JP2594464Y2 - Gps受信機 - Google Patents

Gps受信機

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JP2594464Y2
JP2594464Y2 JP1991047124U JP4712491U JP2594464Y2 JP 2594464 Y2 JP2594464 Y2 JP 2594464Y2 JP 1991047124 U JP1991047124 U JP 1991047124U JP 4712491 U JP4712491 U JP 4712491U JP 2594464 Y2 JP2594464 Y2 JP 2594464Y2
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英一 山室
豊 中村
茂之 沢口
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株式会社ソキア
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はGPS衛星からの電波を
使って測定するGPS受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】GPS受信機は衛星の発する電波を測定
データとしてGPSアンテナを介して取り込むための受
信機で、図12に示されるように、内部回路を収容した
受信機本体1の前面にデータ表示部2、電源スイッチ
3、キーボード部4が設けられた矩形体となっている。
GPS受信機の使い方としては、受信機本体1を所定位
置に据え置いて長時間測定する場合と、作業者が受信機
本体1を持って所定の測定点に立ち、この位置で所定時
間(例えば1分間)測定を行ない、次の測定点に移動し
て1分間測定を行ない、これを継続する測定(以下、こ
れをキネマティック測量という)とがある。そして特に
キネマティック測量を行なう場合には、図13に示され
るように受信機本体1にバッテリ5を接続し、GPS受
信機本体1をベルト6で肩から吊り下げ、バッテリ5を
手で持つ等して歩きながらデータを収録するのが一般で
ある。なおGPS測量では、例えば4時間ほどの長時間
にわたって測定を継続する場合もあるため、GPS受信
機に接続するバッテリは大容量であることが要求され、
従って大型かつ重量もかさむ(2〜3kg)ものが用いら
れている。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】このように従来では、
キネマティック測量を行なう際には、図13に示すよう
に、受信機本体1の他に受信機本体1に接続した重量2
〜3Kgのバッテリ5を例えば両手で持つ等何らかの手段
で保持しなければならず、非常に不便であるという問題
があった。
【0004】本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は特にキネマティック測量を行な
う際に非常に便利で、しかもバッテリの挿着脱の容易な
GPS受信機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、GPS受信機本体ケースの左右の側面にはベルト支
持部が設けられるとともに、本体ケースの前面にデータ
表示部が設けられたGPS受信機において、前記受信機
本体ケースの背面側に、上方より挿着脱可能なバッテリ
を収容し、受信機本体ケースに上下に延びる左右一対の
スライドガイドを形成し、バッテリにはスライドガイド
と係合する係合部を形成し、バッテリの頂部にバッテリ
を掴むための把手を設け、受信機本体ケースの背面に、
スライドガイドに係合固定されたバッテリを覆うリヤカ
バーを一体化し、前記リヤカバーの背面壁に水抜孔を設
けるようにしたものである。
【0006】また請求項2に係るGPS受信機において
は、請求項1記載のGPS受信機において、前記リヤカ
バー背面に突設したひさし状のプロテクターで前記水抜
孔を覆うようにしたものである。
【0007】
【作用】受信機本体ケースの背面側に重いバッテリが収
容一体化されているので、受信機本体を吊り下げて立て
た状態とした時に、受信機本体下端部寄りに重心が位置
し、肩から吊り下げた受信機本体が安定する。また把手
をもってバッテリをスライドガイドに沿ってスライド挿
着すれば、簡単にバッテリを受信機本体ケースに収容で
きる。また、バッテリ収容部内に侵入した水は、受信機
本体ケースを立てた状態にした際に、水抜孔から排出さ
れる。 請求項2では、水抜孔を覆うひさし状のプロテク
ターは、水抜孔を介してゴミ等がバッテリ収容部内に侵
入することを妨げる。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図11は本考案の一実施例であるGPS受
信機を示すもので、図1はGPS受信機の斜視図、図2
はキネマティック測量の際の受信機本体の形態を示す斜
視図、図3は同受信機の内部回路のブロック図、図4は
メモリカードの内部回路のブロック図、図5はカード収
容部の縦断面図、図6はデータ表示部に一体化されたタ
ッチパネル式キーボード部の概要図、図7及び図8はキ
ーボード部の断面図で、キー入力操作を説明する説明
図、図9は受信機本体に設けられたバッテリ収容部の正
面図、図10はバッテリ収容部の要部斜視図、図11は
リヤパネルの一部断面図である。
【0009】これらの図において、受信機本体は図1に
示されるように、内部回路の収容された直方体形状の受
信機本体ケース10の前面にキーボード部15としての
機能をもったデータ表示部12が設けられ、本体ケース
10の背面側には後述するバッテリ60が収容一体化さ
れた構造となっている。詳しくは、内部回路を構成する
複数のプリント基板を上下方向に積層状態に収容した本
体ケース10の前面側にフロントパネル30が組付けら
れ、背面側にはリヤパネル40及びリヤカバー47が組
付けられて受信機本体として一体化されている。フロン
トパネル30には、測定データ等が表示されるととも
に、タッチパネル式キーボード部としての機能を持った
デジタル式データ表示部12及びメモリカード挿着脱用
のカード収容部20が設けられており、カード収容部2
0に挿着したメモリカード22にはGPS受信機が受信
した測定データを記録できるようになっている。
【0010】受信機の内部回路は、図3に示されるよう
に、主として信号処理部19とCPU11とデータ表示
部12と信号送受信部13とから構成されており、GP
Sアンテナ18から送られた信号は信号処理部19でデ
ジタル信号化され、CPU11で処理されてデータ表示
部12にデジタル表示されるとともに、信号送受信部1
3を介してメモリカード22に出力される。メモリカー
ド22は、図4に示されるように、信号送受信号部23
と信号処理部24とデータ変換部25とメモリ26とか
ら構成されており、信号送受信部23が受信機側の信号
送受信部13に対峙した位置において電磁気的にデータ
交換が可能となる非接触式メモリカードである。そして
受信機側の信号送受信部13から信号送受信部23に入
力した測定データは、信号処理部24でシリアル信号が
デジタル信号に変換処理され、データ変換部25でデー
タ変換されてメモリ26に記憶される。
【0011】カード収容部20は、図1に示されるよう
にデータ表示部12の隣に上方よりメモリカード22の
挿着脱ができるように設けられている。このため図2に
示されるように、キネマティック測量の際には、受信機
本体はベルト支持部58に接続されたベルト6によって
吊り下げられた状態となるが、ベルト6に邪魔されるこ
となくメモリカード22の挿着脱ができる。またカード
収容部20の詳細は、図5に示されるように、メモリカ
ードコントローラ基板35を支持する基板押え枠33
が、パネル枠31に形成された矩形状の開口部32の裏
側に固定され、開口部32の表側には防水用のアクリル
板36が接着固定され、さらに基板押え枠33にフロン
トカバー34がねじ固定された構造で、フロントカバー
34と防水用アクリル板36との間に、メモリカード2
2を収容できるカード収容部20が形成されている。符
号37はフロントカバー34に固定されてカード収容部
20に挿入されたメモリカード22を収容保持する板ば
ねである。またカード収容部20の上縁部はパネル枠3
1の上側縁部31aより下方に位置し、カード収容部2
0に挿着されたメモリーカード22はカード収容部20
の上方に一部が突出するので、カード挿着の有無を確認
することができる。また挿着されたメモリカード22は
ケース10の上面10aより上方には突出しないので、
メモリカード22を傷つけるおそれもない。またカード
収容部20の入り口周辺には凹部21が形成されて、カ
ード収容部20の入り口周辺が広くなっている。この凹
部斜面21a,21bはメモリカード22を挿着する際
のガイドとして作用するとともに、凹部21は指が入る
十分な大きさとされて、メモリカードの取り出しが容易
となっている。またフロントカバー34の上縁部は一部
34aが切り欠かれて、メモリカード22をつまむ親指
の動きを妨げないように工夫されている。またフロント
カバー34の下側縁部には、水抜孔を構成する切欠34
bが形成されており、カード収容部内に浸入した水はこ
の水抜孔から排出される。
【0012】データ表示部12は測定データを表示する
機能の他、タッチパネル式キーボードとしての機能をも
っており、データ表示部12の画面をデータの表示され
るデータ表示状態とキートップの表示されるキーボード
表示状態とに択一的に切り替えることができる。即ち、
データ表示部12は、LCD表示パネルの前面に、図6
及び図7に示されるように、背面側のガラス板50と前
面側の透明フィルム52間に透明電極51,53がマト
リックス状に配置された構造のタッチパネルが配置され
た構造となっている。そしてデータ表示部12は、図8
に示されるように、画面上に表示される所定のキートッ
プに対応する領域を指で押圧することによって、所定位
置の電極53,51が接触して入力操作ができるタッチ
キーとしての作用をもつ。なお符号54は透明電極51
上に設けられたスペーサ部材である。
【0013】本体ケース10の左右の側面にはそれぞれ
ベルト支持部58が突設されており、このベルト支持部
58にベルト6が接続されている。本体ケース10の背
面にはバッテリ収容部を構成するリヤパネル40がパッ
キン(図示せず)を介して組付け一体化されている。リ
ヤパネル40には上下方向に延びる左右一対のスライド
ガイド41,41が突設されるとともに、バッテリ60
の側面コーナ部61,61がこのスライドガイド41,
41に係合する形状に形成されて、バッテリ60を上下
方向にスライド挿着脱できる構造となっている。符号4
2はリヤパネル40から突出するバッテリ担持部、符号
44はリヤパネル40に設けられているフックで、図示
しないばね部材によって回転付勢されており、バッテリ
60に設けられた平行ピン62に係合してバッテリ60
を抜け止めする。符号64はバッテリ上部に設けられて
いる把手で、この把手64をもって重量のあるバッテリ
60を持ち運ぶとともに、バッテリ収容部への挿着脱操
作を行なう。なおリヤカバー47の背面壁には図11に
示されるように水抜孔48が形成されており、バッテリ
収容部内に浸入した水は受信機本体を立てた状態(図2
に示す状態)とした際に、この水抜孔48から排出され
る。即ちキネマティック測量の際には、データ表示部1
2が上側となるようにベルト6で受信機本体が吊り下げ
られるため、バッテリ収容部内にたとえ水が浸入したと
しても、水は水抜孔48から排出されるのである。水抜
孔48の近傍にはゴム製のプロテクター49が設けられ
ており、プロテクターの先端部49aはひさし状に突出
して水抜孔48の上方を覆い、バッテリ収容部内にゴミ
等が浸入することを防ぐとともに、外観体裁も良好にし
ている。
【0014】このように重量のあるバッテリ60は本体
ケースの背面側に収容される構造のため、受信機の重心
は背面側となる。このためキネマティック測量の際に受
信機本体を吊り下げると、受信機本体の重心が下端寄り
となって、肩から吊り下げた受信機本体が安定するとい
う効果がある。またバッテリ60は受信機本体10に一
体化されているため、キネマティック測量において両手
が自由に使えるという効果もある。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
に係るGPS受信機においては、受信機本体の背面側に
重いバッテリが一体化されており、ベルトで吊り下げた
受信機本体の重心が下端寄りに位置して肩からぶらさげ
た受信機本体が安定するとともに、従来のようにバッテ
リを支え持つ必要がないので、両手が自由に使え便利で
ある。
【0016】また把手をもってバッテリをスライドガイ
ドに沿ってバッテリ収容部にスライド挿着すれば、簡単
にバッテリを受信機本体ケースに収容できる。また、キ
ネマティック測量の際には、バッテリ収容部に水が溜ま
らない。 また、請求項2によれば、プロテクターにより
水抜孔が隠されるので、外観体裁が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるGPS受信機の斜視図
【図2】キネマティック測量の際の受信機本体の形態を
示す斜視図
【図3】同受信機の内部回路のブロック図
【図4】メモリカードの内部回路のブロック図
【図5】カード収容部の縦断面図
【図6】データ表示部に一体化されたタッチパネル式キ
ーボード部の概要図
【図7】キーボード部の断面図
【図8】キーボード部の断面図
【図9】受信機本体に設けられたバッテリ収容部の正面
【図10】バッテリ収容部の要部斜視図
【図11】リヤパネルの一部断面図
【図12】従来のGPS受信機の斜視図
【図13】同受信機をキネマティック測量に使用した状
態を示す図
【符号の説明】
6 ベルト 10 受信機本体 12 タッチパネル式キーボード機能のあるデータ表示
部 41 スライドガイド 58 ベルト支持部 60 バッテリ 61 バッテリの側面コーナ部 64 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−34993(JP,A) 実開 昭60−172449(JP,U) 実開 昭60−160466(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 5/00 - 5/14 H01M 2/10 H01R 13/64 - 13/645 H05K 5/00 - 5/06

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS受信機本体ケースの左右の側面に
    はベルト支持部が設けられるとともに、本体ケースの前
    面にデータ表示部が設けられたGPS受信機において、
    前記受信機本体ケースの背面側に、上方より挿着脱可能
    なバッテリが収容され、前記受信機本体ケースには、上
    下に延びる左右一対のスライドガイドが形成され、前記
    バッテリには前記スライドガイドと係合する係合部が形
    成され、バッテリの頂部にはバッテリを掴むための把手
    が設けられ、受信機本体ケースの背面には、スライドガ
    イドに係合固定されたバッテリを覆うリヤカバーが一体
    化され、前記リヤカバーの背面壁には水抜孔が設けられ
    たことを特徴とするGPS受信機。
  2. 【請求項2】 前記水抜孔は、リヤカバー背面に突設さ
    れたひさし状のプロテクターで覆われたことを特徴とす
    る請求項1記載のGPS受信機。
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JPS60160466U (ja) * 1984-04-02 1985-10-25 三菱電機株式会社 電池収納構造
JPS60172449U (ja) * 1984-04-25 1985-11-15 日本電気株式会社 可搬用通信機の筐体構造
JPS6134993A (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 松下電器産業株式会社 電子機器筐体

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