JP2699873B2 - バス制御回路 - Google Patents

バス制御回路

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JP2699873B2
JP2699873B2 JP6154387A JP15438794A JP2699873B2 JP 2699873 B2 JP2699873 B2 JP 2699873B2 JP 6154387 A JP6154387 A JP 6154387A JP 15438794 A JP15438794 A JP 15438794A JP 2699873 B2 JP2699873 B2 JP 2699873B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス制御回路に関し、特
にマルチプロセッサシステム等の高スループットが要求
されるシステムバスのバス制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチプロセッサシステムにおい
ては、図7に示すように、システムバスがアドレスバス
201とコマンドバス202とデータバス203とから
構成され、このシステムバス上に複数のノード2−0〜
2−nが接続されている。
【0003】これら複数のノード2−0〜2−n各々に
は同一論理のバス使用権調停回路(アービタ)(図示せ
ず)が設けられており、複数のノード2−0〜2−n各
々のバス使用権調停回路によって並列に分散アービトレ
ーションが行われている。
【0004】上記のシステムでは、図8に示すように、
各ノード2−0〜2−nにおけるトランザクションが固
定バスサイクル数(図においては4バスサイクル)で処
理されており、その場合にアドレスバス201及びコマ
ンドバス202は各ノード2−0〜2−nからのリクエ
スト線としても兼用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分散ア
ービトレーション方式のシステムバスでは、アドレスバ
スとコマンドバスとデータバスとが夫々独立して配設さ
れているが、リクエスト線をアドレスバス及びコマンド
バス等と共用しているため、1つのトランザクションが
終了しないと次のトランザクションのためのリクエスト
を受付けることができず、バスの使用効率を向上させる
ことができない。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、システムバスを効率よく使用することができ、シ
ステムスループットを向上させることができるバス制御
回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるバス制御回
路は、固定長のバスサイクルで用いられるデータバスと
前記固定長のバスサイクルよりも小さいバスサイクルで
用いられるアドレスバス及びコマンドバスとリクエスト
線とが各々独立して配設されたシステムバスと、前記シ
ステムバスに接続された複数のノード各々に設けられか
つバス使用権獲得要求を前記リクエスト線に前記固定長
のバスサイクルよりも小さいバスサイクルで送出する手
段と、前記複数のノード各々に設けられかつ前記リクエ
スト線を介して入力されるバス使用権獲得要求に対して
前記複数のノードと並列にアービトレーションを行う同
一論理のバス使用権調停手段と、前記複数のノード各々
に設けられかつ前記バス使用権調停手段によって自ノー
ドのバス使用権を獲得したときに前記データバス及び前
記コマンドバスと前記アドレスバス及び前記コマンドバ
スとのうち少なくとも一方を用いて前記固定長のバスサ
イクルでトランザクションをパイプライン式に処理する
手段とを備え、1つのトランザクションが終了する前に
次のトランザクションの実行を開始するようにしてい
る。
【0008】本発明による他のバス制御回路は、上記の
構成のほかに、前記システムバスを使用してスプリット
転送を行うときに前記アドレスバスと前記コマンドバス
の上位ビットとを用いて少なくともリクエストコードを
転送しかつ前記コマンドバスの下位ビットを用いて少な
くともリプライデータを前記データバスに送出する手段
を前記複数のノード各々に具備している。
【0009】本発明による別のバス制御回路は、固定長
のバスサイクルで用いられる複数のデータバスと前記固
定長のバスサイクルよりも小さいバスサイクルで用いら
れるアドレスバス及びコマンドバスとリクエスト線と
各々独立して配設されたシステムバスと、前記システム
バスに接続された複数のノード各々に設けられかつバス
使用権獲得要求を前記リクエスト線に前記固定長のバス
サイクルよりも小さいバスサイクルで送出する手段と、
前記複数のノード各々に設けられかつ前記リクエスト線
を介して入力されるバス使用権獲得要求に対して前記複
数のノードと並列にアービトレーションを行う同一論理
のバス使用権調停手段と、前記複数のノード各々に設け
られかつ前記バス使用権調停手段によって自ノードのバ
ス使用権を獲得したときに前記複数のデータバスのうち
の一つ及び前記コマンドバスと前記アドレスバス及び前
記コマンドバスとのうち少なくとも一方を用いて前記
定長のバスサイクルでトランザクションをパイプライン
式に処理する手段とを備え、1つのトランザクションが
終了する前に次のトランザクションの実行を開始するよ
うにしている。
【0010】本発明によるさらに別のバス制御回路は、
上記の構成のほかに、前記複数のデータバスのいずれが
使用されているかを検出する手段を前記複数のノード各
々に具備している。
【0011】本発明によるさらにまた別のバス制御回路
は、上記の構成のほかに、前記システムバスを使用して
スプリット転送を行うときに前記アドレスバスと前記コ
マンドバスの上位ビットとを用いて少なくともリクエス
トコードを転送しかつ前記コマンドバスの下位ビットを
用いて少なくともリプライデータを前記複数のデータバ
スの一つに送出する手段を前記複数のノード各々に具備
している。
【0012】
【作用】システムバスにおいて、アドレスバスと、コマ
ンドバスと、データバスと、リクエスト線とを各々独立
に配設し、各ノードからアドレスバス及びコマンドバス
が使用可能となる2バスサイクル毎にバス使用権獲得要
求を出力し、各ノードのトランザクションをパイプライ
ン方式で処理する。
【0013】これによって、バスファイトを回避しつつ
1つのトランザクションが終了する前に次のトランザク
ションの実行を開始することが可能となり、システムバ
スが効率よく使用可能となるので、システムスループッ
トが向上する。また、異なるノードからのブロック転送
が連続的に効率よく実行可能となる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、ノード1はデータ受信回路
10と、データ転送キュー11と、リクエスト受信回路
12と、リクエストキュー13と、リクエスト送出制御
回路14と、アービタ15と、レジスタ16〜27とか
ら構成されている。
【0016】また、本発明の一実施例によるシステムバ
スは、各々独立に配設されたアドレスバス101とコマ
ンドバス102とデータバス103,104とリクエス
ト線105とから構成されている。さらに、アドレスバ
ス101及びコマンドバス102は2バスサイクル毎に
使用可能に構成されている。
【0017】各ノードにおけるトランザクションはデー
タ受信回路10とデータ転送キュー11とリクエスト受
信回路12とリクエストキュー13とリクエスト送出制
御回路14とアービタ15とよってパイプライン方式で
処理される。
【0018】すなわちこのシステムバス上で4バスサイ
クル毎にデータ転送等が行われる場合、各ノードのリク
エスト送出制御回路14からはアドレスバス101及び
コマンドバス102が使用可能となる2バスサイクル毎
にバス使用権獲得要求が送出される。
【0019】データ受信回路10はレジスタ18を介し
てデータバス104に、レジスタ19を介してデータバ
ス103に、レジスタ20を介してコマンドバス102
のコマンドバス下位102bに夫々接続されている。
【0020】すなわち、データ受信回路10はレジスタ
18,19を介してデータバス104,103からデー
タを受信するとともに、レジスタ20を介してコマンド
バス102のコマンドバス下位102bからデータ識別
子を受信する。
【0021】データ転送キュー11はレジスタ21を介
してデータバス104に、レジスタ22を介してデータ
バス103に、レジスタ23を介してコマンドバス10
2のコマンドバス下位102bに夫々接続されている。
【0022】すなわち、データ転送キュー11はレジス
タ21,22を介してデータバス104,103にデー
タを送出するとともに、レジスタ23を介してコマンド
バス102のコマンドバス下位102bにデータ識別子
を送出する。
【0023】リクエスト受信回路12はレジスタ24を
介してコマンドバス102のコマンドバス上位102a
に、レジスタ25を介してアドレスバス101に夫々接
続されている。
【0024】すなわち、リクエスト受信回路12はレジ
スタ24を介してコマンドバス102のコマンドバス上
位102aからリクエストコマンドを受信するととも
に、レジスタ25を介してアドレスバス101からリク
エストアドレスを受信する。
【0025】リクエストキュー13はレジスタ26を介
してコマンドバス102のコマンドバス上位102a
に、レジスタ27を介してアドレスバス101に夫々接
続されている。
【0026】すなわち、リクエストキュー13はレジス
タ26を介してコマンドバス102のコマンドバス上位
102aにリクエストコマンドを送出するとともに、レ
ジスタ27を介してアドレスバス101にリクエストア
ドレスを送出する。
【0027】リクエスト送出制御回路14はデータ転送
キュー11に転送すべきデータ及びデータ識別子が格納
されると、レジスタ16を介してリクエスト線105に
データバス103,104のどちらかを獲得すべくバス
使用権獲得要求を出力する。
【0028】また、リクエスト送出制御回路14はリク
エストキュー13にリクエストコマンド及びリクエスト
アドレスが格納されると、レジスタ16を介してリクエ
スト線105にアドレスバス101及びコマンドバス1
02を獲得すべくバス使用権獲得要求を出力する。
【0029】アービタ15は図示せぬ他のノードのアー
ビタと同一論理のバス使用権調停回路であり、レジスタ
17及びリクエスト線105を介して入力される自ノー
ド及び他のノードのバス使用権獲得要求に対して他のノ
ードのアービタとともに並列に分散アービトレーション
を行う。
【0030】図2は本発明の一実施例のシステム構成を
示す図である。図において、システムバスはアドレスバ
ス101とコマンドバス102とデータバス103,1
04とリクエスト線105とからなり、それら信号線は
夫々独立に配設されている。
【0031】上記のシステムバスには、図1に示す構成
からなる複数のノード1−0〜1−mが夫々接続されて
いる。
【0032】図3は本発明の一実施例の動作を示すタイ
ムチャートである。図においては、あらゆるトランザク
ションが固定バスサイクル数(図においては4バスサイ
クル)でパイプライン式に処理される状態を示してい
る。
【0033】すなわち、リクエスト線105にはノード
「m」のバス使用権獲得要求が送出されてから2バスサ
イクル毎に、ノード「m+1」,「m+2」,「m+
3」のバス使用権獲得要求が送出されることとなる。
【0034】ノード「m」ではバス使用権獲得要求を送
出してから次のバスサイクルでアービタにより他のノー
ドとともに分散アービトレーションを行い、アドレスバ
ス101及びコマンドバス102のバス使用権を獲得す
ると、リクエストアドレス及びリクエストコマンド、あ
るいはデータ識別子等をアドレスバス101及びコマン
ドバス102に送出する。
【0035】このとき、ノード「m+1」では上記の如
く、リクエスト線105にバス使用権獲得要求を送出す
る。
【0036】ノード「m」ではリクエストアドレス及び
リクエストコマンド、あるいはデータ識別子等をアドレ
スバス101及びコマンドバス102に送出すると、2
バスサイクル後にデータバス103を占有して4バスサ
イクルでデータ転送を行う。
【0037】ノード「m」がデータバス103を占有し
てデータ転送を開始してから2バスサイクル後には、ノ
ード「m+1」がノード「m」と同様に、データバス1
04を占有して4バスサイクルでデータ転送を行う。
【0038】他のノード「m+2」,「m+3」,……
のトランザクション処理も上記と同様にして行われる。
【0039】図4は本発明の一実施例によるメモリリー
ドリクエスト送出時の各ステージの動作を示す図であ
る。図においては、各ノード1−0〜1−mがトランザ
クション処理を4ステージに分割して処理する場合を示
している。
【0040】第1のステージでは、リクエスト送出制御
回路14がレジスタ16を介してリクエスト線105に
アドレスバス101の使用権獲得要求を発行して各ノー
ド1−0〜1−mのアービタに通知する。このとき、自
ノードのアービタ15にもその使用権獲得要求がレジス
タ17を介して入力される(図4ステージS1)。
【0041】第2のステージでは、各ノード1−0〜1
−mのアービタにおいて第1のステージで発行されたア
ドレスバス101の使用権獲得要求を解析し、次のステ
ージで共用資源であるアドレスバス101及びコマンド
バス上位102aを使用することができるノードを決定
する(図4ステージS2)。
【0042】第3のステージでは、第2のステージでア
ドレスバス101及びコマンドバス上位102aの使用
権を得たノードにおいて、リクエストキュー13からレ
ジスタ26を介してコマンドバス上位102aにリクエ
ストコマンドを送出し、リクエストキュー13からレジ
スタ27を介してアドレスバス101にリクエストアド
レスを送出する(図4ステージS3)。
【0043】第4のステージでは、各ノード1−0〜1
−mにおいて、リクエスト受信回路12がレジスタ24
を介してコマンドバス上位102aから受信したリクエ
ストコマンド及びレジスタ25を介してアドレスバス1
01から受信したリクエストアドレスが解析される。
【0044】このとき、リクエストコマンド及びリクエ
ストアドレスが自ノードに対するリクエストであると判
断したノードは、内部処理(メモリリード処理)を開始
する(図4ステージS4)。
【0045】このノードは内部処理でメモリ(図示せ
ず)から読出したデータを第4のステージに続く4つの
ステージの間、データバス103,104のうちの一方
を占有してリクエスト要求元のノードに転送する。
【0046】図5は本発明の一実施例によるデータリプ
ライ送出時の各ステージの動作を示す図であり、図6は
本発明の一実施例によるデータリプライ送出時の動作を
示すタイムチャートである。これらの図においても、各
ノード1−0〜1−mがトランザクション処理を4ステ
ージに分割して処理する場合を示している。
【0047】第1のステージでは、リクエスト送出制御
回路14がレジスタ16を介してリクエスト線105に
データバス103,104の使用権獲得要求を発行して
各ノード1−0〜1−mのアービタに通知する。このと
き、自ノードのアービタ15にもその使用権獲得要求が
レジスタ17を介して入力される(図5ステージS1
1)。
【0048】第2のステージでは、各ノード1−0〜1
−mのアービタにおいて第1のステージで発行されたデ
ータバス103,104の使用権獲得要求を解析し、次
のステージで共用資源であるコマンドバス下位102b
を使用することができるノードを決定する(図5ステー
ジS12)。
【0049】第3のステージでは、第2のステージでコ
マンドバス下位102bの使用権を得たノードにおい
て、データ転送キュー11からレジスタ23を介してコ
マンドバス下位102bにデータ識別子を送出する(図
5ステージS13)。
【0050】第4のステージでは、各ノード1−0〜1
−mにおいて、データ受信回路10がレジスタ20を介
してコマンドバス上位102aから受信したデータ識別
子が解析される。
【0051】このとき、データ識別子が自ノードに対す
るものであり、そのデータ転送が自ノードに対するデー
タ転送であると判断したノードは、データ受信の準備を
開始する(図5ステージS14)。
【0052】このノードは転送元のデータが第4のステ
ージに続く4つのステージの間データバス103,10
4のうちの一方が占有されて送られてくると、そのデー
タをデータ受信回路10によって受信する。
【0053】ここで、第3のステージにおいてコマンド
バス下位102bの使用権を獲得したノードは第4のス
テージに続く4バスサイクルの間、共用資源であるデー
タバス103,104のうちの一方の使用権を獲得する
ようになっている。
【0054】尚、図6に示すように、このノードが第3
のステージを実行中に、他のノードでは新たに第1のス
テージが開始されることとなる。また、データバス10
3,104が二重化されているので、他のノードは現在
使用中ではないほうのデータバス、例えばデータバス1
03が使用中であればデータバス104を用いてデータ
転送を行うこととなる。
【0055】データバス103,104の切換えは、デ
ータバス103,104を使用するトランザクションが
アービタ15によってバスの使用権を獲得する度に図示
せぬフリップフロップをセット/リセットし、データ転
送時にそのフリップフロップの内容を確認することで行
われる。
【0056】さらに、アドレスバス101及びコマンド
バス102は2バスサイクル毎にしか使用されないた
め、バス使用権獲得ノードが毎回異なってもバスファイ
トを回避することができる。
【0057】このように、リクエスト線105に各ノー
ド1−0〜1−mから2バスサイクルでバス使用権獲得
要求を送出し、リクエスト線105を介して入力される
バス使用権獲得要求に対して各ノード1−0〜1−mと
並列にアービトレーションを行う同一論理のアービタ1
5によって自ノードのバス使用権を獲得したときにデー
タバス103,104及びコマンドバス102とアドレ
スバス101及びコマンドバス102とのうち少なくと
も一方を用いて4のバスサイクルでトランザクションを
パイプライン式に処理することによって、バスファイト
を回避しつつ1つのトランザクションが終了する前に次
のトランザクションの実行を開始することができる。
【0058】よって、システムバスを効率よく使用する
ことができ、システムスループットを向上させることが
できる。また、異なるノードからのブロック転送を連続
的に効率よく実行することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステムバス内において独立して配設されたリクエスト線
にバス使用権獲得要求を所定バスサイクルで送出し、こ
のリクエスト線を介して入力されるバス使用権獲得要求
に対して複数のノードと並列にアービトレーションを行
う同一論理のバス使用権調停手段によって自ノードのバ
ス使用権を獲得したときにシステムバス内において各々
独立して配設されたデータバス及びコマンドバスとアド
レスバス及びコマンドバスとのうち少なくとも一方を用
いて固定長のバスサイクルでトランザクションをパイプ
ライン式に処理することによって、システムバスを効率
よく使用することができ、システムスループットを向上
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すタイムチャート
である。
【図4】本発明の一実施例によるメモリリードリクエス
ト送出時の各ステージの動作を示す図である。
【図5】本発明の一実施例によるデータリプライ送出時
の各ステージの動作を示す図である。
【図6】本発明の一実施例によるデータリプライ送出時
の動作を示すタイムチャートである。
【図7】従来例のシステム構成を示す図である。
【図8】従来例の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1,1−0〜1−m ノード 10 データ受信回路 11 データ転送キュー 12 リクエスト受信回路 13 リクエストキュー 14 リクエスト送出制御回路 15 アービタ 16〜27 レジスタ 101 アドレスバス 102 コマンドバス 102a コマンドバス上位 102b コマンドバス下位 103,104 データバス 105 リクエスト線

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長のバスサイクルで用いられるデー
    タバスと前記固定長のバスサイクルよりも小さいバスサ
    イクルで用いられるアドレスバス及びコマンドバスとリ
    クエスト線とが各々独立して配設されたシステムバス
    と、前記システムバスに接続された複数のノード各々に
    設けられかつバス使用権獲得要求を前記リクエスト線に
    前記固定長のバスサイクルよりも小さいバスサイクルで
    送出する手段と、前記複数のノード各々に設けられかつ
    前記リクエスト線を介して入力されるバス使用権獲得要
    求に対して前記複数のノードと並列にアービトレーショ
    ンを行う同一論理のバス使用権調停手段と、前記複数の
    ノード各々に設けられかつ前記バス使用権調停手段によ
    って自ノードのバス使用権を獲得したときに前記データ
    バス及び前記コマンドバスと前記アドレスバス及び前記
    コマンドバスとのうち少なくとも一方を用いて前記固定
    長のバスサイクルでトランザクションをパイプライン式
    に処理する手段とを有し、1つのトランザクションが終
    了する前に次のトランザクションの実行を開始するよう
    にしたことを特徴とするバス制御回路。
  2. 【請求項2】 前記システムバスを使用してスプリット
    転送を行うときに前記アドレスバスと前記コマンドバス
    の上位ビットとを用いて少なくともリクエストコードを
    転送しかつ前記コマンドバスの下位ビットを用いて少な
    くともリプライデータを前記データバスに送出する手段
    を前記複数のノード各々に含むことを特徴とする請求項
    1記載のバス制御回路。
  3. 【請求項3】 前記システムバスにおいて、前記スプリ
    ット転送を行うときに前記アドレスバスと前記コマンド
    バスの上位ビットとを用いた少なくともリクエストコー
    ドの転送と前記コマンドバスの下位ビットを用いた少な
    くともリプライデータの前記データバスによる転送とを
    並列に行うよう構成されたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のバス制御回路。
  4. 【請求項4】 固定長のバスサイクルで用いられる複数
    のデータバスと前記固定長のバスサイクルよりも小さい
    バスサイクルで用いられるアドレスバス及びコマンドバ
    スとリクエスト線とが各々独立して配設されたシステム
    バスと、前記システムバスに接続された複数のノード各
    々に設けられかつバス使用権獲得要求を前記リクエスト
    線に前記固定長のバスサイクルよりも小さいバスサイク
    ルで送出する手段と、前記複数のノード各々に設けられ
    かつ前記リクエスト線を介して入力されるバス使用権獲
    得要求に対して前記複数のノードと並列にアービトレー
    ションを行う同一論理のバス使用権調停手段と、前記複
    数のノード各々に設けられかつ前記バス使用権調停手段
    によって自ノードのバス使用権を獲得したときに前記複
    数のデータバスのうちの一つ及び前記コマンドバスと前
    記アドレスバス及び前記コマンドバスとのうち少なくと
    も一方を用いて前記固定長のバスサイクルでトランザク
    ションをパイプライン式に処理する手段とを有し、1つ
    のトランザクションが終了する前に次のトランザクショ
    ンの実行を開始するようにしたことを特徴とするバス制
    御回路。
  5. 【請求項5】 前記複数のデータバスのいずれが使用さ
    れているかを検出する手段を前記複数のノード各々に含
    むことを特徴とする請求項4記載のバス制御回路。
  6. 【請求項6】 前記システムバスを使用してスプリット
    転送を行うときに前記アドレスバスと前記コマンドバス
    の上位ビットとを用いて少なくともリクエストコードを
    転送しかつ前記コマンドバスの下位ビットを用いて少な
    くともリプライデータを前記複数のデータバスの一つに
    送出する手段を前記複数のノード各々に含むことを特徴
    とする請求項4または請求項5記載のバス制御回路。
  7. 【請求項7】 前記システムバスにおいて、前記スプリ
    ット転送を行うときに前記アドレスバスと前記コマンド
    バスの上位ビットとを用いた少なくともリクエストコー
    ドの転送と前記コマンドバスの下位ビットを用いた少な
    くともリプライデータの前記複数のデータバスの一つに
    よる転送とを並列に行うよう構成されたことを特徴とす
    る請求項4から請求項6のいずれか記載のバス制御回
    路。
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