表示部の表示状態を示す平面図、
第63図は記録領域が移動によって用紙からはみ出した
場合の液晶表示部による警告のための表示状態を示す平
面図、第64図は同一原稿について領域指定が終了した
場合の液晶表示部の表示状態を示す平面図、第65図は
初期画面において2つの原稿から戸籍抄本を作成する作
業を選択した状態を示す平面図、第66図は2つの原稿
から戸籍抄本を作成する場合において第1の原稿につい
て領域指、定を行うときの液晶表示部の表示状態を示す
平面図、第67図は2つの原稿から戸籍抄本を作成する
場合において第2の原稿について領域指定を行うとき液
晶表示部の表示状態を示す平面図、第68図は各領域の
移動量の演算処理を具体的数値を用いて説明する説明図
、第69図は2つの原稿について領域指定が終了した場
合に第1の原稿についてコピー作業が開始する際の液晶
表示部の表示状態を示す平面図、第70図は異なった原
本について領域指定が終了した場合に第2の原稿につい
てコピー作業が開始する際の液晶表示部の表示状態を示
す平面図、第71図は戸籍抄本が作成される場合のコピ
ー作業の概要を示す流れ図、第72図はICカードに格
納された座標データを用いて戸籍抄本を作成する場合の
作業を示す流れ図、第73図は従来提案された記録装置
による記録方式を説明するための説明図である。 l・・・・・・領域指定手段、 2・・・・・・基本位置指定手段、 3・・・・・・移動量算出手段、 4・・・・・・領域移動手段、 11・・・・・・原本、 22.22A・・・・・・ICカード装置、60・・・
・・・コピー用紙、 80・・・・・・テンキー、 112・・・・・・液晶表示部、 121・・・・・・メインcpu。 121D、512・・・・・・ROM。 121E・・・・・・RAM。 121F・・・・・・不揮発性メモリ、129・・・・
・・カード用CPU。 131.131A・・・・・・ICカード、 (132
・・・・・・エディタパッド、 141・・・・・・インターイメージランプ、511・
・・・・・RAM0 出 願 人 富士ゼロックス株式会社 代 理 人
8図は本発明の記録装置の一実施例を説明するためのも
ので、このうち第2図は複写機のシステム構成を表わし
たシステム構成図、第3図はこの複写機のシステム構成
の一例を表わした外観図、第4図はこの複写機の概略を
示す概略構成図、第5図はこの複写機のコンソールパネ
ルの平面図、第6図はこの複写機の回路構成の概要を表
わした回路図、第7図はメインCPUを中心として更に
第6図を展開して示したブロック図、第8図は複写機の
感光体ドラム周辺の回路構成を具体的に表わしたブロッ
ク図、第9図はサブ現像装置で1回目の現像を行いメイ
ン現像装置で2回目の現像を行う場合のメインモータと
デイ・ソレノイドの動作を示すタイミング図、第10図
はメイン現像装置で1回目の現像を行いサブ現像装置で
2回目の現像を行う場合のメインモータとデイ・ソレノ
イドの動作を示すタイミング図、第11図は複写機の露
光系やコンソール制御部の周辺を具体的に表わしたブロ
ック図、第12図は複写機の電源や定着装置等を具体的
に表わしたブロック図、第13図はコピー用紙の搬送系
の回路構成を具体的に表わしたブロック図、第14図は
DADFの概略構成図、第15図はソータの斜視図、第
16図は中間トレイを中心とした搬送系の概要を表わす
側面図、第17図はエディタパッドを装着した複写機の
システム構成を表わした斜視図、第18図はエディタパ
ッドの平面図、第19図はエディタパネルおよび表示パ
ネルを表わした平面図、第20図は大容量トレイの回路
構成を示すブロック図、第21図はICカードに格納さ
れるプログラムの種別を示す配置説明図、第22.図は
基本的制御情報と付加的制御情報の関係を表わした説明
図、第23図はICカード装置におけるICカードの接
続部分の回路構成の要部を示すブロック図、第24図は
ICカード装置を備えたこの複写機の制御の概要を示す
流れ図、第25図は液晶表示部における選択枝の表示内
容を示す平面図、第26図はICカードからデータを呼
び出す場合の動作を具体的に示した流れ図、第27図は
液晶表示部における登録状態データの表示例を示す平面
図、第28図および第29図はそれぞれ登録状態データ
の表示の変形例を示す平面図、第30図は登録されてい
ない記憶領域を指定し状態データの表示の変形例を示す
平面図、第30図は登録されていない記憶領域を指定し
た場合における液晶表示部の表示例を示す平面図、第3
1図はコピーが可能なときの液晶表示部の表示状態を示
す平面図、第32図は複写機が一括呼び出しモードに設
定された場合のICカードからのデータの呼び出しの様
子を表わした流れ図、第33図はジョブメモリの登録モ
ードでの作業内容を具体的に示した流れ図、第34図は
複写機本体にICカードと同・−のデータが登録されて
いる場合の選択枝を示す平面図、第35図はジョブメモ
リのどれにモードプログラムを書き込むかを一例として
表わした平面図、第36図はデータの転送状態を示す液
晶表示部の平面図、第37図はジョブメモリのデータ格
納状態の一例を示す平面図、第38図は転送先にデータ
が格納されていた場合の選択枝を示す平面図、第39図
は一括呼び出しモードにおける動作の流れを示す流れ図
、第40図は複写機が優先呼び出しモードにおける“1
番選択”モードに設定された場合のICカードからのデ
ータの呼び出しの様子を表わした流れ図、第41図は複
写機が優先呼び出しモードにおける“最多選択”モード
に設定された場合のICカードからのデータの呼び出し
の様子を表わした流れ図、第42図はICカードの不揮
発性メモリの一部についてその登録内容の一例を示す説
明図、第43図はICカードのモードプログラムに呼び
出しのための優先順位を付ける作業を示す流れ図、第4
4図はICカードからベースマシンへのデータの転送の
様子を示すブロック図、第45図はICカードに対する
データの登録作業を示す流れ図、第46図は登録済みの
記憶領域を登録領域として指定した場合の液晶表示部の
表示内容を示す平面図、第47図は登録が完了した場合
の液晶表示部の表示内容を示す平面図、第48図は所定
の記憶領域のデータをクリアした場合の液晶表示部の表
示内容を示す平面図、第49図は記憶領域のデータをク
リアする場合の液晶表示部における確認表示を示す平面
図、第50図はプログラムの読み出しの様子を表わした
回路説明図、第51図は複写機側に登録された複写条件
をICカード側に登録するための作業を表わした流れ図
、第52図はモードプログラムにおけるICカードのセ
ットを要求する表示状態を示す液晶表示部の平面図、第
53図および第54図はICカードおよび複写機本体の
登録状態を表示した液晶表示部の平面図、第55図は基
本欄と抽出欄が同一原本に記載されている場合の戸籍抄
本作成の様子を示す説明図、第56図は基本欄と抽出欄
が異なった原本に記載されている場合の戸籍抄本作成の
様子を示す説明図、第57図は戸籍抄本の作成作業の概
要を示す流れ図、第58図は戸籍抄本を作成する場合の
液晶表示部の初期画面を示す平面図、第59図は座標指
定の原理を示す説明図、第60図は同一原稿について第
1の領域を修正する際の液晶表示部の表示状態を示す平
面図、第61図は同一原稿について第2の領域を修正す
る際の液晶表示部の表示状態を示す平面図、第62図は
同一原稿について基本領域の記録開始位置(右側余白量
)を設定する際の液晶表示部の表示状態を示す平面図、
第63図は記録領域が移動によって用紙からはみ出した
場合の液晶表示部による警告のための表示状態を示す平
面図、第64図は同一原稿について領域指定が終了した
場合の液晶表示部の表示状態を示す平面図、第65図は
初期画面において2つの原稿から戸籍抄本を作成する作
業を選択した状態を示す平面図、第66図は2つの原稿
から戸籍抄本を作成する場合において第1の原稿につい
て領域指、定を行うときの液晶表示部の表示状態を示す
平面図、第67図は2つの原稿から戸籍抄本を作成する
場合において第2の原稿について領域指定を行うとき液
晶表示部の表示状態を示す平面図、第68図は各領域の
移動量の演算処理を具体的数値を用いて説明する説明図
、第69図は2つの原稿について領域指定が終了した場
合に第1の原稿についてコピー作業が開始する際の液晶
表示部の表示状態を示す平面図、第70図は異なった原
本について領域指定が終了した場合に第2の原稿につい
てコピー作業が開始する際の液晶表示部の表示状態を示
す平面図、第71図は戸籍抄本が作成される場合のコピ
ー作業の概要を示す流れ図、第72図はICカードに格
納された座標データを用いて戸籍抄本を作成する場合の
作業を示す流れ図、第73図は従来提案された記録装置
による記録方式を説明するための説明図である。 l・・・・・・領域指定手段、 2・・・・・・基本位置指定手段、 3・・・・・・移動量算出手段、 4・・・・・・領域移動手段、 11・・・・・・原本、 22.22A・・・・・・ICカード装置、60・・・
・・・コピー用紙、 80・・・・・・テンキー、 112・・・・・・液晶表示部、 121・・・・・・メインcpu。 121D、512・・・・・・ROM。 121E・・・・・・RAM。 121F・・・・・・不揮発性メモリ、129・・・・
・・カード用CPU。 131.131A・・・・・・ICカード、 (132
・・・・・・エディタパッド、 141・・・・・・インターイメージランプ、511・
・・・・・RAM0 出 願 人 富士ゼロックス株式会社 代 理 人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原稿上の基本領域と従属領域の2つの記録領域を指
定する領域指定手段と、基本領域の記録位置を指定する
基本位置指定手段と、領域指定手段および基本位置指定
手段によって指定されたデータに基づいて各記録領域の
記録位置を算出する移動量算出手段と、この移動量算出
手段の算出結果に基づいて各記録領域の記録位置を移動
させる領域移動制御手段とを具備することを特徴とする
記録装置。 2、領域指定手段は、基本領域と従属領域の双方の指定
を行うエディタパッドであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の記録装置。 3、領域指定手段は、基本領域と従属領域の双方の指定
を座標データで行うテンキーを具備することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の記録装置。 4、領域指定手段は、領域指定のための各種座標データ
を領域の種類に対応付けて格納した座標データメモリと
、これら座標データを領域の位置および領域の種類に応
じて選択する選択手段とを具備することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の記録装置。 5、座標データメモリは記録装置本体に内蔵されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の記録装置
。 6、座標データメモリは記録装置本体とは別体の記憶媒
体に設けられ、記録装置本体に記憶媒体のデータを読み
取るためのリーダを設けたことを特徴とする特許請求の
範囲第4項記載の記録装置。 7、基本位置指定手段はテンキーであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の記録装置。 8、基本位置指定手段はエディタパッドを具備すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項または第7項記載の
記録装置。 9、感光体ドラムと、原稿の指定された領域以外の領域
について感光体ドラム上に形成された静電潜像を消去す
る像消去手段と、静電潜像を現像してトナー像を作成す
る現像手段と、トナー像をコピー用紙に転写する転写手
段と、コピー用紙を予め収容したトレイと、転写後のコ
ピー用紙を一時的に収容する中間トレイと、これらトレ
イおよび中間トレイに収容された用紙の送り出しタイミ
ングを各記録領域の記録位置に合わせて調整する送り出
しタイミング調整手段とを具備することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の記録装置。 10、基本領域と従属領域はそれぞれ同一の原稿上で指
定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
記録装置。 11、基本領域と従属領域はそれぞれ異なった原稿上で
指定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の記録装置。 12、領域移動制御手段によって移動された各領域の一
部または全部が、所定の記録領域からはみ出したことを
検出して警告を発するはみ出し検出手段とを備えたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307656A JPH01149066A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307656A JPH01149066A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149066A true JPH01149066A (ja) | 1989-06-12 |
Family
ID=17971669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62307656A Pending JPH01149066A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01149066A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011097538A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Sharp Corp | 画像処理装置、プログラム、記録媒体 |
US9510575B2 (en) | 2010-08-27 | 2016-12-06 | Globeride, Inc | Fishing reel |
US9546685B2 (en) | 2012-04-26 | 2017-01-17 | Globeride, Inc. | Bearing with magnetic fluid seal |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP62307656A patent/JPH01149066A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011097538A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Sharp Corp | 画像処理装置、プログラム、記録媒体 |
US9510575B2 (en) | 2010-08-27 | 2016-12-06 | Globeride, Inc | Fishing reel |
US10085434B2 (en) | 2010-08-27 | 2018-10-02 | Globeride, Inc. | Fishing reel |
US9546685B2 (en) | 2012-04-26 | 2017-01-17 | Globeride, Inc. | Bearing with magnetic fluid seal |
US9611893B2 (en) | 2012-04-26 | 2017-04-04 | Globeride, Inc. | Bearing with magnetic fluid seal |
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