JP2000299604A - 非接触型icカード処理装置 - Google Patents
非接触型icカード処理装置Info
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- JP2000299604A JP2000299604A JP11106419A JP10641999A JP2000299604A JP 2000299604 A JP2000299604 A JP 2000299604A JP 11106419 A JP11106419 A JP 11106419A JP 10641999 A JP10641999 A JP 10641999A JP 2000299604 A JP2000299604 A JP 2000299604A
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- JP
- Japan
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- antenna
- processing device
- contact type
- contact
- card processing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンテナ部の破損を防止するとともに、使い
勝手を向上させる。 【解決手段】 パソコン22の収納凹部24内には、非
接触型ICカード処理装置が内蔵されている。この非接
触型ICカード処理装置は、本体2に対して収納、引き
出し自在なアンテナ部3が設けられている。このアンテ
ナ部3は本体2に収納されることにより、後端面15a
が収納凹部24の開口23の端縁と同一面に位置付けら
れる。
勝手を向上させる。 【解決手段】 パソコン22の収納凹部24内には、非
接触型ICカード処理装置が内蔵されている。この非接
触型ICカード処理装置は、本体2に対して収納、引き
出し自在なアンテナ部3が設けられている。このアンテ
ナ部3は本体2に収納されることにより、後端面15a
が収納凹部24の開口23の端縁と同一面に位置付けら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンやゲーム
機等、PCカードスロットルを有するあらゆる機器に周
辺デバイスとして実装される非接触型ICカード処理装
置に関する。
機等、PCカードスロットルを有するあらゆる機器に周
辺デバイスとして実装される非接触型ICカード処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パソコンのPCカードスロット
に挿入されて使用される非接触型ICカード処理装置に
おいては、非接触型ICカードの情報処理をパソコンの
内部で行おうとすると、パソコン内で発生する電磁波等
によって情報処理に悪影響を及ぼす。したがって、非接
触型ICカード処理装置の本体のみをパソコン内に内蔵
し、カードを載置するアンテナ部をパソコンの外部に露
呈させた構造とし、情報処理をパソコンの外部で行うよ
うにしていた。また、パソコン内部にアンテナを配置す
ると、非接触状態で情報処理ができるというメリットを
生かすことができなくなる。
に挿入されて使用される非接触型ICカード処理装置に
おいては、非接触型ICカードの情報処理をパソコンの
内部で行おうとすると、パソコン内で発生する電磁波等
によって情報処理に悪影響を及ぼす。したがって、非接
触型ICカード処理装置の本体のみをパソコン内に内蔵
し、カードを載置するアンテナ部をパソコンの外部に露
呈させた構造とし、情報処理をパソコンの外部で行うよ
うにしていた。また、パソコン内部にアンテナを配置す
ると、非接触状態で情報処理ができるというメリットを
生かすことができなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の非接触型ICカード処理装置においては、常時
アンテナ部がパソコンの外面から突出した構造になって
いるため、持ち運びの際にこのアンテナ部を柱やドアに
接触させ破損させるおそれがあった。また、カードの情
報処理を行わないときにもアンテナ部が突出しているの
で、パソコンを机上等において使用するときに、このア
ンテナ部によって余計な設置空間が必要となるので、使
い勝手が悪いという問題もあった。本発明は上記した従
来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、アンテナ部の破損を防止するとともに、使い勝
手を向上させた非接触型ICカード処理装置を提供する
ことにある。
た従来の非接触型ICカード処理装置においては、常時
アンテナ部がパソコンの外面から突出した構造になって
いるため、持ち運びの際にこのアンテナ部を柱やドアに
接触させ破損させるおそれがあった。また、カードの情
報処理を行わないときにもアンテナ部が突出しているの
で、パソコンを机上等において使用するときに、このア
ンテナ部によって余計な設置空間が必要となるので、使
い勝手が悪いという問題もあった。本発明は上記した従
来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、アンテナ部の破損を防止するとともに、使い勝
手を向上させた非接触型ICカード処理装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る非接触型ICカード処理装置は、情報
処理装置の外面に開口が設けられた収納凹部に収納され
る非接触型ICカード処理装置であって、この非接触型
ICカード処理装置のアンテナ部を本体に対して収納お
よび引き出し自在とし、収納することにより、アンテナ
部の引き出し側端面が前記収納凹部の開口端縁と略同一
面に位置付けられる。したがって、カードの情報処理を
行わないときはアンテナ部は情報処理装置内に収納され
る。
に、本発明に係る非接触型ICカード処理装置は、情報
処理装置の外面に開口が設けられた収納凹部に収納され
る非接触型ICカード処理装置であって、この非接触型
ICカード処理装置のアンテナ部を本体に対して収納お
よび引き出し自在とし、収納することにより、アンテナ
部の引き出し側端面が前記収納凹部の開口端縁と略同一
面に位置付けられる。したがって、カードの情報処理を
行わないときはアンテナ部は情報処理装置内に収納され
る。
【0005】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記本体側の制御基板と前記アンテ
ナ部のアンテナ基板との間を可撓性を有するケーブルに
よって接続したものである。したがって、アンテナ部を
収納または引き出すために移動するときに、ケーブルが
撓んだり延びたりする。
載の発明において、前記本体側の制御基板と前記アンテ
ナ部のアンテナ基板との間を可撓性を有するケーブルに
よって接続したものである。したがって、アンテナ部を
収納または引き出すために移動するときに、ケーブルが
撓んだり延びたりする。
【0006】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記本体側の制御基板と前記アンテ
ナ部のアンテナ基板との間を制御基板に取り付けた摺動
接点によって接続したものである。したがって、アンテ
ナ部を引き出すときに摺動接点がアンテナ基板上を摺接
し、引き出し終わると摺動接点がアンテナ部の端子と接
続される。
載の発明において、前記本体側の制御基板と前記アンテ
ナ部のアンテナ基板との間を制御基板に取り付けた摺動
接点によって接続したものである。したがって、アンテ
ナ部を引き出すときに摺動接点がアンテナ基板上を摺接
し、引き出し終わると摺動接点がアンテナ部の端子と接
続される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図に基
づいて説明する。図1は本発明に係る非接触型ICカー
ド処理装置の全体を示す外観斜視図である。図2(a)
は同じく平面図、同図(b)は同図(a)におけるII
(b)-II(b)線断面図、同図(c)は同図(a)に
おけるII(c)-II(c)線断面図、同図(d)はアン
テナ部を収納した状態を示す同図(a)におけるII
(c)-II(c)線断面図である。図3は同じく非接触
型ICカード処理装置を情報処理装置から分解して示す
斜視図、図4は同じくカードに情報処理を行っている状
態を示す斜視図である。
づいて説明する。図1は本発明に係る非接触型ICカー
ド処理装置の全体を示す外観斜視図である。図2(a)
は同じく平面図、同図(b)は同図(a)におけるII
(b)-II(b)線断面図、同図(c)は同図(a)に
おけるII(c)-II(c)線断面図、同図(d)はアン
テナ部を収納した状態を示す同図(a)におけるII
(c)-II(c)線断面図である。図3は同じく非接触
型ICカード処理装置を情報処理装置から分解して示す
斜視図、図4は同じくカードに情報処理を行っている状
態を示す斜視図である。
【0008】図1において、全体を符号1で示す非接触
型ICカード処理装置は、本体2と、この本体2内に収
納および引き出し自在なアンテナ部3とによって構成さ
れている。図2に示すように、本体2は下方が開口した
略箱状の筺体5と、2枚の制御基板6,7と、制御基板
7に接続されたコネクタ8と、アンテナ部3の収納位置
を規制するストッパ9とによって概ね構成されている。
型ICカード処理装置は、本体2と、この本体2内に収
納および引き出し自在なアンテナ部3とによって構成さ
れている。図2に示すように、本体2は下方が開口した
略箱状の筺体5と、2枚の制御基板6,7と、制御基板
7に接続されたコネクタ8と、アンテナ部3の収納位置
を規制するストッパ9とによって概ね構成されている。
【0009】図1および図2に示すように、筺体5の両
側部の下方には、断面がコ字状の一対のガイド部10,
10がアンテナ部3の収納および引き出し方向、すなわ
ち図中矢印A−B方向に延在するように突出形成され、
これらガイド部10,10には、互いに対向する一対の
ガイド溝10a,10aがそれぞれ設けられている。こ
れらガイド溝10a,10aの図中矢印B方向の端部、
すなわち後端は開口され、筺体5の後面板5aととも
に、スリット状の挿入口11が形成されている。
側部の下方には、断面がコ字状の一対のガイド部10,
10がアンテナ部3の収納および引き出し方向、すなわ
ち図中矢印A−B方向に延在するように突出形成され、
これらガイド部10,10には、互いに対向する一対の
ガイド溝10a,10aがそれぞれ設けられている。こ
れらガイド溝10a,10aの図中矢印B方向の端部、
すなわち後端は開口され、筺体5の後面板5aととも
に、スリット状の挿入口11が形成されている。
【0010】制御基板6は筺体5の上面板の下方に上面
板に添接されるようにして筺体5に固定され、この制御
基板6は、前端部においてコネクタ12を介して制御基
板7に接続されている。コネクタ8は筺体5の前端部
に、接続面が筺体5から露呈するように固定されてい
る。ストッパ9は断面L字状に形成され筺体5の幅方向
に延在するように設けられ、垂直部9aの両端部が上述
したガイド溝10aに対応するように、筺体5に固定さ
れている。
板に添接されるようにして筺体5に固定され、この制御
基板6は、前端部においてコネクタ12を介して制御基
板7に接続されている。コネクタ8は筺体5の前端部
に、接続面が筺体5から露呈するように固定されてい
る。ストッパ9は断面L字状に形成され筺体5の幅方向
に延在するように設けられ、垂直部9aの両端部が上述
したガイド溝10aに対応するように、筺体5に固定さ
れている。
【0011】アンテナ部3は、平面視円形のアンテナ1
4aが形成されたアンテナ基板14と、このアンテナ基
板14を密閉する絶縁材によって形成された保護部材1
5とによって全体が略平板状に形成され、保護部材15
の上面の後端部には、一対の係合部16,16が突設さ
れ、後端面15aの中央には摘み部15bが突設されて
いる。このアンテナ部3は、上述した互いに対向する一
対のガイド溝10a,10aに両側部が係入されること
によって、図中矢印A−B方向に摺動自在に支持されて
いる。矢印A方向に摺動され、前端がストッパ9の垂直
部9aに対接することにより、アンテナ部3の後端面1
5aが筺体5の後面板5aの外面と、同一面に位置付け
られるようにして筺体5内に収納される。
4aが形成されたアンテナ基板14と、このアンテナ基
板14を密閉する絶縁材によって形成された保護部材1
5とによって全体が略平板状に形成され、保護部材15
の上面の後端部には、一対の係合部16,16が突設さ
れ、後端面15aの中央には摘み部15bが突設されて
いる。このアンテナ部3は、上述した互いに対向する一
対のガイド溝10a,10aに両側部が係入されること
によって、図中矢印A−B方向に摺動自在に支持されて
いる。矢印A方向に摺動され、前端がストッパ9の垂直
部9aに対接することにより、アンテナ部3の後端面1
5aが筺体5の後面板5aの外面と、同一面に位置付け
られるようにして筺体5内に収納される。
【0012】保護部材15の摘み部15bを手で摘み、
アンテナ部3を矢印B方向に摺動させることにより、挿
入口11から引き出すことができ、係合部16が後面板
5aに対接することにより、アンテナ部3の筺体2から
の引き抜きが規制される。制御基板6の下面の中央部に
はコネクタ18が搭載され、アンテナ基板14の上面の
前端部にはコネクタ19が搭載され、これら両基板6,
14は、両コネクタ18,19間に接続された可撓性を
有するケーブル20を介して接続されている。
アンテナ部3を矢印B方向に摺動させることにより、挿
入口11から引き出すことができ、係合部16が後面板
5aに対接することにより、アンテナ部3の筺体2から
の引き抜きが規制される。制御基板6の下面の中央部に
はコネクタ18が搭載され、アンテナ基板14の上面の
前端部にはコネクタ19が搭載され、これら両基板6,
14は、両コネクタ18,19間に接続された可撓性を
有するケーブル20を介して接続されている。
【0013】図3において、22は情報処理装置のパソ
コンであって、矩形状の開口23を有する収納凹部24
が設けられ、この収納凹部24の背面部には、図示を省
略したコネクタが設けられている。開口23から非接触
型ICカード処理装置1を収納凹部24内に挿入し、処
理装置1の前端部に設けたコネクタ8を収納凹部24の
コネクタに接続することにより、処理装置1と情報処理
装置22とが接続される。このとき、筐体5の後面板5
aの外面が開口23の端縁と同一面に位置付けられ、換
言すれば、アンテナ部3の後端面15aが開口23の端
縁と同一面に位置付けられるように構成されている。
コンであって、矩形状の開口23を有する収納凹部24
が設けられ、この収納凹部24の背面部には、図示を省
略したコネクタが設けられている。開口23から非接触
型ICカード処理装置1を収納凹部24内に挿入し、処
理装置1の前端部に設けたコネクタ8を収納凹部24の
コネクタに接続することにより、処理装置1と情報処理
装置22とが接続される。このとき、筐体5の後面板5
aの外面が開口23の端縁と同一面に位置付けられ、換
言すれば、アンテナ部3の後端面15aが開口23の端
縁と同一面に位置付けられるように構成されている。
【0014】このような構成において、図4に示すよう
に、パソコン22によって非接触型ICカード25の情
報を処理するときには、アンテナ部3の摘み部15bを
手によって摘み、アンテナ部3を図中矢印B方向に摺動
させる。図2(c)に示すように、係合部16が筐体5
の後面板5aに対接することにより、アンテナ部3の挿
入口11からの抜けが規制されるとともに、図4に示す
ように、アンテナ部3がパソコン22の開口23から露
呈する。したがって、非接触型ICカード25をアンテ
ナ部3にかざし、パソコン22を介して情報処理の操作
を行うと、アンテナ部3のアンテナ14aとカード25
のアンテナ(図示せず)との間で無線を介して情報の処
理が行われる。
に、パソコン22によって非接触型ICカード25の情
報を処理するときには、アンテナ部3の摘み部15bを
手によって摘み、アンテナ部3を図中矢印B方向に摺動
させる。図2(c)に示すように、係合部16が筐体5
の後面板5aに対接することにより、アンテナ部3の挿
入口11からの抜けが規制されるとともに、図4に示す
ように、アンテナ部3がパソコン22の開口23から露
呈する。したがって、非接触型ICカード25をアンテ
ナ部3にかざし、パソコン22を介して情報処理の操作
を行うと、アンテナ部3のアンテナ14aとカード25
のアンテナ(図示せず)との間で無線を介して情報の処
理が行われる。
【0015】情報の処理が終了したら、アンテナ部3か
らカード25を取り外し、アンテナ部3を図中矢印A方
向に摺動し、図2(d)に示すように、アンテナ部3の
前端をストッパ9の垂直部9aに対接させることによ
り、アンテナ部3の後端面15aが開口23の端縁と同
一面に位置付けられる。したがって、従来のようにアン
テナ部3がパソコン22から突出することがないので、
アンテナ部3の設置空間を設けることがなく使い勝手が
向上するばかりか、パソコン22を持ち運ぶときにアン
テナ部3を破損するようなこともない。また、制御基板
6とアンテナ基板14とを可撓性を有するケーブル20
によって接続したことにより、アンテナ部3を摺動させ
るときにケーブル20がアンテナ基板14に摺接するよ
うなことがないので耐久性が向上する。
らカード25を取り外し、アンテナ部3を図中矢印A方
向に摺動し、図2(d)に示すように、アンテナ部3の
前端をストッパ9の垂直部9aに対接させることによ
り、アンテナ部3の後端面15aが開口23の端縁と同
一面に位置付けられる。したがって、従来のようにアン
テナ部3がパソコン22から突出することがないので、
アンテナ部3の設置空間を設けることがなく使い勝手が
向上するばかりか、パソコン22を持ち運ぶときにアン
テナ部3を破損するようなこともない。また、制御基板
6とアンテナ基板14とを可撓性を有するケーブル20
によって接続したことにより、アンテナ部3を摺動させ
るときにケーブル20がアンテナ基板14に摺接するよ
うなことがないので耐久性が向上する。
【0016】図5は本発明の第2の実施の形態を示し、
同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)における
V(b)-V(b)線断面図、同図(c)は同図(a)に
おけるV(c)-V(c)線断面図、同図(d)はアンテ
ナ部を収納した状態を示す同図(a)におけるV(c)-
V(c)線断面図である。この第2の実施の形態が、上
述した第1の実施の形態と異なる点は、制御基板6とア
ンテナ基板14との接続を、ケーブル20の替わりに摺
動接点30を介して行った点にある。
同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)における
V(b)-V(b)線断面図、同図(c)は同図(a)に
おけるV(c)-V(c)線断面図、同図(d)はアンテ
ナ部を収納した状態を示す同図(a)におけるV(c)-
V(c)線断面図である。この第2の実施の形態が、上
述した第1の実施の形態と異なる点は、制御基板6とア
ンテナ基板14との接続を、ケーブル20の替わりに摺
動接点30を介して行った点にある。
【0017】すなわち、制御基板6の下面の後端部に3
つの摺動接点30が固定され、保護部材15の上面の前
端部に、摺動接点30に対応して保護部材15を除去し
た3つの露呈部15cが設けられ、アンテナ基板14の
露呈部15cに対応した部位に端子部(図示せず)が設
けられている。このような構成において、同図(c)に
示すように、アンテナ部3を筺体5の収納口11から引
き出した状態においては、摺動接点30が露呈部15c
に位置し、アンテナ基板14の端子部に対接することに
より、アンテナ基板14と制御基板6とが接続される。
つの摺動接点30が固定され、保護部材15の上面の前
端部に、摺動接点30に対応して保護部材15を除去し
た3つの露呈部15cが設けられ、アンテナ基板14の
露呈部15cに対応した部位に端子部(図示せず)が設
けられている。このような構成において、同図(c)に
示すように、アンテナ部3を筺体5の収納口11から引
き出した状態においては、摺動接点30が露呈部15c
に位置し、アンテナ基板14の端子部に対接することに
より、アンテナ基板14と制御基板6とが接続される。
【0018】一方、同図(d)に示すように、アンテナ
部3を筺体5内に収納した状態においては、摺動接点3
0が保護部材15上に位置付けられ、アンテナ基板14
と制御基板6との接続が断たれる。このように、アンテ
ナ部3を筺体5内に収納した状態においては、アンテナ
基板14と制御基板6との接続が断たれることにより、
アンテナ部3への電力の供給が自動的に停止するので省
電力化が図られる。また、制御基板6とアンテナ基板1
4との両方にコネクタ18,19を搭載することがない
ので、薄型化を図ることができる。
部3を筺体5内に収納した状態においては、摺動接点3
0が保護部材15上に位置付けられ、アンテナ基板14
と制御基板6との接続が断たれる。このように、アンテ
ナ部3を筺体5内に収納した状態においては、アンテナ
基板14と制御基板6との接続が断たれることにより、
アンテナ部3への電力の供給が自動的に停止するので省
電力化が図られる。また、制御基板6とアンテナ基板1
4との両方にコネクタ18,19を搭載することがない
ので、薄型化を図ることができる。
【0019】なお、アンテナ14は円形に限ることはな
い。また、アンテナ部3に摘み部15bを設け、手で引
き出すようにしたが、例えばイジェクト釦を設けこの釦
を押圧操作することよりアンテナ部3を飛び出させるよ
うにしてもよく、種々の設計変更が可能である。
い。また、アンテナ部3に摘み部15bを設け、手で引
き出すようにしたが、例えばイジェクト釦を設けこの釦
を押圧操作することよりアンテナ部3を飛び出させるよ
うにしてもよく、種々の設計変更が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、アンテナ部を破損するようなこともなく、
使い勝手も向上する。
明によれば、アンテナ部を破損するようなこともなく、
使い勝手も向上する。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、耐久
性が向上する。
性が向上する。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、小電
力化と薄型化が図られる。
力化と薄型化が図られる。
【図1】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置の
全体を示す外観斜視図である。
全体を示す外観斜視図である。
【図2】 同図(a)は本発明に係る非接触型ICカー
ド処理装置の平面図、同図(b)は同図(a)における
II(b)-II(b)線断面図、同図(c)は同図(a)
におけるII(c)-II(c)線断面図、同図(d)はア
ンテナ部を収納した状態を示す同図(a)におけるII
(c)-II(c)線断面図である。
ド処理装置の平面図、同図(b)は同図(a)における
II(b)-II(b)線断面図、同図(c)は同図(a)
におけるII(c)-II(c)線断面図、同図(d)はア
ンテナ部を収納した状態を示す同図(a)におけるII
(c)-II(c)線断面図である。
【図3】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置を
情報処理装置から分解して示す斜視図である。
情報処理装置から分解して示す斜視図である。
【図4】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置に
おいて、カードの情報処理を行っている状態を示す斜視
図である。
おいて、カードの情報処理を行っている状態を示す斜視
図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示し、同図
(a)は平面図、同図(b)は同図(a)におけるV
(b)-V(b)線断面図、同図(c)は同図(a)にお
けるV(c)-V(c)線断面図、同図(d)はアンテナ
部を収納した状態を示す同図(a)におけるV(c)-V
(c)線断面図である。
(a)は平面図、同図(b)は同図(a)におけるV
(b)-V(b)線断面図、同図(c)は同図(a)にお
けるV(c)-V(c)線断面図、同図(d)はアンテナ
部を収納した状態を示す同図(a)におけるV(c)-V
(c)線断面図である。
1…非接触型ICカード処理装置、2…本体、3…アン
テナ部、5…筐体、6,7…制御基板、10a…ガイド
溝、11…収納口、14…アンテナ基板、14a…アン
テナ、15…保護部材、15b…摘み部、15c…露呈
部、18,19…コネクタ、20…ケーブル、22…パ
ソコン、23…開口、24…収納凹部、30…摺動接
点。
テナ部、5…筐体、6,7…制御基板、10a…ガイド
溝、11…収納口、14…アンテナ基板、14a…アン
テナ、15…保護部材、15b…摘み部、15c…露呈
部、18,19…コネクタ、20…ケーブル、22…パ
ソコン、23…開口、24…収納凹部、30…摺動接
点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 和幸 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 (72)発明者 山本 英朗 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 尚文 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B058 CA17 5J046 AA02 AA14 AB13 PA07
Claims (3)
- 【請求項1】 情報処理装置の外面に開口が設けられた
収納凹部に収納される非接触型ICカード処理装置であ
って、 この非接触型ICカード処理装置のアンテナ部を本体に
対して収納および引き出し自在とし、 収納することによりアンテナ部の引き出し側端面が前記
収納凹部の開口端縁と略同一面に位置付けられることを
特徴とする非接触型ICカード処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の非接触型ICカード処理
装置において、 前記本体側の制御基板と前記アンテナ部のアンテナ基板
との間を可撓性を有するケーブルによって接続したこと
を特徴とする非接触型ICカード処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の非接触型ICカード処理
装置において、 前記本体側の制御基板と前記アンテナ部のアンテナ基板
との間を制御基板に取り付けた摺動接点によって接続し
たことを特徴とする非接触型ICカード処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11106419A JP2000299604A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 非接触型icカード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11106419A JP2000299604A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 非接触型icカード処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000299604A true JP2000299604A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14433158
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11106419A Pending JP2000299604A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 非接触型icカード処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2000299604A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106419A patent/JP2000299604A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040506 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |