JPH0546114Y2 - - Google Patents
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- JPH0546114Y2 JPH0546114Y2 JP1987055325U JP5532587U JPH0546114Y2 JP H0546114 Y2 JPH0546114 Y2 JP H0546114Y2 JP 1987055325 U JP1987055325 U JP 1987055325U JP 5532587 U JP5532587 U JP 5532587U JP H0546114 Y2 JPH0546114 Y2 JP H0546114Y2
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- memory card
- card
- connector
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案はメモリカードの装脱機構に関する。
[従来の技術]
従来、データターミナル等の携帯可能な外部端
末機においては、機器ケース内に差し込まれたメ
モリカードとの間でデータの授受を行なうように
なつている。このようなメモリカードはその引き
出しを容易にするために、後端部が機器ケースか
ら突出していた。
末機においては、機器ケース内に差し込まれたメ
モリカードとの間でデータの授受を行なうように
なつている。このようなメモリカードはその引き
出しを容易にするために、後端部が機器ケースか
ら突出していた。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、上記のようなメモリカードの装脱機構
では、機器ケース内に差し込まれたメモリカード
の後端部が機器ケースの外部に突出しているた
め、この状態で機器を携帯すると、物にぶつけて
接続部を破損する恐れがある。そのため、携帯す
るときは、機器ケース内からメモリカードを取り
外さなければならず、極めて不便なものであつ
た。
では、機器ケース内に差し込まれたメモリカード
の後端部が機器ケースの外部に突出しているた
め、この状態で機器を携帯すると、物にぶつけて
接続部を破損する恐れがある。そのため、携帯す
るときは、機器ケース内からメモリカードを取り
外さなければならず、極めて不便なものであつ
た。
この考案は上記のような問題点を解決するため
に、機器本体内にメモリカード全体を容易に装脱
することができるようにして、機器本体内にメモ
リカードを装着したままで、良好に機器を携帯す
ることができるメモリカードの装脱機構を提供す
ることを目的とする。
に、機器本体内にメモリカード全体を容易に装脱
することができるようにして、機器本体内にメモ
リカードを装着したままで、良好に機器を携帯す
ることができるメモリカードの装脱機構を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この考案は上述した目的を達成するために、機
器本体のカード収納部にメモリカードの全長より
短いスライド案内部を形成するとともに、カード
収納部に装着されたメモリカードの後端部に対向
する機器本体の一面側を切除してカード挿脱用開
口の一部分となし、かつ、この切除した部分に対
応する機器本体の他面側内面に指先が差し入れ可
能な凹入部を形成したものである。
器本体のカード収納部にメモリカードの全長より
短いスライド案内部を形成するとともに、カード
収納部に装着されたメモリカードの後端部に対向
する機器本体の一面側を切除してカード挿脱用開
口の一部分となし、かつ、この切除した部分に対
応する機器本体の他面側内面に指先が差し入れ可
能な凹入部を形成したものである。
[考案の作用]
この考案に係るメモリカードの装脱機構によれ
ば、機器本体から外部へメモリカードが突出する
ことなく収納できるので、機器本体にメモリカー
ドを装着したままで、機器を携帯しても、メモリ
カードを物にぶつけて接続部を破損したりするこ
とがなく、しかもメモリカードの後端部に対向す
る機器本体の一面側を切除してカード挿脱用開口
の一部分となし、かつ、この切除した部分に対応
する機器本体の他面側内面に指先が差し入れ可能
な凹入部を形成したので、メモリカードの装脱を
容易に行なうことができる。
ば、機器本体から外部へメモリカードが突出する
ことなく収納できるので、機器本体にメモリカー
ドを装着したままで、機器を携帯しても、メモリ
カードを物にぶつけて接続部を破損したりするこ
とがなく、しかもメモリカードの後端部に対向す
る機器本体の一面側を切除してカード挿脱用開口
の一部分となし、かつ、この切除した部分に対応
する機器本体の他面側内面に指先が差し入れ可能
な凹入部を形成したので、メモリカードの装脱を
容易に行なうことができる。
[実施例]
以下、第1図から第6図を参照して、この考案
の一実施例を説明する。
の一実施例を説明する。
構 成
第1図から第4図はデータターミナルを示す。
このデータターミナル1は機器ケース3の上面側
に透明なキーボード4および液晶表示パネル5の
ほか、電源スイツチ6を備え、裏面には第2図に
示すように電池蓋7、フオトトランジスタおよび
赤外線フオトセンサから構成されたインターフエ
イス装置との光通信を行なう送受信部8、放音部
9等が設けられ、側面にはコネクタ部10,10
および調整つまみ11が設けられ、手前側端部に
はカード挿入用の開口12が設けられている。
このデータターミナル1は機器ケース3の上面側
に透明なキーボード4および液晶表示パネル5の
ほか、電源スイツチ6を備え、裏面には第2図に
示すように電池蓋7、フオトトランジスタおよび
赤外線フオトセンサから構成されたインターフエ
イス装置との光通信を行なう送受信部8、放音部
9等が設けられ、側面にはコネクタ部10,10
および調整つまみ11が設けられ、手前側端部に
はカード挿入用の開口12が設けられている。
開口12は機器ケース3内にメモリカード2が
差し込まれる部分であり、その底部(第3図では
上部)には指先が差し入れ可能な凹入部12aが
形成され、カード蓋13が着脱可能に取り付けら
れる。この場合、機器ケース3は上部ケース14
aと下部ケース14bとからなり、第3図に示す
ように、その内部には支持部材15が設けられて
いる。この支持部材15の下面、つまり下部ケー
ス14b内にはメイン配線基板16が設けられて
おり、その下側にカード装着部17が設けられて
いる。このカード装着部17はメモリカード2が
装着する部分であり、下部ケース14bの底部と
その上方に配置されたガイド板18とにより構成
され、その一側が開口12に連通している。ガイ
ド板18はメモリカード2をガイドするものであ
り、ステンレス板に絶縁フイルムを接着した構成
になつており、その一端が開口12側へ延び、下
部ケース14bの内側上面にビス止めされてい
る。そして、このガイド板18には回路基板ユニ
ツト20が配設されており、この回路基板ユニツ
ト20はカード装着部17内の奥側に配置された
カード用コネクタ21に接続されている。このカ
ード用コネクタ21はコネクタ本体21a内にメ
モリカード2のコネクタ4側の先端が嵌入する嵌
入部21bが形成され、この嵌入部21b内に接
続ピン21c…が複数配列され、この各接続ピン
21c…がカード用コネクタ本体21aの後側か
ら突出して回路基板ユニツト20の各端子(図示
せず)に半田付けされている。なお、回路基板ユ
ニツト20は「コ」字状に折り曲げられて上述し
たメイン配線基板16に接続されているととも
に、他の一部は下部ケース14bの下部に設けら
れた部品収納部14b1内に収納されている。
差し込まれる部分であり、その底部(第3図では
上部)には指先が差し入れ可能な凹入部12aが
形成され、カード蓋13が着脱可能に取り付けら
れる。この場合、機器ケース3は上部ケース14
aと下部ケース14bとからなり、第3図に示す
ように、その内部には支持部材15が設けられて
いる。この支持部材15の下面、つまり下部ケー
ス14b内にはメイン配線基板16が設けられて
おり、その下側にカード装着部17が設けられて
いる。このカード装着部17はメモリカード2が
装着する部分であり、下部ケース14bの底部と
その上方に配置されたガイド板18とにより構成
され、その一側が開口12に連通している。ガイ
ド板18はメモリカード2をガイドするものであ
り、ステンレス板に絶縁フイルムを接着した構成
になつており、その一端が開口12側へ延び、下
部ケース14bの内側上面にビス止めされてい
る。そして、このガイド板18には回路基板ユニ
ツト20が配設されており、この回路基板ユニツ
ト20はカード装着部17内の奥側に配置された
カード用コネクタ21に接続されている。このカ
ード用コネクタ21はコネクタ本体21a内にメ
モリカード2のコネクタ4側の先端が嵌入する嵌
入部21bが形成され、この嵌入部21b内に接
続ピン21c…が複数配列され、この各接続ピン
21c…がカード用コネクタ本体21aの後側か
ら突出して回路基板ユニツト20の各端子(図示
せず)に半田付けされている。なお、回路基板ユ
ニツト20は「コ」字状に折り曲げられて上述し
たメイン配線基板16に接続されているととも
に、他の一部は下部ケース14bの下部に設けら
れた部品収納部14b1内に収納されている。
また、支持部材15上にはサブ配線基板22が
設けられているとともに、このサブ配線基板22
上には支持部材23が配置されており、この支持
部材23上には液晶表示パネル5および透明なキ
ーボード4がニユートリング対策用のスペーサ2
4を介して積層されている。したがつて、透明な
キーボード4が上部ケース14aの上方に露出
し、この透明なキーボード4を通してその下の液
晶表示パネル5が見えるようになつている。この
場合、液晶表示パネル5は液晶表示パネル5の駆
動用のICチツプ25aを搭載したサブ回路基板
ユニツト25によりサブ配線基板22に接続され
ており、キーボード4は図示しないヒートシール
によりメイン配線基板16に電気的に接続されて
いる。
設けられているとともに、このサブ配線基板22
上には支持部材23が配置されており、この支持
部材23上には液晶表示パネル5および透明なキ
ーボード4がニユートリング対策用のスペーサ2
4を介して積層されている。したがつて、透明な
キーボード4が上部ケース14aの上方に露出
し、この透明なキーボード4を通してその下の液
晶表示パネル5が見えるようになつている。この
場合、液晶表示パネル5は液晶表示パネル5の駆
動用のICチツプ25aを搭載したサブ回路基板
ユニツト25によりサブ配線基板22に接続され
ており、キーボード4は図示しないヒートシール
によりメイン配線基板16に電気的に接続されて
いる。
一方、メモリカード2が挿入する開口12に着
脱可能に取り付けられるカード蓋13は、第2図
に示すように平板を「L」字状に折り曲げたもの
であり、その左側端には係止部13aが形成され
ており、手前側端には電源用の突起13bが内側
へ突出して形成されている。この電源用の突起1
3bは第4図に示すように、機器ケース3の開口
12に装着された際に、電源用のマイクロスイツ
チ26をオンするものである。このマイクロスイ
ツチ26は機器ケース3内に接続用の回路基板2
7を介して取り付けられ、その接点レバー26a
がカード蓋13の突起13b側へ延びており、こ
の延びた部分がカード蓋13の装着時に突起13
bで押圧されてスイツチングが行なわれる。ま
た、このマイクロスイツチ26は機器ケース3の
上面に設けられた電源スイツチ6と直列に接続さ
れており、カード蓋13が装着されてオンした状
態で、電源スイツチ6をオンしたときに、データ
ターミナル1がオン状態となり、操作可能とな
る。
脱可能に取り付けられるカード蓋13は、第2図
に示すように平板を「L」字状に折り曲げたもの
であり、その左側端には係止部13aが形成され
ており、手前側端には電源用の突起13bが内側
へ突出して形成されている。この電源用の突起1
3bは第4図に示すように、機器ケース3の開口
12に装着された際に、電源用のマイクロスイツ
チ26をオンするものである。このマイクロスイ
ツチ26は機器ケース3内に接続用の回路基板2
7を介して取り付けられ、その接点レバー26a
がカード蓋13の突起13b側へ延びており、こ
の延びた部分がカード蓋13の装着時に突起13
bで押圧されてスイツチングが行なわれる。ま
た、このマイクロスイツチ26は機器ケース3の
上面に設けられた電源スイツチ6と直列に接続さ
れており、カード蓋13が装着されてオンした状
態で、電源スイツチ6をオンしたときに、データ
ターミナル1がオン状態となり、操作可能とな
る。
第5図および第6図はメモリカード2を示す。
このメモリカード2は上述したデータターミナル
1内に挿脱可能に差し込まれるものであり、フレ
ーム30内に回路基板ユニツト31およびコネク
タ32を収納し、その上下面に化粧パネル33,
34を接着した構成になつている。即ち、フレー
ム30は枠状部30aと底部30bとを硬質の合
成樹脂で一体に成型したものであり、その内部に
回路基板ユニツト31を収納する基板収納部30
cおよびコネクタ32を収納するコネクタ収納部
30dが形成されており、枠状部30aにはその
上下面に化粧パネル33,34を収納するパネル
収納凹部30e,30eが形成されているほか、
枠状部30aの奥側には引き出し用の突起30
f,30fが上下に突出して形成されている。基
板収納部30cは枠状部30aと底部30とによ
り構成され、底部30bにはチツプ収納凹部30
c1…が複数形成されている。コネクタ収納部30
dは枠状部30aおよび底部30bの一側を切欠
してなり、その両側内壁にフレーム2を厚さ方向
に切欠いたコネクタ係合部30d1,30d1が形成
されている。
このメモリカード2は上述したデータターミナル
1内に挿脱可能に差し込まれるものであり、フレ
ーム30内に回路基板ユニツト31およびコネク
タ32を収納し、その上下面に化粧パネル33,
34を接着した構成になつている。即ち、フレー
ム30は枠状部30aと底部30bとを硬質の合
成樹脂で一体に成型したものであり、その内部に
回路基板ユニツト31を収納する基板収納部30
cおよびコネクタ32を収納するコネクタ収納部
30dが形成されており、枠状部30aにはその
上下面に化粧パネル33,34を収納するパネル
収納凹部30e,30eが形成されているほか、
枠状部30aの奥側には引き出し用の突起30
f,30fが上下に突出して形成されている。基
板収納部30cは枠状部30aと底部30とによ
り構成され、底部30bにはチツプ収納凹部30
c1…が複数形成されている。コネクタ収納部30
dは枠状部30aおよび底部30bの一側を切欠
してなり、その両側内壁にフレーム2を厚さ方向
に切欠いたコネクタ係合部30d1,30d1が形成
されている。
回路基板ユニツト31はガラス繊維入りエポキ
シ樹脂製のフイルム状の回路基板31aの下面
に、例えばEEP−ROM等の不揮発性メモリを構
成する複数のICペレツト31b…を搭載し、こ
れらを接続リード31…で接続し、その接続端子
31d…を回路基板31aの一端側へ配列した構
成になつている。この場合、ICペレツト31b
…は一主面上に突出形成された各半田バンプ31
b1…が接続リード31c…に接続された上、上記
一主面が樹脂31eにより被覆されている。この
ように構成された回路基板ユニツト31はフレー
ム30の基板収納部30c内に収納され、その各
ICペレツト31b…は第2図に示すように、フ
レーム30の底部30bに形成されたチツプ収納
凹部30b1…内に配置され、その隙間内に酸化防
止用のシリコン充填剤31fが充填されている。
シ樹脂製のフイルム状の回路基板31aの下面
に、例えばEEP−ROM等の不揮発性メモリを構
成する複数のICペレツト31b…を搭載し、こ
れらを接続リード31…で接続し、その接続端子
31d…を回路基板31aの一端側へ配列した構
成になつている。この場合、ICペレツト31b
…は一主面上に突出形成された各半田バンプ31
b1…が接続リード31c…に接続された上、上記
一主面が樹脂31eにより被覆されている。この
ように構成された回路基板ユニツト31はフレー
ム30の基板収納部30c内に収納され、その各
ICペレツト31b…は第2図に示すように、フ
レーム30の底部30bに形成されたチツプ収納
凹部30b1…内に配置され、その隙間内に酸化防
止用のシリコン充填剤31fが充填されている。
コネクタ32は細長い帯状のコネクタ本体32
aに接続端子32b…を等間隔に多数配列したも
のである。即ち、コネクタ本体32aは合成樹脂
からなり、その両端にはコネクタ本体32aと同
じ厚さのフレーム係合部32a1,32a1が形成さ
れている。このフレーム係合部32a1,32a1は
コネクタ本体32aがフレーム30のコネクタ収
納部30dに収納される際に、その両側内壁に形
成されたコネクタ係合部30d1,30d1に係合
し、これによりコネクタ本体32aをフレーム3
0に固定する。この場合、コネクタ本体32a、
即ちフレーム係合部32a1,32a1の厚さはフレ
ーム30の上下のパネル収納凹部30a1,30a1
間の深さと略同じになつている。接続端子32b
…は金属等の導電性を有する筒状部材からなり、
コネクタ本体32a内に埋め込まれ、その奥側が
後方へ延出され、この延出された部分が回路基板
31aの接続端子31d…に半田付けされる。
aに接続端子32b…を等間隔に多数配列したも
のである。即ち、コネクタ本体32aは合成樹脂
からなり、その両端にはコネクタ本体32aと同
じ厚さのフレーム係合部32a1,32a1が形成さ
れている。このフレーム係合部32a1,32a1は
コネクタ本体32aがフレーム30のコネクタ収
納部30dに収納される際に、その両側内壁に形
成されたコネクタ係合部30d1,30d1に係合
し、これによりコネクタ本体32aをフレーム3
0に固定する。この場合、コネクタ本体32a、
即ちフレーム係合部32a1,32a1の厚さはフレ
ーム30の上下のパネル収納凹部30a1,30a1
間の深さと略同じになつている。接続端子32b
…は金属等の導電性を有する筒状部材からなり、
コネクタ本体32a内に埋め込まれ、その奥側が
後方へ延出され、この延出された部分が回路基板
31aの接続端子31d…に半田付けされる。
化粧パネル33,34はアルミニウム等の薄い
シート状のものであり、フレーム30の枠状部3
0aの上下面に形成されたパネル収納凹部30
a1,30a1内に接着剤を介して熱圧着される。こ
の場合、各化粧パネル33,34はコネクタ32
の上下面にも接着される。これにより、コネクタ
32は前面側のみが外部に露出する。即ち、コネ
クタ32はフレーム係合部32a1,32a1がフレ
ーム30のコネクタ係合部30d1,30d1に係入
された状態で回路基板31aの接続端子31d
に、各接続端子32dが半田付けされた上、化粧
パネル33,34によりその本体32aga接着さ
れるものであり、コネクタ本体32aはフレーム
30の上下のパネル収納凹部30a1,30a1間の
深さと略同じとされているから、コネクタ32の
保持は大変強固である。
シート状のものであり、フレーム30の枠状部3
0aの上下面に形成されたパネル収納凹部30
a1,30a1内に接着剤を介して熱圧着される。こ
の場合、各化粧パネル33,34はコネクタ32
の上下面にも接着される。これにより、コネクタ
32は前面側のみが外部に露出する。即ち、コネ
クタ32はフレーム係合部32a1,32a1がフレ
ーム30のコネクタ係合部30d1,30d1に係入
された状態で回路基板31aの接続端子31d
に、各接続端子32dが半田付けされた上、化粧
パネル33,34によりその本体32aga接着さ
れるものであり、コネクタ本体32aはフレーム
30の上下のパネル収納凹部30a1,30a1間の
深さと略同じとされているから、コネクタ32の
保持は大変強固である。
動 作
次に、上記のように構成されたデータターミナ
ル1にメモリカード2を差し込んで使用する場合
につて説明する。
ル1にメモリカード2を差し込んで使用する場合
につて説明する。
まず、機器ケース3内にメモリカード2を差し
込む場合には、第2図に示すように、カード蓋1
3を取り外し、この開口12からメモリカード2
を機器ケース3内のカード装着部17内に挿入
し、その先端を奥側に配置されたカード用コネク
タ21の嵌入部21b内に嵌入させる。すると、
メモリカード2のコネクタ4が回路基板ユニツト
20に取り付けられたカード用コネクタ21に接
続され、この結果、メモリカード2がデータター
ミナル1に電気的に接続される。
込む場合には、第2図に示すように、カード蓋1
3を取り外し、この開口12からメモリカード2
を機器ケース3内のカード装着部17内に挿入
し、その先端を奥側に配置されたカード用コネク
タ21の嵌入部21b内に嵌入させる。すると、
メモリカード2のコネクタ4が回路基板ユニツト
20に取り付けられたカード用コネクタ21に接
続され、この結果、メモリカード2がデータター
ミナル1に電気的に接続される。
このようにメモリカード2が差し込まれた後
は、カード蓋13を装着して開口12を塞ぐ。す
ると、メモリカード2はカード蓋13により機器
ケース3内に保護されるとともに、カード蓋13
に形成された電源用の突起13bが機器ケース3
内に設けられたマイクロスイツチ26の接点レバ
ー26aを押圧してマイクロスイツチ26をオン
する。このようにマイクロスイツチ26がオンし
た後、データターミナル1の上面に設けられた電
源スイツチ6をオンすると、データターミナル1
は、電源回路がオン状態となり、液晶表示パネル
5にメモリカード2に記憶されたキー名称が表示
される。そして、このキー名称を透明なキーボー
ド4を通して見ることができ、また各キー名称に
対応する透明なキーボード4を押して所定の操作
を行なうと、メモリカード2に記憶されたプログ
ラム等のメモリ内容がデータターミナル1に読み
出され、所要に応じてその内容が液晶表示パネル
5に表示され、この表示された情報も透明なキー
ボード4を通して見ることができる。
は、カード蓋13を装着して開口12を塞ぐ。す
ると、メモリカード2はカード蓋13により機器
ケース3内に保護されるとともに、カード蓋13
に形成された電源用の突起13bが機器ケース3
内に設けられたマイクロスイツチ26の接点レバ
ー26aを押圧してマイクロスイツチ26をオン
する。このようにマイクロスイツチ26がオンし
た後、データターミナル1の上面に設けられた電
源スイツチ6をオンすると、データターミナル1
は、電源回路がオン状態となり、液晶表示パネル
5にメモリカード2に記憶されたキー名称が表示
される。そして、このキー名称を透明なキーボー
ド4を通して見ることができ、また各キー名称に
対応する透明なキーボード4を押して所定の操作
を行なうと、メモリカード2に記憶されたプログ
ラム等のメモリ内容がデータターミナル1に読み
出され、所要に応じてその内容が液晶表示パネル
5に表示され、この表示された情報も透明なキー
ボード4を通して見ることができる。
また、機器ケース3内からメモリカード2を取
り出す場合には、カード蓋13を取り外し、開口
12内に指先を差し込んでメモリカード2の引き
出し用の突起30f,30fに引つ掛け、メモリ
カード2を取り出すことができる。この場合、開
口12は機器ケース3の裏面側に開放されている
とともに、その上部側に指先が挿入する凹入部1
2aが形成されているので、容易に指先を挿入す
ることができ、良好にメモリカード2を取り出す
ことができる。
り出す場合には、カード蓋13を取り外し、開口
12内に指先を差し込んでメモリカード2の引き
出し用の突起30f,30fに引つ掛け、メモリ
カード2を取り出すことができる。この場合、開
口12は機器ケース3の裏面側に開放されている
とともに、その上部側に指先が挿入する凹入部1
2aが形成されているので、容易に指先を挿入す
ることができ、良好にメモリカード2を取り出す
ことができる。
[考案の効果]
以上詳細に説明したように、この考案に係るメ
モリカードの装脱機構によれば、機器本体のカー
ド収納部にメモリカードの全長より短いスライド
案内部を形成するとともに、カード収納部に装着
されたメモリカードの後端部に対向する機器本体
の一面側を切除してカード挿脱用開口の一部分と
なし、かつ、この切除した部分に対応する機器本
体の他面側内面に指先が差し入れ可能な凹入部を
形成したので、機器本体内にメモリカード全体を
容易に装脱することができ、機器本体内にメモリ
カード全体を装着したままで、良好に携帯するこ
とができ、しかも携帯時にメモリカードを物をぶ
つけて接続部を破損したりすることがない等の利
点がある。
モリカードの装脱機構によれば、機器本体のカー
ド収納部にメモリカードの全長より短いスライド
案内部を形成するとともに、カード収納部に装着
されたメモリカードの後端部に対向する機器本体
の一面側を切除してカード挿脱用開口の一部分と
なし、かつ、この切除した部分に対応する機器本
体の他面側内面に指先が差し入れ可能な凹入部を
形成したので、機器本体内にメモリカード全体を
容易に装脱することができ、機器本体内にメモリ
カード全体を装着したままで、良好に携帯するこ
とができ、しかも携帯時にメモリカードを物をぶ
つけて接続部を破損したりすることがない等の利
点がある。
第1図から第6図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はデータターミナルの外観斜視図、第
2図はメモリカードをデータターミナルに差し込
む状態の裏面側斜視図、第3図はその拡大断面
図、第4図はその要部拡大断面図、第5図はメモ
リカードの分解斜視図、第6図はメモリカードの
拡大断面図である。 1……データターミナル、2……メモリカー
ド、3……機器ケース、6……電源スイツチ、1
2……開口、12a……凹入部、13……カード
蓋、13b……突起、17……カード装着部、2
6……マイクロスイツチ、30f……突起。
し、第1図はデータターミナルの外観斜視図、第
2図はメモリカードをデータターミナルに差し込
む状態の裏面側斜視図、第3図はその拡大断面
図、第4図はその要部拡大断面図、第5図はメモ
リカードの分解斜視図、第6図はメモリカードの
拡大断面図である。 1……データターミナル、2……メモリカー
ド、3……機器ケース、6……電源スイツチ、1
2……開口、12a……凹入部、13……カード
蓋、13b……突起、17……カード装着部、2
6……マイクロスイツチ、30f……突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機器本体の内部にメモリカード全体を収納す
るカード収納部を設けて、機器本体の側部に形
成したカード挿脱用開口から前記メモリカード
をスライドしてカード装着部に装着するメモリ
カードの装脱機構であり、 前記機器本体のカード収納部に前記メモリカ
ードの全長より短いスライド案内部を形成する
とともに、前記カード収納部に装着された前記
メモリカードの後端部に対向する機器本体の一
面側を切除してカード挿脱用開口の一部分とな
し、かつ、前記切除した部分に対応する機器本
体の他面側内面に指先が差し入れ可能な凹入部
を形成したことを特徴とするメモリカードの装
脱機構。 (2) 前記メモリカードの後端縁には厚さ方向に突
出する引き出し用の突起を形成したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
メモリカードの装脱機構。 (3) 前記機器本体のカード挿脱用開口には前記カ
ード収納部に装着された前記メモリカードを保
護するカード蓋を着脱可能に取り付けたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
載のメモリカードの装脱機構。 (4) 前記カード蓋の着脱操作で電源のオン・オフ
を行なうようにしたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第3項に記載のメモリカードの
装脱機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987055325U JPH0546114Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987055325U JPH0546114Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63164897U JPS63164897U (ja) | 1988-10-27 |
JPH0546114Y2 true JPH0546114Y2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=30883121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987055325U Expired - Lifetime JPH0546114Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546114Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5960523A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | Canon Inc | 電子機器 |
JPS6148499B2 (ja) * | 1978-12-04 | 1986-10-24 | Teijin Ltd | |
JPS6157395B2 (ja) * | 1979-12-24 | 1986-12-06 | Nippon Steel Corp | |
JPS6246367A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-28 | Casio Comput Co Ltd | Icカ−ドの端末装置 |
JPS6251091A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Nintendo Co Ltd | フロントローディング装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6148499U (ja) * | 1984-09-03 | 1986-04-01 | ||
JPS6157395U (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-17 | ||
JPS6169887U (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-13 | ||
JPS61182078U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-13 |
-
1987
- 1987-04-14 JP JP1987055325U patent/JPH0546114Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6148499B2 (ja) * | 1978-12-04 | 1986-10-24 | Teijin Ltd | |
JPS6157395B2 (ja) * | 1979-12-24 | 1986-12-06 | Nippon Steel Corp | |
JPS5960523A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | Canon Inc | 電子機器 |
JPS6246367A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-28 | Casio Comput Co Ltd | Icカ−ドの端末装置 |
JPS6251091A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Nintendo Co Ltd | フロントローディング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63164897U (ja) | 1988-10-27 |
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