JPS6041474B2 - 信号伝達素子 - Google Patents

信号伝達素子

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Publication number
JPS6041474B2
JPS6041474B2 JP55112791A JP11279180A JPS6041474B2 JP S6041474 B2 JPS6041474 B2 JP S6041474B2 JP 55112791 A JP55112791 A JP 55112791A JP 11279180 A JP11279180 A JP 11279180A JP S6041474 B2 JPS6041474 B2 JP S6041474B2
Authority
JP
Japan
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magnetoresistive
piece
signal transmission
transmission element
magnetic field
Prior art date
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Expired
Application number
JP55112791A
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English (en)
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JPS5748284A (en
Inventor
滋 蒲原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/10Magnetoresistive devices

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  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は信号伝達素子に関する。
光を媒体として信号の伝達を行なうものとしてフオトカ
プラが知られている。
これは一般に電気的な入出力の絶縁を行ない、信号を伝
達するのに用いられている。媒体に光を利用するのに代
えて磁気を利用することが考えられる。そのためには磁
気抵抗片を用いればよい。すなわち入力信号に応じて磁
界を発生させるとともに、その磁界内に磁気抵抗片を配
置しておけば、これが磁界に感応して抵抗値が変化する
ようになる。したがってこの抵抗値を検出するか或いは
この抵抗値の変化に基ず〈電気的信号を検出して出力信
号とすればよい。このように磁気抵抗片を利用して信号
伝達素子を構成するには、磁界を発生させるためのコイ
ルが必要である。
したがって通常の技術をもって構成しようとするときは
、第1図に示すように磁気抵抗片を内蔵したケースAの
外周にコイルBを巻回することが考えられる。Cは磁気
抵抗片に連なるリード線である。しかしこのように構成
する場合、コイルBを巻回しなければならない。この発
明は外部からのコイルの巻回を省略することを目的とし
た提案されたものである。
一般に、面に垂直な磁界に対して磁気抵抗効果を示す磁
気抵抗片と、面に平行な磁界に対して磁気抵抗効果を示
す磁気抵抗片とがあり、この発明ではいずれの磁気抵抗
片でも利用できる。
第2図は後者の磁気抵抗片を利用した場合の、磁気抵抗
効果による抵抗値の変化を検出するための回路例を示す
。同図において、1は横方向に延長して配置される磁気
抵抗片、2は縦方向に延長して配置される磁気抵抗片で
ある。磁気抵抗片1,2は強磁性体材料(たとえばNi
−Co合金、Fe−Ni合金等)からなり、可及的に薄
く形成することが望ましく、この発明の実施例では蒸着
などにより薄膜に形成する。図の例では抵抗値を高くす
るために折り曲げて形成してある。3,4は各磁気抵抗
片1,2の一端に接続してある電極、5は両磁気抵抗1
,2の接続点に接続してある電極、6は抵抗、7は電源
、8a,8bは抵抗6の分割点9と電極5との間の電圧
をとり出す出力端子である。分割点9により分割された
抵抗6の各分割抵抗を6a,6bとするとき、これらの
磁気抵抗1,2とによってブリッジ回路が構成するよう
にしてある。ここで無磁界のとき、前記ブリッジ回路が
平衡するように調整しておく。
これは分割点9の位置を調整することによって可能であ
る。この状態で磁気抵抗片1,2の面に平行な磁界を加
えると、その磁界によって各磁気抵抗片の抵抗値が変化
し、磁界の強さに応じた電圧が出力端子8a,8b間に
現われる。この場合横方向(磁気抵抗片1の長手方向)
に対する磁界の方向を8とすると、前記出力電圧はCO
S28に比例することも知られている。この発明に使用
する磁気抵抗片は第2図のように必ずしも2個である必
要はなく、原理的には1個であってもよいし、或いは第
6図のように4個用意し、これをブリッジ回路に接続し
てもよい。この場合は互いに相対する二辺に接続される
磁気抵抗片同志を互いに平行とし、かつ互いに隣り合う
辺に接続させる磁気抵抗片同志を互いに直交するように
するとよく、そのときは、出力端子18a,18b間に
現われる電圧は、第2図の場合の2倍の電圧となって都
合がよい。この発明は上託した磁気抵抗片を使用してフ
オトカプラーのような信号伝達素子とする場合、磁界印
加のためのコイルを素子に内蔵して構成することを特徴
とする。
以下この発明の実施例を図にって説明する。
第3図以降において、11はシリコン基板、12はその
表面を酸化するなどして形成した二酸化けし、素のよう
な絶縁膜、13は絶縁層12の表面に形成された下層導
体片で図のように複数(具体的には形成しようとするコ
イルのターン数に応じて決定される。)並設される。こ
れはスクリーン印刷による厚膜とするか又は蒸着等によ
る薄膜によって形成する。この場合フオトリングラフィ
ー技術によってパターンをつくるようにしてもよい。使
用材料はアルミニウム又は鋼などが好適である。14は
各下層導体片13をまたいで形成される二酸化けし、素
などのような絶縁膜(第3図参照。
)で、この表面に前記した磁気抵抗片15A,15Bを
所定のパターンどおりに形成する。この磁気抵抗片15
は薄膜によるのが好ましく、これによるときは厚みが薄
い(たとえば0.2仏程度)ので、厚み部分による平行
磁界の影響が少なくなって都合がよい。磁気抵抗片15
は絶縁膜14の表面に形成されるので、下層導体片14
とは確実に絶縁される。16は磁気抵抗片15を覆うよ
うに形成された二酸化けし、素などによる絶縁膜、17
は絶縁膜16の表面に形成された上層導体片(第5図参
照。
)である。上層導体片17はその一端17aがひとつの
下層導体片13の端部13aに接続され、他の一端17
bは前記下層導体片13に隣り合う他のひとつの下層導
体片13の他方の端部13bに接続される。図の例は接
続される各端部を重ね合わして形成しているが、絶縁膜
14又は16が下層導体片13を覆うように形成されて
ある場合は、その絶縁膜14又は16に孔をあげて下層
導体片13の端部を露出させ、この孔を利用して上層導
体片17の端部と接続するようにしてもよい。上層導体
片17は下層導体片13と同様に厚膿又は薄膜とし、所
定のパターンに形成ればよい。上下両導体片を前記のよ
うに接続することによって、この両導体片によりコイル
が形成されることになる。上記のように上下導体片によ
って形成されたコイルの両端に直流電圧を印加すれば磁
界が発生する。
この磁界の方向は磁気抵抗片15Aの長手方向と同じ方
向となる。そこで両磁気抵抗片15A,15Bを第2図
のように接続しておけば、前記コイルの両端に印加する
直流電圧によって、第2図の出力端子間に電圧が生ずる
ようになる。そして前記直流電圧を与える入力回路と、
前記出力端子とは電気的な絶縁が確実に維持される。こ
れによって電気的な入出力の絶縁が行なわれた状態で信
号の伝達が可能になるのである。なお第5図の構成にお
いて、絶縁又は保護のためにその全表面を二酸化けし、
素のような絶縁膜でコーティングしてもよい。
又シリコン基板11を使用しているので、磁気抵抗素子
の他にこのシリコン基板上に他のIC素子又は半導体素
子或いはこれらの回路を形成することも可能である。以
上詳述したように、この発明によれば磁界発生のための
コイルを素子に内蔵したので、外部からコイルを巻回す
る必要はなくなるし、又内蔵させたことのよって素子自
体を充分小型化することができるといった効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気抵抗素子を使用した信号伝達器の普通に考
えられる使用状態を示す斜視図、第2図は磁気抵抗素子
を使用した回路図、第3図、第4図は製作過程を示す斜
視図、第5図はこの発明の実施例を示す斜視図、第6図
はこの発明の他の実施例を示す回路図である。 11・・・基板、12,14,16…絶縁膜、13,1
7・・・導体片、15A,15B・・・磁気抵抗片。 素′図 第2図 第J図 第4図 器j図 乗る図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板上に設けられた絶縁膜間に磁界に対して磁気抵
    抗効果を示す磁気抵抗片を設け、前記絶縁膜の上下面の
    導体片を形成するとともに両導体片の端部をコイルが形
    成されるように接続してなり、前記コイルの両端に入力
    信号を与え、かつ前記磁気抵抗片の梯抗変化に基づく信
    号を出力信号としてなる信号伝達素子。 2 基板がシリコン基板である特許請求の範囲第1項記
    載の信号伝達素子。 3 絶縁膜が二酸化けい素膜である特許請求の範囲第1
    項記載の信号伝達素子。 4 磁気抵抗片はブリツジ回路の一部を構成している特
    許請求の範囲第1項記載の信号伝達素子。 5 磁気抵抗片は複数形成されブリツジ回路を構成して
    いる特許請求の範囲第1項記載の信号伝達素子。 6 磁気抵抗片が面に平行な磁界に対して磁気抵抗効果
    を示す材料からなる特許請求の範囲第1項記載の信号伝
    達素子。 7 材料が強磁性材料からなる特許請求の範囲第6項記
    載の信号伝達素子。
JP55112791A 1980-08-15 1980-08-15 信号伝達素子 Expired JPS6041474B2 (ja)

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JPS5748284A JPS5748284A (en) 1982-03-19
JPS6041474B2 true JPS6041474B2 (ja) 1985-09-17

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JPH0536060Y2 (ja) * 1985-05-25 1993-09-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US4847584A (en) * 1988-10-14 1989-07-11 Honeywell Inc. Magnetoresistive magnetic sensor
JP2001196250A (ja) * 2000-01-13 2001-07-19 Honda Motor Co Ltd 電気信号伝達装置

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