JP3036335B2 - 中空射出成形装置 - Google Patents

中空射出成形装置

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JP3036335B2
JP3036335B2 JP5312387A JP31238793A JP3036335B2 JP 3036335 B2 JP3036335 B2 JP 3036335B2 JP 5312387 A JP5312387 A JP 5312387A JP 31238793 A JP31238793 A JP 31238793A JP 3036335 B2 JP3036335 B2 JP 3036335B2
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gas
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thick
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俊雄 高橋
公明 萩原
雅臣 横田
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂成形品の射出成形
時にキャビティ内の樹脂材料のなかにガスを導入するこ
とによって、樹脂成形品の一部である厚肉部に中空部を
形成するようにした中空射出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用バンパーのバンパーフェイシア
の成形を目的とした中空射出成形装置においては、図3
に示すように、コアブロック2とキャビティブロック3
とからなる射出成形金型1のキャビティ4に、図示外の
ランナおよびゲートを介して樹脂材料を射出して、裏面
側にその長手方向に沿って局部的に厚肉の厚肉部6を有
する成形品5を成形する一方、そのキャビティ4内の樹
脂材料が未凝固の状態で、前記キャビティ4の一部に開
口形成したガス注入口7からキャビティ4内にガスノズ
ル8により窒素ガス等の不活性ガスを導入して、その厚
肉部6の長手方向に沿ってガス占有空間である中空部9
を形成することを基本としている。
【0003】また、上記の厚肉部6における中空部9の
断面積(不活性ガスによる占有面積)を可及的に大きく
確保するために、図3に示す厚肉部6の周囲にヒータ1
0等の加熱手段を設けて局部的に加熱する方法が特開平
4−37511号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の中
空射出成形装置において、ガスノズル8およびガス注入
口7からのガス導入方向と中空部9を形成すべき厚肉部
6の長手方向とが一致している場合には特に問題となら
ないものの、図3の場合にはガス注入口7の軸線方向と
厚肉部6の長手方向とが直交するようなかたちで交差し
ていて、ガス注入口7から導入された不活性ガスは、一
旦キャビティ4内に流入したのちに90度向きを変え
て、厚肉部6の長手方向に二手に分かれて通流すること
になる。
【0005】すなわち、ガス注入口7から導入された不
活性ガスは、厚肉部6のうち成形品5の外表面側となる
べき部分に衝突することによりその向きを変えた上で、
厚肉部6の長手方向に沿って流れることになるため、不
活性ガスが流れるべき方向が定まる以前の衝突の際に、
図4に示すようにガス圧の大きさによっては不活性ガス
が成形品5の一般部5a側に漏れてしまうことがある
(ガスの漏れた部分を符号Qで示す)。その結果、厚肉
部6の内部に形成されるべき中空部9の断面積を充分に
確保できなくなるおそれがあった。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、上記のようなガスの衝突に伴う厚肉部以外
の部位へのガスの漏れを防止した構造を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、射出成形金型
のキャビティに樹脂材料を射出して、表裏いずれか一方
の面に局部的に厚肉の厚肉部を有する成形品を成形する
とともに、前記キャビティ内の樹脂材料が未凝固の状態
で、前記厚肉部の長手方向に対して所定角度をなすガス
注入口から該厚肉部に相当する部分にガスを導入してそ
の厚肉部の長手方向に沿って中空部を形成するようにし
た中空射出成形装置であって、前記射出成形金型に、キ
ャビティのうちガス注入口からのガス導入方向と厚肉部
の長手方向との交差部であって且つ前記ガス導入方向と
反対側の部分近傍を冷却する冷却手段を設けるととも
に、前記ガス注入口を加熱する加熱手段を設けたことを
特徴としている。
【0008】
【作用】この構造によると、キャビティのうちガス注入
口からのガス導入方向と厚肉部の長手方向とのなす交差
部近傍を冷却することにより、厚肉部のうち、ガス注入
口から導入されたガスが衝突してその方向を変える部分
の内壁部の凝固(冷却・固化)が促進される。したがっ
て、ガス注入口から導入されたガスが衝突したとしても
そのガスが厚肉部以外の部位に漏れることがなく、その
衝突したガスは厚肉部の長手方向に沿って、凝固が遅れ
気味の厚肉部の中心部を通流することになる。
【0009】その上、ガス注入口が加熱されているため
に、ガス注入口に入り込んだ樹脂材料の流動性が保たれ
て、そのガス注入口をガスが通りやすくなり、その結果
としてガス圧が低くても所期の目的を達成できるように
なる。
【0010】
【実施例】図1,2は本発明の一実施例を示す図で、図
3に示した従来例と共通する部分には同一符号を付して
ある。
【0011】図1,2に示すように、キャビティ4の一
部、すなわち厚肉部6に相当する部分の裏面側にガス注
入口7が開口形成されていて、このガス注入口7に圧接
されるガスノズル8からキャビティ4内に不活性ガスが
導入されることになるのであるが、そのガス注入口7を
加熱するべくコアブロック2のうちガス注入口7の周囲
に加熱手段としてコイル状のヒータ11を設けてある。
【0012】一方、前記キャビティ4の厚肉部6に相当
する部分をはさんでガスノズル8と反対側には、冷却水
が通流する冷却手段としての冷却パイプ12が設けられ
ている。この冷却パイプ12は略U字状に曲折されてキ
ャビティブロック3内に設けられているもので、キャビ
ティ4のうちガスノズル8から導入されたガスが衝突す
る部分、すなわちキャビティ4のうち厚肉部6に相当す
る部分の表面部側を局部的に冷却するべく、その冷却パ
イプ12の一方のコーナー部12aを前記厚肉部6の表
面部側に最も近接させてある。
【0013】このように構成された中空射出成形装置に
おいては、図1,2に示すように、ヒータ11でガス注
入口7を加熱するとともに、厚肉部6に相当する部分の
表面側を冷却パイプ12で冷却しながら、従来と同様に
成形を行う。
【0014】すなわち、図示外の射出ノズルからキャビ
ティ4内に樹脂材料を射出する一方、その射出完了直後
にガスノズル8からガス注入口7を介してキャビティ4
内の厚肉部6に相当する部分の樹脂材料のなかに不活性
ガスを導入する。
【0015】この不活性ガスの導入開始時点では、成形
品5の表層部では既に冷却・固化が進行しており、射出
によって樹脂材料が入り込むガス注入口7についても同
様である。したがって、ガスノズル8からキャビティ4
内に不活性ガスを導入するためには、そのガス圧によっ
てガス注入口7の樹脂層を突き破る必要があり、該ガス
注入口7を加熱しない場合には不活性ガスのガス圧を高
めなければならない。
【0016】この点、上記実施例では、図1,2に示す
ようにそのガス注入口7をヒータ11で局部的に加熱し
ているために、その部分の樹脂材料の流動性が保たれて
ガスが通りやすくなり、ガス圧を高めることなくガスノ
ズル8からキャビティ4内にスムーズに不活性ガスを導
入することができる。
【0017】こうして、キャビティ4内に導入された不
活性ガスは、従来と同様に厚肉部6に相当する部分の表
面側の内壁部に衝突した上で、厚肉部6内での占有空間
を広げながら二手に分かれて厚肉部6の長手方向に通流
する。
【0018】その際、厚肉部6の表面側では冷却パイプ
12によって局部的に冷却されているために、他の部位
に比べて相対的に冷却・固化が進行している。したがっ
て、ガス注入口7を通してガスノズル8からキャビティ
4内に導入された不活性ガスは、上記のようにガス圧自
体が低目に設定されていることもあって、厚肉部6から
成形品5の一般部5a側に漏れることはなく、その厚肉
部6の表面側の内壁に衝突した上で、スムーズに二手に
分かれて厚肉部の長手方向に拡がることになる。
【0019】その結果、厚肉部6の内部には不活性ガス
の通路(ガス占有空間)がそのまま残ることによって、
長手方向に沿って中空部9が形成される。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャビテ
ィのうち厚肉部に相当する部分に形成されたガス注入口
を局部的に加熱する手段を設けるとともに、厚肉部に相
当する部分のうち該厚肉部をはさんでガス注入口と反対
側の部分を局部的に冷却する冷却手段を設けたことによ
り、加熱されているガス注入口をガスが通りやすくなる
ためにガス圧を低くすることができる。
【0021】また、厚肉部のうちガス注入口と反対側の
部分では逆に冷却手段による冷却効果のために冷却・固
化が進んでおり、上記のガスの低圧化とも相俟って、ガ
ス注入口から導入されたガスが衝突したとしてもそのガ
スが厚肉部以外に漏れることがなくなり、成形不良の防
止と併せて厚肉部内に形成される中空部の断面積を十分
に確保できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で、図2の要部拡大
図。
【図2】本発明の一実施例を示す中空射出成形金型の断
面図。
【図3】樹脂成形品であるバンパーフェイシアの斜視
図。
【図4】従来の中空射出成形金型の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1…射出成形金型 2…コアブロック 3…キャビティブロック 4…キャビティ 5…樹脂成形品(バンパーフェイシア) 6…厚肉部 7…ガス注入口 8…ガスノズル 9…中空部 11…ヒータ(加熱手段) 12…冷却パイプ(冷却手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 雅臣 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−238699(JP,A) 特開 平5−31745(JP,A) 特開 平4−37511(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B60R 19/02 - 19/03 B60R 19/18 - 19/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形金型のキャビティに樹脂材料を
    射出して、表裏いずれか一方の面に局部的に厚肉の厚肉
    部を有する成形品を成形するとともに、前記キャビティ
    内の樹脂材料が未凝固の状態で、前記厚肉部の長手方向
    に対して所定角度をなすガス注入口から該厚肉部に相当
    する部分にガスを導入してその厚肉部の長手方向に沿っ
    て中空部を形成するようにした中空射出成形装置であっ
    て、 前記射出成形金型に、キャビティのうちガス注入口から
    のガス導入方向と厚肉部の長手方向との交差部であって
    且つ前記ガス導入方向と反対側の部分近傍を冷却する冷
    却手段を設けるとともに、前記ガス注入口を加熱する加
    熱手段を設けたことを特徴とする中空射出成形装置。
JP5312387A 1993-12-14 1993-12-14 中空射出成形装置 Expired - Lifetime JP3036335B2 (ja)

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CN1139472C (zh) * 1996-03-18 2004-02-25 株式会社理光 一种细长轴构件
JP2023103007A (ja) * 2022-01-13 2023-07-26 横浜ゴム株式会社 屈曲樹脂管の製造方法および装置

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