JPH01125258A - 小型印字装置 - Google Patents

小型印字装置

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JPH01125258A
JPH01125258A JP62106345A JP10634587A JPH01125258A JP H01125258 A JPH01125258 A JP H01125258A JP 62106345 A JP62106345 A JP 62106345A JP 10634587 A JP10634587 A JP 10634587A JP H01125258 A JPH01125258 A JP H01125258A
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JP
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data
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JP62106345A
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Inventor
Satoya Komuro
覚哉 小室
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、例えば予め定められた項目毎にキー人力作成
されたキャラクタデータを、所定のガイダンス表示に従
って順次選択し印字出力する小型印字装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、一般のワードプロセッサにおいて、宛名印字を行
なう場合には、例えば郵便番号、住所。
氏名を所定のフォーマット(順序、制御データ)に従っ
て入力し、所定のプリンタ位置に葉書等をセットとする
ことにより宛名印字が行なわれる。
しかしながら、上記一般のワードプロセッサでは、標準
サイズの葉書あるいは封筒等にしか宛名印字を行なうこ
とができず、標準サイズ以外の郵便物、例えば大型の茶
封筒や小包等には対応できないという問題がある。
また、例えば住所録作成時の文章等宛名印字のフォーマ
ット以外の作成文書内に、郵便番号や住所等の宛名デー
タが含まれている場合に、この宛名データを利用して宛
名印字することはできない。
[発明の目的] 本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、例
えば住所1氏名等の宛名データが文書データ内に点在す
る場合でも、所定の項目順序で正確な宛名印字を標準サ
イズ以外の葉書等に対しても容易に行なうことが可能と
なる小型印字装置を提供することを目的とする。
[発明の要点] すなわち本発明に係わる小型印字装置は、文字及び記号
等からなるキャラクタデータを予め定められた項目毎に
区切って入力し、この区切り入力されたデータ内の任意
の項目のキャラクタデータを選択し、この選択されたキ
ャラクタデータを装置本体を記録紙上で移動させ項目単
位で印字する手段を備え、さらにこの印字の際には、次
に印字すべき項目の種類を所定の順序で表示するよう構
成したものである。
[発明の実施例] 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明を実施した印字装置の外観構成を示すも
ので、この装置本体10は、ユーザの手で充分に持てる
程度の大きさで構成される。まず、装置本体10の左側
面には、モード切換えスイッチ11が設けられる。この
モード切換えスイッチ11は、電源のオン・オフ、及び
ワープロモード(文書作成モード)WP、プリントモー
ド(印字モード)PRの切換を行なうもので、ワープロ
モードWP又はプリントモードPRを指定した際に電源
がオンされる。一方、装置本体10の前面には、キー人
力部12及び表示部13が設けられる。
キー人力部12には、文字φ記号入カキ−14、機能キ
ー15、カーソルキー16、かな/漢字変換キー17、
次候補キー18、漢字選択キー19a〜19f、プリン
トキー20が配置される。
ここで、上記表示部13は、例えば上下2行の全16文
字表示とする。また、装置本体10の下面には、例えば
1ライン48ドツトのライン型のサーマルヘッドが、そ
のライン方向を装置本体10の幅方向に向けて備えた印
字ヘッド部HAが設けられる。
上記文字・記号入カキ−14は、作成文書のかな入力、
あるいは機能キー15との兼合いで英数字・記号等を入
力するのに使用されるもので、機能キー15には、例え
ば、文書入力の開始・終了あるいはカーソルkによる文
書上の移動指定範囲を区切る実行キーを始めとして、挿
入、削除、シフトキー、及び人力文書を任意の項目1文
節単位で区切る停キー15a、宛名印字を行なう際に操
作される宛名印字キー15b等、上記文字・記号入カキ
−14による文書作成・印字に必要な様々な機能を指定
するキーが配置される。そして、この文字・記号入カキ
−14及び機能キー15による入力文字及び記号は、順
次、上記表示部13にて表示される。カーソルキー16
は、表示部13上に上記入力文書や記号と共に表示され
るカーソルkを左右方向へ移動させるもので、このカー
ソルの移動により入力位置の指定、機能範囲の指定、そ
して入力文書印字の際には前記停キー15aにより区切
られた文書項目あるいは文節の選択等を行なう。かな/
漢字変換キー17は、上記文字・記号入カキ−14によ
りかな入力した作成文書を、定形句、熟語、単漢字毎に
かな→漢字変換するのに使用されるもので、この際、変
換先の漢字は被変換かな文書と共に表示部13上に所定
数表示され、次候補キー18を操作することでその他多
数の同音異義語が代わる代わる表示される。このかな/
漢字変換により変換したい漢字が表示部13上に表示さ
れた場合には、対応する漢字選択キー19a〜19fに
より所望の漢字を選択指定する。
つまり、モード切換スイッチ11によりワープロモード
WPを指定し、上記文字・記号のキー人力操1作、及び
かな/漢字変換操作、漢字選択操作を繰返すことで、所
望の文書が作成される。この場合、文書入力の際、任意
の項目1文節毎に上記停キー15aを操作するが、この
停キー15aの操作時には、所定の区切りコード(停コ
ード)が入力され、表示部13上には「停」として表示
される。そして、キー人力作成された文書をプリントす
る場合には、モード切換スイッチ11によりプリントモ
ードPRを指定した後、ヘッド部HAを記録紙A面に接
触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を
矢印Xで示す方向に移動させる。これにより、作成文書
のプリントが行なわれる。この場合、表示部13上に表
示出力される作成文書データを見ながら、カーソルキー
16を操作することで、上記停コードにより区切られた
任意の項目あるいは文節文書データを被印字データとし
て選択できる。ここで、上記のプリント処理が、例えば
宛名印字キー15bの操作に伴う宛名印字処理である場
合には、郵便番号、住所等の各宛名データを所定の順序
で正しく印字出力させるためのガイダンス表示が、上記
被印字データの選択・印字毎に行なわれる。
第2図は上記印字装置内に構成されるプリント部21を
示すもので、同図において、22はインク・リボン・カ
セットであり、このカセット22はプリント部21を中
心とする装置本体10の内部に、精度よく着脱可能な形
状に構成される。インク・リボン・カセット22には、
2本のリボンスプール23a、23bが設けられ、それ
ぞれが熱転写インク・リボン24の繰出しスプール、巻
取りスプールとなる。熱転写インク・リボン24は、そ
のリボン・カセット22の下端部においてヘッド設置用
切り欠き25から一部範囲露出してセットされる。上記
プリント部21の印字ヘッド部HAには、リボン装填用
切り欠き26が形成され、この切り欠き26の中央部に
は、そのヘッド面を装置本体10の下面からやや突出さ
せてサーマルヘッド27が配置される。このサーマルヘ
ッド27は、ヘッド取付は部材28に立設されるスライ
ドステー28a、28bにより微少上下動可能にして設
けられ、このステー28a、28bに一体的に巻回され
るばねの作用により常時下方向への印字圧力が保持され
る。さらに、このサーマルヘッド27の配置された装置
本体10の下面側には、上記リボン装填用切り欠き26
の両側に大/1% 2つの開口29,30が形成され、
そのそれぞれにゴムローラ31.32が配置される。こ
のゴムローラ31,32は、プリント操作の際に装置本
体10を矢印Xで示す方向に移動させると、前記記録紙
Aに接して回転するもので、一方のゴムローラ31には
、その側部に同軸的に歯車33が固着される。この歯車
33は、ゴムローラ31より小径に形成され、歯車34
. 35 a、 35 bを介して巻取り歯車36に連
結される。この巻取り歯車36には、同軸上にリボン巻
取り軸37が立設され、この巻取り軸37の基部には、
上記巻取り歯車36に圧接するストッパアーム38が取
付けられる。このストッパアーム38は、巻取り歯車3
6との圧接力により、歯車36の回転する方向に回動す
るもので、このアーム38の先端には、巻取り歯車36
に嵌合するストッパギア39が設けられる。また、巻取
り軸36の巻取り回転方向に対応するアーム38の回動
方向には、アームストッパ40が設けられる。ここで、
巻取り歯車36がリボン巻取り方向(正転)に回転した
場合には、ストッパアーム38はアームストッパ40ま
で回動して止まり、また、逆方向に回転した場合には、
上記アーム38はその先端のストッパギア39が歯車3
5bに嵌合するまで回動して止まる。つまり、上記歯車
35b、36、ストッパアーム38、ストッパギア39
、アームストッパ40により、逆転阻止機構が構成され
ることになる。
一方、上記歯車35aには、エンコーダディスク41が
連結される。ここで、ゴムローラ31の回転は上記リボ
ン巻取り軸37及びエンコーダディスク41に伝わる構
成となる。このエンコーダディスク41には、複数のス
リット41a。
41b、・・・が一定間隔を保って放射状に形成され、
このエンコーダディスク41のスリット形成部を間に介
して相対向する2箇所位置に、それぞれ隣接してLED
42a、42b及びフォトセンサ43a、43bが配置
される。この場合、LED42a、42bからの投射光
は、エンコーダディスク41のスリット41a、41b
、・・・を通ってフォトセンサ43a、43bに入射す
るもので、装置本体10のX方向への移動によりエンコ
ーダディスク41が正転すると、フォトセンサ43a→
43bの順で、また逆転すると43b→43aの順で、
各対応するLED42a、42bからの投射光が入射す
る。つまり、エンコーダディスク41、LED42a、
42b、フォトセンサ43a、43b等によりエンコー
ダ44が構成される。そして、このプリント部21に対
しては、リボン巻取り軸37を支持軸としてインク・リ
ボン・カセット22が装着される。この場合、リボン・
カセット22の下端部の一部範囲で露出する熱転写イン
ク・リボン24は、装置本体1oのリボン装填用切り欠
き26に配置されたサーマルヘッド27のヘッド面に当
接してセットされる。ここで、装置本体10の裏蓋10
 aは、ヒンジ10bによって開閉可能に構成されてお
り、インク・リボン・カセット22の交換操作、内部の
点検等が容易に実施できるようになっている。一方、プ
リント部21と装置本体10の前面パネルとの間には、
回路基板45が配置され、前記第1図におけるキー及び
スイッチ群、また上記プリント部21のエンコーダ44
やサーマルヘッド27が接続される。
第3図は上記回路基板45上に形成される電子回路の構
成を示すもので、同図において51は制御部であり、こ
の制御部51には、モード切換スイッチ11からのモー
ド切換信号を始めとして、キー人力部12からの各種キ
ー人力操作信号、及びエンコーダ44からの装置本体1
0の移動量に応じたパルス信号、つまり、移動量検出信
号が入力される。そして、制御部51は、上記モード切
換スイッチ11及びキー人力部12からの各種キー操作
信号に応じて変換データ(キー人力データ)記憶部52
、表示用RAM53、かな/漢字変換部54、候補漢字
記憶部55、文章データ記憶部56、サーマルヘッド駆
動回路57を制御する。
変換データ記憶部52は、キー人力部12から文字・記
号式カキ−14及び機能キー15の操作により入力され
る「かな」及び「記号」そして「停」等の文字記号デー
タを順次記憶するもので、この変換データ記憶部52に
入力されるキー人力文字記号データは、表示用キャラク
タジェネレータ58及び表示用RAM53を介して表示
部13にて表示される。かな/漢字変換部54は、キー
人力部12のかな/漢字変換キー17の操作に応じ制御
部51から変換信号が出力されると、上記変換データ記
憶部52に記憶されたキー人力文字記号データの中の「
かな」文字に対応する漢字検索を行なうもので、この際
、漢字は定形句→熟語→単漢字の順に検索され、検索さ
れた漢字は候補漢字記憶部55に記憶され、該候補漢字
記憶部55から読出され表示部13で表示される。ここ
で、上記かな/漢字変換部54にて検索された漢字が同
音異義語あるいは同音異字語が複数存在する場合であっ
て、表示部13による表示限度個数分(例えば下1行分
8文字)以上ある場合には、キー人力部12の次候補キ
ー18の操作により制御部51から次候補信号が入力さ
れることでその他の未表示骨の候補漢字が読出され順次
入替わり表示される。この候補漢字記憶部55に、キー
人力部12の漢字選択キー19a〜19fの操作による
制御部51からの選択信号が入力されると、その選択漢
字データが文章データ記憶部56に出力される。一方、
上記変換データ記憶部52で記憶されたキー人力データ
のうち、漢字変換を必要としない「停」等の文字記号デ
ータも、上記文章データ記憶部56に転送され記憶され
る。すなわち、文章データ記憶部56は、キー人力部1
2の操作により作成された文書情報を、上記「停」デー
タと共に、かな/漢字変換された漢字、無変換のかな、
カタカナ、記号及び外字よりなる文書キャラクタデータ
として記憶する。
そして、上記文章データ記憶部56に記憶された文書デ
ータの個々のキャラクタの文字及び記号データは、表示
用キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53を
介して表示部13に出力され表示されると共に、印字用
キャラクタジェネレータ59を介して実際のキャラクタ
として呼出されサーマルヘッド駆動回路57に出力され
る。サーマルヘッド駆動回路57には、制御部51から
プリントモード信号及びプリントキー信号が出力された
際にエンコーダ44からのエンコーダパルスが入力され
、このエンコーダパルスに同期して印字用キャラクタジ
ェネレータ59を介し入力されるキャラクタデータを1
ライン毎にサーマルヘッド27に転送する。この場合、
サーマルヘッド27による印字品質は、例えば24X2
4ドツト(全角)であるので、上記1ラインとは1キヤ
ラクタの1724ラインを意味する。
ここで、上記エンコーダ44において、エンコーダディ
スク41の正転によりそのエンコーダパルスが第2図に
おけるフォトセンサ43a→43bの順で受光されると
、フォトセンサ43aで受光したエンコーダパルスが出
力され、また、エンコーダディスク41の逆転によりエ
ンコーダパルスがフォトセンサ43b→43aの順で受
光されると、エンコーダパルスは出力さなくなる。つま
り、エンコーダディスク41が逆転すると、プリントモ
ードPRの設定時においても、サーマルヘッド27は駆
動されないことになる。
また、文章データ記憶部56から読出される被印字文書
データは、停コード判断部60にも与えられる。この停
コード判断部60は、プリントモードPRにおける文章
データ記憶部56からの文書データの読出し中に、上記
「停」コードが読出されたことを検出するもので、この
「停」コード検出信号はフリップフロップFFをセット
させアンドゲートAND1を閉じてサーマルヘッド駆動
回路57による印字動作を停止させると共に、印字終了
信号として制御部51に与えられる。一方、前記カーソ
ルキー16の操作に基づく制御部51からのカーソルキ
ー信号は、表示用RAM53に与えられると共に、印字
開始アドレス制御部61に与えられる。この印字開始ア
ドレス制御部61は、例えばプリントモードPHにおけ
るカーソルキー16の操作により任意の項目文節を被印
字データとして選択した際に、その選択された文書デー
タの先頭アドレスを文章データ記憶部56に対する印字
開始アドレスとして設定する。
さらに、前記キー人力部12の宛名印字キー15bを操
作した際に制御部51から出力される宛名印字命令は、
ガイダンスメモリアドレス制御部62をリセットさせる
と共に、ガイダンス−メツセージメモリ63を読出し状
態にセットする。
ガイダンス・メツセージメモリ63には、宛名印字処理
の際に、次に印字するべく宛名データをオペレータに知
らせるためのメツセージデータ「郵便番号は?」「住所
は?」「名前は?」を記憶するもので、この宛名印字用
の各メツセージデータは、上記ガイダンスメモリアドレ
ス制御部62によりアドレス指定され読出される。この
ガイダンス・メツセージメモリ63から読出されたメツ
セージデータは、表示用キャラクタジェネレータ58及
び表示用RAM53を介して、文章データ記憶部56よ
り読出される文書データと共に表示部13上に表示され
る。ガイダンスメモリアドレス制御部62は、宛名印字
処理の際(こ、上記停コード判断部60から停コード検
出信号が出力される毎にガイダンス・メツセージメモリ
63に対する各メツセージデータの読出しアドレスを更
新させる。つまり、ガイダンス・メツセージメモリ63
からのメツセージデータに基づき選択された項目の宛名
データが印字されると、次に印字すべき宛名データの種
類を示すメツセージデータが新たに読出され表示される
ことになる。
次に、上記構成の印字装置の動作について説明する。
まず、所望の文書を作成するには、モード切換スイッチ
11を操作してワープロモードWPを指定する。すると
、制御部51はワープロモードWPにセットされる。こ
こで、ユーザは、装置本体10のキー人力部12を操作
し所望の文字、記号等を順次入力する。
始めに、文字・記号式カキ−14及び機能キー15を操
作して作成したい文書情報をキー人力すると、その人力
文書データは制御部51を介してアドレス指定される変
換データ記憶部52に順次転送される。この場合の文書
人力形式は、入力文書の任意の項目文節毎に停キー15
aによる区切り操作を行なう。同時に、上記入力文書デ
ータは、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用
RAM53を介して表示部13上に表示されていく。そ
して、上記所望文書のかな入力後、例えば上記区切り文
節毎にかな/漢字変換キー17を操作すると、かな/漢
字変換部54にて、入力文字の先頭から定形句−熟語−
単漢字の順でかな/漢字変換処理が行なわれる。ここで
、予め、候補漢字記憶部55内で記憶される候補漢字の
何れかにかな文字の読みが一致すると、変換対象となる
かな文字がカーソルにで示されると共に、同音の候補漢
字列が表示部下段に表示される。ここで、ユーザが漢字
選択キー19a〜19fを操作して同音候補漢字中の所
望の漢字を指定すると、候補漢字記憶部55にその選択
信号が出力され、上記変換対象のかな文字が漢字変換さ
れると共に、次の変換対象となるかな文字がカーソルに
で示される。
この場合、変換後の漢字データは、文書データ記憶部5
6に転送され記憶される。この後、再び上記と同様にし
て項目文節人力/漢字選択処理を繰返し文書作成を行な
う。
ここで、変換不要な漢字に一致するかな文字の読みが示
された場合には、カーソルキー16を操作して所望のか
な文字を示し、その読みに一致する候補漢字を表示させ
る。一方、上記一連のかな/漢字変換時における同音候
補漢字の表示状態において、表示部13上に表示される
候補漢字中に所望の漢字が存在しない場合には、次候補
キー18を操作し制御部51から候補漢字記憶部55に
対し次候補信号を出力させる。すると、その他の同音候
補漢字が入替わり表示されるもので、この次候補漢字内
に所望の漢字が存在すれば、再び上記と同様の漢字選択
処理を繰返しかな/漢字変換を実行する。また、上記1
回の次候補キー18の操作で所望の漢字が表示されない
場合には、さらに次候補キー18を操作して他の同音候
補漢字を表示させる。ここで、かな/漢字変換により選
択指定された漢字は、順次、上記候補漢字記憶部55か
ら文章データ記憶部56に転送されるが、かな/漢字変
換の必要が無いかな文字、記号等は、機能キー15の窯
変(無変換)キーを操作することで、変換データ記憶部
52での記憶データのまま文章データ記憶部56に転送
される。以上の文字記号入力処理、かな/漢字変換処理
、漢字選択処理を繰返すことで、所望の文書が作成され
文章データ記憶部56に記憶される。この場合、第4図
に示すように、文章データ記憶部56に記憶される作成
文書データには、任意の項目文節毎に操作された停キー
15aの入力位置に対応して、所定の区切りコード(「
停」コード)が書込まれる。
この「停」コードは、作成文書データのプリント時にお
ける印字停止命令となる。
次に、上記のようにしてキー人力作成した文書データを
プリント・アウトする場合の動作について説明する。文
書データをプリントする場合は、モード切換スイッチ1
1をプリントモードPR位置に切換える。このモード切
換えスイッチ11の切換えにより制御部51はプリント
モードにセットされ、文章データ記憶部56は読出し状
態に、また、サーマルヘッド駆動回路5・7はエンコー
ダ44からのエンコーダパルスの入力待ち状態となる。
この場合、表示部13上には、文章データ記憶部56内
の文書データがその先頭データから表示可能範囲内で表
示されるが、ここで、カーソルキー16を操作すると、
表示文書が左右にスクロールし、任意の項目文節の文書
データが被印字データとして選択される。この時、被印
字データとして選択された文節データの先頭アドレスが
、印字開始アドレス制御部61により文章データ記憶部
56に対する読出し先頭アドレスとしてセットされる。
この状態で、ユーザは第1図で示すよつに、印字ヘッド
部HAを記録紙Aに接触させ、プリントキー20を押し
ながら装置本体10を矢印Xの方向に移動させる。この
装置本体10の移動に伴いゴムローラ31.32が回転
し、その回転が第2図における歯車34,35a、35
bに伝達される。そして、この歯車35aの回転に伴っ
てエンコーダディスク41が回転し、このエンコーダデ
ィスク41の回転により各LED42a、42bからス
リット41a、41b、・・・を介して各対応するフォ
トセンサ43a、43bに送られる光が断続制御される
。この場合、装置本体10のX方向への移動に伴い、エ
ンコーダディスク41は正転状態にあるので、フォトセ
ンサ43aから出力されるパルス信号がエンコーダ41
の出力となり、装置本体10に対する移動量検出信号と
して制御部51、及びサーマルヘッド駆動回路57に送
られる。また、上記ゴムローラ31の回転は、巻取り歯
車36及びリボン巻取り軸36に伝達され、さらに、イ
ンク・リボン・カセット22内の巻取りスプール23b
に伝えられる。これにより、リボン巻取りスプール23
bが回転し、リボン繰出しスプール23aからリボン装
填用切り欠き26を通り案内されてきた熱転写インク・
リボン24を巻取る。この場合、上記リボン巻取り軸3
7は、装置本体10の移動に伴い、記録紙Aとインク・
リボン24との間に滑りを生じさせないよう装置本体1
0の移動量に合わせて回転し、また、インク・リボン2
4はスライドステー28a、28bのばねによる常時下
方向への印字圧力を有するサーマルヘッド27により記
録紙Aに軽く押し当てられる。ここで、装置本体10の
X方向への印字移動時には、巻取り歯車36は正転状態
にあり、ストッパアーム38はアームストッパ40に当
接保持される。
一方、上記フォトセンサ43aからエンコーダパルスと
して出力される移動量検出信号は、上記したようにエン
コーダ44の出力信号として制御部51及びサーマルヘ
ッド駆動回路57に送られる。すると、制御部51は、
エンコーダ44からの移動量検出信号に応じて文章デー
タ記憶部56のメモリアドレスを、印字開始アドレス制
御部61により設定されるアドレスを先頭として順次指
定し、そこに記憶されている文書データを読出し、この
文書データを印字用キャラクタジェネレータ59を通し
て個々のキャラクタデータとしてサーマルヘッド駆動回
路57へ出力する。このサーマルヘッド駆動回路57は
、上記エンコーダ44からの移動量検出信号に同期して
、つまり制御部51による文書データの読出しタイミン
グに同期してサーマルヘッド27を駆動する。このサー
マルヘッド27の駆動により、文書データがインク・リ
ボン24を介して記録紙A上に熱転写される。ここで、
文章データ記憶部56から被印字データに続く 「停」
コードが読出されると、停コード判断部60からその検
出信号が出力されることで、フリップフロップFFがセ
ットされサーマルヘッド駆動回路57に対するエンコー
ダパルスは供給されなくなり、その印字動作は停止され
る。
したがって、「停」コードにより区切られた項目文節毎
の印字処理が繰返されることになる。
この場合、装置本体10の移動に伴い、インク・リボン
・カセット22の繰出しスプール23aからインク・リ
ボン24の未使用部分が送出され、上記サーマルヘッド
27により熱転写された後の使用済み部分が同カセット
22内の巻取りスプール23bに順次巻取られる。上記
のようにして装置本体10をX方向に移動操作すること
により、文章データ記憶部56に記憶されている作成文
書データが、「停」コードにより区切られる文節毎に記
録紙Aに順次プリントされる。この場合、小型な装置本
体10自身を移動させて記録紙A上にプリントを行なう
ため、所定サイズ以上の記録紙、例えば閉じたノートに
対しても印字することができる。つまり、宛名印字を行
なう場合には、標準サイズ以外の葉書、封筒等に対して
も宛名書きが可能である。
ここで、上記ワープロモードWP及びプリントモードP
Rに応じた表示部13の表示状態を説明する。
まず、ワープロモードWPにおける文書データの入力状
態では、キー人力かな/漢字変換された文書データと文
節を区切る「停」コードとが、そのかな/漢字変換処理
に応じて順次スクロール表示される。この後、モード切
換えスイッチ11が切換えられたプリントモードPHの
初期状態では、文章データ記憶部56に記憶される作成
文書データは、その先頭から表示有能範囲が表示される
この場合、文書データの印字に伴い、対応する表示文書
データが表示部13上から消え、替わって、その印字文
書に連続する未印字文書データがスクロールして表示さ
れる。
次に、本印字装置を用いて宛名印字を行なう場合の動作
について説明する。
ここで、前記ワープロモードWPにおいて予め作成され
た文書データは、例えば第4図に示されるように、各宛
名データの項目毎に区切られた文多区東・・・」とする
まず、モード切換えスイッチ11により制御部51をプ
リントモードPHにセットし、キー人力部12の宛名印
字キー15bを操作すると、表示部13上には、第5図
(A)に示すように、文章データ記憶部56に記憶され
る文書データがその先頭データから表示可能範囲まで表
示される。また、これと共に、制御部51から宛名印字
命令が出力されることで、ガイダンスメモリアドレス制
御部62による制御アドレスに応じてガイダンス・メツ
セージメモリ63から宛名印字用の第1ガイダンスメツ
セージ「郵便番号は?」が読出され表示される。ここで
、オペレータが上記ガイダンスメツセージに従って郵便
番号データを被印字データとして選択すべく→カーソル
キー16aを操作すると、第5図(B)に示すように、
表示文書がスクロールし郵便番号の項目データr812
Jが選択される。この場合、印字開始アドレス制御部6
1は、上記選択された項目データr812Jの先頭アド
レスを文章データ記憶部56に対する先頭読出しアドレ
スに設定するもので、この状態で葉書等の郵便番号欄に
対しヘッド部HAを接触させ、プリントキー20を押し
ながら装置本体10を矢印Xの方向に移動させると、第
6図(A)に示すように、上記選択された郵便番号デー
タr812Jが文章データ記憶部56より順次読出され
印字出力される。ここで、上記被印字データr812J
に続く 「停」コードが読出されると、その検出信号が
停コード判断部60から出力され、サーマルヘッド駆動
回路57による印字動作は停止される。
すると、ガイダンスメモリアドレス制御部62による制
御アドレスが更新され、ガイダンス・メツセージメモリ
63からは宛名印字用の第2ガイダンスメツセージ「住
所は?」が読出され第5図(C)で示すように表示出力
される。この時、前記印字が終了した郵便番号データr
812Jは表示部13上から消え、替わって、そのデー
タr812Jに続く項目の未印字文書データがスクロー
ルして表示される。この場合、宛名印字用のガイダンス
メツセージに対応する住所データ「福岡市博多区・・・
」が必然的に次の被印字文書データとして選択される。
ここで、さらにプリントキー20を操作し上記葉書上で
装置本体10を移動操作すると、第6図(B)に示すよ
うに、上記選択された住所データが順次文書データ記憶
部56から読出されて印字され、「停」コードが読出さ
れた時点でその印字動作は停止される。
すると、ガイダンスメモリアドレス制御部62による制
御アドレスがさらに更新され、ガイダンス・メツセージ
メモリ63からは宛名印字用の第3ガイダンスメツセー
ジ「名前は?」が読出され第5図(D)で示すように表
示出力される。ここで、オペレータが上記ガイダンスメ
ツセージに従って名前データを被印字データとして選択
すべく一カーソルキー16bを操作すると、第5図(E
)に示すように、表示文書がスクロールし名前の項目デ
ータ「山水太部」が選択される。この状態でさらにプリ
ントキー20を押しながら装置本体10を葉書上で矢印
Xの方向に移動させると、第6図(C)に示すように、
上記選択された名前データ「山水太部」が文章データ記
憶部56より順次読出され印字出力される。ここで、上
記被印字データ「山水太部」に続く 「停」コードが読
出されると、その検出信号が停コード判断部60から出
力され、サーマルヘッド駆動回路57による印字動作は
停止される。
したがって、上記構成の印字装置によれば、文書データ
内に各項目毎に区切られて点在する宛名データを、宛名
印字用のガイダンスメツセージに従って所定の順序で選
択し、この選択データを装置本体10を記録紙上で移動
させることで印字出力するので、標準サイズ以外の葉書
、封筒等にも宛名印字することができるばかりか、各宛
名データが順不同で入力されていても、正確な順序で宛
名印字することが可能となる。
尚、上記実施例では、宛名印字を行なう場合について説
明したが、例えば名刺印字等、予め定められた複数の項
目データが所定の順序で必要な場合全てにおいて適用す
ることが可能である。ここで、上記名刺印字を行なう場
合には、前記ガイダンス・メツセージメモリ63に対し
ては、次のガイダンスメツセージ「会社名」 「部所」
 「氏名」「住所」 「電話番号」・・・をセットする
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、文字及び記号等からなる
キャラクタデータを予め定められた項目毎に区切って入
力し、この区切り入力されたデータ内の任意の項目のキ
ャラクタデータを選択し、この選択されたキャラクタデ
ータを装置本体を記録紙上で移動させ項目単位で印字す
る手段を備え、さらにこの印字の際には、次に印字すべ
き項目の種類を所定の順序で表示するよう構成したので
、例えば住所1氏名等の宛名データが文書データ内に点
在する場合でも、所定の項目順序で正確な宛名印字を標
準サイズ以外の葉書等に対しても容品に行なうことが可
能になる小型印字装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる小型印字装置を示す
外観構成図、第2図は上記小型印字装置のプリント部を
示す構成図、第3図は上記小型印字装置の電子回路を示
すブロック構成図、第4図は上記小型印字装置の文章デ
ータ記憶部における文書データのメモリ状態を示す図、
第5図(A)〜(E)はそれぞれ上記小型印字装置のデ
ータ選択/印字動作に伴う宛名印字用ガイダンスメツセ
ージ及び被印字データの表示状態を示す図、第6図(A
)〜<C>はそれぞれ上記小型印字装置による宛名印字
動作を示す図である。 10・・・装置本体、10a・・・裏蓋、10b・・・
ヒンジ、11・・・モード切換えスイッチ、12・・・
キー人力部、13・・・表示部、14・・・文字・記号
入カキ−115・・・機能キー、15a・・・停キー、
15b・・・宛名印字キー、16・・・カーソルキー、
17・・・かな/漢字変換キー、18・・・次候補キー
、19a〜19f・・・漢字選択キー、20・・・プリ
ントキー、21・・・プリント部、22・・・インク・
リボン・カセット、23a・・・繰出しスプール、23
b・・・巻取りスプール、24・・・熱転写インク・リ
ボン、25・・・ヘッド設置用切り欠き、26・・・リ
ボン装填用切り欠き、27・・・サーマルヘッド、28
・・・ヘッド取付は部材、28a、28b・・・スライ
ドステー、29.30・・・開口、31.32・・・ゴ
ムローラ、33,34゜35a、35b・・・歯車、3
6・・・巻取り歯車、37・・・リボン巻取り軸、38
・・・ストッパアーム、39・・・ストッパギア、40
・・・アームストッパ、41・・・エンコーダディスク
、41a、41b、・・・スリット、42a、42b・
 LED、43a、43b−・・フォトセンサ、44・
・・エンコーダ、45・・・回路基板、51・・・制御
部、52・・・変換データ記憶部、53・・・表示用R
AM、54・・・かな/漢字変換部、55・・・候補漢
字記憶部、56・・・文章データ記憶部、57・・・サ
ーマルヘッド駆動回路、58・・・表示用キャラクタジ
ェネレータ、59・・・印字用キャラクタジェネレータ
、60・・・停コード判断部、61・・・印字開始アド
レス制御部、62・・・ガイダンスメモリアドレス制御
部、63・・・ガイダンスやメツセージメモリ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 文字及び記号等からなるキャラクタデータを予め定めら
    れた項目毎に区切って入力する手段と、この区切り入力
    されたデータ内の任意の項目のキャラクタデータを選択
    する手段と、この選択されたキャラクタデータを装置本
    体を記録紙上で移動させ項目単位で印字する手段と、次
    に印字すべき項目の種類を所定の順序で表示する手段と
    を具備したことを特徴とする小型印字装置。
JP62106345A 1987-05-01 1987-05-01 小型印字装置 Pending JPH01125258A (ja)

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JP62106345A JPH01125258A (ja) 1987-05-01 1987-05-01 小型印字装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018103477A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 印刷装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188738A (ja) * 1983-04-11 1984-10-26 Kazuo Kai 住所検索装置

Patent Citations (1)

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