JPH0891611A - 原稿送り装置 - Google Patents
原稿送り装置Info
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- JPH0891611A JPH0891611A JP23093894A JP23093894A JPH0891611A JP H0891611 A JPH0891611 A JP H0891611A JP 23093894 A JP23093894 A JP 23093894A JP 23093894 A JP23093894 A JP 23093894A JP H0891611 A JPH0891611 A JP H0891611A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ユーザ自身の簡略な操作で一般に
使用されいるいずれの厚さの原稿に対しても充分な給紙
性能を得ることができる原稿送り装置を提供する。 【構成】 本発明の原稿送り装置1は、原稿積載台上に
積載される各種厚さの原稿を画像形成に供すべく搬送す
る給紙ローラ11と、給紙ローラ11に当接して原稿を
一枚ずつに分離する分離ローラ14と、前記給紙ローラ
11に対して原稿積載台からの原稿を押圧する押圧部材
と、前記分離ローラ14を給紙ローラ11側に押圧して
原稿の分離力を付与する分離力付与部材と、装置本体の
外側から操作可能に設けた操作部材と、この操作部材の
操作により前記原稿の各種厚さに応じて前記押圧部材の
給紙ローラ11側への押圧力及び前記分離力付与部材に
よる分離力を連動して増減させる給紙力増減機構部23
とを有する。
使用されいるいずれの厚さの原稿に対しても充分な給紙
性能を得ることができる原稿送り装置を提供する。 【構成】 本発明の原稿送り装置1は、原稿積載台上に
積載される各種厚さの原稿を画像形成に供すべく搬送す
る給紙ローラ11と、給紙ローラ11に当接して原稿を
一枚ずつに分離する分離ローラ14と、前記給紙ローラ
11に対して原稿積載台からの原稿を押圧する押圧部材
と、前記分離ローラ14を給紙ローラ11側に押圧して
原稿の分離力を付与する分離力付与部材と、装置本体の
外側から操作可能に設けた操作部材と、この操作部材の
操作により前記原稿の各種厚さに応じて前記押圧部材の
給紙ローラ11側への押圧力及び前記分離力付与部材に
よる分離力を連動して増減させる給紙力増減機構部23
とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成に供する原稿
を積載し、画像形成装置の原稿台(原稿台ガラス)に送
り込む原稿送り装置に関する。
を積載し、画像形成装置の原稿台(原稿台ガラス)に送
り込む原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿送り装置においては、原稿積
載台上に積載される各種原稿を給紙ローラを用いた原稿
給紙機構により搬送して原稿台に向けて搬送している。
載台上に積載される各種原稿を給紙ローラを用いた原稿
給紙機構により搬送して原稿台に向けて搬送している。
【0003】このような原稿給紙機構の従来例を図12
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0004】同図に示す従来の原稿給紙機構は、原稿積
載台からの原稿を外周に接触させつつ搬送する給紙ロー
ラ100と、この給紙ローラ100に当接して原稿を一
枚ずつに分離する分離ローラ101と、前記給紙ローラ
100の外周に原稿を押圧する押圧板103と、この押
圧板103を給紙ローラ100に対して接離させる押圧
板接離機構部104と、前記分離ローラ101を給紙ロ
ーラ100に対して所定の分離力(分離圧)で押し付け
る分離ローラ押圧機構部105とを具備している。
載台からの原稿を外周に接触させつつ搬送する給紙ロー
ラ100と、この給紙ローラ100に当接して原稿を一
枚ずつに分離する分離ローラ101と、前記給紙ローラ
100の外周に原稿を押圧する押圧板103と、この押
圧板103を給紙ローラ100に対して接離させる押圧
板接離機構部104と、前記分離ローラ101を給紙ロ
ーラ100に対して所定の分離力(分離圧)で押し付け
る分離ローラ押圧機構部105とを具備している。
【0005】前記押圧板接離機構部104は、図12に
示すように、前記給紙ローラ100の近傍に配置した電
磁ソレノイド106と、この電磁ソレノイド106の上
部の定位置に配置した回動軸107により略中央部を回
動可能に支持されるとともに、一端を前記電磁ソレノイ
ド106の作動子106aに連結し他端を回動軸107
の上方に突出させた回動アーム108と、前記電磁ソレ
ノイド106から上方に突出させた取り付け板109と
前記回動アーム108の他端との間に張設したコイルば
ね110とを具備し、前記押圧板103の末端を回動軸
107に取り付けて不使用時には前記コイルばね110
の付勢力により前記押圧板103を給紙ローラ100か
ら離間させ、使用時には前記電磁ソレノイド106によ
り作動子106aを吸引して回動アーム108を介して
回動軸107を矢印α方向に回動させ、これにより、前
記押圧板103を給紙ローラ100の外周に接触させる
ように構成している。
示すように、前記給紙ローラ100の近傍に配置した電
磁ソレノイド106と、この電磁ソレノイド106の上
部の定位置に配置した回動軸107により略中央部を回
動可能に支持されるとともに、一端を前記電磁ソレノイ
ド106の作動子106aに連結し他端を回動軸107
の上方に突出させた回動アーム108と、前記電磁ソレ
ノイド106から上方に突出させた取り付け板109と
前記回動アーム108の他端との間に張設したコイルば
ね110とを具備し、前記押圧板103の末端を回動軸
107に取り付けて不使用時には前記コイルばね110
の付勢力により前記押圧板103を給紙ローラ100か
ら離間させ、使用時には前記電磁ソレノイド106によ
り作動子106aを吸引して回動アーム108を介して
回動軸107を矢印α方向に回動させ、これにより、前
記押圧板103を給紙ローラ100の外周に接触させる
ように構成している。
【0006】この場合、押圧板103の押圧力により普
通紙からなる原稿に対して充分な給紙力が得られるよう
に前記電磁ソレノイド106の位置を設定しているの
で、薄紙や厚紙等の原稿を頻繁に使用するユーザーに対
しては、電磁ソレノイド106の支持基板111に対す
る取り付け位置(ネジ止め)を図12に示す矢印方向に
変更することで、回動アーム108、回動軸107の回
動量を変え、前記押圧板103の押圧力を調整してい
る。
通紙からなる原稿に対して充分な給紙力が得られるよう
に前記電磁ソレノイド106の位置を設定しているの
で、薄紙や厚紙等の原稿を頻繁に使用するユーザーに対
しては、電磁ソレノイド106の支持基板111に対す
る取り付け位置(ネジ止め)を図12に示す矢印方向に
変更することで、回動アーム108、回動軸107の回
動量を変え、前記押圧板103の押圧力を調整してい
る。
【0007】一方、前記分離ローラ押圧機構部105
は、分離ローラ101を保持する固定板金部115に対
して板ばね116をねじ止めし、この板ばね116の自
由端を前記分離ローラ101の軸101aに押し当てて
この板ばね116の弾性力によって分離ローラ101に
給紙ローラ100に対する押圧力を付与している。
は、分離ローラ101を保持する固定板金部115に対
して板ばね116をねじ止めし、この板ばね116の自
由端を前記分離ローラ101の軸101aに押し当てて
この板ばね116の弾性力によって分離ローラ101に
給紙ローラ100に対する押圧力を付与している。
【0008】このため、薄紙や厚紙等の原稿を頻繁に使
用するユーザーに対しては、板ばね116をその原稿の
厚さに応じて取り付け直す必要がある。
用するユーザーに対しては、板ばね116をその原稿の
厚さに応じて取り付け直す必要がある。
【0009】従って、従来装置においては、ユーザーが
使用する原稿の厚さに対応してサービスマンが上述した
2種類の調整を施して、薄紙から厚紙までの各種の厚さ
の原稿に対する充分な給紙性能を得るようにしていた。
使用する原稿の厚さに対応してサービスマンが上述した
2種類の調整を施して、薄紙から厚紙までの各種の厚さ
の原稿に対する充分な給紙性能を得るようにしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
装置においては、通常、普通紙に対して充分な給紙性能
が得られるように押圧板接離機構部104及び分離ロー
ラ押圧機構部105を調整していたため、薄紙や厚紙の
原稿に対しては充分な給紙性能が得られていなかった。
装置においては、通常、普通紙に対して充分な給紙性能
が得られるように押圧板接離機構部104及び分離ロー
ラ押圧機構部105を調整していたため、薄紙や厚紙の
原稿に対しては充分な給紙性能が得られていなかった。
【0011】このため、薄紙又は厚紙の原稿を使用する
特定のユーザーにおいて、薄紙原稿又は厚紙原稿給紙時
に時々又は頻繁に給紙ジャムが発生していた。
特定のユーザーにおいて、薄紙原稿又は厚紙原稿給紙時
に時々又は頻繁に給紙ジャムが発生していた。
【0012】そして、そのジャム発生により、サービス
マン又は設計者がユーザー先まで出向き手間と労力を費
して既述した2種類の押圧力を調整しなければならない
という煩雑さがあった。
マン又は設計者がユーザー先まで出向き手間と労力を費
して既述した2種類の押圧力を調整しなければならない
という煩雑さがあった。
【0013】そこで、本発明はサービスマンや設計者を
煩わすこと無く、ユーザ自身の簡略な操作で一般に使用
されいるいずれの厚さの原稿に対しても充分な給紙性能
を得ることができる原稿送り装置を提供することを目的
とする。
煩わすこと無く、ユーザ自身の簡略な操作で一般に使用
されいるいずれの厚さの原稿に対しても充分な給紙性能
を得ることができる原稿送り装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の原稿送り
装置は、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を画
像形成に供すべく搬送する給紙ローラと、給紙ローラに
当接して原稿を一枚ずつに分離する分離ローラと、前記
給紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する押
圧部材と、前記分離ローラを給紙ローラ側に押圧して原
稿の分離力を付与する分離力付与部材と、装置本体の外
側から操作可能に設けた操作部材と、この操作部材の操
作により前記原稿の各種厚さに応じて前記押圧部材の給
紙ローラ側への押圧力及び前記分離力付与部材による分
離力を連動して増減させる給紙力増減機構部とを有する
ものである。
装置は、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を画
像形成に供すべく搬送する給紙ローラと、給紙ローラに
当接して原稿を一枚ずつに分離する分離ローラと、前記
給紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する押
圧部材と、前記分離ローラを給紙ローラ側に押圧して原
稿の分離力を付与する分離力付与部材と、装置本体の外
側から操作可能に設けた操作部材と、この操作部材の操
作により前記原稿の各種厚さに応じて前記押圧部材の給
紙ローラ側への押圧力及び前記分離力付与部材による分
離力を連動して増減させる給紙力増減機構部とを有する
ものである。
【0015】請求項2記載の原稿送り装置は、原稿積載
台上に積載される各種厚さの原稿を画像形成に供すべく
搬送する給紙ローラと、給紙ローラに当接して原稿を一
枚ずつに分離する分離ローラと、前記給紙ローラに対し
て原稿積載台からの原稿を押圧する押圧板と、前記分離
ローラの軸部を給紙ローラ側に付勢し分離ローラによる
原稿の分離力を付与するα状に形成した付勢ばねと、装
置本体の外側から操作可能に設けた操作部材と、この操
作部材の操作により前記原稿の各種厚さに応じて前記押
圧板の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ばねによる
分離力を連動して増減させる給紙力増減機構部とを有す
るものである。
台上に積載される各種厚さの原稿を画像形成に供すべく
搬送する給紙ローラと、給紙ローラに当接して原稿を一
枚ずつに分離する分離ローラと、前記給紙ローラに対し
て原稿積載台からの原稿を押圧する押圧板と、前記分離
ローラの軸部を給紙ローラ側に付勢し分離ローラによる
原稿の分離力を付与するα状に形成した付勢ばねと、装
置本体の外側から操作可能に設けた操作部材と、この操
作部材の操作により前記原稿の各種厚さに応じて前記押
圧板の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ばねによる
分離力を連動して増減させる給紙力増減機構部とを有す
るものである。
【0016】請求項3記載の原稿送り装置は、原稿積載
台上に積載される各種厚さの原稿を画像形成に供すべく
搬送する給紙ローラと、給紙ローラに当接して原稿を一
枚ずつに分離する分離ローラと、前記給紙ローラに対し
て原稿積載台からの原稿を押圧する押圧板と、前記分離
ローラの軸部を給紙ローラ側に付勢し分離ローラによる
原稿の分離力を付与するα状に形成した付勢ばねと、装
置本体の外側から操作可能に設けた第1の厚さと、この
第1の厚さよりも厚い第2の厚さの紙厚を設定する操作
部材と、この操作部材の操作により第1の厚さ若しくは
第2の厚さのいずれかからなる原稿に応じて前記押圧板
の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ばねによる分離
力を連動して第1の分離力及びこの第1の分離力よりも
大きい第2の分離力のいずれかに切り替える給紙力増減
機構部とを有するものである。
台上に積載される各種厚さの原稿を画像形成に供すべく
搬送する給紙ローラと、給紙ローラに当接して原稿を一
枚ずつに分離する分離ローラと、前記給紙ローラに対し
て原稿積載台からの原稿を押圧する押圧板と、前記分離
ローラの軸部を給紙ローラ側に付勢し分離ローラによる
原稿の分離力を付与するα状に形成した付勢ばねと、装
置本体の外側から操作可能に設けた第1の厚さと、この
第1の厚さよりも厚い第2の厚さの紙厚を設定する操作
部材と、この操作部材の操作により第1の厚さ若しくは
第2の厚さのいずれかからなる原稿に応じて前記押圧板
の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ばねによる分離
力を連動して第1の分離力及びこの第1の分離力よりも
大きい第2の分離力のいずれかに切り替える給紙力増減
機構部とを有するものである。
【0017】
【作用】以下に本発明の作用を詳細に説明する。
【0018】請求項1記載の原稿送り装置における給紙
ローラは、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を
画像形成に供すべく搬送するが、この際、押圧部材は給
紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する。ま
た、分離ローラは、分離力付与部材による分離力を受け
て給紙ローラに当接し原稿積載台からの原稿を一枚ずつ
に分離する。
ローラは、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を
画像形成に供すべく搬送するが、この際、押圧部材は給
紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する。ま
た、分離ローラは、分離力付与部材による分離力を受け
て給紙ローラに当接し原稿積載台からの原稿を一枚ずつ
に分離する。
【0019】このような動作を行う原稿送り装置におい
て、装置本体の外側から操作部材を原稿の各種厚さに応
じて操作すると、給紙力増減機構部は、前記原稿の各種
厚さに応じて前記押圧部材の給紙ローラ側への押圧力及
び前記分離力付与部材による分離力を連動して増減させ
る。これにより、操作部材の操作のみで原稿の各種厚さ
に応じた最適の押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形
成に供することができ、充分な給紙性能が得られる。
て、装置本体の外側から操作部材を原稿の各種厚さに応
じて操作すると、給紙力増減機構部は、前記原稿の各種
厚さに応じて前記押圧部材の給紙ローラ側への押圧力及
び前記分離力付与部材による分離力を連動して増減させ
る。これにより、操作部材の操作のみで原稿の各種厚さ
に応じた最適の押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形
成に供することができ、充分な給紙性能が得られる。
【0020】請求項2記載の原稿送り装置における給紙
ローラは、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を
画像形成に供すべく搬送するが、この際、押圧板は,給
紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する。ま
た、分離ローラは、α状に形成した付勢ばねによる分離
力を受けて給紙ローラに当接し原稿積載台からの原稿を
一枚ずつに分離する。
ローラは、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を
画像形成に供すべく搬送するが、この際、押圧板は,給
紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する。ま
た、分離ローラは、α状に形成した付勢ばねによる分離
力を受けて給紙ローラに当接し原稿積載台からの原稿を
一枚ずつに分離する。
【0021】このような動作を行う原稿送り装置におい
て、装置本体の外側から操作部材を原稿の各種厚さに応
じて操作すると、給紙力増減機構部は、前記原稿の各種
厚さに応じて前記押圧板の給紙ローラ側への押圧力及び
前記付勢ばねによる分離力を連動して増減させる。これ
により、操作部材の操作のみで原稿の各種厚さに応じた
最適の押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形成に供す
ることができ、充分な給紙性能が得られる。
て、装置本体の外側から操作部材を原稿の各種厚さに応
じて操作すると、給紙力増減機構部は、前記原稿の各種
厚さに応じて前記押圧板の給紙ローラ側への押圧力及び
前記付勢ばねによる分離力を連動して増減させる。これ
により、操作部材の操作のみで原稿の各種厚さに応じた
最適の押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形成に供す
ることができ、充分な給紙性能が得られる。
【0022】請求項3記載の原稿送り装置における給紙
ローラは、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を
画像形成に供すべく搬送するが、この際、押圧板は,給
紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する。ま
た、分離ローラは、α状に形成した付勢ばねによる分離
力を受けて給紙ローラに当接し原稿積載台からの原稿を
一枚ずつに分離する。
ローラは、原稿積載台上に積載される各種厚さの原稿を
画像形成に供すべく搬送するが、この際、押圧板は,給
紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押圧する。ま
た、分離ローラは、α状に形成した付勢ばねによる分離
力を受けて給紙ローラに当接し原稿積載台からの原稿を
一枚ずつに分離する。
【0023】このような動作を行う原稿送り装置におい
て、装置本体の外側から操作部材を操作し、原稿に応じ
て前記押圧板の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ば
ねによる分離力を連動して第1の分離力及びこの第1の
分離力よりも大きい第1の分離力のいずれかに切り替え
る。
て、装置本体の外側から操作部材を操作し、原稿に応じ
て前記押圧板の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ば
ねによる分離力を連動して第1の分離力及びこの第1の
分離力よりも大きい第1の分離力のいずれかに切り替え
る。
【0024】これにより、操作部材の操作のみで薄紙、
普通紙、厚紙のいずれかかからなる原稿の厚さに応じた
押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形成に供すること
ができ、充分な給紙性能が得られる。
普通紙、厚紙のいずれかかからなる原稿の厚さに応じた
押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形成に供すること
ができ、充分な給紙性能が得られる。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0026】図1は、本実施例の原稿送り装置1を、画
像形成装置である電子複写機50の原稿台(原稿台ガラ
ス)50A上にを取り付けた状態を示すものであり、図
2は、本実施例の原稿送り装置1の外観を示すものであ
る。
像形成装置である電子複写機50の原稿台(原稿台ガラ
ス)50A上にを取り付けた状態を示すものであり、図
2は、本実施例の原稿送り装置1の外観を示すものであ
る。
【0027】図1,図2に示す自動原稿送り装置1は、
略直方体状の装置本体51の上部に備えたB5版,A4
版等各種サイズの原稿を載置する原稿給紙台52と、こ
の原稿給紙台52にスラスド可能に組み込まれ、前記原
稿の両側(幅方向両側)の規制を行う一対のサイドガイ
ド54と、原稿給紙台52の前方に設けたジャム処理蓋
55と、原稿給紙台52の後方に設けた排紙受部56
と、前記ジャム処理蓋55の上面端部から上方に突出さ
せた操作部材としての操作レバ57とを有している。こ
の操作レバ57は図3に示すように原稿の厚さとして薄
紙、普通紙、厚紙の3種類の紙厚を設定可能となってい
る。
略直方体状の装置本体51の上部に備えたB5版,A4
版等各種サイズの原稿を載置する原稿給紙台52と、こ
の原稿給紙台52にスラスド可能に組み込まれ、前記原
稿の両側(幅方向両側)の規制を行う一対のサイドガイ
ド54と、原稿給紙台52の前方に設けたジャム処理蓋
55と、原稿給紙台52の後方に設けた排紙受部56
と、前記ジャム処理蓋55の上面端部から上方に突出さ
せた操作部材としての操作レバ57とを有している。こ
の操作レバ57は図3に示すように原稿の厚さとして薄
紙、普通紙、厚紙の3種類の紙厚を設定可能となってい
る。
【0028】前記装置本体51の内部には、図1に示す
ように、原稿の給紙を行う給紙部3と、原稿を電子複写
機50の原稿台50A上で搬送するベルト63、プーリ
61,62を用いた原稿搬送手段60と、原稿搬送手段
60を挟んで給紙部3と反対側に設けた原稿の搬送方向
を反転し、排紙受部56に送る排紙反転部部5とを配置
している。
ように、原稿の給紙を行う給紙部3と、原稿を電子複写
機50の原稿台50A上で搬送するベルト63、プーリ
61,62を用いた原稿搬送手段60と、原稿搬送手段
60を挟んで給紙部3と反対側に設けた原稿の搬送方向
を反転し、排紙受部56に送る排紙反転部部5とを配置
している。
【0029】前記給紙部3は、原稿給紙台52から原稿
を取り出し搬送する給紙ローラ(ピックアップローラ)
11と、ペーパー・ガイド12と、原稿の有無を検知す
る図示しない検知スイッチと、給紙ローラ11により取
り出した原稿を一枚ずつに分離する分離ローラ14と、
原稿を電子複写機50の原稿台50Aに向けて搬送する
アライニングローラ群15とを有している。
を取り出し搬送する給紙ローラ(ピックアップローラ)
11と、ペーパー・ガイド12と、原稿の有無を検知す
る図示しない検知スイッチと、給紙ローラ11により取
り出した原稿を一枚ずつに分離する分離ローラ14と、
原稿を電子複写機50の原稿台50Aに向けて搬送する
アライニングローラ群15とを有している。
【0030】前記原稿搬送手段60は、一対のプーリ6
1,62にベルト63を掛け渡しこのベルト83の下面
側を原稿台50A面に接触させるとともに、所定間隔の
押圧ローラ群64によりベルト63の下面側を原稿台5
0A側に押圧するようになっている。
1,62にベルト63を掛け渡しこのベルト83の下面
側を原稿台50A面に接触させるとともに、所定間隔の
押圧ローラ群64によりベルト63の下面側を原稿台5
0A側に押圧するようになっている。
【0031】前記給紙部3は、さらに、図4に示すよう
に、前記給紙ローラ11に対して原稿積載台52からの
原稿を押圧する押圧部材としての押圧板21と、前記分
離ローラ14の軸部14aを給紙ローラ側に付勢し分離
ローラ14による原稿の分離力を付与するα状に形成し
た分離圧付与部材としての付勢ばね22と、前記操作レ
バ57の操作により薄紙、普通紙、厚紙のいずれかから
なる原稿に応じて前記押圧板21の給紙ローラ12側へ
の押圧力及び前記付勢ばね22による分離力を連動して
小、中、大のいずれかに切り替える給紙力増減機構部2
3とを有している。
に、前記給紙ローラ11に対して原稿積載台52からの
原稿を押圧する押圧部材としての押圧板21と、前記分
離ローラ14の軸部14aを給紙ローラ側に付勢し分離
ローラ14による原稿の分離力を付与するα状に形成し
た分離圧付与部材としての付勢ばね22と、前記操作レ
バ57の操作により薄紙、普通紙、厚紙のいずれかから
なる原稿に応じて前記押圧板21の給紙ローラ12側へ
の押圧力及び前記付勢ばね22による分離力を連動して
小、中、大のいずれかに切り替える給紙力増減機構部2
3とを有している。
【0032】以下に、原稿送り装置1の具体的構成を前
記給紙部3を主にし、かつ、図5乃至図11をも参照し
て説明する。
記給紙部3を主にし、かつ、図5乃至図11をも参照し
て説明する。
【0033】前記給紙部3は、図5乃至図8に示すよう
に、フロントフレーム25、バックフレーム26、前記
分離ローラ14を取り付ける分離ローラ固定板金27、
上給紙ガイド28、下給紙ガイド29、分離ローラ14
の手前で原稿を捌く捌き板30、操作レバ57の位置決
めをする凸ガイド31、シャフト32、操作レバ57を
凸ガイド31に押し付けるスプリング33、スプリング
を固定する固定ガイド34、分離ローラ14を加圧する
α状に形成した付勢ばね22、付勢ばね22を固定する
シャフト板金35、前記押圧板21を給紙ローラ11に
対して接離させる電磁ソレノイド36、電磁ソレノイド
36を固定する板金37、押圧板21と電磁ソレノイド
36とを連結するアーム38、電磁ソレノイド36の吸
引力に対向するスプリング39、押圧板21とともに回
動する給紙力増減機構部23を構成する連結アーム4
0、連結アーム40と前記操作レバ57との間に張設し
たコイルばね41、連結アーム40および押圧板21を
支持する軸42等を有している。
に、フロントフレーム25、バックフレーム26、前記
分離ローラ14を取り付ける分離ローラ固定板金27、
上給紙ガイド28、下給紙ガイド29、分離ローラ14
の手前で原稿を捌く捌き板30、操作レバ57の位置決
めをする凸ガイド31、シャフト32、操作レバ57を
凸ガイド31に押し付けるスプリング33、スプリング
を固定する固定ガイド34、分離ローラ14を加圧する
α状に形成した付勢ばね22、付勢ばね22を固定する
シャフト板金35、前記押圧板21を給紙ローラ11に
対して接離させる電磁ソレノイド36、電磁ソレノイド
36を固定する板金37、押圧板21と電磁ソレノイド
36とを連結するアーム38、電磁ソレノイド36の吸
引力に対向するスプリング39、押圧板21とともに回
動する給紙力増減機構部23を構成する連結アーム4
0、連結アーム40と前記操作レバ57との間に張設し
たコイルばね41、連結アーム40および押圧板21を
支持する軸42等を有している。
【0034】次に、前記原稿送り装置1の作用を説明す
る。
る。
【0035】はじめに、給紙動作の概略について説明す
る。
る。
【0036】原稿積載台52上に原稿がセットされ、給
紙時原稿を捌く役割を果たす捌き板30で原稿先端が押
し当てられ給紙位置に原稿がセットされる。
紙時原稿を捌く役割を果たす捌き板30で原稿先端が押
し当てられ給紙位置に原稿がセットされる。
【0037】そして、電磁ソレノイド36の吸引力によ
り押圧板21が給紙ローラ11に押し当てられる。押圧
板21の押圧力により、給紙ローラ11と原稿の間に摩
擦力を生じ、原稿を給紙するに充分な給紙力を発生さ
せ、給紙ローラ11が回転することにより原稿を給紙す
る。
り押圧板21が給紙ローラ11に押し当てられる。押圧
板21の押圧力により、給紙ローラ11と原稿の間に摩
擦力を生じ、原稿を給紙するに充分な給紙力を発生さ
せ、給紙ローラ11が回転することにより原稿を給紙す
る。
【0038】給紙された原稿は、分離ローラ14まで搬
送される。分離ローラ14まで搬送された原稿は分離ロ
ーラ14と給紙ローラ11との摩擦係数の違いにより一
枚づつに分離され、レジストローラ群15へと搬送され
る。
送される。分離ローラ14まで搬送された原稿は分離ロ
ーラ14と給紙ローラ11との摩擦係数の違いにより一
枚づつに分離され、レジストローラ群15へと搬送され
る。
【0039】その後、レジストローラ群15からベルト
63へ搬送され、ベルト63により搬送された原稿は、
原稿台50A上に送られ、複写行程終了後、再度ベルト
63により排紙反転部5へ送られ、さらに、排紙受部5
6へ排出される。
63へ搬送され、ベルト63により搬送された原稿は、
原稿台50A上に送られ、複写行程終了後、再度ベルト
63により排紙反転部5へ送られ、さらに、排紙受部5
6へ排出される。
【0040】この動作は、原稿積載台52上にセットさ
れた原稿全てが搬送されるまで継続される。
れた原稿全てが搬送されるまで継続される。
【0041】このような原稿送り装置1の動作におい
て、薄紙・普通紙・厚紙のいずれかからなる原稿の厚さ
に応じた押圧板21の押圧力切り替え動作について以下
に説明する。
て、薄紙・普通紙・厚紙のいずれかからなる原稿の厚さ
に応じた押圧板21の押圧力切り替え動作について以下
に説明する。
【0042】前記押圧板21は、給紙ローラ11に対し
押圧力を与えることにより、給紙ローラ11に摩擦力を
発生させる。そして、この摩擦力により給紙ローラ11
の回転に伴い原稿を給紙するという役割を担っている。
従って、この押圧板21が給紙ローラ11に与える押圧
力を変化させることにより、給紙ローラ11の摩擦力が
変化し、それに伴い原稿の給紙力も変化する。
押圧力を与えることにより、給紙ローラ11に摩擦力を
発生させる。そして、この摩擦力により給紙ローラ11
の回転に伴い原稿を給紙するという役割を担っている。
従って、この押圧板21が給紙ローラ11に与える押圧
力を変化させることにより、給紙ローラ11の摩擦力が
変化し、それに伴い原稿の給紙力も変化する。
【0043】薄紙、普通紙、厚紙の各原稿を給紙する
時、給紙力はどのように変化させる必要があるかを試験
結果及び経験に基づいて考察すると、薄紙原稿を給紙す
る時は給紙力は普通紙原稿に比べ少なくて済むが、厚紙
原稿を給紙する時は普通紙給紙に比べ給紙力を必要とす
る。つまり、押圧板21について考察すると、薄紙原稿
給紙時には普通紙給紙に比べ給紙ローラ11に対する押
圧力を減らし、厚紙原稿給紙時には押圧力を増す必要が
ある。従って、前記操作レバ57及び給紙力増減機構部
23により給紙力(押圧板加圧力)を変化させることに
より薄紙から厚紙原稿まで充分な給紙力を得ることがで
きる。
時、給紙力はどのように変化させる必要があるかを試験
結果及び経験に基づいて考察すると、薄紙原稿を給紙す
る時は給紙力は普通紙原稿に比べ少なくて済むが、厚紙
原稿を給紙する時は普通紙給紙に比べ給紙力を必要とす
る。つまり、押圧板21について考察すると、薄紙原稿
給紙時には普通紙給紙に比べ給紙ローラ11に対する押
圧力を減らし、厚紙原稿給紙時には押圧力を増す必要が
ある。従って、前記操作レバ57及び給紙力増減機構部
23により給紙力(押圧板加圧力)を変化させることに
より薄紙から厚紙原稿まで充分な給紙力を得ることがで
きる。
【0044】即ち、ユーザーが使用する原稿の厚さに応
じて薄紙、普通紙、厚紙モードを選択し、操作レバ57
を図3に示す薄紙、普通紙、厚紙の3段階のいずれかの
位置に切り替える。
じて薄紙、普通紙、厚紙モードを選択し、操作レバ57
を図3に示す薄紙、普通紙、厚紙の3段階のいずれかの
位置に切り替える。
【0045】これにより、図4に示すように前記連結ア
ーム40と前記操作レバ57との間に張設したコイルば
ね41の伸縮距離が変化し、ばね加重が変化する。
ーム40と前記操作レバ57との間に張設したコイルば
ね41の伸縮距離が変化し、ばね加重が変化する。
【0046】このコイルばね41の加重の変化により、
押圧板21の給紙ローラ11に対する押圧力が変化し、
給紙ローラ11による搬送力が変化する。
押圧板21の給紙ローラ11に対する押圧力が変化し、
給紙ローラ11による搬送力が変化する。
【0047】普通紙原稿給紙時と比べて、薄紙原稿給紙
時は前記操作レバ57を薄紙側にセットし、減圧方向
(押圧力:減少)にコイルばね41のばね加重を切り替
える。
時は前記操作レバ57を薄紙側にセットし、減圧方向
(押圧力:減少)にコイルばね41のばね加重を切り替
える。
【0048】また、厚紙原稿給紙時は前記操作レバ57
を厚紙側にセットし、増圧方向(押圧力:増加)にコイ
ルばね41のばね加重を切り替える。
を厚紙側にセットし、増圧方向(押圧力:増加)にコイ
ルばね41のばね加重を切り替える。
【0049】次に、前記分離ローラ14による原稿の分
離力について考察する。
離力について考察する。
【0050】分離ローラ14は給紙ローラ11に対し圧
力を与えることにより、分離ローラ14と給紙ローラ1
1との間で摩擦力を発生させる役割を担っている。そし
て、この二種類ローラと原稿との間の摩擦力の違いによ
り、給紙ローラ11の回転に伴い原稿を一枚づつに分離
するものである。
力を与えることにより、分離ローラ14と給紙ローラ1
1との間で摩擦力を発生させる役割を担っている。そし
て、この二種類ローラと原稿との間の摩擦力の違いによ
り、給紙ローラ11の回転に伴い原稿を一枚づつに分離
するものである。
【0051】従って、給紙ローラ11に対する押圧力を
変化させることにより、分離ローラ14と給紙ローラ1
1間の摩擦力が変化し、それに伴い原稿の分離力も変化
する。
変化させることにより、分離ローラ14と給紙ローラ1
1間の摩擦力が変化し、それに伴い原稿の分離力も変化
する。
【0052】前述した場合と同様、薄紙から厚紙原稿を
給紙する時の分離力を試験結果及び経験に基づいて考察
すると、給紙力と同様普通紙原稿に比べ薄紙原稿を分離
する時は分離圧を減らし、厚紙原稿を給紙する時は圧力
を増やす必要がある。
給紙する時の分離力を試験結果及び経験に基づいて考察
すると、給紙力と同様普通紙原稿に比べ薄紙原稿を分離
する時は分離圧を減らし、厚紙原稿を給紙する時は圧力
を増やす必要がある。
【0053】従って、前記操作レバ57及び給紙力増減
機構部23により、このように分離力(分離ローラ押圧
力)を変化させることにより薄紙から厚紙原稿まで充分
な分離力を供給することができる。
機構部23により、このように分離力(分離ローラ押圧
力)を変化させることにより薄紙から厚紙原稿まで充分
な分離力を供給することができる。
【0054】即ち、前記操作レバ57の切り替え動作と
連動して前記分離ローラ14の軸部14aを給紙ローラ
11側に付勢するα状に形成した分離圧付与部材として
の付勢ばね22の加重が変化する。この付勢ばね22の
加重変化により、分離ローラ14に与える加重が変化せ
る。
連動して前記分離ローラ14の軸部14aを給紙ローラ
11側に付勢するα状に形成した分離圧付与部材として
の付勢ばね22の加重が変化する。この付勢ばね22の
加重変化により、分離ローラ14に与える加重が変化せ
る。
【0055】ユーザーが使用する原稿に応じて、薄紙・
普通紙・厚紙モードを選択し、操作レバ57を薄紙、普
通紙、厚紙のいずれかの位置に切り替えることにより、
付勢ばね22のねじり角度が変化し、分離ローラ14の
給紙ローラ11に対する押圧力が変化する。即ち、普通
紙原稿給紙時と比べて、薄紙原稿給紙時は減圧方向(分
離力:減少)、厚紙原稿給紙時は圧力方向(分離力:増
加)に付勢ばね22を切り替えれば、各厚さの原稿に応
じた分離力を得ることができる。
普通紙・厚紙モードを選択し、操作レバ57を薄紙、普
通紙、厚紙のいずれかの位置に切り替えることにより、
付勢ばね22のねじり角度が変化し、分離ローラ14の
給紙ローラ11に対する押圧力が変化する。即ち、普通
紙原稿給紙時と比べて、薄紙原稿給紙時は減圧方向(分
離力:減少)、厚紙原稿給紙時は圧力方向(分離力:増
加)に付勢ばね22を切り替えれば、各厚さの原稿に応
じた分離力を得ることができる。
【0056】本実施例装置により、薄紙から厚紙まで
(薄紙・普通紙・厚紙)の原稿に対して、ユーザーが前
記操作レバ57をワンタッチで操作するだけで、薄紙、
普通紙、厚紙モードの3段階に切り替えることができ、
一般に使用されているいずれの原稿に対しても充分な給
紙性能を得ることができ、普通紙は勿論、薄紙・厚紙原
稿給紙時、給紙ジャムを発生させること無く安定した自
動原稿送り装置1を提供することができる。そして、給
紙ジャム発生によるサービスマン又は設計者がユーザー
先まで出向き、2種類の押圧力を調整するという従来装
置のような手間と労力を費やす必要が無くなり、またユ
ーザーに与えていた不信感を解消することができる。
(薄紙・普通紙・厚紙)の原稿に対して、ユーザーが前
記操作レバ57をワンタッチで操作するだけで、薄紙、
普通紙、厚紙モードの3段階に切り替えることができ、
一般に使用されているいずれの原稿に対しても充分な給
紙性能を得ることができ、普通紙は勿論、薄紙・厚紙原
稿給紙時、給紙ジャムを発生させること無く安定した自
動原稿送り装置1を提供することができる。そして、給
紙ジャム発生によるサービスマン又は設計者がユーザー
先まで出向き、2種類の押圧力を調整するという従来装
置のような手間と労力を費やす必要が無くなり、またユ
ーザーに与えていた不信感を解消することができる。
【0057】本発明は、上述した実施例の他、その要旨
の範囲内で種々の変形が可能である。
の範囲内で種々の変形が可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、操作部材
の操作のみで原稿の各種厚さに応じた最適の押圧力、分
離力の作用下で原稿を画像形成に供することができ、充
分な給紙性能が得ることができる原稿送り装置を提供す
ることができる。
の操作のみで原稿の各種厚さに応じた最適の押圧力、分
離力の作用下で原稿を画像形成に供することができ、充
分な給紙性能が得ることができる原稿送り装置を提供す
ることができる。
【0059】請求項2記載の発明によれば、操作部材の
ワンタッチの操作に基づく給紙力増減機構部の動作で、
押圧板の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ばねによ
る分離力を原稿の厚さに応じて最適なものに切り替える
ことができ、充分な給紙性能が得ることができる原稿送
り装置を提供することができる。
ワンタッチの操作に基づく給紙力増減機構部の動作で、
押圧板の給紙ローラ側への押圧力及び前記付勢ばねによ
る分離力を原稿の厚さに応じて最適なものに切り替える
ことができ、充分な給紙性能が得ることができる原稿送
り装置を提供することができる。
【0060】請求項3記載の発明によれば、操作部材の
操作に基づき第1の厚さ、第2の厚さのいずれかからな
る原稿に応じて前記押圧板の給紙ローラ側への押圧力及
び前記付勢ばねによる分離力を連動して各々適切な力に
切り替えることで、前記各種の原稿の厚さに応じた適切
な押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形成に供するこ
とができ、充分な給紙性能を得ることができる原稿送り
装置を提供することができる。
操作に基づき第1の厚さ、第2の厚さのいずれかからな
る原稿に応じて前記押圧板の給紙ローラ側への押圧力及
び前記付勢ばねによる分離力を連動して各々適切な力に
切り替えることで、前記各種の原稿の厚さに応じた適切
な押圧力、分離力の作用下で原稿を画像形成に供するこ
とができ、充分な給紙性能を得ることができる原稿送り
装置を提供することができる。
【図1】本発明の実施例装置の概略断面図である。
【図2】本発明の実施例装置の概略斜視図である。
【図3】本発明の実施例装置の操作部材の説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例装置の動作説明図である。
【図5】本発明の実施例装置の給紙部の平面図である。
【図6】本発明の実施例装置の給紙部の断面図である。
【図7】本発明の実施例装置の給紙部の要部断面図であ
る。
る。
【図8】本発明の実施例装置の給紙部のフロントフレー
ム側の側面図である。
ム側の側面図である。
【図9】本発明の実施例装置の給紙部の付勢ばねを示す
側面図である。
側面図である。
【図10】本発明の実施例装置のフロントフレーム側の
側面図である。
側面図である。
【図11】本発明の実施例装置の給紙部の断面図であ
る。
る。
【図12】従来装置の概略説明図である。
1 原稿送り装置 3 給紙部 11 給紙ローラ 14 分離ローラ 21 押圧板 22 付勢ばね 23 給紙力増減機構部 50A 原稿台 51 装置本体
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿積載台上に積載される各種厚さの原
稿を画像形成に供すべく搬送する給紙ローラと、給紙ロ
ーラに当接して原稿を一枚ずつに分離する分離ローラ
と、前記給紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押
圧する押圧部材と、前記分離ローラを給紙ローラ側に押
圧して原稿の分離力を付与する分離力付与部材と、装置
本体の外側から操作可能に設けた操作部材と、この操作
部材の操作により前記原稿の各種厚さに応じて前記押圧
部材の給紙ローラ側への押圧力及び前記分離力付与部材
による分離力を連動して増減させる給紙力増減機構部と
を有することを特徴とする原稿送り装置。 - 【請求項2】 原稿積載台上に積載される各種厚さの原
稿を画像形成に供すべく搬送する給紙ローラと、給紙ロ
ーラに当接して原稿を一枚ずつに分離する分離ローラ
と、前記給紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押
圧する押圧板と、前記分離ローラの軸部を給紙ローラ側
に付勢し分離ローラによる原稿の分離力を付与するα状
に形成した付勢ばねと、装置本体の外側から操作可能に
設けた操作部材と、この操作部材の操作により前記原稿
の各種厚さに応じて前記押圧板の給紙ローラ側への押圧
力及び前記付勢ばねによる分離力を連動して増減させる
給紙力増減機構部とを有することを特徴とする原稿送り
装置。 - 【請求項3】 原稿積載台上に積載される各種厚さの原
稿を画像形成に供すべく搬送する給紙ローラと、給紙ロ
ーラに当接して原稿を一枚ずつに分離する分離ローラ
と、前記給紙ローラに対して原稿積載台からの原稿を押
圧する押圧板と、前記分離ローラの軸部を給紙ローラ側
に付勢し分離ローラによる原稿の分離力を付与するα状
に形成した付勢ばねと、装置本体の外側から操作可能に
設けた第1の厚さと、この第1の厚さよりも厚い第2の
厚さの紙厚を設定する操作部材と、この操作部材の操作
により第1の厚さ若しくは第2の厚さのいずれかからな
る原稿に応じて前記押圧板の給紙ローラ側への押圧力及
び前記付勢ばねによる分離力を連動して第1の分離力及
びこの第1の分離力よりも大きい第2の分離力のいずれ
かに切り替える給紙力増減機構部とを有することを特徴
とする原稿送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23093894A JPH0891611A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 原稿送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23093894A JPH0891611A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 原稿送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0891611A true JPH0891611A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16915660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23093894A Pending JPH0891611A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 原稿送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0891611A (ja) |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23093894A patent/JPH0891611A/ja active Pending
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