JPH0349126B2 - - Google Patents

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JPH0349126B2
JPH0349126B2 JP21598684A JP21598684A JPH0349126B2 JP H0349126 B2 JPH0349126 B2 JP H0349126B2 JP 21598684 A JP21598684 A JP 21598684A JP 21598684 A JP21598684 A JP 21598684A JP H0349126 B2 JPH0349126 B2 JP H0349126B2
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JP
Japan
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melting point
groove
point glass
core
low melting
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JP21598684A
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English (en)
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JPS61113109A (ja
Inventor
Hideaki Koe
Yukio Hoshino
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Priority to KR1019850005802A priority patent/KR860003578A/ko
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Publication of JPH0349126B2 publication Critical patent/JPH0349126B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1272Assembling or shaping of elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特にVTR等に使用される磁気ヘツ
ドの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
高性能オーデイオやVTR等に使用されている
従来の磁気ヘツドは、フエライト等の強磁性材か
らなる一対の直方体状コアブロツク同士間に、コ
アブロツク同士の接着剤を兼ねたギヤツプ形成用
の低融点ガラス例えばSiO2にPb成分を加えたガ
ラスを手細現象でギヤツプ形成用空間に注入充填
したり、又はコアブロツク同士間にガラス箔をス
ペーサとして介在させて加熱圧着したり、あるい
はコアブロツク上にスパツタリング等でガラス薄
膜を形成した後ガラス層を狭んで加熱圧着して、
コアブロツク同士を接合し、しかる後、コアブロ
ツクをその長手方向に所定間隔あけて切断するこ
とにより作られている。
しかしながらギヤツプに低融点ガラスを用いた
場合には、コアブロツク同士の圧着強度によつて
微妙にそのギヤツプ幅が変動するため、ギヤツプ
幅の寸法を正確に決められず、ギヤツプ幅の精度
向上を図りにくく、そのため磁気ヘツドの特性が
低下したものとなつている。
そこで、特開昭57−58219号に表わされている
ような磁気ヘツドが開発された。すなわちこの磁
気ヘツドは第4図に示すように2個の所定形状の
磁気コア31a,31bの突合せ面間に比較的高
軟化点の非磁性材をギヤツプ32として配し、こ
の突合せ面の挾持面以外の部分において磁気コア
31a,31b同士を比較的低軟化点の非磁性材
33で接着している。34は巻線用溝、35は巻
線用溝34を通して磁気コア31aに巻回された
コイルである。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら第4図に示す従来の磁気ヘツドに
おいては、巻回されたコイル35が巻線用溝34
の形成面角部においてこすれてコイル被膜が破損
する虞れがあり、しかも巻線用溝34の形成面に
は何ら絶縁処理が施されていなかつたため、被膜
が破損したコイル35と磁気コア31aとが巻線
用溝34の角部にて電気的に接触して絶縁不良を
惹き起こし、磁気ヘツド自体の寿命を著しく短か
くするという問題があつた。
また、磁気コア31aと磁気コア31bの接着
はコア前面部の切欠き溝の低軟化点の非磁性材3
3のみで行なわれており、前面部だけの接着及び
接合面積が少ないため、接着後の所定トラツク幅
に切断加工する工程やテープ摺動面の円弧状に研
磨加工する工程において、接着ハガレやコア割れ
等の不良が多発するという問題があつた。
本発明の目的は、かかる問題を解決し、所望幅
のギヤツプを持ち、しかも巻線用溝内のコイルの
波膜が破損しても磁気コアとコイルとが直接電気
的に接触しない、強固に結合した磁気ヘツドを製
造する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本発明は、磁性材
からなる一対の直方体状コアブロツクの突合せ面
において少なくとも一方のコアブロツク側にその
長手方向に巻線用溝を形成するとともに、該巻線
用溝に対し一側に位置する前記コアブロツクのそ
れぞれの突合せ部分にその長手方向に沿つて切欠
き溝を所定間隔あえて複数形成し、さらに少なく
とも一方のコアブロツクにおいて前記巻線用溝に
対し切欠き溝形成側と反対側の部分コアブロツク
の長手方向に補強用溝を形成しておき、該補強用
溝、巻線用溝および複数の切欠き溝内に低融点ガ
ラスを充填した後、前記巻線用溝内の低融点ガラ
ス部分を切削加工して該溝形成面上に薄厚の低融
点ガラス層を形成し、ついで一対のコアブロツク
の少なくとも一方のコアブロツクの突合せ面上に
ギヤツプ形成用の高融点ガラスを蒸着またはスパ
ツタリング等の手段により付着させ、しかる後一
対のコアブロツクを突合せ低融点ガラスの溶融温
度にて加熱処理することにより切欠き溝部及び補
強用溝部の両側より低融点ガラスにて一体化し、
その一体化物を前記切欠き溝毎にコアブロツクの
短手方向に切断して所望形状にすることを特徴と
する。
上記低融点ガラスは、絶縁性を持ち一対のコア
ブロツクの結合を強固にするものであつて、ギヤ
ツプを形成する高融点ガラスより融点が低いもの
であれば、その材質を特に問わない。例えば、高
融点ガラスとしてSiO2を用いた場合は、低融点
ガラスとしてSiO2にPb成分を加えたものを用い
る。
また本発明方法において、巻線用溝内に薄層と
して形成した低融点ガラスを巻線用溝の形成面に
均一に残させるため、前記一対のコアブロツクを
低融点ガラス溶着により一体化するとき、前記一
対のコアブロツクを回転させながら接合させるこ
とは好ましい。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明により製造された磁気ヘツド1
の一実施例を示す斜視図である。
1a,1bは、略口字状をした磁気コア(以下
コアと呼称する)で、このコア1a,1bの中心
に記録及び再生時に該コア1a,1bに閉磁路が
形成されるように中空部2を設けている。コア1
a,1bの突合せ面間にはギヤツプ3が形成され
ている。ギヤツプ3はガラス層から成つており、
コア1a,1bは前記ガラス層とトラツク幅規制
用の切欠き溝5及び補強用溝6に充填されたガラ
ス7で溶着されている。コア1a,1bにおける
中空部2の形成壁面には前記切欠き溝5及び補強
用溝6に充填されたガラス7と同じガラスから成
る薄層7aがほぼ均一に形成されており、コイル
9がこの中空部2を通して巻線用溝8を形成して
いる側のコア1aに前記ガラス層7aを介して巻
回されている。
第2図aからjは本発明の磁気ヘツド1の製造
工程を示す工程図であつて、第2図aに示す21
a,21bはフエライト等の磁性材料を切断して
所望の直方体状にした一対のコアブロツクであ
る。該一対のコアブロツク21a,21bの突合
せ面において、第2図bに示すようにトラツク幅
規制用の切欠き溝5を所定間隔をおいてコアブロ
ツクの長手方向角部にそつて複数形成すると共
に、一方のコアブロツク21aに巻線用溝8と補
強用溝6を形成する。尚本発明の実施例の説明で
は、巻線用溝8及び補強用溝6は片一方のブロツ
ク21aに形成したが両方のブロツク21a,2
1bに形成してもよい。また巻線用溝8と補強用
溝6は、それぞれ別のブロツク21a,21bに
形成してもよい。
そして第2図cに示すように切欠き溝5と巻線
用溝8及び補強用溝6のところに例えばSiO2
Pb成分を加えた低融点ガラス棒7を配設した後、
ガラス棒7に熱処理を施してガラス7を切欠溝5
と巻線用溝8及び補強用溝6の中に第2図dに示
すように外部にはみ出させて充たす。
次に、第2図eに示すように、切欠き溝5、巻
線用溝8、補強用溝6からはみ出したガラス7を
例えば研摩などで取り除き、さらに巻線用溝8内
のガラス7を例えば成形砥石等を使用して切削加
工し、第2図fに示すような巻線用溝8の形成壁
面上に鏡面状のガラス層7aを20〜30μm厚程度
に形成する。
そして両ブロツク21a,21bのそれぞれの
突合せ面に、例えばSiO2等の高融点ガラスを蒸
着、スパツタリングまたはこれらと等価な手段に
よつて所望のギヤツプ幅と等しい厚さになるよう
に付着せしめて第2図g中斜線で示した高融点ガ
ラス層4を被覆した後、第2図hに示すように両
ブロツク21a,21bを突き合わせる。そして
低融点ガラスの溶融温度にて加熱処理を施して、
両ブロツク21a,21bを充填用ガラス7によ
つて融着され結合体を形成する。なお高融点ガラ
スと低融点ガラスとが接するところでは、高融点
ガラスは低融点ガラスに同化する。
次に、第2図i中二点鎖線で示した部分すなわ
ち、この結合体の各切欠き溝5部分で所定幅に順
次切断するとともに、前記補強用溝6のところか
ら不要な下側部分を切り離して第2図jに示すよ
うな所定形状のコア1a,1bを持つ磁気ヘツド
1を得る。
このようにして得られた磁気ヘツド1は、その
後の工程でテープ摺動面が円孤状に研摩され、そ
してラツピングされ、さらに巻線用溝8によつて
形成された中空部2にコイル9が巻回される。
尚、第3図は本発明の製造方法によつて製造した
磁気ヘツド1の要部断面を示す。
〔発明の効果〕
以上説明したような本発明方法によれば、一対
の磁気コア間に高融点ガラスからなる所望幅のギ
ヤツプを持ち、さらに巻線用溝の両側に位置する
低融点ガラス部分により強固に結合され、その後
のトラツク幅切断加工やテープ摺動面の研磨等の
工程において接着ハガレやコア割れ等の不良を大
幅に改善できる。しかも磁気ヘツドの閉磁路形成
用の巻線用溝を形成する壁面に薄厚の絶縁ガラス
層を形成した磁気ヘツドを容易に製造することが
できる。従つて本発明方法により製造された磁気
ヘツドでは、特に巻線用溝を通して磁気コア部分
に巻回されたコイルの被膜が巻線用溝形成面角部
で破損しても、絶縁ガラス層により磁気コア自体
とコイルとが電気的に絶縁されるため、磁気ヘツ
ド自体の寿命が向上するという著大な利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の方法の一実施例
を説明するための図で、第1図は本発明方法によ
り得られた磁気ヘツドを示す斜視図、第2図a〜
jは本発明方法の製造工程一例を示す図、第3図
は磁気ヘツドの要部断面図、第4図は従来の磁気
ヘツドを示す斜視図である。 1……磁気ヘツド、1a,1b……コアブロツ
ク、3……ギヤツプ、4……ギヤツプを形成する
ガラス層、5……切欠き溝、6……補強用溝、7
……低融点ガラス、7a……低融点ガラス層、8
……コイル巻線用溝、9……コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁性材からなる一対の直方体状コアブロツク
    の突合せ面において少なくとも一方のコアブロツ
    ク側にその長手方向に巻線用溝を形成するととも
    に、該巻線用溝に対し一側に位置する前記コアブ
    ロツクのそれぞれの突合せ部分にその長手方向に
    沿つて切欠き溝を所定間隔あけて複数形成し、さ
    らに少なくとも一方のコアブロツクにおいて前記
    巻線用溝に対し切欠き溝形成側と反対側の部分に
    コアブロツクの長手方向に補強用溝を形成してお
    き、該補強用溝、巻線用溝および複数の切欠き溝
    内に低融点ガラスを充填した後、前記巻線用溝内
    の低融点ガラス部分を切削加工して該溝形成面上
    に薄厚の低融点ガラス層を形成し、ついで一対の
    コアブロツクの少なくとも一方のコアブロツクの
    突合せ面上にギヤツプ形成用の高融点ガラスを蒸
    着またはスパツタリング等の手段により付着さ
    せ、しかる後一対のコアブロツクを突合せ低融点
    ガラスの溶融温度にて加熱処理することにより一
    体化し、その一体化物を前記切欠き溝毎にコアブ
    ロツクの短手方向に切断して所望形状にすること
    を特徴とする磁気ヘツドの製造方法。 2 前記一対のコアブロツクを低融点ガラスの溶
    着により一体化するとき、前記一対のコアブロツ
    クを回転させながら接合することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の磁気ヘツドの製造方
    法。
JP21598684A 1984-10-15 1984-10-15 磁気ヘツドの製造方法 Granted JPS61113109A (ja)

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