JP2011097538A - 画像処理装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】スタンプ画像に示される合成箇所を原画像上に合成する際、合成箇所の形態を原画像上に忠実に反映させる。
【解決手段】複合機30では、制御部1が、スタンプ画像において不要領域の色を利用者に指定させる。つぎに、制御部1は、前記スタンプ画像のうち利用者に指定された色を示す画素からなる指定色領域を識別可能な2値画像を表示部9に表示させ、前記指定色領域のうち前記不要領域とすべきではない必要領域の指定を利用者に促す。さらに、制御部1は、前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域を前記不要領域と確定する。ASIC5は、前記スタンプ画像のうち不要領域以外の領域を前記合成対象画像とし、前記原画像のうち前記合成対象画像が上書きされる領域を白色に変換し、前記原画像のうち前記白色に変換された領域に対して前記合成対象画像を合成(上書き)する。
【選択図】図2
【解決手段】複合機30では、制御部1が、スタンプ画像において不要領域の色を利用者に指定させる。つぎに、制御部1は、前記スタンプ画像のうち利用者に指定された色を示す画素からなる指定色領域を識別可能な2値画像を表示部9に表示させ、前記指定色領域のうち前記不要領域とすべきではない必要領域の指定を利用者に促す。さらに、制御部1は、前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域を前記不要領域と確定する。ASIC5は、前記スタンプ画像のうち不要領域以外の領域を前記合成対象画像とし、前記原画像のうち前記合成対象画像が上書きされる領域を白色に変換し、前記原画像のうち前記白色に変換された領域に対して前記合成対象画像を合成(上書き)する。
【選択図】図2
Description
本発明は、原画像に対してスタンプ画像を合成する画像処理装置、プログラム、この画像処理プログラムを記録する記録媒体に関する。
複写機、複合機等の画像形成装置には、原稿から読み取られた画像を印刷する際、印刷対象となる原画像に対して文字や符号等のマークを合成して合成後画像を印刷する機能を有するものがある。また、下記に示す特許文献1,2には、合成による色混ざりの発生を回避することを目的として、原画像に対して文字画像(スタンプ画像)を合成する際、原画像に対して白抜き処理を行い、白抜き処理された箇所に前記文字画像を合成する技術が開示されている。
特許文献1,2の合成処理では、予め登録されている有色文字(数字・記号等の所定パターンも含む)を含む画像をスタンプ画像とし、このスタンプ画像の有色部分の形状を白抜き形状として把握し、原画像上に当該白抜き形状が生じるように白抜き処理を施すようになっている。
これに対し、例えば、特許文献1,2の処理内容を利用して、図1のスタンプ画像に示される模様100を原画像に合成する場合、以下の問題が生じる。特許文献1,2の処理内容では、スタンプ画像のうち、有色部分を白抜き形状とし、白色部分を不要領域(合成に不要な領域)としているため、模様100のうちの有色部分100aに相当する箇所については白抜き処理が施されるが、模様100のうちの白色部分100bに相当する箇所については白抜き処理が施されない。その結果、スタンプ画像に示される模様100のうちの有色部分100aについては原画像に合成されるものの、模様100のうちの白色部分100bについては原画像に合成されないという問題が生じる。つまり、合成後の画像においては、図1の模様100のうちの有色部分100aは上書きされているが、白色部分100bは上書きされておらず、白色部分100bに相当する部分は原画像がそのまま残存することになる。したがって、特許文献1,2の処理内容では、合成対象の模様に白色部分が含まれる場合、当該模様を原画像上で忠実に反映できないという問題が生じてしまう。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、スタンプ画像に示される合成箇所を原画像に合成する際、当該合成箇所を原画像上に忠実に反映させることのできる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、原画像の一部領域に対して合成対象画像を上書きする合成処理を行う画像処理装置において、前記合成対象画像を含むスタンプ画像を入力する入力部と、前記スタンプ画像において前記合成処理にて上書きしない不要領域の色を指定するコマンドを受け付ける色指定部と、前記スタンプ画像のうち前記コマンドにて指定された色を示す画素からなる指定色領域を識別可能な識別画像を表示部に表示させ、前記指定色領域のうち前記不要領域とすべきではない必要領域を指定するコマンドを受け付ける必要領域指定部と、前記スタンプ画像において前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域を前記不要領域として前記不要領域以外の領域を前記合成対象画像として、前記原画像のうち前記合成対象画像が上書きされる領域を白色に変換し、前記原画像のうち前記白色に変換された領域に対して前記合成対象画像を上書きする合成処理部とを有することを特徴とする。
以上の構成によれば、スタンプ画像の不要領域の色を利用者に指定させ、スタンプ画像においてこの色を示す領域を指定色領域としている。さらに、前記指定色領域のうち前記不要領域とすべきではない必要領域の指定をも利用者に行わせ、前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域を前記不要領域とし、スタンプ画像における不要領域以外の領域を前記合成対象画像とし、前記原画像のうち前記合成対象画像が上書きされる領域を白色に変換した上で、前記原画像に対して前記合成対象画像を上書きしていることになる。それゆえ、スタンプ画像のうち合成すべき箇所に不要領域と同じ色を示す箇所が含まれていても、当該箇所を前記必要領域に指定することによって、当該箇所をも確実に原画像上に上書きできることになる。したがって、合成処理において、スタンプ画像に示される合成箇所(合成すべき箇所)の形態を原画像上に忠実に反映できるという効果を奏する。
また、本発明の画像処理装置において、前記必要領域指定部は、前記指定色領域について、連結している画素群からなる領域を連結領域とする場合、同じ連結領域内の画素同士には同じラベルを付し、互いに異なる連結領域に属する画素同士には互いに異なるラベルを付すラベリング処理を行い、前記識別画像の一部を利用者に指定させ、前記スタンプ画像のうち、利用者に指定された部分に対応する画素と同じラベルの付された画素からなる領域を前記必要領域として認識するようになっていてもよい。この構成では、利用者は、前記識別画像に示されている必要領域の一部箇所を指定するだけで必要領域の指定を行うことができるため、簡単に必要領域の指定を行うことができるというメリットを有することになる。
また、本発明の画像処理装置は、前記構成に加えて、前記スタンプ画像に含まれる合成対象画像の輪郭部を削除する削除処理部を有し、前記合成処理部は、前記原画像に対して前記削除処理後の合成対象画像を上書きするようになっていてもよい。これにより、アンチエイリアス処理の影響によってスタンプ画像に示される合成対象画像の輪郭部に色混ざりが生じていたとしても、合成後画像において当該色混ざりによる影響を低減させることが可能になる。
なお、本発明の画像処理装置に含まれる前記色指定部、必要領域確認部、不要領域判別部、合成処理部は、コンピュータによって実現されてもよい。この場合、コンピュータを、前記色指定部、必要領域確認部、不要領域判別部、合成処理部として機能させるプログラムも本発明の範疇に入り、当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
本発明の構成によれば、原画像の一部領域に対してスタンプ画像に示される合成対象画像を上書きする合成処理を行う際、合成対象画像の形態を原画像上に忠実に反映できるという効果を奏する。
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図2は、本実施形態のデジタル複合機(以下では単に「複合機」と称す)に含まれる各ハードウェアを示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図2は、本実施形態のデジタル複合機(以下では単に「複合機」と称す)に含まれる各ハードウェアを示すブロック図である。
本実施形態の複合機(画像処理装置)30は、図2に示すように、制御部1、固定ディスク2、RAM3、ROM4、ASIC5、スキャナ部6、I/F部7、操作部8、表示部9、ネットワーク通信部10、プリンタ部11を有している。
制御部1は、複合機30が有している各ハードウェアを統括的に制御する機能を有し、且つ画像データに対して画像処理を実行する機能も有するプロセッサ(例えばCPU等のコンピュータ)である。制御部1は、プログラムを実行することによって、複合機30が有している各ハードウェアの制御,画像処理,各種処理を実現するようになっている。なお、上記のプログラムはROM4等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されており、制御部1が、ROM4に格納されている制御プログラムを読み出し、この制御プログラムを実行するようになっている。また、上記の制御プログラムはリムーバブル記録媒体に格納されていてもよく、制御部1が、このリムーバブル記録媒体から制御プログラムを読み出し、この制御プログラムを実行するようになっていてもよい。
固定ディスク2は、補助記憶装置であり、例えばハードディスクからなる。固定ディスク2は、画像データや各種データを記憶・保存する記憶領域として機能する。RAM(Random Access Memory)3は、主記憶装置であり、プログラムや処理中の画像データが記憶される記憶領域である。ROM(Read Only Memory)4は、不揮発性のメモリであり、制御部1に実行されるプログラムを保存する領域である。
ASIC(application specific integrated circuit)5は、RAM3に書き込まれている画像データ(画像信号)を入力して、この画像データに画像処理を施して出力する集積回路であり、制御部1よりも高速で画像処理を実行するものである。また、前記の画像データは、ASIC5によって、R,G,Bを示す加法混色のデータから、C,M,Y,Kを示す減法混色のデータに色補正されるようになっている。なお、Rは赤、Gは緑、Bは青、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yは黄、Kは黒を示す。
スキャナ部6は、カラー原稿から画像データを読み取り、この画像データをRAM3に転送する。なお、スキャナ部6に読み取られる画像データは、R,G,Bの画像データである。
I/F部7は、USBデバイス等の外部メディア(リムーバブル記憶装置)からデータを受け取り、このデータをRAM3に転送する入力インターフェイスである。また、I/F部7は、R,G,Bの画像データを受け取り、この画像データをRAM3に書き込むこともできる。
表示部9は、ユーザーに各種情報を表示するディスプレィ装置であり、液晶表示装置または有機ELディスプレィ装置からなるものである。また、本実施形態の表示部9はタッチパネルに覆われている。操作部8は、前記のタッチパネルと図示しないキーボードとからなるものであり、ユーザーが複合機30を操作するための各種コマンドを入力するためのインターフェイスとして機能するものである。
ネットワーク通信部10は、LAN等の通信ネットワークとのインターフェイスとして機能するブロックであり、複合機30以外の装置との間で制御情報や画像データの送受信を行うものである。また、ネットワーク通信部10は、通信ネットワークに接続されている端末装置からR,G,Bの画像データを受け取り、この画像データをRAM3に書き込むこともできる。
プリンタ部11は、電子写真方式の印刷エンジンである。具体的に、プリンタ部11は、RAM3からC,M,Y,Kの画像データを受け取り、この画像データに基づき、C,M,Y,Kのトナーを用いて用紙にフルカラー画像を印刷(プリント)するものである。
以上示した複合機30は、スキャナ部6より入力したR,G,Bの画像データをC,M,Y,Kの画像データに色補正し、この画像データに基づいて用紙上に画像を印刷するようになっている。また、複合機30は、ネットワーク通信部10を介して外部装置から受信した画像データに基づいて用紙上に画像を印刷するようになっている(なお、この場合も必要に応じて色補正が行われる)。
さらに、複合機30は、スタンプ画像が固定ディスク2に予め保存されている場合、利用者からの指示に応じて、原画像上の一部領域に、当該スタンプ画像に示される合成対象画像を上書きする合成処理を行い、この合成処理にて得られた合成後画像(合成対象画像が上書きされた後の原画像)を用紙上に印刷する機能も有している。
以下では、本実施形態のスタンプ画像および合成処理の概略を説明する。なお、以下の合成処理では、図3に示す原画像の一部領域に対して、同図に示すスタンプ画像22に示される合成対象画像が上書きされるものとする。
まず、本実施形態における原画像とは、複写モードにおいて複写対象とされる画像、または、プリントモードにおいて端末装置から受信して印刷される画像を意味する。つまり、原画像は、スキャナ部6に読み取られ且つ印刷処理に用いられる画像データに示される画像、または、ネットワーク通信部10より入力され且つ印刷処理に用いられる画像データに示される画像を意味する。なお、原画像の画像データは、R,G,BのデータとしてRAM3に転送されて記憶されるようになっている。
また、本実施形態のスタンプ画像とは、原画像に対して合成することを目的として作成された画像であり、外部から複合機30にインポートされた画像である。なお、本実施形態のスタンプ画像22は、図3に示すように、原画像に上書きされる部分である合成対象画像と、原画像に上書きされない不要領域22aとからなるものである。この不要領域は、合成対象画像に対する下地領域に相当するものであり、所定色にて塗り潰されているベタ領域である。なお、本実施形態においてこの所定色は白色であるものとするが、白色に限定されるものではない。
また、スタンプ画像は、スタンプ画像作成のアプリケーションを有する端末装置(パーソナルコンピュータ)において作成され、この端末装置からネットワーク通信部10を介して複合機30にインポートされたものであってもよいし、例えばインターネット等を介して所定のウェブサイトからダウンロードされたものであってもよい。また、リムーバブル記憶媒体を介してI/F部7からインポートされたものでもよい。
そして、スタンプ画像は、複合機30にインポートされるとRAM3に書き込まれるようになっている。なお、インポートのための具体的手法やスタンプ画像の圧縮形式等については周知であるため説明を省略する。さらに、スタンプ画像の画像データは、R,G,Bのデータとして複合機30にインポートされるようになっている。
また、RAM3に記憶される原画像の画像データおよびスタンプ画像の画像データは、8ビットのRのデータ、8ビットのGのデータ、8ビットのBのデータを1画素分のデータとしたものである(1画素で計24ビット)。そして、1画素分のデータは、最も上のラインの左端画素から右端の画素まで並び、1つ下のラインの左端画素から右端の画素までというような順で並び、最も下のライン分のデータまで続く。なお、説明の便宜のため、画像ヘッダ領域等の説明については省略するが、縦・横の画素数をはじめとして画像を処理する上で必要な情報は画像データに含まれているものとする。
そして、原画像(原画像のデータ)に対して、スタンプ画像に示される合成対象画像(合成対象画像のデータ)が合成される。この合成にて得られる合成後画像(合成後画像のデータ)はプリンタ部11に送られる。プリンタ部11は、当該合成後画像のデータに基づいて、用紙上に合成後画像を出力(印刷)するようになっている(図3参照)。
以下では、スタンプ画像がインポートされてから合成後画像が印刷されるまでの一連の処理の流れを詳細に説明する。なお、当該一連の処理は下記(1)〜(5)からなるものである。
(1)色指定
制御部1は、スタンプ画像の画像データ(以下、「スタンプ画像データ」と称す)が複合機30にインポートされてRAM3に書き込まれると、スタンプ画像のうちの不要領域(原画像に上書きされない領域であり下地領域)の色を利用者に指定される処理を行う。
制御部1は、スタンプ画像の画像データ(以下、「スタンプ画像データ」と称す)が複合機30にインポートされてRAM3に書き込まれると、スタンプ画像のうちの不要領域(原画像に上書きされない領域であり下地領域)の色を利用者に指定される処理を行う。
以下、不要領域の色の指定手法を詳細に説明する。制御部1は、スタンプ画像が複合機30にインポートされてRAM3に書き込まれると、色指定(スタンプ画像の不要領域の色の指定)を行う旨のコマンドを待ち受ける待受画面を表示部9に表示させる。なお、この待受画面にはインポートされたスタンプ画像のプレビューも示されている。したがって、利用者は、この待受画面を観ることによって、インポートされたスタンプ画像、および前記不要領域の色を確認できる。そして、利用者が、色指定を行う旨のコマンドを操作部8から入力すると、制御部1は、図4に示す選択画面20を表示部9に表示されるようになっている。
図4に示すように、選択画面20には、RGB値入力ボタン20a,プレビューボタン20b,白色指定ボタン20cが表示されている。利用者は、RGB値入力ボタン20a,プレビューボタン20b,白色指定ボタン20cのいずれかを選択することによって、不要領域の色の指定を行うようになっている。
RGB値入力ボタン20aは、不要領域の色のRGB値をユーザーに入力させる処理を行うためのボタンである。つまり、ユーザーは、RGB値を入力することによって、このRGB値の示す色を不要領域の色として指定できるようになっている。具体的に、制御部1は、利用者がRGB値入力ボタン20aを押した場合、図5に示すRGB値入力画面21を表示部9に表示させるようになっている。そして、利用者は、RGB値入力画面21に介してRGB値を複合機30に入力する。制御部1は、入力されたRGB値を、不要領域の色を示す色情報としてRAM3に書き込むようになっている。なお、R値は赤色画素の濃度値であり、G値は緑色画素の濃度値であり、B値は青色画素の濃度値である。また、本実施形態では、R値,G値,B値は、各々8ビットのデータであるため、0(黒)〜255(白)の値で表される。
プレビューボタン20bは、スタンプ画像のプレビューを表示部9に表示させ、利用者に不要領域の画素をタッチさせる処理を行うためのボタンである。具体的に説明すると、ユーザーは、プレビュー表示されているスタンプ画像の中から不要領域とすべき箇所を指定することによって、この箇所の画素の色を不要領域の色として指定するようになっている。このプレビューボタン20bによる処理について以下詳細に説明する。制御部1は、利用者が図4のプレビューボタン20bを押した場合、図6に示すように、RAM3に書き込まれているスタンプ画像22のプレビューを表示部9に表示させる。そして、制御部1は、ユーザーが表示されているスタンプ画像22のプレビューにタッチすると、タッチ箇所の座標からRAM3上のアドレスを算出してタッチ箇所に相当する画素を特定する。その後、制御部1は、特定した画素のRGB値を割り出して、このRGB値を、不要領域の色を示す色情報としてRAM3に書き込むようになっている。なお、制御部1は、利用者からの入力コマンドに応じてスタンプ画像に対して拡大または縮小処理を行い、この処理後のスタンプ画像をプレビューとして表示部9に表示するようになっていてもよい。
白色指定ボタン20cは、スタンプ画像のうち白色領域を不要領域として指定するためのボタンである。つまり、ユーザーは、白色指定ボタン20cを押すことによって、白色を不要領域の色として指定するようになっている。具体的に、制御部1は、利用者が白色指定ボタン20cを押すと、不要領域の色を示す色情報としてR=255,G=255,B=255をRAM3に書き込むようになっている。白色指定ボタン20cが設けられている理由は、スタンプ画像の不要領域が下地領域であって白色で示される事が多いからである。
以上のように、利用者が不要領域の色を指定する手法は様々であるが、利用者によって不要領域の色が指定されると、制御部1は、指定された色(以下「指定色」と称す)を示す色情報(R値,G値,B値)を受け付け、この色情報をRAM3に書き込まれるようになっている。なお、1画素当たりのR値,G値,B値のビット数の総計は24ビットであり、前記の色情報は24ビット且つ16進数でRAM3に書き込まれるようになっている。例えば、白色を示す色情報は「FF FF FF」になる。
(2)2値画像生成
以上のようにして、指定色(不要領域の色と同じ色)が定められると、制御部1は、指定色を示す画素からなる領域(以下「指定色領域」と称す)を利用者に識別させるための2値画像を生成して表示部9に表示する処理を行う。以下、2値画像の生成処理を説明する。
以上のようにして、指定色(不要領域の色と同じ色)が定められると、制御部1は、指定色を示す画素からなる領域(以下「指定色領域」と称す)を利用者に識別させるための2値画像を生成して表示部9に表示する処理を行う。以下、2値画像の生成処理を説明する。
まず、制御部1は、RAM3においてスタンプ画像のサイズの24分の1のサイズに相当する記憶領域を確保し、この記憶領域に対して初期化処理(0にクリアする)を行う。これにより、スタンプ画像の画素数と同画素数の2値画像を書き込むための記憶領域をRAM3に確保したことになる(スタンプ画像の1画素が24ビットに対して、2値画像の1画素は1ビットである)。
つぎに、制御部1は、RAM3上のスタンプ画像の各画素の値を開始アドレスから順に24ビットずつ参照し、前記の色情報(24ビット)と比較する。そして、制御部1は、前記色情報と同一色を示す画素(色情報と完全同一値の画素)については、2値画像側における対応する画素の値を「1」(有効値)に置換し、前記色情報と異なる色を示す画素については、2値画像側における対応する画素の値の変換を行わない。例えば、指定色がR=255,G=255,B=255である場合、R=255,G=255,B=255を示す画素のみが、2値画像側の対応画素において「1」に置換される。これにより、指定色を示す画素の値が「1」であると共に、指定色と異なる色を示す画素の値が「0」である2値画像を作成できる。つまり、この2値画像は指定色領域を識別可能な画像である。
例えば、以上のように作成された2値画像において、指定色を示す画素とそうでない画素とが交互に8画素並んでいる場合、8ビット且つ2進数表記であれば「10101010」となり、1バイト且つ16進数表記であれば「AA」となる。
さらに、制御部1は、図8に示すように、「1」の画素を黒にすると共に「0」の画素を白にした2値画像23を表示部9に表示させる。つまり、表示部9に表示される2値画像は、指定色領域を黒で表し、それ以外の領域を白で表した画像である。
ここで、本実施形態では、図6に示すように、スタンプ画像22において、合成対象画像22bの周囲に不要領域(下地領域)22aが形成され、不要領域22aの色は白色(R=255,G=255,B=255)である。そして、図8に示すように、スタンプ画像22から生成された2値画像23では、不要領域22aに対応する箇所は指定色領域であり黒色になっている。また、図6に示すように、本実施形態のスタンプ画像22では、合成対象画像22bにおいて不要領域と同じ色(白色)を示す箇所22b´が含まれている。それゆえ、図8に示すように、2値画像23においては、不要領域22aに対応する箇所のみならず、合成対象画像22bの白色を示す箇所に対応する箇所も指定色領域として扱われて黒色になっている。つまり、スタンプ画像において合成対象領域内に不要領域と同じ色の箇所がある場合、生成される2値画像において、不要領域のみならず、合成対象領域内の不要領域と同じ色の箇所も、黒色表示され指定色領域とされてしまう。
なお、以上にて説明した2値画像生成処理では、利用者に入力された値と同一値を示す画素のみ、指定色を示す画素として扱い、指定色を示す画素を2値画像において「1」に置換していることになる。しかし、このような形態にされるものではなく、例えば、利用者に入力された値を含めた所定数値範囲内に収まる画素を、指定色を示す画素と扱う形態であってもよい。例えば、入力値が(R=240,G=240,B=240)である場合、(R=235〜245,G=235〜245,B=235〜245)の画素を、指定色を示す画素として扱ってもよい。また、以上にて説明した2値画像生成処理は、制御部1によって行われるようになっているが、ASIC5によって行われるようになっていてもよい。
(3)ラベリング
つぎに、制御部1は、作成した2値画像についてラベリング処理を行い、ラベリング処理の結果を示したラベルデータをRAM3に記録する処理を行う。以下、このラベリング処理について説明する。まず、制御部1は、RAM3においてラベルデータを格納するための領域を確保する。確保するサイズはラベルの種類数に応じて調整する。例えば、「0」の値をラベル無しとすると、2値画像の8倍の領域を確保する場合は255種類のラベルを使用でき、2値画像の16倍の領域を確保する場合は65535種類のラベルを使用できる。
つぎに、制御部1は、作成した2値画像についてラベリング処理を行い、ラベリング処理の結果を示したラベルデータをRAM3に記録する処理を行う。以下、このラベリング処理について説明する。まず、制御部1は、RAM3においてラベルデータを格納するための領域を確保する。確保するサイズはラベルの種類数に応じて調整する。例えば、「0」の値をラベル無しとすると、2値画像の8倍の領域を確保する場合は255種類のラベルを使用でき、2値画像の16倍の領域を確保する場合は65535種類のラベルを使用できる。
つぎに、制御部1は、2値画像において「1」を示す画素からなる領域(指定色領域)に対してラベルを付すラベリング処理を行い、処理結果を示すラベルデータをRAM3に記録する。なお、ラベリング処理については周知の手法を用いることができる。ここで、図7に示すように、ラベルデータには、2値画像の各画素に対応する画素が示されており、前記指定色領域について、画素同士が連結している連結領域毎に異なるラベル値が付されていくことになる。
つまり、指定色を示す画素群のうち、連結領域内の画素同士には同じラベルが付され、互いに異なる連結領域に属する画素同士には互いに異なるラベルが付されていく。ここで、図7において、2値画像と、当該2値画像に対応するラベルデータとを例示する。図7のラベルデータにおいては、指定色以外の色の画素は、ラベルが付されず、「0」のままである。そして、図7のラベルデータにおいて、指定色を示す画素群のうち、右上の連結領域には「1」のラベルデータが付され、左上の連結領域には「2」のラベルデータが付されていることになる。また、制御部1は、使用したラベルの最大値NをRAM3に記録するようになっている。
(4)必要領域指定
つぎに、制御部1は、2値画像を表示部9に表示させ、指定色領域の中から必要領域を利用者に指定させる処理を行う。必要領域とは、指定色領域とされている領域(つまり不要領域と同じ色の領域)のうち、不要領域として扱うべきではない領域を意味する。つまり、スタンプ画像22に示される合成対象画像22b内において、不要領域と同じ色を示す箇所22b´(図6参照)が必要領域に該当することになる。
つぎに、制御部1は、2値画像を表示部9に表示させ、指定色領域の中から必要領域を利用者に指定させる処理を行う。必要領域とは、指定色領域とされている領域(つまり不要領域と同じ色の領域)のうち、不要領域として扱うべきではない領域を意味する。つまり、スタンプ画像22に示される合成対象画像22b内において、不要領域と同じ色を示す箇所22b´(図6参照)が必要領域に該当することになる。
まず、制御部1は、図8に示すように、2値画像23と必要領域にタッチする事を促す旨のメッセージとを表示部9に表示する。なお、図8において、「黒の領域から除外すべき領域」は前記必要領域の意味である。
制御部1は、ユーザーがタッチした箇所が指定色領域の画素である場合(2値画像における「1」の画素)、ラベルデータを参照して、タッチ箇所の画素のラベルを取得する。そして、制御部1は、取得したラベルと同じラベルが付されている全ての画素を必要領域として認識し、2値画像側において対応する画素の値を「1」から「0」に置換し、ラベルデータ側において対応する画素の値を「0」に置換する(ラベルなしにする)。これにより、2値画像に示される指定色領域から、利用者によって指定された必要領域を除外することになる。それゆえ、図6および図8に示すように、スタンプ画像22の合成対象画像22bにおいて白色を示す箇所22b´も、2値画像23側の対応箇所23b´では指定色領域(黒色)になっているが、対応箇所23b´をタッチすると、図9の2値画像24のように、前記の対応箇所を非指定色領域(白色)にできる。つまり、図8の対応箇所23b´は、必要領域としてユーザーに指定され、指定色領域(黒色)から除外されたことになる。
なお、制御部1は、ユーザーがタッチした画素が指定色領域ではない場合(2値画像における「0」の画素)、何もしないか注意メッセージを表示する。そして、制御部1は、図8および図9に示される「決定」キーが押されるまで、2値画像および前記のメッセージの表示を継続し、必要領域の指定を利用者に促し続ける。
そして、制御部1は、前記の「決定」キーが押されると、不要領域の追加を促す画面を表示部9に表示する。この画面を図10に示す。
図10に示される画面の「はい」ボタンがユーザーによって押されると、制御部1は、図4の選択画面20を再表示し、ユーザーに不要領域の色の指定を再度行わせるようになっている(ここで指定される不要領域の色を第2指定色と称す)。利用者によって第2指定色が指定されると、制御部1は、第2指定色を示す第2色情報をRAM3に書き込む。ここで、制御部1は、既にRAM3に書き込まれている2値画像において「1」の示されている画素の値を書き換えずに、第2色情報と同一値を示す画素に関して前記2値画像において対応する画素の値を「1」に置換する。さらに、制御部1は、既にRAM3に書き込まれているラベルデータのラベル値を書き換えずに、2値画像において新たに「1」になった画素に対して新たなラベルを付すラベリング処理を行う。ここでのラベリング処理ではN+1のラベルから順に使用される。その後、制御部1は、図8に示す画面を表示部9に表示させ、必要領域の指定を利用者に促し、利用者のタッチ動作があった場合はタッチ箇所の画素のラベルを取得する。そして、制御部1は、取得したラベルと同じラベルが付されている全ての画素について、2値画像側の対応画素の値を「1」から「0」に置換し、ラベルデータ側の対応画素の値を「0」に置換する(ラベルなしにする)。これにより、2値画像において、第2指定色を示す画素からなる指定色領域から必要領域を除外できる。以上示した処理により、互いに異なる色からなる複数の不要領域がある場合であっても、2値画像において全ての不要領域の画素の値を「1」にすることができる。
そして、制御部1は、図10に示される画面の「いいえ」ボタンがユーザーによって押されると、2値画像を管理情報と共に固定ディスク2に保存する。なお、下記の各処理において、制御部1は、2値画像の「1」の画素からなる領域を不要領域として扱うことになる。つまり、ユーザー(利用者)によって前記必要領域の指定がなかった場合、指定色の画素からなる領域の全部が不要領域として扱われ、ユーザーによって前記必要領域の指定があった場合は前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域が不要領域として扱われる。
(5)スタンプ画像の白抜き
つぎに、制御部1は、固定ディスク2に保存した2値画像を参照して、スタンプ画像に対して白抜き処理を施す。具体的に、制御部1は、スタンプ画像の各画素のうち、2値画像において「1」になっている画素(不要領域)に対応する画素の色を白色に変換する(つまり、RGB値を全て0にする)。そして、制御部1は、白抜き処理後のスタンプ画像を前記2値画像および管理情報と共に固定ディスク2に保存する。これにより、図3に示すように、固定ディスク2に保存されるスタンプ画像22において、合成対象画像以外の領域である不要領域22aの各画素は全て白色となる。
つぎに、制御部1は、固定ディスク2に保存した2値画像を参照して、スタンプ画像に対して白抜き処理を施す。具体的に、制御部1は、スタンプ画像の各画素のうち、2値画像において「1」になっている画素(不要領域)に対応する画素の色を白色に変換する(つまり、RGB値を全て0にする)。そして、制御部1は、白抜き処理後のスタンプ画像を前記2値画像および管理情報と共に固定ディスク2に保存する。これにより、図3に示すように、固定ディスク2に保存されるスタンプ画像22において、合成対象画像以外の領域である不要領域22aの各画素は全て白色となる。
(6)合成処理
複写モードまたはプリントモードが開始されると、印刷前の原画像がRAM3に書き込まれる。なお、複写モードにおいては、上記の原画像は、スキャナ部6から入力された画像を意味し、プリントモードにおいては、上記の原画像は、ネットワーク通信部10を介して端末装置から受信した画像を意味する。
複写モードまたはプリントモードが開始されると、印刷前の原画像がRAM3に書き込まれる。なお、複写モードにおいては、上記の原画像は、スキャナ部6から入力された画像を意味し、プリントモードにおいては、上記の原画像は、ネットワーク通信部10を介して端末装置から受信した画像を意味する。
そして、複写モードまたはプリントモードにおいて、ユーザーからスタンプの合成要求が入力されている場合、制御部1は、固定ディスク2からスタンプ画像と2値画像とを読み出してRAM3に書き込む。
つぎに、ASIC5は、原画像およびスタンプ画像の各々に対して印刷に必要な画像処理を順に行い、処理後の各画像をRAM3に書き込む。また、図3に示すように、当該画像処理において、原画像のデータおよびスタンプ画像のデータの各々はR,G,BのデータからC,M,Y,Kのデータに変換され、ディザ処理が施されることになる。なお、ディザ処理後のC,M,Y,Kのデータは、各色成分のプレーン毎に、1画素当たり1ビットのデータ(2値データ)であるとする。
つぎに、ASIC5は、プレーン毎に、原画像に対して白抜き処理を行う。具体的に、ASIC5は、RAM3に書き込まれている原画像と2値画像とを入力する。そして、ASIC5は、図3の符号50に示すように、プレーン毎に、原画像に対して2値画像24をAND合成する。これにより、スタンプ画像22のうち前記不要領域以外の領域を前記合成対象画像とする場合、前記原画像において前記合成対象画像が上書きされる領域が白色に変換されることになる(RGB値を全て0にする)。そして、ASIC5は、白抜き処理後の原画像を出力してRAM3に書き込む。
その後、ASIC5は、白抜き処理後の原画像に対して前記合成対象画像を上書きする。具体的に、ASIC5は、白抜き処理後の原画像と白抜き処理後のスタンプ画像とを入力する。そして、ASIC5は、図3に示すように、プレーン毎に、白抜き処理後の原画像に対して白抜き処理後のスタンプ画像をOR合成する。つまり、各プレーンにおいて、原画像の白抜き箇所に対してスタンプ画像に示される合成対象画像が上書き合成されることになる。これにより、図3に示すように、原画像上に合成対象画像が上書きされた合成後画像25が生成されることになる。なお、原画像に対する白抜き処理、および、原画像と合成対象画像との合成処理は、ASIC5によって行われているが、制御部1によってソフトウェア的に行なわれてもよい。但し、ASIC5の方が高速処理を実現できるため、ASIC5にて行われるほうが好ましい。
制御部1は、以上のようにして生成された合成後画像25のデータをプリンタ部11へ送り、プリンタ部11は、受け取ったデータに基づいて合成後画像25を用紙上に印刷する。
以上のように、本実施形態の複合機30は、原画像の一部領域に対して合成対象画像を上書きする合成処理を行うものである。そして、複合機30において、I/F部7またはネットワーク通信部10は、前記合成対象画像を含むスタンプ画像を入力する入力部として機能する。また、制御部1は、不要領域の色を指定するコマンドを利用者から受け付ける色指定部として機能している。さらに、制御部1は、前記スタンプ画像のうち利用者に指定された色を示す画素からなる指定色領域を識別可能な2値画像(識別画像)を表示部9に表示させ、前記指定色領域のうち必要領域を指定するコマンドを受け付ける必要領域指定部として機能する。そして、制御部1またはASIC5は、前記スタンプ画像において前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域を前記不要領域として前記不要領域以外の領域を前記合成対象画像として、前記原画像のうち前記合成対象画像が上書きされる領域を白色に変換し、前記原画像のうち前記白色に変換された領域に対して前記合成対象画像を上書きする合成処理部として機能している。
以上の構成によれば、スタンプ画像の不要領域の色を利用者に指定させ、スタンプ画像においてこの不要領域の色を示す領域を指定色領域としている。さらに、前記指定色領域のうち前記不要領域とすべきではない必要領域の指定をも利用者に行わせ、前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域を前記不要領域とし、スタンプ画像における不要領域以外の領域を前記合成対象画像とし、前記原画像のうち前記合成対象画像が上書きされる領域を白色に変換した上で、前記原画像に対して前記合成対象画像を上書きしていることになる。それゆえ、スタンプ画像のうち合成すべき箇所に不要領域と同じ色を示す箇所が含まれていても、当該箇所を前記必要領域に指定することによって、当該箇所をも確実に原画像上に上書きできることになる。したがって、合成処理において、スタンプ画像に示される合成箇所(合成すべき箇所)の形態を忠実に原画像上に反映させることができるという効果を奏する。
なお、以上の実施形態では、スタンプ画像は外部から複合機30にインポートされるようになっているが、仮に複合機30にスタンプ画像作成のアプリケーションがインストールされている場合、前記のスタンプ画像は複合機30において作成されたものであってもよい。
また、端末装置等にてスタンプ画像を作成する利用者と、複合機30においてスタンプ画像を利用する利用者とが一致する場合、スタンプ画像作成時において、合成対象領域で使用されている色を用いずに不要領域を加工すれば、後に上記の必要領域を指定する処理を省くことができる。
また、本実施形態では、予めスタンプ画像の不要領域に対して白抜きを行っているが、この理由を以下説明する。本実施形態では、図3に示すように、スタンプ画像に示される合成対象画像を原画像に上書き合成する手法としてOR合成を用いている。そして、スタンプ画像の不要領域が白色以外の色である場合、この色はOR合成において残されてしまうため、不要領域を白色(ゼロ)に置換しているのである。つまり、本実施形態では、スタンプ画像の不要領域を白(ゼロ)に置換し、原画像における前記不要領域に対応する画素について原画像の値とゼロとをOR合成するようにして、不要領域の色を合成後画像に反映させないようにしている。なお、本実施形態では、上記のように、スタンプ画像の不要領域を白色に置換してOR合成する手法が採用されているが、スタンプ画像の不要部分を透明色として扱い、この透明色に関しては原画像の色をそのまま残すような手法が採用されてもよい。
また、ASIC5は、AND合成処理時またはOR合成処理時においては、合成に使われる各画像のみを入力して他画像を入力しない。それゆえ、ASIC5は、2値画像を参照しながら原画像とスタンプ画像とを合成するといった処理を行うのではなく、図3のように、まずは原画像と2値画像とをAND合成し、その後に原画像とスタンプ画像とをOR合成することによって、スタンプ画像のうちの合成対象画像部分のみを原画像に上書きしているのである。
[実施の形態2]
インポートされたスタンプ画像に対してアンチエイリアス処理が施されている場合、この処理の影響によって、スタンプ画像において不要領域と合成対象画像との境界部(輪郭部)に色混ざりが生じていることが多い(図11参照)。そして、このような色混ざりが生じているスタンプ画像を用いて図3に示される合成処理を行った場合、図11に示すように、合成後画像において、合成対象画像の輪郭部に結果的に意図しない色が残ることがある。
インポートされたスタンプ画像に対してアンチエイリアス処理が施されている場合、この処理の影響によって、スタンプ画像において不要領域と合成対象画像との境界部(輪郭部)に色混ざりが生じていることが多い(図11参照)。そして、このような色混ざりが生じているスタンプ画像を用いて図3に示される合成処理を行った場合、図11に示すように、合成後画像において、合成対象画像の輪郭部に結果的に意図しない色が残ることがある。
そこで、本実施形態では、このような色を残さないために、スタンプ画像に示される合成対象画像の輪郭部を削り取る処理(以下「輪郭削除処理」と称す)を行うようにしている。この処理について以下詳細に説明する。
スタンプ画像が複合機30にインポートされた後、前述した「(1)色指定」「(2)2値画像生成」「(3)ラベリング」「(4)必要領域指定」が行われる点は、実施の形態1と同様である。
そして、「(4)必要領域指定」を行った後であって、前述した「(5)スタンプ画像の白抜き」を行う前、制御部1は、図12に示すように、2値画像の不要領域に対して8近傍の第1膨張処理を施す。より具体的に説明すると、制御部1は、まず、図14に示す待受画像300を表示部9に表示させる。この待受画像300は、膨張の回数を示す画素数の入力を利用者に促す画面である。
利用者によって画素数が入力されると、制御部1は、入力された画素数に応じた回数だけ、2値画像の不要領域に対して8近傍の第1膨張処理を繰り返す。具体的に、制御部1は、入力画素数が「1」の場合、2値画像の不要領域に対して8近傍の第1膨張処理を1回だけ行い、入力画素数が「2」の場合、2値画像の不要領域に対して8近傍の第1膨張処理を2回行い、入力画素数が「3」の場合、2値画像の不要領域に対して8近傍の第1膨張処理を3回行うようになっている(つまり、待受画像300を介して入力される画素数は第1膨張処理の繰り返す回数である)。そして、制御部1は、第1膨張処理後の2値画像を管理情報と共に固定ディスク2に保存する。
その後、制御部(削除処理部)1は、第1膨張処理後の2値画像を用いて、前述した「(5)スタンプ画像の白抜き」を行う。つまり、制御部1は、スタンプ画像の各画素のうち、第1膨張処理後の不要領域に対応する画素の色を白色に変換する。これにより、スタンプ画像に示される合成対象画像の輪郭部(不要領域との境界)が削り取られるため、アンチエイリアス処理の影響による色まざりを除去できる。それゆえ、合成後画像において意図しない色が残ることを抑制できる。
そして、後の合成処理においては、以上のようにして膨張された2値画像と原画像と用いてOR合成を行うことにより、原画像に対して白抜きを行う。それゆえ、原画像に対して白抜きされた箇所の広さは、白抜きされた後のスタンプ画像に示される合成対象画像(輪郭部が削られた合成対象画像)の広さと同一である。その後、白抜きされた後の原画像と白抜きされた後のスタンプ画像とによってAND合成が行われ、合成後画像が生成されることになる。
[実施の形態3]
スタンプ画像の不要領域が白色である場合、図11に示されるスタンプ画像の輪郭部の色混ざり箇所は白っぽい線になる。このような場合、合成後画像において当該輪郭部が原画像の色で覆われるような合成処理を行うと、合成後画像において意図しない色を目立たなくできる。以下では、当該合成処理の手法について説明する。
スタンプ画像の不要領域が白色である場合、図11に示されるスタンプ画像の輪郭部の色混ざり箇所は白っぽい線になる。このような場合、合成後画像において当該輪郭部が原画像の色で覆われるような合成処理を行うと、合成後画像において意図しない色を目立たなくできる。以下では、当該合成処理の手法について説明する。
スタンプ画像が複合機30にインポートされた後、前述した「(1)色指定」「(2)2値画像生成」「(3)ラベリング」「(4)必要領域指定」「(5)スタンプ画像の白抜き」がこの順に行われる点は、実施の形態1と同様である。
そして、複写モードまたはプリントモードが開始されると原画像がRAM3に書き込まれるが、ユーザーがスタンプの合成要求を入力している場合、制御部1は、固定ディスク2からスタンプ画像と2値画像とを読み出してRAM3に書き込む。さらに、本実施の形態では、制御部1は、図15に示す待受画像400を表示部9に表示させる。この待受画像400は、後で行われる第2膨張処理における膨張の回数を示す画素数の入力を利用者に促す画面である。
利用者によって画素数が入力されると、制御部1は、入力された画素数に応じた回数だけ、2値画像の不要領域に対して8近傍の第2膨張処理を繰り返す。そして、制御部1は、第2膨張処理後の2値画像をRAM3に書き込む。なお、スタンプ画像に対する白抜きが行われた後で2値画像に対する第2膨張処理が行われるようになっているため、第2膨張処理後の不要領域以外の領域(合成対象画像に対応する領域)は、スタンプ画像に示される合成対象画像よりも狭くなっている。
その後、ASIC5は、原画像およびスタンプ画像の各々に対して印刷に必要な画像処理を順に行い、処理後の各画像をRAM3に書き込む。
さらに、ASIC5は、プレーン毎に、原画像に対して白抜き処理を行う。具体的に、ASIC5は、RAM3に書き込まれている原画像と2値画像(第2膨張処理後の2値画像)とを入力する。そして、ASIC5は、プレーン毎に、原画像に対して2値画像24をAND合成し、この処理後の原画像(白抜き後の原画像)をRAM3に書き込む。ここで、生成される原画像の白抜き領域は、白抜き後のスタンプ画像に示される合成対象画像よりも狭い。
つぎに、ASIC5は、白抜き処理後の原画像に対して前記合成対象画像を上書きする。具体的に、ASIC5は、白抜き処理後の原画像と白抜き処理後のスタンプ画像とを入力する。そして、ASIC5は、プレーン毎に、白抜き処理後の原画像に対して白抜き処理後のスタンプ画像をOR合成し、合成後画像を出力する。
以上の処理手順によれば、第2膨張処理前の2値画像に基づいてスタンプ画像の白抜きが行われ、第2膨張処理後の2値画像に基づいて原画像の白抜きが行われ、白抜きされたスタンプ画像と原画像とを合成しているため、スタンプ画像における合成対象画像の輪郭部は、合成後画像において原画像の色に重ねられることになる。したがって、本実施形態の処理によれば、スタンプ画像に示される前記輪郭部が不要領域との色混ざりによって白っぽい線になっている場合であっても、図13に示すように、合成後画像において前記輪郭部を原画像の色に覆わせることによって白っぽい線を目立たなくすることができる。これに対し、第2膨張処理を行わない場合、合成後画像において白っぽい線がそのまま残ってしまうという不都合が生じることがある(図11参照)。
なお、本実施形態の処理は、輪郭部を敢えて原画像で覆うことによって輪郭部を目立たなくする処置であり、この処置は輪郭部が白っぽい場合に特に有効である。これに対し、実施の形態2の処理は、スタンプ画像に示される合成対象画像の輪郭部自体を削り取ってしまうものであるため、輪郭部の色に関係なく輪郭部において色混ざりが生じていれば有効である。
また、実施の形態2における第1膨張処理を行った上で、実施の形態3における第2膨張処理を行うようにしてもよい。この処理の流れを以下説明する。実施の形態1にて示した「(4)必要領域の指定」を終えた後、2値画像の不要領域に対して第1の膨張処理を行い、第1の膨張処理後の2値画像に基づいてスタンプ画像に対して白抜き処理を行う。これにより、スタンプ画像に示される合成対象画像の輪郭部が削除されることになる。その後、第1の膨張処理後の2値画像の不要領域に対して第2の膨張処理を行う。そして、第2の膨張処理後の2値画像を用いて原画像に対して白抜き処理を行い、白抜き処理後の原画像に対して白抜き処理後のスタンプ画像の合成対象画像を上書きし、合成後画像を生成する。このようにすれば、スタンプ画像における合成対象画像は輪郭部が削り取られた上で原画像に合成され、且つ、輪郭部が削られた後の合成対象画像の縁部は原画像の色に覆われることになる。
なお、実施の形態2,3にて行われる膨張処理は、8近傍の膨張であるが、4近傍の膨張であってもよいし、4近傍の膨張と8近傍の膨張とを組み合わせたものであってもよい。また、実施の形態2,3では、膨張処理の繰り返し回数を利用者が指定するようになっているが、利用者が指定するのではなく、予め定められている回数(例えば2回または3回)だけ繰り返すようになっていてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の画像処理装置は、印刷用の画像データを処理する装置に適用でき、複合機、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等に好適である。また、本発明の画像処理装置は、パーソナルコンピュータにも適用可能である。
1 制御部(色指定部、必要領域指定部、合成処理部、削除処理部)
5 ASIC
7 I/F部(入力部)
9 表示部
10 ネットワーク通信部(入力部)
22 スタンプ画像
22a 不要領域
23 2値画像
24 2値画像
25 合成後画像
30 複合機(画像処理装置)
5 ASIC
7 I/F部(入力部)
9 表示部
10 ネットワーク通信部(入力部)
22 スタンプ画像
22a 不要領域
23 2値画像
24 2値画像
25 合成後画像
30 複合機(画像処理装置)
Claims (5)
- 原画像の一部領域に対して合成対象画像を上書きする合成処理を行う画像処理装置において、
前記合成対象画像を含むスタンプ画像を入力する入力部と、
前記スタンプ画像において前記合成処理にて上書きしない不要領域の色を指定するコマンドを受け付ける色指定部と、
前記スタンプ画像のうち前記コマンドにて指定された色を示す画素からなる指定色領域を識別可能な識別画像を表示部に表示させ、前記指定色領域のうち前記不要領域とすべきではない必要領域を指定するコマンドを受け付ける必要領域指定部と、
前記スタンプ画像において前記指定色領域から前記必要領域を除外した領域を前記不要領域として前記不要領域以外の領域を前記合成対象画像として、前記原画像のうち前記合成対象画像が上書きされる領域を白色に変換し、前記原画像のうち前記白色に変換された領域に対して前記合成対象画像を上書きする合成処理部とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記必要領域指定部は、
前記指定色領域について、連結している画素群からなる領域を連結領域とする場合、同じ連結領域内の画素同士には同じラベルを付し、互いに異なる連結領域に属する画素同士には互いに異なるラベルを付すラベリング処理を行い、
前記識別画像の一部を利用者に指定させ、前記スタンプ画像のうち、利用者に指定された部分に対応する画素と同じラベルの付された画素からなる領域を前記必要領域として認識するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記スタンプ画像に含まれる合成対象画像の輪郭部を削除する削除処理部を有し、
前記合成処理部は、前記原画像に対して前記削除後の合成対象画像を上書きするようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置を制御するプログラムであり、コンピュータを前記色指定部、必要領域指定部、および合成処理部として機能させるプログラム。
- 請求項4に記載のプログラムを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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