JPH0112508Y2 - - Google Patents

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JPH0112508Y2
JPH0112508Y2 JP8154883U JP8154883U JPH0112508Y2 JP H0112508 Y2 JPH0112508 Y2 JP H0112508Y2 JP 8154883 U JP8154883 U JP 8154883U JP 8154883 U JP8154883 U JP 8154883U JP H0112508 Y2 JPH0112508 Y2 JP H0112508Y2
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JP
Japan
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sheath
grounding lead
wire
lead wire
cable
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JP8154883U
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JPS59185926U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーブル端末部の防水、防塵のために
熱収縮性の保護管をかぶせたケーブル端末部に関
する。
従来のこの種のものは第1図に示すように、内
部に被覆電線1を収容したシース端部6と、そこ
から突出し接地用引出線2をそれ自身の表面に設
けられた遮蔽用導体に接続した被覆電線1との両
方にまたがつて保護管4をかぶせ、さらにその上
から防水テープ5を巻き付けたものである。保護
管4は熱収縮性樹脂からなりシース6を緩挿する
ように形成されており、シース6に装着した後に
熱を加えることにより保護管4は収縮しシース6
および被覆電線1に密着する。このとき被覆電線
1に接続されている接地用引出線2が保護管4の
端部から外部に出るようになされている。
しかしこのような構成のものは接地用引出線付
近にどうしても空隙が生じてしまい、周囲が水環
境の場合、接地用引出線を水が伝わつて保護管内
部に浸入するという欠点があつた。ケーブル端末
部内に水が浸入するとさまざまな電気的障害、機
械的悪影響を被り易く、従つてその改善が望まれ
ていた。
そこで本考案の目的は上記従来技術の欠点を解
消し、防水、防塵性に優れたケーブル端末部を提
供することにある。
本考案はシース端部からケーブル遮蔽用導体が
突出し、該導体からは接地用引出線が分岐してい
るケーブル端部を熱収縮性樹脂の保護管で一体的
に覆い、これを加熱することにより前記ケーブル
端部に密着させ、前記接地用引出線は前記シース
にそつて外部に露出しているものにおいて、前記
接地用引出線の周囲に熱により変形可能な材料か
らなるダムを備え、前記保護管が熱変形するとき
に同時に前記ダムが変形して前記引出線周囲の空
隙を埋めることを特徴とするケーブル端末部であ
る。
以下、添付の図面に基づき本考案の実施例につ
いて詳しく説明する。
本実施例の形状および構造は、接地用引出線2
を除いて、第1図に示した従来のものと同じであ
る。第2図は錫めつき軟銅素線よりなる編組線2
0の一部に未加硫ゴムよりなるダム30を設けた
接地用引出線2を概略的に表わしたものである。
保護管4は熱収縮性樹脂からなり、第1図に示す
ようにシース6端部に接地用引出線2を挟装した
状態で装着する。接地用引出線2は保護管4とシ
ース6に挟まれる部分の周囲に、熱変形可能な未
加硫ゴムのダム30が設けられており、保護管4
を加熱して収縮させると、この時の熱と保護管4
の収縮圧力によりダム30も同時に変形し好まし
い形になる。そして引出線2の周囲に空隙が生ず
ることなくケーブル端末部を密封する。
第3図は保護管4とシース6との間に引出線2
のダム30が挟装されている状態の断面図であ
り、まだ加熱されていない状態である。これを加
熱すると第4図に示すように保護管4は収縮して
シース6周面に密着し、ダム30は保護管4とシ
ース6との間で変形する。
本実施例ではダムの材料として未加硫ゴムを用
いたが、その他に未架橋の低密度ポリエチレンな
どを用いてもよい。また接地用引出線は通常錫め
つきを施した軟銅が用いられるが、その形状は編
組線だけでなく単線や燃線でもよい。
このような構成の本考案によれば、保護管をシ
ースに加熱密着させた時に引出線周囲に生じる空
隙が、変形したダムによつて埋められるため、ケ
ーブル端末部は完全に密封される。従つて防水、
防塵性に優れ、外部から水等が浸入する恐れがま
つたくない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケーブル端末部の断面図であ
り、第2図は本考案に用いる接地用引出線を概略
的に表わした図であり、第3図は保護管密着前の
ケーブル端部の断面図であり、第4図は密着後の
断面図である。 図中符号、1……被覆電線、2……接地用引出
線、3……はんだ、4……保護管、5……防水テ
ープ、6……ケーブルシース、20……編組線、
30……ダム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シース端部からケーブル遮蔽用導体が突出し、
    該導体からは接地用引出線が分岐しているケーブ
    ル端部を熱収縮性樹脂の保護管で一体的に覆い、
    これを加熱することにより前記ケーブル端部に密
    着させ、前記接地用引出線を前記シースにそつて
    外部に露出しているものにおいて、前記接地用引
    出線の周囲に熱により変形可能な材料からなるダ
    ムを備え、前記保護管が熱変形するときに同時に
    前記ダムが変形して引出線周囲の空隙を埋めるこ
    とを特徴とするケーブル端末部。
JP8154883U 1983-05-30 1983-05-30 ケ−ブル端末部 Granted JPS59185926U (ja)

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JP8154883U JPS59185926U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 ケ−ブル端末部

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JP8154883U JPS59185926U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 ケ−ブル端末部

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Publication Number Publication Date
JPS59185926U JPS59185926U (ja) 1984-12-10
JPH0112508Y2 true JPH0112508Y2 (ja) 1989-04-12

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JPS59185926U (ja) 1984-12-10

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