JP2000098012A - 磁界センサ - Google Patents
磁界センサInfo
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Abstract
少なく出力のばらつきが小さく、歩留りがよく、小型で
高出力な磁気センサ、特に、地磁気センサを提供する。 【解決手段】 帯状の強磁性体からなる磁気コアを有す
る磁界センサであって、前記磁気コアは、その帯状の幅
方向に実質的にスリット分割された複数の磁気コア部分
を有し、前記スリット分割された複数の磁気コア部分の
端部には、これらを一体化させて導通させるための導電
部が形成されてなるように構成する。
Description
に変換する磁界センサ、特に強磁性体薄膜を用いた薄膜
地磁気フラックスゲートセンサに関する。
センサとして、従来より良く知られているのがフラック
スゲートセンサである。この磁界センサは、1960年
代にアポロ計画において月面探査にも使用された伝統的
な高感度磁気センサである。しかしながら、この磁界セ
ンサは、その構成上、磁気コアが大きく、小型化、低価
格化が困難なため特殊用途にのみ使用されるに留まって
いた。
地磁気補正やカーナビゲーションシステムへの応用が始
まるにつれて、強磁性薄帯や薄膜を用いた小型のフラッ
クスゲートセンサが報告されるようになってきた。
は、導電性を有する帯状強磁性体磁気コアにパルス電流
を印加し、磁気コアに巻回された導体巻線からの電気信
号で外部磁界を検出する、いわゆる直交フラックスゲー
ト型磁界センサが開示されている。
ページ(1996)には、Tadokoroらによって、帯状の
薄膜強磁性体磁気コアと、この薄膜強磁性体磁気コアに
巻回された2種類の薄膜コイル(導体巻線)を有し、こ
れらのうち、1種類を励磁用として用い、残りの1種類
を電気信号で外部磁界を検出するように用いる、いわゆ
る平行フラックスゲート型磁界センサが提案されてい
る。
従来公知の報告においては、磁界センサの出力Vは、磁
性体の断面積Sおよび磁気コアの透磁率μに比例するこ
とは確認されているものの、帯状の磁気コアの形状につ
いては特に注意が払われていなかった。このため従来公
知の報告において、高い透磁率を有する磁気コア材料を
用いているものの、反磁界効果により実効透磁率μeff
は低くなっていた。その結果、高い出力を得ることは困
難であった。
は、磁気センサの出力Vが磁気コアの断面積に比例する
ことから、コアの厚さDが一定の条件下では、磁気コア
の幅Wを広くすることが好ましいとされてきた。しかし
ながら、磁気コアの幅Wを広くすると反磁界効果により
実効透磁率が低下してしまうことから期待した高出力は
得られていない。
ると検出用のコイルの巻数を半分にしても同じ出力が得
られる。そして、インダクタンスは4分の1になること
から、高周波対応が可能で好ましい。また、コイルの巻
数を減らすことは製品の歩留向上にも大きく寄与するこ
とから、幅広の磁気コアで高出力の磁気センサが求めら
れていた。
たものであり、その目的は、反磁界による磁気コアの実
効透磁率の低下が少なく出力のばらつきが小さく、小型
で高出力な磁気センサ、特に、地磁気センサを提供する
ことにある。
るために、本発明は、帯状の強磁性体からなる磁気コア
を有する磁界センサであって、前記磁気コアは、その帯
状の幅方向に実質的にスリット分割された複数の磁気コ
ア部分を有し、前記スリット分割された複数の磁気コア
部分の端部には、これらを一体化させて導通させるため
の導電部が形成されてなるように構成される。
実質的にスリット分割された複数の磁気コア部分の1つ
の上面部の幅をW1、長さをLとしたときに、5<L/
W1<100となるように構成される。
スリット分割された複数の磁気コア部分の端部に形成さ
れた導電部を介して、磁気コアの長手方向にパルス電流
または高周波電流が印加され、実質的にスリット分割さ
れた磁気コア部分に電流が分流する構造を有してなるよ
うに構成される。
の外周には、長手方向に沿って、磁界検出のための検出
用コイルが巻かれ、このコイルに生じる電気信号により
外部磁界を検出するフラックスゲートセンサ構造を備え
てなるように構成される。
実質的にスリット分割された複数の磁気コア部分の総断
面積が、実質的にスリット分割されていない磁気コアの
断面積の50〜99%となるように構成される。
帯状の磁気コアは、パターニングされた薄膜として構成
される。
的にスリット分割される前の状態における磁気コアの幅
をW2、長さをLとした場合、0.5<L/W2<1.
5となるように構成される。
の部分に分割され細長くなっているため、反磁界の影響
が小さく磁気コアの実効透磁率μeff が高い。このため
高い出力を得ることが可能となる。特に、地磁気センサ
として有効に作用する。
について詳細に説明する。
例を概略的に示した斜視図であり、図2は、図1のA−
A方向断面矢視図である。
磁界センサ1は、基板5の上に、帯状の強磁性体からな
る磁気コア2を有しており、この磁気コア2は、その帯
状の幅方向(帯状の長手方向に対して直角方向)に実質
的にスリット分割(本実施の形態の場合、10分割)さ
れた複数(10個)の磁気コア部分20,21,22,
23,24,25,26,27,28,29(以下、単
に、磁気コア部分20〜29)を有している。
とは、長手方向の長さLは同一で、幅が狭い複数の部分
に分割されていることを示す。『実質的に』であるか
ら、分割の手法は、特に問われない。つまりベタ膜を形
成した後に、スリット分割してもよいし、複数の磁気コ
アを分割状態に集合させてもよい。また、『分割』とは
磁気的、電気的に分離されていることを示す。
コア部分との隙間部分71,72,73,74,75,
76,77,78,79(以下、単に、隙間部分71〜
79)は、非導電性の非磁性体で満たされていることが
望ましい。例えば,ノボラックレジストやポリイミド樹
脂等を熱硬化した絶縁層とすることが特に望ましい。な
お、従来の磁界センサでは磁気コアがスリット分割され
ているものは見当たらない。
コア部分20〜29の端部(図1の場合、両端部)に
は、これらのコア部分を一体化させて導通させるための
導電部30,30が、それぞれ、接続形成されている。
コア2の磁気コア部分20〜29の各幅をW1とし、分
割されていないと仮定した状態における幅をW2とした
場合、分割により空隙が生じるために、W1×10<W
2の関係が成立する。好ましくは、0.5≦(W1×1
0)/W2≦0.99である。
面積の比率で表示してもこの関係は同じとなり、前記実
質的にスリット分割された複数の磁気コア部分の総断面
積が、実質的にスリット分割されていない状態での磁気
コアの断面積の50〜99%となるように構成されるの
が好ましい。隙間部分71〜79が大きくなり過ぎて、
上記のコア断面積比率が、50%未満となると、結果と
して出力が減少してしまう。また、上記のコア断面積比
率が、99%を超えると、分割された磁性体間の隙間が
狭くなり作製が困難となってしまうという不都合が生じ
る。
的にスリット分割される前の状態における磁気コアの幅
をW2、長さをLとした場合、0.5<L/W2<1.
5となるように磁気コア2を構成するのがよい。L/W
2の値を上記の範囲内に設定することにより、一定の面
積の磁気コアの中で、磁気コアの断面積を大きくし、コ
イルの巻数を減ずることが可能となる。逆に、L/W2
の値が0.5以下となると分割数が多くなり空隙の影響
から実効断面積が減少してしまう。また、L/W2の値
が1.5以上となるとコイルの巻数が増加しインダクタ
ンスの上昇を招いてしまう。
コア全体の幅により異なるが、概ね2〜50とすること
が好ましい。また、分割のための隙間部分71〜79の
各幅Wv (図2)は、0.1〜50μm程度が好まし
く、特に好ましくは1〜25μmである。
ると、製造工程上のばらつきから部分的に磁気コア部分
同士が接触してしまう危険性が有り、また、50μmを
超えると、磁気コア2全体としての断面積が減少してし
まう傾向にある。
コア2は、幅方向に複数の磁気コア部分に分割されてい
る。これはいわゆる反磁場による影響を少なくし、帯状
の磁気コア磁性体の長手方向の磁界を効率良く検出でき
るようにするためである。反磁場は、磁性体を磁化する
場合に外部磁界が有効に磁性体を磁化するのを阻害する
現象である。
mの場合において、コア長手方向から磁界が印加される
場合の反磁場係数の値を、コア幅およびコア厚さをそれ
ぞれ変化させつつ求めた計算例(グラフ)が図4に示さ
れる。図4に示される結果より、磁気コアの幅が狭いほ
ど反磁場係数が小さくなることが容易に理解される。そ
して、特に、反磁場係数が1×10-3以上の場合には非
常に影響が大きい。このため磁界センサとして実用的な
膜厚1〜10μmで計算すると、磁気コアの長さLと幅
W1(磁気コア部分)の関係は、5<L/W1であるこ
とが好ましい。また、幅W1は小さすぎるとパターニン
グが困難になると同時に分割数が多くなり、分割による
空隙部が増える。そのため、L/W1<100であるこ
とが好ましい。これらの好適な要件をまとめると、5<
L/W1<100となる。
は、言い換えれば複数の磁気コア部分が集合していると
も見ることが出来る。この場合には、幅の狭い1個の磁
気コア部分では断面積が小さく十分な出力が得られない
ために、集合化して断面積を大きくしていると考えるこ
とができる。
幅方向に実質的にスリット分割させることで、磁区構造
が安定化する効果も合わせて期待できる。帯状の長手方
向を磁化容易軸とする磁気コアにおいて、コア長さに対
してコア幅を広くした場合には、180度磁壁が長手方
向に2本以上現れてしまう。これに対して本発明のごと
くコアを分割することで単磁区構造、あるいは180度
磁壁が長手方向に1本だけという安定な磁区構造とする
ことが可能となる。本発明の分割されたコア構造から発
現する安定磁区構造を有することで、製造ロット間で安
定した出力を有する磁界センサを作製することができ、
安定した品質の保証をすることができる。
9)の材料としてはNiFe、CoFe、CoNiF
e、CoZrNb等の公知の各種の高透磁率を示す軟磁
性体から選ぶことができる。また、『帯状』とはその長
さが幅よりも長く、かつ厚さが幅に比べて遥かに短い状
態を示す。帯状の磁気コア2としては、例えば、高速急
冷薄帯やバルクの板を用いることができるが、特に好ま
しくは真空成膜法、めっき法で成膜された薄膜をパター
ニングした磁気コアである。
コア2には、図1に示されるように長手方向にパルス電
流または高周波電流を印加するための電源50が接続さ
れ、電源50からの電流により発生した磁界により磁気
コアを飽和させ、その実効透磁率を一時的に極端に小さ
な状態にすることで外部磁界を検出するように操作され
ることが好ましい。
分割された磁気コア部分20〜29にそれぞれ分流する
ことが好ましい。このために電流導入部分で磁気コア2
は、その両端部に配置された導電部30,30を介して
電気的に接続されていなければならない。すなわち、導
電部30は、磁気コア部分20〜29のいずれとも電気
的に接続されている。
外周には、長手方向に沿って、磁界検出のための検出用
コイル40が巻かれ、このコイル巻線に生じる電気信号
により外部磁界を検出するフラックスゲートセンサ構造
とすることが好ましい。
略的な巻線コイル形状が描かれているが、このものは、
いわゆる薄膜形成プロセスに基づいて形成される薄膜コ
イル40とすることが好ましい。図2に薄膜コイル40
の断面が部分的に示されており、薄膜コイル(検出用コ
イル)40は、通常、下部コイル部分41と上部コイル
部分45との結合により構成される。この場合、磁気コ
ア2との絶縁を図るために、絶縁層61,62が磁気コ
ア2を囲むように形成されている。このような検出用コ
イル40の両端部には検出端子45(パッド部)が形成
される。
同時に、例えば銅からなる前記導電部30,30を磁気
コア端部をまたぐ形に形成すれば、製造工程の合理化が
図られる。
部位置、または中間位置に磁気コア2を構成する磁性材
料よりも比抵抗の低い材料からなる導電層を形成するこ
とも可能である。この場合、磁気コア2に流された電流
は、比抵抗の低い導電層を流れる。そして、この電流に
より発生した磁界により磁気コア2を飽和させることが
可能である。もちろん、この場合にも磁気コア2には分
流した僅かの電流は流れる。
に好ましくは薄膜磁気ヘッドと同様の薄膜プロセスによ
り形成される。
うに途中で折り返した構造でも構わない。この場合には
見かけ上、2本の磁気コア2a,20bを有するが、そ
の各々が分割され、磁気コア部分20a,21a,22
a,23a,24a(分割のための隙間部分71a,7
2a,73a,74a)と磁気コア部分20a,21
b,22b,23b,24b(分割のための隙間部分7
1b,72b,73b,74b)が、それぞれ、形成さ
れている。2本の磁気コア2a,20bの一方端には、
導電部31,32がそれぞれ形成され、2本の磁気コア
2a,2bの他方端には、2本の磁気コア2a,2bを
連結する導電部35が形成されている。このような2本
の磁気コア2a,2bの外周全体には、長手方向に沿っ
て、磁界検出のための検出用コイル40が巻かれてい
る。また、導電部31,32には、図3に示されるよう
に長手方向にパルス電流または高周波電流を印加するた
めの電源50が接続されている。
ては、一般に、磁気コア2に電流を流すためのパッド
部、および検出用コイル40のパッド部からワイヤーボ
ンダーにより外部に設けられた電源および信号処理部へ
と接続がなされる。もちろんパッド部に半田バンプを設
け、基体面を上にしてプリント基板等に実装することも
可能である。あるいはスルホールを有する基体上にセン
サを形成し、素子面を上にプリント基板等に実装するこ
とも可能である。
および/または無機物の保護膜65(図2)を最上面に
設けることが好ましい。さらに、他の電子部品同様の樹
脂封止の処理をすることも可能である。この場合には、
磁気コアに大きな応力が掛からないように、樹脂封止を
する前に、予め応力緩和層として封止樹脂とは異なる樹
脂で保護層を形成しておくことが望ましい。
状の磁性体を用いた場合には、断面積の小さな線状の磁
性体を束ねる構造となる。しかしながら、この場合、各
々の線状の磁性体の周囲に個別に絶縁層を形成する必要
があり、総断面積が小さくなってしまうために好ましい
構造とは言えない。
せることで2軸の磁界センサ、3個組み合わせることで
3軸の磁界センサとすることも可能である。この際に磁
気コアの電流が流れる方向は、互いに直交する配置とな
る。2軸の場合には、1枚の基体の表と裏にそれぞれ素
子部を形成したり、2つのセンサを1枚の基板上に積層
して形成したりすることも可能である。
詳細に説明する。
るような磁界センサのサンプルを下記の要領で作製し
た。検出用コイル40は、薄膜コイルとし、下部コイル
と上部コイルが接続され、磁気コアを巻回するように構
成した。
に、下部コイル41を電気めっき法により形成した。次
いで、熱硬化ノボラック樹脂からなる下部絶縁層61を
形成し、この上に厚さ4μmのCoZrNbスパッタ膜
からなる磁気コア2を形成した。この磁気コアの長さL
は、900μmに固定し、幅Wは表1に示す各種の形状
とした。巻線コイルは40ターン構造とした。なお、表
1において、幅がW1×nとあるのは、分割されたひと
つの磁気コア部分の幅がW1で、磁気コアがn個の磁気
コア部分に分割されていることを示す。磁気コアのパタ
ーニングは、フォトレジスト法によりマスクを用いて露
光、現像したレジストパターンを用い、フレームめっき
法およびエッチング法により形成した。
絶縁層62を介して、上部コイル45を形成した。最後
に、保護層65として絶縁層を形成し、各種磁界センサ
のサンプルを作製した(実施例1〜4サンプル)。
m×厚さ4μmスリット分割されていない一枚の磁気コ
アを用いた。それ以外は、上記実施例のサンプルと同様
にして、比較例1の磁界センサのサンプルを作製した。
下記の要領で求めた。すなわち、完成した磁界センサの
磁気コア部に、10MHzのパルス電流を印加し、地磁
気(0.3Oe)による出力値を求め、1T(テラス)当
たりの出力に換算して各種の素子を比較した。なお、出
力は20個の素子の平均値で表した。また、出力ばらつ
きは、20個の素子の出力の最高値と最低値の差を平均
値で割ってパーセント表示した。
上と高かった。
ある。すなわち、本発明は、帯状の強磁性体からなる磁
気コアを有する磁界センサであって、前記磁気コアは、
その帯状の幅方向に実質的にスリット分割された複数の
磁気コア部分を有し、前記スリット分割された複数の磁
気コア部分の端部には、これらを一体化させて導通させ
るための導電部が形成されてなるように構成されてい
る。従って、本発明で用いられる磁気コアは、反磁場の
影響が小さく磁気コアの実効透磁率μeff が高くなる。
このため高い出力を得ることができるという極めて優れ
た効果が発現する。また、磁気コアの磁区構造も改善さ
れ理想的な構造をとることから出力ばらつきも極めて少
なくなるという極めて優れた効果が発現する。さらに、
本発明では幅広の磁気コアを用いることが可能なため、
製造時の歩留りが高いという優れた効果が発現する。
した斜視図である。
とを示すグラフである。
Claims (7)
- 【請求項1】 帯状の強磁性体からなる磁気コアを有す
る磁界センサであって、 前記磁気コアは、その帯状の幅方向に実質的にスリット
分割された複数の磁気コア部分を有し、 前記スリット分割された複数の磁気コア部分の端部に
は、これらを一体化させて導通させるための導電部が形
成されてなることを特徴とする磁界センサ。 - 【請求項2】 前記実質的にスリット分割された複数の
磁気コア部分の1つの上面部の幅をW1、長さをLとし
たときに、5<L/W1<100である請求項1に記載
の磁界センサ。 - 【請求項3】 前記スリット分割された複数の磁気コア
部分の端部に形成された導電部を介して、磁気コアの長
手方向にパルス電流または高周波電流が印加され、実質
的にスリット分割された磁気コア部分に電流が分流する
構造を有してなる請求項1または請求項2に記載の磁界
センサ。 - 【請求項4】 前記磁気コアの外周には、長手方向に沿
って、磁界検出のための検出用コイルが巻かれ、このコ
イルに生じる電気信号により外部磁界を検出するフラッ
クスゲートセンサ構造を備えてなる請求項1ないし請求
項3のいずれかに記載の磁界センサ。 - 【請求項5】 前記実質的にスリット分割された複数の
磁気コア部分の総断面積が、実質的にスリット分割され
ていない磁気コアの断面積の50〜99%となるように
構成されてなる請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の磁界センサ。 - 【請求項6】 前記帯状の磁気コアは、パターニングさ
れた薄膜である請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の磁界センサ。 - 【請求項7】 スリット分割される前の状態における磁
気コアの幅をW2、長さをLとした場合、0.5<L/
W2<1.5である請求項1ないし請求項6のいずれか
に記載の磁界センサ。
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