JPH01140408A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ＶＴＲ等の磁気記録再生装置の磁気ヘッド
に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来のこの種の磁気ヘッドの斜視図であって、
図において、■は巻線用溝２を有する硬磁性材のコア片
、３は巻線用溝のない硬磁性材のコア片で、両コア片１
．３は貼り合せ面をガラス材にて融着され、貼り合せ面
の端部に磁気記録再生を行なうギヤラグ４が形成されて
いる。上記コア片１，３よシ形成されたチップはへラド
ペース６で接着され、巻線用溝２全通してフィル５がコ
ア片１．３に巻装される。

第５図は磁気ヘッドの作成工程図を示し、まず（ａ）図
のように素材２１からコア材２２ｔ−切断し、次に（ｂ
）図でコア片２２の面研摩を行なう。続いてＣＣ）図で
コア片２２にトラック幅溝および巻線用溝２３を形成し
たのち、（ｄ）図に示すように２つのコア片２２．２４
を貼り合せガラス融着する。その後、（ｅ）図のように
ヘッドテッグ２５に切断し、（ｆ）図でチップの側面研
摩を行ない、最後Ｋ（ｇ）図のようにヘッドチップ２５
にコイル２６を巻装する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の磁気ヘッドは以上のように構成されているので、
コイルの巻線処理は各々のへッドチッグについて入手あ
るいは自動巻線機によシ細い鋼線を一辺が数１０μｍ程
度の溝に巻付けることによって行なうため、磁気ヘッド
の高コスト化および作業効率の低下の問題がある。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、作業効率を向上し、かつ低コスト化を図るこ
とのできる磁気ヘッドを得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る磁気ヘッドは、溶融状の導電性金属をコ
ア材にレーザ光によって溶射し、導線部を形成するもの
である。

〔作用〕

この発明においては、ヘッドコア形成過程で導を性金属
をレーザ光で細線状にコア材に溶射し、これらを螺旋状
に連き゛合せることにより巻線することができる。

〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はへラドコア形成過程図であって、トラック幅溝およ
び巻線用溝２を形成したコア片１は、レーザ溶射装置７
のレンズ９で絞られたレーザ光１０で粉末状導電性金属
８を溶融し、この溶融した導電性金属８を巻線用溝２に
照射することにより、巻本数分のみ直線状に導線部１１
を形成する。この導線部１１は巻線用溝２の裏側のコア
片１面にも行なう。かくして、第２図に示すようにコア
片１は上記と同様に導線部を形成したもう一方のコア片
３と接合してガラス溶着する。次に第２図の点線で示す
ようにコア片１，３を切断して複数のヘソドチッグ１３
ｆ、形、成し、ヘッドチッグの切断面全研摩仕上げ金し
たのち、ヘッドチッグ１３の両面１３ａ、１３ｂに先に
形成した導線部ｔｔ、ｔ２とそれぞれ連がるようにレー
ザ光を溶射して螺旋状の導線部１１ａ、１２ａが形成さ
れる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、コア片に金属線
のコイルを巻装するものでなく、溶融した導電性金属を
レーザ光でコア片に溶射することで細線状の導線部を形
成するようにしたので、大量かつ高速で巻線形成が可能
となり、磁気ヘッドの低コスト化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による磁気ヘッドにおける
コア片への導線部の形成過程図、第２図は同じくコア片
の結合状態の斜視図、第３図はへッドチッグへの導線部
の形成過程図、第４図は従来の磁気ヘッドの斜視図、第
５図は従来の磁気ヘッドの裏作工程図である。 ■・・・コア片、２・・・巻線用溝、３・・・コア片、
４・・・ギヤラグ、８・・・導′亀性金属、１０・・・
レーザ光、１１　、ｌ　ｌａ、１２，１２ａ・・・導線
部。 なＰ、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）巻線用溝を有するコア片と、巻線用溝を有さない
   コア片とが同じ軟磁性材料からなり、両コア片は貼り合
   せ面をガラス材で融着し、両コア片の接合端部にギヤッ
   プを形成し、巻線用溝を通して両コア片にコイルを巻装
   してなる磁気ヘッドにおいて、コイルの巻線処理として
   導電性金属をコア材にレーザ溶射することで細線状の導
   線部を形成することを特徴とする磁気ヘッド。
2. （２）両コア片に巻線用溝を形成したことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド。