JP2007123985A - 無線通信カード - Google Patents

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Abstract

【課題】 挿入した端末装置のスロットの外側でアンテナが送受信を行なうことができると共に、このアンテナの破損や送受信不良の発生を防止することができる無線通信カードを提供する。
【解決手段】 スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部24aに端末装置と回路接続するためのコネクタ20を有すると共に、他方の端部24b側の端面24cに開口して内部空間に連通する開口部39が形成されたケース24と、内蔵型のアンテナ4を有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を横切る一定長さの範囲内で移動自在にされるよう収納されて保持されるユニット32と、イジェクト機構34とを備えるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ノート型パーソナルコンピュータ等の端末装置のスロットに挿入されて、この端末装置と回路接続し、無線通信(無線による送信、又は受信、若しくは送受信)を行なう機能を有する無線通信カードに関するものである。
ノート型パーソナルコンピュータ等の端末装置のスロットに挿入されて、この端末装置と回路接続し、無線通信を行なう機能を有する無線通信カードとしては、従来は、伸縮自在のロッドアンテナを備えるものがあった(例えば、特許文献1及び2参照)。
すなわち、上記特許文献1及び2に係る無線通信カードは、挿入したスロット内では電波の感度が劣化することに鑑みて、伸縮自在のロッドアンテナを備える構造を採用し、このロッドアンテナをスロットの外側まで伸ばして電波に対する感度を向上させるようになっていた。そして、このロッドアンテナは、無線通信を行なわないときには、縮めておくことができるため、端末装置の携帯性や操作性を損なわないようになっていた。
特開平8−172655号公報 特開平8−279027号公報
しかしながら、前記特許文献1及び2に係る無線通信カードでは、ロッドアンテナを備える構造を採用しているため、このロッドアンテナに外力が加わった場合に、その基部が破損し易く、また、ロッドアンテナに回路接続するための接点ばねを設ける必要があるので、この接点ばねとの接触不良等に起因する電波の送受信不良を生じるおそれがあるという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、挿入した端末装置のスロットの外側でアンテナが送受信を行なうことができると共に、このアンテナの破損や送受信不良の発生を防止することができる無線通信カードを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、
端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に収納されて保持されるユニットと、
前記ユニットが前記ケースの内部空間内に収納された状態から外部に引出すときに、ユニットの前記挿入方向と平行方向の一方の端部を操作することにより前記開口部からケース外側に突出させるイジェクト機構と
を備えることを特徴とするものである。
また、本発明による無線通信カードは、前記イジェクト機構を操作するための操作部を、前記開口部の近傍に配置したことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に収納されて保持されるユニットと、
前記ユニットを前記開口部からケース外側に突出させる向きに常時付勢する付勢部材と、
非操作時には、前記ユニットが前記ケースの内部空間内に収納された収納状態を維持し、操作時には当該収納状態を解除して前記付勢部材により前記ユニットを開口部から前記一定長さ分だけ突出させるロック機構と
を備えることを特徴とするものである。
また、本発明による無線通信カードは、前記ロック機構を操作するための操作部を、前記開口部の近傍に配置したことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有し、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されると共に、当該開口部の周縁の肉厚部分の一部に、前記挿入方向と平行方向に深さを有するように切欠いた形状の凹部が形成されたケースと、
内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に収納されて保持され、ケースの内部空間内に収納された状態のときに前記凹部から露出する、前記挿入方向と平行方向の面の一部の領域に、引掛け部が設けられたユニットと
を備えることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、同方向の一方の端部を除く他の部分が前記ケースの内部空間内に収納されて保持されるユニットと
を備えることを特徴とするものである。
また、本発明による無線通信カードは、
前記ユニットは、前記挿入方向と平行方向に前記一定長さの間隔だけ離れて設けられる2つの窪みを有すると共に、
前記ケースは、前記ユニットが移動自在にされる前記一定長さの範囲の始端又は終端で前記2つの窪みのいずれかに係合する係合部を有していることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが、前記挿入方向に直角の回動軸線を中心とする回動方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定角度の範囲内で回動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に全体又はその一部が収納されるユニットと
を備えることを特徴とするものである。
また、本発明による無線通信カードは、
前記ユニットは、その平面形状が前記回動軸線を中心とする略扇形に形成されると共に、その円周面上における前記一定角度と同じ大きさの角度で離れる位相の位置に2つの窪みが設けられ、
前記ケースは、前記ユニットが回動自在にされる前記一定角度の範囲の始端又は終端で前記2つの窪みのいずれかに係合する係合部を有していることを特徴とするものである。
また、本発明による無線通信カードは、前記ユニット内に前記アンテナと回路接続される電力増幅部を設け、かつ、当該ユニット側と前記ケース側とにそれぞれ接続し、当該アンテナ及び当該電力増幅部を介して無線送信する信号及び/又は受信した信号を伝送するケーブルを設けたことを特徴とするものである。
また、本発明による無線通信カードは、前記ユニットに表示部を設けたことを特徴とするものである。
このような本発明の無線通信カードによれば、挿入した端末装置のスロットの外側でアンテナが送受信を行なうことができると共に、このアンテナの破損や送受信不良の発生を防止することができる。
以下、本発明に係る無線通信カードの実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図6は、本発明の第1の実施の形態に係る、無線送受信機能を有する無線通信カード2について説明するために参照する図である。本実施の形態に係る無線通信カード2は、例えば、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)規格に適合するように作成することができるものである。
図1は、本実施の形態に係る無線通信カード2の回路構成を示すブロック図である。同図に示すように、無線通信カード2は、内蔵型のアンテナ4、パワーアンプ部6(電力増幅部に相当)、発光部8(表示部に相当)、RF(Radio Frequency)部10、BBP(Base Band Processor)部12、MAC(Media Access Contoroller)部14、ROM(Read Only Memory)16、RAM(Random Access Memory)18、コネクタ20、及びこれらを制御するCPU(Central Processing Unit)22を有している。
発光部8は、CPU22の制御の下で点灯したり点滅したりすることにより、無線通信カード2の動作の状態等を表示する。このような発光部8としては、LED(発光ダイオード)等を用いることができる。パワーアンプ部6は、アンテナ4が受信した無線信号を増幅してRF部10に出力し、また、RF部10が出力する送信用の無線信号を増幅してアンテナ4に出力する。
RF部10は、BBP部12から出力される信号を無線用の周波数に変換する。BBP部12は、無線通信の規格に従い、コード化及びデコード化を含むベースバンド処理を行なう。MAC部14は、所定の通信プロトコルに従い、無線アクセス制御を行なう。
また、アンテナ4、パワーアンプ部6及び発光部8は、後述するユニット32内に配置され、RF部10、BBP部12、MAC部14、ROM16、RAM18及びCPU22のチップ等は、同じく後述するリジッド基板30上に配置されている。
図2は、無線通信カード2を示す斜視図である。同図に示すように、無線通信カード2はケース24を備えており、その長さ寸法(図中、寸法L)が、対応する不図示の端末装置のスロットの深さ寸法と、ほぼ同じ長さになっている。また、ケース24は、その厚さ方向に互いに接合する上側ケース26と下側ケース28を備えて構成されている。
図3は、無線通信カード2の上側ケース26を取除いた状態を示す斜視図である。同図に示すように、上側ケース26(図3中、不図示)と下側ケース28の間に形成される内部空間には、コネクタ20、リジッド基板30、ユニット32及びイジェクト機構部34が収納されている。
コネクタ20は、ケース24の長さ方向の一方の端部24aにおいて、上側ケース26(図3中、不図示)と下側ケース28の間に挟まれ固定されており、リジッド基板30上の電気回路と回路接続している。また、コネクタ20は、ケース24の長さ方向における端部24a側の端面に開口するよう形成された開口部36から外側に露出している。無線通信カード2は、不図示の対応する端末装置のスロットに挿し込まれたときに、このコネクタ20が不図示の端末装置と回路接続するようになっている。
ここで、開口部36は、上側ケース26(図3中、不図示)と下側ケース28が組合されたときに、その周縁部が閉止されることにより開口形状が完成するようになるものであるが、便宜上、例えば下側ケース28側だけの部分を指して開口部36ということがあるものとする。
また、リジッド基板30上に印刷並びに実装された電気回路(アンテナ4、パワーアンプ部6及び発光部8を除く)と、ユニット32内に配置されたアンテナ4、パワーアンプ部6及び発光部8(図1参照)とは、図3に示すように、コネクタ37及びケーブル(FPC:フレキシブルプリント配線板)38を介して回路接続されている。ケーブル38は、リジッド基板30にコネクタ37で接続し、ユニット32へは半田等で接続される。
なお、パワーアンプ部6を、アンテナ4を備えたユニット32側に設け、かつ、ユニット32側とケース24側のリジッド基板30のそれぞれにケーブル38を固定して、両者を接続してあるので、端末装置の振動等を原因として、送受信信号にエラーが生じるおそれは低くなっている。ケーブル38には、発光部8を制御するCPU22からの信号ラインも含まれている。
ユニット32は、その長さ方向がケース24の長さ方向と平行に向けられている。そして、ユニット32は、その全体がケース24に収納された状態において、長さ方向の一方の端面32aの位置が、ケース24における端部24aとは他方の端部24b側の端面24cの位置と、ケース24の長さ方向において一致している。これにより、ユニット32の端面32aは、ケース24の端面24cに開口するよう形成された開口部39から露出している。
ここで、開口部39は、開口部36と同様に、上側ケース26(図3中、不図示)と下側ケース28が組合されたときに、その周縁部が閉止されることにより開口形状が完成するようになるものであるが、便宜上、例えば下側ケース28側だけの部分を指して開口部39ということがあるものとする。
アンテナ4は、ユニット32内において、その長さ方向における端面32a側の端部32bに配置される。また、発光部8は、ユニット32における幅方向の途中の位置であって、端面32aと、この端面32aと互いに隣合う上側ケース26(図3中、不図示)側の面32cが交わる角部に配置されている。
このようなユニット32の角部に配置した発光部8は、ユニット32をケース24から引出すと、点灯したり点滅したりする状態の視認性が極めて良好である。
また、ユニット32は、その長さ方向と平行方向に伸びる2つの溝40を有しており、各溝40内には、下側ケース28の底板部28aに立設された中空状のピン42が入り込んでいる。これにより、ユニット32は、溝40の長さからピン42の外径を差し引いた長さの分だけ、ケース24の開口部39から突出する方向に摺動可能になっている。
また、ユニット32は、その溝40内にピン42が入り込んでいることにより、ケース24の外側に飛出してしまうことがないため、ケース24内にその一部又は全体を収納させて保持される状態が維持されるようになっている。
また、アンテナ4は、ユニット32がその長さ方向に摺動する場合には共に移動し、ケース24の開口部39側の端面24cを通過して、その外側に移動できるので、アンテナ4は、ケース24内に位置する状態と、ケース24の外側に位置する状態との間で移動できるようになっている。
また、図4に示すように、ユニット32には、その長さ方向に平行の側面32dに、ユニット32が摺動する長さ分の間隔を置いて2つの窪み44a,44bが形成されている。この窪み44a,44bには、ユニット32が摺動する長さ範囲の始端及び終端において、下側ケース28に設けられた係合部46が係合するようになっている。
この係合部46は、図3に示すように、下側ケース28の底板部28aに立設された支柱48の高さ中間位置から、ユニット32の摺動方向と平行方向に伸びるように長さを有して形成されており、その長さ方向の先端部に、ユニット32側に突出する突起46aが形成されている。係合部46は軽荷重で撓むようになっており、ユニット32が摺動する長さ範囲の始端又は終端の各々において、その先端部の突起46aが、ユニット32の窪み44a又は窪み44bに係合し、ユニット32の摺動中は、その係合は外れるようになっている。
次に、イジェクト機構部34は、操作部50、連結棒52、押出し棒54、及び引張ばね56を備えて構成されている。操作部50は棒形状であって、その一方の端部が、ケース24の長さ方向に平行に配置される連結棒52の一方の端部52aに、回動自在に連結されている。操作部50は、開口部39の近傍に配置されており、当初においてケース24の長さ方向と直角方向に向けられている。
また、押出し棒54は、ケース24の長さ方向と略直角方向に配置され、一方の端部54a側の長さ部分が、図4に示すように、ユニット32における端面32aとは反対側の端面32eに当接するように配置されている。そして、押出し棒54は、その長さ中間位置において、下側ケース28の底板部28aに立設されたピン58に回動自在に設けられている。
また、連結棒52は、ケース24の長さ方向に摺動自在になっていると共に、その端部52aとは反対側の端部52bが、押出し棒54におけるその端部54aとは反対側の端部54bとピン58との中間位置に当接している。そして、引張ばね56は、その一方の端部が押出し棒54の端部54bに設けられたピンに引掛けられて、操作部50側に向かって付勢するよう作用している。
無線通信カード2は、以下のような操作により、ユニット32をケース24からイジェクトする(取り出す)ことができるようになっている。
無線通信カード2は当初において、図3に示すように、係合部46の突起46aが、ユニット32の窪み44aに係合しているため、軽い振動等が加えられてもユニット32は動かない。また、ユニット32は、その全体がケース24内に収納されているため、その端部32bを摘んで引出すことができない。
ユニット32をケース24からイジェクトするためには、まず、イジェクト機構部34の操作部50を、図2及び図3に示すようなケース24の長さ方向と直角方向に伸びた状態から、手動で回動させることにより、図4に示すように、ケース24の長さ方向と平行方向に伸びた状態にする。
そして、操作部50を、連結棒52側に向かって手の指等でケース24内に押し込むと、図5に示すように、連結棒52は押出し棒54を押してピン58の回りに回動させる。このことにより、押出し棒54の端部54aがユニット32を押して、ケース24内からユニット32をイジェクトさせるようになっている。
イジェクト機構部34の操作部50から手の指等を離すと、操作部50、連結棒52及び押出し棒54は、図6に示すように、引張ばね56の作用により当初の状態に戻る。また、ユニット32は、図5に示すような開口部39から端部32bだけが突出した状態になるので、この端部32bを手の指で摘んでさらに引出すことにより、図6に示すように、このユニット32が摺動可能な長さ範囲の終端まで、移動させることができる。
ユニット32をその摺動可能な長さ範囲の終端まで移動させた状態では、係合部46の突起46aが、ユニット32の窪み44bに係合するため、ユニット32に対して一定の大きさよりも小さい外力が加わっても、ユニット32は動かない。
また、ユニット32を収納させる方向に、一定以上の大きさの外力を加えれば、係合部46の突起46aが窪み44bから外れる。そのまま、ユニット32を移動してケース24内に収納させれば、当初の図3及び図4に示すような状態に戻すことができる。
このような本実施の形態に係る無線通信カード2によれば、この無線通信カード2を、対応する端末装置のスロットに挿入した状態においても、ユニット32の一部をケース24から突出させることにより、アンテナ4を端末装置のスロットの外側に移動させることができるので、この端末装置のスロットの外側で、無線通信カード2のアンテナ4が無線信号の送受信を行なうようにすることができる。
また、アンテナ4はユニット32に内蔵されているため、このアンテナ4に直接外力が加わって破損するのを防止することができる。また、アンテナ4をユニット32内の不図示の配線回路に固定接続する構造を採用することができるので、接触不良等に起因する送受信不良の発生を防止することができる。
次に、図1及び図7ないし図9に基づいて本発明の第2の実施の形態に係る、無線送受信機能を有する無線通信カード70について説明する。これらの図に示す無線通信カード70は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る無線通信カード70は、図7に示すように、ケース72を備えている。このケース72は、上側ケース74と下側ケース76を備えて構成されている。また、ケース72には、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2の開口部39に相当する開口部77が形成されている。
また、無線通信カード70は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のユニット32の代わりに、ユニット78を備えている。このユニット78は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のユニット32と同様に、ケース72内に収納された状態において、その長さ方向の一方の端面78aの位置が、ケース72におけるその長さ方向の開口部77側の端面72cの位置と、このケース72の長さ方向において一致している。
また、無線通信カード70は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2における、下側ケース28の係合部46、及びユニット32の窪み44a,44bに相当するようなものは設けられていない。
また、無線通信カード70は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のイジェクト機構部34の代わりに、図8に示すような、ねじりコイルばね79(付勢部材に相当)及びロック機構部80を備えている。
ねじりコイルばね79は、図8及び図9に示すように、その一方のアームが下側ケース76の底板部76aに立設されたピン82に回動可能に係止され、他方のアームがユニット78における端面78aとは反対側の端面78eに当接して、ユニット78を開口部77から突出させる方向に常時付勢するようになっている。
また、ロック機構部80は、図8に示すように、操作部84と圧縮ばね86を備えて構成されている。操作部84は略棒形状であって、その長さ中間位置において、下側ケース76の底板部76aに立設されたピン88に回動可能に嵌合されており、非動作時はケース72の長さ方向に略平行に配置される。また、操作部84には、その一方の端部に、その長さ方向と略直角方向に長さを有する掛止片84aが形成されている。掛止片84aの片側には、突起84cが形成されている。
この操作部84の掛止片84aに対応して、ユニット78には、その長さ方向における端面78a側の端部78bの操作部84側の角部に、段状の被掛止部78fが形成されており、掛止片84aが被掛止部78fに掛止した状態では、ユニット78は、開口部77からケース72の外側に突出しないよう規制されるようになっている。
また、圧縮ばね86は、操作部84の掛止片84aとは反対側の端部84bに当接して、操作部84の掛止片84aが、ユニット78の被掛止部78fから外れないように作用する方向に操作部84を常時付勢している。
無線通信カード70は、図7及び図8に示すような、ユニット78全体がケース72内に収納された収納状態から、掛止片84aをユニット78の被掛止部78fから外す操作(突起84cをユニット78から遠ざける方向に押す押圧操作)を行なうことにより、この収納状態を解除して、図9に示すように、操作部84を回動させ、ユニット78がその摺動可能な長さ分だけ、開口部77から外側に突出した状態にすることができるようになっている。
また、無線通信カード70は、ユニット78を、ケース72内に収納させる方向に、一定以上の大きさの外力を加えて押し戻し、被掛止部78fに操作部84の掛止片84aを掛止させれば、当初の図7及び図8に示すような状態に戻すことができる。
このような本実施の形態に係る無線通信カード70によれば、前記第1の実施の形態と同様に、この無線通信カード70を、対応する端末装置のスロットに挿入した状態において、この端末装置のスロットの外側で、ユニット78のアンテナ4が無線信号の送受信を行なうようにすることができる。
また、アンテナ4はユニット78に内蔵されているため、このアンテナ4に直接外力が加わって破損するのを防止することができる。また、アンテナ4をユニット78内の不図示の配線回路に固定接続する構造を採用することができるので、接触不良等に起因する送受信不良の発生を防止することができる。
次に、図1、図10及び図11に基づいて本発明の第3の実施の形態に係る、無線送受信機能を有する無線通信カード90について説明する。
本実施の形態に係る無線通信カード90は、図10に示すように、ケース92を備えている。このケース92は、上側ケース94と下側ケース96を備えて構成されている。ケース92には、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2の開口部39に相当する開口部97が形成されている。
また、無線通信カード90は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のユニット32の代わりに、ユニット98を備えている。このユニット98は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のユニット32と同様に、ケース92内に収納された状態において、その長さ方向の一方の端面98aの位置が、ケース92におけるその長さ方向の開口部97側の端面92cの位置と、このケース92の長さ方向において一致している。
また、無線通信カード90は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のイジェクト機構部34に相当するようなものは備えていない。
ケース92には、その上側ケース94における開口部97の周縁の肉厚部分の一部を、このケース92の長さ方向に深さを有するように切欠いた形状の凹部99が形成されている。そして、ユニット98には、その長さ方向に平行である上側ケース94側の面98cにおける、ケース92の凹部99に対応する領域に、一定深さの2つの溝100(引掛け部に相当)が開口するように設けられている。これにより、ユニット98は、常に溝100が露出するようになっている。また、ユニット98の端面98aには、2つの突起102が設けられている。
また、ケース92には、その上側ケース94及び下側ケース96の互いに接合する境界部分を含む、開口部97の周縁の肉厚部分の一部を、この上側ケース94の長さ方向に深さを有するように切欠いた形状の凹部104が形成されている。
図11に示すように、ユニット98には、その長さ方向における端面98a側の端部98bに、幅方向に突出する拡幅部98gが設けられており、この拡幅部98gが、ケース92の凹部104に入り込むようになっている。拡幅部98gの露出部分の表面上には、無線通信カード90の非スロット挿入時に、手の指等を当接させたときに滑らないようにするために、連続する三角波形状の滑り止め加工が施されている。
無線通信カード90は、ユニット98の溝100、突起102、拡幅部98gのいずれかを操作して、ケース92内からユニット98を、摺動可能な長さ分だけ引出すことができるようになっている。
このような本実施の形態に係る無線通信カード90によれば、前記第1及び第2の実施の形態と同様に、この無線通信カード90を、対応する端末装置のスロットに挿入した状態において、この端末装置のスロットの外側で、ユニット98のアンテナ4が無線信号の送受信を行なうようにすることができる。
また、アンテナ4はユニット32に内蔵されているため、このアンテナ4に直接外力が加わって破損するのを防止することができる。また、アンテナ4をユニット32内の不図示の配線回路に固定接続する構造を採用することができるようになるので、接触不良等に起因する送受信不良の発生を防止することができる。
また、本実施の形態に係る無線通信カード90によれば、対応する端末装置のスロットに挿入した状態においては、ユニット98の溝100を操作(手の指の爪を引掛ける)、或いは、突起102を操作(面98cと突起102に指を掛け挟持する)して、ケース92内からユニット98を、摺動可能な長さ分だけ引出すことができる。
次に、図1、図12及び図13に基づいて本発明の第4の実施の形態に係る、無線送受信機能を有する無線通信カード140について説明する。
本実施の形態に係る無線通信カード140は、図12に示すように、ケース142を備えている。このケース142は、上側ケース144と下側ケース146を備えて構成されている。そして、このケース142には、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2の開口部39に相当する開口部147が形成されている。
また、無線通信カード140は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のユニット32の代わりに、ユニット148を備えている。前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のイジェクト機構部34に相当するようなものは備えていない。
ユニット148は、図13に示すように、ケース142に収納された状態においても、その長さ方向の一方の端部148bが、開口部147からケース142の外側に突出するようになっている。また、ユニット148は、その端部148bにおける幅方向の両端面に、手の指等を当接させたときに滑らないようにするための滑り止め加工が施されている。これにより、ユニット148は、その端部148bを手の指で挟持して、ケース142内から引出すことができる。
このような本実施の形態に係る無線通信カード140によれば、前記第1ないし第3の実施の形態と同様に、この無線通信カード140を、対応する端末装置のスロットに挿入した状態において、この端末装置のスロットの外側で、ユニット148のアンテナ4が無線信号の送受信を行なうようにすることができる。
また、アンテナ4はユニット148に内蔵されているため、このアンテナ4に直接外力が加わって破損するのを防止することができる。また、アンテナ4をユニット148内の不図示の配線回路に固定接続する構造を採用することができるので、接触不良等に起因する送受信不良の発生を防止することができる。
次に、図1、及び図14ないし図16に基づいて本発明の第5の実施の形態に係る、無線送受信機能を有する無線通信カード110について説明する。
本実施の形態に係る無線通信カード110は、図14に示すように、ケース112を備えている。このケース112は、上側ケース114と下側ケース116を備えて構成されている。また、ケース112には、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2の開口部39に相当する開口部117が形成されている。
また、無線通信カード110は、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のイジェクト機構部34に相当するようなものは備えておらず、また、ユニット32の代わりに、図15に示すようなユニット120を備えている。リジッド基板30とユニット120は、配線用コード121を介して回路接続されている。
ユニット120は、その平面形状が略扇型であって、一定の厚さを有している。そして、ユニット120は、ケース112における開口部117寄りの一方の隅部の近傍を通る、ケース112の厚さ方向に平行の回動軸線Cを中心として回動自在となるように、下側ケース116の底板部116aに立設された回動中心軸122に嵌合されている。ユニット120は、後述するストッパ126,132が設けられていることにより、一定角度の範囲内で回動するようになっている。
ユニット120は、その全体がケース112に収納された状態において、このユニット120の扇形状の半径方向に平行の一方の側面120aの位置が、ケース112におけるその長さ方向の開口部117側の端面112cの位置と、ケース112の長さ方向において一致している。
アンテナ4は、ユニット120内において、その半径外側部で、かつ前記側面120a寄りの位置に配置される。また、発光部8は、ユニット120の円周面120bにおける円周方向の中間位置であって、円周面120bと、上側ケース114(図15中、不図示)側の扇形の面120cが交わる角部に配置されている。
また、ケース112には、その開口部117寄りの2つの隅部のうちの回動中心軸122がある隅部とは反対側の隅部の近傍に、凹部124が形成されている。この凹部124は、図16に示すように、下側ケース116の側壁部116bが内側に折れ曲がった折曲部116cにより形成されている。
また、図15に示すように、ユニット120には、その円周面120b上における、円周方向の、側面120a側の端部に、半径外方に三角形状に突出するストッパ126が形成されている。このストッパ126は、ケース112の凹部124に入り込み、その三角形状の斜面基部が凹部124の深さ方向の折曲部116cに突き当たるようになっている。
また、無線通信カード110には、下側ケース116における折曲部116cの近傍に、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2の係合部46と同様の、係合部128が設けられていると共に、ユニット120の円周面120b上に、同じく前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2のユニット32の窪み44a,44bと同様の、窪み130a,130bが設けられている。窪み130aと窪み130bは、ユニット120の回動可能な角度と同じ大きさの角度だけ離れた位相の位置に設けられている。
また、ユニット120には、その円周面120bにおけるその円周方向のストッパ126とは反対側の端部に、半径方向に突出するストッパ132が形成されている。このストッパ132は、図16に示すように、ユニット120を開口部117から突出させる方向に回動させていくと係合部128に突き当たるようになっている。
無線通信カード110は、このようなユニット120をケース112の開口部117から突出させた状態にするためには、図14及び図15に示すような、ユニット120全体がケース112内に収納された状態において、ユニット120のストッパ126と、ケース112の凹部124との隙間にペン先や指先等を挿し込んでストッパ126に引掛けた後、そのままユニット120を外側に回動させるようにする。
図14及び図15に示すような、ユニット120がケース112内に収納された状態と、図16に示すような、ユニット120がケース112の開口部117から突出した状態との間で、アンテナ4はケース112における開口部117側の端面112cを通過して、その外側に移動できるので、アンテナ4は、ケース112内に位置する状態と、ケース112の外側に位置する状態との間で移動できるようになっている。
また、無線通信カード110は、図16に示すような、ユニット120がケース112の開口部117から突出した状態において、発光部8が露出するようになっている。無線通信カード110に対応する不図示の端末装置のスロットに対して、この無線通信カード110を挿入する方向が、この不図示の端末装置とユーザーが相対する方向に対して直角である場合には、発光部8はユーザーが確認し易い方向を向くようになっている。
このような本実施の形態に係る無線通信カード110によれば、前記第1ないし第4の実施の形態と同様に、この無線通信カード110を、対応する端末装置のスロットに挿入した状態において、この端末装置のスロットの外側で、ユニット120のアンテナ4が無線信号の送受信を行なうようにすることができる。
また、アンテナ4はユニット120に内蔵されているため、このアンテナ4に直接外力が加わって破損するのを防止することができる。また、アンテナ4をユニット120内の不図示の配線回路に固定接続する構造を採用することができるので、接触不良等に起因する送受信不良の発生を防止することができる。
なお、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2は、ユニット32がケース24内に収納されている状態において(図3参照)、その端面32aの位置が、ケース24の端面24cの位置と、このケース24の長さ方向において一致するようになっていたが、ユニット32の収納時において、このユニット32の端部32bが、ケース24の外側に突出するようになっていてもよい。前記第2及び第3の実施の形態においても、同様のことがいえる。
また、前記第5の実施の形態に係る無線通信カード110は、ユニット120が、ケース112内に収納されている状態において(図15参照)、ユニット120の側面120aの位置が、ケース112の端面112cの位置と、ケース112の長さ方向において一致するようになっていたが、収納時においても、ユニット120におけるその回動方向の側面120a側の端部がケース112の外側に突出するようになっていてもよい。
また、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2では(図3参照)、ユニット32の摺動可能な長さ範囲を規制するために、このユニット32に溝40を設けると共に、下側ケース28にピン42を設けていたが、ユニット32の摺動可能な長さ範囲を規制するための構造は、このようなものに制限されない。例えば、ユニット32にピンを設けると共に、下側ケース28に溝を設けるようにしてもよい。前記第2ないし第4の実施の形態においても、同様のことがいえる。
また、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2では、ユニット32内に、アンテナ4、パワーアンプ部6及び発光部8を有するようになっていたが、例えば、ユニット32内に、アンテナ4とパワーアンプ部6だけを有するようになっていてもよい。前記第2ないし第5の実施の形態においても、同様のことがいえる。
また、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2では、この無線通信カード2の動作の状態を表示する表示部として、発光部8を備えるようになっていたが、発光部8の代わりに、液晶表示部等を備えるようになっていてもよい。前記第2ないし第5の実施の形態においても、同様のことがいえる。
また、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2では、発光部8は、ユニット32の端面32aと、この端面32aと互いに隣合う上側ケース26側の面32cとが交わる角部に備えるようになっていたが、ユニット32を引出した状態で良好に視認できる位置であれば、ユニット32における先端面(端面32a)若しくは上面(面32c)など、ユニット32における他の位置に発光部8を備えてもよい。前記第2ないし第5の実施の形態においても、同様のことがいえる。
また、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2では(図3参照)、イジェクト機構部34の操作部50が、ケース24の開口部39の近傍に配置されるようになっていたが、イジェクト機構部34は、このような構造のものに制限されない。
また、前記第2の実施の形態に係る無線通信カード70では(図8参照)、ロック機構部80の操作部84が、ケース72の開口部77の近傍に配置されるようになっていたが、ロック機構部80は、このような構造のものに制限されない。
また、前記第3の実施の形態に係る無線通信カード90では(図10参照)、溝100が引掛け部として設けられていたが、溝100の代わりに、突起等が引掛け部として設けられていてもよい。
また、前記第2の実施の形態に係る無線通信カード70は(図8参照)、そのユニット78及び下側ケース76に、前記第1の実施の形態に係る無線通信カード2(図3参照)の窪み44a,44b及び係合部46に相当するものが設けられていないが、これらを設けるようにしてもよい。
また、前記第1ないし第5の実施の形態では、本発明を、無線送受信機能を有する無線通信カード2,70,90,140,110に対して適用した場合について説明したが、本発明は、このような無線送信機能と無線受信機能の両方を有する無線通信カードに限定されず、例えば、無線送信機能または無線受信機能のいずれか一方の機能だけを有するような、他の無線通信カードに対しても適用することができることはいうまでもない。
本発明の第1ないし第5の実施の形態に係る無線通信カード2,70,90,140,110の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る無線通信カード2を示す斜視図であって、ユニット32の収納時を示す図である。 図2に示す無線通信カード2の上側ケース26を取除いた状態を示す斜視図であって、ユニット32の収納時を示す図である。 ユニット32の収納時においてイジェクト機構部34の操作部50を回動させた状態の無線通信カード2を示す平面図である。 ユニット32をイジェクトした状態の無線通信カード2を示す平面図である。 ユニット32が摺動可能な長さ範囲の終端まで移動した状態の無線通信カード2を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る無線通信カード70を示す斜視図であって、ユニット78の収納時を示す図である。 図7に示す無線通信カード70の上側ケース74を取除いた状態を示す斜視図であって、ユニット78の収納時を示す図である。 ユニット78が摺動可能な長さ範囲の終端まで移動した状態の無線通信カード70を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る無線通信カード90を示す斜視図であって、ユニット98の収納時を示す図である。 図10に示す無線通信カード90の上側ケース94を取除いた状態を示す斜視図であって、ユニット98の収納時を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る無線通信カード140を示す斜視図であって、ユニット148の収納時を示す図である。 図12に示す無線通信カード140の上側ケース26を取除いた状態を示す平面図であって、ユニット148の収納時を示す図である。 本発明の第5の実施の形態に係る無線通信カード110を示す斜視図であって、ユニット120の収納時を示す図である。 図14に示す無線通信カード110の上側ケース114を取除いた状態を示す斜視図であって、ユニット120の収納時を示す図である。 ユニット120が回動可能な角度範囲の終端まで移動した状態の無線通信カード110を示す平面図である。
符号の説明
2 無線通信カード
4 アンテナ
6 パワーアンプ部
8 発光部
10 RF部
12 BBP部
14 MAC部
16 ROM
18 RAM
20 コネクタ
22 CPU
24 ケース
24a,24b 端部
24c 端面
26 上側ケース
28 下側ケース
28a 底板部
30 リジッド基板
32 ユニット
32a 端面
32b 端部
32c 面
32d 側面
32e 端面
34 イジェクト機構部
36 開口部
37 コネクタ
38 ケーブル(FPC)
39 開口部
40 溝
42 ピン
44a,44b 窪み
46 係合部
46a 突起
48 支柱
50 操作部
52 連結棒
52a,52b 端部
54 押出し棒
54a,54b 端部
56 引張ばね
58 ピン
70 無線通信カード
72 ケース
72c 端面
74 上側ケース
76 下側ケース
76a 底板部
77 開口部
78 ユニット
78a 端面
78b 端部
78e 端面
78f 被掛止部
79 ねじりコイルばね
80 ロック機構部
82 ピン
84 操作部
84a 掛止片
84b 端部
84c 突起
86 圧縮ばね
88 ピン
90 無線通信カード
92 ケース
92c 端面
94 上側ケース
96 下側ケース
97 開口部
98 ユニット
98a 端面
98b 端部
98c 面
98g 拡幅部
99 凹部
100 溝
102 突起
104 凹部
110 無線通信カード
112 ケース
112c 端面
114 上側ケース
116 下側ケース
116a 底板部
116b 側壁部
116c 折曲部
117 開口部
120 ユニット
120a 側面
120b 円周面
120c 面
121 配線コード
122 回動中心軸
124 凹部
126 ストッパ
128 係合部
130a,130b 窪み
132 ストッパ
140 無線通信カード
142 ケース
144 上側ケース
146 下側ケース
147 開口部
148 ユニット
148b 端部

Claims (11)

  1. 端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
    内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
    内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に収納されて保持されるユニットと、
    前記ユニットが前記ケースの内部空間内に収納された状態から外部に引出すときに、ユニットの前記挿入方向と平行方向の一方の端部を操作することにより前記開口部からケース外側に突出させるイジェクト機構と
    を備えることを特徴とする無線通信カード。
  2. 前記イジェクト機構を操作するための操作部を、前記開口部の近傍に配置したことを特徴とする請求項1に記載の無線通信カード。
  3. 端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
    内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
    内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に収納されて保持されるユニットと、
    前記ユニットを前記開口部からケース外側に突出させる向きに常時付勢する付勢部材と、
    非操作時には、前記ユニットが前記ケースの内部空間内に収納された収納状態を維持し、操作時には当該収納状態を解除して前記付勢部材により前記ユニットを開口部から前記一定長さ分だけ突出させるロック機構と
    を備えることを特徴とする無線通信カード。
  4. 前記ロック機構を操作するための操作部を、前記開口部の近傍に配置したことを特徴とする請求項3に記載の無線通信カード。
  5. 端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
    内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有し、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されると共に、当該開口部の周縁の肉厚部分の一部に、前記挿入方向と平行方向に深さを有するように切欠いた形状の凹部が形成されたケースと、
    内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に収納されて保持されると共に、ケースの内部空間内に収納された状態のときに前記凹部から露出する、前記挿入方向と平行方向の面の一部の領域に、引掛け部が設けられたユニットと
    を備えることを特徴とする無線通信カード。
  6. 端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
    内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
    内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが前記挿入方向と平行方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定長さの範囲内で移動自在にされるように、同方向の一方の端部を除く他の部分が前記ケースの内部空間内に収納されて保持されるユニットと
    を備えることを特徴とする無線通信カード。
  7. 前記ユニットは、前記挿入方向と平行方向に前記一定長さの間隔だけ離れて設けられる2つの窪みを有すると共に、
    前記ケースは、前記ユニットが移動自在にされる前記一定長さの範囲の始端又は終端で前記2つの窪みのいずれかに係合する係合部を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の無線通信カード。
  8. 端末装置のスロットに挿入されて当該端末装置と回路接続する無線通信カードであって、
    内部空間を有し、前記スロットへの挿入方向と平行方向の長さ寸法が前記スロットの深さ寸法とほぼ同じ長さであって、同長さ方向の一方の端部に前記端末装置と回路接続するためのコネクタを有すると共に、他方の端部側の端面に開口して前記内部空間に連通する開口部が形成されたケースと、
    内蔵型のアンテナを有し、当該アンテナが、前記挿入方向に直角の回動軸線を中心とする回動方向に前記ケースの開口部側の端面を通過する一定角度の範囲内で回動自在にされるように、前記ケースの内部空間内に全体又はその一部が収納されるユニットと
    を備えることを特徴とする無線通信カード。
  9. 前記ユニットは、その平面形状が前記回動軸線を中心とする略扇形に形成されると共に、その円周面上における前記一定角度と同じ大きさの角度で離れる位相の位置に2つの窪みが設けられ、
    前記ケースは、前記ユニットが回動自在にされる前記一定角度の範囲の始端又は終端で前記2つの窪みのいずれかに係合する係合部を有している
    ことを特徴とする請求項8に記載の無線通信カード。
  10. 前記ユニット内に前記アンテナと回路接続される電力増幅部を設け、かつ、当該ユニット側と前記ケース側とにそれぞれ接続し、当該アンテナ及び当該電力増幅部を介して無線送信する信号及び/又は受信した信号を伝送するケーブルを設けたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一に記載の無線通信カード。
  11. 前記ユニットに表示部を設けたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一に記載の無線通信カード。
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