JPH0461388B2 - - Google Patents
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- JPH0461388B2 JPH0461388B2 JP62282063A JP28206387A JPH0461388B2 JP H0461388 B2 JPH0461388 B2 JP H0461388B2 JP 62282063 A JP62282063 A JP 62282063A JP 28206387 A JP28206387 A JP 28206387A JP H0461388 B2 JPH0461388 B2 JP H0461388B2
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- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 23
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bus Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔目 次〕
概 要
産業上の利用分野
従来の技術、および発明が解決しようとする問題
点 作 用 実施例 転送バツフア部(第2図、第4図、第5図)制
御(第3図) 転送のタイミング(第6図、第7図) まとめ 発明の効果 〔概 要〕 バスを支配しようとする装置を多数接続してな
るバス接続システムに関し、 基本バスに拡張バスを接続して増設した装置か
ら基本バスに接続される装置に対してデータ転送
を行なう際に基本バスの使用権獲得のシーケンス
のために費される時間を少なくすることにより、
システムの高速処理に対する性能を向上させるこ
とを目的とし、 第1のバスに、データやりとりを行なう装置を
接続してなる第1のシステムと、第2のバスに、
データのやりとりを行なう装置を接続してなる第
2のシステムと、該第1のシステムおよび第2の
システムを接続するシステム拡張装置とからなる
バス接続システムにおいて、前記システム拡張装
置は、複数の転送バツフア部と、該複数の転送バ
ツフア部の動作の制御を行なう制御部とを備え、
前記転送バツフア部の各々は、前記第2のシステ
ムに属する装置の各々から前記第1のシステム内
の所定の装置へのデータ転送の際に、同一装置か
らの、アドレスが連続するデータは、同一の転送
バツフア部に、所定回数分蓄積した後、該所定の
装置へブロツク転送するように構成する。
点 作 用 実施例 転送バツフア部(第2図、第4図、第5図)制
御(第3図) 転送のタイミング(第6図、第7図) まとめ 発明の効果 〔概 要〕 バスを支配しようとする装置を多数接続してな
るバス接続システムに関し、 基本バスに拡張バスを接続して増設した装置か
ら基本バスに接続される装置に対してデータ転送
を行なう際に基本バスの使用権獲得のシーケンス
のために費される時間を少なくすることにより、
システムの高速処理に対する性能を向上させるこ
とを目的とし、 第1のバスに、データやりとりを行なう装置を
接続してなる第1のシステムと、第2のバスに、
データのやりとりを行なう装置を接続してなる第
2のシステムと、該第1のシステムおよび第2の
システムを接続するシステム拡張装置とからなる
バス接続システムにおいて、前記システム拡張装
置は、複数の転送バツフア部と、該複数の転送バ
ツフア部の動作の制御を行なう制御部とを備え、
前記転送バツフア部の各々は、前記第2のシステ
ムに属する装置の各々から前記第1のシステム内
の所定の装置へのデータ転送の際に、同一装置か
らの、アドレスが連続するデータは、同一の転送
バツフア部に、所定回数分蓄積した後、該所定の
装置へブロツク転送するように構成する。
本発明はバス接続システム、特に、バスを支配
すしようとする装置を多数接続してなるバス接続
システムに関する。
すしようとする装置を多数接続してなるバス接続
システムに関する。
例えば、バスに、CPU、メモリ、および、そ
の他の入出力装置等を多数接続してなるバス接続
システムにおいては、1つの基本バスに接続し得
る入出力装置等の数や共通バスの総線長等に制限
があるので、システムを拡張するためには、基本
バスにCPUやメモリ、および入出力装置等を接
続してなる基本システムにさらにシステム拡張装
置を介して拡張バスを接続し、この拡張バスに増
設する装置を接続するということが行なわれる。
しかし、これらの増設された装置がデータ転送等
の目的で、基本バスを使用しようとするときに
は、その都度、CPUあるいはバス・アービタ等
に対して基本バスの使用権獲得の手続きを行な
い、転送先の装置との間のリンクを行なつた後デ
ータ転送を行なつていた。
の他の入出力装置等を多数接続してなるバス接続
システムにおいては、1つの基本バスに接続し得
る入出力装置等の数や共通バスの総線長等に制限
があるので、システムを拡張するためには、基本
バスにCPUやメモリ、および入出力装置等を接
続してなる基本システムにさらにシステム拡張装
置を介して拡張バスを接続し、この拡張バスに増
設する装置を接続するということが行なわれる。
しかし、これらの増設された装置がデータ転送等
の目的で、基本バスを使用しようとするときに
は、その都度、CPUあるいはバス・アービタ等
に対して基本バスの使用権獲得の手続きを行な
い、転送先の装置との間のリンクを行なつた後デ
ータ転送を行なつていた。
しかし、多数の装置が接続され、これらの装置
が、それぞれ基本バスを使用しようとするシステ
ムにおいては、従来のように、基本バスを使用し
ようとする全ての装置が1回のデータ転送毎に基
本バスの使用権獲得のシーケンスを行ない、相手
先の装置との間のリンクの確立を待つていたので
は、特に高速処理を要求されるシステムにおいて
は、システムの性能を低下させる一困となる。そ
のため、基本バスを使用してデータ転送を行なう
装置を拡張バスを用いて多数接続して高速な処理
を行なうシステムにおいて、上記のような問題点
を解決する技術が要望されていた。
が、それぞれ基本バスを使用しようとするシステ
ムにおいては、従来のように、基本バスを使用し
ようとする全ての装置が1回のデータ転送毎に基
本バスの使用権獲得のシーケンスを行ない、相手
先の装置との間のリンクの確立を待つていたので
は、特に高速処理を要求されるシステムにおいて
は、システムの性能を低下させる一困となる。そ
のため、基本バスを使用してデータ転送を行なう
装置を拡張バスを用いて多数接続して高速な処理
を行なうシステムにおいて、上記のような問題点
を解決する技術が要望されていた。
第9図は基本バスに拡張バスを接続することに
よりバスに接続する装置を増設してなるバス接続
システムの全体構成を示す図である。本図におい
て、11が基本バス、21が拡張バスであつて、
基本バス11は、CPU12、メモリ13、そし
て、入出力装置101〜10lを接続し、拡張バス
21は入出力装置201〜20nを接続し、基本バ
ス11と拡張バス21とはシステム拡張装置3′
により接続されている。このシステム拡張装置
は、基本バス11と拡張バス21との間の信号伝
達のためのドライバ/レシーバ機能と、拡張バス
21に接続される装置から基本バス11に接続さ
れるCPU12への割込み要求に関するシーケン
ス制御を行なう機能、および基本バス11側と拡
張バス21側との間において、それぞれのバスに
接続される装置を識別するためのアドレスを変換
する機能を有してなるものである。
よりバスに接続する装置を増設してなるバス接続
システムの全体構成を示す図である。本図におい
て、11が基本バス、21が拡張バスであつて、
基本バス11は、CPU12、メモリ13、そし
て、入出力装置101〜10lを接続し、拡張バス
21は入出力装置201〜20nを接続し、基本バ
ス11と拡張バス21とはシステム拡張装置3′
により接続されている。このシステム拡張装置
は、基本バス11と拡張バス21との間の信号伝
達のためのドライバ/レシーバ機能と、拡張バス
21に接続される装置から基本バス11に接続さ
れるCPU12への割込み要求に関するシーケン
ス制御を行なう機能、および基本バス11側と拡
張バス21側との間において、それぞれのバスに
接続される装置を識別するためのアドレスを変換
する機能を有してなるものである。
第8図は、このようなバス接続システムにおい
て、拡張バス21に接続される装置201〜20n
の1つが、CPU12に対してバス使用要求を行
なつて基本バス11に接続されるメモリ13に対
してDMA転送を行なう際の、従来のシーケンス
を示すタイミング図である。第8図において
BR1,BR2は、基本バス11および拡張バス21
におけるDMA転送のためのバス支配権要求拡張
信号である。BG1,BG2は、それぞれ前記のバス
支配権要求信号BR1,BR2に応じて、CPU12が
基本バス11上に、そしてシステム拡張装置3′
が拡張バス21上に出力するバス使用許可信号で
あつて、BR1,BR2,BG1,BG2はそれぞれ、バ
ス使用を要求する装置を示す複数ビツトのコード
からなる信号である。BBSY1,BBSY2は、それ
ぞれ基本バス11および拡張バス21を使用中で
あることを示す信号である。DATA1,DATA2
はそれぞれ基本バス11および拡張バス21上の
データを示す。なお第8図においては実線で示し
たタイミングにおいてのみ信号が有効であること
を示す。
て、拡張バス21に接続される装置201〜20n
の1つが、CPU12に対してバス使用要求を行
なつて基本バス11に接続されるメモリ13に対
してDMA転送を行なう際の、従来のシーケンス
を示すタイミング図である。第8図において
BR1,BR2は、基本バス11および拡張バス21
におけるDMA転送のためのバス支配権要求拡張
信号である。BG1,BG2は、それぞれ前記のバス
支配権要求信号BR1,BR2に応じて、CPU12が
基本バス11上に、そしてシステム拡張装置3′
が拡張バス21上に出力するバス使用許可信号で
あつて、BR1,BR2,BG1,BG2はそれぞれ、バ
ス使用を要求する装置を示す複数ビツトのコード
からなる信号である。BBSY1,BBSY2は、それ
ぞれ基本バス11および拡張バス21を使用中で
あることを示す信号である。DATA1,DATA2
はそれぞれ基本バス11および拡張バス21上の
データを示す。なお第8図においては実線で示し
たタイミングにおいてのみ信号が有効であること
を示す。
まず、拡張バス21に接続される装置の1つ2
0jがメモリ13に対してDMA転送を行なおうと
する際に、まず拡張バス21上にバス支配権要求
信号BR2を出力する。この信号BR2はシステム拡
張装置3′を介して基本バス11上に信号BR1と
して現われ、CPU12は該信号BR1を受けてバ
スを使用させることが可能ならばこれに応答する
バス使用許可信号BG1を基本バス11上に出力す
る。信号BG1はシステム拡張装置3′を介して拡
張バス21上に信号BG2として現われ、前記の装
置20jは、この信号BG2を受けると、バス使用
中であることを示す信号BBSY2を拡張バス21
上に出力し、この信号BBSY2もまたシステム拡
張装置3′を介して基本バス11上に信号BBSY1
として現われる。このようにして装置20jによ
るバスの支配が確立した後、例えば第8図に示す
例では、装置20jより拡張バス21上にデータ
が出力され、これがシステム拡張装置3′を介し
て基本バス11上に現われて、メモリ12に転送
される。
0jがメモリ13に対してDMA転送を行なおうと
する際に、まず拡張バス21上にバス支配権要求
信号BR2を出力する。この信号BR2はシステム拡
張装置3′を介して基本バス11上に信号BR1と
して現われ、CPU12は該信号BR1を受けてバ
スを使用させることが可能ならばこれに応答する
バス使用許可信号BG1を基本バス11上に出力す
る。信号BG1はシステム拡張装置3′を介して拡
張バス21上に信号BG2として現われ、前記の装
置20jは、この信号BG2を受けると、バス使用
中であることを示す信号BBSY2を拡張バス21
上に出力し、この信号BBSY2もまたシステム拡
張装置3′を介して基本バス11上に信号BBSY1
として現われる。このようにして装置20jによ
るバスの支配が確立した後、例えば第8図に示す
例では、装置20jより拡張バス21上にデータ
が出力され、これがシステム拡張装置3′を介し
て基本バス11上に現われて、メモリ12に転送
される。
拡張バスを用いてバスマスタとなり得る装置を
増設する、従来のバス接続装置においては、増設
された装置の各々からの1回のデータ転送毎に、
バス支配権確立のために、上述のような、システ
ム拡張装置を介した信号のやりとりを行なう。し
たがつて、高速動作を要求されるシステムにおい
ては、システムの性能の低下を生ずる要因となる
という問題があつた。
増設する、従来のバス接続装置においては、増設
された装置の各々からの1回のデータ転送毎に、
バス支配権確立のために、上述のような、システ
ム拡張装置を介した信号のやりとりを行なう。し
たがつて、高速動作を要求されるシステムにおい
ては、システムの性能の低下を生ずる要因となる
という問題があつた。
本発明は上記の問題点に鑑み、なされたもの
で、基本バスに拡張バスを接続して増設した装置
から基本バスに接続される装置に対してデータ転
送を行なう際に基本バスの使用権獲得のシーケン
スのために費される時間を少なくすることによ
り、システムの高速処理に対する性能を向上させ
るバス接続システムを提供することを目的とする
ものである。
で、基本バスに拡張バスを接続して増設した装置
から基本バスに接続される装置に対してデータ転
送を行なう際に基本バスの使用権獲得のシーケン
スのために費される時間を少なくすることによ
り、システムの高速処理に対する性能を向上させ
るバス接続システムを提供することを目的とする
ものである。
第1図は本発明の基本的構成を示す図である。
本図において、11は第1のバス、21は第2の
バス、101〜10lは第1のバス11に接続され
る装置、201〜20nは第2のバス21に接続さ
れる装置、一点鎖線1内は第1のバス11および
装置101〜10lにより構成される第1のシステ
ム、そして、一点鎖線2内は第2のバス21およ
び装置211〜20lにより構成される第2のシス
テムである。一点鎖線3は上記第1および第2の
システム1,2を接続するシステム拡張装置であ
つて、第1〜第nの転送バツフア部311〜31o
および制御部30からなる。
本図において、11は第1のバス、21は第2の
バス、101〜10lは第1のバス11に接続され
る装置、201〜20nは第2のバス21に接続さ
れる装置、一点鎖線1内は第1のバス11および
装置101〜10lにより構成される第1のシステ
ム、そして、一点鎖線2内は第2のバス21およ
び装置211〜20lにより構成される第2のシス
テムである。一点鎖線3は上記第1および第2の
システム1,2を接続するシステム拡張装置であ
つて、第1〜第nの転送バツフア部311〜31o
および制御部30からなる。
制御部30は、第1のシステム1に属する所定
の装置と、第2のシステム2に属する装置201
〜20nの各々との間のデータ転送を制御し、特
に、前記第1〜第nの転送バツフア部311〜3
1oを制御する。
の装置と、第2のシステム2に属する装置201
〜20nの各々との間のデータ転送を制御し、特
に、前記第1〜第nの転送バツフア部311〜3
1oを制御する。
前記第2のシステム2に属する複数の装置20
1〜20nの各々は、前記転送要求を行なう際に
は、該転送要求を示すと共に、該転送要求を行う
装置を識別する転送要求信号BR2を前記第2のバ
ス21上に出力し、 前記制御部30は、前記転送要求信号BR2に応
じて、該転送要求を許可することを示すと共に該
転送要求を行なつた装置を識別する許可信号BG2
を該第2のバス21上に出力し、 前記第2のシステム2に属する複数の装置20
1〜20nの各々、前記許可信号BG2に応じて、転
送相手の装置のアドレスを示すアドレス信号
ADDR2を前記第2のバス21上に出力し、 前記複数の転送バツフア部311〜31oの各々
は、初めに入力した前記識別する信号BG2を保持
して後から入力した識別する信号BG2と比較して
一致を検出するマスタ装置確認手段(図示せず)
と、新たに入力したアドレス信号ADDR2が示す
アドレスが直前に入力した前記アドレス信号
ADDR2が示すアドレスに連続するアドレスに一
致するか否かを検出するアドレス連続確認手段
(図示せず)とを備える。
1〜20nの各々は、前記転送要求を行なう際に
は、該転送要求を示すと共に、該転送要求を行う
装置を識別する転送要求信号BR2を前記第2のバ
ス21上に出力し、 前記制御部30は、前記転送要求信号BR2に応
じて、該転送要求を許可することを示すと共に該
転送要求を行なつた装置を識別する許可信号BG2
を該第2のバス21上に出力し、 前記第2のシステム2に属する複数の装置20
1〜20nの各々、前記許可信号BG2に応じて、転
送相手の装置のアドレスを示すアドレス信号
ADDR2を前記第2のバス21上に出力し、 前記複数の転送バツフア部311〜31oの各々
は、初めに入力した前記識別する信号BG2を保持
して後から入力した識別する信号BG2と比較して
一致を検出するマスタ装置確認手段(図示せず)
と、新たに入力したアドレス信号ADDR2が示す
アドレスが直前に入力した前記アドレス信号
ADDR2が示すアドレスに連続するアドレスに一
致するか否かを検出するアドレス連続確認手段
(図示せず)とを備える。
前記転送バツフア部311〜31oの各々は、該
制御部30の制御により、前記第2のシステム2
に属する装置201〜20nの各々から前記第1の
システム1内の所定の装置へのデータ転送の際に
は、同一装置からの、アドレスが連続するデータ
を所定回数分蓄積した後、前記第1のシステム1
内の所定の装置に対して、ブロツク転送を行な
う。
制御部30の制御により、前記第2のシステム2
に属する装置201〜20nの各々から前記第1の
システム1内の所定の装置へのデータ転送の際に
は、同一装置からの、アドレスが連続するデータ
を所定回数分蓄積した後、前記第1のシステム1
内の所定の装置に対して、ブロツク転送を行な
う。
制御部30は、第2のシステムに属する複数の
装置201〜20nの各々からの転送要求を、それ
ぞれの装置を識別する転送要求信号BR2がバス2
1上に出力されることにより認識し、これに応じ
て、制御部30は、該転送要求を許可し、該転送
要求を行なつた装置を識別する信号BG2を該第2
のバス21上に出力する。上記の許可信号BG2に
応じて、第2のシステム2に属する複数の装置2
01〜20nの各々は、転送相手の装置のアドレス
を示すアドレス信号ADDR2を前記第2のバス2
1上に出力する。複数の転送バツフア部311〜
31oの各々は、マスタ装置確認手段によつて、
初めに入力した前記識別する信号BG2を保持して
後から入力した識別する信号BG2と比較して一致
を検出し、更に、アドレス連続確認手段によつ
て、新たに入力したアドレス信号が示すアドレス
が直前に入力した前記アドレス信号が示すアドレ
スに連続するアドレスに一致するか否かを検出す
る。こうして、各転送バツフア部は、制御部30
によつてバス21の使用が許可されたデータ転送
要求のうち、第2のシステム2内の同一装置(該
転送バツフア部が直前まで扱つていたものと同一
の装置)からのものであつて、且つ、アドレスが
連続するデータ転送要求を認識し、この同一装置
からのアドレスが連続するデータ転送要求に対応
して該同一装置からバス21を介して転送されて
くるデータを所定の回数分まで蓄積する。一つの
転送バツフア部に所定の回数分のデータが蓄積さ
れると、制御部30は第1のバス1の支配権を獲
得する手続を行ない、上記の蓄積したデータを前
記第1のシステム1の所定の装置に対してブロツ
ク転送する。
装置201〜20nの各々からの転送要求を、それ
ぞれの装置を識別する転送要求信号BR2がバス2
1上に出力されることにより認識し、これに応じ
て、制御部30は、該転送要求を許可し、該転送
要求を行なつた装置を識別する信号BG2を該第2
のバス21上に出力する。上記の許可信号BG2に
応じて、第2のシステム2に属する複数の装置2
01〜20nの各々は、転送相手の装置のアドレス
を示すアドレス信号ADDR2を前記第2のバス2
1上に出力する。複数の転送バツフア部311〜
31oの各々は、マスタ装置確認手段によつて、
初めに入力した前記識別する信号BG2を保持して
後から入力した識別する信号BG2と比較して一致
を検出し、更に、アドレス連続確認手段によつ
て、新たに入力したアドレス信号が示すアドレス
が直前に入力した前記アドレス信号が示すアドレ
スに連続するアドレスに一致するか否かを検出す
る。こうして、各転送バツフア部は、制御部30
によつてバス21の使用が許可されたデータ転送
要求のうち、第2のシステム2内の同一装置(該
転送バツフア部が直前まで扱つていたものと同一
の装置)からのものであつて、且つ、アドレスが
連続するデータ転送要求を認識し、この同一装置
からのアドレスが連続するデータ転送要求に対応
して該同一装置からバス21を介して転送されて
くるデータを所定の回数分まで蓄積する。一つの
転送バツフア部に所定の回数分のデータが蓄積さ
れると、制御部30は第1のバス1の支配権を獲
得する手続を行ない、上記の蓄積したデータを前
記第1のシステム1の所定の装置に対してブロツ
ク転送する。
このように、本発明のバス接続システムにおい
ては、所定回数分のデータをまとめて転送するこ
とにより、第2のシステム2内の装置から第1の
システム1内の装置に対してデータを転送する際
の第1のバスの使用権獲得のための手続きの回数
が減少し、システム全体として、第1のバスの使
用権獲得のために費やされる時間が少なくなるこ
とにより、第1のバス1の使用可能時間も増加し
てシステムの高速処理に対する性能が向上する。
ては、所定回数分のデータをまとめて転送するこ
とにより、第2のシステム2内の装置から第1の
システム1内の装置に対してデータを転送する際
の第1のバスの使用権獲得のための手続きの回数
が減少し、システム全体として、第1のバスの使
用権獲得のために費やされる時間が少なくなるこ
とにより、第1のバス1の使用可能時間も増加し
てシステムの高速処理に対する性能が向上する。
〔転送バツフア部〕(第2図、第4図、第5図)
第2図は第1図の転送バツフア部311〜31o
の構成例を示す図である。本図において、32は
セレクタ、33はマスタ装置確認手段、34はア
ドレス連続確認手段、35はAND回路、36は
転送バツフア・レジスタ、37は計数手段、38
はタイマ手段である。
の構成例を示す図である。本図において、32は
セレクタ、33はマスタ装置確認手段、34はア
ドレス連続確認手段、35はAND回路、36は
転送バツフア・レジスタ、37は計数手段、38
はタイマ手段である。
セレクタ32は第1図の第2のシステム2内の
装置201〜20nのうち転送要求を行い、後述す
るバス使用許可を受けた装置から出力されるリー
ドライト(R/W)信号、および後述する制御部
30からの切替信号を制御信号として受けて、要
求されている転送が第1のシステム1内の所定の
装置からのデータの読出しに相当するとき、ある
いは全ての転送バツフア部が使用中のときは、セ
レクタ32は第1のシステム1からのデータ線と
第2のシステムからのデータ線とをそのままスル
ーで接続する。また、第1のシステム1内の所定
の装置へのデータの書込みの際には、セレクタ3
2は、第1のシステム1からのデータ線と第2の
システム2からのデータ線との間に転送バツフ
ア・レジスタ36が介在するように切替えられ
る。
装置201〜20nのうち転送要求を行い、後述す
るバス使用許可を受けた装置から出力されるリー
ドライト(R/W)信号、および後述する制御部
30からの切替信号を制御信号として受けて、要
求されている転送が第1のシステム1内の所定の
装置からのデータの読出しに相当するとき、ある
いは全ての転送バツフア部が使用中のときは、セ
レクタ32は第1のシステム1からのデータ線と
第2のシステムからのデータ線とをそのままスル
ーで接続する。また、第1のシステム1内の所定
の装置へのデータの書込みの際には、セレクタ3
2は、第1のシステム1からのデータ線と第2の
システム2からのデータ線との間に転送バツフ
ア・レジスタ36が介在するように切替えられ
る。
転送バツフア・レジスタ36は後述するような
制御部30からの制御によつて第2のシステム2
側から転送されたデータを所定回数分、あるい
は、所定時間の間、保持した後第1のシステム1
の所定の装置へ転送するものである。
制御部30からの制御によつて第2のシステム2
側から転送されたデータを所定回数分、あるい
は、所定時間の間、保持した後第1のシステム1
の所定の装置へ転送するものである。
マスタ装置確認手段33の構成は第4図に示さ
れている。第4図において、331はAND回路
の列、332はラツチ・ループ回路の列、そして
333は比較回路である。
れている。第4図において、331はAND回路
の列、332はラツチ・ループ回路の列、そして
333は比較回路である。
第4図において、BG2で示されるバス使用許可
信号は数ビツトからなるものであつて、第4図の
331は、この信号BG2の各ビツトが、それぞ
れ、一方の入力を動作開始信号とする2入力
AND回路の他方の入力となる構成を模式的に示
すものである。また、第4図は、同様に各々の
AND回路の出力が上記ラツチ・ループ回路の列
332を形成する1つのラツチ・ループ回路に印
加されることを略式的に示している。したがつ
て、AND回路の列331を形成するAND回路の
数、およびラツチ・ループ回路の列332を形成
するラツチ・ループ回路の数はそれぞれ、前記の
信号BG2のビツト数に等しい。比較回路333に
は、上記ラツチ・ループ回路の列332の各々の
ラツチ・ループ回路の出力からなる数ビツトの信
号と、信号BG2そのものとが2組の入力端子の一
方と他方に印加され、ここで両者が比較され、一
致すれば比較回路333は出力を“H”、不一致
ならば“L”とする。
信号は数ビツトからなるものであつて、第4図の
331は、この信号BG2の各ビツトが、それぞ
れ、一方の入力を動作開始信号とする2入力
AND回路の他方の入力となる構成を模式的に示
すものである。また、第4図は、同様に各々の
AND回路の出力が上記ラツチ・ループ回路の列
332を形成する1つのラツチ・ループ回路に印
加されることを略式的に示している。したがつ
て、AND回路の列331を形成するAND回路の
数、およびラツチ・ループ回路の列332を形成
するラツチ・ループ回路の数はそれぞれ、前記の
信号BG2のビツト数に等しい。比較回路333に
は、上記ラツチ・ループ回路の列332の各々の
ラツチ・ループ回路の出力からなる数ビツトの信
号と、信号BG2そのものとが2組の入力端子の一
方と他方に印加され、ここで両者が比較され、一
致すれば比較回路333は出力を“H”、不一致
ならば“L”とする。
バス使用許可信号BG2は、先に第8図の説明に
おいて述べたように、第2のシステム2内の装置
からのバス要求信号BR2に応答してシステム拡張
装置3より第2のバス21上に出力されるもので
あつて、バス要求信号BR2を出力しバス使用許可
を得た第2のシステム2における装置を識別する
数ビツトのコードからなる信号である。したがつ
て、第4図のマスタ装置確認手段33の構成は、
初めに動作開始信号が入力された時にラツチ・ル
ープ回路の列332に保持された信号BG2を、以
後入力された信号BG2と比較して一致するか否か
を出力する。
おいて述べたように、第2のシステム2内の装置
からのバス要求信号BR2に応答してシステム拡張
装置3より第2のバス21上に出力されるもので
あつて、バス要求信号BR2を出力しバス使用許可
を得た第2のシステム2における装置を識別する
数ビツトのコードからなる信号である。したがつ
て、第4図のマスタ装置確認手段33の構成は、
初めに動作開始信号が入力された時にラツチ・ル
ープ回路の列332に保持された信号BG2を、以
後入力された信号BG2と比較して一致するか否か
を出力する。
アドレス連続確認手段34の構成は第5図に示
されている。第5図において、341はアドレス
保持加算回路、そして342は比較回路である。
信号ADDR2は、先に第8図の説明において述べ
たように、第2のシステム2内のバス使用許可を
得た装置が第2のバス21上へ出力する、データ
転送先のアドレスを指定するアドレス信号であ
る。アドレス保持加算回路341は、上記アドレ
ス信号ADDR2をプリセツト入力端に印加し、後
述する制御部30からの動作開始信号が有効のと
きこれを受けて該アドレス信号ADDR2をプリセ
ツトし、これを出力端に現わす。そして、同じく
後述する制御部30からの、バツフア書込み制御
信号によつて、上記のセツトされた値を所定の値
増加させて出力に現わすもので、例えばプリセツ
タブルなカウンタを用いて実現できる。ところ
で、通常メモリ等のアドレス1はバイトのデータ
毎に割り当てられている。したがつて1回の転送
のデータ幅が2バイトであれば、連続するデータ
の転送の際に指定されるアドレスは2ずつ増加
し、データ幅が4バイトであれば4ずつ増加す
る。前記のアドレス保持・加算回路341におい
て増加させる所定の値は、上記の連続するデータ
の転送の際に指定される連続するアドレスの間の
差、例えば2または4等に定められる。こうして
アドレス保持・加算回路341の出力は、動作開
始信号が有効となるとき入力されたアドレス信号
ADDR2に等しくなり、以後、制御部30よりバ
ツフア書込み制御信号を受ける毎にその出力を上
記の所定の値増加させる。そして、この出力は比
較回路342の一方の入力となる。比較回路34
2の他方の入力端には第2のシステム2からのア
ドレス信号ADDR2が直接印加されており、これ
らの2つの信号が示すアドレスが一致するとき比
較回路333は出力を“H”とし、不一致のとき
は“L”とする。こうして、連続するデータ転送
のアドレス指定がなされたときには、アドレス連
続確認手段34の出力は“H”、そうでないとき
は“L”となる。
されている。第5図において、341はアドレス
保持加算回路、そして342は比較回路である。
信号ADDR2は、先に第8図の説明において述べ
たように、第2のシステム2内のバス使用許可を
得た装置が第2のバス21上へ出力する、データ
転送先のアドレスを指定するアドレス信号であ
る。アドレス保持加算回路341は、上記アドレ
ス信号ADDR2をプリセツト入力端に印加し、後
述する制御部30からの動作開始信号が有効のと
きこれを受けて該アドレス信号ADDR2をプリセ
ツトし、これを出力端に現わす。そして、同じく
後述する制御部30からの、バツフア書込み制御
信号によつて、上記のセツトされた値を所定の値
増加させて出力に現わすもので、例えばプリセツ
タブルなカウンタを用いて実現できる。ところ
で、通常メモリ等のアドレス1はバイトのデータ
毎に割り当てられている。したがつて1回の転送
のデータ幅が2バイトであれば、連続するデータ
の転送の際に指定されるアドレスは2ずつ増加
し、データ幅が4バイトであれば4ずつ増加す
る。前記のアドレス保持・加算回路341におい
て増加させる所定の値は、上記の連続するデータ
の転送の際に指定される連続するアドレスの間の
差、例えば2または4等に定められる。こうして
アドレス保持・加算回路341の出力は、動作開
始信号が有効となるとき入力されたアドレス信号
ADDR2に等しくなり、以後、制御部30よりバ
ツフア書込み制御信号を受ける毎にその出力を上
記の所定の値増加させる。そして、この出力は比
較回路342の一方の入力となる。比較回路34
2の他方の入力端には第2のシステム2からのア
ドレス信号ADDR2が直接印加されており、これ
らの2つの信号が示すアドレスが一致するとき比
較回路333は出力を“H”とし、不一致のとき
は“L”とする。こうして、連続するデータ転送
のアドレス指定がなされたときには、アドレス連
続確認手段34の出力は“H”、そうでないとき
は“L”となる。
第2図の計数手段37は、前記転送バツフア・
レジスタ36に何回分の転送データが蓄積された
かを計数し、この計数を出力すると共に、さら
に、この計数が所定の値に達すると、これをリツ
プルキヤリ(RC)信号として出力するものであ
る。この計数手段37はプリセツタブルなカウン
タによつて実現できる。上記の計数は、後述する
制御部30からのバツフア書込み制御信号を計数
することにより行なわれる。
レジスタ36に何回分の転送データが蓄積された
かを計数し、この計数を出力すると共に、さら
に、この計数が所定の値に達すると、これをリツ
プルキヤリ(RC)信号として出力するものであ
る。この計数手段37はプリセツタブルなカウン
タによつて実現できる。上記の計数は、後述する
制御部30からのバツフア書込み制御信号を計数
することにより行なわれる。
タイマ手段38は、前記転送バツフア・レジス
タ36に1回データが書込まれる毎にリセツトし
て新たに計時を開始するもので、予め設定されて
いる所定時間が経過するとこのことを知らせる時
間経過信号を出力する。
タ36に1回データが書込まれる毎にリセツトし
て新たに計時を開始するもので、予め設定されて
いる所定時間が経過するとこのことを知らせる時
間経過信号を出力する。
〔制御部〕(第3図)
第3図は第1図の制御部の動作手順を示す図で
ある。
ある。
ステツプ301においては、第1図の複数の転
送バツフア部311〜31oの中で転送バツフア・
レジスタ36に所定回数分のデータが蓄えられた
ものがあるか否かを、前述の第2図の計数手段3
7のRC信号出力により確認する。
送バツフア部311〜31oの中で転送バツフア・
レジスタ36に所定回数分のデータが蓄えられた
ものがあるか否かを、前述の第2図の計数手段3
7のRC信号出力により確認する。
もしRC信号を受信していないならば、ステツ
プ302において、前述の第2図のタイマ手段3
8からの、所定時間の経過を示す時間経過信号の
出力の有無を確認する。
プ302において、前述の第2図のタイマ手段3
8からの、所定時間の経過を示す時間経過信号の
出力の有無を確認する。
ステツプ301および302のいずれかにおい
て、それぞれRC信号、あるいは時間経過信号の
いずれかを受信すると、ステツプ303に進ん
で、これらの信号を出力した転送バツフア部内の
転送バツフア・レジスタ36内に蓄えられている
データを第1のシステム1の前記の所定の装置に
ブロツク転送する。このとき制御部30は該転送
バツフア・レジスタ36の読出し制御を行なう。
また、転送回数は、計数手段37の計数出力が示
す回数とする。転送が終ると、上記転送バツフア
部内の計数手段37およびタイマ手段38をリセ
ツトしてステツプ301に戻る。
て、それぞれRC信号、あるいは時間経過信号の
いずれかを受信すると、ステツプ303に進ん
で、これらの信号を出力した転送バツフア部内の
転送バツフア・レジスタ36内に蓄えられている
データを第1のシステム1の前記の所定の装置に
ブロツク転送する。このとき制御部30は該転送
バツフア・レジスタ36の読出し制御を行なう。
また、転送回数は、計数手段37の計数出力が示
す回数とする。転送が終ると、上記転送バツフア
部内の計数手段37およびタイマ手段38をリセ
ツトしてステツプ301に戻る。
ステツプ301、およびステツプ302におい
て、RC信号も時間経過信号も出力されないとき
には、ステツプ305に進み、第2のシステム2
に属する装置201〜20nのいずれかからバス支
配権要求信号BR2が第2のバス21上に出力され
ているか否かを確認する。
て、RC信号も時間経過信号も出力されないとき
には、ステツプ305に進み、第2のシステム2
に属する装置201〜20nのいずれかからバス支
配権要求信号BR2が第2のバス21上に出力され
ているか否かを確認する。
ステツプ305において、バス支配権要求信号
BR2が第2のバス21に出力されている場合、制
御部30はこれを受信して、他の装置からのバス
支配権要求信号や優先順位等に従つたバス使用権
獲得の手順を行なつた後、バス使用権が得られる
と、ステツプ306にて、該バス支配権要求信号
BR2に応答する、該バス支配権要求信号を出力し
た装置を示すコードの形のバス使用許可信号BG2
を第2のバス21上に出力する。
BR2が第2のバス21に出力されている場合、制
御部30はこれを受信して、他の装置からのバス
支配権要求信号や優先順位等に従つたバス使用権
獲得の手順を行なつた後、バス使用権が得られる
と、ステツプ306にて、該バス支配権要求信号
BR2に応答する、該バス支配権要求信号を出力し
た装置を示すコードの形のバス使用許可信号BG2
を第2のバス21上に出力する。
第2のシステム2においては、前記バス使用許
可信号BG2を受けた装置は、第1のシステム1へ
データを転送するために、第1のシステム1内の
転送先(前記所定の装置、例えばメモリ)のアド
レスを指定するアドレス信号ADDR2、そして、
転送すべきデータ信号DATA2、さらに、リー
ド・ライト信号(R/W)を第2のバス21上に
出力する。こうして、システム拡張装置3内の複
数の転送バツフア部311〜31oの各々における
第2のシステム側には第2図に示したようなデー
タ信号DATA2、リード・ライト信号(R/W)、
バス使用許可信号BG2、そしてアドレス信号
ADDR2が第2のバス21より印加される。
可信号BG2を受けた装置は、第1のシステム1へ
データを転送するために、第1のシステム1内の
転送先(前記所定の装置、例えばメモリ)のアド
レスを指定するアドレス信号ADDR2、そして、
転送すべきデータ信号DATA2、さらに、リー
ド・ライト信号(R/W)を第2のバス21上に
出力する。こうして、システム拡張装置3内の複
数の転送バツフア部311〜31oの各々における
第2のシステム側には第2図に示したようなデー
タ信号DATA2、リード・ライト信号(R/W)、
バス使用許可信号BG2、そしてアドレス信号
ADDR2が第2のバス21より印加される。
ここで、ステツプ307において制御部30
は、前記リード・ライト信号(R/W)によつ
て、上記のバス要求がデータ書込み要求であるの
か、あるいは、データ読出し要求であるのかを確
認する。もし、データ書込み要求でなければ、前
述の第2図の転送バツフア部内のセレクタ32は
該R/W信号の制御によつて、第1のシステム1
からのデータ線と第2のシステム2からのデータ
線とをそのまま接続するように切替えられる。そ
して、制御部は、本発明に関係しない通常の手順
によつて第2のシステム2内の装置からの1回の
データ転送要求毎に第1のバス11の使用権獲得
の手順を行なつて、従来通りのデータ転送のシー
ケンスを行なう。また、この場合、本発明に関わ
る手順としては、ステツプ302に進んで、上述
のステツプ305,306等の手順を実行してい
る間にタイマ手段38の出力が現われていないか
どうかチエツクする。
は、前記リード・ライト信号(R/W)によつ
て、上記のバス要求がデータ書込み要求であるの
か、あるいは、データ読出し要求であるのかを確
認する。もし、データ書込み要求でなければ、前
述の第2図の転送バツフア部内のセレクタ32は
該R/W信号の制御によつて、第1のシステム1
からのデータ線と第2のシステム2からのデータ
線とをそのまま接続するように切替えられる。そ
して、制御部は、本発明に関係しない通常の手順
によつて第2のシステム2内の装置からの1回の
データ転送要求毎に第1のバス11の使用権獲得
の手順を行なつて、従来通りのデータ転送のシー
ケンスを行なう。また、この場合、本発明に関わ
る手順としては、ステツプ302に進んで、上述
のステツプ305,306等の手順を実行してい
る間にタイマ手段38の出力が現われていないか
どうかチエツクする。
ステツプ307において、データ書込みである
場合は、ステツプ308に進んで、第1図のシス
テム拡張装置3内の複数の転送バツフア部311
〜31oのうち、使用中の(第2図の転送バツフ
ア・レジスタ36にデータを保持している)もの
があるか否かを確認する。転送バツフア部311
〜31oが使用中か否かは、例えば第2図の計数
手段37の計数出力によつて知ることができる。
場合は、ステツプ308に進んで、第1図のシス
テム拡張装置3内の複数の転送バツフア部311
〜31oのうち、使用中の(第2図の転送バツフ
ア・レジスタ36にデータを保持している)もの
があるか否かを確認する。転送バツフア部311
〜31oが使用中か否かは、例えば第2図の計数
手段37の計数出力によつて知ることができる。
ステツプ308において、もし使用中のものが
あれば、ステツプ309に進んで今度は、第2図
のAND回路35の出力を確認して、マスタ装置
確認手段33、あるいはアドレス連続確認手段3
4のいずれかの出力が不一致を示していないかど
うかをチエツクする。このチエツクは使用中の全
ての転送バツフア部について行なう。
あれば、ステツプ309に進んで今度は、第2図
のAND回路35の出力を確認して、マスタ装置
確認手段33、あるいはアドレス連続確認手段3
4のいずれかの出力が不一致を示していないかど
うかをチエツクする。このチエツクは使用中の全
ての転送バツフア部について行なう。
もしステツプ309において、マスタ装置確認
手段33およびアドレス連続確認手段34の出力
が共に一致するものがあれば、ステツプ312に
進んで、その転送バツフア部内の転送バツフア・
レジスタ312にバツフア書込み制御信号を送付
し、書込みを終えるとステツプ301に戻る。
手段33およびアドレス連続確認手段34の出力
が共に一致するものがあれば、ステツプ312に
進んで、その転送バツフア部内の転送バツフア・
レジスタ312にバツフア書込み制御信号を送付
し、書込みを終えるとステツプ301に戻る。
ステツプ309において、全ての使用中の転送
バツフア部において、マスタ装置確認手段33、
あるいはアドレス連続確認手段34のいずれかの
出力が不一致を示すときは、ステツプ310に進
んで、システム拡張装置3内の転送バツフア部の
中に空のもの(使用中でないもの)があるか否か
をチエツクする。
バツフア部において、マスタ装置確認手段33、
あるいはアドレス連続確認手段34のいずれかの
出力が不一致を示すときは、ステツプ310に進
んで、システム拡張装置3内の転送バツフア部の
中に空のもの(使用中でないもの)があるか否か
をチエツクする。
ステツプ310にて空の転送バツフア部が無け
れば、ステツプ313に進んで、第2図のセレク
タ32を切替信号により切換えて、第1のシステ
ム1と第2のシステム2のデータ線を直接接続
し、今回のデータ転送に関しては従来の手順で転
送し、ステツプ302に戻る。
れば、ステツプ313に進んで、第2図のセレク
タ32を切替信号により切換えて、第1のシステ
ム1と第2のシステム2のデータ線を直接接続
し、今回のデータ転送に関しては従来の手順で転
送し、ステツプ302に戻る。
ステツプ310にて、空の転送バツフア部があ
れば、ステツプ311に進んで、これらの空の転
送バツフア部311〜31oのうちの1つを選んで
これを動作させるために、動作開始信号を出力す
る。前述のように、第2図の構成において、有効
な動作開始信号が印加されると、第2のバス21
より印加されていた、バス使用許可信号BG2およ
びアドレス信号ADDR2が、それぞれ、前述のマ
スタ装置確認手段33およびアドレス連続確認手
段34に保持される。
れば、ステツプ311に進んで、これらの空の転
送バツフア部311〜31oのうちの1つを選んで
これを動作させるために、動作開始信号を出力す
る。前述のように、第2図の構成において、有効
な動作開始信号が印加されると、第2のバス21
より印加されていた、バス使用許可信号BG2およ
びアドレス信号ADDR2が、それぞれ、前述のマ
スタ装置確認手段33およびアドレス連続確認手
段34に保持される。
そして、ステツプ312に進んで、第2図の転
送バツフア・レジスタ36に対するバツフア書込
み制御信号を出力する。こうして転送バツフア・
レジスタ36の第2のシステム2側に印加されて
いた前記のデータ信号DATA2は転送バツフア・
レジスタ36内に書込まれる。第2図に示される
ように、バツフア書込み制御信号は、その他に、
計数手段37をカウント・アツプし、タイマ手段
38をリセツトして計時開始させ、さらに、第5
図に示されるように、アドレス連続確認手段34
のアドレス保持・加算回路341の出力を所定の
値増加させる。そして、再びステツプ301に戻
る。
送バツフア・レジスタ36に対するバツフア書込
み制御信号を出力する。こうして転送バツフア・
レジスタ36の第2のシステム2側に印加されて
いた前記のデータ信号DATA2は転送バツフア・
レジスタ36内に書込まれる。第2図に示される
ように、バツフア書込み制御信号は、その他に、
計数手段37をカウント・アツプし、タイマ手段
38をリセツトして計時開始させ、さらに、第5
図に示されるように、アドレス連続確認手段34
のアドレス保持・加算回路341の出力を所定の
値増加させる。そして、再びステツプ301に戻
る。
さて、ステツプ308に戻つて、ここで全ての
転送バツフア部が空であつた場合についても、上
述の場合と同様にステツプ311、およびステツ
プ312の処理を実行する。
転送バツフア部が空であつた場合についても、上
述の場合と同様にステツプ311、およびステツ
プ312の処理を実行する。
なお、以上述べた制御部30によるシーケンス
制御は簡単な論理回路により実現可能である。
制御は簡単な論理回路により実現可能である。
〔転送のタイミング〕(第6図、第7図)
第6図、および第7図は、転送バツフア・レジ
スタ36に蓄えるデータの回数を4、タイマ手段
38の設定時間をTとしたときのデータ転送のタ
イミングを示すものである。
スタ36に蓄えるデータの回数を4、タイマ手段
38の設定時間をTとしたときのデータ転送のタ
イミングを示すものである。
信号BR1,BG1,BBSY1,DATA1,BR2,
BG2,BBSY2、およびDATA2の意味は、先に述
べた第8図の場合と同じである。なお、第6図お
よび第7図の第1のバスおよび第2のバスは第8
図の基本バスおよび拡張バスに対応する。また、
timerはタイマ手段38の計時を示す。
BG2,BBSY2、およびDATA2の意味は、先に述
べた第8図の場合と同じである。なお、第6図お
よび第7図の第1のバスおよび第2のバスは第8
図の基本バスおよび拡張バスに対応する。また、
timerはタイマ手段38の計時を示す。
第6図において、まず第2のシステム2のいず
れかの装置よりバス支配権要求信号BR2が第2の
バス21上に出力されると、システム拡張装置3
の制御部30は第2のバス21のバス使用権獲得
の手順を行ない、バス使用権が得られると前記の
バス要求信号を出力した装置に対してバス使用許
可信号BG2を出力する。該装置はこれを受けて、
第2のバス21上にバス使用中であることを示す
信号BBSY2を出力し、次に第2のバス21上に
転送すべきデータD1を出力する。このデータは
前述の手順によつてシステム拡張装置3内のいず
れかの転送バツフア部に保持される。このときタ
イマ手段38が計時を開始するが、第6図は、前
記の設定時間Tに達する前に後に続く転送データ
D2,D3、…がシステム拡張装置3内の同一の
転送バツフア部に書込まれ、タイマ手段38がリ
セツトされ、計時が再度開始される場合について
示すものである。したがつて第6図においては、
転送バツフア部へのデータ書込みの時間間隔を
t1,t2,t3とすると、t1,t2,t3<Tが成立してい
る。このようにして、転送バツフア部にD1,D
2,D3,D4の4回分のデータが保持されると
計数手段37は前述のRC信号を出力し、これに
応じて制御部30は第1のバス11の使用権を獲
得するために、第1のバス11上にバス要求信号
BR1を出力する。第1のシステム1におけるバ
ス・アービトレーシヨンを行なう手段(例えば
CPU、バス・アービタ等)は、これを受けて、
他の装置からのバス要求との調停をとつた上で、
制御部30に対しバス使用許可信号BG1を出力す
る。制御部はこれを受けると、第1のバス11上
にバス使用中であることを示す信号BBSY1を出
力して、前記の転送バツフア部に保持されている
データD1,D2,D3,D4を第1のシステム
1内の前記所定の装置に対してブロツク転送す
る。
れかの装置よりバス支配権要求信号BR2が第2の
バス21上に出力されると、システム拡張装置3
の制御部30は第2のバス21のバス使用権獲得
の手順を行ない、バス使用権が得られると前記の
バス要求信号を出力した装置に対してバス使用許
可信号BG2を出力する。該装置はこれを受けて、
第2のバス21上にバス使用中であることを示す
信号BBSY2を出力し、次に第2のバス21上に
転送すべきデータD1を出力する。このデータは
前述の手順によつてシステム拡張装置3内のいず
れかの転送バツフア部に保持される。このときタ
イマ手段38が計時を開始するが、第6図は、前
記の設定時間Tに達する前に後に続く転送データ
D2,D3、…がシステム拡張装置3内の同一の
転送バツフア部に書込まれ、タイマ手段38がリ
セツトされ、計時が再度開始される場合について
示すものである。したがつて第6図においては、
転送バツフア部へのデータ書込みの時間間隔を
t1,t2,t3とすると、t1,t2,t3<Tが成立してい
る。このようにして、転送バツフア部にD1,D
2,D3,D4の4回分のデータが保持されると
計数手段37は前述のRC信号を出力し、これに
応じて制御部30は第1のバス11の使用権を獲
得するために、第1のバス11上にバス要求信号
BR1を出力する。第1のシステム1におけるバ
ス・アービトレーシヨンを行なう手段(例えば
CPU、バス・アービタ等)は、これを受けて、
他の装置からのバス要求との調停をとつた上で、
制御部30に対しバス使用許可信号BG1を出力す
る。制御部はこれを受けると、第1のバス11上
にバス使用中であることを示す信号BBSY1を出
力して、前記の転送バツフア部に保持されている
データD1,D2,D3,D4を第1のシステム
1内の前記所定の装置に対してブロツク転送す
る。
第7図に示されるケースにおいては、第2のシ
ステム2内のある装置からシステム拡張装置3内
の転送バツフア部に、前述のような手順でD1′
およびD2′のデータが保持された後、タイマ手
段38における前記の設定時間Tが経過しても次
のデータが書込まれないことにより、タイマ手段
38より前記時間経過信号が出力され、これに応
じて制御部30は、前述の第6図の場合と同様
に、転送バツフア部に保持されていたデータD
1′,D2′を、第1のシステム1内の前記所定の
装置に対してブロツク転送する。
ステム2内のある装置からシステム拡張装置3内
の転送バツフア部に、前述のような手順でD1′
およびD2′のデータが保持された後、タイマ手
段38における前記の設定時間Tが経過しても次
のデータが書込まれないことにより、タイマ手段
38より前記時間経過信号が出力され、これに応
じて制御部30は、前述の第6図の場合と同様
に、転送バツフア部に保持されていたデータD
1′,D2′を、第1のシステム1内の前記所定の
装置に対してブロツク転送する。
以上述べたように第1図〜第5図に示される構
成によれば、第1のバスを中心とする第1のシス
テムにシステム拡張装置を介してシステム拡張の
ための第2のバスを接続して、この第2のバスに
増設する装置を接続してなるシステムにおいて、
増設された装置から第1のシステム内の装置へデ
ータを転送する際に、第1のバスにおいて、バス
使用権獲得のために費される時間を少なくするこ
とができ、これによつてシステム全体の処理能力
を向上させることができる。
成によれば、第1のバスを中心とする第1のシス
テムにシステム拡張装置を介してシステム拡張の
ための第2のバスを接続して、この第2のバスに
増設する装置を接続してなるシステムにおいて、
増設された装置から第1のシステム内の装置へデ
ータを転送する際に、第1のバスにおいて、バス
使用権獲得のために費される時間を少なくするこ
とができ、これによつてシステム全体の処理能力
を向上させることができる。
本発明によるバス接続システムによれば基本バ
スに拡張バスを接続して増設した装置から基本バ
スに接続される装置に対してデータ転送を行なう
際に基本バスの使用権獲得のシーケンスのために
費される時間を少なくすることにより、システム
の高速な処理能力を向上させることができる。
スに拡張バスを接続して増設した装置から基本バ
スに接続される装置に対してデータ転送を行なう
際に基本バスの使用権獲得のシーケンスのために
費される時間を少なくすることにより、システム
の高速な処理能力を向上させることができる。
第1図は本発明の基本的構成を示す図、第2図
は転送バツフア部の構成例を示す図、第3図は制
御部の動作手順を示す図、第4図はマスタ装置確
認手段の構成例を示す図、第5図はアドレス連続
確認手段の構成例を示す図、第6図および第7図
は本発明の実施例におけるデータ転送のタイミン
グ図、第8図は従来のデータ転送のタイミング
図、そして第9図はバス接続システムの一例の全
体構成図である。 (符号の説明)、1…第1のシステム、2…第
2のシステム、3,3′…システム拡張装置、1
01〜10l…第1のバスに接続される装置、11
…第1のバス、12…CPU、13…メモリ、2
01〜20n…第2のバスに接続される装置、21
…第2のバス、30…制御部、311〜31o…転
送バツフア部、32…セレクタ、33…マスタ装
置確認手段、34…アドレス連続確認手段、35
…AND回路、36…転送バツフア・レジスタ、
37…計数手段、38…タイマ手段、331…
AND回路の列、332…ラツチ・ループ回路の
列、333,342…比較回路、341…アドレ
ス保持・加算回路。
は転送バツフア部の構成例を示す図、第3図は制
御部の動作手順を示す図、第4図はマスタ装置確
認手段の構成例を示す図、第5図はアドレス連続
確認手段の構成例を示す図、第6図および第7図
は本発明の実施例におけるデータ転送のタイミン
グ図、第8図は従来のデータ転送のタイミング
図、そして第9図はバス接続システムの一例の全
体構成図である。 (符号の説明)、1…第1のシステム、2…第
2のシステム、3,3′…システム拡張装置、1
01〜10l…第1のバスに接続される装置、11
…第1のバス、12…CPU、13…メモリ、2
01〜20n…第2のバスに接続される装置、21
…第2のバス、30…制御部、311〜31o…転
送バツフア部、32…セレクタ、33…マスタ装
置確認手段、34…アドレス連続確認手段、35
…AND回路、36…転送バツフア・レジスタ、
37…計数手段、38…タイマ手段、331…
AND回路の列、332…ラツチ・ループ回路の
列、333,342…比較回路、341…アドレ
ス保持・加算回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1のバス11に、データのやりとりを行な
う装置101〜10Lを接続してなる第1のシステ
ム1と、第2のバス21に、データのやりとりを
行なう装置201〜20nを接続してなる第2のシ
ステム2と、該第1のシステム1および第2のシ
ステム2を接続するシステム拡張装置3とからな
るバス接続システムにおいて、 前記システム拡張装置3は、複数の転送バツフ
ア部311〜31oと、該複数の転送バツフア部3
11〜31oの動作の制御を行なう制御部30とを
備え、 前記第2のシステム2に属する複数の装置20
1〜20nの各々は、前記転送要求を行なう際に
は、該転送要求を示すと共に、該転送要求を行う
装置を識別する転送要求信号BR2を前記第2のバ
ス21上に出力し、 前記制御部30は該転送要求を許可することを
示すと共に該転送要求を行なつた装置を識別する
許可信号BG2を該第2のバス21上に出力し、 前記第2のシステム2に属する複数の装置20
1〜20nの各々は、前記許可信号に応じて、転送
相手の装置のアドレスを示すアドレス信号
ADDR2を前記第2のバス21上に出力し、 前記複数の転送バツフア部311〜31oの各々
は、初めに入力した前記識別する信号BG2を保持
して後から入力した識別する信号BG2と比較して
一致を検出するマスタ装置確認手段33と、新た
に入力した前記アドレス信号が示すアドレスが直
前に入力した前記アドレス信号が示すアドレスに
連続するアドレスに一致するか否かを検出するア
ドレス連続確認手段34とを備え、 前記転送バツフア部311〜31oの各々は、前
記第2のシステム2に属する装置201〜20nの
各々から前記第1のシステム1内の所定の装置へ
のデータ転送の際に、同一装置からの、アドレス
が連続するデータを所定回数分蓄積した後、該所
定の装置へブロツク転送することを特徴とするバ
ス接続システム。 2 前記転送バツフア部301〜30nの各々は、
データが蓄積された後所定時間経過すると、蓄積
していたデータを前記所定の装置へブロツク転送
する特許請求の範囲第1項記載のバス接続システ
ム。 3 前記転送バツフア部311〜31oの各々は、
前記制御部30の制御によつて印加されたデータ
の書込み、あるいは、保持されたデータの読出し
を行なう転送バツフア・レジスタ36と、該転送
バツフア・レジスタ36へのデータの書込みの回
数を計数し前記所定の回数に達すると対応する出
力を発生する計数手段37とを有する特許請求の
範囲第1または2項のいずれかに記載のバス接続
システム。 4 前記転送バツフア部311〜31oの各々は、
前記転送バツフア・レジスタ36へのデータ書込
み時にリセツトされ計時を開始するタイマ手段3
8を有する特許請求の範囲第1〜3項のいずれか
に記載のバス接続システム。 5 前記制御部30は、前記マスタ装置確認手段
33およびアドレス連続確認手段34の出力が共
に一致を示すならば、前記転送バツフア・レジス
タ36へのデータの書込み制御を行なう特許請求
の範囲第3または4項のいずれかに記載のバス接
続システム。 6 前記制御部30は、前記計数手段37から、
前記所定の回数に到達したことに対応する出力を
受けると、前記転送バツフア・レジスタ36に保
持されたデータを該所定の回数読出して前記第1
のシステム1内の所定の装置へブロツク転送する
特許請求の範囲第5項に記載のバス接続システ
ム。 7 前記制御部30は、前記タイマ手段38から
前記所定時間の経過を示す出力を受けると、前記
転送バツフア・レジスタ36に保持されたデータ
を前記計数手段37の計数出力に等しい回数読出
して前記第1のシステム1内の所定の装置へブロ
ツク転送する特許請求の範囲第5または6項のい
ずれかに記載のバス接続システム。 8 前記転送バツフア部311〜31oの各々は、
前記第2のシステム2に属する装置からのデータ
転送時には、第1のシステム1からのデータ線と
第2のシステム2からのデータ線との間に転送バ
ツフア・レジスタ36を介在させ、該所定の装置
からのデータの読出し時には、両データ線をその
まま接続するセレクタ32を有する特許請求の範
囲第1〜7項のいずれかに記載のバス接続システ
ム。 9 前記制御部30は、前記第2のシステム2内
の装置201〜20nからのデータ読出し時には、
前記識別する信号を出力した後、未使用の転送バ
ツフア部311〜31oに属する前記マスタ装置確
認手段33および前記アドレス連続確認手段34
の動作を開始させるように制御する特許請求の範
囲第1〜8項のいずれかに記載のバス接続システ
ム。 10 前記制御部30は、前記マスタ装置確認手
段33、あるいは前記アドレス連続確認手段34
のいずれかが不一致を示す信号を出力するときに
は、他の未使用の転送バツフア部に属する前記マ
スタ装置確認手段33およびアドレス連続確認手
段34の動作を開始させるように制御する特許請
求の範囲第1〜9項のいずれかに記載のバス接続
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28206387A JPH01124045A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | バス接続システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28206387A JPH01124045A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | バス接続システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01124045A JPH01124045A (ja) | 1989-05-16 |
JPH0461388B2 true JPH0461388B2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=17647665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28206387A Granted JPH01124045A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | バス接続システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01124045A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5318080B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2013-10-16 | 三菱電機株式会社 | データ処理装置 |
JP5387993B2 (ja) * | 2011-04-19 | 2014-01-15 | 日本電気株式会社 | データ転送制御装置、データ転送制御方法、およびコンピュータシステム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6116357A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | デ−タ転送装置 |
-
1987
- 1987-11-10 JP JP28206387A patent/JPH01124045A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6116357A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | デ−タ転送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01124045A (ja) | 1989-05-16 |
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