JPH01124274A - 磁電変換素子 - Google Patents

磁電変換素子

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JPH01124274A
JPH01124274A JP62282703A JP28270387A JPH01124274A JP H01124274 A JPH01124274 A JP H01124274A JP 62282703 A JP62282703 A JP 62282703A JP 28270387 A JP28270387 A JP 28270387A JP H01124274 A JPH01124274 A JP H01124274A
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JP
Japan
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coil
hall generator
hall element
output
hall
Prior art date
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Pending
Application number
JP62282703A
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English (en)
Inventor
Mamoru Ando
守 安藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (り産業上の利用分野 本発明は、磁電変換素子に関し、特に出力を向上させた
磁電変換素子に関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に磁電変換装置は例えばホール素子を用いて磁界測
定用として活用している。ホール素子は化合物半導体で
あるインジウム・アンチモン(Insb)やインジウム
・アセナイド(InAs )を用いている。
一般にこの磁電変換素子は、例えば特願昭62−232
903号(第2図Aおよび第2図B)に詳述されている
先ずこの磁電変換素子(31)は、第2図Bに示す如く
、フェライトより成る基板(32)と、この基板(32
)上に形成される絶縁膜(33)がある。
ここでフェライト基板(32)はミラーポリッシュされ
てあり、このフェライト基板(32)上にシリコン酸化
膜(33)を形成する。
次に前記絶縁膜(33)上に形成されるホール素子(3
4)と、このホール素子(34)と同一材料で形成され
た抵抗体(35)とがある。
ここでは前記絶縁膜であるシリコン酸化膜(33)上に
、蒸着法によりInSb膜を約1μmの厚さで全面に被
覆する。モしてホトエツチング法を活用して、このIn
Sb膜を第2図Aの如きパターンにエツチングする。ま
たエツチング液としては乳酸と硝酸の混合液を使用する
。ホール素子(34)の形状は十字形状で、4つの端部
(36) 、 (37) 、 (38) 、 (39)
があり、太い幅を持つ端部(36) 、 (37)が入
力部であり、狭い幅を持つ端部(38) 、 (39)
が出力部である。更に抵抗体(35)は方形状であり、
ホール素子(34)の入力端部(36)と直列接続され
る。更に前記ホール素子(34)、抵抗体(35)およ
び絶縁膜(33)上に形成される樹脂膜(40)と、前
記ホール素子(34)と抵抗体(35)とを直列に継ぐ
一点鎖線で示す電極(41)と、このホール素子(34
)の4つの端部(36) 。
(37) 、 (38) 、 (39)と接続された4
つのワイヤボンド領域(−点鎖線で示す。) (42)
 、 (43) 、 (44) 。
(45)とがある。
ここでは樹脂膜(40)を基板全面に塗布し、写真蝕刻
法によりコンタクト部(46)を開孔する。尚コンタク
ト部(46〉は第2図Aに於いてはX印で示しである。
この後に前記電極(41)やワイヤボンド領域(42)
 、 (43) 、 (44) 、 (45)を形成す
るために、 Ti。
Ni 、 Auの順に蒸着を行う。ここで夫々の膜厚は
Tiが500人、Niが500人、Auが6000人で
ある。電極(41)の一端はホール素子(34)の入力
端部(36)とコンタクトし、他端は抵抗体(35)の
一端とコンタクトし、抵抗体り35)の他端とワイヤボ
ンド領域(42)がコンタクトしている。また残ったホ
ール素子(34)の端部(37) 、 (3a) 、 
(39)は夫々ワイヤボンド領域(43) 、 (44
) 、 (45)とコンタクトしている。またここでは
厚啓を200μmにするため基板(32〉をバックラッ
プしている。
最後に、ダイシングされたチップがペレットボンドされ
るリードフレームと、このリードフレームとワイヤボン
ド領域(42) 、 (43) 、 (44> 、 (
45)を結線するAuよりなる細線と、ヨーク(47)
が載置される領域上に塗布される接着剤(48)と、こ
の接着剤(48)が塗布された領域に載置されるヨーク
(47)と、全体をモールドするための樹脂(図では省
略する)がある。
ここで接着剤(48)としては軟らかい樹脂を使用し、
モールド用の樹脂としてはエポキシ系を使用する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 一般にホール素子の出力を向上させるために、ヨーク(
47)をホール素子(34)上に載置し、磁気収束効果
により、出力を向上させていた。
しかし近年の軽薄短小という言葉でも判るように、この
磁電変換素子(31)は、益々小さな寸法のものが要求
されており、このヨーク(47)が微小化を妨げており
、更にほこのヨーク(47)のボンド時に、前記ホール
素子(34)にダメージを与える問題点を有していた。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は前述の問題点に鑑みてなされ、基板(2)上に
形成されたホール素子(4)と、このホール素子(4)
上に形成され、このホール素子(4)の出力端子(5)
 、 (6)間に接続されるコイル(11)とで解決す
るものである。
(*)作用 前述の如く、ホール素子(4)の出力端子(5)。
(6)間にコイル(11)を接続すると、外部磁界で一
端発生したホール素子(4)の出力電圧により、磁力線
の向きは、前記コイル(11)内の電流の流れに対し右
ネジを回すときに、ねじの進む向きに発生する。
従ってこの磁力線が、再度このホール素子に加わり正帰
還がかかり、出力が増幅されてゆく。
(へ)実施例 以下に本発明の実施例である磁電変換素子(1)を図面
を参照しながら詳述してゆく。
先ず第1図Bに示す如く、フェライトより成る基板(2
)と、この基板(2)上に形成される第1の絶縁膜(3
)がある。
ここでフェライト基板(2)はミラーポリッシュしてあ
り、このフェライト基板(2)上にシリコン酸化膜(3
〉が形成されている。またこのフェライト基板(2)は
、ホール素子(4)に加わる磁束線を収束させるために
使用しているが、必ずしもフェライト基板である必要は
なく、一般の絶縁基板でも良い。
次に前記第1の絶縁膜(3)上に形成されるホール素子
(4)がある。
ここでは前記第1の絶縁膜であるシリコン酸化膜(3)
上に、蒸着法でI nsb膜を約1μmの厚さで全面に
被覆する。モしてホトエツチング法を活用して、このI
nSb膜を第1図Aの一点鎖線で示したパターンにエツ
チングする。またエツチング液としては乳酸と硝酸の混
合液を使用する。ホール素子の形状は十字形であり、4
つの端部(5) 、 (6) 。
(7) 、 (8)があり、太い幅の端部(7) 、 
(8)は入力部であり、狭い幅の端部(5) 、 (6
)は出力部である。
次に全面に被覆される第2の絶縁膜(9)と、この第2
の絶縁膜(9)上に形成される第1の接続手段(10)
とがある。
ここで前記第2の絶縁膜(9)は樹脂より成り、ホール
素子(4)へ加わる歪みを助士しているが、シリコン酸
化膜等でも良い。また第1の接続手段(10)は、ホー
ル素子(4)上に形成されるコイル(11)の他端(1
2)と、ホール素子(4)の他端(6〉とを接続するた
めのものであり、金やアルミニウム等より成っている。
従ってホール素子(4)の他端(6)とこの電極(10
)を接続するために、前記第2の絶縁膜(9)にはコン
タクトホール(13)が形成されている。
更に、少なくとも前記第1の接続手段(10)を覆うよ
うに形成される第3の絶縁膜(14)と、前記ホール素
子(4)上に形成きれるコイル(11)と、4つのワイ
ヤボンド電極(15) 、 (16) 、 (17) 
、 (18)がある。
ここでは第3の絶縁膜(14)は、前記第2の絶縁膜(
9)と同様に樹脂で形成され、全面に被覆されているが
、少なくとも前記電極(10)のみ被覆されていれば良
い、従って基板上には第2および第3の絶縁膜(9) 
、 (14)で、全面を被覆している。またコイル(1
1)は、前記ホール素子(4)の領域上に、絶縁物(9
) 、 (14)を介して形成され、銅を蒸着法で形成
している。
また前記コイル(11)の一端(19)は、コンタクト
孔(20)を介してホール素子(4)の端部(5)と接
続し、前記コイル(11)の他端(12)は、コンタク
ト孔(21)を介して前記第1の接続手段(10)と接
続されている。またコンタクト孔(22)を介してワイ
ヤボンド1極(15) 、 (16) 、 (17) 
、 (18)がホール素子(4)より延在きれて形成さ
れている。
最後にこのワイヤボンド電極(15)、 (16)、 
(17) 。
(18)よりリードへ延在される金属細線と、全体をモ
ールドする樹脂とがある。
本発明の特徴とする点は前記コイル(11)にある。つ
まりホール素子(4)の出力端子(5) 、 (6)間
にコイル(11)を接続すると、外部磁界で一端発生し
たホール素子(4)の出力電圧により、磁力線の向きは
、前記コイル(11)内の電流の流れに対し右ねじを回
すときに、ねじの進む向きに発生する。
従ってこの磁力線が、再度このホール素子(4)に加わ
り正帰還がかかり、出力が増幅されてゆく。
例えばホール電圧九は ■□= RHIBi/ b       ・・・・・・
・・・・・・・・・(1)となる。ここでR,はホール
係数、bはInSb膜の厚さ、Iは入力電流、Biはト
ータル磁界である。
またトータル磁界Biは Bi= B、 + BL        ・・・・・・
・・・・・・・・・(2)となる。ここでB、は外部磁
界、Btはコイルによる発生磁界である。
またコイルによる発生磁界は BL=a”NIt/(2(a”+x”)””) =”=
(3)となる。ここでaはフィルの仮想半径、Xはコイ
ルとホール素子との距離、Nはコイルの巻数、ILはコ
イルに流れる電流である。
またコイルに流れる電流は IL −VH/ RL        ・旧・・・1旧
・・(4)となる。ここでRLはコイルの抵抗である。
またコイルの抵抗は RL=ρLX2πaN/W・t  ・・団・・・・・旧
・・(5)となる、ここでρ、はコイルの比抵抗、Wは
コイルの線幅、tはコイルの厚みである。また以下より
巻数N=1として計算する。
前記式(1)乃至式(4)により が算出でき、この式より と書換えられる。・一方正帰還条件としてはであり、左
辺より が導出でき、この式に式(5)を代入するととなる。こ
こでρL= 1.67X IQ−’Ω・口、tご1μm
、  a>0.251m1.  !22μmとするとW
 < 0.86μm となる、一方W=0.8μm、N−1と仮定し、RL−
3200Ω、Vok 150 mVとすれば、IL= 
47μAとなる。
またこの時の帰還率は16倍となる。以上の結果より正
帰還をかけることが可能であることがわかる。
クト)発明の効果 以上の説明からも明らかな如く、コイル(11)を前記
ホール素子(4)上に形成することで正帰還がかかり出
力が増幅されてゆく。
従って従来の如きヨークは不要となり、前記ホール素子
(4)へのダメージも減少でき、更には蒸着でコイル(
11)を作るために、更に磁電変換素子(1〉の寸法を
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の実施例を示す平面図、第1図Bは第
1図AのA−A’線における断面図、第2図Aは従来の
磁電変換素子の平面図、第2図Bは第2図AのA−A’
線における断面図である。 (1)・・・磁電変換素子、 (2)・・・フェライト
基板、(4〉・・・ホール素子、 (5)、 (6)、
 <7)、 (8)・・・端部、(10)・・・第1の
接続手段、 (11)・・・コイル、(15)。 <16)、 (17)、 (18)・・・ワイヤボンド
電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に形成されたホール素子と、このホール素
    子上に形成され、このホール素子の出力端子間に接続さ
    れるコイルとを備えることを特徴とした磁電変換素子。
JP62282703A 1987-11-09 1987-11-09 磁電変換素子 Pending JPH01124274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62282703A JPH01124274A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 磁電変換素子

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JP62282703A JPH01124274A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 磁電変換素子

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Publication Number Publication Date
JPH01124274A true JPH01124274A (ja) 1989-05-17

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ID=17655953

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62282703A Pending JPH01124274A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 磁電変換素子

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JP (1) JPH01124274A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102686552A (zh) * 2009-10-30 2012-09-19 赢创罗姆有限公司 (甲基)丙烯酸(1-烷氧基-2-甲基-1-氧代丙-2-基)酯的制备方法

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