JPH0610437Y2 - 小型電子機器 - Google Patents
小型電子機器Info
- Publication number
- JPH0610437Y2 JPH0610437Y2 JP1988023917U JP2391788U JPH0610437Y2 JP H0610437 Y2 JPH0610437 Y2 JP H0610437Y2 JP 1988023917 U JP1988023917 U JP 1988023917U JP 2391788 U JP2391788 U JP 2391788U JP H0610437 Y2 JPH0610437 Y2 JP H0610437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- device case
- groove
- keyboard
- writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電子式卓上計算機等の小型電子機器に関す
る。
る。
[従来技術] 近年、電卓(電子式卓上計算機)等の小型電子機器は電
子技術の急速な発展に伴ってますます小型化されてゆく
傾向にある。このため、電卓等の小型電子機器はいつで
もどこでもポケットなどに収納して手軽に携帯できるよ
うになってきている。このように手軽に携帯できると云
った特性を利用して、最近、小型電子機器にそのもの本
来の機能以外の機能を併わせもたせた技術が種々提案さ
れている。電卓においては、例えば実開昭57−140
451号公報に示されている手帳型電卓のように、四則
演算等の計算結果を即座に記帳できるように筆記具を備
えたもの等がある。
子技術の急速な発展に伴ってますます小型化されてゆく
傾向にある。このため、電卓等の小型電子機器はいつで
もどこでもポケットなどに収納して手軽に携帯できるよ
うになってきている。このように手軽に携帯できると云
った特性を利用して、最近、小型電子機器にそのもの本
来の機能以外の機能を併わせもたせた技術が種々提案さ
れている。電卓においては、例えば実開昭57−140
451号公報に示されている手帳型電卓のように、四則
演算等の計算結果を即座に記帳できるように筆記具を備
えたもの等がある。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記手帳型電卓は計算結果を即座に記帳できる
便利さがあるものの、電卓部と手帳本体をなす表紙およ
び多数の紙片、裏表紙とが重ね合わされて構成されるも
のであるため、厚型化してしまい、せっかく携帯に便利
なように薄型化された電卓の特性を低めてしまう欠点が
あった。
便利さがあるものの、電卓部と手帳本体をなす表紙およ
び多数の紙片、裏表紙とが重ね合わされて構成されるも
のであるため、厚型化してしまい、せっかく携帯に便利
なように薄型化された電卓の特性を低めてしまう欠点が
あった。
この考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、機器の小型化の特性を損なう
ことなくして筆記具が備えられるようにした小型電子機
器を提供することにある。
その目的とするところは、機器の小型化の特性を損なう
ことなくして筆記具が備えられるようにした小型電子機
器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するため、機器ケースのキー
ボード部の下に開口を機器ケースの裏面側に開放させて
設け、この開口内に、機器ケースに係合する係合部が形
成された把持板と筆記ペンの芯部とが一体化された筆記
部材を着脱可能となしたものである。
ボード部の下に開口を機器ケースの裏面側に開放させて
設け、この開口内に、機器ケースに係合する係合部が形
成された把持板と筆記ペンの芯部とが一体化された筆記
部材を着脱可能となしたものである。
[作用] かかる構成の小型電子機器においては、筆記部材が機器
ケース内に組み込まれるので、筆記具を備えてもこれに
よって機器が大型化することはなく、しかも開口は機器
ケースのキーボード部の下に設けられて機器ケースの裏
面側に開放されているので、開口の上にキーボード部が
重なり、キーボード部の面積が開口によって制約を受け
ることがなく、キーボード部を広くすることができる。
また、筆記部材は機器ケースに係合しているので、機器
ケースから外れ落ちるようなことがない。更に、筆記部
材は機器ケースとの係合を解除することによって機器ケ
ースから簡単に取り外せるので、筆記する際に容易に使
用することができる。
ケース内に組み込まれるので、筆記具を備えてもこれに
よって機器が大型化することはなく、しかも開口は機器
ケースのキーボード部の下に設けられて機器ケースの裏
面側に開放されているので、開口の上にキーボード部が
重なり、キーボード部の面積が開口によって制約を受け
ることがなく、キーボード部を広くすることができる。
また、筆記部材は機器ケースに係合しているので、機器
ケースから外れ落ちるようなことがない。更に、筆記部
材は機器ケースとの係合を解除することによって機器ケ
ースから簡単に取り外せるので、筆記する際に容易に使
用することができる。
[実施例] 以下、この考案をカード型電卓に適用した場合の一実施
例について第1図および第2図に基づき説明する。
例について第1図および第2図に基づき説明する。
このカード型電卓は、合成樹脂製の機器ケース1内に、
電卓機能に必要なキーボード部2および液晶表示パネル
3が収納されるとともに、機器ケース1の底壁部内に着
脱可能となした筆記部材4を備えている。
電卓機能に必要なキーボード部2および液晶表示パネル
3が収納されるとともに、機器ケース1の底壁部内に着
脱可能となした筆記部材4を備えている。
上記キーボード部2は所定のデータを入力するためのも
ので、第1図に示すように、下から順に配設された補強
板5、スペーサ6、回路基板7、キーシート8とからな
り、これらを積層した構成とされていて、機器ケース1
の上面の略全域に亘って形成された収納凹部(キーボー
ド収納部)1aに嵌め込み収納される。この場合、最下
部に配置された補強板5は収納凹部1aの底面に接着さ
れ、最上部に配置されたキーシート8は収納凹部1aの
周辺に形成された段差部1bに接着される。
ので、第1図に示すように、下から順に配設された補強
板5、スペーサ6、回路基板7、キーシート8とからな
り、これらを積層した構成とされていて、機器ケース1
の上面の略全域に亘って形成された収納凹部(キーボー
ド収納部)1aに嵌め込み収納される。この場合、最下
部に配置された補強板5は収納凹部1aの底面に接着さ
れ、最上部に配置されたキーシート8は収納凹部1aの
周辺に形成された段差部1bに接着される。
上記補強板5は固定接点板をも兼ねるもので、ステンレ
ス等の導電性を有する金属板によって構成されている。
ス等の導電性を有する金属板によって構成されている。
上記スペーサ6は、両面に接着剤が塗布された絶縁性の
シートであり、多数の開口6aが縦横に配列形成され、
補強板5の上面に接着される。
シートであり、多数の開口6aが縦横に配列形成され、
補強板5の上面に接着される。
上記回路基板7は、可撓性および絶縁性を有したフィル
ムよりなり、その下面右側に、スペーサ6の各開口6a
に対応して多数の可動接点7aが形成されるとともに、
下面左側に、フィルム9a上に設けられたフィンガリー
ド9bにICチップ9cをボンディングした、所謂TA
B方式で形成されたICユニット9が設けられている。
可動接点7aはスペーサ6の開口6aを介して補強板5
と接離可能に離間対向している。ICユニット9はその
ICチップ9cが回路基板7に形成された開口7b内に
位置するように取り付けられる。また、回路基板7の上
端側にはこの回路基板7に電気的に接続される太陽電池
10および液晶表示パネル3が並列状態で取り付けられ
ており、このような回路基板7はスペーサ6の上面に接
着される。太陽電池10は計算機全体の電源であり、キ
ーボード部2が機器ケース1の収納凹部1aに収納され
たとき、この太陽電池10は機器ケース1に形成された
収納凹部1cに嵌め込み収納される。また、液晶表示パ
ネル3はキーボード部2で入力されたデータおよびその
計算結果等の情報を表示するためのものであり、キーボ
ード部2が機器ケース1の収納凹部1aに収納されたと
き、この液晶表示パネル3は上記ICユニット9ととも
に機器ケース1に形成された収納凹部(表示パネル収納
部)1dに嵌め込み収納される。なお、これら太陽電池
10および液晶表示パネル3も補強板5と同様に、収納
凹部1c、1dの底面に接着される。
ムよりなり、その下面右側に、スペーサ6の各開口6a
に対応して多数の可動接点7aが形成されるとともに、
下面左側に、フィルム9a上に設けられたフィンガリー
ド9bにICチップ9cをボンディングした、所謂TA
B方式で形成されたICユニット9が設けられている。
可動接点7aはスペーサ6の開口6aを介して補強板5
と接離可能に離間対向している。ICユニット9はその
ICチップ9cが回路基板7に形成された開口7b内に
位置するように取り付けられる。また、回路基板7の上
端側にはこの回路基板7に電気的に接続される太陽電池
10および液晶表示パネル3が並列状態で取り付けられ
ており、このような回路基板7はスペーサ6の上面に接
着される。太陽電池10は計算機全体の電源であり、キ
ーボード部2が機器ケース1の収納凹部1aに収納され
たとき、この太陽電池10は機器ケース1に形成された
収納凹部1cに嵌め込み収納される。また、液晶表示パ
ネル3はキーボード部2で入力されたデータおよびその
計算結果等の情報を表示するためのものであり、キーボ
ード部2が機器ケース1の収納凹部1aに収納されたと
き、この液晶表示パネル3は上記ICユニット9ととも
に機器ケース1に形成された収納凹部(表示パネル収納
部)1dに嵌め込み収納される。なお、これら太陽電池
10および液晶表示パネル3も補強板5と同様に、収納
凹部1c、1dの底面に接着される。
上記キーシート部8は、下面に接着剤が塗布された可撓
性を有する透明フィルムよりなり、上端側に太陽電池1
0および液晶表示パネル3用の窓部8a、8bが設けら
れ、右側に回路基板7の各可動接点7aに対応して、テ
ンキー、ファンクションキー等の各種のキー表示8cが
設けられており、回路基板7の上面に接着される。この
場合、窓部8a、8bは透明フィルムの裏面をその部分
だけ着色しないことで形成され、各種のキー表示8cは
透明フィルムの裏面に印刷等することで形成される。な
お、このキーシート8の右端には機器ケース1の張り出
し部を避けるための切欠8dが形成されている。
性を有する透明フィルムよりなり、上端側に太陽電池1
0および液晶表示パネル3用の窓部8a、8bが設けら
れ、右側に回路基板7の各可動接点7aに対応して、テ
ンキー、ファンクションキー等の各種のキー表示8cが
設けられており、回路基板7の上面に接着される。この
場合、窓部8a、8bは透明フィルムの裏面をその部分
だけ着色しないことで形成され、各種のキー表示8cは
透明フィルムの裏面に印刷等することで形成される。な
お、このキーシート8の右端には機器ケース1の張り出
し部を避けるための切欠8dが形成されている。
上記筆記部材4は、合成樹脂の成形品とされた帯状の把
持板4aと、この把持板4aのV字形先端4a1に装着
されたボールペン芯部4bとを備えて構成されており、
機器ケース1のキーボード部2の下に設けられた後述す
る開口1e内に着脱可能に装着される。
持板4aと、この把持板4aのV字形先端4a1に装着
されたボールペン芯部4bとを備えて構成されており、
機器ケース1のキーボード部2の下に設けられた後述す
る開口1e内に着脱可能に装着される。
上記把持板4aの略中央部の上面両側には、それぞれ段
部4a2とこの段部4a2に連続し側面に開口する水平
状の溝4a3とが形成され、把持板4aの後部には幅方
向の溝4a4を介して上方に垂直に起立した起立壁4a
5が形成されている。また、溝4a4の底面中央部には
溝方向に向いた長円状の凹部4a6が形成されている。
部4a2とこの段部4a2に連続し側面に開口する水平
状の溝4a3とが形成され、把持板4aの後部には幅方
向の溝4a4を介して上方に垂直に起立した起立壁4a
5が形成されている。また、溝4a4の底面中央部には
溝方向に向いた長円状の凹部4a6が形成されている。
開口1eは、キーボード部2が収納される機器ケース1
の収納凹部1aの前寄りの底壁に形成されて機器ケース
1の下面側(裏面側)に開放され、これによりキーボー
ド部2が重なるようになっている。この開口1eは、把
持板4aの主要部(溝4a4と起立壁4a5を含まない
部分)を略密着状態に嵌合させるものであり、把持板4
aの主要部の外形と同一形状を有している。この開口1
eの後方両側面には、それぞれ把持板4aの段部4a2
および溝4a3に係合する水平状の突起1e1が一体に
形成されている。この場合、突起1e1は、開口1eが
形成された収納凹部1aの底壁の厚みと同一の厚みを有
した把持板4aが開口1eに嵌め込まれたとき、その上
面が底壁上面と面一となり、その下面が底壁下面と面一
となるように把持板4aの段部4a2と係合し、更には
溝4a3と係合するようになっている。このようにし
て、把持板4aの主要部が開口1eに嵌め込まれると
き、ボールペン芯部4bは収納凹部1a底面の開口1e
の先端に形成されている凹部1fに嵌め込まれる。機器
ケース1の右端面の開口1eに対向する部分には把持板
4aの起立壁4a5が嵌め込まれる溝1gが形成されて
いる。把持板4aの主要部が開口1eに嵌合したとき、
把持板4aの起立壁4a5は溝1gに嵌合し、把持板4
aの溝4a4は開口1eと溝1gとの間の壁部1hに嵌
合する。この場合、起立壁4a5の上端面は機器ケース
1の上面と面一状態となり、かつ、溝4a4の底面は壁
部1hの下面に接して、溝4a4の底面に形成されてい
る長円状の凹部4a6が壁部1hの下面に形成されてい
る突起1h1に嵌合する。
の収納凹部1aの前寄りの底壁に形成されて機器ケース
1の下面側(裏面側)に開放され、これによりキーボー
ド部2が重なるようになっている。この開口1eは、把
持板4aの主要部(溝4a4と起立壁4a5を含まない
部分)を略密着状態に嵌合させるものであり、把持板4
aの主要部の外形と同一形状を有している。この開口1
eの後方両側面には、それぞれ把持板4aの段部4a2
および溝4a3に係合する水平状の突起1e1が一体に
形成されている。この場合、突起1e1は、開口1eが
形成された収納凹部1aの底壁の厚みと同一の厚みを有
した把持板4aが開口1eに嵌め込まれたとき、その上
面が底壁上面と面一となり、その下面が底壁下面と面一
となるように把持板4aの段部4a2と係合し、更には
溝4a3と係合するようになっている。このようにし
て、把持板4aの主要部が開口1eに嵌め込まれると
き、ボールペン芯部4bは収納凹部1a底面の開口1e
の先端に形成されている凹部1fに嵌め込まれる。機器
ケース1の右端面の開口1eに対向する部分には把持板
4aの起立壁4a5が嵌め込まれる溝1gが形成されて
いる。把持板4aの主要部が開口1eに嵌合したとき、
把持板4aの起立壁4a5は溝1gに嵌合し、把持板4
aの溝4a4は開口1eと溝1gとの間の壁部1hに嵌
合する。この場合、起立壁4a5の上端面は機器ケース
1の上面と面一状態となり、かつ、溝4a4の底面は壁
部1hの下面に接して、溝4a4の底面に形成されてい
る長円状の凹部4a6が壁部1hの下面に形成されてい
る突起1h1に嵌合する。
次に、上記筆記部材4を機器ケース1の開口1eに装着
する方法について第3図に基づき説明する。
する方法について第3図に基づき説明する。
筆記部材4は、まず、(a)図に示すように、その把持
板4aの先端部4a1を機器ケース1の下面側より開口
1eの略中央部付近に差し入れてキーボード部2の下面
(補強板5の下面)に当接させる。このようにしたなら
ば、把持板4aの先端部4a1をキーボード部2の下面
に接触させながら開口1eに沿って前方に移動させ、
(b)図に示すように、開口1eの突起1e1に把持板
4aの段部4a2を係合するように把持板4aの中央部
を機器ケース1の下面側に接近させる。そして、(c)
図に示すように、把持板4aの前部がキーボード部2の
下面に接面する状態に撓ませながら開口1eの突起1e
1を段部4a2に係合させ、更に溝4a3に係合させる
ようにする。開口1eの突起1e1が溝4a3に係合し
た把持板4aは後部を撓ませながら更に開口1eに沿っ
て突起1e1が溝4a3に完全に係合するまで移動させ
ると、(d)図に示すように、把持板4aの先端4a1
に装着されているボールペン芯部4bが機器ケース1の
凹部1fに嵌め込まれ、この状態において把持板4aの
後部を機器ケース1の下面側に接合させると、起立壁4
a5が溝1gに嵌合し、溝4a4が壁部1hに嵌合し、
凹部4a6が突起1h1に嵌合して、筆記部材4は機器
ケース1に機器の大きさを変えることなく、すなわち機
器を大型化せずに装着される。この場合、筆記部材4は
把持板4aの溝4a3が開口1eの突起1e1に係合し
ているために機器ケース1から外れ落ることはなく、そ
の溝4a3と突起1e1の係合状態は凹部4a6と突起
1h1の嵌合によって解かれることがない。
板4aの先端部4a1を機器ケース1の下面側より開口
1eの略中央部付近に差し入れてキーボード部2の下面
(補強板5の下面)に当接させる。このようにしたなら
ば、把持板4aの先端部4a1をキーボード部2の下面
に接触させながら開口1eに沿って前方に移動させ、
(b)図に示すように、開口1eの突起1e1に把持板
4aの段部4a2を係合するように把持板4aの中央部
を機器ケース1の下面側に接近させる。そして、(c)
図に示すように、把持板4aの前部がキーボード部2の
下面に接面する状態に撓ませながら開口1eの突起1e
1を段部4a2に係合させ、更に溝4a3に係合させる
ようにする。開口1eの突起1e1が溝4a3に係合し
た把持板4aは後部を撓ませながら更に開口1eに沿っ
て突起1e1が溝4a3に完全に係合するまで移動させ
ると、(d)図に示すように、把持板4aの先端4a1
に装着されているボールペン芯部4bが機器ケース1の
凹部1fに嵌め込まれ、この状態において把持板4aの
後部を機器ケース1の下面側に接合させると、起立壁4
a5が溝1gに嵌合し、溝4a4が壁部1hに嵌合し、
凹部4a6が突起1h1に嵌合して、筆記部材4は機器
ケース1に機器の大きさを変えることなく、すなわち機
器を大型化せずに装着される。この場合、筆記部材4は
把持板4aの溝4a3が開口1eの突起1e1に係合し
ているために機器ケース1から外れ落ることはなく、そ
の溝4a3と突起1e1の係合状態は凹部4a6と突起
1h1の嵌合によって解かれることがない。
このようにして、機器ケース1に装着された筆記部材4
は、把持板4aの起立壁4a5を上下方向から指で挟ん
で(c)図に示すように下方に撓ませ(凹部4a6を突
起1h1から解除する)て手前方向に引き出すと、機器
ケース1から簡単に取り外すことができるので、筆記を
必要とする際容易に使用することができる。
は、把持板4aの起立壁4a5を上下方向から指で挟ん
で(c)図に示すように下方に撓ませ(凹部4a6を突
起1h1から解除する)て手前方向に引き出すと、機器
ケース1から簡単に取り外すことができるので、筆記を
必要とする際容易に使用することができる。
なお、上記実施例の場合、筆記部材4を、開口1eに装
着するにおいて、開口1eに沿って移動させながら把持
板4aを機器ケース1に係合させる突起1e1と溝4a
3を採用しているが、把持板4aを開口1eに押し込む
と係合する構造に代えることもできる。
着するにおいて、開口1eに沿って移動させながら把持
板4aを機器ケース1に係合させる突起1e1と溝4a
3を採用しているが、把持板4aを開口1eに押し込む
と係合する構造に代えることもできる。
また、上記実施例の筆記部材4はボールペン芯部4bを
有したが、これを顔料インクが含浸された芯部等に代え
ることも可能である。
有したが、これを顔料インクが含浸された芯部等に代え
ることも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る小型電子機器は、
機器ケースのキーボード部の下に開口を機器ケースの裏
面側に開放させて設け、この開口内に、筆記ペンの芯部
を機器ケースに係合する係合部が形成された把持板に一
体化した筆記部材を着脱可能となしたので、筆記部材は
機器ケース内に組み込まれることになり、従って、筆記
具を備えてもこれによって機器が大型化するようなこと
はなく、しかも開口が機器ケースのキーボード部の下に
設けられて機器ケースの裏面側に開放されているので、
開口の上にキーボード部が重なり、キーボード部の面積
が開口によって制約を受けることがなく、キーボード部
を広くすることができる。また、筆記部材はその把持板
が機器ケースと係合するので装着後機器ケースから外れ
落ちることもなく、更に、筆記部材は把持板と機器ケー
スとの係合を解除することによって機器ケースから簡単
に取り外せるので筆記する際に容易に使用することがで
きる等の利点がなる。
機器ケースのキーボード部の下に開口を機器ケースの裏
面側に開放させて設け、この開口内に、筆記ペンの芯部
を機器ケースに係合する係合部が形成された把持板に一
体化した筆記部材を着脱可能となしたので、筆記部材は
機器ケース内に組み込まれることになり、従って、筆記
具を備えてもこれによって機器が大型化するようなこと
はなく、しかも開口が機器ケースのキーボード部の下に
設けられて機器ケースの裏面側に開放されているので、
開口の上にキーボード部が重なり、キーボード部の面積
が開口によって制約を受けることがなく、キーボード部
を広くすることができる。また、筆記部材はその把持板
が機器ケースと係合するので装着後機器ケースから外れ
落ちることもなく、更に、筆記部材は把持板と機器ケー
スとの係合を解除することによって機器ケースから簡単
に取り外せるので筆記する際に容易に使用することがで
きる等の利点がなる。
図面はそれぞれこの考案の一実施例を示し、第1図はこ
の考案が適用されたカード型電卓の分解斜視図、第2図
は同カード型電卓の要部拡大断面図、第3図は同カード
型電卓に備えられる筆記部材の装着方法を説明した断面
図である。 1……機器ケース、1a……収納凹部(キーボード収納
部)、1d……収納凹部(表示パネル収納部)、1e…
…開口、1e1……突起、2……キーボード部、3……
液晶表示パネル、4……筆記部材、4a……把持板、4
a3……溝、4b……ボールペン芯部。
の考案が適用されたカード型電卓の分解斜視図、第2図
は同カード型電卓の要部拡大断面図、第3図は同カード
型電卓に備えられる筆記部材の装着方法を説明した断面
図である。 1……機器ケース、1a……収納凹部(キーボード収納
部)、1d……収納凹部(表示パネル収納部)、1e…
…開口、1e1……突起、2……キーボード部、3……
液晶表示パネル、4……筆記部材、4a……把持板、4
a3……溝、4b……ボールペン芯部。
Claims (1)
- 【請求項1】表面側にキーボード部および表示パネルを
有する機器ケースの前記キーボード部の下に開口を前記
機器ケースの裏面側に開放させて設け、この開口内に、
前記機器ケースに係合する係合部が形成された把持板と
筆記ペンの芯部とが一体化された筆記部材を着脱可能と
なした小型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988023917U JPH0610437Y2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 小型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988023917U JPH0610437Y2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 小型電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133648U JPH01133648U (ja) | 1989-09-12 |
JPH0610437Y2 true JPH0610437Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31243315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988023917U Expired - Lifetime JPH0610437Y2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 小型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610437Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0445070Y2 (ja) * | 1987-06-18 | 1992-10-23 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP1988023917U patent/JPH0610437Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01133648U (ja) | 1989-09-12 |
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