JP3142438B2 - 厚肉部分を具えたモールディング及びその製造方法 - Google Patents
厚肉部分を具えたモールディング及びその製造方法Info
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Description
ディングに代表されるモールディング及びその製造方法
に関する。
サイドモールディングを示している。サイドモールディ
ングM1はクリップ又は両面テープにより自動車Vのサ
イドボディに取付けられる。図6に示されるように、両
面テープTを利用する場合は、サイドモールディングM
1の裏面に座面40を必要とする。座面を形成すると、
その部分は厚肉となる。
サイドモールディングM1の表面側において、ヒケ、艶
斑等を生じ、外観不良となることは避けられない。1つ
の解決策として、図7に示されるように、厚肉部41を
リブ状に成形する手段がある。座面部分の樹脂量が比較
的小なるため、サイドモールディングM2の表面のヒケ
等の発生は低減される。
さくなるため、サイドモールディングM2の接着性を犠
牲にしなければならい。また、このようなリブ42を成
形するための金型の形状も複雑にならざるを得ない。放
電加工のような金型成形技術を必要とし、実用性に劣
る。
実厚肉部分を有するモールディングにおいて、その中実
厚肉部分のモールディング表面側に生じやすいヒケ等の
不具合発生を防止したモールディング及びその製造方法
を提供することにある。
ら離れる方向に延び、幅方向に離間する一対の中実厚肉
部分を有するモールディングであって、該モールディン
グは、さらに、前記一対の中実厚肉部分の中間位置に、
中空厚肉中空射出成形法により形成される中空厚肉部分
を有し、前記中空厚肉部分の中空部分を含む断面積は前
記中実厚肉部分 の断面積より大きく、前記中実厚肉部分
がモールディングの表面方向に押圧成形されたものであ
る自動車用モールディングにより前記課題を解決した。
製造される。まず、成形品であるモールディングの形状
と略々同じ形状のキャビティを持つ金型が用意される。
中実厚肉部分に対応する下金型には、モールディングの
厚み方向に進退動する可動型が設けられている。そし
て、そのキャビティ内に溶融樹脂が充填される。溶融樹
脂が固化しないうちに、中実厚肉部分の端面に当接する
可動型をキャビティの容積が縮小する方向に作動させ
る。流動状態にある樹脂には可動型から圧力が与えられ
る。そして、溶融樹脂の固化後に金型を開いて成形品が
取り出される。
ィングを製造することをも意図している。しかし、この
成形法をそのまま適用するには問題がある。すなわち、
複数の厚肉部分を有するモールディングを成形する場
合、ガスの流路が定まらない。その結果、肉厚の薄い部
分が形成されたり、厚肉部分にガスが進入しないという
問題を生じる。
するにあたり、まず、中実厚肉部分を一対設け、その幅
方向の中間位置にガス流路となる中空厚肉部分を配する
ことにした。そして、その中空厚肉部分の中空部分を含
めた断面積を中実厚肉部分の断面積より大きくすること
で、ガスの注入時にそのガスが中空厚肉部分を通じるよ
うに配慮した。溶融樹脂はキャビティ内の中空厚肉部分
に充填される。中空厚肉部分に充填された溶融樹脂にガ
スを供給すると、その溶融樹脂は断面積の大きな中空厚
肉部分を流動し、幅方向両側にある中実厚肉部分にも充
填される。そして、ガスの圧力を保持した状態で、中実
厚肉部分の端面に当接する可動型をモールディングの表
面方向に作動させ、溶融樹脂の固化後に成形品を取り出
すと、外観優美なモールディングが完成する。中央に中
空厚肉部分を配することで、ウェルドをなくすることも
できる。
ールディングは、中実厚肉部分の幅方向中間位置に、該
中実厚肉部分の断面積より大なる断面積で、中空射出成
形法により形成される中空厚肉部分を有するものとな
る。
する。図2及び図3はサイドモールディング10の製造
装置20を示している。金型は上下開きである。上金型
22と下金型24との間にキャビティ26が形成され
る。キャビティ26の形状は製造されるサイドモールデ
ィング10の形状に略々対応する。
2、意匠部12の裏面13から離れる方向に延びる一対
の中実厚肉部分14,14、及び、この中実厚肉部分1
4,14の幅方向略々中間の中空厚肉部分16からな
る。中実厚肉部分14,14は座面部分となる。中空厚
肉部分16は、中空射出成形法における樹脂流路又はガ
ス流路となる。中実厚肉部分14,14は、中空部分を
含めた中空厚肉部分16よりも断面積が小さい。キャビ
ティ26は、このようなサイドモールディング10の形
状に対応して形成されている。
融樹脂供給用スプール28、溶融樹脂量設定用バルブ3
0及び窒素ガス供給路32が設けられている。
サイドモールディング10の中実厚肉部分14に対応し
て可動型、すなわち、プランジャ34が配置されてい
る。中実厚肉部分14はサイドモールディング10の長
手方向に延びており、従って、プランジャ34もそれに
対応して長手方向に延びている。プランジャ34はサイ
ドモールディング10の厚み方向に進退動する。もっと
も、キャビティ26の容積を収縮させる方向であれば、
プランジャ34の進退動方向はサイドモールディング1
0の厚み方向でなくてもよい。
よって作動される。油圧ピストン機構36の代わりにエ
アシリンダ等の他のアクチュエータを利用することも可
能である。
ジャは後退位置にある。そして、スプール28からバル
ブ30及びゲートを介してキャビティ26内に溶融樹脂
が充填される。溶融樹脂が所定量に達すると、バルブ3
0が閉じる。次いで、ガス供給装置38からガス供給路
32を通じてキャビティ26内の溶融樹脂に窒素ガスが
送り込まれる。窒素ガスは断面積の大きな中空厚肉部分
16を通じて流れ、中空厚肉部分16を中心に溶融樹脂
を流動させる。溶融樹脂は、意匠部12を介して中実厚
肉部分14,14にも充填される。
油圧ピストン機構36が作動してプランジャ34が前進
位置に前進する。窒素ガスの圧力とプランジャ34の作
動圧は溶融樹脂全体に作用する。金型22,24は溶融
樹脂が固化するまで自然冷却される。しかし、勿論、強
制的に金型22,24を冷却してもよい。
伴ってその樹脂が収縮をしようとしても、可動型が樹脂
に対して圧力を加えるので、モールディングに厚肉部分
があっても、その表面にヒケ等の不具合が生じることが
ない。そして、従来のように、厚肉部分をリブ形状にす
る必要がなく接着性も良好であるから、モールディング
を自動車のボディへ強固に取付けることができる。ま
た、中実厚肉部分を一対設け、その中間位置に中空部分
を含む断面積が中実厚肉部分の断面積より大きい中空厚
肉部分を配したので、自動車への取付用座面となる中実
厚肉部分を複数設けても、溶融樹脂に供給されるガスは
断面積の大きな中空厚肉部分を通じて流れ、また、その
中実厚肉部分にも可動型から圧力を加えられるから、意
匠部の表面にヒケ等の不具合を生じさせることなく、自
動車への取付けに必要とされる形状のモールディングを
得ることができ、また、モールディングの表面からウェ
ルドをなくすることができる。
その溶融樹脂に一定の圧力を与えるようにしたから、ヒ
ケ等の発生を防止できる。また、成形されたモールディ
ングは自動車への取付性が良好である。また、厚肉部分
を有するモールディングを中空射出成形法を利用して製
造する方法であって、中実厚肉部分を一対設け、その中
間位置に中空厚肉部分を配し、中空部分を含む中空厚肉
部分の断面積を中実厚肉部分の断面積より大きくしたの
で、ガスの流動経路が一定化するとともに中実厚肉部分
にも均等に溶融樹脂を流動させることができる。また、
モールディングの表面にウェルドが現れることもなく、
外観優美なモールディングを製造することができる。
る自動車の斜視図。
ィングを製造するための装置の概略図。
のモールディングの断面を示した部分拡大斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 意匠部裏面から離れる方向に延び、幅方
向に離間する一対の中実厚肉部分を有するモールディン
グであって、 該モールディングは、さらに、前記一対の中実厚肉部分
の中間位置に、中空射出成形法により形成される中空厚
肉部分を有し、前記中空厚肉部分の中空部分を含む断面積は前記中実厚
肉部分の断面積より大きく、 前記中実厚肉部分がモールディングの表面方向に押圧成
形されたものであることを特徴とする、 自動車用モールディング。 - 【請求項2】 意匠部裏面から離れる方向に延び、幅方
向に離間する一対の中実厚肉部分を有するモールディン
グの製造方法であって、 前記一対の中実厚肉部分の幅方向の略々中間に位置する
とともに前記中実厚肉部分の断面積より大なる中空射出
成形用厚肉樹脂流路を具えたキャビティ内の前記樹脂流
路に溶融樹脂を充填し、 前記キャビティで樹脂の流動を生じさせるように該キャ
ビティ内の前記樹脂流路に充填された溶融樹脂にガスを
注入し、 前記ガスの圧力を保持し、 前記中実厚肉部分の端面に当接する可動型を該モールデ
ィングの表面方向に作動させ、 溶融樹脂の固化後に成形品を取り出すことを特徴とす
る、 モールディングの製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP6816694A JP3142438B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 厚肉部分を具えたモールディング及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP6816694A JP3142438B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 厚肉部分を具えたモールディング及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07251425A JPH07251425A (ja) | 1995-10-03 |
JP3142438B2 true JP3142438B2 (ja) | 2001-03-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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DE10234947A1 (de) † | 2002-07-31 | 2004-02-12 | Kunststoff-Technik Scherer & Trier Gmbh & Co Kg | Kunststoff-Spritzguß-Formteil |
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1994
- 1994-03-14 JP JP6816694A patent/JP3142438B2/ja not_active Expired - Fee Related
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