JP2000318851A - 紙搬送装置 - Google Patents

紙搬送装置

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JP2000318851A
JP2000318851A JP11127113A JP12711399A JP2000318851A JP 2000318851 A JP2000318851 A JP 2000318851A JP 11127113 A JP11127113 A JP 11127113A JP 12711399 A JP12711399 A JP 12711399A JP 2000318851 A JP2000318851 A JP 2000318851A
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center shaft
bending
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Hideki Sueoka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィードローラの軸における撓みを抑制し、
動作時の振動,騒音の発生を防ぐ。 【解決手段】 フィードローラ1の中心軸4において撓
みが発生する部分を保持部材16によって押さえ、分離
動作時、フィードローラ1に原稿Dを介して伝達される
力aにより中心軸4が撓むことを抑える。このことによ
って、フィードローラ1が搬送ローラ5と連れ回りする
力aによって引っ張られて、中心軸4と共に撓むことに
より生じていた中心軸4における振動による騒音の発生
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置,複写機,プリンタなどにおける自動原稿搬送部など
に適用される紙搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の自動原稿搬送装置(AD
F)部分の概略構成を示す正面断面図、図6は図5のA
DFの要部を示す平面断面図であり、1はフィードロー
ラ、2はフィードローラ1に対向設置されている分離ロ
ーラ、3はフィードローラ1の中心部に固定された中心
軸4を介してフィードローラ1を所定圧で分離ローラ2
に接触させているフィードローラブラケットであって、
フィードローラ1と、分離ローラ2と、当該両ローラ
1,2のニップNに入る原稿との間に設定された摩擦力
の差によって、複数枚の原稿を1枚ずつ所定の方向へ搬
送する公知の分離搬送部を構成している。
【0003】さらに、5,6は両ローラ1,2に対する
原稿搬送方向の下流側に設けられた2組の搬送ローラ、
7は、搬送ローラ5,6間に設置され、搬送される原稿
から画像情報を読み取る読取センサ、8は読取センサ7
における読取面側に対して原稿を押圧する読取用圧板で
ある。
【0004】両ローラ1,2および搬送ローラ5,6
は、図6に示すように、フィードローラ1の中心軸4を
含めてそれぞれ中心軸10,11,12によって、相対
向して設置された支持部材である側板13,14によっ
て支持されている。
【0005】なお、図中のDは原稿、あるいは原稿の搬
送路を示す。
【0006】前記構成の従来のADFでは、ニップNに
入る原稿Dとフィードローラ1間の摩擦、原稿Dと分離
ローラ2間の摩擦、さらには重送された場合の原稿D同
士の摩擦とが差を持つように設定されているため、公知
のように複数枚の原稿がセットされても1枚ずつ読取セ
ンサ7方向へ搬送されることになる。
【0007】また、分離搬送部から送り出された原稿D
は、フィードローラ1よりも速い線速の搬送ローラ5,
6によって、読取センサ7の読取面を通過するように搬
送され、読取センサ7によって原稿情報が読み取られ
る。このときフィードローラ1は、搬送される原稿Dを
介して搬送ローラ5,6と連れ回りする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のADFにお
いてフィードローラ1には、分離動作時、原稿Dを介し
て搬送ローラ5,6と連れ回りする際に原稿搬送方向の
力aと、分離ローラ2方向の力bとを受ける。力aによ
ってフィードローラ1は引っ張られ、中心軸4と共に撓
むが、この状態において分離搬送部の原稿Dがスティッ
クスリップなどにより振動を生じると、力bに変動が生
じ、この変動によって中心軸4に振動(ビビリ)が生
じ、これが騒音(ビビリ音)の原因となる。
【0009】フィードローラ1の中心軸4が、前記変動
に影響されない十分なる機械強度を有するものであれば
問題はないが、図6に示すように、中心軸4を側板1
3,14によって支持する構成であり、中心軸4が比較
的軸径の細いものである場合、側板13,14の間隔が
広ければ広い程、中心軸4は撓みやすくなり、前記のよ
うなスティックスリップなどの影響を受けやすく、騒音
が大きな問題となる。
【0010】本発明は、前記の従来の問題を解決し、フ
ィードローラの軸における撓みを抑制し、動作時の振
動,騒音の発生を防ぐようにした紙搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、フィードローラと、分離ローラと、当該
両ローラのニップに入る紙との間に設定された摩擦力の
差によって、複数枚の紙を1枚ずつ所定の方向へ搬送す
る分離搬送部を備え、さらに前記フィードローラに対す
る紙搬送方向の下流側に設けられ、かつフィードローラ
よりも速い線速で紙を搬送する搬送ローラによってフィ
ードローラが搬送される紙を介して連れ回りする構成の
紙搬送装置において、前記フィードローラの中心軸を保
持する支持部材と、この支持部材とフィードローラとの
間で前記中心軸における撓み側を受けて前記中心軸の撓
みを抑制する保持部材とを備えたことを特徴とするもの
であり、この構成によって、中心軸の形状,構造などに
関係なく、分離搬送動作時における中心軸の撓みを抑制
することができるため、動作時の振動,騒音の発生を防
ぐことができる。
【0012】また本発明は、前記保持部材が前記中心軸
における撓み側を加圧する弾性部材であることを特徴と
するものであり、この構成によって、中心軸との接触状
態が良好になり、耐久性に優れる。
【0013】また本発明は、前記弾性部材が板バネであ
ることを特徴とするものであり、比較的容易かつ安価に
保持部材を構成することができる。
【0014】また本発明は、前記板バネと前記中心軸と
の接触面に低摩擦材を貼付したことを特徴とするもので
あり、この構成によって、金属製部材同士の摩擦音の発
生を防ぎ、摩擦負荷の低減化を図ることができる。
【0015】また本発明は、前記弾性部材が発泡樹脂で
あることを特徴とするものであり、この構成によって、
板バネを用いる場合と比べて、容易に金属摩擦音の発生
を防ぎ、摩擦負荷の低減化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明
において、図5,図6に基づいて説明した部材に対応す
る部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0017】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めのADFの要部を示す正面断面図であり、図1におい
て、15はADFの構成部材を被覆するカバー体、16
は、カバー体15の内側面に設けられて、フィードロー
ラ1の両側における中心軸4に下端が当接し、中心軸4
の撓みを抑制する板状の保持部材である。
【0018】このように、第1実施形態では、中心軸4
の撓みが発生する部分が保持部材16によって押さえら
れているため、従来のように、分離動作時、フィードロ
ーラ1が、原稿Dを介して伝達される搬送ローラ5
(6)と連れ回りする力aにより引っ張られて中心軸4
と共に撓もうとしても、それが阻止されることになり、
従来のような前記撓みが原因して生じる中心軸4におけ
る振動(ビビリ)による騒音(ビビリ音)の発生を防止
することができる。
【0019】第1実施形態においては、保持部材16が
剛体であってもよいが、剛体であると保持部材16と中
心軸4との当接部分における摩耗の問題が生じるため、
第2実施形態としては、保持部材を弾性部材によって形
成するようにしている。
【0020】図2は本発明の第2実施形態を説明するた
めのADFの要部を示す正面断面図、図3は図2のAD
Fの要部を示す平面断面図であり、第2実施形態では、
カバー体15の内側面に上端部が固定された正面視クラ
ンク形状の板バネ20の下端部を、フィードローラ1の
両側における中心軸4に当接し、中心軸4の撓みを抑制
するようにしている。
【0021】このように、第2実施形態では、板バネ2
0によって中心軸4の撓みを阻止し、当接部分における
摩損を防ぎ、耐久性と動作の安定性を向上させることが
でき、さらに、板バネ材を使用することによって比較的
容易かつ安価に保持部材を構成することができる。
【0022】また、保持部材を弾性部材とする場合、発
泡樹脂の成形品によって弾性を有する保持部材とするこ
とも考えられる。この発泡樹脂製の保持部材を用いる
と、板バネを用いる場合と比べて、当接部分における高
周波の金属摩擦音の発生を防ぐことができ、さらに摩擦
負荷の低減化を図ることができる。
【0023】しかしながら、コスト的には、入手が比較
容易な板バネ材を用いた方が有利であるため、例えば図
2に示す板バネ20に、図4に示すように低摩擦部材2
5を貼付して、板バネ20と中心軸4との接触面に低摩
擦部材25を介在させ、金属製部材同士の摩擦音の発生
を防ぐようにすれば、比較的安価な板バネを用いて、摩
擦負荷の低減化を図ることが可能になる。なお、低摩擦
部材25を、中心軸4における板バネ20と当接する部
分に貼付することも考えられる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中心軸の形状,構造などに関係なく、分離搬送動作時に
おける中心軸の撓みを抑制することができるため、動作
時の振動,騒音の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するためのADF
の要部を示す正面断面図
【図2】本発明の第2実施形態を説明するためのADF
の要部を示す正面断面図
【図3】第2実施形態におけるADFの要部を示す平面
断面図
【図4】第2実施形態における板バネに低摩擦部材を貼
付した部分を示す断面図
【図5】従来のADF部分の概略構成を示す正面断面図
【図6】図5に示す従来のADFの要部を示す平面断面
【符号の説明】
1 フィードローラ 2 分離ローラ 4 中心軸 5,6 搬送ローラ 13,14 側板 15 カバー体 16 保持部材 20 板バネ 25 低摩擦部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードローラと、分離ローラと、当該
    両ローラのニップに入る紙との間に設定された摩擦力の
    差によって、複数枚の紙を1枚ずつ所定の方向へ搬送す
    る分離搬送部を備え、さらに前記フィードローラに対す
    る紙搬送方向の下流側に設けられ、かつフィードローラ
    よりも速い線速で紙を搬送する搬送ローラによってフィ
    ードローラが搬送される紙を介して連れ回りする構成の
    紙搬送装置において、前記フィードローラの中心軸を保
    持する支持部材と、この支持部材とフィードローラとの
    間で前記中心軸における撓み側を受けて前記中心軸の撓
    みを抑制する保持部材とを備えたことを特徴とする紙搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部材が前記中心軸における撓み
    側を加圧する弾性部材であることを特徴とする請求項1
    記載の紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材が板バネであることを特徴
    とする請求項2記載の紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記板バネと前記中心軸との接触面に低
    摩擦材を貼付したことを特徴とする請求項3記載の紙搬
    送装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材が発泡樹脂であることを特
    徴とする請求項2記載の紙搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016094024A (ja) * 2016-02-25 2016-05-26 ブラザー工業株式会社 画像記録装置

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