JPH01133369A - 薄膜トランジスタ - Google Patents
薄膜トランジスタInfo
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- JPH01133369A JPH01133369A JP29052087A JP29052087A JPH01133369A JP H01133369 A JPH01133369 A JP H01133369A JP 29052087 A JP29052087 A JP 29052087A JP 29052087 A JP29052087 A JP 29052087A JP H01133369 A JPH01133369 A JP H01133369A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/76—Unipolar devices, e.g. field effect transistors
- H01L29/772—Field effect transistors
- H01L29/78—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
- H01L29/786—Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばアクティブマトリックス型液晶表示
装置の駆動或いはスイッチングに用いられる薄膜トラン
ジスタ(Thin Film Transistor。
装置の駆動或いはスイッチングに用いられる薄膜トラン
ジスタ(Thin Film Transistor。
−I−F T )に関する。
(従来の技術)
非晶質シリコン(a−3i )を活性層に用いた絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタは、a−3rが200〜3
00℃程麿の比較的低温で形成できることから、ガラス
基板上に作成してアクティブマトリックス形液晶表示装
置への適用等、一部実用化の域に入りつつある。
ート型電界効果トランジスタは、a−3rが200〜3
00℃程麿の比較的低温で形成できることから、ガラス
基板上に作成してアクティブマトリックス形液晶表示装
置への適用等、一部実用化の域に入りつつある。
ところで、a−3iTFTの特性は、ゲート絶縁膜材料
に大きく依存し、特にシリコン窒化膜<s iNX膜)
が最高の性能をもつとされている。
に大きく依存し、特にシリコン窒化膜<s iNX膜)
が最高の性能をもつとされている。
そして、その根拠となっている点は、a−3iの信頼性
、即ち材おlの性質に起因した不安定要因の一つである
T f= 1’のしきい値電圧vthのドリフトであり
、この現染は、加速試験の一手法であるバイアス温度(
BT、 Bias Temparaturc)ス1〜レ
ス試験にて評価される。
、即ち材おlの性質に起因した不安定要因の一つである
T f= 1’のしきい値電圧vthのドリフトであり
、この現染は、加速試験の一手法であるバイアス温度(
BT、 Bias Temparaturc)ス1〜レ
ス試験にて評価される。
このにうに、TFTの特性上は、3iNxをゲート絶縁
膜に使うことが望ましいが、TPTの工程上の制約、即
ちフォトリソグラフィー技術による微細パターンの形成
等において、シリコン酸化flu(SiOx膜)を用い
た方が、工程が容易或いは単純化されるという利点が多
い場合がある。
膜に使うことが望ましいが、TPTの工程上の制約、即
ちフォトリソグラフィー技術による微細パターンの形成
等において、シリコン酸化flu(SiOx膜)を用い
た方が、工程が容易或いは単純化されるという利点が多
い場合がある。
以上述べたように、化学的な性質を利用した製造工程か
らの材料に対する要求と電気的特性からの要求とが、全
く相反する問題が生じている。このときの解決策として
は、例えば特開昭58−182270号公報や特開昭6
0−170261号公報等に記載されているように、ゲ
ートi縁膜を3iQx及び3iNXの二層から作成する
ことが提案されている。
らの材料に対する要求と電気的特性からの要求とが、全
く相反する問題が生じている。このときの解決策として
は、例えば特開昭58−182270号公報や特開昭6
0−170261号公報等に記載されているように、ゲ
ートi縁膜を3iQx及び3iNXの二層から作成する
ことが提案されている。
即ち、ゲート電極と接する側に5iQxを設けることで
、ある種のドライエツチング法に関し、例えばゲート絶
縁膜の材料であるMoとの選択エツチングを可能とし、
a−3iと接する側に5iNXjFi:設けることで、
TPTの特性を補償しようとするものである。しかも、
a−5iを島状に形成するに際しては、s + NX
aをも同時に島状に形成し、その下に3iQxをエツチ
ングのストッパーとすることで、島形成の選択エツチン
グの問題も解決される。
、ある種のドライエツチング法に関し、例えばゲート絶
縁膜の材料であるMoとの選択エツチングを可能とし、
a−3iと接する側に5iNXjFi:設けることで、
TPTの特性を補償しようとするものである。しかも、
a−5iを島状に形成するに際しては、s + NX
aをも同時に島状に形成し、その下に3iQxをエツチ
ングのストッパーとすることで、島形成の選択エツチン
グの問題も解決される。
(発明が解決しJ、うとづる問題点)
しかしながら、実験によれば、上述のJ、うにa−3i
層がゲート絶縁膜3 i NXと接するにもかかわらず
、8丁ストレス試験にて、マイナスBTでのvthのプ
ラスドリフト、即らゲート絶縁膜が3iQxからなるT
−F Tと類似の結果が得られる場合があり、本質的な
解決策となっていないことが判明した。
層がゲート絶縁膜3 i NXと接するにもかかわらず
、8丁ストレス試験にて、マイナスBTでのvthのプ
ラスドリフト、即らゲート絶縁膜が3iQxからなるT
−F Tと類似の結果が得られる場合があり、本質的な
解決策となっていないことが判明した。
この発明はこのような点klみなされたものでおり、B
Tストレス試験においてS i NXからなるゲート絶
縁膜を用いたTPTと同様なりthドリフトの相殺効果
が期待できるTPTを提供することを目的とする。
Tストレス試験においてS i NXからなるゲート絶
縁膜を用いたTPTと同様なりthドリフトの相殺効果
が期待できるTPTを提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明は、ゲート電極とa−31からなる半導体層と
の間にゲート絶縁膜を有し、このゲート絶縁膜はゲート
電極に近い側から3ioxrfAとSiNx膜の二層よ
りなるTPTであり、上JのSiOx膜の厚さが0.3
μm以下のときは、上述の3 r NX膜の厚さは0.
05 μm以上であり、5iOXff!の厚さが0.3
μmより大きいときは、S:NXIIAの厚さは0.0
1μm以上である。ここで、3iQx膜或いは3 i
NX膜は、厳密な意味での5i02或いは513N4を
表すものではなく、いわゆるプラズマCvD法にて作成
した場合の慣例に従った呼称である。故に、プラズマC
VDの原料ガスによっては、S i OX IG!中に
窒素(N2)或いは水素(ト12)等が含まれることは
あり得る。
の間にゲート絶縁膜を有し、このゲート絶縁膜はゲート
電極に近い側から3ioxrfAとSiNx膜の二層よ
りなるTPTであり、上JのSiOx膜の厚さが0.3
μm以下のときは、上述の3 r NX膜の厚さは0.
05 μm以上であり、5iOXff!の厚さが0.3
μmより大きいときは、S:NXIIAの厚さは0.0
1μm以上である。ここで、3iQx膜或いは3 i
NX膜は、厳密な意味での5i02或いは513N4を
表すものではなく、いわゆるプラズマCvD法にて作成
した場合の慣例に従った呼称である。故に、プラズマC
VDの原料ガスによっては、S i OX IG!中に
窒素(N2)或いは水素(ト12)等が含まれることは
あり得る。
(作用)
a−3i TFTのBTストレス試験は、TPTのソー
ス電極或いはトレイン電極を接地電位にし、ゲート電極
に一定の電位を加えたときのvthの初期値からのドリ
フトmΔvthを電圧印加時間の関数として調べるもの
でおる。このとき、反応を加速さゼるために、温度を高
くする場合が多い。
ス電極或いはトレイン電極を接地電位にし、ゲート電極
に一定の電位を加えたときのvthの初期値からのドリ
フトmΔvthを電圧印加時間の関数として調べるもの
でおる。このとき、反応を加速さゼるために、温度を高
くする場合が多い。
まず、a−s rTFTのBTストレス試験の典型例に
ついて述べる。第3図はゲート絶縁膜として3 i N
X或いは3iQxを用いた両者のTPTにおけるBTス
トレス試験の結果を比較して示した図であり、温度80
℃でゲート印加電圧+15Vの場合(以下、プラスBT
と称ず)とゲート印加電圧−15Vの場合(以下、マイ
ナスBTと称″g)とを示しである。同図かられかるよ
うに、ゲート絶縁膜をSi NXにて作成したT P
Tは、プラスBTでvthはプラス側にシフトし、マイ
ナス8丁でvthはマイナス側にシフトする。即ら、ゲ
ート電極に印加した電圧の極性と同じ方向に、vthが
ドリフトする。これがゲート絶縁膜として3 i NX
を用いたT P Tの特徴であり、TFTの動作方法を
工夫することにより、vthドリフト量をプラス側とマ
イナス側で相殺することが可能になる。第3図の例にお
いては、例えばストレス時間104sにてプラスBTで
の△vthが6.3Vで、このT[丁を用いた実際のデ
バイスでは約600時間に相当する。しかしながら、こ
のデバイスの実動作寿命試験において、600時間での
ythドリフト量は約1vであり、プラスBTでのドリ
フ1〜量からは全く説明できない。これがマイナスBT
でのythドリフトによる相殺効果と考えられており、
a−31TFTのゲート絶縁膜に3 i NXを用いた
場合の実用性を説明するモデルとされている。一方、第
3図かられかるように、ゲート絶縁膜を5iOXにて作
成したTFTは、マイナス8丁の場合にゲート電極への
印加電圧極性と逆のプラス方向へのythドリフトが観
察され、そのドリフト但Δ■thは3V程度にまで及ぶ
。このように、プラスBTとマイナスBTとでvthが
同一極性方向ヘドリフトする場合、上述の動作方式によ
るvthドリフトの相殺効果は、全く期待できないこと
がわかる。
ついて述べる。第3図はゲート絶縁膜として3 i N
X或いは3iQxを用いた両者のTPTにおけるBTス
トレス試験の結果を比較して示した図であり、温度80
℃でゲート印加電圧+15Vの場合(以下、プラスBT
と称ず)とゲート印加電圧−15Vの場合(以下、マイ
ナスBTと称″g)とを示しである。同図かられかるよ
うに、ゲート絶縁膜をSi NXにて作成したT P
Tは、プラスBTでvthはプラス側にシフトし、マイ
ナス8丁でvthはマイナス側にシフトする。即ら、ゲ
ート電極に印加した電圧の極性と同じ方向に、vthが
ドリフトする。これがゲート絶縁膜として3 i NX
を用いたT P Tの特徴であり、TFTの動作方法を
工夫することにより、vthドリフト量をプラス側とマ
イナス側で相殺することが可能になる。第3図の例にお
いては、例えばストレス時間104sにてプラスBTで
の△vthが6.3Vで、このT[丁を用いた実際のデ
バイスでは約600時間に相当する。しかしながら、こ
のデバイスの実動作寿命試験において、600時間での
ythドリフト量は約1vであり、プラスBTでのドリ
フ1〜量からは全く説明できない。これがマイナスBT
でのythドリフトによる相殺効果と考えられており、
a−31TFTのゲート絶縁膜に3 i NXを用いた
場合の実用性を説明するモデルとされている。一方、第
3図かられかるように、ゲート絶縁膜を5iOXにて作
成したTFTは、マイナス8丁の場合にゲート電極への
印加電圧極性と逆のプラス方向へのythドリフトが観
察され、そのドリフト但Δ■thは3V程度にまで及ぶ
。このように、プラスBTとマイナスBTとでvthが
同一極性方向ヘドリフトする場合、上述の動作方式によ
るvthドリフトの相殺効果は、全く期待できないこと
がわかる。
次に、ゲート絶縁膜をゲート電極に近い側から3 i
Qxと3 i NXよりなる積層構造により形成した、
a−s+TPTのBTストレス試験の結果について述べ
る。第4図はこのTPTにおける温度80℃でのBTス
トレス試験の一例を示す図であり、試料は3iQxの厚
さ0.258 mに対し、3iNxの厚さを0.025
.0.05.0.075.0.1.0.125μmと変
えた五種類の逆スタガード電極構造のものである。すべ
ての試料で、プラスBTでのVthドリフト量は測定誤
差内で一致しているにもかかわらず、マイブスBTでの
vthドリフト量は、明らかにS i NXのy9さに
対する依存性を示す。
Qxと3 i NXよりなる積層構造により形成した、
a−s+TPTのBTストレス試験の結果について述べ
る。第4図はこのTPTにおける温度80℃でのBTス
トレス試験の一例を示す図であり、試料は3iQxの厚
さ0.258 mに対し、3iNxの厚さを0.025
.0.05.0.075.0.1.0.125μmと変
えた五種類の逆スタガード電極構造のものである。すべ
ての試料で、プラスBTでのVthドリフト量は測定誤
差内で一致しているにもかかわらず、マイブスBTでの
vthドリフト量は、明らかにS i NXのy9さに
対する依存性を示す。
即ら、3iNxの厚さが0.025.0.05μm(7
)ときは、マイナスB T 115にvthのプラスド
リフトがあられれるため、実動作時のドリフトの相殺効
果が期待できない、或いは効果が小さいことが予測され
る。
)ときは、マイナスB T 115にvthのプラスド
リフトがあられれるため、実動作時のドリフトの相殺効
果が期待できない、或いは効果が小さいことが予測され
る。
第5図は、上述の実験を3iQxと3 i NXの厚さ
の異なるいくつかの組み合せ試料について実施して得ら
れた結果を示す図である。同図において、縦軸はS i
Nxの厚さ、横軸は3iQxの厚さを表しており、白
丸(0)はいわゆるSiN×ゲート絶縁膜を有するT
P Tと類似のvthドリフトを示す試料、黒丸(・)
はいわゆる3 i Qxゲ−1−絶縁膜を有づるTFT
と類似のvthドリフトを示す試料の特性を表している
。白丸と黒丸の領域の境界を第5図から正確に定義する
ことは困難であり、また、物理的なモデルにて説明する
ことも困知であるが、この実験結果により得られると考
えられる最大範囲を、この発明における5iOXとSi
Nxの厚さの望ましい範囲としている。
の異なるいくつかの組み合せ試料について実施して得ら
れた結果を示す図である。同図において、縦軸はS i
Nxの厚さ、横軸は3iQxの厚さを表しており、白
丸(0)はいわゆるSiN×ゲート絶縁膜を有するT
P Tと類似のvthドリフトを示す試料、黒丸(・)
はいわゆる3 i Qxゲ−1−絶縁膜を有づるTFT
と類似のvthドリフトを示す試料の特性を表している
。白丸と黒丸の領域の境界を第5図から正確に定義する
ことは困難であり、また、物理的なモデルにて説明する
ことも困知であるが、この実験結果により得られると考
えられる最大範囲を、この発明における5iOXとSi
Nxの厚さの望ましい範囲としている。
(実施例)
以下、この発明の詳細を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、これ
を製造工程に従って説明する。同図において、例えばガ
ラスからなる基板(1)上には、例えばモリブデン(M
O>からなるゲート電極(2)が形成されており、更に
これを覆うようにゲート絶縁膜(3)が形成されている
。ここでゲート絶縁膜(3)は、ゲート電極(2)に近
い側から3iQx膜(3a)とS i Nx Ill
(3b)の二層が形成されてなり、3iQx膜(3a)
の厚さが0.3μm以下例えば0.26μmのときは、
S! N X rv!(3b ) (DFLI’ ハ0
.05 μrr+以上例工LfO,125,czmとし
、3 i Qx膜(3a)の厚さが0.3μmより大ぎ
い例えば0.36μmのときは、SiNx!l!(3b
)の厚さは0.01 μm以上例エバ0.025μmと
している。そして、ゲート絶縁膜(3)上には、例えば
a−3iからなる半導体層(4)と例えば1〕をドープ
したn型a−3iからなるオーミック接触層としてのド
ーピング層(5)とが、島状に形成されており、更にこ
の島状部の両端には、ソース電極(6)とドレイン電極
(7)とがドーピング層(5)を介して半導体だ(4)
に接触するように形成されている。この後、ソース電極
(6)とドレイン電極(7)との間に露出覆るドーピン
グ層(5)は、エツチングにより除去する。一方、ゲー
ト電極(2)はゲート絶縁膜(3)の一部に設けられた
開口部により、外部端子との接触用バット部(8)を形
成している。こうして所望のTPTが得られる。
を製造工程に従って説明する。同図において、例えばガ
ラスからなる基板(1)上には、例えばモリブデン(M
O>からなるゲート電極(2)が形成されており、更に
これを覆うようにゲート絶縁膜(3)が形成されている
。ここでゲート絶縁膜(3)は、ゲート電極(2)に近
い側から3iQx膜(3a)とS i Nx Ill
(3b)の二層が形成されてなり、3iQx膜(3a)
の厚さが0.3μm以下例えば0.26μmのときは、
S! N X rv!(3b ) (DFLI’ ハ0
.05 μrr+以上例工LfO,125,czmとし
、3 i Qx膜(3a)の厚さが0.3μmより大ぎ
い例えば0.36μmのときは、SiNx!l!(3b
)の厚さは0.01 μm以上例エバ0.025μmと
している。そして、ゲート絶縁膜(3)上には、例えば
a−3iからなる半導体層(4)と例えば1〕をドープ
したn型a−3iからなるオーミック接触層としてのド
ーピング層(5)とが、島状に形成されており、更にこ
の島状部の両端には、ソース電極(6)とドレイン電極
(7)とがドーピング層(5)を介して半導体だ(4)
に接触するように形成されている。この後、ソース電極
(6)とドレイン電極(7)との間に露出覆るドーピン
グ層(5)は、エツチングにより除去する。一方、ゲー
ト電極(2)はゲート絶縁膜(3)の一部に設けられた
開口部により、外部端子との接触用バット部(8)を形
成している。こうして所望のTPTが得られる。
この実施例では、ゲート絶縁膜(3)はゲート電極(2
)に近い側から5iOXrIIA(3a)とSiNx膜
(3b)の二層よりなるため、次のような利点を有して
いる。即ち、ゲート電極(2)の形成に用いるエツチン
グを例えばフレオン(CF4)と酸素(02)を使用し
たドライエツチング法とした場合にも、3iQx膜(3
a)とSiNx膜(3b)のうち3 i Qx膜(3a
)がゲート電極(2)の材料であるMOと選択エツチン
グが可能なので、充分なプロセスマージンのもとに、接
触用バット部(8)を形成できうる。上述のドライエツ
チング法は、半導体層(4)とドーピング層(5)とを
島状にするエツチングにも、S:Ox膜(3a)をエツ
チングのストッパーとなることにより採用できる。また
、3iQx膜(3a)の厚さが0.3μm以下のときは
、3 i NX膜(3b)の厚さを0.05 、czm
以上とし、3iQx膜(3a)の厚さが0.3μmより
大きいときは、SiNx膜(3b)の厚さを0.01
μm以上としているので、第3図に示したような3iQ
x膜(3a)の存在により発生するvthドリフト量が
増加するという現象を充分に補償することができ、ゲー
ト絶縁膜がs + NX mのみからなるTPTと同様
の特性を有することが可能になる。
)に近い側から5iOXrIIA(3a)とSiNx膜
(3b)の二層よりなるため、次のような利点を有して
いる。即ち、ゲート電極(2)の形成に用いるエツチン
グを例えばフレオン(CF4)と酸素(02)を使用し
たドライエツチング法とした場合にも、3iQx膜(3
a)とSiNx膜(3b)のうち3 i Qx膜(3a
)がゲート電極(2)の材料であるMOと選択エツチン
グが可能なので、充分なプロセスマージンのもとに、接
触用バット部(8)を形成できうる。上述のドライエツ
チング法は、半導体層(4)とドーピング層(5)とを
島状にするエツチングにも、S:Ox膜(3a)をエツ
チングのストッパーとなることにより採用できる。また
、3iQx膜(3a)の厚さが0.3μm以下のときは
、3 i NX膜(3b)の厚さを0.05 、czm
以上とし、3iQx膜(3a)の厚さが0.3μmより
大きいときは、SiNx膜(3b)の厚さを0.01
μm以上としているので、第3図に示したような3iQ
x膜(3a)の存在により発生するvthドリフト量が
増加するという現象を充分に補償することができ、ゲー
ト絶縁膜がs + NX mのみからなるTPTと同様
の特性を有することが可能になる。
例えば第2図は、温度80℃におけるこの実施例を用い
て試作したアクティブマトリックス型液晶表示装置の動
作寿命試験の結果の一例を示す図であり、試作した液晶
表示装置をTV駆動したときのT P Tのvthの変
動を時間に対してプロットした−5のである。同図にお
いて、ゲート電極に印加されるストレス電圧は、+15
V及び−7Vが時間にして1対220の割合で印加され
ている。また、試料として比較のため、3iQx/5i
NXの各々(7)膜厚力0.2611m70.025!
1m(Dもの及ヒ。
て試作したアクティブマトリックス型液晶表示装置の動
作寿命試験の結果の一例を示す図であり、試作した液晶
表示装置をTV駆動したときのT P Tのvthの変
動を時間に対してプロットした−5のである。同図にお
いて、ゲート電極に印加されるストレス電圧は、+15
V及び−7Vが時間にして1対220の割合で印加され
ている。また、試料として比較のため、3iQx/5i
NXの各々(7)膜厚力0.2611m70.025!
1m(Dもの及ヒ。
、36μm/ 0.125μmのものの二つを示してい
る。
る。
同図かられかるように、0.36 μm/ 0.125
μmの試料は、5000時間の実動作に対してvthの
増加がわずかに1.2■におさえられているが、0.2
6μm/ 0.025μmの試料は、vthの増加分は
3,7■にも達している。
μmの試料は、5000時間の実動作に対してvthの
増加がわずかに1.2■におさえられているが、0.2
6μm/ 0.025μmの試料は、vthの増加分は
3,7■にも達している。
なお今までは、T’ F Tが、逆スタガスト電極構造
のものに限って説明したが、得られた結果は全く一般的
なもので、スタガード、プレーナ及び逆ブレーナ等のい
ずれの構造についても適用できるものである。
のものに限って説明したが、得られた結果は全く一般的
なもので、スタガード、プレーナ及び逆ブレーナ等のい
ずれの構造についても適用できるものである。
[発明の効果]
この発明は、ゲート絶縁膜がゲート電極に近い側から3
i Ox膜と5iNX膜の二層よりなるTFTにおい
て、BTストレス試験によるvthドリフトの増減方向
が、3iQx膜と3 i NX膜の各々の膜厚に依存す
ることを実験的に明らかにし、この各々の膜厚を適正な
範囲とすることにより、信頼性の高いTPTを製造する
ことを可能としている。
i Ox膜と5iNX膜の二層よりなるTFTにおい
て、BTストレス試験によるvthドリフトの増減方向
が、3iQx膜と3 i NX膜の各々の膜厚に依存す
ることを実験的に明らかにし、この各々の膜厚を適正な
範囲とすることにより、信頼性の高いTPTを製造する
ことを可能としている。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図はこ
の発明に関係するBTストレス試験の結果の一例を示す
図、第3図はゲート絶縁膜がSiOx或いは3iNxで
あるTPTにおけるBTス:・レス試験の結果の一例を
示す図、第4図はこの発明に関係する動作寿命試験の結
果の一例を示す図、第5図は3iQx及び3iNxの厚
さの組み合Uに対するマイナスBTでのvthドリフト
の極性を示す図である。 (2)・・・・・・ゲート電極 (3)・・・・・・ゲート絶縁膜 (3a )−−−・−3i Ox膜 (3b ) ・・・−8i Nx膜 (4)・・・・・・半導体層
の発明に関係するBTストレス試験の結果の一例を示す
図、第3図はゲート絶縁膜がSiOx或いは3iNxで
あるTPTにおけるBTス:・レス試験の結果の一例を
示す図、第4図はこの発明に関係する動作寿命試験の結
果の一例を示す図、第5図は3iQx及び3iNxの厚
さの組み合Uに対するマイナスBTでのvthドリフト
の極性を示す図である。 (2)・・・・・・ゲート電極 (3)・・・・・・ゲート絶縁膜 (3a )−−−・−3i Ox膜 (3b ) ・・・−8i Nx膜 (4)・・・・・・半導体層
Claims (1)
- ゲート電極と非晶質シリコンからなる半導体層との間
にゲート絶縁膜を有し、このゲート絶縁膜は前記ゲート
電極に近い側からシリコン酸化膜とシリコン窒化膜の二
層よりなる薄膜トランジスタにおいて、前記シリコン酸
化膜の厚さが0.3μm以下のときは前記シリコン窒化
膜の厚さが0.05μm以上であり、前記シリコン酸化
膜の厚さが0.3μmより大きいときは前記シリコン窒
化膜の厚さが0.01μm以上であることを特徴とする
薄膜トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29052087A JPH01133369A (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 薄膜トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29052087A JPH01133369A (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 薄膜トランジスタ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5329614A Division JP2659902B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 薄膜トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133369A true JPH01133369A (ja) | 1989-05-25 |
Family
ID=17757090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29052087A Pending JPH01133369A (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 薄膜トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01133369A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5060034A (en) * | 1988-11-01 | 1991-10-22 | Casio Computer Co., Ltd. | Memory device using thin film transistors having an insulation film with si/n composition ratio of 0.85 to 1.1 |
JPH06177388A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Toshiba Corp | 半導体集積回路 |
WO2013097554A1 (zh) * | 2011-12-31 | 2013-07-04 | 京东方科技集团股份有限公司 | Tft阵列基板的制造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598376A (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | トランジスタの製造方法 |
JPS6014474A (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜トランジスタの製造方法 |
JPS6461955A (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Thin film transistor |
-
1987
- 1987-11-19 JP JP29052087A patent/JPH01133369A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9647013B2 (en) | 2011-12-31 | 2017-05-09 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Manufacturing method of TFT array substrate |
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