JPH0113324Y2 - - Google Patents

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JPH0113324Y2
JPH0113324Y2 JP1981166913U JP16691381U JPH0113324Y2 JP H0113324 Y2 JPH0113324 Y2 JP H0113324Y2 JP 1981166913 U JP1981166913 U JP 1981166913U JP 16691381 U JP16691381 U JP 16691381U JP H0113324 Y2 JPH0113324 Y2 JP H0113324Y2
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JP
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battery
negative terminal
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insulating
battery negative
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JP1981166913U
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JPS5871977U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子時計の電池保持装置に関するも
のである。
近年、ウオツチは小型、薄型のドレス調のもの
が多く好まれるようになり、これに伴い時計ムー
ブメントの小型化、薄型化にいつそう拍車がかか
つてきた。
しかし、電池寿命を満足するためには、時計の
消費電流と電池の容量の関係から電池サイズの小
型化、薄型化には制限があり、このため時計ムー
ブメントの厚みは、電池部で決定されるのが現状
である。
従つて、この電池部をいかに薄く処理するか
が、薄型モデルのポイントであり、本考案は、こ
れに適した電池保持装置に関するものである。
以下本考案の一実施例を図面を参考にして説明
する。
第1図は、本実施例の組立断面図、第2図は、
平面図を表す。図中において、1は電池、2は電
池マイナス端子、3は文字板、4は電池陽極と電
池マイナス端子2のシヨートを防ぐ電池絶縁板、
5は電池マイナス端子2と文字板3のシヨートを
防ぐ電池マイナス端子絶縁板、6は地板からなる
基板、7は絶縁部材、8はMOSICのマイナスを
導通する配線基板、9は回路を押さえ固定する回
路受、10は電池プラス端子、11,12は受部
材、13はねじピン、14,15,16は止めね
じを表す。
前記電池マイナス端子2は、底部2iを有し、
該底部2iは、アーム部2a,2bが周辺部に立
上り形成されており、かつ、舌部2eが中央部に
切り起こし形成されている。
前記アーム部2a,2bは先端が外側に曲げら
れ、かつ、案内穴2c,2dが穿設されている。
前記電池マイナス端子2は、前記アーム部2
a,2bを該アーム部2a,2bに穿設された案
内穴2c,2dを絶縁部材7に設けられたピン7
c,7dに遊嵌合させ前記絶縁部材7の段部7
a,7bにそれぞれ保持させることにより高さ方
向の位置と平面的な位置が決められて前記絶縁部
材7に保持されている。
マイナスの導通は、電池マイナス端子2に設け
た舌部2eが電池1の陰極と初期タワミを持つて
圧接し、接点部2fが配線基板8に設けたパター
ンと圧接して回路へ導いている。電池絶縁板4と
電池マイナス端子絶縁板5は、外形を案内し、電
池マイナス端子2の電池1を受けている受け面を
サンドイツチして、電池マイナス端子2に設けた
カツト部2g,2h付近の17,18で上下熱圧
着してあり、電池マイナス端子2と一体になつて
いる。
電池絶縁板4は、電池マイナス端子2の舌部2
eを逃げ、さらに電池1の陰極の径を逃げ、電池
の陰極と陽極の段差内に納まつているので、電池
部の厚みには影響していない。電池プラス端子1
0はねじピン13に案内され回路受9を介して止
めねじ14で固定されている。電池プラス端子1
0のばね部と電池マイナス端子2は平面的に重な
つているが、電池マイナス端子2の曲げで高さ方
向のスキマを確保し、絶縁部材7で電池プラス端
子10のばね部を受けているので、電池を導入す
る際、電池プラス端子10を押し下げて電池マイ
ナス端子2とシヨートするのを防いでいる。これ
により、従来プラスとマイナスのシヨート防止の
ため、電池プラス端子及び電池マイナス端子から
回路への接点箇所は、平面的に遠ざけていたのに
比べて、近接位置で処理が行えるので、省スペー
ス化が可能である。電池1は、前記基板6に形成
された穴部6aに前記文字板3の反対側から挿入
される。
メーブメント状態で電池1を挿入する時、電池
1は、電池マイナス端子2の舌部2eの周辺部の
電池保持部で高さを決める訳であるが、この場合
の電池マイナス端子(2)2のふんばりは、アーム部
の曲げ段差だけでなく、前記絶縁部材のピン7
c,7dでも行つている。これは、電池マイナス
端子の厚みは時計厚み及びばね性を利用する点か
ら、0.2mm以下の薄板が多く用いられており、こ
れで電池を受けると、お皿状にたわみ易く、電池
の高さが決まりにくくなるのを防ぐため、電池マ
イナス端子2がたわみ始め、アーム部が電池中央
部に向かつて引き込まれようとしていくのを絶縁
部材7のピン7c,7dで度決めしてやり、電池
マイナス端子2の剛性を増してやる手段である。
これにより、本来なら電池マイナス端子のふんば
りは広い面積が必要なところを、絶縁部材7のピ
ンに引つ掛けられるだけの少ない面積で対処する
ことができる。
本実施例の場合は、絶縁部材のピンと電池マイ
ナス端子の穴で行つているが、これにこだわら
ず、電池マイナス端子の外形と絶縁部材の壁のよ
うに、電池マイナス端子がたわむことによるアー
ム部の引き込みを止めるような構造であれば、ど
んな手段でも同様に電池マイナス端子の剛性を増
すことができる。
電池部の厚みは、電池1、電池マイナス端子
2、電池マイナス端子絶縁板5の厚みで決まつて
いるが、本来は電池マイナス端子2の曲げ高さ
や、絶縁部材7の厚みなどのバラツキで文字板3
を突き上げないように、文字板3との間にスキマ
を設ける必要がある。しかるに本実施例の場合
は、電池マイナス端子2の下側への位置決めは絶
縁部材7でしてあるが、接点部2f以外は上側が
フリーで、接点部2fからアーム部にかけてアー
ム部より幅の細い厚み方向のばねになつていのた
め、地板下面より、電池マイナス端子2、電池マ
イナス端子絶縁板5が突出していたとしても、そ
れらを文字板3で持ち上げて、文字板3で高さを
決定することができる。又、電池マイナス端子2
の案内穴2c,2dは丸穴でなくトラツク穴なた
め、電池マイナス端子2が持ち上がる時、絶縁部
材7のピン7c,7dときしむことなく、スムー
ズに移動が可能となつている。接点部2fは、ア
ーム部の一方から延長してあるが、これにこだわ
らず、電池マイナス端子2が持ち上がつた時、変
形可能になつていれば、どんな接点部のとり方で
も問題はない。
この構造をとることにより電池部の厚みは、電
池と電池マイナス端子と電池マイナス端子絶縁板
の最小部品数の厚みで決定づけられ、最小の寸法
に設定することができる。又、本実施例はノンカ
レンダーの場合であるが、カレンダー付の場合で
も文字板に相当するところに、曜ジヤンバ、日車
押え等の裏物板部材ををもつてくれば同様の効果
が得られる。
電池の絶縁、電池マイナス端子の絶縁には、2
枚の絶縁板を用いているが、このうち文字板3と
電池マイナス端子2の絶縁をする電池マイナス端
子絶縁板5は、従来、位置決めや、固定方法が難
しくムーブメント全体を覆い文字板とムーブメン
トの間に位置する組込部品として取り扱うことが
多かつた。しかし、絶縁板は、プラスチツクであ
り静電気が起こり易く、せつかくゴミ、ほこりな
どに気をつけて組立をしても、絶縁板をつける
時、ゴミ、ほこりを引きつけて、それが輪列部に
まわり、止まりを発生させていた。本考案では、
電池下部だけに絶縁板があるので、輪列に影響し
にくく絶縁板は電池マイナス端子と一体になつて
いるので、組込の位置決めなどは必要なくなつて
いる。絶縁板どうしの熱圧着は、実施例以外に電
池マイナス端子に穴をあけ、そこで熱圧着するの
が考えられるが、この場合は、第4図のように電
池絶縁板4と電池マイナス端子絶縁板5を電池マ
イナス端子の厚み分だけ穴内に引つ込み、絶縁板
が浮き上がり易くなつてしまうが、本考案のよう
に外周で熱圧着すると、第3図の如く、全体をつ
つみ込むように、なめらかなカーブとなるので浮
き上がりを少なく押さえられる。又、絶縁板は、
熱圧着以外にも、接着剤により電池マイナス端子
と固着したり、上記のように穴や切欠点、あるい
は外周で絶縁板どうしを接着したり、接着層付の
絶縁板を電池マイナス端子にラミネートするよう
な、絶縁板で電池マイナス端子を挟んで一体化す
る手段ならば同様の効果が得られる。又、電池マ
イナス端子にどちらか一方の絶縁板、特にムーブ
メントと文字板の間に位置する電池マイナス端子
絶縁板を固着するだけでも、従来難しかつた絶縁
板の位置決めという問題を解決できる。
本考案は、電池マイナス端子を絶縁部材のピン
によりブリツジ支持しているため薄い端子板で強
度が保て電池マイナス端子を大きく変形すること
なく電池を保持でき、なおかつブリツジ支持した
電池マイナス端子がピン軸上を移動しうるよう支
持されているので電池マイナス端子、絶縁板、絶
縁部材の厚み等の寸法バラツキにより電池マイナ
ス端子が基板から突出すことがあつても電池マイ
ナス端子は文字板により持ち上げられ電池、電池
マイナス端子、電池マイナス端子絶縁板及び文字
板は隙間なく積層されることになり電池の位置は
文字板により正確に位置決めされる。従つて、電
池部の厚みをギリギリの厚みで設定することがで
き電池部の薄型化とともに時計自体の薄型化に寄
与することができる。
さらに、本考案は、電池マイナス端子のアーム
部を絶縁部材のピンに嵌挿する構造であるため電
池マイナス端子をムーブメントの表側から組み込
むことができ加工、組み立てを容易に行うことが
できる。
尚、絶縁板を電池マイナス端子に固着しなかつ
たとしても電池部の薄型化については同様の効果
が得られる。以上のように本考案は、近年、確実
に需要の増えつつある薄型ドレスウオツチの最大
のポイントとなつている電池部を最も薄く処理で
きる電子時計の電池保持装置を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の組立断面図、第2図
は、その組立平面図を表す。第3図は、本考案実
施例の絶縁板固着部の断面図。第4図は、他の実
施例の絶縁板固着部の断面図を表す。 1……電池、2……電池マイナス端子、2a,
2b……アーム部、2c,2d……案内穴、2e
……舌部、2i……底部、3……文字板、5……
マイナス端子絶縁板、6……基板、6a……穴
部、7……絶縁部材、7a,7b……段部、7
c,7d……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電池マイナス端子2、文字板3、マイナス端子
    絶縁板5、基板6、絶縁部材7とを有する電子時
    計の電池保持装置であつて、 前記電池マイナス端子2は、底部2iを有し、 前記底部2iは、アーム部2a,2bが周辺部
    に立上り形成されており、かつ、舌部2eが中央
    部に切り起こし形成されており、 前記アーム部2a,2bは、先端が外側に曲げ
    られ、かつ、案内穴2c,2dが穿設されてお
    り、 前記舌部2eは、収納されるべき電池1の陰極
    に弾接するものであり、 前記基板6は、前記電池1を収納する穴部6a
    が形成されており、 前記絶縁部材7は、段部7a,7bとピン7
    c,7dを有しており、 前記文字板3の上には、前記基板6が配設され
    ていて、該基板6の穴部6a中には、前記マイナ
    ス端子絶縁板5を介して前記電池マイナス端子2
    が配設されており、 前記基板6の上には、前記絶縁部材7が配設さ
    れていて、 前記電池マイナス端子2の案内穴2c,2dが
    前記絶縁部材7のピン7c,7dに遊嵌合されて
    前記絶縁部材7の段部7a,7bにそれぞれ保持
    されてなることを特徴とする電子時計の電池保持
    装置。
JP16691381U 1981-11-09 1981-11-09 電子時計の電池保持装置 Granted JPS5871977U (ja)

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JP16691381U JPS5871977U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 電子時計の電池保持装置

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JPS5871977U JPS5871977U (ja) 1983-05-16
JPH0113324Y2 true JPH0113324Y2 (ja) 1989-04-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4021218B2 (ja) * 2001-04-24 2007-12-12 セイコーエプソン株式会社 電子時計

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237246U (ja) * 1975-09-09 1977-03-16

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JPS5237246U (ja) * 1975-09-09 1977-03-16

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