JPH01127533A - 紙分離装置 - Google Patents

紙分離装置

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JPH01127533A
JPH01127533A JP28331587A JP28331587A JPH01127533A JP H01127533 A JPH01127533 A JP H01127533A JP 28331587 A JP28331587 A JP 28331587A JP 28331587 A JP28331587 A JP 28331587A JP H01127533 A JPH01127533 A JP H01127533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
belt
oscillation
separation
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP28331587A
Other languages
English (en)
Inventor
Sueo Akashi
赤司 末雄
Manabu Kihara
木原 学
Shigetaka Furukawa
古川 茂隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH01127533A publication Critical patent/JPH01127533A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ機(以下FAXと記す)及びシー
ト状原稿読み取り装置に挿入する原稿紙を機体の下部か
ら取り出す方式(以下下出し式と記す)の摩擦分離式紙
分離装置に関する。
〔従来の技術〕
現在FAX機及びシート状原稿読み取り装置における送
紙装置は通常下出し式のものが採用されているが、多数
枚重積されて装着される原稿紙を1枚づつ分離して送紙
し、ビビリや振動を伴う鳴き音がなく静粛な送紙がなさ
れることが重要である。従来の送紙装置においては、原
稿紙搬送ベルトと分離ベルトとを対向させたものが多い
が、この方式では原稿紙の分離性能は1分離ベルトと原
稿紙の摩擦力により重積された後続の原稿紙を阻止する
力の大小と、搬送ベルトの送紙力の大小とのバランスに
よって決定されている。従って上記の要件を満足するた
めに、挿入する原稿紙の枚数には限度があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように従来技術においては、原稿紙の挿大枚数を
多くし例えば概ね50枚になると、送紙装置は分離不能
となり一枚づつ送紙することができずいわゆる重送して
しまう、すなわち原稿紙の重量が増すため送紙すべき原
稿紙とそれ以外の原稿紙との摩擦力が増加するから、こ
れに対抗して搬送力2分離摩擦力ともに増加の必要があ
るが、原稿紙と分離ベルトとの摩擦によって生ずるステ
ィックスリップ等による振動でいわゆる鳴き音が発生し
、OA機器としては顧客に耐え難い騒音となり、特に挿
入最後尾の原稿紙は後続の原稿紙がないため鳴き音が一
層大きくなるという問題点があり、原稿紙の重さに限界
(A3判で最高50枚)があることと紙の種類が多様で
あるため、1枚送りを重視すると鳴き音が大きくなり、
鳴き音を小さくすると1枚送りができないという二律背
反現象が発生していた。この対策は一般的に分離ベルト
及び搬送ベルトの材質若しくはこれら周辺の構造の剛性
の増加等が考えられるが、時間と経費が掛かり過ぎるの
が欠点であった0本発明は上記の問題点を解決し簡易な
構造の原稿紙の分離装置を提供することを目的としてな
されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、搬送ベルトに対向して設置した揺動式分
離ベルトと、前記分離ベルトを支持する支持金具と該分
離ベルトとの間に設けたシート状弾性体と、前記支持金
具に重錘とを設けることによって達成される。
〔作用〕
分離部が回動することにより、前記弾性体と前記重錘か
らなる吸振器は、前記分離ベルトと原稿紙の間で発生す
るスティックスリップによる振動周波数を吸収して鳴き
音を減少させる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例として、イメージ情報をファイリン
グするイメージスキャナの原稿紙送紙装置を示す第1〜
4図に基づいて説明する6M稿読み取り装置は第3図に
示す通り搬送シャフト1の回転により一方面クラッチ2
を介して回転する搬送ローラ3と従動ローラ4との間に
巻き掛けた搬送ベルト5が矢印A方向に移動すると、シ
ートガイド21及びホッパ30上に挿入された原稿紙3
1の最下部の原稿紙1枚を矢印A方向に移行させる。原
稿紙31は搬送ベルト5と分離ベルト6の間を通過する
際、最下部の原稿紙1枚を分離してシートガイド23.
24の間を送紙ローラ14゜14′及び15.15’に
より図の左方から右方へ向かって送紙され、透明ガラス
18上を通過しイメージスキャナ32のランプ33の照
射を受けて走査されさらにシートガイド25.26に導
かれて排紙ローラ17,17’ を経て徘原稿紙31′
となる。この過程でスポンジローラ16は走査時の原稿
紙の振動を抑制する働きをなし、基板27は各駆動系の
作動を制御する。28.29は上カバー及び下カバーで
ある。
本発明の原稿紙分離装置の分離機構について詳細に述べ
る。原稿紙31は概ね50枚づつホッパ3oを介して供
給すると、紙押さえ重錘19を押し上げつつ分離ベルト
6と搬送ベルト5の接合部に原稿紙31束の端末が接触
するまで挿入される。
分離ベルト6と搬送ベルト5の周辺の分離機構は第1図
に示す。支持金具8は一体に形成された腕11及び揺動
軸9を備えており、腕11の側面に重錘35を固定して
いる。支持金具8の外周を囲んで分離ベルト6を設け、
また分離ベルト6と支持金具8との中間に弾性体34を
介在させている。
本実施例では、弾性体34は分離ベルト6と同厚。
同材質の発泡ウレタンゴムを使用すると共に分離ベルト
6の表面を折り返して形成しである。張力バネ36(第
2図)は分離ベルト6に適宜の張力を付与するものであ
る。ホルダ7は揺動軸9と嵌合する軸受10を備えてい
る。また腕11の先端は第3図aを隔てて調整金具12
と対接しており、このため支持金具8は揺動軸9を中心
として上記Qだけ揺動可能である。上記の構成において
、電源スィッチをONすると、搬送シャフト1が回転し
搬送ローラ3に回転が伝達され搬送ベルト5が回転する
0回転と同時に図示しないソレノイドが作動し、従動ロ
ーラ4自体が搬送シャフト1を中心として時計方向に回
動し、搬送ベルト5は第3図5′の位置から第1図5#
の位置まで移動し、紙押さえ重錘19との作用で原稿紙
31全面に搬送ベルト5の搬送力が伝達されると共に、
原稿紙31は分離ベルト6に押圧され重積層下部の数枚
づつ分離ベルト6と搬送ベルト5の隙間に潜入し、最下
部の1枚だけが送紙ローラ14,14’の方向に送紙さ
れる。すなわち搬送ベルト5の搬送ローラ3上の凸曲面
と、これに接する分離ベルト6の凹曲面との間で原稿紙
31が1枚づつ分離されるように構成されている0次い
で原稿紙31の先端が送紙ローラ15,15’の位置に
到達したとき、搬送シャフト1の駆動が停止し、前記ソ
レノイドの励磁も停止され搬送ベルト5は第1図51の
位置から第3図5′の位置に戻る。従って原稿紙31は
送紙ローラ14,14’と15.15’による引張りの
みを受けることになる。分離ベルト6と搬送ベルト5間
に原稿紙31が存在する場合は、分離ベルト6方向から
の押圧力に伴う原稿紙31と搬送ベルト5の間の摩擦力
により、一方向クラッチ2を介して搬送ローラ3が空転
し原稿紙31を送り出すが、この際、支持金具8は揺動
軸9を中心として反時計方向に回動して腕11と調整金
具12とは密着する。この状態では送紙中の原稿紙1枚
以外の原稿紙31は潜入が阻止される。さらに送紙が進
んで原稿紙31の後端がり離ベルト6から離れると支持
金具8揺動軸9を中心に時計方向に回動し、腕11と調
整金具12との間隔Ωを維持して元の位置に復帰し、次
にスイッチがONL、て原稿紙31の送紙されるまで待
機することを繰り返す、スティックスリップ現象による
鳴き音は分離ベルト6と原稿紙31の間の摩擦力によっ
て発生するもので、これは表面の滑らかな上質紙、薄い
紙など紙質や厚さの条件によって発生し易く、特に原稿
紙の送紙最終段階には分離ベルト6の先端に次にくる紙
がないため、1枚の原稿紙31全面が分離ベルト6と接
触し鳴き音が発生し易い条件となるが、本発明において
は、分離ベルト6と支持金具8との間に設けた弾性体3
4と重錘35との組合せ効果により、分離ベルト6と原
稿紙31との間で生起する振動は、揺動軸9廻りにモー
メントを付加する重#I35と発泡ウレタンゴム製の弾
性体34により緩和吸収され、鳴き音は殆ど発生しない
、また原稿紙31の紙質や厚さにより、随時振動周波数
に対応して調整金具12と腕11との間隔寸法Qを変え
振動の減衰作用を調整することができる0重錘35は構
造条件により発生しやすい振動周波数に対し最適値が選
定されるべきであるが、本実施例においては、30〜5
0グラムとした。また上記の実施例の弾性体34は、振
動発生部に最も近い部分に設けているが、別の弾性体を
重錘35と支持金具8の腕11との間に介在して取付け
ればさらに有効である。第4図は、本発明の分離ベルト
6の支持金具11の振動周波数Aと従来技術の分離ベル
ト支持金具の振動周波数Bとを比較した特性図であるが
、明らかに本発明の振動周波数は低減しており平均して
15〜20dBの差がある。
〔発明の効果〕
本発明の実施により、簡単な構造で紙質の相違による振
動調整が容易にでき、紙分漏装置のスティックスリップ
現象による振動の低減と鳴き音を防止することができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る紙分離装置の一実施例要部の拡大
図、第2図は第1図の分離ベルトと支持金具の斜視図、
第3図は本発明の紙分離装置を含むJilM読み取り装
置の側断面図、第4図は本発明と従来技術の分離ベルト
支持金具の振動周波数の比較特性図である。 6・・・分離ベルト、8・・・支持金具、11・・・腕
、34第1図 mT数(に/(Z)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、搬送ベルトと分離ベルトの間に多数枚のシート状原
    稿紙を導入し、前記搬送ベルトに接触する原稿紙を順次
    1枚づつ取り出して送紙する摩擦分離式紙分離装置にお
    いて、前記搬送ベルトの駆動軸と平行な揺動軸を支軸と
    して揺動する分離ベルトと、前記分離ベルトを支持する
    支持金具と該分離ベルトとの間に設けたシート状弾性体
    と、前記支持金具に重錘とを設けていることを特徴とす
    る紙分離装置。 2、前記分離ベルトは、発泡ウレタンゴム製ベルトの両
    端末を二重に折り返して凹形とし、前記両端末を連結す
    る張力バネを備える構成としたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の紙分離装置。
JP28331587A 1987-11-11 1987-11-11 紙分離装置 Pending JPH01127533A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28331587A JPH01127533A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 紙分離装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28331587A JPH01127533A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 紙分離装置

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JPH01127533A true JPH01127533A (ja) 1989-05-19

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ID=17663870

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JP28331587A Pending JPH01127533A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 紙分離装置

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