JPH0313809Y2 - - Google Patents

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JPH0313809Y2
JPH0313809Y2 JP4871184U JP4871184U JPH0313809Y2 JP H0313809 Y2 JPH0313809 Y2 JP H0313809Y2 JP 4871184 U JP4871184 U JP 4871184U JP 4871184 U JP4871184 U JP 4871184U JP H0313809 Y2 JPH0313809 Y2 JP H0313809Y2
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card
card holder
ram
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案はメモリカード装着部を有する電子機
器に関するものである。
(考案の技術的背景とその問題点) 例えば携帯用小型コンピユータ等の小型電子機
器は、電子機器本体に内蔵されているメモリの容
量があまり大きくないために、電子機器本体のメ
モリ容量を越えるデータを記憶させたい場合に
は、電子機器本体に別のメモリ増設用メモリカー
ドを装着して、このメモリカードにデータを記憶
させることが行なわれている。
この種電子機器におけるメモリカードの装着方
式としては、従来、電子機器本体の底面にメモリ
カードを寝かせた状態で収容するカード装着凹部
を設け、このカード装着部にメモリカードを嵌め
込んでこのメモリカードを裏蓋で押え固定するよ
うにしたものが知られている。なお、前記カード
の装着凹部を電子機器本体の底面に設けているの
は、電子機器本体の上面には表示部やキーボード
部があるために電子機器本体の上面にさらにカー
ド装着凹部を設けたのでは電子機器本体が非常に
大型になつてしまうからである。
しかしながら、このようなメモリカード装着方
式では、メモリカードの装着及び取出しに際して
その都度裏蓋を取外さなければならないために、
メモリカードの装着及び取出しが非常に面倒であ
るという問題があつた。
一方、電子キヤツシユレジスタに装着して使用
される売上げデータ等の記憶用メモリカードは、
レジスタ本体の前面または側面に設けられている
カード挿入口から挿入してレジスタ本体内に装着
されており、最近ではこの装着方式を携帯用小型
コンピユータの小型電子機器におけるメモリカー
ドの装着に応用することが考えられているが、こ
の電子キヤツシユレジスタにおけるメモリカード
の装着方式は、メモリカードを直接カード挿入口
に挿入するものであるため、メモリカードの挿入
時にメモリカードの先端をカード挿入口に合せて
やる必要があり、メモリカードの厚さより若干広
いだけの非常に狭い口巾のカード挿入口にメモリ
カードの先端を合せることは非常に面倒である
し、また、メモリカードの取出しもメモリカード
をつかんで引出さなければならないために、この
装着機構によつてもメモリカードの装着及び取出
しを容易に操作性よく行なうことはできなかつ
た。
そこで、最近では、電子機器本体内に、外部に
引出し可能にカードホルダを設け、このカードホ
ルダにメモリカードを保持させてカードホルダを
電子機器本体内に押込むことにより電子機器本体
内にメモリカードを装着すると共に、メモリカー
ドの取出し時にはバネ力によつてカードホルダを
電子機器本体外に押出させて、メモリカードの装
着及び取出しを容易に操作性よく行なえるように
することが考えられている。
しかし、このようにメモリカードの取出し時に
バネ力によつてカードホルダを電子機器本体外に
押出させるようにした小型電子機器では、電子機
器本体内に押込まれた状態にあるカードホルダの
ロツクを解除すると同時にカードホルダがバネ力
で自動的に押出されるために、電源スイツチを切
り忘れた状態でカードホルダのロツクを解除して
しまうと、電子機器本体内の中央情報処理装置と
情報の授受を行なう状態にあるメモリカードがカ
ードホルダの押出しで電子機器本体外に抜き出さ
れてメモリカードの記憶が破壊してしまうおそれ
があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、カ
ードホルダの電子機器本体内への押込みによりメ
モリカードを電子機器本体内に装着すると共に、
メモリカードの取出し時にはバネ力によつてカー
ドホルダを電子機器本体外に押出すようにしたも
のでありながら、電源スイツチを切り忘れたまま
カードホルダを電子機器本体外に押出させてしま
う誤操作を防ぐことができるようにした、メモリ
カードの記憶を破壊させてしまう心配のないメモ
リカード装着部を有する電子機器を提供すること
にある。
〔考案の概要〕
すなわち、この考案は、電子機器本体の外面に
開口するカードホルダ挿入口の近くに、つまみ部
をその一部が前記カードホルダ挿入口の前方に突
出する状態に移動させることによつてON状態に
切替えられ、つまみ部を前記カードホルダ挿入口
の前方から退去する位置に移動させることによつ
てOFF状態に切替えられる電源スイツチを設け、
この電源スイツチのつまみ部によつて、電源スイ
ツチがON状態にあるときにおける前記カードホ
ルダのバネ力による押出しを阻止させた構成のも
のである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図はメモリカード装着部を有する携帯用小
型コンピユータの外観を示したもので、図中1は
コンピユータ本体であり、このコンピユータ本体
1は、第2図及び第3図に示すように、上面に表
示窓2を形成すると共に各種入力キー3,3…を
配設した合成樹脂製のケース体1aと、金属板製
の底面パネル1bとからなつている。
このコンピユータ本体1内には、第2図及び第
3図に示すように、前記ケース体1aの表示窓2
に対向させて液晶表示パネル4が配置されてお
り、この表示パネル4は、その下に設置されたプ
リント配線基板5と前記表示窓2に嵌着されたガ
ラス板2aとの間に挟持されている。なお、前記
表示パネル4は、下面に反射板4aを有する反射
型のものであり、この表示パネル4は、インタコ
ネクタ6を介して前記配線基板5の上面に配列形
成されている表示パネル接続端子(図示せず)と
電気的に接続されている。
また、第2図及び第3図において、7は前記配
線基板5の下に配置された合成樹脂製のカードホ
ルダ格納ハウジング、8は合成樹脂製のハウジン
グ底板であり、このハウジング底板8と前記ハウ
ジング7及び配線基板5は底面パネル1b上に積
層され、前記底面パネル1bはケース体1aに止
めネジ9によつて固定されている。
また、前記コンピユータ本体1の前面には、ケ
ース体1aの前側板と底面パネル1bの前側板と
を切欠して形成されたカードホルダ挿入口10が
左右2箇所に設けられており、前記ハウジング7
とハウジング底板8との間には、前記2つのカー
ドホルダ挿入口10,10とそれぞれ対応させて
カードホルダ格納空間11,11が形成されてい
る。このカードホルダ格納空間11は、前記ハウ
ジング7の下面とハウジング底板8の上面とを凹
入させて形成されたもので、各カードホルダ格納
空間11,11内にはカードホルダ12,12が
格納されている。
このカードホルダ12は、メモリカードを着脱
可能に保持するもので、このカードホルダ12は
そのほぼ全体がコンピユータ本体1内に収まるよ
うにカードホルダ格納空間11に格納され、メモ
リカードの装着及び取出し時に前記カードホルダ
挿入口10から押出されるようになつている。こ
のカードホルダ12は合成樹脂製のものであり、
このカードホルダ12は、前端面(引出し方向の
端面)が開放する薄箱部12aと、この薄箱部1
2aの底板から外方(引出し方向)に延長する突
出板部12bと、この突出板部12bの先端に形
成された前面板12cとからなつており、前記前
面板12cは、前記カードホルダ挿入口10を完
全に覆う大きさとされ、また前記突出板部12b
は、その厚さを薄くすることにより上下に撓み変
形させ得る弾性板とされている。
そして、このカードホルダ12は、第4図〜第
6図に示すように、その薄箱部12aの両側部を
前記カードホルダ格納空間11の両側部にスライ
ド可能に支持されており、このカードホルダ12
は、その薄箱部12aの両側面に突設したバネ受
け13とカードホルダ格納空間11の内奥面との
間に挿入されたカードホルダ押出し用コイルバネ
14のバネ力によつてカードホルダ挿入口10側
に押圧されている。
また、前記カードホルダ12は、これをコンピ
ユータ本体1内に格納したときに、その前面板1
2cの上縁をカードホルダ挿入口10の上縁内面
に第2図に示すように掛止されて、みだりにコン
ピユータ本体1外に抜け出さないようにロツクさ
れるようになつており、このカードホルダ12を
押出させる際のロツク解除は、前記前面板12c
の前面に突設した操作部15を指で押して突出板
部12bを撓み変形させながら前面板12cを押
下げることにより行なわれるようになつている。
なお、カードホルダ12をコンピユータ本体1内
に格納するときは、カードホルダ12のコンピユ
ータ本体1内への押込みにともなつて前面板12
cがその上縁をカードホルダ挿入口10の上縁で
押されて前記突出板部12bを下方に撓み変形さ
せながらカードホルダ挿入口10の内側に入り込
み、前記突出板部12bの復元力によりカードホ
ルダ挿入口10の上縁内面に掛止される。
また、前記カードホルダ12のコンピユータ本
体1外への押出しは、前記コイルバネ14のバネ
力によつて行なわれるようになつており、前記操
作部15を押してカードホルダ12のロツクを解
除すると、バネ力によつて自動的にカードホルダ
12が押出され、第5図に示すように薄箱部12
aの前端部がコンピユータ本体1外に突き出した
状態で、前記バネ受13,13をカードホルダ挿
入口10の両側縁内面で受け止められて係止され
るようになつている。
次に、メモリカードについて説明すると、第7
図〜第10図はメモリカードの一種であるRAM
(Random Access Memory)カードを示したも
ので、このRAMカード20は、長さ60mm、幅50
mm、厚さ3.5mm程度の寸法のものである。
このRAMカード20は、合成樹脂製の支持板
21と、この支持板21の上下面を覆う上下一対
の表面パネル22a,22bとからなる薄型ケー
ス内にプリント配線基板23を収容した構成とな
つており、上側の表面パネル22aは止めネジ2
4によつて支持板21に固定され、下側の表面パ
ネル22bは支持板21の下面に接着されてい
る。また、前記表面パネル22a,22bは、外
部からの静電気をシールドするために、例えばス
テンレス板等の導電性金属板で形成されている。
前記配線基板23は、その下面に所要数の
RAMチツプ25,25及びコンデンサ等のチツ
プ部品26,26を取付けると共に、上面にその
巾方向に並べて多数の入出力端子27,27,…
を形成したもので、この配線基板23は前記支持
板21の上面に形成された凹入部21a内に嵌合
されている。なお、前記支持板21の凹入部底面
には、前記RAMチツプ25,25及びチツプ部
品26,26に対して逃げとなる凹部28,28
が形成されている。
また、29は記憶維持のためのバツクアツプ電
源として設けられた電池であり、この電池29
は、前記支持板21の凹入部底面に形成された電
池収容凹部30内に収容されている。31a,3
1bは前記電池29に接触する一対の端子バネで
あり、一方の端子バネ31aは前記配線基板23
の下面に取付けられており、他方の端子バネ31
bは前記電池収容凹部30内に設けられていて、
その基端部において配線基板23の下面に形成さ
れた電源端子(図示せず)と接触接続されてい
る。
32は前記配線基板23の上面を覆う絶縁シー
トであり、この絶縁シート32と上側表面パネル
22aには、配線基板23面の入出力端子配列部
と対応する部分に、入出力端子27,27,…を
露出させるための開口33,34が形成されてい
る。
また、35は前記絶縁シート32と上側表面パ
ネル22aとの間に設けられた導電性金属板から
なるシヤツタ板であり、この,シヤツタ板35
は、RAMカード長さ方向にスライド可能に設け
られている。このシヤツタ板35は、RAMカー
ド20を使用しないとき(コンピユータ本体1内
に装着していないとき)に上側表面パネル22a
の開口34を塞いで前記配線基板23面の入出力
端子27,27,…を覆いかくすためのもので、
このシヤツタ板35には、前記上側表面パネル2
2aの開口34を塞ぐ目隠板部35aと、前記開
口34とほぼ同じ大きさの窓部35bとがシヤツ
タ板35のスライド方向に並べて形成されてい
る。
そして、このシヤツタ板35は、一端を支持板
21の凹入部前端壁21bに支持される線バネ3
6のバネ力によつてRAMカード先端方向(カー
ドホルダ12への挿入方向)に押圧されており、
このバネ力によつて前記目隠板部35aが開口3
4下に位置する状態に保持されるようになつてい
る。また、前記目隠板部35aは、配線基板23
面に弾力的に接触するように円弧状に湾曲されて
おり、RAMカード20の不使用時に配線基板面
の全ての入出力端子27,27,…を短絡させ
て、配線基板23面の配線に静電気が生じたとき
にこの静電気をシヤツタ板35から上側表面パネ
ル22aに逃がしてやるようになつている。
また、前記シヤツタ板35の両側部には、前記
支持板21の両側縁に形成した切欠部37,37
からRAMカード両側に突出する突出片35c,
35cが形成されており、前記シヤツタ板35
は、この突出片35c,35cをRAMカード後
端側に押すことによつて線バネ36のバネ力に抗
して前記窓部35bが上側表面パネル22aの開
口34と対向する位置にスライド移動され、第9
図に示すように配線基板23面の入出力端子2
7,27,…を露出させるようになつている。な
お、このときは、シヤツタ板35の目隠板部35
aは絶縁シート32上に乗い上げてこの絶縁シー
ト32上に支持される。
前記シヤツタ板35は、RAMカード20をカ
ードホルダ12に挿入したときに、前記突出片3
5c,35cをカードホルダ12の薄箱部両側端
縁で押されて線バネ36のバネ力に抗して入出力
端子27,27,…を露出させる状態に移動され
るようになつており、また、カードホルダ12か
らRAMカード20を取出したときに、前記線バ
ネ36のバネ力により自動的に前記目隠板部35
aで入出力端子27,27,…を覆う状態に復帰
されるようになつている。
一方、前記カードホルダ12の薄箱部12aの
内奥には、第11図に示すように、前記RAMカ
ード20の表面パネル22a,22bに接触して
RAMカード表面に帯電している静電気をアース
させる静電気アース用バネ板40が設けられてい
る。このバネ板40は、その両端においてRAM
カード表面パネル22a,22bの先端面に接触
するもので、このバネ板40の中央部には、前記
薄箱部12aに形成した切欠部16から外部に突
出するリード線接続片40aが形成されている。
このリード線接続片40aには第2図に示すよう
にリード線41がハンダ付けされており、このリ
ード線41はコンピユータ本体1内の配線基板5
の接地ラインに接続されている。なお、このリー
ド線41の長さは、カードホルダ12の引出しス
トロークよりもある程度長くとつてあり、カード
ホルダ12をコンピユータ本体1内に押込むのに
ともなつてカードホルダ格納空間11内で屈曲す
るようになつている。
なお、前記バネ板40は、第12図に示すよう
に、前記リード線接続片40aの両側に形成した
立上がり片40bを薄箱部12aの切欠部両側に
設けた溝17に挿入した後に、薄箱部12aの内
奥面下端に形成したフツク部18にバネ板下端縁
を嵌込むことによつて取付けられている。
第13図及び第14図はカードホルダ12に前
記RAMカード20を挿入する状態を示したもの
で、このRAMカード20の挿入は、カードホル
ダ12をその押出し限界(バネ受け13,13が
カードホルダ挿入口10の両側縁内面に受け止め
られる位置)まで押出させた後に、第13図に鎖
線で示すようにRAMカード20の先端をカード
ホルダ12の突出板部12b上に押当て、この状
態でRAMカード20を寝かせながら前記突出板
部12bでRAMカード先端を案内させてRAM
カード20をカードホルダ挿入口10から薄箱部
12a内に押込み挿入することによつて行なわれ
る。
この場合、薄箱部12a内にRAMカード20
挿入しながらRAMカード20を寝かせて行す
と、カードホルダ前面板12cの上縁にRAMカ
ード20の下面が当つてこの前面板12cに
RAMカード20の後端側が支持されるために、
この後はRAMカード後端を押すだけでRAMカ
ード20の挿入を行なうことができる。
また、カードホルダ前面板12cにRAMカー
ド20が当ると、RAMカード20はその先端部
下面を薄箱部底面で支持され、後端側下面を前面
板上縁で支持された傾斜状態で押込まれることに
なるために、RAMカード20の上面が薄箱部上
面の前端縁またはカードホルダ挿入口10の上縁
に当るとRAMカード20の挿入に抵抗がかかる
ことになるが、この場合でも、RAMカード20
を強く押込んでやれば、RAMカード20が薄箱
部上面の前端縁またはカードホルダ挿入口10の
上縁で下方に押されて前面板12cを突出板部1
2bを撓ませながら下方に変位させるから、
RAMカード20をさらに寝かせて薄箱部12a
の内奥までRAMカード20を挿入することがで
きる。
ただし、このようにRAMカード挿入初期から
RAMカード20を強く押込むのでは、RAMカ
ード20の先端部下面が、薄箱部底面と強く擦れ
合つて損傷するおそれがある。
そこで、この実施例においては、前記カードホ
ルダ12の薄箱部12aの底面をその前端部分を
残して開口させると共に、カードホルダ12の下
側にあるハウジング底板8にもカードホルダ格納
空間11のほぼ全域にわたる大きさの開口8a
(第3図参照)を形成し、さらにコンピユータ本
体1の底面パネル1bには、前記ハウジング底板
8の開口8a内に対応させて、RAMカード20
の先端を案内する複数本の案内凸条50,50
(第3図及び第6図参照)を形成している。この
案内凸条50,50は、カードホルダ12の底面
に対して十分に離間させて形成されており、また
この案内凸条50,50の先端部はこの案内凸条
50,50へのRAMカード先端の乗上げをスム
ーズに行なわせるために傾斜させてある。
このようにすると、カードホルダ12の対して
斜め上方から挿入されたRAMカード20の先端
部が薄箱部底面の開口部12dからカードホルダ
12下に第13図に実線で示すように突き出して
前記案内凸条50,50で案内されながら挿入さ
れるから、RAMカード20を傾斜状態のままさ
らに深く挿入することができる。
従つて、この実施例によれば、RAMカード2
0を軽く押すだけでカードホルダ12の薄箱部1
2a内に深くRAMカード20を挿入することが
できるから、RAMカード20を強く押込むのは
挿入末期だけでよいことになる。また、挿入末期
にはRAMカード20が薄箱部上面の前端縁また
はカードホルダ挿入口10の上縁で下方に押され
るために、第14図に示すように前面板12cが
突出板部12bを撓ませながら下方に変位するこ
とになるが、このときはRAMカード20がかな
り水平に近くなつているし、またRAMカード先
端は前記案内凸条50,50で案内されて少ない
摺動抵抗で挿入されるから、その分だけRAMカ
ードを押す力も小さくてすむと共に、RAMカー
ド先端の損傷も防ぐことができる。
また、前記カードホルダ12の薄箱部12aの
内奥部底面には、その両側に、カードホルダ12
内に斜めに挿入されたRAMカード20の先端を
上方に押上げてRAMカード先端部を下側から支
持するカード支持片12e,12eが設けられて
いる。
そして、RAMカード20は、カードホルダ1
2への挿入にともなつてシヤツタ板35がその突
出片35c,35cを薄箱部両側端縁で押されて
移動することにより、入出力端子27,27,…
を露出させた状態とされると共に、RAMカード
20の先端部が薄箱部12aの内奥に達するまで
挿入されたときに、その先端部を前記カード支持
片12e,12eで押上げられて水平な姿勢とさ
れ、さらにRAMカード後端が前面板12cを乗
越えたときに、突出板部12bの復元力で復帰す
る前面板12cで後端を押されて薄箱部内奥の静
電気アース用バネ板40に接触させられて、この
状態でカードホルダ12内に保持されるようにな
つている。
このようにしてカードホルダ12にRAMカー
ド20を保持させた後は、カードホルダ12をコ
ンピユータ本体1内に押込んで、カードホルダ1
2に保持されているRAMカード20をコンピユ
ータ本体1内の所定位置に挿入してやればよい。
また、RAMカード20を取出す場合は、カー
ドホルダ12の前面板12cを押下げてカードホ
ルダ12のロツクを解除することによりカードホ
ルダ12をバネ力でコンピユータ本体1外に押出
させ、その前面板12cを押下げながらカードホ
ルダ12からRAMカード20を抜出せばよい。
一方、コンピユータ本体1内の配線基板5の下
面には、前記RAMカード20の各入出力端子2
7,27,…と接触する多数のメモリカード接続
端子60,60が配設されている。このメモリカ
ード接続端子60,60は、板バネからなつてお
り、その先端部はカードホルダ格納ハウジング7
に形成した開口部7a,7aからカードホルダ格
納空間11,11内に突出されている。
また、前記カードホルダ12の薄箱部12aの
上面板は、カードホルダ12に保持されたRAM
カード20の表面を覆う絶縁カバー12fとされ
ている。この絶縁カバー12fは、カードホルダ
12にRAMカード20を保持させた状態におい
てRAMカード20の入出力端子配列部より先端
側のRAMカード表面を覆う大きさとされてお
り、この絶縁カバー12fの先端縁は、カードホ
ルダ前面側に向つて低くなるように傾斜させてあ
る。
このようにカードホルダ12にRAMカード2
0の表面をその入出力端子27,27,…の配列
部を除いて覆う絶縁カバー12fを設けているの
は、コンピユータ本体1内へのカードホルダ12
の押込み時にRAMカード20の表面に前記メモ
リカード接続端子60,60,…が直接触れる
と、万一RAMカード表面に静電気が帯電してい
た場合に、この静電気がメモリカード接続端子6
0,60,…に流れてコンピユータ本体1内の電
子回路に悪影響を及ぼすからであり、上記のよう
にカードホルダ12に絶縁カバー12fを設けて
おけば、カードホルダ12を完全にコンピユータ
本体1内に押込むまではメモリカード接続端子6
0,60,…が第13図及び第14図に示すよう
に絶縁カバー12fの上に乗つているから、
RAMカード20の表面に前記メモリカード接続
端子60,60,…が直接触れるのを防いで、
RAMカード表面に帯電していた静電気がメモリ
カード接続端子60,60,…に流れてしまうの
を防止することができる。
また、前記メモリカード接続端子60,60,
…は、カードホルダ12をコンピユータ本体1内
に押込むことにより前記絶縁カバー12fの先端
縁から外れ、その弾性によりRAMカード表面に
開口34内に入つて第2図に示すようにRAMカ
ード20の入出力端子27,27,…に接触する
が、このときは、メモリカード接続端子60,6
0,…が絶縁カバー12fの先端縁の傾斜に沿つ
てゆつくりと下がるから、メモリカード接続端子
60,60,…がRAMカード20の入出力端子
27,27,…に接触する際の衝撃を小さくする
ことができる。
一方、第2図において、61はコンピユータ本
体1内にその表面のキー配列部下に位置させて配
置されたゴムシートであり、このゴムシート61
は配線基板5の上面に重ねられており、このゴム
シート61には、各入力キー3,3,…とそれぞ
れ対応させて、前記入力キー3を上方に押圧する
膨出部61aが形成されている。この膨出部61
aの下面には、配線基板上面に形成された固定接
点63と対向する可動接点62が設けられてお
り、この可動接点62は、前記入力キー3が押圧
操作されたときに、膨出部61aの下側への弾性
変形により前記固定接点63に接触するようにな
つている。
また、第3図において、64はコンピユータ本
体1内に設けられた電源電池であり、この電池6
4は、カードホルダ格納ハウジング7に設けた電
池収納孔65に収納されてハウジング底板8上に
支持されている。
さらに、第1図において、70はコンピユータ
本体1の表面に設けられた第1の電源スイツチ、
71はコンピユータ本体1の前面に設けられた第
2の電源スイツチであり、これら電源スイツチ7
0,71はそれぞれスライドスイツチとされてお
り、また前記第2の電源スイツチ71は、コンピ
ユータ本体1の前面に形成されている2つのカー
ドホルダ挿入口10,10の間に設けられてい
る。
この第2の電源スイツチ71は、第3図に示す
ように、コンピユータ本体1の前面をスライドす
るつまみ部72と、このつまみ部72からコンピ
ユータ本体1内に延出されたアーム部73と、こ
のアーム部73の先端に形成された可動接点保持
枠74と、この保持枠74に保持された板バネ製
の可動接点75と、配線基板5の下面に形成され
た共通固定接点76及び選択固定接点77a,7
7b,77cとから構成されており、前記可動接
点75は、2つの固定接点接触部75a,75b
を有している。なお、前記可動接点保持枠74
は、前記ハウジング7の上面に形成された凹部7
8内にスライド可能に挿入されており、また前記
アーム部73はハウジング7の前端部に形成され
た段部79にスライド可能に支持されている。
また、前記配線基板5に形成された各固定接点
のうち、共通固定接点76は、可動接点75に移
動方向に沿う横長接点とされており、前記可動接
点75の一方の固定接点接触部75aは、この共
通固定接点76に常に接触し、他方の固定接点接
触部75bは、前記つまみ部72のスライド操作
による可動接点75に移動によつて、可動接点7
5の移動方向に並んでいる選択固定接点77a,
77b,77cに選択的に接触するようになつて
いる。
第15図は前記コンピユータ本体1内の回路の
概略を示したもので、図中80は中央情報処理装
置(以下CPUと略称する)であり、コンピユー
タ本体1内に装着されたRAMカード20内のメ
モリ回路は、RAMカード20側の入出力端子2
7とコンピユータ本体1内のメモリカード接続端
子60とからなるコネクタ81によつて前記
CPU80と接続されるようになつている。また、
82は電源回路であり、この電源回路82からの
電力は、前記CPU80のVDD端子に供給されると
共に、前記コネクタ81を介してRAMカード2
0のメモリ回路のVDD端子にも供給されるように
なつている。
前記CPU80は、コンピユータ本体表面の入
力キー3,3,…の操作によつてキー入力部83
から与えられる信号に応じて情報処理を行なうと
共に、表示情報を表示部84に送つて表示部84
の液晶表示パネル4を表示駆動させるもので、こ
のCPU80と前記RAMカード20との間のデー
タの授受は前記コネクタ81を介して行なわれる
ようになつている。
なお、このCPU80は、そのSW端子へのスイ
ツチ信号の入力によつて動作するようになつてお
り、このスイツチ信号は、前記電源回路82から
前記第1の電源スイツチ70及び第2の電源スイ
ツチ71を介して入力されるようになつている。
前記第2の電源スイツチ71は、そのつまみ部
72を中間位置に移動させたときにON状態とな
り、つまみ部72を右側または左側に移動させた
ときにはいずれの場合もOFF状態となるもので、
つまみ部72を中間位置に移動させると、可動接
点75が共通固定接点76と選択固定接点77b
とを短絡させる状態となつてスイツチ71がON
するようになつている。
そして、第1の電源スイツチ70をONさせ、
さらに第2の電源スイツチ71もONさせると、
CPU80のVDD端子入力と同電位のスイツチ信号
が電源回路82からCPU80のSW端子に入力さ
れ、これによりVDD端子入力がCPU80に与えられ
てCPU80が動作する。
また、前記第2の第2の電源スイツチ71のつ
まみ部72を右側または左側に移動させると、そ
の可動接点75が共通固定接点76と接地ライン
に接続されている選択固定接点77aまたは77
cとを短絡させる状態となつて第2の電源スイツ
チ71がOFF状態となる。このときは、第1の
電源スイツチ70がONされていてもCPU80の
SW端子にはスイツチ信号が入力されなくなるか
ら、CPU80は動作を停止する。なお、このと
きは、CPU80のVDD端子入力は第2の電源スイ
ツチ71側に流れ、可動接点75と接触している
選択固定接点77aまたは77cから接地ライン
に流される。
また、前記第2の電源スイツチ71のつまみ部
72は、この第2の電源スイツチ71を切らずに
カードホルダ12ロツクを解徐した場合にこのカ
ードホルダ12の押出しを阻止するストツパも兼
ねている。すなわち、このつまみ部72は、これ
を中間位置に移動させたときにその両端部が左右
のカードホルダ挿入口10、10の前方に突出す
る長さのものとされており、このつまみ部72の
両端部において、コンピユータ本体1内に挿入さ
れている2つのカードホルダ12,12の前面板
12c,12cを第4図に示すように外側から受
止めるようになつている。なお、この実施例では
カードホルダ前面板12cの一端部前面に前記つ
まみ部72に当接する突起aを設けているが、前
記つまみ部72をコンピユータ本体1の前面より
内側に入り込ませて設ければ、つまみ部72にカ
ードホルダ前面板12cを直接受止めさせること
ができるから、カードホルダ前面板12cに突起
aを設ける必要はない。
しかして、この小型コンピユータにおいては、
上記のようにコンピユータ本体1の表面に設けら
れている第1の電源スイツチ70の他に、コンピ
ユータ本体1の前面にも第2の電源スイツチ71
を設けて、この第2の電源スイツチ71のつまみ
部72でカードホルダ12のバネ力による押出し
を阻止するようにしているから、電源スイツチを
切り忘れてCPU80を停止させずにコンピユー
タ本体1内からRAMカード20を取出してしま
うのを防ぐことができる。
すなはち、コンピユータ本体1に前記第1の電
源スイツチ70を設けただけでは、この電源スイ
ツチ70を切り忘れてCPU80を停止させずに
コンピユータ本体1内からRAMカード20を取
出してしまうことがあり、このようにCPU80
を停止させずにRAMカード20を取出してしま
うと、RAMード20の記憶が破壊されてしまう
ことがあるが、上記のようにコンピユータ本体1
の前面にも第2の電源スイツチ71を設けて、そ
のつまみ部72でカードホルダ12,12の押出
しを阻止するようにしておけば、この第2の電源
スイツチ71のつまみ部72を右側または左側に
移動させて第2の電源スイツチ71をOFFさせ
ない限りカードホルダ12のロツコを解徐しても
カードホルダ12は押出されないから、電源スイ
ツチを切り忘れてCPU80を停止させずにコン
ピユータ本体1内からRAMカード20を取出し
てしまうのを防ぐことができる。なお、右側のカ
ードホルダ12を押出させる場合は、前記つまみ
部72をを左側に移動させて第2の電源スイツチ
71をOFFさ、左側のカードホルダ12を押出
させる場合は、前記つまみ部72を右側に移動さ
せて第2の電源スイツチ71をOFFさせればよ
く、この後は、カードホルダ12の前面板12c
を操作部15を押すことで押下げて、カードホル
ダ挿入口10の上縁部内面から前面板12cを離
脱させ、カードホルダ押出し用コイルバネ14の
バネ力でカードホルダ12を押出させればよい。
なお、上記実施例では、第1の電源スイツチ7
0と第2の電源スイツチ71とを設けているが、
電源スイツチ70は第2の電源スイツチ71だけ
でもよく、またこの考案は、カードホルダ12が
1つだけの小型コンピユータにも適用することが
できる。また、メモリカードは、前記RAMカー
ド20に限らず、内部に電源電池を有しない
ROM(Read ONly Memory)カードや、
ROM/RAMカードであつてもよいし、また表
示部やキー操作部を有するメモリカード(例えば
超薄型電卓のようなもので、データターミナルと
して使用されるもの)であつてもよい。さらに、
上記実施例ではカードホルダ12をコンピユータ
本体1の前方に引出すようにしているが、このカ
ードホルダはコンピユータ本体1の側方に引出す
ようにしてもよいし、またプリンタ付コンピユー
タ等のようなカードホルダを垂直に格納できるだ
けの高さがある機器の場合は、機器の上方にカー
ドホルダを引出すようにしてもよい。
なお、上記実施例では、携帯用小型コンピユー
タについて説明したが、この考案は、携帯用小型
コンピユータに限らず、電子キヤツシユレジスタ
やその他の電子機器にも利用できることはもちろ
んである。
〔考案の効果〕
この考案によれば、カードホルダの電子機器本
体内への押込みによりメモリカードを電子機器本
体内に装着すると共に、メモリカードの取出し時
にはバネ力によつてカードホルダを電子機器本体
外に押出すようにしたものでありながら、電源ス
イツチを切り忘れたままカードホルダを電子機器
本体外に押出させてしまう誤操作を防ぐことがで
き、従つて、電源スイツチを切り忘れたままメモ
リカードを取出してメモリカードの記憶を破壊さ
せてしまう心配をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示したもので、第
1図、第2図及び第3図はメモリカード装着部を
有する携帯用小型コンピユータの外観図、拡大縦
断側面図及び分解斜視図、第4図及び第5図はカ
ードホルダ格納部のカードホルダ格納状態及びカ
ードホルダ引出し状態の底面図、第6図は第4図
のA−A線に沿う拡大断面図、第7図はRAMカ
ードの分解斜視図、第8図及び第9図はRAMカ
ードの入出力端子をシヤツタ板で覆つた状態及び
シヤツタ板を移動させて入出力端子を露出させた
状態の縦断側面図、第10図は第8図のB−B線
に沿う断面図、第11図はカードホルダの底面側
から見た斜視図、第12図はカードホルダの内奥
に設けられる静電気アース用バネ板の取付け方法
を示す断面図、第13図及び第14図はカードホ
ルダへのRAMカード挿入方法を示す縦断側面
図、第15図はコンピユータ本体内の回路図であ
る。 1……コンピユータ本体、1a……ケース体、
1b……底面パネル、4……液晶表示パネル、5
……配線基板、7……カードホルダ格納ハウジン
グ、8……ハウジング底板、10……カードホル
ダ挿入口、11……カードホルダ格納空間、12
……カードホルダ、12a……薄箱部、12b…
…突出板部、12c……前面板、12d……薄箱
部底面の開口部、12e……カード支持片、12
f……絶縁カバー、14……カードホルダ押出し
用コイルバネ、20……RAMカード、21……
支持板、22a,22b……表面パネル、23…
…配線基板、27……入出力端子、32……絶縁
シート、35……シヤツタ板、36……線バネ、
50……案内凸条、60……メモリカード接続端
子、70……第1の電源スイツチ、71……第2
の電源スイツチ、72……つまみ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) メモリカードを着脱可能に保持するカードホ
    ルダを備え、このカードホルダの電子機器本体
    内への押込みにより前記メモリカードを電子機
    器本体内に装着すると共に、メモリカードの取
    出し時にはバネ力によつてカードホルダを電子
    機器本体外に押出すようにしたメモリカード装
    着部を有する電子機器において、電子機器本体
    の外面に開口するカードホルダ挿入口の近く
    に、つまみ部をその一部が前記カードホルダ挿
    入口の前方に突出する状態に移動させることに
    よつてON状態に切替えられ、つまみ部を前記
    カードホルダ挿入口の前方から退去する位置に
    移動させることによつてOFF状態に切替えら
    れる電源スイツチを設け、この電源スイツチの
    つまみ部によつて、電源スイツチがON状態に
    あるときにおける前記カードホルダのバネ力に
    よる押出しを阻止させたことを特徴とするメモ
    リカード装着部を有する電子機器。 (2) 電子機器本体には2つのカードホルダ挿入口
    が設けられ、電源スイツチはこの2つのカード
    ホルダ挿入口に間に設けられており、かつこの
    電源スイツチのつまみ部は、これを中間位置に
    移動させたときに電源スイツチをON状態に切
    替えると共につまみ部両端で2つのカードホル
    ダの押出しを阻止し、つまみ部をそのいずれか
    の端部がカードホルダ挿入口の前方から退去す
    る位置に移動させたときに電源スイツチをON
    状態に切替えるようになつていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のメモ
    リカード装着部を有する電子機器。
JP4871184U 1984-04-03 1984-04-03 メモリカ−ド装着部を有する電子機器 Granted JPS60163596U (ja)

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