JPH01124045A - バス接続システム - Google Patents

バス接続システム

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JPH01124045A
JPH01124045A JP28206387A JP28206387A JPH01124045A JP H01124045 A JPH01124045 A JP H01124045A JP 28206387 A JP28206387 A JP 28206387A JP 28206387 A JP28206387 A JP 28206387A JP H01124045 A JPH01124045 A JP H01124045A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 作 用。
実施例 転送バッファ部(第2図、第4図、第5図)制御部(第
3図) 転送のタイミング(第6図、第7図) まとめ 発明の効果 〔概 要〕 バスを支配しようとする装置を多数接続してなるバス接
続システムに関シ、 基本バスに拡張バスを接続して増設した装置から基本バ
スに接続される装置に対してデータ転送を行なう際に基
本バスの使用権獲得のシーケンスのために費される時間
を少な(することにより、システムの高速処理に対する
性能を向上させることを目的とし、 第1のバスに、データのやりとりを行なう装置を接続し
てなる第1のシステムと、第2のハスに、データのやり
とりを行なう装置を接続してなる第2のシステムと、該
第1のシステムおよび第2のシステムを接続するシステ
ム拡張装置とからなるバス接続システムにおいて、前記
システム拡張装置は、複数の転送バッファ部と、該複数
の転送バッファ部の動作の制御を行なう制御部とを備え
、前記転送バッファ部の各々は、前記第2のシステムに
属する装置の各々から前記第1のシステム内の所定の装
置へのデータ転送の際に、同一装置からの、アドレスが
連続するデータは、同一の転送バッファ部に、所定回数
分蓄積した後、該所定の装置へブロック転送するように
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はバス接続システム、特に、バスを支配しようと
する装置を多数接続してなるバス接続システムに関する
例えば、バスに、CPU、メモリ、および、その他の入
出力装置等を多数接続してなるバス接続システムにおい
ては、1つの基本バスに接続し得る入出力装置等の数や
共通バスの総線長等に制限があるので、システムを拡張
するためには、基本バスにCPUやメモリ、および入出
力装置等を接続してなる基本システムにさらにシステム
拡張装置を介して拡張バスを接続し、この拡張バスに増
設する装置を接続するということが行なわれる。
しかし、これらの増設された装置がデータ転送等の目的
で、基本バスを使用しようとするときには、その都度、
CPUあるいはバス・アービタ等に対して基本バスの使
用権獲得の手続きを行ない、転送先の装置との間のリン
クを行なった後データ転送を行なっていた。
しかし、多数の装置が接続され、これらの装置が、それ
ぞれ基本バスを使用しようとするシステムにおいては、
従来のように、基本バスを使用しようとする全ての装置
が1回のデータ転送毎に基本バスの使用権獲得のシーケ
ンスを行ない、相手先の装置との間のリンクの確立を待
っていたのでは、特に高速処理を要求されるシステムに
おいては、システムの性能を低下させる一因となる。そ
のため、基本バスを使用してデータ転送を行なう装置を
拡張バスを用いて多数接続して高速な処理を行なうシス
テムにおいて、上記のような問題点を解決する技術が要
望されていた。
〔従来の技術、および発明が解決しようとする問題点〕
第9図は基本バスに拡張バスを接続することによりバス
に接続する装置を増設してなるバス接続システムの全体
構成を示す図である。本図において、11が基本バス、
21が拡張バスであって、基本バス11は、CPU 1
2、メモリ13、そして、入出力装置10I”−10r
を接続し、拡張バス21は入出力装置201〜201を
接続し、基本バス11と拡張バス21とはシステム拡張
装置3′により接続されている。このシステム拡張装置
は、基本バス11と拡張バス21との間の信号伝達のた
めのドライバ/レシーバ機能と、拡張バス21に接続さ
れる装置から基本バス11に接続されるCPU12への
割込み要求に関するシーケンス制御を行なう機能、およ
び基本バス11側と拡張バス21側との間において、そ
れぞれのバスに接続される装置を識別するためのアドレ
スを変換する機能を有してなるものである。
第8図は、このようなバス接続システムにおいて、拡張
バス21に接続される装置201〜20nlの1つが、
cpj 12に対してバス使用要求を行なって基本バス
11に接続されるメモリ13に対してDMA転送を行な
う際の、従来のシーケンスを示すタイミング図である。
第8図においてBR,、BR2は、基本バス11および
拡張バス21におけるDMA転送のためのバス支配権要
求信号である。
BG3.Bixは、それぞれ前記のバス支配権要求信号
BR,,BR,に応じて、CPU 12が基本バス11
上に、そしてシステム拡張装置3′が拡張バス21上に
出力するバス使用許可信号であって、BR,、BR2゜
BG、、BG2はそれぞれ、バス使用を要求する装置を
示す複数ビットのコードからなる信号である。
BBSY+ 、 BBSY2は、それぞれ基本バス11
および拡張バス21を使用中であることを示す信号であ
る。
DATA + 、DAjAzはそれぞれ基本バス1’ 
1および拡張バス21上のデータを示す。なお第8図に
おいては実線で示したタイミングにおいてのみ信号が有
効であることを示す。
まず、拡張バス21に接続される装置の1つ20Jがメ
モリ13に対してDMA転送を行なおうとする際に、ま
ず拡張バス21上にバス支配権要求信号BRzを出力す
る。この信号BR2はシステム拡張装置3′を介して基
本バス11上に信号BR。
とじて現われ、CPU 12は該信号BR,を受けてハ
スを使用させることが可能ならばこれに応答するバス使
用許可信号BG、を基本バス11上に出力する。
信号BG、はシステム拡張装置3′を介して拡張バス2
1上に信号BG2として現われ、前記の装置20Jは、
この信号BG2を受けると、バス使用中であることを示
す信号BBSY2を拡張バス21上に出力し、この信号
BBSY2 ちまたシステム拡張装置3′を介して基本
バス11上に信号BBSY、とじて現われる。このよう
にして装置20Jによるバスの支配が確立した後、例え
ば第8図に示す例では、装置20.より拡張バス21上
にデータが出力され、これがシステム拡張装置3′を介
して基本バス11上に現われて、メモリ12に転送され
る。
拡張バスを用いてバスマスタとなり得る装置を増設する
、従来のバス接続装置においては、増設された装置の各
々からの1回のデータ転送毎に、バス支配権確立のため
に、上述のような、システム拡張装置を介した信号のや
りとりを行なう。したがって、高速動作を要求されるシ
ステムにおいては、システムの性能の低下を生ずる要因
となるという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑み、なされたもので、基本バ
スに拡張バスを接続して増設した装置から基本バスに接
続される装置に対してデータ転送を行なう際に基本バス
の使用権獲得のシーケンスのために費される時間を少な
くすることにより、システムの高速処理に対する性能を
向上させるバス接続システムを提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の基本的構成を示す図である。
本図において、11は第1のバス、21は第2のバス、
10.〜10!は第1のバス11に接続される装置、2
0.〜20□は第2のバス21に接続される装置、−点
鎖線1内は第1のバス11および装置10、〜10rに
より構成される第1のシステム、そして、−点鎖線2内
は第2のバス21および装置211〜20ttにより構
成される第2のシステムである。−点83(yA3は上
記第1および第2のシステム1.2を接続するシステム
拡張装置であって、第1〜第nの転送バッファ部3L〜
31ゎおよび制御部30からなる。
制御部30は、第1のシステム1に属する所定の装置と
、第2のシステム2に属する装置20.〜20イの各々
との間のデータ転送を制御し、特に、前記第1〜第nの
転送バッファ部31.〜31.を制御部する。
前記転送バッファ部311〜3111の各々は、該制御
部30の制御により、前記第2のシステム2に属する装
置20.〜201の各々から前記第1のシステム1内の
所定の装置へのデータ転送の際には、同一装置からの、
アドレスが連続するデータを所定回数分蓄積した後、前
記第1のシステム1内の所定の装置に対して、ブロック
転送を行なう。
〔作 用〕
第2のシステム2内の同一装置からの、連続するアドレ
スへのデータ転送要求に対しては、システム拡張装置3
内に複数設けられた転送バッファ部31.〜31nのう
ちの同一の転送バッファ部が対応して、所定回数分まで
のデータを蓄積する。一つの転送ハソファ部に所定の回
数分のデータが蓄積されると、制御部30は第1のバス
1の支配権を獲得する手続を行ない、上記の蓄積したデ
ータを前記第1のシステム1の所定の装置に対してブロ
ック転送する。
このように、本発明のバス接続システムにおいては、所
定回数分のデータをまとめて転送することにより、第2
のシステム2内の装置から第1のシステム1内の装置に
対してデータを転送する際の第1のバスの使用権獲得の
ための手続きの回数が減少し、システム全体として、第
1のバスの使用権獲得のために費やされる時間が少なく
なることにより、第1のバス1の使用可能時間も増加し
てシステムの高速処理に対する性能が向上する。
〔実施例〕
〔転送バッファ部〕 (第2図、第4図、第5図)第2
図は第1図の転送バッファ部31.〜31nの構成例を
示す図である。本図において、32はセレクタ、33は
マスタ装置確認手段、34はアドレス連続確認手段、3
5はAND回路、36は転送バッファ・レジスタ、37
は計数手段、38はタイマ手段である。
セレクタ32は第1図の第2のシステム2内の装置20
.〜20□のうち転送要求を行い、後述するバス使用許
可を受けた装置から出力されるリード・ライI−(、R
/W)信号、および後述する制御部30からの切替信号
を制御信号として受けて、要求されている転送が第1の
システム1内の所定の装置からのデータの読出しに相当
するとき、あるいは全ての転送バッファ部が使用中のと
きは、セレクタ32は第1のシステム1からのデータ線
と第2のシステムからのデータ線とをそのままスルーで
接続する。また、第1のシステム1内の所定の装置への
データの書込みの際には、セレクタ32は、第1のシス
テム1からのデータ線と第2のシステム2からのデータ
線との間に転送バッファ・レジスタ36が介在するよう
に切替えられる。
転送バッファ・レジスタ36は後述するような制御部3
0からの制御によって第2のシステム2側から転送され
たデータを所定回数分、あるいは、所定時間の間、保持
した後第1のシステム1の所定の装置へ転送するもので
ある。
マスタ装置確認手段33の構成は第4図に示されている
。第4図において、331はAND回路の列、332は
ラッチ・ループ回路の列、そして333は比較回路であ
る。
第4図において、BG2で示されるバス使用許可信号は
数ビットからなるものであって、第4図の331は、こ
の信号BG2の各ビットが、それぞれ、一方の入力を動
作開始信号とする2入力AND回路の他方の入力となる
構成を模式的に示すものである。また、第4図は、同様
に各々のAND回路の出力が上記ランチ・ループ回路の
列332を形成する1つのランチ・ループ回路に印加さ
れることを略式的に示している。したがって、AND回
路の列331を形成するAND回路の数、およびランチ
・ループ回路の列332を形成するランチ・ループ回路
の数はそれぞれ、前記の信号BG2のビット数に等しい
。比較回路333には、上記ランチ・ループ回路の列3
32の各々のランチ・ループ回路の出力からなる数ビッ
トの信号と、信号BG2そのものとが2組の入力端子の
一方と他方に印加され、ここで両者が比較され、一致す
れば比較回路333は出力を“H”、不一致ならば“L
”とする。
バス使用許可信号BG2は、先に第8図の説明において
述べたように、第2のシステム2内の装置からのバス要
求信号BR2に応答してシステム拡張装置3より第2の
バス21上に出力されるものであって、ハス要求信号B
R2を出力しバス使用許可を得た第2のシステム2にお
ける装置を識別する数ビットのコードからなる信号であ
る。したがって、第4図のマスタ装置確認手段33の構
成は、初めに動作開始信号が入力された時にランチ・ル
ープ回路の列332に保持された信号BG2を、以後入
力された信号BG2と比較して一致するか否かを出力す
る。
アドレス連続確認手段34の構成は第5図に示されてい
る。第5図において、341はアドレス保持加算回路、
そして342は比較回路である。信号ADDRzは、先
に第8図の説明において述べたように、第2のシステム
2内のバス使用許可を得た装置が第2のバス21上へ出
力する、データ転送先のアドレスを指定するアドレス信
号である。アドレス保持加算回路341は、上記アドレ
ス信号ΔDD+?2をプリセット入力端に印加し、後述
する制御部30からの動作開始信号が有効のときこれを
受けて該アドレス信号へ〇OR,をプリセットし、これ
を出力端に現わす。そして、同じく後述する制御部30
からの、バッファ書込み制御信号によって、上記のセッ
トされた値を所定の値増加させて出力に現わすもので、
例えばプリセッタブルなカウンタを用いて実現できる。
ところで、通常メモリ等のアドレスは1バイトのデータ
毎に割り当てられている。したがって1回の転送のデー
タ幅が2バイトであれば、連続するデータの転送の際に
指定されるアドレスは2ずつ増加し、データ幅が4バイ
トであれば4ずつ増加する。前記のアドレス保持・加算
回路341において増加させる所定の値は、上記の連続
するデータの転送の際に指定される連続するアドレスの
間の差、例えば2また4等に定められる。こうしてアド
レス保持・加算回路341の出力は、動作開始信号が有
効となるとき入力されたアドレス信号ADDR2に等し
くなり、以後、制御部30よりバッファ書込み制御信号
を受ける毎にその出力を上記の所定の値増加させる。そ
して、この出力は比較回路342の一方の入力となる。
比較回路342の他方の入力端には第2のシステム2か
らのアドレス信号ADDR2が直接印加されており、こ
れら2つの信号が示すアドレスが一致するとき比較回路
333は出力を“H”とし、不一致のときは“L”とす
る。こうして、連続するデータ転送のアドレス指定がな
されたときには、アドレス連続確認手段34の出力は“
H”、そうでないときは“L”となる。
第2図の計数手段37は、前記転送バッファ・レジスタ
36に何回分の転送データが蓄積されたかを計数し、こ
の計数を出力すると共に、さらに、この計数が所定の値
に達すると、これをリップル・キャリ (RC)信号と
して出力するものである。
この計数手段37はプリセンタプルなカウンタによって
実現できる。上記の計数は、後述する制御部30からの
バッファ書込み制御信号を計数することにより行なわれ
る。
タイマ手段38は、前記転送バッファ・レジスタ36に
1回データが書込まれる毎にリセットして新たに計時を
開始するもので、予め設定されている所定時間が経過す
るとこのことを知らせる時間経過信号を出力する。
〔制御部〕 (第3図) 第3図は第1図の制御部の動作手順を示す図である。
ステップ301においては、第1図の複数の転送バッフ
ァ部311〜31nの中で転送バッファ・レジスタ36
に所定回数分のデータが蓄えられたものがあるか否かを
、前述の第2図の計数手段37のRC信号出力により確
認する。
もしRC信号を受信していないならば、ステツ  、プ
302において、前述の第2図のタイマ手段38からの
、所定時間の経過を示す時間経過信号の出力の有無を確
認する。
ステップ301および302のいずれかにおいて、それ
ぞれRC信号、あるいは時間経過信号のいずれかを受信
すると、ステップ303に進んで、これらの信号を出力
した転送バッファ部内の転送バッファ・レジスタ36内
に蓄えられているデータを第1のシステム1の前記の所
定の装置にブロック転送する。このとき制御部30は該
転送バッファ・レジスタ36の読出し制御を行なう。ま
た、転送回数は、計数手段37の計数出力が示す回数と
する。転送が終ると、上記転送バッファ部内の計数手段
37およびタイマ手段38をリセットしてステップ30
1に戻る。
ステップ301、およびステップ302において、RC
信号も時間経過信号も出力されないときには、ステップ
305に進み、第2のシステム2に属する装置20.〜
201のいずれかからバス支配権要求信号BR2が第2
のバス21上に出力されているか否かを確認する。
ステップ305において、バス支配権要求信号BR2が
第2のバス21に出力されている場合、制御部30はこ
れを受信して、他の装置からのバス支配権要求信号や優
先順位等に従ったバス使用権獲得の手順を行なった後、
ハス使用権が得られると、ステップ306にて、該バス
支配権要求信号llR2に応答する、該バス支配権要求
信号を出力した装置を示すコードの形のバス使用許可信
号BG2を第2のバス21上に出力する。
第2のシステム2においては、前記バス使用許可信号B
G2を受けた装置は、第1のシステム1ヘデータを転送
するために、第1のシステム1内の転送先(前記所定の
装置、例えばメモリ)のアドレスを指定するアドレス信
号ADDR2、そして、転送すべきデータ信号DATA
2、さらに、リード・ライト信号(R/W)を第2のバ
ス21上に出力する。こうして、システム拡張装置3内
の複数の転送バッファ部31.〜31nの各々における
第2のシステム側には第2図に示したようなデータ信号
DATA2、リード・ライト信号(R/w)、ハス使用
許可信号BG2、そしてアドレス信号ADDR2が第2
のバス21より印加される。
ここで、ステップ307において制御部30は、前記リ
ード・ライト信号(R/W)によって、上記のバス要求
がデータ書込み要求であるのか、あるいは、データ読出
し要求であるのかを確認する。
もし、データ書込み要求でなければ、前述の第2図の転
送バッファ部内のセレクタ32は該R/W信号の制御に
よって、第1のシステム1からのデータ線と第2のシス
テム2からのデータ線とをそのまま接続するように切替
えられる。そして、制御部は、本発明に関係しない通常
の手順によって第2のシステム2内の装置からの1回の
データ転送要求毎に第1のバス11の使用権獲得の手順
を行なって、従来通りのデータ転送のシーケンスを行な
う。また、この場合、本発明に関わる手順としては、ス
テップ302に進んで、上述のステップ305.306
等の手順を実行している間にタイマ手段38の出力が現
われていないかどうかチエツクする。
ステップ307において、データ書込みである場合は、
ステップ308に進んで、第1図のシステム拡張装置3
内の複数の転送バッファ部311〜31nのうち、使用
中の(第2図の転送バッファ・レジスタ36にデータを
保持している)ものがあるか否かを確認する。転送バッ
ファ部31.〜311が使用中か否かは、例えば第2図
の計数手段、37の計数出力によって知ることができる
ステップ308において、もし使用中のものがあれば、
ステップ309に進んで今度は、第2図のAND回路3
5の出力を確認して、マスタ装置確認手段33、あるい
はアドレス連続確認手段34のいずれかの出力が不一致
を示していないかどうかをチエツクする。このチエツク
は使用中の全ての転送バッファ部について行なう。
もしステップ309において、マスタ装置確認手段33
およびアドレス連続確認手段34の出力が共に一致を示
すものかあれは、ステップ312に進んで、その転送バ
ッファ部内の転送バッファ・レジスタ312にバッファ
書込み制御信号を送付し、書込みを終えるとステップ3
01に戻る。
ステップ309において、全ての使用中の転送バッファ
部において、マスタ装置確認手段33、あるいはアドレ
ス連続確認手段34のいずれかの出力が不一致を示すと
きは、ステップ310に進んで、システム拡張装置3内
の転送バッファ部の中に空のもの(使用中でないもの)
があるか否かをチエツクする。
ステップ310にて空の転送バッファ部が無ければ、ス
テップ313に進んで、第2図のセレクタ32を切替信
号により切換えて、第1のシステム1と第2のシステム
2のデータ線を直接接続し、今回のデータ転送に関して
は従来の手順で転送し、ステップ302に戻る。
ステップ310にて、空の転送バッファ部があれば、ス
テップ311に進んで、これらの空の転送バッファ部3
1.〜31nのうちの1つを選んでこれを動作させるた
めに、動作開始信号を出力する。前述のように、第2図
の構成において、有効な動作開始信号が印加されると、
第2のバス21より印加されていた、バス使用許可信号
BG2およびアドレス信号ADDR2が、それぞれ、前
述のマスタ装置確認手段33およびアドレス連続確認手
段34に保持される。
そして、ステップ312に進んで、第2図の転送バッフ
ァ・レジスタ36に対するバッファ書込み制御信号を出
力する。こうして転送バッファ・レジスタ36の第2の
システム2側に印加されていた前記のデータ信号DAT
A、は転送バッファ・レジスタ36内に書込まれる。第
2図に示されるように、バッファ書込み制御信号は、そ
の他に、計数手段37をカウント・アップし、タイマ手
段38をリセットして計時開始させ、さらに、第5図に
示されるように、アドレス連続確認手段34のアドレス
保持・加算回路341の出力を所定の値増加させる。そ
して、再びステップ301に戻る。
さて、ステップ308に戻って、ここで全ての転送ハソ
ファ部が空であった場合についても、上述の場合と同様
にステップ311、およびステップ312の処理を実行
する。
なお、以上述べた制御部30によるシーケンス制御は簡
単な論理回路により実現可能である。
〔転送のタイミング〕 (第6図、第7図)第6図、お
よび第7図は、転送バッファ・レジスタ36に蓄えるデ
ータの回数を4、タイマ手段38の設定時間をTとした
ときのデータ転送のタイミングを示すものである。
イ言号BRI、BGI、BBSYI、DATAiBR2
,BG2.BBSY2 、およびDATA2の意味は、
先に述べた第8図の場合と同じである。なお、第6図お
よび第7図の第1のバスおよび第2のバスは第8図の基
本バスおよび拡張ハスに対応する。また、timarは
タイマ手段38の計時を示す。
第6図において、まず第2のシステム2のいずれかの装
置よりハス支配権要求信号Bl’+2が第2のバス21
上に出力されると、システム拡張装置3の制御部30は
第2のバス21のバス使用権獲得の手順を行ない、バス
使用権が得られると前記のバス要求信号を出力した装置
に対してバス使用許可信号BG2を出力する。該装置は
これを受けて、第2のバス21上にバス使用中であるこ
とを示す信号BBSY、を出力し、次に第2のバス21
上に転送すべきデータD1を出力する。このデータは前
述の手順によってシステム拡張装置3内のいずれかの転
送バッファ部に保持される。このときタイマ手段38が
計時を開始するが、第6図は、前記の設定時間Tに達す
る前に後に続く転送データD2 、D3、・・・がシス
テム拡張装置3内の同一の転送バッファ部に書込まれ、
タイマ手段38がリセットされ、計時が再度開始される
場合について示すものである。したがって第6図におい
ては、転送バッファ部へのデータ書込みの時間間隔をj
l+j2+t3 とすると、t、、t2.t、<Tが成
立している。このようにして、転送バッファ部にDl、
D2.D3.D4の4回分のデータが保持されると計数
手段37は前述のRC信号を出力し、これに応じて制御
部30は第1のバス11の使用権を獲得するために、第
1のバス11上にハス要求信号BR+を出力する。第1
のシステム1におけるハス・アービトレーションを行な
う手段(例えばCPU、バス・アービタ等)は、これを
受けて、他の装置からのバス要求との調停をとった上で
、制御部30に対しバス使用許可信号BG、を出力する
。制御部はこれを受けると、第1のハス11上にバス使
用中であることを示す信号BBSYIを出力して、前記
の転送バッファ部に保持されているデータDI 、D2
.D3 、D4を第1のシステム1内の前記所定の装置
に対してブロック転送する。
第7図に示されるケースにおいては、第2のシステム2
内のある装置からシステム拡張装置3内の転送バッファ
部に、前述のような手順でDI’およびD2’のデータ
が保持された後、タイマ手段38における前記の設定時
間Tが経過しても次のデータが書込まれないことにより
、タイマ手段38より前記時間経過信号が出力され、こ
れに応じて制御部30は、前述の第6図の場合と同様に
、転送バッファ部に保持されていたデータD1′。
D2’を、第1のシステム1内の前記所定の装置に対し
てブロック転送する。
〔まとめ〕
以上述べたように第1図〜第5図に示される構成によれ
ば、第1のバスを中心とする第1のシステムにシステム
拡張装置を介してシステム拡張のための第2のバスを接
続して、この第2のバスに増設する装置を接続してなる
システムにおいて、増設された装置から第1のシステム
内の装置へデータを転送する際に、第1のバスにおいて
、バス使用権獲得のために費される時間を少なくするこ
とができ、これによってシステム全体の処理能力を向上
させることができる。
〔発明の効果〕 本発明によるバス接続システムによれば基本バスに拡張
バスを接続して増設した装置から基本ハスに接続される
装置に対してデータ転送を行なう際に基本ハスの使用権
獲得のシーケンスのために費される時間を少なくするこ
とにより、システムの高速な処理能力を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示す図、第2図は転送バ
ッファ部の構成例を示す図、第3図は制御部の動作手順
を示す図、 ・ 第4図はマスタ装置確認手段の構成例を示す図、第
5図はアドレス連続確認手段の構成例を示す図、 第6図および第7図は本発明の実施例におけるデータ転
送のタイミング図、 第8図は従来のデータ転送のタイミング図、そして 第9図はバス接続システムの一例の全体構成図である。 (符号の説明) 1・・・第1のシステム、 2・・・第2のシステム、
3.3′・・・システム拡張装置、 101〜10r・・・第1のバスに接続される装置、1
1・・・第1のバス、   12・・・CPU、13・
・・メモリ、 20、〜20イ・・・第2のバスに接続される装置、2
1・・・第2のバス、  30・・・制御部、311〜
31fi・・・転送バッファ部、32・・・セレクタ、 33・・・マスタ装置確認手段、 34・・・アドレス連続確認手段、 35・・・AND回路、 36・・・転送バッファ・レジスタ、 37・・・計数手段、    38・・・タイマ手段、
331・・・AND回路の列、 332・・・ランチ・ループ回路の列、333、342
・・・比較回路、 341・・・アドレス保持・加算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1のバス(11)に、データのやりとりを行なう
    装置(10_1〜10_l)を接続してなる第1のシス
    テム(1)と、第2のバス(21)に、データのやりと
    りを行なう装置(20_1〜20_m)を接続してなる
    第2のシステム(2)と、該第1のシステム(1)およ
    び第2のシステム(2)を接続するシステム拡張装置(
    3)とからなるバス接続システムにおいて、前記システ
    ム拡張装置(3)は、複数の転送バッファ部(31_1
    〜31_n)と、該複数の転送バッファ部(31_1〜
    31_n)の動作の制御を行なう制御部(30)とを備
    え、前記転送バッファ部(31_1〜31_n)の各々
    は、前記第2のシステム(2)に属する装置(20_1
    〜20_m)の各々から前記第1のシステム(1)内の
    所定の装置へのデータ転送の際に、同一装置からの、ア
    ドレスが連続するデータを所定回数分蓄積した後、該所
    定の装置へブロック転送することを特徴とするバス接続
    システム。 2、前記転送バッファ部(20_1〜20_m)の各々
    は、データが蓄積された後所定時間経過すると、蓄積し
    ていたデータを前記所定の装置へブロック転送する特許
    請求の範囲第1項記載のバス接続システム。 3、前記第2のシステム(2)に属する複数の装置(2
    0_1〜20_m)の各々は、前記転送要求を行なう際
    には、転送相手の装置のアドレスを示すアドレス信号を
    前記第2のバス(21)上に出力し、前記制御部(30
    )は該転送要求を行なった装置を識別する信号(BG_
    2)を該第2のバス(21)上に出力し、前記複数の転
    送バッファ部(31_1〜31_n)の各々は、初めに
    入力した前記識別する信号(BG_2)を保持して後か
    ら入力した識別する信号(BG_2)と比較して不一致
    を検出するマスタ装置確認手段(33)と、新たに入力
    したアドレス信号が示すアドレスが直前に入力した前記
    アドレス信号が示すアドレスに連続するアドレスに一致
    するか否かを検出するアドレス連続確認手段(34)と
    を備える特許請求の範囲第1項または2項記載のバス接
    続システム。 4、前記転送バッファ部(31_1〜31_n)の各々
    は、前記制御部(30)の制御によって印加されたデー
    タの書込み、あるいは、保持されたデータの読出しを行
    なう転送バッファ・レジスタ(36)と、該転送バッフ
    ァ・レジスタ(36)へのデータの書込みの回数を計数
    し前記所定の回数に達すると対応する出力を発生する計
    数手段(37)とを有する特許請求の範囲第1〜3項の
    いずれかに記載のバス接続システム。 5、前記転送バッファ部(31_1〜31_n)の各々
    は、前記転送バッファ・レジスタ(36)へのデータ書
    込み時にリセットされ計時を開始するタイマ手段(38
    )を有する特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載
    のバス接続システム。 6、前記制御部(30)は、前記マスタ装置確認手段(
    33)およびアドレス連続確認手段(34)の出力が共
    に一致を示すならば、前記転送バッファ・レジスタ(3
    6)へのデータの書込み制御を行なう特許請求の範囲第
    3〜5項のいずれかに記載のバス接続システム。 7、前記制御部(30)は、前記計数手段(37)から
    、前記所定の回数に到達したことに対応する出力を受け
    ると、前記転送バッファ・レジスタ(36)に保持され
    たデータを該所定の回数読出して前記第1のシステム(
    1)内の所定の装置へブロック転送する特許請求の範囲
    第4〜6項のいずれかに記載のバス接続システム。 8、前記制御部(30)は、前記タイマ手段(38)か
    ら前記所定時間の経過を示す出力を受けると、前記転送
    バッファ・レジスタ(36)に保持されたデータを前記
    計数手段(37)の計数出力に等しい回数読出して前記
    第1のシステム(1)内の所定の装置へブロック転送す
    る特許請求の範囲第5〜7項のいずれかに記載のバス接
    続システム。 9、前記転送バッファ部(31_1〜31_n)の各々
    は、前記第2のシステム(2)に属する装置からのデー
    タ転送時には、第1のシステム(1)からのデータ線と
    第2のシステム(2)からのデータ線との間に転送バッ
    ファ・レジスタ(36)を介在させ、該所定の装置から
    のデータの読出し時には、両データ線をそのまま接続す
    るセレクタ(32)を有する特許請求の範囲第1〜8項
    のいずれかに記載のバス接続システム。 10、前記制御部(30)は、前記第2のシステム(2
    )内の装置(20_1〜20_m)からのデータ読出し
    時には、前記識別する信号を出力した後、未使用の転送
    バッファ部(31_1〜31_n)に属する前記マスタ
    装置確認手段(33)および前記アドレス連続確認手段
    (34)の動作を開始させるように制御する特許請求の
    範囲第3〜9項のいずれかに記載のバス接続システム。 11、前記制御部(30)は、前記マスタ装置確認手段
    (33)、あるいは前記アドレス連続確認手段(34)
    のいずれかが不一致を示す信号を出力するときには、他
    の未使用の転送バッファ部に属する前記マスタ装置確認
    手段(33)およびアドレス連続確認手段(34)の動
    作を開始させるように制御する特許請求の範囲第3〜1
    0項のいずれかに記載のバス接続システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012123717A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Mitsubishi Electric Corp データ処理装置
JP2012226521A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Nec Corp データ転送制御装置、データ転送制御方法、およびコンピュータシステム

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