JPH0642227Y2 - 時 計 - Google Patents

時 計

Info

Publication number
JPH0642227Y2
JPH0642227Y2 JP1987187315U JP18731587U JPH0642227Y2 JP H0642227 Y2 JPH0642227 Y2 JP H0642227Y2 JP 1987187315 U JP1987187315 U JP 1987187315U JP 18731587 U JP18731587 U JP 18731587U JP H0642227 Y2 JPH0642227 Y2 JP H0642227Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timepiece
machine frame
plate
wheel
main plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987187315U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0191284U (ja
Inventor
敏正 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP1987187315U priority Critical patent/JPH0642227Y2/ja
Priority to KR1019880004750A priority patent/KR930002498B1/ko
Priority to CN88104516A priority patent/CN1013229B/zh
Priority to CH2782/88A priority patent/CH679199B5/fr
Priority to GB8817226A priority patent/GB2208018B/en
Publication of JPH0191284U publication Critical patent/JPH0191284U/ja
Priority to US07/842,812 priority patent/US5369627A/en
Priority to US07/864,153 priority patent/US5416752A/en
Priority to SG41494A priority patent/SG41494G/en
Priority to HK40794A priority patent/HK40794A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JPH0642227Y2 publication Critical patent/JPH0642227Y2/ja
Priority to US08/407,816 priority patent/US5712831A/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、時計に関する。
〔従来の技術〕
従来の時計用機枠は、特開昭59−99279、特開昭60−711
30の様な発明が成されていた。前者は薄板材より形成し
た機枠に合成樹脂をモールドした構造であり、後者はフ
ープ状の材料から成形した地板構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述の従来技術では針押込み、或いは落下衝撃
等の外力が加わった場合の抗力が小さく、取り扱い上の
制約があった。又、特開昭59-99279の機枠は、加工に要
する時間がかかるとともに熱変形により精度が出ない等
の問題点があった。
そこで本考案はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、薄板部材で成形した機枠の強度
を増すとともに、加工精度を向上させ、しかも加工に要
する時間を短縮し、コストの低減を図ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の時計は、薄板部材を複数の塑性加工で形成した
時計用機枠を有する時計において、 前記時計用機枠は外周部に設けた立ち上がり部と、 時計用部品を位置決め固定する弾性部と、 前記立ち上がり部が形成されていない前記外周部に形成
され、当該機枠が前記塑性加工で形成された際に前記薄
板部材と当該機枠をつなぎその後切断されてなる切断部
とを有し、 前記切断部は前記立ち上がり部よりも外側に突出し、 前記時計用機枠は前記切断部により外装部品である時計
ケース又は中枠に位置決めされて成ることを特徴とす
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示す地板の平面図、第2図は
その断面図である。第3〜第8図は本考案の地板を用い
た時計の平面図と断面図である。
第1図、第2図において、帯材1のキャリア部に設けら
れた加工用の案内穴であるパイロットホール2、部品で
ある地板3、地板3とキャリア部及び両キャリア部をつ
なぐブリッジ5とをつなぐ6本のタイバー部4が1ピッ
チ内に構成されている。第1図に示す図は、6本のタイ
バー部4を任意の位置で切断する切断部を想像線で示す
とともに地板3が完成する直前の形状である。地板3に
は、タイバー部4等の平面部以外は外周に曲げあるいは
絞り加工を施した立上がり部3aを有しており、立上がり
部3aの内側には、ばね部3b、3c、3r、絞り部3d、3e、剪
断加工を途中で止めた半抜き部3f、3g、バーリング部3
h、3i、3j、曲げ部3k、3l、剪断加工による穴3m、3n、3
p、3q、3u、絞り加工を施した(半抜きでも可)ビート
部3s、3t、鍛造加工で形成したダボ3w等を設けてある
(以上の設明は各加工の代表部分を述べている)。従っ
て、全ての加工がプレス加工で行なえるため、1つの地
板の加工に要する時間は約0.5秒程度で完成する。ま
た、強度面では、外周に立上がり部3aを設けてあること
から、針押込み(特に時針の押込み力が大きい)や針抜
き、落下衝撃等の外力に耐えられる地板が得られる。更
に、立上がり部3a以外の平面部の近傍にビート部3s(絞
り加工)、3t(半抜き加工)や絞り部3d、半抜き部3f等
を設けることでより強度アップが図れる。タイバー部4
は、地板3の基準面(面積が最大となる平面)と同一平
面上にあることから、加工精度も充分に得られる。前述
の立上がり部3aとビート部3s、3tを設けることでソリ防
止も図れる。以上の加工を施すには帯材1の板厚は0.4m
m以下で銅合金特に黄銅、リン青銅、ベリリウム銅、SnB
s等の非磁性材料が好ましい。尚、帯材で説明したが短
尺材や地板でも同様である。
第3〜第8図において、前述の地板を用いた時計の構造
について説明する。3は第1、2図で説明した地板、
6、7はプレス加工で形成した輪列受と回路押え板、8
は電池、9はステータ、10は磁心、コイル枠、コイル用
線、コイル用線の端末処理をした回路基板11、絶縁板12
から構成したコイルブロック、13はロータである。14、
15、16、17、18、19は各々五番車、四番車、三番車、二
番車、日の裏車、筒車であり、四番車15には秒針、二番
車17には分針、筒車19には時針を保持している。20はMO
S−ICチップ、21は水晶振動子であり、回路基板11に導
通可能に固着されている。22は巻真で1段引き出した状
態で日の裏車のクラウンギア18aと噛合うかな部22aと、
地板ばね3bと協働して巻真22を多段に位置決めする溝部
22bを有している。ステータ9は、地板のバーリング部3
i、3jの外径に平面的な位置決めをされており、コイル
ブロック10はステータ9上に積み重ねて配置してある。
更に回路基板11の上にはMOS−ICチップ20を載置してあ
り、回路押え板7の押えばね(4本)7aで押圧してい
る。この押え力はMOS−ICナップ20のバンプ20aと回路基
板11に形成したパターン間の電気的導通をとるとともに
ステータ9とコイルブロック10の磁心との磁気的結合を
とっている。又、他方のステータ7と磁心の磁気的結合
についても回路押さえ板の押えばね7bによって押圧する
ことで行なっている。
ロータ13は下柄を地板3の下穴3n、上柄を輪列受6の上
穴に軸承されており、五番車14は下柄をステータのダボ
9a、上柄を輪列受6の上穴に軸承さている。二番車17は
バーリング部3hの穴と、二番車17の上に積み重ねて配置
した四番車15の真によって軸承されており、四番車15は
上柄を輪列受6の上穴、下柄を二番車17を介してバーリ
ング部3hに軸承されている。三番車16は上柄を輪列受6
に設けたダボ(プレスでの押出し加工を施こした)と、
下柄を地板の穴3mによって軸承されている。日の裏車18
は地板3の穴に軸承され、軸列受6と磁心の一部でアガ
キを決められている。水晶振動子21は地板に設けた穴3u
(一部半抜き加工有り)の縁で案内されており、回路押
え板7で押圧されている。
輪列受6は地板のダボ3w(第5図参照)により位置決め
されており、突出部6a、6b、6c、6dを回路押え板7で押
えられて地板3に固定されている。電池8は回路基板11
のオーバーハング部11a(1端をMOS−ICチップ20のVSS
電極と電気的導通をとっている)に圧接するようばね3c
で押し上げる力を受けており、オーバーハング部11aと
ばね3cの間に絶縁板12を介してショート防止を図ってい
る。又、回路押え板に一体形成してあるプラス端子7cに
よって電池8の陽極缶を押圧し、プラス導通をとってい
る。
回路押え板7は、前述した押えばね7a、7b、プラス端子
7cの他に、裏ブタ23に当接させた押し上げばね7d(3
本)、地板3のタイバー部4と協働して地板3と他部品
を固着するための引っ掛け分7e(7本)を有している。
これらの引っ掛け部7eはムーブメントの外周に配置され
ており、水晶押え部、押えばね7a、7bによって回路押え
板7の中央部が浮くため、引っ掛け部3l(2ケ所)を設
け、回路押え板のノッチ7fに引っ掛けることで浮きを防
止している。
巻真22は立上がり部3a、曲げ部3kの穴に軸承され、溝部
22bにばね3bが入り込んでいる。ばね3bは常時巻真22を
押し上げるように初期タワミをもたせてある。従って、
1段引き出して針回し状態にする時には、溝部22bの斜
面によってばね3bは文字板側に押し下げられ、巻真かな
部22a側の溝22bに入り込み針回し状態となる。その時か
な部22aとクラウンギア18aが噛み合い針回しができる。
地板3の裏側に配置した筒車19は、地板3に設けた絞り
部(3ケ所)3vによって文字板24と適当なアガキを確保
されており、バーリング3hの外周に軸受されている。
次に外装部品との関係を説明すると、地板のタイバー部
4は機械落ち面を兼ねており、第4図に示すように中枠
25の一部と係合し、平面方向はタイバー部4の切断した
端面(第1図の想像線で示した)で中枠25に位置決めさ
れている。
以上の説明は地板について行なったが輪列受や回路押え
板等の薄板材から成る時計用機枠に応用することもでき
る。また、タイバーは2本以上であれば加工上問題な
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、薄板部材から成る時
計用機枠の外周部に曲げ或いは絞り加工による立上がり
部更にはビートを形成したことによって外力に充分耐え
得る強度を得られるとともに、全加工が剪断、曲げ、絞
り、鍛造(加熱しないものも含む)加工等の塑性加工
(プレス加工)で行なっていることから、加工時間が短
縮でき、低コスト化が図れるとともに量産性に富んでい
る。又、タイバー部とキャリア部が基枠の基準面と略同
一面上にあることから加工精度も充分に得られる等の優
れた効果を有するとともに、外周に立ち上がり部を形成
するためにはどうしても生じてしまう、素材と形成され
た部品との間に残る切断部を、時計用の外装部品である
時計ケース又は中枠に対して機枠を組込む際に位置決め
に用いる事により、専用の位置決め部を形成する必要が
無く、機枠形成工程のより一層の簡略化を図ることがで
き製造コストの低減が図れるとともに、切断する位置を
変えるだけで外装部品の内径の変化に対応することがで
き、異なる製品に共通の機枠を用いることも容易に行う
ことができ、より低コストで多彩な製品を提供すること
ができる時計が得られるものである。
時計用機枠に弾性部を塑性加工により一体に形成したこ
とにより、弾性部材のみで受け部材の固定ができるた
め、時計用機枠と受け部材との固定にねじ及び圧着等の
固定手段が必要でない。
したがって、組立が容易にでき、更に分解も容易にでき
る時計用機枠を提供できるものである。
更に外周部に立ち上がり部を設けたことにより、立ち上
がり部と回路押さえ板の隙間を小さく設定することで、
ゴミやほこりの侵入を防ぐことができ取扱いの信頼性を
向上することができ、更に、回路押さえ板の高さの位置
決めができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の地板の一実施例を示す平面図、第2図
(a)、(b)、(c)はその断面図である。第3図は
本考案の地板を用いた時計の平面図、第4図〜第8図は
第3図に示す時計の断面図である。 1……帯材 2……パイロットホール 3……地板 3a……立上がり部 3d……絞り部 3f……半抜き部 3s、3t……ビート部 4……タイバー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄板部材を複数の塑性加工で形成した時計
    用機枠を有する時計において、 前記時計用機枠は外周部に設けた立ち上がり部と、 時計用部品を位置決め固定する弾性部と、 前記立ち上がり部が形成されていない前記外周部に形成
    され、当該機枠が前記塑性加工で形成された際に前記薄
    板部材と当該機枠をつなぎその後切断されてなる切断部
    とを有し、 前記切断部は前記立ち上がり部よりも外側に突出し、 前記時計用機枠は前記切断部により外装部品である時計
    ケース又は中枠に位置決めされて成ることを特徴とする
    時計。
JP1987187315U 1987-07-21 1987-12-09 時 計 Expired - Lifetime JPH0642227Y2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987187315U JPH0642227Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09 時 計
KR1019880004750A KR930002498B1 (ko) 1987-07-21 1988-04-27 시계
CH2782/88A CH679199B5 (ja) 1987-07-21 1988-07-20
GB8817226A GB2208018B (en) 1987-07-21 1988-07-20 Timepiece
CN88104516A CN1013229B (zh) 1987-07-21 1988-07-20 钟表
US07/842,812 US5369627A (en) 1987-07-21 1992-02-27 Improvements in bearing and frame structure of a timepiece
US07/864,153 US5416752A (en) 1987-07-21 1992-04-02 Timepiece
SG41494A SG41494G (en) 1987-07-21 1994-03-22 Timepiece
HK40794A HK40794A (en) 1987-07-21 1994-04-28 Timepiece
US08/407,816 US5712831A (en) 1987-07-21 1995-03-21 Timepiece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987187315U JPH0642227Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09 時 計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0191284U JPH0191284U (ja) 1989-06-15
JPH0642227Y2 true JPH0642227Y2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=31478478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987187315U Expired - Lifetime JPH0642227Y2 (ja) 1987-07-21 1987-12-09 時 計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0642227Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9485957B2 (en) 2014-08-28 2016-11-08 Sportpet Designs, Inc. Pet kennel

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2942674B1 (fr) * 2014-05-06 2018-10-03 Blancpain SA. Ensemble pour générer une sonnerie d'un mécanisme de sonnerie

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5497143U (ja) * 1977-12-22 1979-07-09
JPS6247570A (ja) * 1985-08-27 1987-03-02 Citizen Watch Co Ltd 時計用地板の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9485957B2 (en) 2014-08-28 2016-11-08 Sportpet Designs, Inc. Pet kennel

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0191284U (ja) 1989-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0642227Y2 (ja) 時 計
JPS6239712B2 (ja)
JPS61281990A (ja) 電気時計
JPS6155069B2 (ja)
JPS6310622Y2 (ja)
JPS6126949Y2 (ja)
JPS6117432Y2 (ja)
JP2521327Y2 (ja) 指針表示式電子時計の輪列構造
JPH0113324Y2 (ja)
JPS6222866Y2 (ja)
JPH0313749Y2 (ja)
JPS6141431Y2 (ja)
JPH0119808Y2 (ja)
JP2570706Y2 (ja) 電子腕時計
JPS6360984U (ja)
JPS6247570A (ja) 時計用地板の製造方法
JPH0616326Y2 (ja) 時 計
JPS6222864Y2 (ja)
JPH0729510Y2 (ja) 電子腕時計
JPS6328495Y2 (ja)
JPH065667Y2 (ja) 電子時計の切換機構
JPS6025593Y2 (ja) 時計の回路ブロツク保持構造
JP2537618B2 (ja) 電子時計
JPS6117433Y2 (ja)
JPS635036Y2 (ja)