JPH01119481A - 自動車のフロアー構造 - Google Patents

自動車のフロアー構造

Info

Publication number
JPH01119481A
JPH01119481A JP62276750A JP27675087A JPH01119481A JP H01119481 A JPH01119481 A JP H01119481A JP 62276750 A JP62276750 A JP 62276750A JP 27675087 A JP27675087 A JP 27675087A JP H01119481 A JPH01119481 A JP H01119481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate member
upper plate
floor structure
filling
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62276750A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kinoshita
木下 喜彰
Takeshi Takagi
毅 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP62276750A priority Critical patent/JPH01119481A/ja
Publication of JPH01119481A publication Critical patent/JPH01119481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のフロア−構造に係り、詳しくは、発泡
性樹脂の充填により軽量高剛性に構成される自動車のフ
ロア−構造に関する。
〔従来の技術〕
発泡性樹脂を充填して高剛性に形成される車両用部材の
補強構造としては、例えば実開昭58−73085号公
報に記載されたものがある。これは、閉断面形状を構成
する主部材の内部に仕切板を設けることによって、その
主部材の一部に樹脂充填部空間を画成形成し、その空間
部に発泡性樹脂を充填したものである。主部材は、チャ
ンネル状のりャサイドメンバーとフロアパネル等よりな
り、リヤサイドメンバーに形成された注入口から発泡機
ガン等によって発泡性樹脂が注入される。注入された樹
脂が膨張し、所定時間経過後に固化することによって、
軽量で剛性の高い補強構造が形成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、補強構造が樹脂によって所望の剛性を得られ
るためには、樹脂充填部空間が樹脂によって隈なく充填
されなくてはならない。しかし、フロア−構造を同様に
樹脂の充填によって補強しようとすると、樹脂充填部空
間が扁平に広く形成されるため、エアーの排出が容易で
なく、未充填部ができ易い。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、発泡性樹脂
の注入に際し、エアが容易に排出され、充填状態の確認
および補愼が容易に行え、未充填部のない健全な発泡性
樹脂の充填を実現できるようにした樹脂材で補強される
自動車のフロア−構造を提供することを目的としている
〔問題を解決するための手段〕
本発明の手段は、上板部材と下板部材との間に発泡性樹
脂が充填されて形成される自動車のフロア−構造であっ
て、上記上板部材に波状部を形成し、その波状部の頂部
にはエア抜きおよび発泡性樹脂の充填確認用の孔を設け
、上記上坂部材における波状部が形成されない部位には
発泡性樹脂の注入口を設けたことである。
〔作  用〕
上板部材における波状部が形成されない部位に設けられ
た注入口から発泡性樹脂が注入されると、上板部材に形
成された波状部の頂部に設けられた孔からエアが排出さ
れ、未充填部が極力低減される。そして、その孔によっ
て充填状態を確認することができる。すなわち、発泡性
樹脂が充填されていると、孔から若干の樹脂の盛り上が
りが認められる。したがって、未充填部があれば、近く
の注入口から樹脂を注入して容易に捕虜することにより
、未充填部のない健全な充填を実現できる。
〔発明の効果〕
本発明の自動車のフロア−構造は、フロア−構造におけ
る上板部材に波状部を形成し、その波状部の頂部にはエ
ア抜きおよび発泡性樹脂の充填確認用の孔を設け、上記
上板部材における波状部が形成されない部位には発泡性
樹脂の注入口を設けたので、エアーの排出が容易となり
、未充填部が減少し、剛性が向上する。
〔実 施 例〕
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
本例に示す自動車のフロア−構造は、発泡性樹脂の充填
により軽量かつ高剛性に構成したもので、以下のように
構成される。
第1図は、第2図に示される自動車のフロア−構造4に
おけるm−m線断面を示す第3図のA部詳細図で、上板
部材1と下板部材2との間に発泡性樹脂である硬質の発
泡ウレタン3が充填されてフロア−構造4が形成される
。その上坂部材1に波状部5が形成され、その波状部5
の頂部6にはエア抜きおよび発泡ウレタン3の充填確認
用の小孔7が設けられている。そして、上記上板部材1
おける波状部5が形成されない平坦な部位8には発泡ウ
レタン3の注入口9が設けられている。
なお、第2図中の10はサイドシル、11はフロアトン
ネル、12は第2クロスメンバー、13は第3クロスメ
ンバー、14はキックアップフロア−である。
上坂部材lと下板部材2は20〜50蒙1の間隔で、第
2図に示すように、第2クロスメンバー12、第3クロ
スメンバー13、キックアンプフロア−14およびフロ
アトンネル11とサイドシル10で画成される四つの区
画に設けられる。それぞれの上板部材1の下には、下板
部材2との間に各独立した閉断面構造を有するウレタン
充填空間が形成される。上板部材1に形成される波状部
5は、例えば、前後方向に上に凸状(高さ5〜101、
幅25〜40m1)をなし、各区画内に数条設けられる
。エア抜きおよび充填確認用の小孔7は径1〜3龍、ピ
ンチ20〜50.mmで各波状部5の頂部6に一列設け
られる。発泡ウレタン3の注入口9は、径5〜10+n
で、各上坂部材1の中央部と両端部に3(flitずつ
計9個設けられる。発泡ウレタン3は、軽量で高い剛性
を得るために、0.08〜0.11g /cnlの密度
のものが用いられる。
発泡ウレタンを充填するには、例えば第4図に示すよう
に、前後端部における注入口9a、9bには粘着テープ
等によりマスキング15を施し、中央部に設けられた注
入口9cに注入ガンを挿入して注入を行う。注入された
ウレタンが発泡しながら周囲に拡がるとともに、空気は
波状部5の頂部6に形成された小孔7から外部に排出さ
れ、いわゆる空気だまりによる未充填部の発生が回避さ
れる。充填されたウレタンは、上記の小孔7からは多量
に流出するようなことはなく、わずかに滲み出る程度で
膨張は終了する。そのため、この小孔7によって外部か
ら充填状態を確認することができる。すなわち、小孔7
が上板部材lのほぼ全面に分布していることから、ウレ
タンの盛り上りが見られない小孔7の周囲は未充填部で
あると判断できる。したがって、未充填部を発見したと
きは、最も近い位置の注入口9のマスキング15を取除
いて、同様に、注入ガンを挿入してウレタンを補填して
やればよい。なお、注入口9はウレタン充填終了後は、
直ちにマスキング15を施して漏出を防止する必要があ
る。
このように上板部材1と下板部材2の間にウレタンを未
充填部のない健全な状態に充填することによって、軽量
で高4り性なフロア−構造4を形成するごとができる。
なお、上板部材1に波状部5を形成することにより面剛
性が向上するため、硬質のウレタン層と一体となって振
動の発生を低減させる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車のフロア−構造の一実施例にお
ける要部斜視断面で第3図における入部詳細図、第2図
はフロア−構造の斜視図、第3図は第2図におけるII
I−I線断面図、第4図は第2クロスメンバーと第3ク
ロスメンバーで囲まれた左側の上板部材の模式平面図で
ある。 1−m−上板部材、2・−下板部材、3−発泡性樹脂(
発泡ウレタン)、4−・−フロア−構造、5−波状部、
6−・頂部、7−孔(小孔)、9.9a、9b。 9c・・・注入口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上板部材と下板部材との間に発泡性樹脂が充填さ
    れて形成される自動車のフロアー構造であって、 上記上板部材に波状部が形成され、その波状部の頂部に
    はエア抜きおよび発泡性樹脂の充填確認用の孔が設けら
    れ、上記上板部材における波状部が形成されない部位に
    は発泡性樹脂の注入口が設けられたことを特徴とする自
    動車のフロアー構造。
JP62276750A 1987-10-30 1987-10-30 自動車のフロアー構造 Pending JPH01119481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62276750A JPH01119481A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 自動車のフロアー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62276750A JPH01119481A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 自動車のフロアー構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01119481A true JPH01119481A (ja) 1989-05-11

Family

ID=17573821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62276750A Pending JPH01119481A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 自動車のフロアー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01119481A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04342674A (ja) * 1991-05-17 1992-11-30 Mitsubishi Motors Corp 車両用フロアの製造方法
US6905165B2 (en) * 2002-11-22 2005-06-14 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle floor structure
JP2015003687A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 スズキ株式会社 車両下部構造
JP2018510463A (ja) * 2015-02-27 2018-04-12 エルジー・ケム・リミテッド バッテリーモジュール
CN110562330A (zh) * 2019-10-09 2019-12-13 重庆千能实业有限公司 一种汽车后地板结构
CN111819129A (zh) * 2018-03-13 2020-10-23 日本制铁株式会社 地板构造

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04342674A (ja) * 1991-05-17 1992-11-30 Mitsubishi Motors Corp 車両用フロアの製造方法
US6905165B2 (en) * 2002-11-22 2005-06-14 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle floor structure
JP2015003687A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 スズキ株式会社 車両下部構造
JP2018510463A (ja) * 2015-02-27 2018-04-12 エルジー・ケム・リミテッド バッテリーモジュール
US10615470B2 (en) 2015-02-27 2020-04-07 Lg Chem, Ltd. Battery module
CN111799411A (zh) * 2015-02-27 2020-10-20 株式会社Lg化学 电池模块
US11271264B2 (en) 2015-02-27 2022-03-08 Lg Energy Solution, Ltd. Battery module
CN111799411B (zh) * 2015-02-27 2023-05-30 株式会社Lg新能源 电池模块
CN111819129A (zh) * 2018-03-13 2020-10-23 日本制铁株式会社 地板构造
CN110562330A (zh) * 2019-10-09 2019-12-13 重庆千能实业有限公司 一种汽车后地板结构
CN110562330B (zh) * 2019-10-09 2022-03-04 重庆千能实业有限公司 一种汽车后地板结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3402520A (en) Panel with foamed-in-place core
JP3391635B2 (ja) 中空構造物の遮断・補強構造と遮断・補強方法
JPH01119481A (ja) 自動車のフロアー構造
JP2012065883A (ja) シートパッド及びその製造方法
JP5406762B2 (ja) 車体構造の製造方法及び車体構造
JPH07100456B2 (ja) 発泡ウレタン充填車体構造
JP2999361B2 (ja) 発泡体による中空構造物の中空部遮断方法及び発泡体形成部材
JPH0576893B2 (ja)
US4271238A (en) Structural members for insulated vehicle bodies
JP5655558B2 (ja) 発泡補強部材が配設された中空構造物及びその製造方法
JPH0217335B2 (ja)
JPH01118416A (ja) 中空板状部材への発泡剤充填方法
JP4913632B2 (ja) ポリウレタン発泡成形型
JPH0517344Y2 (ja)
JPH04177079A (ja) 断熱箱体
JPS61125816A (ja) ウレタンフオ−ムモ−ルド成形体の製造方法
JPS63197608A (ja) 発泡材の充填方法
JP4361184B2 (ja) 作業車両のキャブ及びキャブ壁製造方法
CN210852317U (zh) 车身结构和车辆
JP5655559B2 (ja) 発泡補強部材が配設された中空構造物及びその製造方法
JPS62242510A (ja) 積層樹脂発泡体の製造方法
JPH0516332B2 (ja)
JPS6343296Y2 (ja)
JPH05201351A (ja) 発泡材注入用サブフレーム構造
JPH0136597Y2 (ja)