JP2860733B2 - バス接続装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バス接続装置に係わ
り、特に、各々独立した2つ以上の共有バスをアクセス
接続するバス接続装置に関する。
り、特に、各々独立した2つ以上の共有バスをアクセス
接続するバス接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、各々独立した2つ以上の共有バス
間をアクセスするとき、バス接続装置を利用して行なっ
ている。このバス接続装置を含むシステム構成の概略を
図2に示す。図2において、通信インタフェース装置1
00のマイコンバス110と多回線通信制御装置200
のI/Oバス201はバス接続装置121を介してアク
セスする。ここで、マイコンバス110のMPU130
からI/Oバスの通信制御装置2216をアクセスする
場合について説明をする。MPU130は、マイコンバ
ス110に接続されたバス接続装置121からバス占有
要求がなければ、マイコンバス110を占有しているの
で、マイコンバス110に通信制御装置2216をアク
セスすることを示すアドレスの信号A1をマイコンバス
に出力する。信号A1を受けたバス接続装置121は、
I/Oバス210のバス占有制御装置230にバス要求
信号R217を出力する。バス占有制御装置230は、
I/Oバス210が空き状態であれば、バス接続装置1
21に対し、バス占有許可信号G217を返す。これを
受け、I/Oバス210を占有したバス接続装置121
は、I/Oバス210に通信制御装置2216をアクセ
スすることを示すアドレスの信号A2をI/Oバスに出
力し、当該アクセスが終了する。同様に、図3により、
I/Oバス210の通信制御装置2201がマイコンバ
ス110のメモリ140をアクセスする場合を説明す
る。通信制御装置2201は、I/Oバスを占有する
為、バス占有制御装置230に対し、バス占有要求信号
R201を出力する。バス占有制御装置230は、I/
Oバス210が空き状態であれば、バス占有許可信号G
201を返す。これにより、通信制御装置2201は、
I/Oバス210にメモリ140をアクセスすることを
示すアドレスの信号A2をI/Oバスに出力する。信号
A2を受けたバス接続装置121は、MPU130に対
し、マイコンバス110の占有要求信号R1を出力す
る。MPU130はこれに対してバス占有許可信号G1
を返す。これを受けたバス接続装置121は、マイコン
バス110にメモリ140をアクセスすることを示すア
ドレス信号A1をマイコンバスに出力し、当該アクセス
が終了する。以上、MPU130が通信制御装置221
6をアクセスする場合と、通信制御装置220がメモリ
140をアクセスする場合の各動作を説明した。しか
し、上記2つのアクセスが同時に発生した場合、すなわ
ち、各々の動作が、MPU130はマイコンバス110
にアドレス信号A1を出力する状態、通信制御装置22
01はI/Oバス210にアドレス信号A2を出力する
状態まで進んだ場合、お互いが次の動作で要求する相手
側バスは、既に通信制御装置2201またはMPU13
0により占有されている為、両者とも動作が進まなくな
る、という問題がある。
間をアクセスするとき、バス接続装置を利用して行なっ
ている。このバス接続装置を含むシステム構成の概略を
図2に示す。図2において、通信インタフェース装置1
00のマイコンバス110と多回線通信制御装置200
のI/Oバス201はバス接続装置121を介してアク
セスする。ここで、マイコンバス110のMPU130
からI/Oバスの通信制御装置2216をアクセスする
場合について説明をする。MPU130は、マイコンバ
ス110に接続されたバス接続装置121からバス占有
要求がなければ、マイコンバス110を占有しているの
で、マイコンバス110に通信制御装置2216をアク
セスすることを示すアドレスの信号A1をマイコンバス
に出力する。信号A1を受けたバス接続装置121は、
I/Oバス210のバス占有制御装置230にバス要求
信号R217を出力する。バス占有制御装置230は、
I/Oバス210が空き状態であれば、バス接続装置1
21に対し、バス占有許可信号G217を返す。これを
受け、I/Oバス210を占有したバス接続装置121
は、I/Oバス210に通信制御装置2216をアクセ
スすることを示すアドレスの信号A2をI/Oバスに出
力し、当該アクセスが終了する。同様に、図3により、
I/Oバス210の通信制御装置2201がマイコンバ
ス110のメモリ140をアクセスする場合を説明す
る。通信制御装置2201は、I/Oバスを占有する
為、バス占有制御装置230に対し、バス占有要求信号
R201を出力する。バス占有制御装置230は、I/
Oバス210が空き状態であれば、バス占有許可信号G
201を返す。これにより、通信制御装置2201は、
I/Oバス210にメモリ140をアクセスすることを
示すアドレスの信号A2をI/Oバスに出力する。信号
A2を受けたバス接続装置121は、MPU130に対
し、マイコンバス110の占有要求信号R1を出力す
る。MPU130はこれに対してバス占有許可信号G1
を返す。これを受けたバス接続装置121は、マイコン
バス110にメモリ140をアクセスすることを示すア
ドレス信号A1をマイコンバスに出力し、当該アクセス
が終了する。以上、MPU130が通信制御装置221
6をアクセスする場合と、通信制御装置220がメモリ
140をアクセスする場合の各動作を説明した。しか
し、上記2つのアクセスが同時に発生した場合、すなわ
ち、各々の動作が、MPU130はマイコンバス110
にアドレス信号A1を出力する状態、通信制御装置22
01はI/Oバス210にアドレス信号A2を出力する
状態まで進んだ場合、お互いが次の動作で要求する相手
側バスは、既に通信制御装置2201またはMPU13
0により占有されている為、両者とも動作が進まなくな
る、という問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、バス接続装置によって2つ以上のバス相互アクセス
を行なう際に、発生するバス要求の衝突を回避すること
にある。
情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、バス接続装置によって2つ以上のバス相互アクセス
を行なう際に、発生するバス要求の衝突を回避すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、CPU
のシステムバスと入出力装置が接続された複数のI/O
バスとを接続する通信インターフェース装置内の共通バ
スに接続される各複数のI/Oバス毎に設けられたバス
接続装置であって、共通バスへのアクセスを遮断するた
めのゲート装置を設けると共に、各バス接続装置には、
共通バスと当該バス接続装置が接続されたI/Oバスの
間でデータのアクセスを行うためのバスアクセス装置
と、I/Oバスからのアドレス情報により共通バスへの
アクセスを検出する共通バス占有要求検出手段と、共通
バスからのアドレス情報によりI/Oバスへのアクセス
を検出するI/Oバス占有要求検出手段と、共通バス占
有要求検出とI/Oバス占有要求検出が同時に発生した
ことを検出する競合検出手段と、競合検出手段により競
合状態が検出されたとき、当該I/Oバスからのアクセ
ス以外の共通バスへのアクセスを遮断するために、ゲー
ト装置を制御するゲート制御手段と、共通バスへのアク
セスが終了したことを検出し、競合状態が解消したこと
を検出する競合解消検出手段を備えることにより、達成
される。
のシステムバスと入出力装置が接続された複数のI/O
バスとを接続する通信インターフェース装置内の共通バ
スに接続される各複数のI/Oバス毎に設けられたバス
接続装置であって、共通バスへのアクセスを遮断するた
めのゲート装置を設けると共に、各バス接続装置には、
共通バスと当該バス接続装置が接続されたI/Oバスの
間でデータのアクセスを行うためのバスアクセス装置
と、I/Oバスからのアドレス情報により共通バスへの
アクセスを検出する共通バス占有要求検出手段と、共通
バスからのアドレス情報によりI/Oバスへのアクセス
を検出するI/Oバス占有要求検出手段と、共通バス占
有要求検出とI/Oバス占有要求検出が同時に発生した
ことを検出する競合検出手段と、競合検出手段により競
合状態が検出されたとき、当該I/Oバスからのアクセ
ス以外の共通バスへのアクセスを遮断するために、ゲー
ト装置を制御するゲート制御手段と、共通バスへのアク
セスが終了したことを検出し、競合状態が解消したこと
を検出する競合解消検出手段を備えることにより、達成
される。
【0005】
【作用】I/Oバスからのアドレス情報と共通バスから
のアドレス情報により、共有バスに接続された双方のデ
ータ伝送装置が同時に相手バスを占有要求している状態
を検出したとき、一方の共有バスと当該データ伝送装置
間の共有バス信号のゲートを閉じて、共有バスから当該
データ伝送装置を一旦切り離し、他の共有バスに接続さ
れたデータ伝送装置にバス占有許可を与える。また、共
有バスのアクセスが終了したとき、当該データ伝送装置
を当該共有バスに復帰させる。
のアドレス情報により、共有バスに接続された双方のデ
ータ伝送装置が同時に相手バスを占有要求している状態
を検出したとき、一方の共有バスと当該データ伝送装置
間の共有バス信号のゲートを閉じて、共有バスから当該
データ伝送装置を一旦切り離し、他の共有バスに接続さ
れたデータ伝送装置にバス占有許可を与える。また、共
有バスのアクセスが終了したとき、当該データ伝送装置
を当該共有バスに復帰させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明が適用されるバス接続装置を含むシ
ステムの全体構成を示す。図1において、100は、本
発明のバス接続装置を含む通信インタフェース装置であ
り、マイコンバス110には、MPU130、バス接続
装置121・122・123、メモリ140が接続され
る。400は、上記通信インタフェース装置100のホ
スト計算機となるCPUであり、システムバス410に
は主メモリ420が接続される。200及び300は、
多回線通信制御装置であり、各々I/Oバス210・3
10には、通信制御装置2201〜2216・3201
〜3216が各々16枚が接続される。通信インタフェ
ース装置100のマイコンバス110は、バス接続装置
121を介してI/Oバス210、バス接続装置122
を介してI/Oバス310に、バス接続装置123を介
してシステムバス410に接続される。図1に示すシス
テムの中で、MPU130は、バスゲート150を介し
メモリ140をアクセスし、また、バスゲート150と
バス接続装置121を介し、多回線通信制御装置200
の通信制御装置2201〜2216をアクセスし、同様
に多回線通信制御装置300の通信制御装置3201〜
3216をアクセスする。さらに、MPU130はバス
ゲート150とバス接続装置123を介しCPU400
の主メモリ420をアクセスする。
る。図1は、本発明が適用されるバス接続装置を含むシ
ステムの全体構成を示す。図1において、100は、本
発明のバス接続装置を含む通信インタフェース装置であ
り、マイコンバス110には、MPU130、バス接続
装置121・122・123、メモリ140が接続され
る。400は、上記通信インタフェース装置100のホ
スト計算機となるCPUであり、システムバス410に
は主メモリ420が接続される。200及び300は、
多回線通信制御装置であり、各々I/Oバス210・3
10には、通信制御装置2201〜2216・3201
〜3216が各々16枚が接続される。通信インタフェ
ース装置100のマイコンバス110は、バス接続装置
121を介してI/Oバス210、バス接続装置122
を介してI/Oバス310に、バス接続装置123を介
してシステムバス410に接続される。図1に示すシス
テムの中で、MPU130は、バスゲート150を介し
メモリ140をアクセスし、また、バスゲート150と
バス接続装置121を介し、多回線通信制御装置200
の通信制御装置2201〜2216をアクセスし、同様
に多回線通信制御装置300の通信制御装置3201〜
3216をアクセスする。さらに、MPU130はバス
ゲート150とバス接続装置123を介しCPU400
の主メモリ420をアクセスする。
【0007】つぎに、図4は、本発明の一実施例であ
り、バス接続装置121の機能の概要を示す。図4にお
いて、まず、マイコンバス110上のアクセスがI/O
バス210にアクセスしたとすると、エンコーダ121
1は、マイコンバス110のアドレス信号A1とアドレ
スラッチ信号AS1とを受け、I/Oバス210に対
し、バス要求信号R217を発生する。一方、I/Oバ
ス210上のアクセスがマイコンバス110にアクセス
したとすると、エンコーダ1212は、I/Oバス21
0のアドレス信号A2とアドレスラッチ信号AS2とを
受け、MPU130に対し、バス要求信号R1を発生す
る。アンドゲート(競合検出手段)1213は、バス接
続装置121から出力するI/Oバス201のバス要求
信号R217とマイコンバス110のバス要求信号R1
が同時発生したことを条件として、フリップフロップレ
ジスタ(ゲート制御手段)1214をセットする。これ
により、バス要求の同時発生が状態として記憶され、フ
リップフロップレジスタ1214からバス要求同時発生
状態信号CLSが出力される。CLS信号は、MPU1
30とマイコンバス110との間に設けたバスゲート1
50を閉じる。バスゲート150は、CLS信号がアサ
ートされていないとき、MPU130からマイコンバス
110へ出力する信号を伝達し、CLS信号がアサート
されているとき、マイコンバス110へ接続されるバス
ゲート150の信号線はハイインピーダンス状態とな
る。CLS信号は、MPU130からのバス占有許可信
号G1と同等にオアゲート1215によって論理和さ
れ、バス接続装置121内のバスアクセス装置1216
にマイコンバス占有許可を知らせる。これによって、バ
スアクセス装置1216は、I/Oバス210からのマ
イコンバス110へのアクセスを実行する。以上によ
り、I/Oバス210からマイコンバス110へのアク
セスが終了する。次に、このアクセスが終了すると、I
/Oバス210のバスアクセス後縁パルス発生機(競合
解消検出手段)1217は、フリップフロップレジスタ
1214をリセットし、CLS信号がネゲートされ、M
PU130のバスアクセス信号は再びマイコンバス11
0へ出力される。このように、バス接続装置121は、
バス要求が同時に発生したとき、バスゲート150を閉
じ、バス要求の衝突を回避する。
り、バス接続装置121の機能の概要を示す。図4にお
いて、まず、マイコンバス110上のアクセスがI/O
バス210にアクセスしたとすると、エンコーダ121
1は、マイコンバス110のアドレス信号A1とアドレ
スラッチ信号AS1とを受け、I/Oバス210に対
し、バス要求信号R217を発生する。一方、I/Oバ
ス210上のアクセスがマイコンバス110にアクセス
したとすると、エンコーダ1212は、I/Oバス21
0のアドレス信号A2とアドレスラッチ信号AS2とを
受け、MPU130に対し、バス要求信号R1を発生す
る。アンドゲート(競合検出手段)1213は、バス接
続装置121から出力するI/Oバス201のバス要求
信号R217とマイコンバス110のバス要求信号R1
が同時発生したことを条件として、フリップフロップレ
ジスタ(ゲート制御手段)1214をセットする。これ
により、バス要求の同時発生が状態として記憶され、フ
リップフロップレジスタ1214からバス要求同時発生
状態信号CLSが出力される。CLS信号は、MPU1
30とマイコンバス110との間に設けたバスゲート1
50を閉じる。バスゲート150は、CLS信号がアサ
ートされていないとき、MPU130からマイコンバス
110へ出力する信号を伝達し、CLS信号がアサート
されているとき、マイコンバス110へ接続されるバス
ゲート150の信号線はハイインピーダンス状態とな
る。CLS信号は、MPU130からのバス占有許可信
号G1と同等にオアゲート1215によって論理和さ
れ、バス接続装置121内のバスアクセス装置1216
にマイコンバス占有許可を知らせる。これによって、バ
スアクセス装置1216は、I/Oバス210からのマ
イコンバス110へのアクセスを実行する。以上によ
り、I/Oバス210からマイコンバス110へのアク
セスが終了する。次に、このアクセスが終了すると、I
/Oバス210のバスアクセス後縁パルス発生機(競合
解消検出手段)1217は、フリップフロップレジスタ
1214をリセットし、CLS信号がネゲートされ、M
PU130のバスアクセス信号は再びマイコンバス11
0へ出力される。このように、バス接続装置121は、
バス要求が同時に発生したとき、バスゲート150を閉
じ、バス要求の衝突を回避する。
【0008】図5を用い、MPU130と通信制御装置
2201の相互バスアクセスが衝突した場合の動作につ
いて、バス接続装置121の機能をさらに詳細に説明す
る。図6にその動作タイミングを示す。MPU130
は、マイコンバス110に通信制御装置2201アクセ
スを示すアドレスを信号A1として出力し、アドレスラ
ッチ信号AS1を出力する。これを受けたバス接続装置
121は、エンコーダ(共有バス占有要求検出手段)1
211によりこれを認め、信号Em及びI/Oバス21
0のバス占有要求信号R217を出力する。前縁パルス
発生機1219aは、信号Emのアサーションによりフ
リップフロップレジスタ1218aをセットし、I/O
バス210のバス占有要求信号Riをアサートする。一
方、ほぼ同じタイミングで通信制御装置2201は、I
/Oバス210にメモリ140アクセスを示すアドレス
を信号A2として出力し、アドレスラッチ信号AS2を
出力する。これを受けたバス接続装置121は、エンコ
ーダ(I/Oバス占有要求検出手段)1212によりこ
れを認め、信号Eiを出力する。前縁パルス発生機12
19bは、信号Eiのアサーションによりフリップフロ
ップレジスタ1218bをセットし、マイコンバス11
0のバス占有要求信号Rmをアサートする。ここで、マ
イコンバス110からのI/Oバス210のバス占有要
求信号RiとI/Oバス210からのマイコンバス11
0のバス占有要求信号Rmとが重なった為、当デッドロ
ック状態を回避する為、信号Riと信号Rmのアンドゲ
ート(競合検出手段)1213におけるアンド条件によ
りフリップフロップレジスタ(ゲート制御手段)121
4をセットし、CLS信号が出力される。CLS信号
は、バスゲート150を閉じ、MPU130は、この間
マイコンバス110から切り離される。CLS信号は、
バスアクセス装置1216に対しマイコンバス占有許可
信号Gsを与え、これによりバスアクセス装置1216
は、マイコンバスの信号A1及び信号AS1を出力し、
メモリ140をアクセスする。バスアクセス装置121
6によるメモリ140のアクセスが終了すると、通信制
御装置2201は、I/Oバス210の信号A2及び信
号AS2をネゲートし、アクセスを終了する。これによ
り、信号AS2の後縁パルス発生機(競合解消検出手
段)1217は、フリップフロップレジスタ1218
a、1218b、1214をリセットし、CLS信号が
ネゲートし、MPU130の信号A1、AS1は、再度
マイコンバス110に出力される。次に、I/Oバス2
10のバス占有制御装置230は、信号AS2を監視し
ており、この信号AS2がネゲートされていることによ
り、バスを空状態と認め、バス占有要求信号R217に
対しバス占有許可信号を、他のバス占有要求信号に対し
最優先として返す。これを受けたバスアクセス装置12
16は、I/Oバス210を占有し、信号A2及び信号
AS2を出力し、通信制御装置2201をアクセスす
る。アクセスが終了すると、バスアクセス装置1216
は、信号A2及び信号AS2をネゲートし、続いて、M
PU130は、マイコンバス110の信号A1及び信号
AS1をネゲートする。以上がMPU130と通信制御
装置2201の相互バスアクセスが衝突した場合の動作
である。なお、本発明は、各々独立した2つ以上の共有
バスを接続するバス接続装置に適用できることは云うま
でもない。
2201の相互バスアクセスが衝突した場合の動作につ
いて、バス接続装置121の機能をさらに詳細に説明す
る。図6にその動作タイミングを示す。MPU130
は、マイコンバス110に通信制御装置2201アクセ
スを示すアドレスを信号A1として出力し、アドレスラ
ッチ信号AS1を出力する。これを受けたバス接続装置
121は、エンコーダ(共有バス占有要求検出手段)1
211によりこれを認め、信号Em及びI/Oバス21
0のバス占有要求信号R217を出力する。前縁パルス
発生機1219aは、信号Emのアサーションによりフ
リップフロップレジスタ1218aをセットし、I/O
バス210のバス占有要求信号Riをアサートする。一
方、ほぼ同じタイミングで通信制御装置2201は、I
/Oバス210にメモリ140アクセスを示すアドレス
を信号A2として出力し、アドレスラッチ信号AS2を
出力する。これを受けたバス接続装置121は、エンコ
ーダ(I/Oバス占有要求検出手段)1212によりこ
れを認め、信号Eiを出力する。前縁パルス発生機12
19bは、信号Eiのアサーションによりフリップフロ
ップレジスタ1218bをセットし、マイコンバス11
0のバス占有要求信号Rmをアサートする。ここで、マ
イコンバス110からのI/Oバス210のバス占有要
求信号RiとI/Oバス210からのマイコンバス11
0のバス占有要求信号Rmとが重なった為、当デッドロ
ック状態を回避する為、信号Riと信号Rmのアンドゲ
ート(競合検出手段)1213におけるアンド条件によ
りフリップフロップレジスタ(ゲート制御手段)121
4をセットし、CLS信号が出力される。CLS信号
は、バスゲート150を閉じ、MPU130は、この間
マイコンバス110から切り離される。CLS信号は、
バスアクセス装置1216に対しマイコンバス占有許可
信号Gsを与え、これによりバスアクセス装置1216
は、マイコンバスの信号A1及び信号AS1を出力し、
メモリ140をアクセスする。バスアクセス装置121
6によるメモリ140のアクセスが終了すると、通信制
御装置2201は、I/Oバス210の信号A2及び信
号AS2をネゲートし、アクセスを終了する。これによ
り、信号AS2の後縁パルス発生機(競合解消検出手
段)1217は、フリップフロップレジスタ1218
a、1218b、1214をリセットし、CLS信号が
ネゲートし、MPU130の信号A1、AS1は、再度
マイコンバス110に出力される。次に、I/Oバス2
10のバス占有制御装置230は、信号AS2を監視し
ており、この信号AS2がネゲートされていることによ
り、バスを空状態と認め、バス占有要求信号R217に
対しバス占有許可信号を、他のバス占有要求信号に対し
最優先として返す。これを受けたバスアクセス装置12
16は、I/Oバス210を占有し、信号A2及び信号
AS2を出力し、通信制御装置2201をアクセスす
る。アクセスが終了すると、バスアクセス装置1216
は、信号A2及び信号AS2をネゲートし、続いて、M
PU130は、マイコンバス110の信号A1及び信号
AS1をネゲートする。以上がMPU130と通信制御
装置2201の相互バスアクセスが衝突した場合の動作
である。なお、本発明は、各々独立した2つ以上の共有
バスを接続するバス接続装置に適用できることは云うま
でもない。
【0009】
【発明の効果】以上、本発明によれば、バス接続装置に
よって2つ以上のバス相互アクセスを行なう際、2つ以
上のアクセスが同時に発生した場合に、バス要求の衝突
を回避して、アクセス動作の渋滞を容易に解消するとと
もに、複数のI/Oバス上の通信データを取りこぼすこ
となく、通信インターフエース装置内に取り込むことが
でき、バス接続の効率と精度を著しく向上させることか
できる。
よって2つ以上のバス相互アクセスを行なう際、2つ以
上のアクセスが同時に発生した場合に、バス要求の衝突
を回避して、アクセス動作の渋滞を容易に解消するとと
もに、複数のI/Oバス上の通信データを取りこぼすこ
となく、通信インターフエース装置内に取り込むことが
でき、バス接続の効率と精度を著しく向上させることか
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するバス接続装置を含むシステム
の全体構成図
の全体構成図
【図2】従来のシステム構成の機能図
【図3】従来のシステム構成の機能図
【図4】本発明のバス接続装置の概要を示す実施例
【図5】本発明のバス接続装置の詳細を示す実施例
【図6】図5のバス接続装置の動作タイミング図
121・122・123 バス接続装置 150 バスゲート 160・230・330 バス占有制御装置 110 マイコンバス 210・310 I/Oバス 410 システムバス R1・R201・R217 バス占有要求信号 G1・G201・G217 バス占有許可信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市村 守 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日立プロセスコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 河野 一男 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日立プロセスコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 岡田 政和 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 山口 彰二 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社日立製作所 大みか工場内 (56)参考文献 特開 平4−137165(JP,A) 特開 昭63−193256(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/36
Claims (2)
- 【請求項1】 CPUのシステムバスと入出力装置が接
続された複数のI/Oバスとを接続する通信インターフ
ェース装置内の共通バスに接続される各複数のI/Oバ
ス毎に設けられたバス接続装置であって、共通バスへの
アクセスを遮断するためのゲート装置を設けると共に、
各バス接続装置には、共通バスと当該バス接続装置が接
続されたI/Oバスの間でデータのアクセスを行うため
のバスアクセス装置と、I/Oバスからのアドレス情報
により共通バスへのアクセスを検出する共通バス占有要
求検出手段と、共通バスからのアドレス情報によりI/
Oバスへのアクセスを検出するI/Oバス占有要求検出
手段と、共通バス占有要求検出とI/Oバス占有要求検
出が同時に発生したことを検出する競合検出手段と、競
合検出手段により競合状態が検出されたとき、当該I/
Oバスからのアクセス以外の共通バスへのアクセスを遮
断するために、ゲート装置を制御するゲート制御手段を
備えることを特徴とするバス接続装置。 - 【請求項2】 請求項1において、共通バスへのアクセ
スが終了したことを検出し、競合状態が解消したことを
検出する競合解消検出手段を備えることを特徴とするバ
ス接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091902A JP2860733B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | バス接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091902A JP2860733B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | バス接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683761A JPH0683761A (ja) | 1994-03-25 |
JP2860733B2 true JP2860733B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=14039508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4091902A Expired - Fee Related JP2860733B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | バス接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2860733B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04137165A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-12 | Yokogawa Electric Corp | マルチプロセッサ・システム |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4091902A patent/JP2860733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683761A (ja) | 1994-03-25 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |