JPH04177079A - 断熱箱体 - Google Patents
断熱箱体Info
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- JPH04177079A JPH04177079A JP30293790A JP30293790A JPH04177079A JP H04177079 A JPH04177079 A JP H04177079A JP 30293790 A JP30293790 A JP 30293790A JP 30293790 A JP30293790 A JP 30293790A JP H04177079 A JPH04177079 A JP H04177079A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
樹脂を外箱と内箱との間の空間部内に注入し、この液状
の発泡性樹脂を発泡することにより製造される断熱箱体
に関するものである。
79号公報に掲載の技術を挙げることができる。
は第3図の断熱箱体に発泡性樹脂が注入途中にある背面
部を示す正面図である。
、(2)は断熱箱体の内箱、(3)は背面板、(4)は
外箱(1)と内箱(2)との間に形成された空間部、(
5)は外箱(1)に設けられた注入口、(6)は液状の
発泡性樹脂注入用の注入ヘッド、(7)は外箱(1)の
背面板(3)に配設された誘導板、(8)は発泡性樹脂
の流れ、(11)は発泡性樹脂の発泡により空間部(4
)に充填された断熱体である。
ド(6)を挿着して、内箱(2)と背面板(3)とに挟
まれた空間部(4)に液状の発泡性樹脂を注入する。こ
の液状の発泡性樹脂は背面板(3)の誘導板(7)によ
って所定の方向に流動し、第4図の矢印に示すような発
泡性樹脂の流れ(8)となり、断熱箱体の背面全域に行
渡る。
外箱(1)と内箱(2)との間の空間部(4)は断熱体
(11)で充填される。
板(7)によって液状の発泡性樹脂の流動方向を導き、
外箱(1)と内箱(2)との間の空間部(4)が断熱体
(11)で充填されていた。
向を導くことはできるものの、流動抵抗となるために、
発泡性樹脂の流動速度を著しく低下させていた。このた
め、大型の断熱箱体や、或いは、背面板(3)と内箱(
2)との間が狭い断熱箱体等の発泡性樹脂の注入か比較
的困難な断熱箱体にあっては、発泡性樹脂が断熱箱体内
全域に行渡らす、この発泡後においては、断熱体の未充
填部分が発生する虞れかあった。これを解消するには、
誘導板(7)の抵抗に打勝つために必要以上の強さで発
泡性樹脂を注入する必要があった。
填となる虞れもあった。
との間が狭い断熱箱体等にあっても、発泡性樹脂が断熱
箱体内全体に行渡り、断熱体の適正な充填ができる断熱
箱体の提供を目的とするものである。
口を有する外箱と、前記外箱との間に空間部を構成する
内箱と、前記空間部内に前記注入口に連接して設けられ
、前記発泡性樹脂の流出口を有する注入ホースと、前記
発泡性樹脂の発泡により前記空間部に充填された断熱体
とを具備するものである。
1の発明の断熱箱体の注入ホースの流出口を薄膜状のフ
ィルムで塞いだものである。
注入ホース、及び、この注入ホースに穿設された複数の
流出口を介して前記外箱と内箱との間の空間部内に液状
の発泡性樹脂が注入され、この液状の発泡性樹脂が発泡
することにより、前記外箱と内箱との間の空間部内に断
熱体が充填されるものであるから、注入口から注入され
る液状の発泡性樹脂は注入ホースによって導かれ、初期
流動中に注入速度が低減せず、この注入ホースの各流出
口から断熱箱体内全域に発泡性樹脂が噴射され、発泡性
樹脂の発泡が円滑に進行する。
設された複数の流出口を薄膜状のフィルムで塞いだもの
であるから、これらのフィルムは発泡性樹脂の注入圧力
によって破られ、各流出口からの発泡性樹脂の噴射力が
増大し、各流出口から勢いよく発泡性樹脂が噴射される
。
示す断面図、第2図は第1図の断熱箱体に発泡性樹脂が
注入途中にある背面部を示す正面図である。なお、図中
、上記従来例と同−符号及び記号は上記従来例の構成部
分と同一または相当する構成部分である。
された注入ホースであり、この注入ポース(9)は外箱
(1)と内箱(2)との間の空間部(4)内に配設され
ている。(10)は注入ホース(9)に穿設された複数
の流出口であり、注入ホース(9)の両側面部及び端部
に所定の間隔で適宜配設されている。そして、この注入
ホース(9)及び流出口(10)を介して注入ヘッド(
6)により発泡性樹脂が注入され、外箱(1)と内箱(
2)との間の空間部(4)内に断熱体(11)が充填さ
れる。
いて説明する。
ド(6)を挿着して、内箱(2)と背面板(3)とに挟
まれた空間部(4)に液状の発泡性樹脂を注入する。こ
の液状の発泡性樹脂は背面板(3)に沿って配設された
注入ホース(9)内を圧縮状態のまま流動し、注入ホー
ス(9)の先端部及び両側面部に穿設された各流出口(
10)から外箱(1)の背面全域に均等に広がるように
噴射される(第2図参照)。そして、この液状の発泡性
樹脂が発泡することにより、外箱(1)と内箱(2)と
の間の空間部(4)は断熱体(11)で充填される。
る液状の発泡性樹脂は注入ホース(9)によって導かれ
るので、初期流動中に注入速度が低減しない。しかも、
この注入ホース(9)の各流出口(10)から外箱(1
)内の背面全域に均等に発泡性樹脂が噴射され、発泡開
始後の発泡性樹脂の流動距離が短縮されるので、発泡が
円滑に行なわれる。
注入口(5)を有する外箱(1)と、前記外箱(1)と
の間に空間部(4)を形成する内箱(2)と、前記空間
部(4)内に前記注入口(5)に連接して設けられ、前
記発泡性樹脂の流出口(10)を有する注入ホース(9
)と、前記発泡性樹脂の発泡により前記空間部(4)に
充填された断熱体(11)とを備えている。
ス(9)、及び、この注入ホース(9)に穿設された複
数の流出口(10)を介して、外箱(1)と内箱(2)
との間の空間部(4)内に液状の発泡性樹脂が注入され
、この液状の発泡性樹脂が発泡することにより、前記外
箱(1)と内箱(2)との間の空間部(4)内に断熱体
(11)が充填される。
樹脂は注入ホース(9)によって導かれるので、従来の
ように誘導板(7)が液状の発泡性樹脂の流動抵抗にな
ることにより流動速度が低下することはなくなり、初期
流動中に注入速度が低減しない。また、この注入ホース
(9)の各流出口(10)から外箱(1)内の背面全域
に均等に発泡性樹脂が噴射され、発泡開始後の発泡性樹
脂の流動距離が短縮されるので、発泡が円滑に進行する
。このため、大型の断熱箱体や、或0は、背面板(3)
と内箱(2)との間が狭い断熱箱体等の比較的断熱体の
充填が困難な断熱箱体にあっても、発泡性樹脂が断熱箱
体の背面全体に均等に行渡り、断熱体(11)の未充填
部分が発生することがない。故に、必要以上の強さで発
泡性樹脂を注入する必要もなく、また、その注入が強過
ぎることによる発泡性樹脂の過充填状態も回避でき、結
果的に、断熱体(11)の適正な充填が実現できる。
注入ホース(9)に穿設された複数の流出口(10)が
開放状態のものについて説明をしたが、この流出口(1
0)を薄膜状のフィルム等(図示せず)で予め塞いでお
き、これらのフィルムを発泡性樹脂の注入圧力によって
破り、外箱(1)の背面板(3)全域に発泡性樹脂が噴
射されるように構成してもよい。
9)の流出口(10)を薄膜状のフィルムで塞いでおく
ことにより、発泡性樹脂の噴射力が増大し、各流出口(
10)から勢いよく発泡性樹脂が噴射されるので、発泡
性樹脂の初期流動を更に拡大することができ、より広範
にまで発泡性樹脂が行渡る。
)の背面板(3)に沿って配設したものについて説明を
したが、背面板(3)に限らず、側面板等に沿って配設
してもよく、発泡性樹脂の注入位置と断熱体の充填部位
との関係で適宜配設位置を変えても構わない。
入口に連接された注入ホース、及び、この注入ホースに
穿設された複数の流出口を介して、前記外箱と内箱との
間の空間部内に液状の発泡性樹脂が注入され、この液状
の発泡性樹脂が発泡することにより、前記外箱と内箱と
の間の空間部内に断熱体が充填されるという簡易な構成
により、注入口から注入される液状の発泡性樹脂は注入
ホースによって導かれ、初期流動中に注入速度が低減せ
ず、この注入ホースの各流出口から断熱箱体内全域に発
泡性樹脂が噴射され、発泡が円滑に進行するので、断熱
体の充填が比較的困難な形状の断熱箱体であっても、断
熱体の未充填部分が発生ずることもなく、断熱体の適正
な充填が実現できる。
断熱箱体の注入ホースに穿設された複数の流出口を薄膜
状のフィルムで塞いだという簡易な構成により、これら
のフィルムは発泡性樹脂ノ注入圧力によって破られ、各
流出口からの発泡性樹脂の噴射力が増大し、各流出口か
ら勢いよく発泡性樹脂が噴射されるので、発泡性樹脂の
初期流動を更に拡大することかでき、より広範にまで発
泡性樹脂が行渡り、断熱体の適正な充填か一層促進され
る。
示す断面図、第2図は第1図の断熱箱体に発泡性樹脂が
注入途中にある背面部を示す正面図、第3図は従来の断
熱箱体の側断面を示す断面図、第4図は第3図の断熱箱
体に発泡性樹脂が注入途中にある背面部を示す正面図で
ある。 図において、 1:外箱 二:内箱 3:背面板 4:空間部 5:注入口 6:注入ヘッド8:発泡性樹脂
の流れ 9:注入ホース10:流出口 11:
断熱体 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 大音 増雄 外2名 1:外箱 2:内箱 5:注入口 6:注入ヘッド 第2図 8:発泡性樹脂の流れ \ 、・ 第3図 ノ
Claims (2)
- (1)発泡性樹脂の注入口を有する外箱と、前記外箱と
の間に空間部を形成する内箱と、前記空間部内に前記注
入口に連接して設けられ、前記発泡性樹脂の流出口を有
する注入ホースと、前記発泡性樹脂の発泡により前記空
間部に充填された断熱体と を具備することを特徴とする断熱箱体。 - (2)前記流出口を薄膜状のフィルムで塞いだことを特
徴とする請求項1に記載の断熱箱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2302937A JPH0814457B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 断熱箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2302937A JPH0814457B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 断熱箱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04177079A true JPH04177079A (ja) | 1992-06-24 |
JPH0814457B2 JPH0814457B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17914932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2302937A Expired - Lifetime JPH0814457B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 断熱箱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814457B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100415822B1 (ko) * | 2001-07-26 | 2004-01-24 | 삼성전자주식회사 | 냉장고 |
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WO2009011099A1 (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-22 | Daikin Industries, Ltd. | コンテナ用冷凍装置及びその製造方法 |
JP2015059690A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
CN110068148A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-07-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 具有引流结构的液体箱及热水机 |
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---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-11-08 JP JP2302937A patent/JPH0814457B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0814457B2 (ja) | 1996-02-14 |
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