JP2614640B2 - メモリカード - Google Patents
メモリカードInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばICメモリカードなどと称される1個
ないし複数個の半導体メモリ素子を収納してなるメモリ
カードに係り、特にそれの収納構造に関するものであ
る。
ないし複数個の半導体メモリ素子を収納してなるメモリ
カードに係り、特にそれの収納構造に関するものであ
る。
従来より、例えばワークプロセッサ、ハンドヘルドコ
ンピュータ、情報収集装置、あるいはデータフアイル用
電子機器などにメモリカードが使用されている。メモリ
カードの外観形状は、その利用形態に応じて多種多様の
ものが商品化されているが、半導体製造技術の進展にと
もなつて、近年ますます小型化、薄型化される傾向にあ
る。
ンピュータ、情報収集装置、あるいはデータフアイル用
電子機器などにメモリカードが使用されている。メモリ
カードの外観形状は、その利用形態に応じて多種多様の
ものが商品化されているが、半導体製造技術の進展にと
もなつて、近年ますます小型化、薄型化される傾向にあ
る。
第8図は、従来のメモリカードの分解斜視図である。
従来のメモリカードは同図に示すように、片面に半導体
素子101を搭載したプリント基板102と、そのプリント基
板102に接続されるコネクタ103と、合成樹脂で成形され
たフレーム108と、上銘板106と、下銘板107とから構成
されている。
従来のメモリカードは同図に示すように、片面に半導体
素子101を搭載したプリント基板102と、そのプリント基
板102に接続されるコネクタ103と、合成樹脂で成形され
たフレーム108と、上銘板106と、下銘板107とから構成
されている。
記憶容量の小さい、換言すれば搭載される半導体素子
の数が少ない場合は、プリント基板の片面に半導体素子
を搭載すればよいから、この第8図に示す製造のもので
もよかつた。
の数が少ない場合は、プリント基板の片面に半導体素子
を搭載すればよいから、この第8図に示す製造のもので
もよかつた。
しかし、記憶容量を大きく、換言すれば搭載される半
導体素子の数を増そうとすると、プリント基板の両面に
半導体素子を搭載する必要があり、そのためには第8図
に示す構造のものでは不適当である。
導体素子の数を増そうとすると、プリント基板の両面に
半導体素子を搭載する必要があり、そのためには第8図
に示す構造のものでは不適当である。
両面に半導体素子を搭載したプリント基板が収納でき
る構造のものとして、従来、第9図に示すようなメモリ
カードが知られている。
る構造のものとして、従来、第9図に示すようなメモリ
カードが知られている。
同図に示すように、半導体素子101を両面に搭載した
プリント基板102の一端にコネクタ103が接続されてい
る。このコネクタ103ならびにプリント基板102の他端
が、上ケース半体104と下ケース半体105との間でサンド
イッチ状に挟まれて、両ケース半体104,105を適宜な手
段によつて連結することにより、ケース半体104,105内
に前記プリント基板102が収納される。上ケース半体104
の上面には上銘板106が、下ケース半体105の下面には下
銘板107がそれぞれ固着されている。
プリント基板102の一端にコネクタ103が接続されてい
る。このコネクタ103ならびにプリント基板102の他端
が、上ケース半体104と下ケース半体105との間でサンド
イッチ状に挟まれて、両ケース半体104,105を適宜な手
段によつて連結することにより、ケース半体104,105内
に前記プリント基板102が収納される。上ケース半体104
の上面には上銘板106が、下ケース半体105の下面には下
銘板107がそれぞれ固着されている。
ところでこの第9図に示す構造では、前記ケース半体
104,105の上面ならびに下面は上銘板106ならびに下銘板
107によつてほとんど覆われているが、両ケース半体10
4,105の側面はともに外から見える状態にある。
104,105の上面ならびに下面は上銘板106ならびに下銘板
107によつてほとんど覆われているが、両ケース半体10
4,105の側面はともに外から見える状態にある。
そのため両方のケース半体104,105とも成形精度が高
く要求され、それを成形する両方の金型の製作費が高く
つき、結局はメモリカードのコスト高を招くことにな
る。
く要求され、それを成形する両方の金型の製作費が高く
つき、結局はメモリカードのコスト高を招くことにな
る。
また、両ケース半体104,105を重ね合わせて連結する
際、互に位置ずれを生じると両ケース半体104,105の接
合部に段差ができて目立ち、そのために商品価値が低下
する。またこのような段差が生じないようにするために
は、両ケース半体104,105の接合部に例えばピンとそれ
が挿入される凹部などのような位置決め用係合部などを
設ける必要があり、メモリカードの小型化、薄型化に支
障をきたすため好ましくない。
際、互に位置ずれを生じると両ケース半体104,105の接
合部に段差ができて目立ち、そのために商品価値が低下
する。またこのような段差が生じないようにするために
は、両ケース半体104,105の接合部に例えばピンとそれ
が挿入される凹部などのような位置決め用係合部などを
設ける必要があり、メモリカードの小型化、薄型化に支
障をきたすため好ましくない。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消
し、薄型化が可能で、商品価値を低下することなく安価
なメモリカードを提供するにある。
し、薄型化が可能で、商品価値を低下することなく安価
なメモリカードを提供するにある。
前述の目的を達成するため、本発明は、枠部とその枠
部の内側に設けられた収容部とを有する例えば上フレー
ムなどの第1のフレームの収容部内に、両面に回路素子
を搭載したプリント基板と例えば下フレームなどの第2
のプレートとを挿入し、その第2のフレームを第1のフ
レームの枠部に係合させる。
部の内側に設けられた収容部とを有する例えば上フレー
ムなどの第1のフレームの収容部内に、両面に回路素子
を搭載したプリント基板と例えば下フレームなどの第2
のプレートとを挿入し、その第2のフレームを第1のフ
レームの枠部に係合させる。
そして第1のフレームと第2のフレームとで前記プリ
ント基板を挟持した状態で、第1のフレームと第2のフ
レームとを例えばネジ締めなどによつて一体に連結す。
さらに少なくとも前記第2のフレームの第1のフレーム
によつて覆われていない外表面に、例えば下銘板や電池
蓋などのカバー部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
ント基板を挟持した状態で、第1のフレームと第2のフ
レームとを例えばネジ締めなどによつて一体に連結す。
さらに少なくとも前記第2のフレームの第1のフレーム
によつて覆われていない外表面に、例えば下銘板や電池
蓋などのカバー部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
次に本発明の実施例について図面とともに説明する。
第1図はブロツク体の分解斜視図、第2図はそのブロツ
ク体の上フレームと下フレームとの係合構造を説明する
ための一部拡大断面図、第3図は下フレームの斜視図、
第4図はブロツク体に上銘板を取り付ける状態を示す斜
視図、第5図はブロツク体に下銘板を取り付ける状態を
示す斜視図、第6図はブロツク体に電池蓋を取り付ける
状態を示す斜視図、第7図はメモリカードの拡大断面図
である。
第1図はブロツク体の分解斜視図、第2図はそのブロツ
ク体の上フレームと下フレームとの係合構造を説明する
ための一部拡大断面図、第3図は下フレームの斜視図、
第4図はブロツク体に上銘板を取り付ける状態を示す斜
視図、第5図はブロツク体に下銘板を取り付ける状態を
示す斜視図、第6図はブロツク体に電池蓋を取り付ける
状態を示す斜視図、第7図はメモリカードの拡大断面図
である。
この実施例に係るメモリカードは、大きく分けてブロ
ツク体1と、上銘板2と、下銘板3と、電池蓋4とから
構成されている。
ツク体1と、上銘板2と、下銘板3と、電池蓋4とから
構成されている。
前記ブロツク体1は第1図に示すように、上フレーム
5と、プリント基板6と、コネクタ7と、下フレーム8
とから構成されている。なお、この第1図ならびに第2
図は図示の都合上、上フレーム5を下に、下フレーム8
を上にして描いている。
5と、プリント基板6と、コネクタ7と、下フレーム8
とから構成されている。なお、この第1図ならびに第2
図は図示の都合上、上フレーム5を下に、下フレーム8
を上にして描いている。
上フレーム5は四角形をした枠部9を有し、その枠部
9の内側は、前記プリント基板6ならびに下フレーム8
を収容できるように凹部が形成され、その凹部の頂部に
相当するところに所定の間隔をおいて長手方向に延びた
補強リブ10が架設されている。枠部9の前端部にはコネ
クタ位置決め用凹部11が設けられ、枠部9の両側面で前
端側にはリーダライタに対してメモリカードが表、裏間
違いなく挿入できるように誤挿入防止溝12が、また枠部
9の両側面で後端側には指掛用の凹凸部13がそれぞれ形
成されている。
9の内側は、前記プリント基板6ならびに下フレーム8
を収容できるように凹部が形成され、その凹部の頂部に
相当するところに所定の間隔をおいて長手方向に延びた
補強リブ10が架設されている。枠部9の前端部にはコネ
クタ位置決め用凹部11が設けられ、枠部9の両側面で前
端側にはリーダライタに対してメモリカードが表、裏間
違いなく挿入できるように誤挿入防止溝12が、また枠部
9の両側面で後端側には指掛用の凹凸部13がそれぞれ形
成されている。
枠部9の内側四隅にはネジ挿通部14が設けられ、第1
図ならびに第2図に示すように枠部9の両側部にはほぼ
その全長にわたつて挿入溝36が形成されている。
図ならびに第2図に示すように枠部9の両側部にはほぼ
その全長にわたつて挿入溝36が形成されている。
前記プリント基板6の両面には多数の半導体メモリ素
子やゲートアレイなどの回路素子16が搭載されて、この
実施例のメモリカードの場合は1メガバイトの記憶容量
を有している。第4図に示すようにプリント基板6の上
面に搭載される回路素子16は全体が整列状態にあり、プ
リント基板6を上フレーム5内に収容した際、回路素子
16列の隙間に上フレーム5の補強リブ10が挿入されて、
上フレーム5の上面と各回路素子16の上面とが面一にな
る。
子やゲートアレイなどの回路素子16が搭載されて、この
実施例のメモリカードの場合は1メガバイトの記憶容量
を有している。第4図に示すようにプリント基板6の上
面に搭載される回路素子16は全体が整列状態にあり、プ
リント基板6を上フレーム5内に収容した際、回路素子
16列の隙間に上フレーム5の補強リブ10が挿入されて、
上フレーム5の上面と各回路素子16の上面とが面一にな
る。
プリント基板6の前端部にはコネクタ7が一体に接続
されており、プリント基板6の後端部には絶縁シート17
を敷設して対になつた電池用端子18が取り付けられてい
る。この端子18に接続される電池(図示せず)はバツク
アツプ用電源で、商用電源が例えば停電した場合などの
ときでも長期間バツクアツプできるように電池が2個並
列に配置されている。このバツクアツプ用電池として
は、例えばリチユム電池などのボタン型電池が用いられ
る。プリント基板6の四隅には、ネジが挿通するための
切欠部19が形成されている。
されており、プリント基板6の後端部には絶縁シート17
を敷設して対になつた電池用端子18が取り付けられてい
る。この端子18に接続される電池(図示せず)はバツク
アツプ用電源で、商用電源が例えば停電した場合などの
ときでも長期間バツクアツプできるように電池が2個並
列に配置されている。このバツクアツプ用電池として
は、例えばリチユム電池などのボタン型電池が用いられ
る。プリント基板6の四隅には、ネジが挿通するための
切欠部19が形成されている。
下フレーム8の四隅にはネジ孔20が設けられ、後端部
側には電池ホールド部21が一体に形成されている。前述
のようにプリント基板6の後端側のほぼ中央部に電池用
端子18が対になつて設けられいる関係上、電池はその端
子18の両側に配置されることになる。また、可及的に放
電容量の大きい電池、換言すれば外形の大きい電池が使
用されることから、電池ホールド部21の電池挿入部は必
然的に下フレーム8の両側に寄つてしまう。そのため、
電池ホールド部21の両側端は図に示すように切り欠かれ
た状態となり、各電池ホールド部21の一部に先細りにな
つた突出部22が形成される。
側には電池ホールド部21が一体に形成されている。前述
のようにプリント基板6の後端側のほぼ中央部に電池用
端子18が対になつて設けられいる関係上、電池はその端
子18の両側に配置されることになる。また、可及的に放
電容量の大きい電池、換言すれば外形の大きい電池が使
用されることから、電池ホールド部21の電池挿入部は必
然的に下フレーム8の両側に寄つてしまう。そのため、
電池ホールド部21の両側端は図に示すように切り欠かれ
た状態となり、各電池ホールド部21の一部に先細りにな
つた突出部22が形成される。
後述のように、プリント基板6を介して下フレーム8
の四隅をネジ23によつて上フレーム5に一体に締め付け
たとき、前述の下フレーム8の突出部22がややもすれば
上フレーム5の端縁から下方へ突出してしまう心配があ
る。そのため本実施例では第1図ならびに第2図に示す
ように、突出部22の側面に係合爪24が設けられ、この係
合爪24と対向する上フレーム5の枠部9の位置には係合
段部25が形成されている。従つて第2図に示すように、
プリント基板6を介して上フレーム5と下フレーム8と
を重ね合せることにより、係合爪24が係合段部25と係合
して止められるから、突部22が上ケース5の下面から突
出するようなことはない。
の四隅をネジ23によつて上フレーム5に一体に締め付け
たとき、前述の下フレーム8の突出部22がややもすれば
上フレーム5の端縁から下方へ突出してしまう心配があ
る。そのため本実施例では第1図ならびに第2図に示す
ように、突出部22の側面に係合爪24が設けられ、この係
合爪24と対向する上フレーム5の枠部9の位置には係合
段部25が形成されている。従つて第2図に示すように、
プリント基板6を介して上フレーム5と下フレーム8と
を重ね合せることにより、係合爪24が係合段部25と係合
して止められるから、突部22が上ケース5の下面から突
出するようなことはない。
また、この係合爪24と係合段部25との係合により、プ
リント基板6を介して上フレーム5と下フレーム8とが
一体に仮止めされる。そのためこの半製品の状態で回路
素子16を搭載したプリント基板6の各種テストが行なわ
れ、テスト結果が不良と判断されたプリント基板6は、
前述の仮止めを外して容易に交換することができる。さ
らにこのように仮止めされているから、次のネジ締め作
業が簡便であることなどから、生産性の効率化が図れ
る。
リント基板6を介して上フレーム5と下フレーム8とが
一体に仮止めされる。そのためこの半製品の状態で回路
素子16を搭載したプリント基板6の各種テストが行なわ
れ、テスト結果が不良と判断されたプリント基板6は、
前述の仮止めを外して容易に交換することができる。さ
らにこのように仮止めされているから、次のネジ締め作
業が簡便であることなどから、生産性の効率化が図れ
る。
下フレーム8の電池ホールド部21より前側部分は各種
回路素子16を覆うカバー部26となつている(但し、回路
素子16の総高が高いものと対向する位置は、図に示すよ
うに逃げ用の穴が形成されている)。このカバー部26
で、プリント基板6のアース導電部(図示せず)と対向
する位置には、スプリング挿入孔27が形成されている。
また下フレーム8の下面で電池ホールド部21とカバー部
26との境部には、突条28が設けられて電池ホールド部21
とカバー部26とを区画している。
回路素子16を覆うカバー部26となつている(但し、回路
素子16の総高が高いものと対向する位置は、図に示すよ
うに逃げ用の穴が形成されている)。このカバー部26
で、プリント基板6のアース導電部(図示せず)と対向
する位置には、スプリング挿入孔27が形成されている。
また下フレーム8の下面で電池ホールド部21とカバー部
26との境部には、突条28が設けられて電池ホールド部21
とカバー部26とを区画している。
また第3図に示すように下フレーム8の上面には、上
フレーム5の補強リブ10と対向する補強リブ29が一体に
設けられている。図中の30は固定用粘着テープで、下フ
レーム8に挿入されるナツト31の抜け止めに役立つてい
る。
フレーム5の補強リブ10と対向する補強リブ29が一体に
設けられている。図中の30は固定用粘着テープで、下フ
レーム8に挿入されるナツト31の抜け止めに役立つてい
る。
第1図に示すように、コネクタ7を接続したプリント
基板6を上フレーム5の枠部9内に挿入する。図示して
いないが、第1図の状態においてコネクタ7の下面には
両面粘着テープが貼着されており、コネクタ7を上フレ
ーム5のコネクタ位置決め用凹部11に挿入することによ
り、コネクタ7の位置決めと固定がなされる。
基板6を上フレーム5の枠部9内に挿入する。図示して
いないが、第1図の状態においてコネクタ7の下面には
両面粘着テープが貼着されており、コネクタ7を上フレ
ーム5のコネクタ位置決め用凹部11に挿入することによ
り、コネクタ7の位置決めと固定がなされる。
次に下フレーム8をプリント基板6上に載置し、前述
のように下フレーム8の係合爪24を上フレーム5の係合
段部25に係合することにより、プリント基板6を介して
上フレーム5と下フレーム8とを仮止めする。係合爪24
と係合段部25とが係合された状態で、ネジ23とナット32
を締め付けることにより、プリント基板6ならびにコネ
クタ7を挟んで上フレーム5と下フレーム8とが一体に
連結される。この状態が第5図に示されており、上フレ
ーム5内にプリント基板6と下フレーム8とが収容され
て、ブロツク体1の組立てが終了する。前述のように上
フレーム5と下フレーム8とを連結することにより、第
7図に示したように上フレーム5の補強リブ10と下フレ
ーム8の補強リブ29によつて、プリント基板6が上,下
から挟まれて両面搭載プリント基板6の保護がなされ
る。
のように下フレーム8の係合爪24を上フレーム5の係合
段部25に係合することにより、プリント基板6を介して
上フレーム5と下フレーム8とを仮止めする。係合爪24
と係合段部25とが係合された状態で、ネジ23とナット32
を締め付けることにより、プリント基板6ならびにコネ
クタ7を挟んで上フレーム5と下フレーム8とが一体に
連結される。この状態が第5図に示されており、上フレ
ーム5内にプリント基板6と下フレーム8とが収容され
て、ブロツク体1の組立てが終了する。前述のように上
フレーム5と下フレーム8とを連結することにより、第
7図に示したように上フレーム5の補強リブ10と下フレ
ーム8の補強リブ29によつて、プリント基板6が上,下
から挟まれて両面搭載プリント基板6の保護がなされ
る。
第5図に示す如く下フレーム8のスプリング挿入孔27
に導電性のコイルスプリング33が挿入され、下フレーム
8のカバー部26とほぼ同じ面積を有する金属製の下銘板
3をその上から被せる。図示していないが下銘板3の内
面で破線で示した接着剤非形成部34を除く部分には、ホ
ツトメルト系接着剤が塗布されている。また下銘板3の
両側端には、内側に向けて直角に折り曲がつた折曲部35
が設けられており、下銘板3を下フレーム8上に載置し
た際に前記折曲部35が上フレーム5の挿入溝36(第1図
参照)に挿入される(第7図参照)。このように下銘板
3の側端部に折曲部35を設け、それを上フレーム5の溝
36に挿入した構造にすれば、何かの原因で下銘板3が反
つても、挿入溝36内での折曲部35の位置がずれるだけで
あつて、側面から下銘板3と上フレーム5との間の隙間
が見えないから、商品価値の低下を回避することができ
る。
に導電性のコイルスプリング33が挿入され、下フレーム
8のカバー部26とほぼ同じ面積を有する金属製の下銘板
3をその上から被せる。図示していないが下銘板3の内
面で破線で示した接着剤非形成部34を除く部分には、ホ
ツトメルト系接着剤が塗布されている。また下銘板3の
両側端には、内側に向けて直角に折り曲がつた折曲部35
が設けられており、下銘板3を下フレーム8上に載置し
た際に前記折曲部35が上フレーム5の挿入溝36(第1図
参照)に挿入される(第7図参照)。このように下銘板
3の側端部に折曲部35を設け、それを上フレーム5の溝
36に挿入した構造にすれば、何かの原因で下銘板3が反
つても、挿入溝36内での折曲部35の位置がずれるだけで
あつて、側面から下銘板3と上フレーム5との間の隙間
が見えないから、商品価値の低下を回避することができ
る。
載置した下銘板3の上から熱プレスすることにより、
前記ホツトメルト系接着剤が溶融して、下銘板3と下フ
レーム5(カバー部26)との当接面、ならびに下銘板3
と上フレーム5との当接面が接着される(第7図参
照)。前述のように下銘板3には接着剤非形成部分34が
形成されているから、コイルスプリング33ならびに下銘
板3を介してプリント基板6の下面側のアースがとれる
ようになつている。
前記ホツトメルト系接着剤が溶融して、下銘板3と下フ
レーム5(カバー部26)との当接面、ならびに下銘板3
と上フレーム5との当接面が接着される(第7図参
照)。前述のように下銘板3には接着剤非形成部分34が
形成されているから、コイルスプリング33ならびに下銘
板3を介してプリント基板6の下面側のアースがとれる
ようになつている。
また第1図ならびに第5図に示すように、下フレーム
8ならびに下銘板3の対応位置にはそれぞれスイツチ操
作口37a,37bが開設されている。また第1図に示すよう
にプリント基板6には、誤消去防止スイツチ38が取付け
られており、第6図に示す如くメモリカードを組立てる
ことにより、その誤消去防止スイツチ38が前記スイツチ
操作口37a,37bを貫通して外部から操作できるようにな
つている。
8ならびに下銘板3の対応位置にはそれぞれスイツチ操
作口37a,37bが開設されている。また第1図に示すよう
にプリント基板6には、誤消去防止スイツチ38が取付け
られており、第6図に示す如くメモリカードを組立てる
ことにより、その誤消去防止スイツチ38が前記スイツチ
操作口37a,37bを貫通して外部から操作できるようにな
つている。
前述のようにして下銘板3をブロツク体1に固着した
後、第6図に示すように下フレーム8上に電池蓋4が回
動可能に取付けられ、下フレーム8の電池ホールド部21
内にそれぞれボタン型電池(図示せず)が収納される。
後、第6図に示すように下フレーム8上に電池蓋4が回
動可能に取付けられ、下フレーム8の電池ホールド部21
内にそれぞれボタン型電池(図示せず)が収納される。
プリント基板6の上面側アース導電部(図示せず)と
対応する位置の上フレーム5の部分には第4図に示すよ
うに、スプリング挿入孔39が形成され、そこに導電性の
コイルスプリング40が挿入される。また、上銘板2の内
面には、スプリング挿入孔39と対応する位置に形成され
た接着剤非形成部41を除いてホツトメルト系折着剤が塗
布されているから、上フレーム5上にこの上銘板2を載
置して熱プレスすることにより、上銘板2は第7図に示
すように上フレーム5の枠部9、補強リブ10ならびに回
路素子16と一体に接着する。
対応する位置の上フレーム5の部分には第4図に示すよ
うに、スプリング挿入孔39が形成され、そこに導電性の
コイルスプリング40が挿入される。また、上銘板2の内
面には、スプリング挿入孔39と対応する位置に形成され
た接着剤非形成部41を除いてホツトメルト系折着剤が塗
布されているから、上フレーム5上にこの上銘板2を載
置して熱プレスすることにより、上銘板2は第7図に示
すように上フレーム5の枠部9、補強リブ10ならびに回
路素子16と一体に接着する。
プリント基板6の上面側は、コイルスプリング40なら
びに上銘板2を介してアースされることになる。なお、
前記銘板2,3には、所望の意匠や商品名などが印刷され
ている。この実施例のような構造にすれば、総高約5mm
のメモリカードを製作することができる。
びに上銘板2を介してアースされることになる。なお、
前記銘板2,3には、所望の意匠や商品名などが印刷され
ている。この実施例のような構造にすれば、総高約5mm
のメモリカードを製作することができる。
前記実施例では上フレーム、下フレームの外表面を覆
うカバー部材として金属板の銘板を用いたが、本発明は
これに限定されるものではなく、カバー部材によつて内
蔵されたプリント基板のアースをとる場合には、導電性
を有するプラスチツクスシートが使用可能であり、また
プリント基板のアースをとる必要がない場合には、通常
のプラスチツクスシートや紙などのカバー部材を用いて
もよい。
うカバー部材として金属板の銘板を用いたが、本発明は
これに限定されるものではなく、カバー部材によつて内
蔵されたプリント基板のアースをとる場合には、導電性
を有するプラスチツクスシートが使用可能であり、また
プリント基板のアースをとる必要がない場合には、通常
のプラスチツクスシートや紙などのカバー部材を用いて
もよい。
また前記実施例では上フレーム(第1のフレーム)と
下フレーム(第2のフレーム)の両方にカバー部材を設
けたが、下フレーム(第2のフレーム)の外側面を覆う
上フレーム(第1のフレーム)の方は本来、外側面が外
側に露呈するため高い精度で成形されるから、この方の
フレームはカバー部材を省略してプリント基板の上面を
すべて上フレーム(第1のフレーム)で覆い、下フレー
ム(第2のフレーム)のみにカバー部材を取付けること
もできる。
下フレーム(第2のフレーム)の両方にカバー部材を設
けたが、下フレーム(第2のフレーム)の外側面を覆う
上フレーム(第1のフレーム)の方は本来、外側面が外
側に露呈するため高い精度で成形されるから、この方の
フレームはカバー部材を省略してプリント基板の上面を
すべて上フレーム(第1のフレーム)で覆い、下フレー
ム(第2のフレーム)のみにカバー部材を取付けること
もできる。
さらに前記実施例では上フレーム(第1のフレーム)
と下フレーム(第2のフレーム)とをネジとナツトによ
つて連結したが、その他の例えば超音波接着など適宜な
手段で連結してもよい。
と下フレーム(第2のフレーム)とをネジとナツトによ
つて連結したが、その他の例えば超音波接着など適宜な
手段で連結してもよい。
本発明は前述のような構成になつており、第2のフレ
ームは第1のフレームとカバー部材によつて覆われるた
め、第1のフレームの方だけ精度よく製作して、第2の
フレームの方は第1のフレームよりも精度を落とすこと
ができるから、金型が安価に製作できコストの低減が図
れる。
ームは第1のフレームとカバー部材によつて覆われるた
め、第1のフレームの方だけ精度よく製作して、第2の
フレームの方は第1のフレームよりも精度を落とすこと
ができるから、金型が安価に製作できコストの低減が図
れる。
また、第1のフレームと第2のフレームとの接合部が
メモリカードの外側面に出ないから、従来のようにフレ
ームどうしの位置ずれによる段差が外側面に現われるこ
とがなく、外観不良の心配がない。
メモリカードの外側面に出ないから、従来のようにフレ
ームどうしの位置ずれによる段差が外側面に現われるこ
とがなく、外観不良の心配がない。
さらに、第1のフレームの内側にプリント基板と第2
のフレームを収容する構造であるから、メモリカードの
薄型化が可能となる。
のフレームを収容する構造であるから、メモリカードの
薄型化が可能となる。
第1図ないし第7図は本発明の実施例に係るメモリカー
ドを説明するためのもので、第1図はブロツク体の分解
斜視図、第2図はそのブロツク体の上フレームと下フレ
ームとの係合構造を説明するための一部拡大断面図、第
3図は下フレームの斜視図、第4図はブロツク体に上銘
板を取り付ける状態を示す斜視図、第6図はブロツク体
に下銘板を取り付ける状態を示す斜視図、第6図はブロ
ック体に電池蓋を取り付ける状態を示す斜視図、第7図
はメモリカードの断面図である。 第8図ならびに第9図は、従来のメモリカードの分解斜
視図ならびに断面図である。 1……ブロツク体、2……上銘板、3……下銘板、4…
…電池蓋、5……上フレーム、6……プリント基板、7
……コネクタ、8……下フレーム、9……枠部、10……
補強リブ、16……回路素子、23……ネジ、24……係合
爪、25……係合段部、29……補強リブ、32……ナツト、
33……コイルスプリング、35……折曲部、36……挿入
溝、40……コイルスプリング。
ドを説明するためのもので、第1図はブロツク体の分解
斜視図、第2図はそのブロツク体の上フレームと下フレ
ームとの係合構造を説明するための一部拡大断面図、第
3図は下フレームの斜視図、第4図はブロツク体に上銘
板を取り付ける状態を示す斜視図、第6図はブロツク体
に下銘板を取り付ける状態を示す斜視図、第6図はブロ
ック体に電池蓋を取り付ける状態を示す斜視図、第7図
はメモリカードの断面図である。 第8図ならびに第9図は、従来のメモリカードの分解斜
視図ならびに断面図である。 1……ブロツク体、2……上銘板、3……下銘板、4…
…電池蓋、5……上フレーム、6……プリント基板、7
……コネクタ、8……下フレーム、9……枠部、10……
補強リブ、16……回路素子、23……ネジ、24……係合
爪、25……係合段部、29……補強リブ、32……ナツト、
33……コイルスプリング、35……折曲部、36……挿入
溝、40……コイルスプリング。
Claims (6)
- 【請求項1】枠部とその枠部の内側に設けられた収容部
とを有する第1のフレームの収容部内に、両面に回路素
子を搭載したプリント基板と第2のフレームとを挿入し
て、その第2のフレームを第1のフレームの枠部に係合
させ、第1のフレームと第2のフレームとで前記プリン
ト基板を挟持した状態で第1のフレームと第2のフレー
ムとを一体に連結して、少なくとも前記第2のフレーム
の第1のフレームによつて覆われない外表面にカバー部
材を設けたことを特徴とするメモリカード。 - 【請求項2】請求項(1)記載において、前記カバー部
材が導電性を有し、前記プリント基板に設けられている
アース導電部と電気的に接続されていることを特徴とす
るメモリカード。 - 【請求項3】請求項(1)記載において、前記カバー部
材が金属板で構成されていることを特徴とするメモリカ
ード。 - 【請求項4】請求項(1)記載において、前記カバー部
材の一部が電池蓋を兼ねていることを特徴とするメモリ
カード。 - 【請求項5】請求項(1)記載において、前記第1のフ
レームならびに第2のフレームの内面にそれぞれ補強リ
ブを突設し、この補強リブによつて前記プリント基板を
挟持したことを特徴とするメモリカード。 - 【請求項6】請求項(1)記載において、前記第2のフ
レームとカバー部材とが接着によつて一体に連結されて
いることを特徴とするメモリカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118078A JP2614640B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | メモリカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118078A JP2614640B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | メモリカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01288490A JPH01288490A (ja) | 1989-11-20 |
JP2614640B2 true JP2614640B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14727452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63118078A Expired - Lifetime JP2614640B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | メモリカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614640B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2634284B2 (ja) * | 1990-03-26 | 1997-07-23 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置カード用フレームおよびこれを使用した半導体装置カード並びにその製造方法 |
JP2672880B2 (ja) * | 1990-05-17 | 1997-11-05 | 三菱電機株式会社 | Icカード |
JPH0449099A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Ic収納用ケース |
JPH0798620A (ja) * | 1992-11-13 | 1995-04-11 | Seiko Epson Corp | 電子装置およびこれを用いたコンピュータ |
DE60239383D1 (de) * | 2001-01-26 | 2011-04-21 | Sony Corp | Ic-karte und ic-kartenadapter |
JP2010531534A (ja) * | 2007-06-25 | 2010-09-24 | ソン,デウプ | 着脱型発光器 |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP63118078A patent/JP2614640B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01288490A (ja) | 1989-11-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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