JPS6111958Y2 - - Google Patents

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JPS6111958Y2
JPS6111958Y2 JP8583981U JP8583981U JPS6111958Y2 JP S6111958 Y2 JPS6111958 Y2 JP S6111958Y2 JP 8583981 U JP8583981 U JP 8583981U JP 8583981 U JP8583981 U JP 8583981U JP S6111958 Y2 JPS6111958 Y2 JP S6111958Y2
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cable
tape
insulating layer
layer
insulating
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JP8583981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱伸縮による絶縁補強層のゆるみや
テープ切れを防止したケーブル接続部に関する。
一般に、ゴム、プラスチツクケーブルの接続
部、例えば終端接続部は第1図に示すようにして
形成されている。
すなわち、端部を段剥して露出させたケーブル
絶縁体1の外周に絶縁テープの巻回により補強絶
縁層2を設け、この補強絶縁層2の傾斜面にケー
ブル遮蔽層3から延出した外部遮蔽層4を設け、
これらを覆う碍管5内に絶縁油6を充填して形成
されている。
図において7はケーブルの外部半導電層、8は
導体引出棒、9は油止シールである。
しかるにこのような構成の従来のケーブル接続
部では、補強絶縁層2を構成する絶縁テープとし
て伸縮性に乏しい油浸クラフト紙が用いられてい
るため、負荷時のケーブル絶縁体1の熱膨張によ
り紙切れを生じたり、ヒートサイクルを受けた後
に補強絶縁層2に油浸クラフト紙のゆるみが生じ
るという難点があつた。伸縮性の良好なゴム、プ
ラスチツクテープにより補強絶縁層を形成するこ
とも考えられるが、ゴム、プラスチツクテープを
用いた場合には、上記した難点が解消される反
面、テープに通気性がないため補強絶縁層内に絶
縁油が浸透せず、しかも空気が残留するため電気
性能が劣るという難点があつた。
本考案は、かかる従来の難点を解消すべくなさ
れたもので、段剥して露出させたケーブル絶縁体
外周に、絶縁テープの巻回によつて形成した紡錘
状の補強絶縁層と、該補強絶縁層の傾斜面にケー
ブル遮蔽層から延出して周設した外部遮蔽層とを
設け、これら外周に保護筒を被せ該保護筒内に絶
縁油を充填して成るケーブル接続部において、前
記補強絶縁層をコルゲーシヨン(波付加工)を施
した絶縁テープの巻回により形成して成る、ケー
ブル絶縁体の熱伸縮を追随して伸縮し、しかも通
油性の良好な補強絶縁層を有するケーブル接続部
を提供しようとするものである。
以下図面に示す一実施例につきその詳細を説明
する。
第2図は本考案の一実施例の拡大部分断面図で
ある。
同図において、ケーブルシース、ケーブル遮蔽
層および外部半導電層を段剥して露出させた、例
えば架橋ポリエチレン等より成るケーブル絶縁体
10上にはエンボス加工、例えばコルゲーシヨン
加工を施した、ポリエステルテープのようなプラ
スチツクテープ11が巻回されて補強絶縁層12
が形成されている。
上記プラスチツクテープのコルゲーシヨンは、
第3図に拡大して示すように、断面サインカーブ
状で、かつ長手方向に平滑な多数の凹凸から成つ
ており、平滑な側をケーブル絶縁体の長手方向に
沿わせて巻回される。
プラスチツクテープの材質は、ポリエステル以
外にも、耐油性が良好で、しかも充填時の油温よ
り高い軟化点(例えば120℃以上)をもつもので
あれば使用可能である。
またプラスチツクテープの肉厚Tは0.02〜0.20
mm、コルゲーシヨンを施した後の見掛けの厚さt
は0.05〜0.50mm程度のものが適している。
上記補強絶縁層12の紡錘状の傾斜面(図示せ
ず)にはケーブル遮蔽層から延出して外部遮蔽層
(図示せず)が周設され、これらの外周には碍管
13が被嵌され、更にこの碍管13内には、絶縁
油14が充填される。15はエポキシベルマウス
16はプラスチツクテープ11のコルゲーシヨン
により形成された空隙である。
以上のように構成された本考案のケーブル接続
部では、補強絶縁層12が、コルゲーシヨンの施
されたプラスチツクテープ11の巻回により形成
されているので、負荷時にケーブル絶縁体が熱膨
張してもプラスチツクテープ11が厚さ方向に弾
性変形してこの膨張分を吸収するのでテープ切れ
等の恐れがなく、またヒートサイクルが繰返され
ても上記した弾性変形により絶縁体の膨張収縮が
吸収されるので、補強絶縁層にゆるみが生ずるよ
うなこともない。更に、補強絶縁層内には、プラ
スチツクテープのコルゲーシヨンによる長手方向
に連通する多数の空隙が形成されているので脱
気、油填もスムーズに行なうことができる。
なお、以上の実施例では、本考案をケーブルの
終端接続部に適用した例につき説明したが、本考
案はかかる実施例に限定されるべきものではな
く、ケーブルの中間接続部にも同様に適用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケーブルの終端接続部を示す部
分縦断面図、第2図は本考案の一実施例の終端接
続部の部分横断面図、第3図は本考案に使用する
コルゲーシヨンを施したプラスチツクテープの拡
大斜視図である。 10……ケーブル絶縁体、11……コルゲーシ
ヨンを施したプラスチツクテープ、13……碍
管、14……絶縁油、15……エポキシベルマウ
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 段剥して露出させたケーブル絶縁体外周に、
    紡錘状の補強絶縁層と、該補強絶縁層の傾斜面
    にケーブル遮蔽層から延出して周設した外部遮
    蔽層とを設け、これら外周に保護筒を被せ該保
    護筒内に絶縁油を充填して成るケーブル接続部
    において、前記補強絶縁層を、長手方向に沿つ
    てコルゲーシヨン加工を施した絶縁テープを長
    手方向に連通する空隙が円周上に多数形成され
    る如く巻回することにより形成したことを特徴
    とするケーブル接続部。 2 絶縁テープは、肉厚0.02〜0.20mm、コルゲー
    シヨンによる見掛け厚さ0.05〜0.50mmのプラス
    チツクテープから成る実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のケーブル接続部。
JP8583981U 1981-06-11 1981-06-11 Expired JPS6111958Y2 (ja)

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JP8583981U JPS6111958Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

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JPS57197728U JPS57197728U (ja) 1982-12-15
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ID=29881102

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