JP2010033162A - カード処理装置及び平面式アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 カード処理装置本体の薄型化と、アンテナに障害が発生した場合の対処の容易化を図る。
【解決手段】 カード処理装置本体と平面式アンテナ4とを備える。カード処理装置本体は、接触式ICカードを内部に挿入可能なカード挿入部と、このカード挿入部に挿入されたICカードの電極部に接触する接触電極と、この接触電極を介して非接触式ICカードとの間で無線通信により送受信される信号を処理する無線部とを具備する。平面式アンテナ4は、カード挿入部に着脱自在に挿入される平面状部材41の一方又は他方の面に、カード挿入部に挿入されることで接触電極と接触する電極部42と、この電極部42を介して無線部から入力された信号を電波に変換して送信する機能、及び、受信した電波を信号に変換して電極部から無線部に出力する機能を有したアンテナ43とを具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、接触式ICカードのみならず非接触式ICカードにも対応したカード処理装置及びこの装置に用いられる平面式アンテナに関する。
ICカードには、電極部を有する接触式ICカードと、ICチップとアンテナとを有する非接触式ICカードとがある。そして従来、これら2種類のICカードに対応したカード処理装置として、例えば特許文献1記載のものが知られている。
特許文献1には、接触式ICカードを内部に挿入できるカード挿入部と、このカード挿入部に挿入された接触式ICカードの電極部に接触する接触電極とを備えたICカード処理装置本体の、前記カード挿入部に挿入されたカードと対向する面の内側に、このカードと平行となるように平面状のアンテナを取り付けたカード処理装置が開示されている。このような構成により、カード挿入部に非接触式ICカードを挿入することで、あるいは、カード処理装置本体の表面に非接触式ICカードを近づけることで、上記平面状のアンテナを介して非接触式ICカードと無線による交信を行うことができる。
特開2001−092929号公報
しかしながら、従来のこの種のカード処理装置においては、カード処理装置本体の外周面とカード挿入部との間に、平面状のアンテナを取り付けるためのスペースが必要で、カード処理装置本体の薄型化が困難であった。また、アンテナに障害が発生した場合は、その修理や交換に手間がかかるという問題もあった。
本発明はこのような事情に基づいてなされており、その目的とするところは、カード処理装置本体の薄型化が容易であるとともに、アンテナに障害が発生した場合も容易に対処できるカード処理装置及びこの装置に用いられる平面式アンテナを提供しようとするものである。
本発明は、カード処理装置本体と平面式アンテナとを備える。カード処理装置本体は、接触式ICカードを内部に挿入可能なカード挿入部と、このカード挿入部に挿入されたICカードの電極部に接触する接触電極と、この接触電極を介して非接触式ICカードとの間で無線通信により送受信される信号を処理する無線部とを具備する。平面式アンテナは、カード挿入部に着脱自在に挿入される平面状部材の一方又は他方の面に、カード挿入部に挿入されることで接触電極と接触する電極部と、この電極部を介して無線部から入力された信号を電波に変換して送信する機能、及び、受信した電波を信号に変換して電極部から無線部に出力する機能を有したアンテナとを具備する。平面式アンテナを、カード挿入部に挿着することで、非接触式ICカードとの無線通信が可能となる。
かかる手段を講じた本発明によれば、カード処理装置本体の薄型化が容易であるとともに、アンテナに障害が発生した場合も容易に対処できるカード処理装置及びこの装置に用いられる平面式アンテナを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、この実施の形態は、クレジットカードに記録されたデータの読取りに供せられるカード処理装置2に本発明を適用した場合である。
(第1の実施の形態)
図1に、POS(Point Of Sales)端末1とカード処理装置2とを備えたクレジット決済システムを示す。本システムにおいて、カード処理装置2は、クレジットカードのデータを読み取り、伝送ケーブル3を通じてPOS端末1に供給する。POS端末1は、カード処理装置2から供給されたクレジットカードのデータに基づいて、クレジット決済処理を実行する。
カード処理装置2は、本体20と、平面式アンテナ4とからなる。本体2は、キーボード21、表示部22及びカードリーダ23を備えている。カードリーダ23は、カードスロット24を設けている。カードスロット24は、接触式ICカードを内部に挿入可能であり、その内部には、カードスロット24内の所定位置まで挿入された接触式ICカードの電極部と接触するように、接触電極234(図3を参照)を設けている。ここに、カードスロットは、カード挿入部として機能する。
第1の布実施の形態では、図1に示すように、カードスロット24に、平面式アンテナ4を着脱自在に挿着する。そうすると、カード処理装置2は、非接触式ICカードとの無線通信が可能となる。そこで次に、非接触式ICカードとの無線通信を可能とするためのカード処理装置2の具体的構成について、図2〜図4を用いて説明する。
平面式アンテナ4の平面図を、図2に示す。平面式アンテナ4は、カード状部材41の一方の面に、電極部42とアンテナ43とを設けている。カード状部材41は、その外形が接触式ICカードと同一の平面状部材である。また、電極部42の取付け位置も、接触式ICカードと同一である。アンテナ43は、カード状部材41に平面状のループアンテナを埋設している。アンテナ43の端子は、電極部42に接続している。
このように、平面式アンテナ4は、その外形が、接触式ICカードと全く一致している。したがって、接触式ICカードと同様に、カードスロット24内に着脱自在に挿入することができる。そして、カードスロット24に対して図2の矢印の方向に所定位置まで挿入することによって、電極部42がカードスロット内の接触電極234と接触する。
カードリーダ23の内部構成を、図3のブロック図で示す。カードリーダ23は、制御部231、記憶部232、通信部233、接触電極234及び無線部235で構成している。制御部231は、CPU(Central Processing Unit)を主体とし、記憶部232に記憶されたプログラムに基づいて各部を制御する。
記憶部232は、プログラム等の固定的データを記憶するためのROM領域と、ICカードから読取ったデータ等の可変的データを一時的に記憶するためのRAM領域とを形成している。通信部233は、POS端末1と制御部231との間で伝送ケーブル3を通じて行われるデータ通信を司る。
無線部235は、送信データで搬送波を変調する変調器、変調信号を増幅する送信増幅器、受信信号を増幅する受信増幅器、増幅された受信信号からデータを復調する復調器を備える。送信データは、制御部231から与えられる。送信増幅器で増幅された変調信号は、接触電極234側に出力される。受信信号は、接触電極234側から入力される。復調器で復調したデータは、制御部231に出力される。
制御部231は、キーボード21からの操作キーに対応した信号によりキー入力データを取り込む機能と、表示データに基づいて表示部22に文字等を表示させる機能とを有する。
また、制御部231は、図4の流れ図に示す手順でカードデータを処理する。先ず、制御部231は、ST(ステップ)1として動作モードを判別する。動作モードには、接触ICカードの読取モード(以下、接触モードと略称する)と、非接触ICカードの読取モード(以下、非接触モードと略称する)とがある。例えば、オペレータがPOS端末1を操作して接触モードを指定すると、POS端末1からカード処理装置2に、伝送ケーブル3を介して接触モード選択信号が伝送される。そうすると、この信号を受信したカード処理装置2では、動作モードとして接触モードが設定される。同様に、オペレータがPOS端末1を操作して非接触モードを選択すると、POS端末1からカード処理装置2に、伝送ケーブル3を介して非接触モード選択信号が伝送される。そうすると、この信号を受信したカード処理装置2では、動作モードとして非接触モードが設定される。
動作モードとして接触モードが設定されていた場合、制御部231は、ST2として接触電極234に接触式ICカードの電極部が接触するのを待機する。接触電極234に接触式ICカードの電極部が接触したならば(ST2のYES)、制御部231は、ST3として接触電極234と電極部とを介して電気的に接続された接触式ICカードのICチップから、カードデータを読取る。そして、ST4として読取ったカードデータを、通信部233を介してPOS端末1に送信する。
これに対し、動作モードとして非接触モードが設定されていた場合には、制御部231は、ST5として無線部235に所定の読取りコマンドを送信する。そして、ST6として非接触式ICカードのカードデータが読取られるのを待機する。制御部231は、非接触式ICカードのカードデータが読取られるまで、読取りコマンドの送信を繰り返す。非接触式ICカードのカードデータが読取られたならば(ST6のYES)、制御部231は、読取ったカードデータを、通信部233を介してPOS端末1に送信する(ST4)。
このように第1の実施の形態では、カード処理装置2の動作モードを接触モードとするか非接触モードとするかを、POS端末1側で任意に設定することができる。そして、接触モードを設定した場合には、カード処理装置2は、接触式ICカードのリーダとして機能する。すなわち、カードスロット24に接触式ICカードを挿入すると、その電極部がカードスロット24内の接触電極234と接触する。そうすると、接触式ICカードのICチップが、接触電極234を介して制御部231と電気的に接続されて、このICチップのデータが制御部231によって読み取られる。制御部231によって読取られた接触式ICカードのデータは、通信部233から伝送ケーブル3を介してPOS端末1に供給される。かくして、この接触式ICカードがクレジットカードであった場合は、POS端末1では、カード処理装置2から供給されたクレジットカードのデータに基づいて、クレジット決済処理が実行される。
一方、非接触モードが選択されていた場合には、カード処理装置2は、カードスロット24に平面式アンテナ4を挿着することによって、非接触式ICカードのリーダとして機能する。すなわち、カードスロット24に平面式アンテナ4を挿入すると、その電極部42がカードスロット24内の接触電極234と接触する。この状態で、制御部231から無線部235に読取コマンドが送信されると、この読取コマンドに応じた変調信号が接触電極234から平面式アンテナ4の電極部42を介してアンテナ43に供給され、アンテナ43から電波として放射される。
電波は、カードスロット24に挿着された平面式アンテナ4の面に対して略垂直な方向に放射される。したがって、カードリーダ23の、カードスロット24に挿着された平面式アンテナ4の面と略平行な面に非接触式ICカードを近づけると、この非接触式ICカードのアンテナが電波を受信して作動する。その結果、ICメモリに記憶されているカードデータが応答波として無線送信される。この応答波は、平面式アンテナ4のアンテナ43で受信され、受信信号が電極部42及び接触電極234を介して無線部235に供給される。無線部235では、受信信号がカードデータに復調されて制御部231に出力される。制御部231に与えられたカードデータは、通信部233から伝送ケーブル3を介してPOS端末1に供給される。かくして、この非接触式ICカードがクレジットカードであった場合は、POS端末1では、カード処理装置2から供給されたクレジットカードのデータに基づいて、クレジット決済処理が実行される。
したがって、POS端末1のオペレータは、決済を行う客が使用するクレジットカードが接触式ICカードであった場合には接触モードを指定し、非接触式ICカードであった場合には非接触モードを指定する。それだけで、クレジットカードが接触式ICカードであっても非接触式ICカードであっても、1台のカード処理装置2でカードデータを読み取ることができる。
このように第1の実施の形態によれば、接触式ICカードのカードデータを読み取ることができるカードリーダ23のカードスロット24に、平面式アンテナ4を挿入するだけで、当該カードリーダ23を備えたカード処理装置2を、非接触ICカードのリーダとしても機能させることができる。したがって、平面式アンテナ4を挿着するための格別なスペースを必要としないので、カードリーダ23の薄型化、ひいてはカード処理装置本体20の薄型化に支障を来たすことない。
また、平面式アンテナ4はカードスロット24に対して着脱自在である。このため、仮に平面式アンテナ4に不具合が生じた場合には、平面式アンテナ4を差し替えるだけで正常に作動させることができる。このように、アンテナに障害が発生した場合も短時間で、また手間のかかることなく容易に対処することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明に係る第2の実施の形態について、図5〜図7を用いて説明する。第2の実施の形態は、カードスロット24に平面式アンテナ4を挿入するだけで、カード処理装置2の動作モードが自動的に非接触モードから接触モードに切り換わるようにしたものである。
なお、第2の実施の形態も、クレジットカードに記録されたデータの読取りに供せられるカード処理装置2に本発明を適用した場合であり、クレジット決済システムの構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1を用いてその説明は省略する。また、その他の点についても、第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
平面式アンテナ4の平面図を、図5に示す。図2と比較すれば明らかなように、第2の実施の形態の平面式アンテナ4は、カード状部材41の一側部、具体的には、カードスロット24に挿入する際に先端となる一辺部に突起44を設けている。その他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
カードリーダ23の内部構成を、図6のブロック図で示す。図3と比較すれば明らかなように、第2の実施の形態のカードリーダ23は、オン・オフが切り換わるスイッチ236と、このスイッチ236の信号をデジタル信号に変換して制御部231に供給するアナログ・デジタルコンバータ237とを設けている。その他の構成は、第1の実施形態と同一である。
スイッチ236は、カードスロット24内に設けられており、カードスロット24内にカードが挿入されていない初期状態ではオフとなっている。この状態で、カードスロット24に、第2の実施の形態の平面式アンテナ4を、その突起44が設けられている一辺を先端として挿入し、所定位置まで押し込む。そうすると、突起44がスイッチ236をオン操作する。例えば、スイッチ236を発光素子と受光素子とからなる光学式スイッチとし、発光素子からの光が受光素子に到達している間はオフ、突起44によって発光素子からの光が遮られたときオンとなるスイッチング構造とすればよい。
スイッチ236のオフ信号またはオン信号は、アナログ・デジタルコンバータ237でデジタル信号に変換され、制御部231に供給される。そこで制御部231は、スイッチ236からの信号がオフ信号の間は、カードスロット24に平面式アンテナ4が挿着されておらず、オフ信号に切り換わると、カードスロット24に平面式アンテナ4が挿着されたと認識することができる。
ここに、スイッチ236は、カードスロット24に平面式アンテナ4が挿着されたことを検知するアンテナ検知手段として機能する。また、平面式アンテナ4に設けられた突起44は、カードスロット24に挿入された際に当該スロット24内に設けられたアンテナ検知用のスイッチ236を操作せしめる操作子として機能する。
制御部231は、図7の流れ図に示す手順でカードデータを処理する。先ず、制御部231は、ST11としてスイッチ236のオン・オフ状態を判別する。スイッチ236がオフ状態であるときには(ST11のNO)、制御部231は、ST12として接触電極234に接触式ICカードの電極部が接触するのを待機する。接触電極234に接触式ICカードの電極部が接触したならば(ST12のYES)、制御部231は、ST13として接触電極234と電極部とを介して電気的に接続された接触式ICカードのICチップから、カードデータを読取る。そして、ST14として読取ったカードデータを、通信部233を介してPOS端末1に送信する。その後、制御部231は、ST11の処理に戻り、再びスイッチ236のオン・オフ状態を判別する。また、制御部231は、接触電極234に接触式ICカードの電極部が接触するのを待機している間も、スイッチ236のオン・オフ状態を常に判別している。
スイッチ236がオン状態になると(ST11のYES)、制御部231は、ST15として無線部235に所定の読取りコマンドを送信する。そして、ST16として非接触式ICカードのカードデータが読取られるのを待機する。この待機期間中も、制御部231は、スイッチ236のオン・オフ状態を常に判別している。そして、オン状態が継続している間は、読取りコマンドの送信を繰り返す。
読取コマンドの送信により、非接触式ICカードのカードデータが読取られたならば(ST16のYES)、制御部231は、読取ったカードデータを、通信部233を介してPOS端末1に送信する(ST14)。その後、制御部231は、ST11の処理に戻り、再びスイッチ236のオン・オフ状態を判別する。
このように、第2の実施の形態においては、カードスロット24に平面式アンテナ4を挿入することで、カード処理装置2の動作モードが自動的に接触モードから非接触モードに切り換わる。したがって、POS端末1側でカード処理装置2の動作モードを指定する必要がないので、効率的である。また、カードスロット24に平面式アンテナ4を挿入しさえすれば、確実に非接触モードで動作するので、動作モードの設定ミスが発生することも全くなく、簡便である。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、カードスロット24に平面式アンテナ4が挿着されたことを検知するアンテナ検知手段としてスイッチ236をスロット24内に設け、このスイッチ236を操作せしめる操作子を、平面式アンテナ4の一辺に設けた突起44で構成したが、アンテナ検知手段及び操作子はこれに限定されるものではない。例えば、平面式アンテナ4の表面または裏面に所定のマークを付し、カードスロット24内にこのマークを検出するセンサを設けて、制御部231が、センサによりマークが検出されたならば、カードスロット24内に平面式アンテナ4が装着されたものと判別してもよい。この場合、センサがアンテナ検知手段として機能し、マークが操作子として機能する。
また、前記実施の形態では、平面式アンテナ4の外形を接触式ICカードと全く一致させたが、平面式アンテナ4をカードスロット24内に挿入した際に、平面式アンテナ4の電極部42が、カードスロット24内の接触電極234と接触しさえすれば、その外形はこれに限定されるものではない。カードスロット24内に挿入できる平面状であればよく、例えば、凸型でもよい。
また、前記実施形態では、カード処理装置2にキーボード21と表示部22を設けたが、これらは必ずしも必須の要件ではない。キーボード21と表示部22の無いカード処理装置2に対しても本発明は同様に適用することができる。
また、前記実施の形態ではクレジットカードのカード処理装置について説明したが、カードの種類はクレジットカードに限定されるものではない。また、カードスロット24に平面式アンテナ4が装着されていない状態では、接触式ICカードのリーダとして動作するものとしたが、必ずしも接触式ICカードのリーダとして動作させる必要はない。すなわち、非接触式カード専用の処理装置として機能させてもよい。また、接触式と非接触式の双方の機能を有するICカードの処理装置にも、本発明は適用できるものである。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態であるクレジット決済システムの外観図。 第1の実施の形態における平面式アンテナの平面図。 第1の実施の形態におけるカードリーダの要部構成を示すブロック図。 第1の実施の形態においてカードリーダの制御部が実行するカードデータ処理手順の要部を示す流れ図。 第2の実施の形態における平面式アンテナの平面図。 第2の実施の形態におけるカードリーダの要部構成を示すブロック図。 第2の実施の形態においてカードリーダの制御部が実行するカードデータ処理手順の要部を示す流れ図。
符号の説明
1…POS端末、2…カード処理装置、3…伝送ケーブル、4…平面式アンテナ、20…カード処理装置本体、21…キーボード、22…表示部、23…カードリーダ、24…カードスロット、41…カード状部材、42…電極部、43…アンテナ、231…制御部、234…接触電極、235…無線部。

Claims (4)

  1. 接触式ICカードを内部に挿入可能なカード挿入部と、このカード挿入部に挿入された前記ICカードの電極部に接触する接触電極と、この接触電極に接続されたアンテナを介して非接触式ICカードとの間で無線通信により送受信される信号を処理する無線部とを備えたカード処理装置本体と、
    前記カード挿入部に着脱自在に挿入される平面状部材の一方又は他方の面に、前記カード挿入部に挿入されることで前記接触電極と接触する電極部と、この電極部を介して前記無線部から入力された信号を電波に変換して送信する機能、及び、受信した電波を信号に変換して前記電極部から前記無線部に出力する機能を有したアンテナとを設けた平面式アンテナとを具備し、
    前記平面式アンテナを前記カード挿入部に挿着することにより前記非接触式ICカードとの無線通信を可能としたことを特徴とするカード処理装置。
  2. 前記カード処理装置本体は、
    前記カード挿入部に前記平面式アンテナが挿着されたことを検知するアンテナ検知手段と、
    このアンテナ検知手段により前記カード挿入部に前記平面式アンテナが挿着されたことが検知されると、前記接触式ICカードとの通信モードから前記非接触式ICカードとの通信モードに切替えるモード切換手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のカード処理装置。
  3. 接触式ICカードを内部に挿入可能なカード挿入部、及びこのカード挿入部に挿入された前記ICカードの電極部に接触する接触電極を備えたカード処理装置本体の前記カード挿入部に着脱自在に挿入される平面状部材の一方又は他方の面に、
    前記カード挿入部に挿入されることで前記接触電極と接触する電極部と、
    この電極部を介して前記カード処理装置本体から入力された信号を電波に変換して送信する機能、及び、受信した電波を信号に変換して前記電極部から前記カード処理装置本体に出力する機能を有したアンテナと、
    を具備したことを特徴とする平面式アンテナ。
  4. 前記カード挿入部に挿入された際に当該挿入部内に設けられたアンテナ検知用のスイッチを操作せしめる操作子を、前記平面状部材の一端部に設けたことを特徴とする請求項3記載の平面式アンテナ。
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